言葉
・友だちが大縄を跳んでいると、保育者と一緒に回数を数えたり、バイキングのナプキンを配る際に保育者に同じグループの子が何人いるかを数えて保育者に伝えたりなど、遊びの中で数の数え方を理解していた。
・保育者や友だちに褒められて嬉しいという気持ちから、自分自身の経験を元に、友だちに対して「すごいね」「上手だね」など、素直に褒められるようになってきた。
環境
・玩具を出して片付けをしても、カゴには入れるものの机に置きっぱなしになってしまうため、最後まで片付けるように伝えると、自分たちで意識をして片付けられるようになってきた。
・ちりとりを使うようになってから、少しでもゴミが気になると「ちりとりするね!」といい、自分から気付いて掃除をする子が数名いる。
表現
・節分制作で画用紙の切れ端や折り紙を使って眉毛や角を表現した。ハサミは以前よりも上手に使えるようになり、手首を器用に使いながら丸や四角などの形を切っていた。固定概念にとらわれず、ツノをたくさんつけたり、眉毛の色を黒ではなく、自分の好きな色で表現したりしている子が多かった。
健康
・鼻水が出ても吸ってしまったり、洋服の袖で拭いてしまったりしているため、自分からティッシュで鼻を拭いたりかんだりする子は少ない。
・空気の乾燥により、喉が痛いと訴える子が数名いたため、加湿をしたり、水分を補給したりして喉を潤すよう促した。
人間関係
・誰か困っていると教えてあげよう、助けてあげようとする気持ちから、友だちに対して声を掛けている姿が見られる。だが「じぶんでできる、じぶんでしたい」という気持ちから、感謝の気持ちよりも自我が強くなってしまうことがあり、そこで友だちと上手くいかないことがある。そのため、助けてくれることに対して素直に甘えることの大切さが分かるように関わった。