言葉
友だちに対して「なんでできないの」「ダメだよ」と否定的な言葉が多く飛び交うこともあったので、相手に言われて嬉しい言葉を子どもたちと一緒に考えた。「ありがとう」「すてきだね」と言われると嬉しいという声も聞かれたので、保育者も一緒に「言われて嬉しい言葉」と「そうでない言葉」を共有した。
環境
進級に向けて、食事の終了時間や午睡時間を時計の数字を使って知らせると、数字や時計に興味を持って保育者に尋ねていた。長い針、短い針などの大きさや、数字も少しずつ理解している様子だった。
表現
劇遊びや歌に対し興味を持っている子が多く、積極的に参加していた。初めは恥ずかしさもあり、声が小さくなることもあったが慣れてきて自信がつくと大きな声で発表する姿があった。歌は夢中になりすぎると声が大きすぎてしまう姿もあったが「優しく歌おうね」と伝えると落ち着いて歌うことができていた。
健康
鼻水が出ても気にせずそのまま遊び続ける子が多くいるので「お鼻拭いてね」「鼻水出てるよ」と伝えた。声掛けをするとすぐに気が付き自分で拭く姿があった。戸外遊びでは「暑いから着ない」「今は寒いから上着着る」と自分たちで考えて行動していた。
人間関係
おたのしみ会の劇遊びを通してクラスの結束力が強くなり、保育者の言葉掛けがなくても自然に互いを助け合おうとする姿がある。戸外遊びの際、上着のファスナーが出来ずに困っている子がいると「やってあげるよ」と優しく声を掛けたり、トラブルが起きると双方の話を聞こうとしたりする姿も見られる。