4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2019年度4月のまとめ

健康

少しずつ、基本的生活習慣は身に付いてきているが、手洗いを忘れてしまう子が多く見られた。その都度、声掛けし保育者が一緒にすることで手洗いの大切さを伝えていった。

環境

環境が変わったことで嬉しさや物の珍しさからか、活動の合間に玩具で遊び、次の行動まで時間がかかることがあった。片付けが苦手な子が多いので、自分で出した物を片付けてから次の玩具を出すことを伝え、保育者も一緒に行うことで習慣つくよう心掛けた。

人間関係

皆で遊ぶことよりも少人数でじっくり遊び、決まった友だちと遊んでいる姿が多く見られる。

遊びの中で、些細なことでトラブルがあり、自分の思いが通じなかったり、イメージした通りにならなかったりすると手や口が出てしまうことがある。トラブルにならないよう、子どもたちを見守り、時には保育者の仲立ちにより双方が納得して遊べるように伝えていった。

言葉

子ども同士で自分の思っていることや経験したことを伝えようとする姿が見られた。生活の中で、友だちに次に何をするのか教えてあげる時や間違ったことをしている友だちに正しいことを伝える際、大きい声や強い口調になることがあった。また、乱暴な言葉を使ってしまうことがあるので、どんな言葉を言われると嫌な気持ちになるのか一緒に考えていく。

表現

わらべうたの【なべなべそこぬけ】をすると、ひっくり返りなど何回か挑戦することで、できるようになっていた。また、横歩きもできるようになってきている。ぬりえでは、塗る前に何色にするかイメージをしてからぬりえをしている姿が見られた。…

4歳きりん組2018年度3月のまとめ

健康

アレルギーなのか、風邪なのか、鼻水が出ている子が多かったが、保育士が声を掛けなくても自分たちで鼻をかんでいた。戸外遊び後、給食やおやつ前の手洗い、うがいも自分たちから積極的に行う姿に成長を感じた。気温が高い日は薄着で、寒いと感じたら上着を着たりと、自分で衣服調節も行っていた。

人間関係

学年度末という事もあり、うさぎ組、ぞう組と一緒に過ごすことが多かった。うさぎ組と一緒だと優しく声をかけお兄さん、お姉さんらしい姿を見せていたが、ぞう組と一緒だと抱きついて甘えていて、まだまだ幼さを感じた。保育者に対しても今まで以上に甘え、進級の嬉しさだけではなく、寂しさも感じているようだった。

環境

最終週はぞう組保育室で過ごしたが、保育室、玩具が変わっても、最後までしっかり片づけようとしていた。園庭では砂場のシートを「片づけよう!」と友だちに声をかけて片づけたり、カメの餌やりや掃除を気にしたり、当番活動を積極的に行ったりと、様々な面で進級を意識した行動が見られた。進級してもこのまま継続して欲しい。

言葉

進級を意識する中で、友だちのことを呼び捨てせず、「○○くん」「○○ちゃん」と呼ぼうとする姿が見られた。友だちとのトラブルで感情が高まると、自分の意見を一方的に伝え相手の意見は聞き入れようとしない姿が見られたので、保育士が間に入ることで冷静に話し合っていた。

表現

友だち、先生へのプレゼントを作ると、自分で考えて絵や言葉を描いていた。以前は内容が思い浮かばず、描き始めるまでに時間がかかっていたが、想像力が豊かになったことを感じた。

卒園式のお祝いの歌、言葉は練習の時からぞう組のことを思い、心を込めてうたうことができた。ぞう組の歌を聞いて歌詞の意味を理解し、涙したり感動していた。…

4歳きりん組2018年度2月のまとめ

健康

インフルエンザにかかる子がいたり、鼻水、咳などで体調を崩す子もいたが、全体的には元気に過ごしていて出席率は良かった。手洗い、うがいが身につき、丁寧に行うようになってきた。髪が長い子は結ぶ、気温に応じて衣服を調節するなど、自分で判断して出来るようになってきたので、引き続き自分で取り組めるように働きかけていく。

人間関係

遊びをぞう組に教えてもらったり、ドッヂボールに一緒に参加したりと、ぞう組と関わる機会が多かった。その経験から、きりん組で鬼ごっこをしていると、自然と他の子も参加し、大人数で遊ぶようになった。また、ルールを守って遊ぶことの楽しさが分かってきた。

環境

片付けの時間になると、すぐに片付けるようになってきた。保育士が持っている玩具を「持って行ってあげる」と声を掛けたり、自分達から積極的に片付けを行う姿に成長を感じた。砂場のシートの片付けなど、ぞう組の仕事にも興味を持っていて、きりん組で協力してシートを広げる姿も見られる。ぞう組の普段の姿をよく見ていることを実感した。

言葉

自分の気持ちを単語で伝えてしまうことがあるので、「○○したいから△△」など、文章で伝えるように働きかけてきた。また、今までは常に大きな声で元気よく話していた子も、状況に応じた声の大きさが少しずつ分かってきたので、友だちに教える姿も見られるようになった。

表現

卒園を祝う会に向けて言葉、歌の練習を行ってきた。自分達から「練習したい!」と言って積極的に取り組み、在園生代表という意識が高まっている様子だった。ぞう組への「ありがとう」の気持ちを言葉、歌に込めて表現した。歌をうたうことを楽しんでいて、様々な曲を歌いたがっていた。…

4歳きりん組2018年度1月のまとめ

健康

鼻水はまだまだしている子もいるが、体力もついてきたことから、体調を崩す子が減ってきた。子どもたちも意識して手洗いうがいをし、水分も良く取っていた。戸外でも体を積極的に動く姿が見られ、寒い中でも活発に活動していた。その反面、寒い日は外遊びの時間を短くして体調を崩さないよう配慮した。

人間関係

集団で鬼ごっこを楽しんでいる。ルールも分かるようになってきたことから正しいルールで行う楽しさを感じている。中には、鬼になりたくなかったり、鬼にずっとなっていたかったりと自分のルールを作ってしまうことがあったが、経験を通して正しいルールで行う楽しさを伝えている。新しい遊びにも積極的に参加している姿も見られるので、遊びの幅を広げていきたいと思う。

環境

ヒヤシンスの花を毎日子どもたちが使う、水道近くに置くことで、花がどんどん成長していくのかを子どもたちが気付いて観察していた。また、花が咲いたことで匂いも感じられ、初めは花に興味を示さなかった子も変化に興味を持ち、成長を喜んでいた。

言葉

集団遊びが多くなったことで、トラブルや喧嘩になることもあるが、自分の思いを伝え合い、「ごめんね」という言葉だけでなく、言い合ったことで自然と子ども同士で仲直りできるようになってきた。また、相手の気持ちを受け止めることもできるようになってきたので、自然と「ごめんね」と言葉にできる機会が増えた。

表現

凧作りや鬼のお面作りでは、自分の思ったイメージ、作品を思い浮かべ、オリジナルの作品を作ることを楽しんでいる。今までは、自分の好きなように作品を作る際、どうしたらいいかと悩んでいることもあったが段々と自分だけの作品が出来上がっていく嬉しさを感じていた。…

4歳きりん組2018年度12月のまとめ

健康

寒さから手洗いを簡単に済ませてしまう子がいたので、手洗いの歌をうたったり、クマのお医者さんが登場する絵本を読んだ。その後は丁寧に手洗いうがいをする子が増えたが、水道が長蛇の列になってなかなか進まない事もあった。今後も意識して手洗いうがいを行うように日々働きかけていく。

人間関係

何人かで鬼ごっこなどの集団遊びをして遊ぶようになって来た。初めはルールよりも鬼役ばかりになってしまうこともあった。日々の遊びの繰り返しの中でルールを守って遊ぶ楽しさを知り、2~3人で遊び始めていたのが徐々に10人程に増えていたりと、大人数で遊ぶことも楽しむようになって来ている。

環境

気持ちよく年を越せるように、自分のロッカー、下駄箱の整理整頓を行い、雑巾で拭いてピカピカにするなど大掃除をした。その日から下駄箱に砂が溜まっていると自らミニ箒を使って綺麗にする姿が見られるようになった。また、友だちが絵本を整理していたり玩具を種類ごとに丁寧に片づける様子を見て真似たりと、身の回りのことに対する意識が変わって来ている。

言葉

いつでも大きな声で話すのではなく、友だちと話す時、みんなの前で発表する時、お昼寝の時間など、状況に応じた声の大きさの調節ができるようになって来た。気持ちが高ぶると大きくなり過ぎてしまうこともあるので、その都度伝えていきたい。

玩具を取って欲しい時に「先生、○○」などと単語で伝えてしまう子が多い。玩具をどうしたいのかなど、相手に単語ではなく文章で伝えられるように働き掛けていきたい。

表現

おたのしみ会では、役になりきることを楽しみ、舞台で行ったことで自信に繋がった様子。その後はクリスマスへの期待から、1人がクリスマスソングを歌っていると、浸透していって何人かで熱唱していたり、玩具を楽器に見立てて歌いながら鳴らしたりとクリスマスムード一色だった。…

4歳きりん組2018年度11月のまとめ

健康

鼻水、咳をしている姿が多く見られた。鼻水が出ていることに気付き、鼻をかむことができているが、遊びに夢中になり、出ていることに気付かないこともあったので声を掛け知らせていった。

人間関係

お楽しみ会の練習を通して、みんなで協力して一つのことを行うことへ意欲的になってきた。困っている友だちを助けたいという気持ちも芽生えてきて、教える姿も見られた。しかし、相手のことを考えていても、一方的なこともあるので、その都度伝え方を知らせていった。

環境

室内の環境に慣れてきたことで、玩具の場所を把握し、片付けが早くなった。以前は、保育者が中心になって片付けを進めていたが、子どもたち自身で友だちと教えあって協力して片付けをしている。また、時計で片付けの時間や、活動の時間を伝えていた為、時計を見て、自分で遊びの終わりを決め、次への活動に取り組むことできるようになってきた。

言葉

集団で遊ぶことが増え、友だちと言葉でのやり取りや話し合って遊ぶことに喜びを感じている。しかし、友だちとの関わりで気持ちが同じでなかったとき、気持ちの違いにぶつかり合うことも多い。相手の気持ちに気付き、受け入れられることも増えてきたが、思ったことを上手く言葉で伝えることがまだまだ難しいこともある。

表現

お楽しみ会の練習の初めの頃は、人前に立って演技することへの恥ずかしさが強く、台詞の声が小さく動作も硬かったのが、段々と自信を付け、演じる楽しさ、みんなで一つのことを行う達成感を感じていた。…

4歳きりん組2018年度10月のまとめ

健康

日中と朝夕の気温差が激しくなったためか、咳や鼻水の症状が出る子が増えてきた。自分から鼻水をかんだり、外から室内に入った時や給食やおやつの前は、歌に合わせて楽しみながら手洗いをしっかり行う姿が見られた。うがいもしっかりする習慣をつけていきたい。

人間関係

運動会で友だちと協力することの楽しさを経験したことで、大人数で遊ぶ姿が見られるようになり、友だちと遊びの内容を考えたり、ルールを話し合ったりすることが増えた。まだ自分の気持ちを優先してしまいなかなか結論が出ないこともあるが、周りの友だちが優しく声を掛けたりと、思いやりの気持ちも出てきたので、優しい気持ちが育って欲しい。

環境

ヒヤシンスの水栽培を始めた。室内で常に観察できるので、日々少しづつ根が伸びて成長していく変化を楽しんで観察している。
室内だけでなく、園庭の玩具の片づけも自分たちで積極的に行うようになった。自分が使っていない玩具もどんどん片づけられるようになり、成長を感じた。

言葉

友だちに対して乱暴な言葉を使ってしまうことはあるが、周りの友だちが気づいて教えてあげる姿が見られるようになった。「ありがとう」「いただきます」「おやすみなさい」 などの日常の挨拶を誰かが元気良く行うことで、クラス全体に浸透していき、お互いに良い影響を与えている。

表現

お楽しみ会に向けての歌をうたっているが、ただ歌うだけでなく歌詞の意味を物語のように理解した上でうたうようにすると、感情を込めてうたえるようになってきた。劇の練習も始まっているので、役になりきって楽しく自分を表現できるように進めていきたい。…

4歳きりん組2018年度9月のまとめ

健康

朝夕は涼しくなってきたが、日中は動いて汗をかいていたので、汗をかいた時はタオルで拭いたり、着替えるようにした。夏の間の積み重ねで、保育士が声を掛けなくても自発的に着替える姿が見られた。また、脱いだ衣服を丁寧に畳むなど、身の回りの整理整頓が身について来た。

人間関係

運動会練習を通して、友だちと協力して頑張る気持ちが少し芽生えてきた。その反面、自分の気持ちを主張してばかりで、相手の気持ちを受け入れられない姿も見られたので、相手にも思いがあることを伝え、少しずつ理解し受け入れられるように援助していく。

環境

日々同じ活動でも、毎日同じではなく手順を変えて行ってみると、各々よく聞いて取り組もうとする姿勢が見られた。また、活動によって場所を変える事で、導線がスムーズになり、落ち着いて行動する事が出来た。

雨が降る日が多かったので、雨上がりの園庭では、カタツムリを見つけ観察して楽しんでいた。以前読んだ本の内容をよく覚えていて、思い出しながら観察していた。

言葉

「ごめんね」「ありがとう」「おやすみなさい」など、日常の基本的な挨拶を自分から言えるようになって来たが、まだ促されないと言えないことも多いので、自分で気づけるように引き続き働き掛けていく。

友だちに乱暴な言葉を使ってしまうことが多いので、相手の気持ちになって話せるようにその都度伝えていく。

表現

運動会のお遊戯は「お祭り」がテーマに、一人一人が楽しんで取り組んでいた。それぞれ、自分のイメージした「お祭り」を低く低音の声で表現したり、メリハリのある動きで表現したりしていた。

歌をうたう時に「大きな声」ではなく、「きれいな声」を意識してうたうようになって来た。その中で、歌詞の意味も理解した上で、思いを込めてうたえるように働き掛けた。…

4歳きりん組2018年度8月のまとめ

健康

プール遊びでは寒いと話す子どもは先に上がり、お湯のタライに入るなど、無理なくプール遊びを行っていった。また、プールを行なわない日でも汗をかいた時は、シャワーをして気持ち良く過ごしていけるように配慮した。

人間関係

生活の中でのルールや約束を分かってきたことにより、友だちに教えたい気持ちが強く、指摘が多くなってきた。友だちのことが気になり自分のことが見えずに行動が遅くなっていることがある。友だちを助ける気持ちを大切に自分のことも行なえるようにしていく。

環境

玩具や棚の位置が変わってから片付けがスムーズにできるようになった。以前は、「どこに片付けるの?」と子どもたちが片付ける場所が分かっていないこともあったが、今では自ら進んで片付けるようになってきた。写真と一緒のように揃えて入れることを意識しているようだった。

言葉

それぞれ友だちとの関わりを楽しみ、相手のことも考えながら話すことができるようになってきた。しかし、気持ちが高ぶり、言ってはいけないと分かっていても相手を傷つける言葉を言ってしまうことがあった。伝えたい気持ちを素直に伝えられず喧嘩になっていることもあったので、素直に自分の思いを伝える大切さを伝えていく。

表現

作って遊べるオバケの制作をした。作った作品を見せると、「面白い!」と子どもたちの興味が高まり、絵を描いたり、シールを貼ったりと作業を積極的に行っていた。できた作品を他のクラスに見せにいくと、作り方を堂々と発表する姿が見られた。…

4歳きりん組2018年度7月のまとめ

健康

体調を崩したり、感染症になる子がいて、長引く子が多かった。

気温が高く暑い日が続いたので、水分補給を十分に摂るようにこまめに声をかけたが、徐々に自分から活動の区切り毎に水分補給するようになった。汗をかいた時は、タオルで拭いたりシャワーを浴び、身体が冷えないように着替え、衣服調節するように声をかけた。まだ暑い日が続くので、体調の変化に気をつけたい。

人間関係

にこにこまんの活動が増えていく中で、異年齢の関わりを意識するようになった。5歳児の真似をしてみたり、3歳児には手本になるように頑張りを見せたりと、自分達が年上であることに喜んでいた。友だちとのトラブルはあるが、自分の気持ちを一方的にぶつけるだけでなく、相手にも思いがあることを伝えている。

環境

玩具が増え、片づける場所など保育室の環境設定が変わったので自分達できちんと片づけようとする意識が出てきた。また、次に使う人のことを考えて片づけるということも知り、少しずつだが実践する姿が見られる。

プール遊びを通して、水の気持ち良さを感じることができた。水にも慣れ、楽しんでいたので、更に遊びの幅を広げて楽しんでいきたい。

言葉

話す時、返事をする時に相手の目を見る意識が出てきた。また、状況に応じた声の大きさを自分で考えたり、友だちに教える場面が見られた。遊びに夢中になると声の大きさを調整できないことがあるので、その都度自分で気づけるように声をかけている。

日常の挨拶が徐々に身についてきて、自分から挨拶するようになってきた。また、「ありがとう」と自然に言えるようになって来たので、「ごめんね」も自分から言えるようになるように働きかけていきたい。

表現

歌が好きなので、次々と新しい歌を歌いたがるようになった。歌の意味を物語調に理解することで、歌詞もよく覚えていた。

野菜(きゅうり、オクラ)を育てたことで野菜に興味を持ち、苦手な子も食べてみるようになった。食育でとうもろこしや枝豆の皮をむいたり、うちわ制作で野菜スタンプを行うと喜んで取り組んでいたので、子どもたちの興味関心を大切に、今後も繋がりを持った保育を行っていきたい。…