4歳きりん組2020年度10月のまとめ
言葉
「いつ どこで だれと」の意味を少しずつ理解し、会話の中に交えて相手に伝えようとしている。「明日」「昨日」「今日」が混ざってしまうこともあるが、自分の経験したことや家族の話を保育者や友達に聞いて聞いて欲しい様子が見られた。また保育者に話しを聞いてもらい、相槌を打ってもらうと嬉しそうな表情を浮かべる子が多くいた。
環境
テラスや散歩に行くことを伝えると、自分たちで靴下の箱をテラスへ持って行く子や、友だちの帽子を見つけると渡してあげている子など、自分だけでなく周りの友達のことを気に掛けて行動しようとする姿が見られた。園庭での自由遊びでは、りす組やうさぎ組の玩具の片付けを手伝おうとする姿や、自分が使っていない物も片づけようとする姿が見られるようになり、周りの友達を意識して過ごすことが増えてきた。
表現
折り紙が好きで本を見て同じものを作ったり、以前制作でおこなったちぎり絵を思い出し、自分がクレヨンで描いたものにちぎって貼ったりすることを楽しんでいた。文字への興味も強く、あいうえお表を見てカタカナを覚えようとする子や、文字を書こうとする子もいた。自由遊びでは3、4人で集まりアニメのキャラクターになりきって、それぞれの役目を自分なりに演じて遊ぶことが増えた。
健康
インフルエンザの予防注射を打つ子がほとんどだった。登園後の手洗い、うがいも習慣化してきてはいるが、雑になってしまう場面が見られるので丁寧に行えるよう声を掛けている。玩具や棚の掃除、定期的な空気の入れ替えなどこまめにおこない、感染症予防に努めた。咳やくしゃみをした後に、服の裾や袖で拭いてしまう子が多くいたので、ティッシュや手洗いをすすめ、清潔に保てるように心掛けた。
人間関係
友だちがお茶やスープをこぼすとすぐに駆け付け雑巾で拭いている姿や、制作で分からず困っている子がいると「やってあげる」と手を差し伸べたりすることが増えてきている。互いを助け合おうとすることが多くなったからか、分からないことがあるとすぐに保育者に尋ねるのではなく、近くにいる友だちに聞くことが増えてきた。
「○○ちゃんとふたりであそびたい」「○○ちゃんじゃないとやだ」といったこだわりがある子もいるが、活動や状況に応じて色々な子と関わることができるよう配慮し、見守った。…