3歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

3歳うさぎ組2023年度12月のまとめ

言葉

言葉の伝え方や、言われて嬉しい言葉などを共有したことを覚えていたのか、友だちに対して優しい口調で自分の気持ちを伝えようとする姿が見られた。また今までは単語のみでのやり取りが多かったが、きちんと「~したい」「~してください」と自分の気持ちを話すことができるようになる。

環境

カレンダーの日めくりや、給食の終わり時間を意識する姿がある。数字がまだ理解できない子もいるが、20まで数えることができるようになったり自分の誕生日の数字を知らせたりする子もいる。また人数を数えたり、椅子の数を数えたりすることも自分たちでできるようになった。

表現

おたのしみ会を経験し、人前に立って話したり発表したりすることに自信がついたように感じる。友だちや保育者との関りも深まったように感じ、表情も豊かになってきたように感じる。いい感情だけではなく、遊びの中での悔しさ、悲しさ、もどかしさなど成長につれて様々な感情を経験している様子が見受けられている。

健康

上着のファスナーがスムーズにできるようになる。先月同様、寒さに応じて衣服の調節も少しずつできるようになっている。手洗いの時に石鹸を泡立たせずに手に付けてそのまま流してしまう子が多いので、きちんと手をこすり合わせて洗うことが出来るよう「ごしごししようね」と伝えたことで、洗う時に「ごしごし」と言葉にしながら洗う姿も見られた。

人間関係

友だちとトラブルがあると保育士に言いに来る子がいるので、まずは自分の気持ちを自分の言葉で相手に伝えられるよう促した。相手にされて嫌なことを、本人に直接言ってはいけないと感じている子が多くいるので、「嫌だったらお友だちに言ってもいいのよ」と簡単な言葉掛けを心掛けている。…

3歳うさぎ組2023年度11月のまとめ

言葉

友だちに対して「なんでできないの」「ダメだよ」と否定的な言葉が多く飛び交うこともあったので、相手に言われて嬉しい言葉を子どもたちと一緒に考えた。「ありがとう」「すてきだね」と言われると嬉しいという声も聞かれたので、保育者も一緒に「言われて嬉しい言葉」と「そうでない言葉」を共有した。

環境

進級に向けて、食事の終了時間や午睡時間を時計の数字を使って知らせると、数字や時計に興味を持って保育者に尋ねていた。長い針、短い針などの大きさや、数字も少しずつ理解している様子だった。

表現

劇遊びや歌に対し興味を持っている子が多く、積極的に参加していた。初めは恥ずかしさもあり、声が小さくなることもあったが慣れてきて自信がつくと大きな声で発表する姿があった。歌は夢中になりすぎると声が大きすぎてしまう姿もあったが「優しく歌おうね」と伝えると落ち着いて歌うことができていた。

健康

鼻水が出ても気にせずそのまま遊び続ける子が多くいるので「お鼻拭いてね」「鼻水出てるよ」と伝えた。声掛けをするとすぐに気が付き自分で拭く姿があった。戸外遊びでは「暑いから着ない」「今は寒いから上着着る」と自分たちで考えて行動していた。

人間関係

おたのしみ会の劇遊びを通してクラスの結束力が強くなり、保育者の言葉掛けがなくても自然に互いを助け合おうとする姿がある。戸外遊びの際、上着のファスナーが出来ずに困っている子がいると「やってあげるよ」と優しく声を掛けたり、トラブルが起きると双方の話を聞こうとしたりする姿も見られる。…

3歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

言葉

保育者や友だちが言った言葉に対して、意味を理解出来ておらず笑ってからかう姿が見られた。注意するだけでなく言葉の意味を説明したことで少しずつそのような姿は見られなくなっている。

環境

新入園児が入園し、初めは遠慮する姿が見られたが慣れてくると一緒の空間で遊んだり、園での生活の仕方を教えたりする姿があった。毎日、朝に日付や天気の確認、出欠確認などすると日付の数字に興味を示していて、10以降の数字も少しずつ理解してきている様子が感じられた。

表現

劇あそびを始めると、役決めの時から楽しみにしていたこともあり積極的に参加する子がほとんどだった。保育者の援助がなくても、子ども同士でセリフや動きを出しながら雰囲気を味わっていた。ハロウィンやクリスマスが近づいてきていることを理解しているようで、塗り絵やお絵描きでは色をじっくり選び、オレンジや赤、緑や紫などを使い楽しんでいた。

健康

季節の変わり目で鼻水や咳が多く見られる。積極的に受診し、薬を服用している子もいるがなかなか症状が治まらない子もいるので、体調に配慮しながら過ごすよう心掛けた。鼻水を拭いた時に、顔に付いてしまう姿が見られたのでウェットティッシュでこまめに拭き、清潔に保てるようにした。

人間関係

進級に向けて、自分のした行動や言ったことで相手が悲しんだり、トラブルになったりした際に子ども同士で話し合いをする機会を増やしている。クラスとしての団結力は感じられるが、相手の気持ちを想像し、相手を傷つけずに自分の気持ちや思いを伝える方法を保育者が仲立ちしながら一緒に考えていけるよう援助している。…

3歳うさぎ組2023年度9月のまとめ

言葉

意図せず保育者や友だちに心無い言葉を言ってしまうこともあるが、保育者が相手の気持ちや表情に気が付けるような言葉かけをするとすぐに気が付き、言い改めている。家庭でもそのような様子が見られる子が多いとのことなので、園と家庭で姿を共有する。

環境

新しい環境設定にも慣れ、好きなコーナーでそれぞれ遊びを楽しんでいる。今までの環境と変わったので、落ち着いて遊ぶことができない子もいるが保育者が遊びに誘うと落ち着いて遊ぶことができる。数字やひらがなにも興味を持ち始めていて、自分の名前に使われている字を嬉しそうに知らせる子もいる。

表現

運動会では保護者の前で泣くことなく、遊戯や競技に楽しそうに参加している。また運動会で多くの人の前に立ち発表したことで自信に繋がったのか、以前よりも表情が柔らかくなる。ワミーやレゴ、井形ブロックで身を着飾ったり、電車の駐車場を作ったりして友だちとアイデアを出しながら遊んでいる姿がある。

健康

暑さも和らぎ、戸外に出て遊ぶ時間が増える。蚊が多く、刺されると赤く腫れてしまう子やかきむしってしまう子もいたので、場合に応じて冷やしたり絆創膏を貼ったりして様子を見た。季節の変わり目で、気温差により咳や鼻水が多く出ているので衣服の調節や室内の空調に配慮した。

人間関係

特定の友だちだけでなく、遊びに合わせていろいろな子と遊ぶ姿がある。新入園児ともすぐに打ち解け、仲良く遊んでいる。幼児クラスでの集団生活にも慣れ、他クラスのお兄さん、お姉さんの遊びに興味を示し遊びを真似たり、混ぜてもらったりする姿もある。…

3歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

言葉

友だちや保育者が咳やくしゃみをすると「だいじょうぶ?」と心配そうに声を掛ける姿がある。保育者が集団に向けて話をしようとするが、数名視線が合わない子がいたので全体に目を見て話しを聞くことができるよう促したことで目線が合うようになった。自分が話す時だけでなく、相手の話を聞くときに目線が合う子も増えてきている。

環境

玩具の内容を変えて小さなレゴブロックを出すと車や飛行機、家を作り集中して作っていた。またコーナーも遊びの様子に合わせ、じっくりと遊び込むことができるように小さな空間を意識して設定したことで、落ち着ける空間でのんびりと遊んでいた。レゴは床で遊んでいることが多いので、椅子に座って遊ぶように促したことで少しずつ座って遊ぶことができるようになっている。

表現

運動会の遊戯を楽しみにする。ダンスや体操遊びが好きな子が多く、遊びの中で「ダンゴムシ流して」「おどりたい」と保育者にリクエストする子もいる。サーキットではミニハードルや走る曲線部分で友だちと競い合うのが楽しいようで、負けて悔しがる子もいるが楽しんで参加している。

健康

戸外で遊べる日が少しずつ増えたことで、午睡時間にはほとんど全員が眠っている。午睡をしたことで午後の機嫌も安定している。季節の変わり目で咳や鼻水がたくさん出ていたので早めの受診をお願いし、家庭と子どもの体調について情報を共有し連携をとることができた。

人間関係

特定の友だちだけでなく、遊びに合わせていろいろな子と遊ぶ姿がある。新入園児ともすぐに打ち解け、仲良く遊んでいる。幼児クラスでの集団生活にも慣れ、他クラスのお兄さん、お姉さんの遊びに興味を示し遊びを真似たり、混ぜてもらったりする姿もある。…

3歳うさぎ組2023年度7月のまとめ

言葉

友だちや保育士に対して言葉が強くなったり、言い方がはげしくなったりすることがあるので、その都度優しく話せるよう促した。言葉の数が増え、先月に続き言葉でのやり取りが活発になってきているが、今まで同様玩具の取り合いになるとすぐ言葉が出ず「あー」「ダメ」が先に出ているので、その後にきちんと自分の思いを伝え、互いが納得できるようなやり取りを保育者が促している。

環境

当番活動表を作成し、毎日朝に保育者がめくっている。自分たちのチームが当番だと分かると喜んでいる姿がある。また自分のチームが分からなくなる子もいたので、マークを用いて目で見てわかるような表を作り設置したことで、自分たちで表を見て気付くことができるようになった。

表現

絵本が大好きで、保育者に読んでもらおうとするだけでなく、絵を見ながら自分でストーリーを作り友だちと読み聞かせをしている。制作では色選びや形にこだわるようになり、自由に取り組む姿がある。プール前にダンゴムシのダンスを踊ると、自由に振り付けして楽しむ姿もあった。

健康

プール前後の着替えでは、外や周りに自分の体が見られないように着替えることを伝えると、素早く着替える姿が見られるようになる。また、プール前の準備運動では様々なダンスや体操を取り入れ、体を良くほぐしてから参加したことで大きな怪我もなく過ごすことができた。

人間関係

保育者の反応を見て態度や言葉遣いを変えることもある。友だちとトラブルになった時に、自分の気持ちを言葉で伝えられず納得できない様子も見受けられたので、まずは自分がどうしたかったのかを言葉にして相手に伝えられるように促した。手が出ることはなくなり、言葉でのやりとりで解決できることも増えた。…

3歳うさぎ組2023年度6月のまとめ

言葉

生活に必要な言葉や、大人に遣う言葉などが多く見られるようになる。自分の気持ちを言葉に出来るようになり、進級時に比べると意思の疎通がスムーズになった。単語を並べて意思を伝えようとする子もいたので、きちんと会話になるよう促したり保育者が気持ちを代弁したりしたことで、時間はかかっていたがきちんと気持ちを伝えようとする姿があった。

環境

人数確認や、1日の予定を話す際に天気に関心を抱くようになる。「晴れてるね」「曇っているけど暑いね」など天気だけでなく気温にも気づく子がいた。数に興味を持ち始めており、1から10までは分かっている子が多いが11以降が分からず「おしえて」「なんだっけ」と保育者に尋ねる姿が見られたので、モノの数や大きさなどに興味を持てるよう関わった。

表現

6月の制作で「雨」のスタンプをすると、テラスに出て降っている雨を見ながらスタンプを押す場所や色にこだわっていた。はさみを使った制作では、持ち方や力の入れ方が分からず不安そうな表情を浮かべている子もいたが、保育者がそばで持ち方などを伝えると、1回切りの感覚を楽しんで切っていた。

健康

戸外遊び後の体拭きでは、顔を拭くと「さっぱり」「気持ちいい」と清潔感を感じていた。着替えの際には裸にならない、すぐに服を着るなど集団生活の中での自分の体の大切さを伝えていった。発熱がなくても咳が多く出ている子や、普段よりも食事量が少ない子も見られたので降園時に保護者にも伝え、園と家庭で子どもの体調を共有した。

人間関係

新入園児の子も園生活に慣れ、友だちとの関わりが多く見られるようになる。3,4人の小さな集団でごっこ遊びや虫探しなどをするようになったことで、今まで同じ空間で遊んでいた子たちが戸惑う姿もあったが、保育者が間に入り他児と関わって遊べるよう促したことで自ら集団に入って遊んでいた。言葉の数も増えトラブルも少しずつ減ってきている。…

3歳うさぎ組2023年度5月のまとめ

言葉

先月に続き「ダメ」「イヤ」等の意思表示ははっきりとしているが、遊びの中での友だちのやりとりや、話す際に言葉がうまく出ないことがあるので引き続き仲立ちが必要。保育者や友だちに手伝ってもらった時など「ありがとう」」と自分から感謝の気持ちを伝える子が増えてきた。

環境

保育室内のコーナーで好きな遊びを楽しんでいる。ままごとコーナーに大きめの机を置くと机として皿やコップを並べたり、人形を横に寝かせて検温したり注射を打ったりするなどお医者さんごっこを楽しんだりと遊びに合わせて活用していた。また遊んでいて必要ない際には保育者に「これつかわない」と知らせる子もいた。

表現

にこにこまんグループで楽しんだじゃんけん列車や、からだ☆ダンダン体操を好んで行っている。はじめは興味がなかった子も、保育者や友だちの誘いを受け参加するようになった。園庭や室内で体操のリクエストをしてくる子が多くいるので、場所の確保や時間を設定して自由に楽しめるよう工夫していきたい。

健康

気温差が激しくなり、お漏らしをする子が増えた。今までは少量のお漏らしは濡れたシャワータオルで拭いていたが、量が多い時にはシャワーをして清潔にした。またシャワーをする際に不安そうにする子もいたので「きれいにしようね」「お風呂と一緒よ」と子どもが安心できるような言葉掛けを意識して関わったことで、嫌がる姿は見られなくなった。

人間関係

先月に続き友だちを選んでいる姿がある。自由遊びの時は見守っているが、散歩時や給食の際には出来るだけ色々な子と関わることが出来るよう引き続き配慮している。朝登園時に泣いてくる子もいたが、担任や友だちが声を掛けるとすぐに気持ちを切り替え、遊びに入っていけるようになった。…

3歳うさぎ組2023年度4月のまとめ

言葉

簡単な言葉で自分の気持ちを言葉で表そうとする。「ダメ」「イヤ」と強く意思表示をする子が多く、保育者の仲立ちが必要。保育者や友だちが困っていたり泣いていたりすると「大丈夫?」と声を掛けていた。言葉の数はまだ少ないが、自分の言葉で気持ちを伝えようとしている。

環境

新しい担任や保育室に慣れ、好きなコーナーで自由に遊んでいる。保育室内に飾ってある日付の掲示に興味を持っている子が多く「めくって」「おてんきは、はれだね」と毎朝めくることを楽しみにしている。乳児クラスの時から遊んでいる大きな井形ブロックを人形のお家に組み立てたり、仕切りとして使ったりと子どもたちなりに工夫して遊んでいる姿が見られている。

表現

折り紙やスタンプ遊びをすると、それぞれ好きな色を選び制作遊びを楽しんでいた。遊びの中でそれぞれ役割を決め、役になりきってごっこ遊びを楽しむ。幼児クラスになり新しいクレヨンと自由画帳を使い、好きな食べ物を描いたり色を全て使ったりして友だちや保育者に見せようとしている。

健康

咳や鼻水が出る子が多くいた。家庭での薬の服用状況や、園での様子をこまめに伝えたことで子どもの様子を家庭と共有した。気温が高くなる日が多く、子どもたちが自分で半袖を選んで着る姿が見られた。暑い日が続いていたので、戸外遊びの際も水分補給と休息を多く取り入れ、安全に遊ぶことが出来るよう配慮した。

人間関係

散歩に行く時に特定の他児と手を繋ぎたがる子や、給食の際に好きな子の隣で一緒に食べようと誘う子など、友だちとの関わりを深く求めようとしている。友だちを選んでしまう場面も多くなってきたので、保育者が間に入り相手の気持ちに気付けるよう促した。朝夕の合同保育時間では、積極的に4,5歳児と関わりを求め遊びに入れてもらっている。…

3歳うさぎ組2022年度3月のまとめ

健康

・鼻水や咳が出る子は数名いたが熱が出る子はなく、全員が登園した日もあり元気に過ごしていた。

・暖かい日が増えたこともあり、「外行きたい」「散歩がいい」と言う声も多く聞こえるようになり時にはジャンパーを着ずに戸外で思い切り身体を動かして遊んでいた。

人間関係

・「一緒にあそぼ」と誘ったり、「いれて」と声を掛けたりして気の合う友だちと遊んでいる。

・戸外に出る際には「〇〇であそぼ」「一緒に手を繋ごう」と友だちに声を掛ける子の姿も見られる。

・姉妹児がいることもあり年下クラスの子を気に掛けて園庭で一緒に遊ぶ姿も多くなった。

環境

・月始めから登園時に玄関対応になり不安がる子や戸惑う子の姿が多く見られた。なるべく保育者が登園の様子を見守り「おはよう」と優しく声を掛けて安心して入室できるようにした。

・玩具の片付けをしてもぐちゃぐちゃに種類の違う玩具を1つの箱に片付けていることが多いので、1つの箱に同じ玩具を片付けることを伝え少しずつ片付けられるようになってきた。

言葉

・友だちや保育者と言葉でやり取りをしながら過ごしている。トラブルの際も「ごめんね」「いいよ」だけでなく、「今使ってるよ」「その言い方怖いよ」と自分の思いを言葉で伝える姿が増えてきた。

・「〇〇したらだめだよ」といけないことを言葉で教えてあげる姿も増えてきている。

表現

・先月に続き折り紙で自分の好きな形を作ることが大好きな子が多く、押し入れの扉に作ったものをセロハンテープで貼って飾る子がいた。“ぞう組さんのプレゼントでチューリップを作る”と説明をしても1枚折ると自分の作りたいものを作っている子がいた。

・制作で手形を取るとほとんどの子が興味を持って意欲的に手形を取り喜ぶ姿があった。…