3歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2024年度4月のまとめ

健康

戸外あそび後や食事前の手洗いの習慣が身についてきて、自分たちから自主的に行なっていた。排泄後の手洗いを忘れてしまうことがあるが、声を掛けると丁寧に行っていた。
月の中旬ころに体調を崩し、熱、鼻水、咳が出る子が多かった。生活環境が変わり、疲れが出ている様子だったので、家庭と園での子どもの様子を丁寧に伝え合うようにした。

人間関係

新しい環境と保育者に少しずつ慣れ、笑顔と言葉が増えて安心してすごしている様子がうかがえた。また、保育者に甘えたり、困ったときには援助を求めたりする姿が見られた。
友だちと『あそぼう』と誘いあったり、楽しそうなあそびに『いれて』と声をかけ同じ遊びを一緒に楽しんでいたりする姿が見られた。
戸外あそびで年中年長児と関りを持ち、楽しんであそんでいた。

環境

安心して園生活をおくれるように、園舎内巡りをすると、関心をよせていた。
天気と日にち調べをみんなでおこなった。天気調べでは“晴れ”“曇り”“雨”の名称だけでなく、“寒い”“暑い”“涼しい”“気持ちいい”等、体感したり感じたりしたことを言葉にして表現していた。日にち調べは、まだ難しい様子だったが保育者が話していることに興味を持っている様子がみられた。

言葉

友だちと会話をしながらあそぶことが楽しい様子だが、気持ちが昂ると声が大きくなっていったり、言葉が強くなっていったりする姿が見られた。その場にあった声の大きさや、自分の気持ちだけでなく相手の気持ちも考えることを伝えた。相手の気持ちに気付くのは、まだまだ難しいところもあるので保育者が仲立ちし、一緒に考えていくようにした。

表現

リズムあそびは手足指先などの全身を使い、馬・うさぎ・あひる・とんぼ・どんぐり・時計などの動きを表現した。
体操は子どもたちからのリクエストで好きな踊りを繰り返し楽しんだ。
クレヨンや指のりなどの使いかたを、少人数で個々に丁寧に伝えるようにした。こいのぼり制作は『早くやりたい』と意欲的な子が多かった。…

3歳うさぎ組2023年度3月のまとめ

言葉

かるたやすごろくで遊ぶようになり、ひらがなに興味を持ち始めている。自分の名前をゆっくり読みながら指でたどったり、「なんて書いてあるの?」と聞いてきたりする姿も見られていた。トラブルや気持ちのすれ違いがあっても手が出ることはなくなり、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになったように感じる。

環境

保育室が変わり、進級を身近に感じている様子が見られていた。クラスでの約束ごと(友達に優しくする、身の回りのことは自分でやってみるなど)を進級前に話すと、子どもたちから気づいて積極的に発言する姿が見られていた。進級に期待を持ち過ごしている様子なので、引き続き落ち着いて過ごしていけるようにしたい。

表現

戸外へ散歩に出かけると「風が気持ちいい」「お日様あったかいね」「雨がザーザーだね」と気持ちを表していた。また友達が転んだり、失敗したりすると「大丈夫大丈夫」「もう一回やってみよう」と前向きな言葉が咄嗟に出ていた。プランターのチューリップを見ると手で花の形を作り、チューリップの歌をうたい、楽しんでいた。

健康

季節の変わり目や気温の変化に気が付き、戸外に出るときにはテラスへ出て外の気温を確認し、衣服の調節をするようになる。手洗いや歯磨きなど丁寧に行う子もいるが、逆にすぐ終わらせてしまう子もいるのできちんと丁寧に行うことができるように促した。

人間関係

他児が今までできなかったことができるようになると、「すごいね」「〇〇くん頑張っているよ!」と他児の成長を共に喜んでいた。異年齢児との関りも見られ、氷鬼や縄跳びを一緒にしたり、合同保育の時にトランプなどをして一緒に遊んだりしていた。保育者との関係も深まり、スキンシップを求めてくる子が多くいたので「大好きだよ」と言葉でも伝えながら、安定した関係の中で安心して過ごすことができるように関わることができた。…

3歳うさぎ組2023年度2月のまとめ

言葉

帰りの会でその日に何をしたかを聞くと「外であそびました」「お散歩に行きました」と単語だけでなく言葉で伝えようとしていた。言葉への興味がさらに深まっているようで、回文や逆さ読みのクイズを出し合い、言葉遊びを楽しむ姿も見られた。

環境

ヒヤシンスの花の生長を毎日楽しみにしている。一度茎が折れてしまった球根から、再び花が咲いたことに気が付くと「すごい」「強いね」と植物の生命力にお驚き、感動していた。自分の名前の文字を覚えている子や、誕生日の数字を紙に書く子など少しずつ文字や数字に興味が出できている。

表現

先月に続き、自由画に夢中になり好きなものを描いている。今までは丸や線などで表現したり、顔を描くときは単調になったりしたが、最近は顔のパーツや髪の毛の色、アクセサリーなどにもこだわって描くことが増えた。また身近な人や好きなキャラクターを描いて互いに見せ合っている。

健康

鼻水が出るとティッシュで拭き取っている。花粉症の子が多く、目をかゆがったりくしゃみをしたりしていた。目薬や飲み薬を服用している子もいるが、そうでない子もいるので降園時に保護者に伝えたり、園ではうがいを促したりして少しでも症状が軽減されるよう努めた。

人間関係

自分のエピソードや思いを一方的に話して満足してしまう姿が多くみられていたが、目を見て相手の反応を見ながら会話を楽しむ姿も見られるようになってきている。些細なことでトラブルになると、保育者が声をかける前に子ども同士で解決しようと「どうしたの?」と声を掛け合う姿も見られた。…

3歳うさぎ組2023年度1月のまとめ

言葉

先月は自分の要求や困ったことなどをきちんと「〇〇できない」」と言葉で伝えることができていたが、年末年始の休みの影響もあり単語のみで伝えようとする姿が見られている。帰りの集まりなどで、何がしたいか、何に困っているかなどをきちんと相手の目を見て伝えられるように促している。

環境

数や時計などに興味を示すようになり、先月同様給食の終わり時間や片付けの時間などを保育者に尋ねる姿がある。少しずつ見通しを持ち生活することができるようになり、成長を感じている。当番活動では担任が言わなくても自分たちで気が付き、積極的に行動しようとする姿がある。

表現

ごっこ遊びや、ブロック遊びなどの幅が広がりイメージしたものを忠実に再現しようとする姿がある。自由画ではピカチュウや人間、犬、猫など好きな物や身近な人を描こうとしている。また友だち同士で褒め合ったり、一緒に描いたりして互いのそれぞれの良さを感じ合っている。

健康

咳や鼻水が多く見られる。咳が多く出ている時や、園で感染症が流行している時などはマスクの着用をして感染症予防に努めた。鼻水が出ると気づき、自分で拭く子や、保育者に「手伝ってほしい」と言う子もいた。着替えのタイミングも自分たちで決められるようになり、汚れると気が付き着替えていた。

人間関係

コミュニケーションが一方的になり、意思の疎通が難しいこともあった。相手の目を見て話しをすることや、相手の相槌や話を待つことなどを保育士が手本となるように心掛けて伝えた。友だちとの関わりをこれからも大切にしていけるような促しや援助を今後も継続していく。…

3歳うさぎ組2023年度12月のまとめ

言葉

言葉の伝え方や、言われて嬉しい言葉などを共有したことを覚えていたのか、友だちに対して優しい口調で自分の気持ちを伝えようとする姿が見られた。また今までは単語のみでのやり取りが多かったが、きちんと「~したい」「~してください」と自分の気持ちを話すことができるようになる。

環境

カレンダーの日めくりや、給食の終わり時間を意識する姿がある。数字がまだ理解できない子もいるが、20まで数えることができるようになったり自分の誕生日の数字を知らせたりする子もいる。また人数を数えたり、椅子の数を数えたりすることも自分たちでできるようになった。

表現

おたのしみ会を経験し、人前に立って話したり発表したりすることに自信がついたように感じる。友だちや保育者との関りも深まったように感じ、表情も豊かになってきたように感じる。いい感情だけではなく、遊びの中での悔しさ、悲しさ、もどかしさなど成長につれて様々な感情を経験している様子が見受けられている。

健康

上着のファスナーがスムーズにできるようになる。先月同様、寒さに応じて衣服の調節も少しずつできるようになっている。手洗いの時に石鹸を泡立たせずに手に付けてそのまま流してしまう子が多いので、きちんと手をこすり合わせて洗うことが出来るよう「ごしごししようね」と伝えたことで、洗う時に「ごしごし」と言葉にしながら洗う姿も見られた。

人間関係

友だちとトラブルがあると保育士に言いに来る子がいるので、まずは自分の気持ちを自分の言葉で相手に伝えられるよう促した。相手にされて嫌なことを、本人に直接言ってはいけないと感じている子が多くいるので、「嫌だったらお友だちに言ってもいいのよ」と簡単な言葉掛けを心掛けている。…

3歳うさぎ組2023年度11月のまとめ

言葉

友だちに対して「なんでできないの」「ダメだよ」と否定的な言葉が多く飛び交うこともあったので、相手に言われて嬉しい言葉を子どもたちと一緒に考えた。「ありがとう」「すてきだね」と言われると嬉しいという声も聞かれたので、保育者も一緒に「言われて嬉しい言葉」と「そうでない言葉」を共有した。

環境

進級に向けて、食事の終了時間や午睡時間を時計の数字を使って知らせると、数字や時計に興味を持って保育者に尋ねていた。長い針、短い針などの大きさや、数字も少しずつ理解している様子だった。

表現

劇遊びや歌に対し興味を持っている子が多く、積極的に参加していた。初めは恥ずかしさもあり、声が小さくなることもあったが慣れてきて自信がつくと大きな声で発表する姿があった。歌は夢中になりすぎると声が大きすぎてしまう姿もあったが「優しく歌おうね」と伝えると落ち着いて歌うことができていた。

健康

鼻水が出ても気にせずそのまま遊び続ける子が多くいるので「お鼻拭いてね」「鼻水出てるよ」と伝えた。声掛けをするとすぐに気が付き自分で拭く姿があった。戸外遊びでは「暑いから着ない」「今は寒いから上着着る」と自分たちで考えて行動していた。

人間関係

おたのしみ会の劇遊びを通してクラスの結束力が強くなり、保育者の言葉掛けがなくても自然に互いを助け合おうとする姿がある。戸外遊びの際、上着のファスナーが出来ずに困っている子がいると「やってあげるよ」と優しく声を掛けたり、トラブルが起きると双方の話を聞こうとしたりする姿も見られる。…

3歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

言葉

保育者や友だちが言った言葉に対して、意味を理解出来ておらず笑ってからかう姿が見られた。注意するだけでなく言葉の意味を説明したことで少しずつそのような姿は見られなくなっている。

環境

新入園児が入園し、初めは遠慮する姿が見られたが慣れてくると一緒の空間で遊んだり、園での生活の仕方を教えたりする姿があった。毎日、朝に日付や天気の確認、出欠確認などすると日付の数字に興味を示していて、10以降の数字も少しずつ理解してきている様子が感じられた。

表現

劇あそびを始めると、役決めの時から楽しみにしていたこともあり積極的に参加する子がほとんどだった。保育者の援助がなくても、子ども同士でセリフや動きを出しながら雰囲気を味わっていた。ハロウィンやクリスマスが近づいてきていることを理解しているようで、塗り絵やお絵描きでは色をじっくり選び、オレンジや赤、緑や紫などを使い楽しんでいた。

健康

季節の変わり目で鼻水や咳が多く見られる。積極的に受診し、薬を服用している子もいるがなかなか症状が治まらない子もいるので、体調に配慮しながら過ごすよう心掛けた。鼻水を拭いた時に、顔に付いてしまう姿が見られたのでウェットティッシュでこまめに拭き、清潔に保てるようにした。

人間関係

進級に向けて、自分のした行動や言ったことで相手が悲しんだり、トラブルになったりした際に子ども同士で話し合いをする機会を増やしている。クラスとしての団結力は感じられるが、相手の気持ちを想像し、相手を傷つけずに自分の気持ちや思いを伝える方法を保育者が仲立ちしながら一緒に考えていけるよう援助している。…

3歳うさぎ組2023年度9月のまとめ

言葉

意図せず保育者や友だちに心無い言葉を言ってしまうこともあるが、保育者が相手の気持ちや表情に気が付けるような言葉かけをするとすぐに気が付き、言い改めている。家庭でもそのような様子が見られる子が多いとのことなので、園と家庭で姿を共有する。

環境

新しい環境設定にも慣れ、好きなコーナーでそれぞれ遊びを楽しんでいる。今までの環境と変わったので、落ち着いて遊ぶことができない子もいるが保育者が遊びに誘うと落ち着いて遊ぶことができる。数字やひらがなにも興味を持ち始めていて、自分の名前に使われている字を嬉しそうに知らせる子もいる。

表現

運動会では保護者の前で泣くことなく、遊戯や競技に楽しそうに参加している。また運動会で多くの人の前に立ち発表したことで自信に繋がったのか、以前よりも表情が柔らかくなる。ワミーやレゴ、井形ブロックで身を着飾ったり、電車の駐車場を作ったりして友だちとアイデアを出しながら遊んでいる姿がある。

健康

暑さも和らぎ、戸外に出て遊ぶ時間が増える。蚊が多く、刺されると赤く腫れてしまう子やかきむしってしまう子もいたので、場合に応じて冷やしたり絆創膏を貼ったりして様子を見た。季節の変わり目で、気温差により咳や鼻水が多く出ているので衣服の調節や室内の空調に配慮した。

人間関係

特定の友だちだけでなく、遊びに合わせていろいろな子と遊ぶ姿がある。新入園児ともすぐに打ち解け、仲良く遊んでいる。幼児クラスでの集団生活にも慣れ、他クラスのお兄さん、お姉さんの遊びに興味を示し遊びを真似たり、混ぜてもらったりする姿もある。…

3歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

言葉

友だちや保育者が咳やくしゃみをすると「だいじょうぶ?」と心配そうに声を掛ける姿がある。保育者が集団に向けて話をしようとするが、数名視線が合わない子がいたので全体に目を見て話しを聞くことができるよう促したことで目線が合うようになった。自分が話す時だけでなく、相手の話を聞くときに目線が合う子も増えてきている。

環境

玩具の内容を変えて小さなレゴブロックを出すと車や飛行機、家を作り集中して作っていた。またコーナーも遊びの様子に合わせ、じっくりと遊び込むことができるように小さな空間を意識して設定したことで、落ち着ける空間でのんびりと遊んでいた。レゴは床で遊んでいることが多いので、椅子に座って遊ぶように促したことで少しずつ座って遊ぶことができるようになっている。

表現

運動会の遊戯を楽しみにする。ダンスや体操遊びが好きな子が多く、遊びの中で「ダンゴムシ流して」「おどりたい」と保育者にリクエストする子もいる。サーキットではミニハードルや走る曲線部分で友だちと競い合うのが楽しいようで、負けて悔しがる子もいるが楽しんで参加している。

健康

戸外で遊べる日が少しずつ増えたことで、午睡時間にはほとんど全員が眠っている。午睡をしたことで午後の機嫌も安定している。季節の変わり目で咳や鼻水がたくさん出ていたので早めの受診をお願いし、家庭と子どもの体調について情報を共有し連携をとることができた。

人間関係

特定の友だちだけでなく、遊びに合わせていろいろな子と遊ぶ姿がある。新入園児ともすぐに打ち解け、仲良く遊んでいる。幼児クラスでの集団生活にも慣れ、他クラスのお兄さん、お姉さんの遊びに興味を示し遊びを真似たり、混ぜてもらったりする姿もある。…

3歳うさぎ組2023年度7月のまとめ

言葉

友だちや保育士に対して言葉が強くなったり、言い方がはげしくなったりすることがあるので、その都度優しく話せるよう促した。言葉の数が増え、先月に続き言葉でのやり取りが活発になってきているが、今まで同様玩具の取り合いになるとすぐ言葉が出ず「あー」「ダメ」が先に出ているので、その後にきちんと自分の思いを伝え、互いが納得できるようなやり取りを保育者が促している。

環境

当番活動表を作成し、毎日朝に保育者がめくっている。自分たちのチームが当番だと分かると喜んでいる姿がある。また自分のチームが分からなくなる子もいたので、マークを用いて目で見てわかるような表を作り設置したことで、自分たちで表を見て気付くことができるようになった。

表現

絵本が大好きで、保育者に読んでもらおうとするだけでなく、絵を見ながら自分でストーリーを作り友だちと読み聞かせをしている。制作では色選びや形にこだわるようになり、自由に取り組む姿がある。プール前にダンゴムシのダンスを踊ると、自由に振り付けして楽しむ姿もあった。

健康

プール前後の着替えでは、外や周りに自分の体が見られないように着替えることを伝えると、素早く着替える姿が見られるようになる。また、プール前の準備運動では様々なダンスや体操を取り入れ、体を良くほぐしてから参加したことで大きな怪我もなく過ごすことができた。

人間関係

保育者の反応を見て態度や言葉遣いを変えることもある。友だちとトラブルになった時に、自分の気持ちを言葉で伝えられず納得できない様子も見受けられたので、まずは自分がどうしたかったのかを言葉にして相手に伝えられるように促した。手が出ることはなくなり、言葉でのやりとりで解決できることも増えた。…