健康
プールは終わったが、暑い日が続くためシャワーを続けて行った。戸外で遊び汗をかくと、「シャワーしたい!」と保育士に声をかける姿が見られた。シャワーが始まった6月に比べ衣服を脱ぐなどの準備が上手になっていた。保育士がタオルで体をふくと、残ったところを自ら拭く姿も見られた。
人間関係
9月から新入園児が2名入り、すみれ組は20名になった。2名とも緊張はすぐ解け、クラスになじんでいた。新入園児の名前を覚え、呼ぶ姿が見られた。「ここに入れるんだよ」と髪ゴムをしまう場所を伝えたり、散歩では一緒に手をつなぎ歩いたりすることもあった。
環境
9月半ばから気温が落ち着き、散歩で公園に行きやすい日が多くなった。公園では秋の季節も多く見ることができた。様々な色の花が咲きコップや袋に集めたり、栗を拾ったりする姿も見られた。保育士が、足を使い栗を開けていると「やってみたい!」と子どもたちも頑張って開ける姿が見られた。取れた栗は少なかったが、「見して」「貸して」と友だち同士で上手に関わっていた。
言葉
絵本や紙芝居の読み聞かせ、朝の会の話の中で「なんで?」「どうして?」という言葉が増えてきた。疑問に思うことから探求心に繋がるので納得のいくように答えていった。また、話し中に聞く子もいたので、「話が終わったらね」と伝え、聞くタイミングを伝え、疑問に思ったことを必ず答えるようにしていった。
表現
9月30日の運動会に向けて、ダンス「ジャンボリミッキー」を遊びの中に取り入れて活動をしていった。はじめは保育士の動きを見ていた子もだんだんと踊れるようになり、「ジャンボリミッキー踊りたい!」と子どもの方から声が上がるようになった。運動会が近くなり、衣装を着るとよりやる気も出て楽しそうに踊っていた。日常生活の中での歌を口ずさみ踊る姿が見られた。…
健康
子どもたちが、自分からトイレに行ける子が増えてきた。パンツで過ごす子も増えてきた。できた時には「せんせいでた」と嬉しそうに声をかけてくる。その時には、「すごいね!」と保育者が声をかける。できた時には大いに褒めてあげる。できない時には「でなかった」と話をしてくる。その時には「トイレに座れてえらかったね!次は出るといいね!」保育者が次に期待が出来る声かけをしていく。
人間関係
散歩の時に靴がなかなか履けない子に友だちの靴を履かせてあげたりする姿が見られた。困っているお友だちを助けてあげたいという気持ちがでてきた。自分が靴がなかなか履けない時に他のお友だちに履かせてもらっていた子だった。保育者が優しい気持ちを大切にし、大いに褒めることクラスに友だちを思いやる気持ちが浸透するようにしていく。
環境
天気の良い日が続き公園へ散歩に出かけた。
公園の中で、落ちていたどんぐりを拾う。「いっぱいひろたよ」と話すと他園の子に「どんぐりあげる」と言っておすそわけをしてくれて「ありがとう」と言われるととっても嬉しそうにしていた。子ども同士で「カマキリいたよ」と声をかけ合って、公園にいる生き物にも命があることに気づいてくる。
言葉
子どもたち同士での話をする姿よく見られる。公園に散歩に行った際は「おはながさいてる」「あっちにむしがいるよ」など遊びの中での言葉が飛び交う。「ごめんね」「ありがとう」を自分で言えるようになった子が増えてくる。まだ自分で上手く伝えられない子には、保育者が仲立ちに入り適切な言葉を伝える。読み聞かせで聞いた紙芝居や絵本のセリフを、おままごとの中で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と場面にあわせて言葉にして使っている。
表現
山の音楽家の歌に振りをつけて大きな声で歌い楽しんでいる姿が見られた。
ハロウィン制作では風船にそれぞれ制作する。自分の好きなところにおばけの目・口のパーツをつけて制作する。それぞれ個性のある素敵なおばけの顔ができた。お互いに制作したかおばけを見せ合って「かわいいね」「このおばけ〇〇ちゃんの?」と伝えていた。…
健康
鼻水や咳が出る子がいたが、発熱での欠席が1名。先月休んだ子も今月は元気に登園する。暑い日が続くなか気温差もあり、連休前後に「軟便」や「下痢」症状の子が目立った。水遊びは前半で終了し、汗をかいた日はシャワーで体を清潔に保ち、快適に過ごせるようにした。気温と子どもの体調をみながら戸外活動を再開していった。疲れがみられた日は室内でゆっくりと過ごせるよう休息をとり、こまめな水分補給を心がけた。子どもの動きが活発になっているので怪我のないよう見守った。
人間関係
友だちの名前を呼び合ったり、一緒に歌ったり、手をつないで歩いたりする姿がみられた。一人遊びが多かった子も「いないいないばあ」をし合い、やりとりを楽しむ姿もみられ、友だちとの関わりが増えてきた。同時に一人一人の主張も強くなり、友だちのことを押したり物の取り合いになる場面も目立つので、保育士が傍について仲立ちしながら一緒に楽しめるようにした。
環境
保育室での自由遊びでは、子どもが飽きてしまわないよう玩具を入れ替えたり、体操をとり入れたりしながら環境構成を工夫した。先月用意したキッチンパネルのおままごとも楽しんでいる。レゴブロックやチェーンを活用し、子どもが野菜や麺に見立てて遊べるよう配置を工夫した。子どもの興味関心の高い乗り物や動物の絵本図鑑の冊数を増やし、一人一人が落ち着いて絵本を楽しめるようにした。
言葉
発語が増えている。指さしや身振りで表現していた子が片言を話すようになった。又、「ありさん、いた」「こっち、きて!」と二語文を話す子、園庭で「てんとう虫」を見つけた後、昆虫図鑑を指さし「てんとう虫、いたね~」と話す子、まだ発音ははっきりしていないが「〇〇ちゃんとママとパパとしんかんせんに乗った」と乗り物の絵本をみながら話す子がいた。大人の口調も模倣する時期、正しい言葉遣いと丁寧な語りかけで、語彙の数が増えていけるよう、絵本を通して沢山の言葉に積極的に触れさせてあげるようにしていった。
表現
戸外遊びで秋の自然物に触れ、木の実や落ち葉に目を輝かせながら手にとっていた。落ち葉に2つ穴をあけ目をつくってあげると「お顔~」と言ってお面に見立て、顔に近づけ覗いて
みたり、嬉しそうに友だちと見せ合いっこをしたりしていた。落ち葉をかぶっている帽子の上にのせ、葉っぱがひらひらと舞い落ちる様子を友だちと楽しんでいた。…
健康
歩行ができる子が増えた。まだの子もハイハイで移動し、棚などにつかまって立ち上がり、伝い歩きを楽しむ。手を離してひとり立ちする姿もある。戸外では今までシートから出ようとしなかった子もシートから出て、意欲的に探索活動を楽しむようになった。
体力がついてきて、誰も午前寝しない日が多くなった。その分、午睡時間にぐっすりまとまって眠るようになった。
自分で食べたい気持ちが膨らみ、食具を持ちたがり、小皿に食材を乗せるとスプーンですくい、口へと運ぶ姿もある。手掴みでもよく食べている。自分でコップを持ち、飲もうとする。意欲的に食べようとする姿を認め、声かけした。
人間関係
友だちの後をついて行ったり、トンネル遊びをしている友だちの顔を覗き込んで「ばあ」と笑顔で語りかけたり、持っている玩具を“どうぞ”と渡したりと、一緒に同じ遊びをすることを喜んでいる。友だちが持っている玩具を欲しがり、取ってしまいトラブルになることがあるので、同じ玩具を複数そろえた。そして「これはお友だちが遊んでいるよ。同じ玩具で遊びたいんだね。こっちにもあるよ。」などと子どもの気持ちを代弁しながら仲介した。
環境
おやつや食事の時間になると、自分で石鹸を出して手を洗おうとしたり、ペーパータオルを取り、濡れた手を拭く。そして椅子に座って、エプロンを付けようとする姿がある。生活習慣が身についてきている。
着脱の際、保育士等の言葉に応じて腕を自分で通そうとしたり、頭から脱ごうとしたりと、身の回りのことを自分でしようとする姿が出てきた。
言葉
高月齢児は「バイバイ」「あった」「せんせい」など、喃語から意味のある言葉を発するようになってきている。低月齢児も保育士等の話をじーっと聞いたり、「うん、うん」と頷いたり、理解しているような表情をする。また喃語を盛んに発して、保育士等や友だちに話かけたり、仕草や表情で思いを伝えようとする。「これで遊びたいのね」「○○したいのね」と子どもも思いを汲み取り、代弁した。“伝わった”喜びから、言葉を発することへの意欲へと促していく。
表現
絵の具を使った制作をした。保育士が準備を始めると、“今日は何をするの?やりたい、やりたい!”と集まってくる。絵の具の入ったパレットに手を伸ばし、絵の具を触り、にぎにぎと、感触を楽しむ。保育士がその手を画用紙の上に載せると画用紙に色がつく様子を見て、目を輝かせて楽しんでいた。…
健康
時間や次の活動を考えて行動するようになり、当番活動も自分たちで進められるようになってきた。水着の着脱やプールの支度を自分で行い、安全に遊ぶための約束についても守ろうとする姿が見られた。
運動会に向けて、運動遊びを多く取り入れていった。竹馬や縄跳びなど、体を動かして遊ぶ楽しさを存分に感じられるようにしていった。
人間関係
子どもたちだけでゲームや遊びが成り立つようになり、互いにルールを伝え合ったり、一緒に考えながら展開したりするようになった。その中でも、意見の食い違いやルールから逸脱することがあると、口論になることがあったため、保育士が仲立ちしながらルールを確認していった。子どもたちの中からも場を仕切ったり、遊びを整理しようと声をあげたりする子も出てきたため、あえて子どもたちに任せて見守る時間も作り、子どもたち同士で解決する力が育っていくようにした。
環境
高気温で外に出られない日がほとんどであったため、室内で制作や構成遊びが楽しめるような廃材や玩具を用意した。
部屋の片付けや自分の身辺整理もできるよう、保育士も率先して片付けをするようにし、気持ちよく生活することや、物を使いやすくするための整理の仕方についても考えられるようにした。プールでは気温や水温にも留意しながら水遊びを存分に楽しんだ。
言葉
言葉遊びも楽しむようになり、難しいしりとりや早口言葉を練習し、言えるようになると友だち同士で喜んでいた。文字や数字の読み書きができるようになった子が多くなってきたため、当番活動や制作の中で自分の名前や数字を書く機会を作った。平仮名だけでなく、カタカナへの興味や感心が出てきた子も増えてきている。遊びの中で手紙交換をしたり、おみせやさんごっこで看板を作ったりする際に、字が書けることを喜び、積極的に制作を楽しんでいた。
表現
おまつりごっこで使ううちわの制作では、マーブリングを行った。自分で色を選び、うちわに模様が描かれると「きれいな模様になった~!」と嬉しそうにする姿が見られた。また、夏の思い出としてプール活動の経験画を行った。「水鉄砲をしたことが一番楽しかった。」「お友だちと泳いでいるところ!」とそれぞれが楽しかった経験をのびのびと描くことができた。…
健康
大きな感染症にかかることなく、元気に登園する姿が見られたが、咳や鼻水といった症状が見られる子どももいるので、引き続き様子を見守っていく。プール活動や室内での鉄棒やサーキットなど夏場でも多く体を動かし、食事量も全体的に増えてきている。来月も運動会といった大きな行事があるので、保護者と連携を取り、体調管理に努めていく。
人間関係
一日中35度以上の日が続き、室内遊びの時間が増えた。その際に、1,2歳児の子どもたちが遊びに来るよと伝えると、「はさみは危ないからしまおう!」「ペンはどうしようか。でもきっと使いたいよね」と子どもたちで話し合っていた。1,2歳児が遊びに来ると、「ここに座っていいよ」と関わりあいながら一緒に遊ぶ姿が見られた。
環境
机上遊びを楽しむ子どもが増え、遊びの様子を見て机をセットすると、椅子や玩具を運び、子どもたちで環境を作り出す姿が見られた。同じ室内でも、ぬりえ・折り紙・レゴなど遊びに分けて子どもたちで遊び込める環境を作り出していた。また、折り紙を楽しみ、作り上げることに喜びを感じる姿が見られたので、画用紙で海や野原を連想させるように室内にスペースを設けると、作品を飾り、友だちと見せ合う姿が見られた。
言葉
気の合う友だちとイメージを共有し、遊ぶ姿が増えてきている。ごっこ遊びの中でも、「○〇くんは高校にいってくるからね」「ご飯できたよ」と普段の生活の中で使用している会話を取り入れたり、「結婚の練習するよ!」と新たな言葉を使いこなしたりと、遊びの中で語彙が増え、関わりが深まっている様子が見られた。
表現
8月31日に「夏の思い出」というタイトルで自由画を描く。子どもたちはクレヨンを配る
と「何にしよう!迷っちゃう!」「○〇ちゃんと阿波踊りであったんだ~」と思い出を嬉しそうに話し、描く姿が見られた。場所や物の色味をよく思い出し、「着物は黒だったんだよ」「水鉄砲は青と黄色だったね」と色で表現する姿が見られた。…
健康
熱中症に気を付けながら、暑い日には積極的にプールに入り、また室内では色水氷でお絵かきするなど夏らしい遊びを存分に楽しむ事ができた。先月と同様、プールではバタ足や列車ごっこ、そして水鉄砲を使ってよく遊んだ。最初に比べ、顔に水がかかることに抵抗がある子が減り
、全身で水を浴び、心地良さを感じることができていた。そしてプール活動を通し、意欲的に身支度を進める姿が見られ、衣服を丁寧に畳み「先生見て、畳めたよ!」と嬉しそうに保育士に話す様子が見られた。食事では全体で食べる量が増え、おかわりをする子が多くなった。今月から食器の下膳に加え、主菜・副菜のみ配膳するようになった。落とさないように気をつけて運ぶ姿が見られ、今後も子どもたちの様子を見ながらできる中での必要なことを増やしていきたいと思う。
人間関係
おままごと遊びやブロック遊びなどで、同じイメージを共有しながら、友だちと関わって遊ぶ姿が多く見られた。また、遊びを進める中で、意見が合わずぶつかり合ってしまい、トラブルに繋がることもあるが、保育士が仲立ちをし、お互いの思いを伝え、必要な言葉を一緒に伝えることで解決できるようにしていった。玩具や場所の取り合いなど、些細なことでぶつかり合うことはあるが、その都度保育士が相手の気持ちに気が付けるような言葉かけをしていった。
環境
おやつで出るとうもろこしの皮むきを行ったり、夏の間に育てたピーマンとオクラを収穫し、夏の野菜を実際に見て触れ合う機会を作った。大きく生長したことを喜び、また野菜スタンプに使用したことで野菜を半分に切り、オクラが星型になることに興味を持つ様子が見られた。そして小さな実や熟れすぎた野菜の色の変化に気がつき、自分が発見したことを友だちや保育士と共有し、興味深く観察する姿が見られた。
言葉
遊びの中でぶつかり合うことがあった際、なかなか自分の気持ちを言葉にできず、涙してしまう子や、感情的になって言葉がうまく出てこない姿が見られた。一人一人の思いに寄り添いながら、気持ちを代弁することで、スムーズなやりとりができるように仲立ちしていった。友だちの行動が気になってしまい、強い口調で注意しようとする姿があった。その都度、優しい言い回しや適切な言葉を伝えるようにしていった。
表現
季節の歌に親しみ、友だちと声を合わせて歌う楽しさを味わう姿があった。お気に入りの曲があると「歌いたい!」とリクエストして、積極的に楽しんでいた。プール活動の準備体操でリズムや運動会で披露する曲を取り入れ、体を動かす活動を行った。またスライムや氷などの感触を楽しむ遊びをしたり、8月の制作では初めて絵の具を使い、夏祭りで盆踊りを踊る際に使用するうちわに花火を表現した。筆の使い方や塗り方を一人ずつ伝え、隙間がないように丁寧に塗る様子が見られた。ピーマンを花火・オクラを星に見立てスタンプをし、自分で花火の色を選ぶなど、伸び伸びと表現する事ができていた。最近折り紙に興味を持つ様子が見られ、自由遊びで取り入れるようにしていく。…
健康
引き続き、気温が高い日が続き、鼻水や咳、夏風邪が流行った。久しぶりの登園や体調がいつもよりすぐれない場合は、熱を測ったり、看護師に共有したりしていくようにした。またお迎え時にはより細かく伝えていきながら保護者の方との信頼関係を構築した。上旬には、手足口病の症状で午睡中に痙攣が見られた。その前の段階をしっかりと見ていたため、大事には至らなかったが、今後も注視していくようにしていきたい。
人間関係
三歳の誕生日を迎える子が増え、女児を中心におままごとやプリキュアごっこなどといったごっこ遊びや、集団で遊ぶ機会がとても増えてきた。友だちと「これやろう」「いれて」といった言葉を通して展開していく場面が多く見られる中で、自分の思いが伝わらなかったり、衝突してしまったりすることが増えてきた。注視していきながら見守ったうえで、必要に応じて援助や助言をするようにしていった。引き続き様子をみていく。
環境
新しい保育室にもだいぶ慣れてきたが、気温の上昇から室内での活動時間が多く、手持ち部沙汰になっている姿が見られた。子どもたちがより集中して遊べるよう、夕方を中心にたんぽぽ組やもも組に何人か分散させたり、多目的室にてマットを使って走ったりした。いつもと違う環境で遊ぶことによって一人一人が集中して遊ぶことが出来ていた。これから、進級して半年がたち遊びに飽きないよう玩具を充実させていきたい。
言葉
自由遊びやお友だちとの関わりが増えていく中で「ねえ。かして」「せんせい、むし、こわい」など二語文や三語文が出る子が多く見られてきた。その分、自分の思い通りにならないことが多く見られ「かえして」「○○ちゃん、もうきらい」と言葉で訴えている。上手く表現できない子に関しては、手が出たり、癇癪を起こして泣いてしまう事が見られる。一人一人の様子をしっかり見ていくようにしていき、思いを汲み取ったり、代弁したりしながら見るようにした。今後も遊びが発展しながら色々な言葉が展開できるようにしていく。
表現
シール貼りをした。大きな緑色の模造紙を準備すると「やりたい」「これなに?」と聞いてくる。特に卵型が大人気で「せんせい、たまごのシールはりたい」「ちょうだい」と保育士等に伝えてくる姿が見られた。事前に描いた線の上や真ん中、端っこなど一人一人が個性豊かに取り組んでいる姿が見られた。そしてその上からクレヨンを使ってぐるぐる描きをたくさんの色を使って自分の力で表現していた。…
健康
7月からの猛暑が続き発熱する子が数名見られたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。暑い日が続き子どもたちも疲れが出やすいので、水分補給をこまめにとり午睡の時間なども子どもたちが快適に入眠できるように室温などに気をつける。
また、子どもたち一人一人の動きも活発になってきた為、保育室で怪我が起きないように遊びの環境を一つ一つのスペースを大きく設けていった。
人間関係
絵本や体操の音楽を通して子どもたち同士で音楽に合わせて手を繋いで保育室を歩く姿が見られていた。絵本の内容で「ごめんなさい」という内容を保育士が読み聞かせで伝えていく中で、友だちに頭をペコっと下げる姿が見られるようになってきた。
環境
子どもの興味・関心にあわせて保育室の玩具を変えたりして、子どもたちが玩具や保育士を通して遊びのなかでの友だちとの関わりが増えてくれるように環境構成を工夫する。また、おままごとの玩具でキッチンパネルを取り入れることで、野菜を炒める、お皿に盛るなどの動きを表現する姿も見られるようになる。
言葉
絵本の読み聞かせの中で覚えた言葉「ありがとう」や「ごめんなさい」を保育士に伝える様子が見られた。また、片づけの際など「ないないする」「おかたづけする」と保育士に声をかけてお片付けを協力してくれ、片づけが終わると保育士に「できた」と声をかけ達成感を味わっている。
表現
水遊びの中で食紅により色が赤や黄色に変わっていく水を見て、「ジュース」「いちご」と自分の言葉で保育士に表現して伝えている姿が見られるようになってくる。
水遊びで泥水遊びをしていく中で団子を保育士と作ってみたり、水遊びの型抜きを使ってケーキやクッキーなどを作って水遊びを楽しむ。…
健康
体調を崩す子が数名いたが、全体的に食欲が落ちることなくよく食べていた。完了食の子は、食具を持ち、手掴みを交えて意欲的に食べているが、日によって遊び食べをする姿も見られるようになってきた。中期食と後期食の子は色々な食材の味に慣れ、喜んで食べるようになっている。一人一人の食べ具合や好きなものを把握しながら、引き続き丁寧に進めていく。夏の気温や疲れのせいか、午前中に眠たそうにしていたり、午睡もたっぷりと寝たり、夕方に室内でゴロゴロする姿も見られた。
人間関係
友だちに興味を示し、嬉しそうに傍に近づいて頭をなでたり、持っている玩具を渡したりして、やりとりをする姿が見られる。友だちとの距離が近く、場所や玩具の取り合いから、手や口が出ることもあるので、お互いの思いに寄り添い欲求を受け止めながら見守っていく。また、子ども同士の関わりの中で「かしてくれたね」「どうぞできたね」など体験したことを言葉で伝え、他者との関わりを楽しめるようにしていった。
環境
水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。スコップで水をすくい、自分や友だちの体にかけたり、バケツやカップに移したりを繰り返す子もいた。また、泡水や寒天にも興味を示し、泡を手につけて体を洗うようにゴシゴシしたり、寒天をギューッと握ってつぶしてみたりして触れながら遊ぶ様子も見られた。
伝い歩きや歩行をする子が増えたので、スペースを少し広くして移動できる範囲を広げるようにした。また、滑り台やトンネルを使う際は、周りの玩具を端によけて怪我につながらないように気を付けた。
言葉
高月齢児は「ないない」と言いながら玩具をカゴに入れたり、「まんま」「せんせい」など指差ししながら発語したりする姿が見られる。低月齢児も、喃語や仕草、表情などで一生懸命に保育者等に思いを伝えようとしている。発見や思いが伝わると、笑顔を見せたり、うなずいたりして保育士等とのやり取りを喜ぶ様子が見られた。子ども一人一人の発語に耳を傾け、優しい口調で丁寧に応じて発語を促していく。
表現
手遊びをしたり、音楽を流したりすると、手を叩いたり体を揺らしたりして楽しんでいる。また、保育士等の真似をして、同じ振りをする子もいる。
自分の思いを存分に表現して保育士等に甘えたり、嫌な気持ちを泣いて訴えたりしている。子ども一人一人表現を十分に受け止め、一緒に楽しんだり甘えたい気持に寄り添ったりして過ごした。…