3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2023年度3月のまとめ

健康

ゆり組に上がるにあたって、給食に箸を取り入れていった。保育室に箸の練習ができる玩具を置き、興味のある子を誘い一緒に練習をした。初めはつかむことが難しい子も、保育士と一緒にしていく中でコツをつかみ上手になっていった。数名は給食で箸を使うようになり、その姿を見て「やってみたい!」とやる気を出す子もいた。

人間関係

ひまわり組に渡す花束制作をした。今までの制作と違い今回はプレゼントするものだということで、より丁寧に作る姿が見られた。また、その花束に仲良しグループで一緒だったひまわりさんへのメッセージを綴った。それぞれが渡す相手のこと思って保育士と一緒にメッセージを考えていった。お別れの会では「ありがとう」の言葉と一緒に花束を渡した。

環境

進級に伴い移行保育で数日間、ゆり組の部屋で過ごした。登園する際、いつもと違う部屋で困惑する姿も少し見られたが、皆すぐに慣れ、目新しい玩具に夢中で遊んでいた。生活する環境も変わりもうすぐでゆり組になることに期待を持つ声も聞こえるようになった。年度最終日には、ゆり組に向けて部屋の環境が変わっていくことにワクワクする様子が見られた。

言葉

「○〇君が△△って言ってた」「○〇ちゃんに△△なことされて嫌だった」と保育士に伝えてくれることがある。今までは相手に保育士が代弁していたが、子どもたちの発達に伴い「○〇って伝えてみたら?」「そういう時は○〇をやめてって言ってみたら?」と子どもたち同士の声のかけ方を伝えていった。そうすることで保育士が代弁しなくとも子どもたち同士で伝えあい解決する姿が見られた。

表現

ひまわり組のお別れ会に向けて「にじ」を朝の会で歌い始めた。子どもたちは歌詞を覚えるのが速く、元気に歌っていた。その中でがなり声のように歌う子もいた。今回は相手に送る歌なので、どの様な声がいいか問いかけるとともに、優しい歌声で歌う姿を見せた。するとがなり声で歌う子はいなくなり、上手にお別れ会では歌っていた。…

2歳ちゅうりっぷ組2023年度3月のまとめ

健康

季節の変化のなかで、花粉症により鼻水や目のかゆみなどが見られたが、戸外活動で元気に身体を動かす姿が見られていた。公園では「むっくりくまさん」や「今年の牡丹」などの
伝承遊びを全身を使って楽しんでいた。給食ではあまり食べなかった野菜を保育士等に励まされながら食べるようとする姿が見られていた。

人間関係

友だちと一緒の遊びをするなかで同じ玩具を使いたいと取り合いになる様子が見られたが、「まっててね」「あとでかして」と自分の気持ちを言葉にして伝える姿が見られていた。公園につくと友だちに「むっこりくまさんしよ!」「むしさんいっしょにさがそう」と遊びに誘って楽しむ姿が見られていた。

環境

新しいクラスへの進級に向けて教室でも上履きを履いたり、リュックから自分の着替えを出して自分で着替える姿が見られた。トイレなど保育士等の声掛けで子どもたちも動くことができていた。すみれ組のお兄さんお姉さんと関わる機会を作り進級に期待を持たせるようにしていく。

言葉

嫌なことにぶつかった時に保育士に「なにをしたかったからいやだったのか」を保育士に伝えられるようになってくる。保育士が仲立ちに入り「どうしたらともだちがうれしいか」
「どうしたらおもちゃをかしてくれるのか」を継続的に伝えてきたことから子ども同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。

表現

絵本や紙芝居が大好きなので様ざまな種類を用意し、また、子どもたちのリクエストに答えるようにしたが、一人一人が物語の世界を楽しんでいる様子が見られた。制作も大好きなので、ひな祭り制作やマーブリング、ぬりえ、シール貼り、折り紙など興味を持ち、集中して行う様子が見られた。ハサミの使用は、安全面に十分配慮しながら進めたが、直線切りは、とても集中して取り組んでいた。…

1歳もも組2023年度3月のまとめ

健康

発熱で数日欠席や早退が数名、鼻水や目ヤニがでる子がいた。1名にインフルエンザ発症し、最終日29(金)に登園再開となる。手洗いの際には袖をまくりあげて石鹸でしっかりと洗うことができてきた。午睡は入眠に時間がかかる子もいるが、概ね布団に入るとしばらくして眠りにつく。給食は全体的におかわりをしてよく食べ、残食が少ない。よく遊び、お腹が満たされ午睡時間もしっかりととれていた。

人間関系

クラスの友だちと遊ぶ中で言葉のやりとりが盛んになっている。仲間意識も高まり「いれて」「いいよ」から「○○くんはいいよ」「○○くんはだめ」という場面もみられる。一人一人の状況をよく捉え、その思いを受け止めながら関わっていくようにした。ちゅうりっぷ組と合同散歩をした。普段同じクラス同士だと手つなぎをしたがらない子が、お姉さんお兄さんだと手をつなぎ、しっかりと歩く姿もみられた。子どもが異年齢の子どもの存在を感じ、互いに関わりを楽しめるように援助していった。

環境

3月27日(木)から移行保育が開始され、ちゅうりっぷ組での活動となる。環境の変化で朝保育室に登園の際、少し戸惑う子もいたが、子どもたちが遊びを楽しめるよう室内環境や棚のレイアウトを工夫した。進級に向けて安心して過ごすことのできる環境づくりにつとめた。

言葉

3月末で転園となる子2名のお別れ会を行った。保育士が4月から新しい保育園へいくことを子どもたちに伝え「一緒に過ごすことができるのがあと少しでさみしいけど、たくさん遊んで思い出を作ろうね。」と話すと「そっかー」「うん、わかった!」といった言葉がみられた。ホワイトボードシアターで「小さな世界」を絵と歌詞をみながら一緒に歌った。保育士や友だちとの言葉のやりとりをする経験を通して、言葉の意味するものや話されたことの内容を徐々に理解するようになり、言葉で伝え合うことの喜びや言葉による心を通わせる楽しさを味わえた。

表現

よく歌う『はたらくくるま』に加え、『ねこふんじゃった』や『おべんとうバス』の歌をとり入れた。絵本やホワイトボードシアターで歌うと子どもたちも口ずさみ、保育士等と一緒に身振りをいれて楽しむ。ディズニー手遊び歌も好きで最後のフレーズ「ごーとごーをあわせると、ミッキマウス×3♪」で両手をパーにして頭の上で「ミッキー!」といってポーズをとる子どもたちの姿が表情豊かで、イメージをふくらませて表現を楽しむ姿がみられた。…

0歳たんぽぽ組2023年度3月のまとめ

健康

寒暖差があったが、大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。手を洗う時に「袖をめくろうね」と言うと、自分で袖をめくるようになった。玩具の片付けや靴下や靴を履こうとしたり、脱いだりと身の回りのことに挑戦する姿が増えた。子どもが興味を示した時はじっくり取り組めるように、時間と場所を作り、見守りながら援助した。食事が終わると、自分の布団に横になり、保育士等がそばにつくと眠りにつく。途中で目が覚めても保育士等を確認すると再び眠りにつく。安心した環境の下で生活リズムが定着した。

人間関係

散歩のときに、交代で保育士と手をつなぎ歩いて散歩をするようになった。「散歩にいこう」と声をかけると、自ら保育士等や友だちと手を繋ぐようになった。お部屋では『さんぽ』の曲を流すと手を繋ごうと保育士等や友だちに手を差し出し、繋ごうとする。
また友だちと一緒にアヒルやワニのプルトイを引っ張ってお散歩ごっこをしたり、車を走らせたりと仲良く遊ぶ姿が増えた。ニコニコ笑い合い、時には喃語でおしゃべりしながら遊んでいる。一方で自己主張が強くなり、押したり服をひっぱったりとトラブルも増えている。「押すのはいやだよ」「これがほしかったの?貸してって言おうね」思いを汲み取りながら、言葉で伝えることができるように仲立ちしている。

環境

運動の発達が著しい。階段を立ったまま上り下りをできるようなった。上手にバランスを取りソフトブロックで作った凸凹の一本橋を渡ったり、高いところからジャンプしたりと動きが活発になった。公園の築山に駆け上がり、下りる時は転ばないようにとゆっくり足を進ませる。体幹がしっかりし体の使い方が上手になった。
公園や散歩途中の軒先に咲く花などの植物を見つけると「ハナ」「はっぱ」と関心を示す。触ろうとする時には、一緒に触れ合い「優しくね」「この葉っぱ、柔らかいね」「お花、いい匂いがするね」と声をかけた。

言葉

散歩途中や絵本などで車を見つけた時、今までは全て『くるま』や『ブーブー』だったが、『バス』『救急車』など種類別に呼ぶようになった。絵本と玩具を交互に指差し「一緒」ともいう。また、友だちを指差し「これ(は?)」と言い、保育士等が「○○君だね」と答えると、“うん、うん”と頷き、また別の子を指差し「これ(は?)」と尋ね、やり取りを楽しむ。友だちの名前を呼んで話しかける子もいる。人や物の名前に興味を持ち、“知りたい”気持ちが高まっている。

表現

大きな模造紙にみんなでお絵描きをした。「どんな色がいい?」と好きな色を一本ずつ選んで描く。色を変えたいときは使っていたクレヨンを戻し、次の色を選んでいた。クレヨンをしっかりと握る。鉛筆持ちで持つ子もいる。丸や線を思い思いに描いて楽しんでいた。…

5歳ひまわり組2023年度2月のまとめ

健康

就学に向けて、ハンカチやティッシュを持ってくるように家庭に協力をお願いした。自分自身で持ってきたハンカチやティッシュを使うことがうれしいようで、持ち物の管理への意識も高まった。
午睡がなくなったことで、午後に疲れが見られる子がいた。ゆっくりと遊べるように、保育室内にゴザを用意し、そのうえで寝転がったり、穏やかに絵本が読めたりできるようスペースを作った。

人間関係

卒園式の練習や卒園文集の制作を行う中で、卒園が近いことを感じ取り、寂しそうにする姿があった。小学校が離れてしまう友だちと過ごす時間を大切にしようとしたり、一緒に過ごせる時間を喜び合ったりする姿が見られた。
友だちとの関わりの中で、意見の違いでぶつかり合う姿が見られたが、自分の意見を伝えたり、相手の意見を受け入れたりすることで、自分たちで解決できるようになってきた。

環境

雪が積もったことで、みんなで雪遊びを楽しむことができた。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、思う存分雪に触れ合うことができた。
就学に向けて、より一層自分の身の回りのことへの関心が向くように、声をかけるようにした。自分たちの活動で床や机が汚れた際には声をかけていくことで、清潔にすることへの意識が向くようなってきたところである。また、自発的にホールの床をほうきで掃いたり、保育室の玩具を整理整頓したりする姿が見られるようになってきた。

言葉

クラスで児童書「エルマーのぼうけん」を数日にわたって読んだ。文章に親しみ、想像しながら楽しむことができた。また、読み終わった後にクラスで感想を発表し合った。友だちの感想を真剣に聞いたり、自分の感想を言葉にして伝える経験をすることができた。
言葉で感想を伝えるいい機会となった。卒園文集や卒園式の言葉を作る中で、1年間のことを思い出しながら、両親や園の先生たちへの感謝の気持ちを伝える言葉が自然と出てきた。

表現

節分制作では、張り子で鬼のお面を作った。昨年も張り子を使った制作をしていたこともあり、風船に紙を貼り付けるのも上手にできていた。鬼の色をそれぞれが考えて、「強い鬼だから黒にする!」「カラフルな鬼にしようかな!」と思い思いに絵具で塗ることができた。
廃材制作が盛り上がり、絵本で読んだ「ももいろのきりん」に出てくるキリンを様々な箱を組み合わせて作ったり、ギターや車など自分で工夫して作ったりする姿が見られた。

 …

4歳ゆり組2023年度2月のまとめ

健康

インフルエンザ等の感染症や発熱や咳といった風邪の症状により、欠席するこどもが多く、全員揃う日が少なかった。また、全体的にも咳や鼻水といった症状も多く、見られているので引き続き、感染症に留意し見守っていく。花粉症の症状を訴える子どもも増え、家庭と連携し、子どもたちの体調を見守っていく。

人間関係

5歳児のひまわり組の卒園が近づいてきたこともあり、5歳児と交流する機会が多くなった。なかよしグループで行った「きんぎょがにげた!ゲーム」では、すみれ組とひまわり組と手をつなぎ、各部屋に隠れているきんぎょを見つけ出す。最初は探す気持ちが強いがあまり、行きたい方向に向かってしまう姿が多く見られたが、徐々に「すみれ組に探しに行こう!」と声をかけ、関係を深めていた。

環境

1月からバケツやカップに水を入れ、氷に変わる実験を行った。子どもたちに「マイナスになると凍るよ」と伝えると、朝から冷える日は「天気予報で今日はマイナスになったって言ってたよ!」「今は何度なの?」と日常の中で気温を通し、数字に触れ合う姿が見られた。2月8日に水たまりとタライに氷が張り、子どもたちも嬉しそうに氷に触れていた。

言葉

3月3日のひなまつりの会にむけて、室内に「うれしいひなまつり」の歌詞を貼る。帰りの会で歌うと、その後自由遊びの時間の中で文字を書き写し、遊びに発展させる姿が見られた。また、どんぐりケーキを持って帰る際にケーキの箱を用意すると、名前を書いてみる子どもも多く遊びの中でひらがなや言葉に触れる姿が見られた。

表現

紙粘土を使用し、どんぐりケーキを作り、ひな人形制作を行う。どんぐりケーキでは、紙粘土に色を混ぜ、手で丸めたり、形を整えたり、トイレットペーパーの芯に合わせ、カップケーキのようにしたりと思い思いのケーキを作っていた。また、遠足で拾ってきたどんぐりを耳やイチゴに見立てたケーキを作っていた。…

3歳すみれ組2023年度2月のまとめ

健康

寒暖差が激しく体調を崩したり、季節性の感染症が流行したこともあり、より一層手洗い・うがいの声掛けを行ったことで、子どもたちも丁寧にするように心がける姿が見られた。また、進級に向けて給食とおやつの後にもうがいを取り入れ、口の中の衛生を保てるようにした。身のまわりの行うことが増えたが、見通しを持って行動できるようになってきた。給食では、苦手な食べ物も積極的に食べようとする姿が見られ、「お野菜をたべると体が元気になるんだよね。」と食べ物に関する栄養にも気が付き、意識する姿があった。

人間関係

生活発表会での劇遊びを通して、友だちと一緒にセリフや歌を合わせたり、同じ役同士で動きを合わせる楽しさを感じる姿が見られた。「○○ちゃんは歌が上手だよね!」と友だちの良さに気が付いて褒める姿が見られた。また椅子取りゲームやフルーツバスマットなど集団ゲーム、2人組で行うわらべうたを多く取り入れ、友だちと活動を通して関わる楽しさや、クラスの中のたくさんの友だちと遊ぶ嬉しさを感じることができた。朝や夕方にみんなで折り紙をよく折って遊ぶ姿があり、得意な友だちとに「どうやって折るの?」と教わる姿が見られたり、年上やクラスで上手な子が折っているものに憧れて教わりながら一生懸命に折ろうとする様子も多く見られた。

環境

雪が降った日は、窓から外を眺めて「雪が降ってるね!」嬉しそうに話していて、戸外に出て直接雪に触れてみると「冷たいね!」「フワフワしているね!」と雪遊びを存分に楽しんだ。また雪をバケツに集めて遊ぶ姿があったので、絵の具を付けてかき氷ごっこも楽しんだ。文字に興味を示す子が増え、室内に貼ってあるひらがな表を見て自分の名前にある文字を見つけたり、活動の内容が書いてあるパネルを絵と照らし合わせながら読む姿が見られた。また室内で育てているヒヤシンスの生長の変化を毎日よく観察していて、蕾に色がついたり花が咲くと嬉しそうに保育士に伝える様子が見られた。

言葉

毎日の朝の会でグループごとに前に立ち挨拶したり日付を発表するお当番活動を始め、お当番活動を通して、より一層親しみを持って挨拶をする姿が見られるようになっていった。そして帰りの会で次の日のお当番とわかるとやる気に満ちた声が多く聞かれた。紙芝居や絵本が好きで、長い物語にも飽きることなく集中して物語を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、読み終えた後に感想を発表し合い、友だちの話を聞いたり、自分の感じたことを伝えたりして、言葉で表現することを楽しむ姿が見られた。

表現

絵本の「てぶくろ」を題材にした劇を生活発表会にて発表した。練習を重ねていく中で、自分の役の動物になりきって役の動物の動きで舞台に入場したり、ピアノの音に合わせて歌とダンスを堂々と歌ったり踊る様子が見られた。また当日は緊張する様子も見られたが、劇が進む中でとセリフの声も大きくなり、今までで1番の劇を保護者へ見せることができた。発表会が終わったあと、衣装を保護者の方に嬉しそうに見せる姿が見られた。ひなまつり制作では、お内裏様とお雛様の着物を想像して千代紙を選び、折った線に沿ってハサミで細かく切り、紙コップにのりでつけて作り、金の屏風は初めてじゃばら折りに挑戦して、裏表を繰り返しながら上手に折ることができた。「うれしいひなまつり」の歌詞を覚えて、口ずさむ姿が見られた。

 …

2歳ちゅーりっぷ組2023年度2月のまとめ

健康

春が近づいてきたこともあり、上着を着なくてもいい暖かい日と、外に出るのもとても寒い日が交互に続くことが多かった。その影響もあり、発熱、咳、鼻水など風邪の症状で休んだり、早退したりする子が多かった。他にも結膜炎や花粉症などといった症状の子も多く、感染防止のため手洗いを促した。また、袖をまくる、拭く時は水滴をしっかりきってから拭くよう教えていった。気温が安定しない日が続いていくと予測していきながら引き続き様子を見ていく。

人間関係

夕方での室内遊びでのこと、女児と男児の何人かでままごとの近くに椅子をたくさん囲んでお家作りをする。しばらくすると気になった友だちが「いれて」というと「もうすこしまっててね」と声掛けをする。断られことにショックだったのか、泣いてしまい落ち込んでいる姿をみて、「広くしたからこっちにおいで」と優しく声をかけていた。以前だったらそこで衝突が多かったが成長をしていくにつれ、待つことや譲るそして入れてあげることが出来るようになってきた。いいところはたくさん褒めさらに向上できるようしていく。

環境

来月の移行保育に向けて、子どもたちが安心して遊べるよう雨の日や夕方にすみれ組に行く。ままごとでは野菜やトマトきゅうりを盛りつけサラダを作る。「はい、どうぞ」と出来あがったのを年上の友だちや保育士等に上手にみせていた。また、電車遊びや、折り紙を使って一緒に作るなど、いつもと違う環境や遊びに一人一人がとても集中していた。新年度がかわり新しいクラスになるため、子どもたちが好きな遊びを観察し、玩具を取り入れていく。

言葉

上旬の保護者会後に発表会をする。「三匹のこぶた」では「トントントン」と歌いながらリズムよくやっていた。特に「フーとふいたら」の歌詞でおおかみの真似をしながら勢いよくふき、上手に表現している姿が見られた。「手をたたきましょう」では、歌詞のフレーズである笑う、泣く、怒るなど、保護者に上手に見せながら楽しそうにみせており、誰一人も泣いていないところに成長を感じた。

表現

夕方、幼児クラスでのリズム遊びに参加する。やる前から「どんなことするの?」と初めてやる活動に待ち遠しい姿が見られた。ワニ、あひる、三輪車などお兄さん、お姉さんの姿を見ながら上手に真似したり表現したりしていた。また終わった後には、「楽しいね」「またやりたい」「すみれになったら毎週やるんだよね?」などすみれ組になることに楽しみや待ち遠しい姿が見られていた。…

1歳もも組2023年度2月のまとめ

健康

1日を通して気温差が見られる日が多く、午睡中の咳・鼻水が目立つ子が多く見られた。保育士等が「鼻水出ちゃったから拭こうね」こまめに鼻水を拭き上げる。体調に留意して体温調節の為上着の脱ぎ着を行い、子どもたちが過ごしやすいように保育士等で連携を取り合う。活動後や食事の前など手洗いが身についてきて保育士等の声掛けで手洗い場まで向かう。また、泡のハンドソープを使って自分の手をゴシゴシ洗うのが上手になる。

人間関係

遊びの中で「かして」「いいよ」と友だち同士で伝えあいおもちゃの貸し借りをする一面が見られるようになる。友だちがブロックで電車を作っているのに興味を示し、「なにつくってるの?」「でんしゃつくってるの」と関わりを子どもたち同士で楽しむ姿もまた見られるようになる。泣いている子がいると頭を撫でている優しい場面も見られた。

環境

散歩に向かう際に、雪が積もっている道を通り「ゆきがあるね」「ゆきだるま」と散歩道で季節の変化を保育士等と言葉を通して見つける。手先を使ったひも通しやパズルの遊びを用意し興味を持ち集中して取り組んでいた。散歩道に落ちている花びらを公園などでテーブルのに集めて料理ごっこを「いらっしゃいませー」と楽しんでいた。

言葉

友だち同士の遊びのやり取りの中で、おもちゃを使いたい子に「ダメ、いやだ」と言っていたが、保育士等が仲立ちに入り言葉で繰り返し伝えていく。その中で子どもたちから「まっててね」「おわったらいいよ」と言葉で伝えていた。また思いを伝えたいときに「○○がしたかった」と保育士等に伝えていた。

表現

節分の会へ参加したことで赤い色や青い色を見つけると「おにさんだ」「おにはーそと」と豆を投げる素振りをする姿が見られるようになる。また雪の出てくる紙芝居を子どもたちに読み聞かせすると「まえみたよ」「ママとパパとみた」と保育士等に伝えていた。
園庭に積もっている雪を桶に集め保育室で雪を触る体験をする。「つめたい」「フワフワだね」と保育士等に雪の感触を伝える姿が見られた。…

0歳たんぽぽ組2023年度2月のまとめ

健康

朝晩と日中の気温差が大きいこともあり、月の前半に鼻水や咳が出る子が多かった。室内外の気温差に留意し、体調に合わせてなるべく薄着を心がけ元気に過ごせるようにしていった。
食事の前には手を洗うという習慣が分かってきている。「お袖をまくってから、洗おうね」と声をかけると、自分で袖をまくる姿も少しずつ見られるようになった。水道の前では蛇口に触れて水を出そうとしたり、ハンドソープの泡を自分でつけたりして洗おうとするようにもなる。子どもが自分で手を洗っている時には見守り、洗い残しがある時にはさりげなく手伝うようにした。

人間関係

友だちが遊んでいる玩具を一緒に使いたくて傍にいき、関わりを持って楽しそうに遊ぶ姿が多く見られるようになる。玩具を貸してほしい時にも手を叩いたり、「かして」と言ったりして伝えられるようになってきた。時には思いが通らず手が出たり、嚙みつこうとしたりすることも多かったが、いざこざが起きそうな場面では保育士等の配置や声のかけ方を工夫し、未然に防ぐことが出来るようにしていった。

環境

散歩では交代で保育士等と手を繋ぎ歩く機会を増やした。少し遠くの公園にも行くことも出来るようになった。自然物や身近な遊具に興味を持ち、進んで触れたり試したりして遊んでいる。鉄棒にひとりの子どもがぶら下がると次から次に「自分もやってみたい」と興味を持ちぶら下がろうとしている。
室内ではバンダナを用意すると、風呂敷代わりにしてお気に入りの玩具を包んでもらったり、赤ちゃん人形に掛けて寝かしつけをしたりして遊ぶ姿が見られた。小さいテーブルを出したり棚を移動したりして子どもが興味を持って遊ぶことができるように工夫した。

言葉

お気に入りの歌、手遊び、絵本は何度も繰り返し歌ったり読んでもらったりして楽しんでいる。また、保育士等や友だちの真似をしながら言葉も少しずつ増えて、簡単なやり取りが出来るようになってきた。二語文を話す子もいる。子どもたちが伝えたいことを受け止めて応答的なかかわりを心がけながら、引き続きやりとりを楽しんでいけるようにしていく。

表現

テーブルに模造紙を広げてみんなで一緒にお絵かきとシール貼りをした。クレヨンを持つ筆圧が強くなり、いろんな色に持ち変えながら描くことを楽しめるようになった。また、手先が器用になったことで、台紙から自分でシールを剝がせるようになる子が増えてきた。自分でできることが増えて、お絵かきもシール貼りも一定時間椅子に座って遊べるようになった。できたことを見て欲しい気持ちも芽生えて、「これ!」「できた!」と言って保育士等にアピールする姿も見られるようになった。……