3歳すみれ組2023年度8月のまとめ

健康

熱中症に気を付けながら、暑い日には積極的にプールに入り、また室内では色水氷でお絵かきするなど夏らしい遊びを存分に楽しむ事ができた。先月と同様、プールではバタ足や列車ごっこ、そして水鉄砲を使ってよく遊んだ。最初に比べ、顔に水がかかることに抵抗がある子が減り
、全身で水を浴び、心地良さを感じることができていた。そしてプール活動を通し、意欲的に身支度を進める姿が見られ、衣服を丁寧に畳み「先生見て、畳めたよ!」と嬉しそうに保育士に話す様子が見られた。食事では全体で食べる量が増え、おかわりをする子が多くなった。今月から食器の下膳に加え、主菜・副菜のみ配膳するようになった。落とさないように気をつけて運ぶ姿が見られ、今後も子どもたちの様子を見ながらできる中での必要なことを増やしていきたいと思う。

人間関係

おままごと遊びやブロック遊びなどで、同じイメージを共有しながら、友だちと関わって遊ぶ姿が多く見られた。また、遊びを進める中で、意見が合わずぶつかり合ってしまい、トラブルに繋がることもあるが、保育士が仲立ちをし、お互いの思いを伝え、必要な言葉を一緒に伝えることで解決できるようにしていった。玩具や場所の取り合いなど、些細なことでぶつかり合うことはあるが、その都度保育士が相手の気持ちに気が付けるような言葉かけをしていった。

環境

おやつで出るとうもろこしの皮むきを行ったり、夏の間に育てたピーマンとオクラを収穫し、夏の野菜を実際に見て触れ合う機会を作った。大きく生長したことを喜び、また野菜スタンプに使用したことで野菜を半分に切り、オクラが星型になることに興味を持つ様子が見られた。そして小さな実や熟れすぎた野菜の色の変化に気がつき、自分が発見したことを友だちや保育士と共有し、興味深く観察する姿が見られた。

言葉

遊びの中でぶつかり合うことがあった際、なかなか自分の気持ちを言葉にできず、涙してしまう子や、感情的になって言葉がうまく出てこない姿が見られた。一人一人の思いに寄り添いながら、気持ちを代弁することで、スムーズなやりとりができるように仲立ちしていった。友だちの行動が気になってしまい、強い口調で注意しようとする姿があった。その都度、優しい言い回しや適切な言葉を伝えるようにしていった。

表現

季節の歌に親しみ、友だちと声を合わせて歌う楽しさを味わう姿があった。お気に入りの曲があると「歌いたい!」とリクエストして、積極的に楽しんでいた。プール活動の準備体操でリズムや運動会で披露する曲を取り入れ、体を動かす活動を行った。またスライムや氷などの感触を楽しむ遊びをしたり、8月の制作では初めて絵の具を使い、夏祭りで盆踊りを踊る際に使用するうちわに花火を表現した。筆の使い方や塗り方を一人ずつ伝え、隙間がないように丁寧に塗る様子が見られた。ピーマンを花火・オクラを星に見立てスタンプをし、自分で花火の色を選ぶなど、伸び伸びと表現する事ができていた。最近折り紙に興味を持つ様子が見られ、自由遊びで取り入れるようにしていく。

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