0歳たんぽぽ組2023年度9月のまとめ

健康

歩行ができる子が増えた。まだの子もハイハイで移動し、棚などにつかまって立ち上がり、伝い歩きを楽しむ。手を離してひとり立ちする姿もある。戸外では今までシートから出ようとしなかった子もシートから出て、意欲的に探索活動を楽しむようになった。
体力がついてきて、誰も午前寝しない日が多くなった。その分、午睡時間にぐっすりまとまって眠るようになった。
自分で食べたい気持ちが膨らみ、食具を持ちたがり、小皿に食材を乗せるとスプーンですくい、口へと運ぶ姿もある。手掴みでもよく食べている。自分でコップを持ち、飲もうとする。意欲的に食べようとする姿を認め、声かけした。

人間関係

友だちの後をついて行ったり、トンネル遊びをしている友だちの顔を覗き込んで「ばあ」と笑顔で語りかけたり、持っている玩具を“どうぞ”と渡したりと、一緒に同じ遊びをすることを喜んでいる。友だちが持っている玩具を欲しがり、取ってしまいトラブルになることがあるので、同じ玩具を複数そろえた。そして「これはお友だちが遊んでいるよ。同じ玩具で遊びたいんだね。こっちにもあるよ。」などと子どもの気持ちを代弁しながら仲介した。

環境

おやつや食事の時間になると、自分で石鹸を出して手を洗おうとしたり、ペーパータオルを取り、濡れた手を拭く。そして椅子に座って、エプロンを付けようとする姿がある。生活習慣が身についてきている。
着脱の際、保育士等の言葉に応じて腕を自分で通そうとしたり、頭から脱ごうとしたりと、身の回りのことを自分でしようとする姿が出てきた。

言葉

高月齢児は「バイバイ」「あった」「せんせい」など、喃語から意味のある言葉を発するようになってきている。低月齢児も保育士等の話をじーっと聞いたり、「うん、うん」と頷いたり、理解しているような表情をする。また喃語を盛んに発して、保育士等や友だちに話かけたり、仕草や表情で思いを伝えようとする。「これで遊びたいのね」「○○したいのね」と子どもも思いを汲み取り、代弁した。“伝わった”喜びから、言葉を発することへの意欲へと促していく。

表現

絵の具を使った制作をした。保育士が準備を始めると、“今日は何をするの?やりたい、やりたい!”と集まってくる。絵の具の入ったパレットに手を伸ばし、絵の具を触り、にぎにぎと、感触を楽しむ。保育士がその手を画用紙の上に載せると画用紙に色がつく様子を見て、目を輝かせて楽しんでいた。

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