健康
4歳児クラスだけでなく、保育園全体でインフルエンザ等感染症が流行り、全員が揃う日が少なかった。また、月後半になるとお腹の風邪も目立った。気温差が激しい週もあり、衣類での調整を行うように声をかけていった。今後も風邪が流行りやすい季節になるので、クラス内が適正な環境になるように気を付けていく。
人間関係
お店屋さんごっこの準備を3~5歳児の異年齢活動で行う。前回は、4,5歳児での活動であったため、今回は3歳児が初めて参加することになり、「やってあげようか」と声をかける姿が見られた。クラス内では、遊びの中でルールを巡って、思いがぶつかり合う様子が見られた。保育者もそばで見守り、子どもたち同士で話し合える場を設けると、子どもたち自ら目線を合わせて落ち着いて話をし、解決しようとする姿が見られた。
環境
以前より50ピースほどのパズルを好んで遊ぶ姿が見られ、5分ほどで完成させる姿が見られていたため、100ピース・150ピースのパズルを保育室に用意した。3~5人で協力し、完成を目指す姿が見られた。また、パズルのサイズの板を用意し、活動の切り替え時にとっておけるようにすると、再び集中し、遊び込む姿が見られた。
言葉
公園に散歩に出かけた時に、その時の環境を子どもたちと確かめ、ルールを決めた。「あの子たちは、ももくらいかな」「走ったら危ないからバナナ氷鬼はなしにしよう」と話し合い、「じゃあ、かくれんぼは?」「大丈夫だと思う!」などと友だちの意見に共感し、認める姿が見られた。その後、比較的空いた時間になり、「やったー!バナナ氷鬼しよう!」と子どもたちで声をかけ合い、楽しむ姿が見られた。
表現
気温が下がり、子どもたちも活動の中で季節の変わり目に気づく姿が多く見られた。園庭の鉄棒では、「わー!冷たい!!」「ひえってするね」と子どもの言葉で表現する姿が見られた。また、日暮れの空模様を見て「なんかおいしそうだね」と子どもたちで声をかけ合い、自然の現象に興味を持ち、表現する姿が見られた。…
健康
季節性の感染症にかかった子どももいたものの、クラス間での大きな流行はなく過ごす。先月行った運動会の取り組みから引き続き、鉄棒に意欲的に挑戦する姿が多く見られた。以前に比べると全体的に戸外遊びを楽しみ、その中で十分に体を動かす姿が増えてきている。来月は、気温の寒暖差が激しくなってくるので、衣服での調節を行うように声をかけていく。
人間関係
幼児の3クラス合同で12月に行うお店屋さんごっこの準備が始まった。なかよしグループに分かれ、4グループで活動を行う。難しいところは5歳に聞いたり、3歳が困っているところは声をかけたりと、異年齢交流を楽しむ姿がみられた。また、園庭や公園先でも5歳の集団ゲームに積極的に参加し、遊びの中で人間関係を広げていた。
環境
折り紙制作を楽しみ、集中し行う姿が見られていたが、その一方で誰のかわからない「迷子の折り紙」や作り途中で放置されている「かわいそうな折り紙」が多く見られるようになってきた。朝の会で紙芝居を使用し、話をすると「かわいそうだね」と子どもたちで話す姿が見られた。その後、「まだ、ここ使える!」と大切に使おうとする姿が見られた。
言葉
ひらがなに興味を持つ姿が多く見られるようになる。絵本を見て書き写したり、ひらがな表をみながら文字を書き、それをごっこ遊びや構成遊びに取り入れたりと、より一層遊びを深める姿が多く見られる。また、パズルの中に描かれている漢字に興味を示し、「これはなに?」と保育士に聞き、「ふぐっていうんだ~」と新しい文字に触れ、驚く姿が見られた。
表現
ハロウィン制作で、ボンドと毛糸を使用し、バッグを作る。毛糸にボンドを絡ませ、型に巻いて作った。初めてボンドに触れ、「白くなっちゃう?」と不思議がったり、「乾くとぺりぺりってはがせるんだね」とボンドの性質に触れたりと、驚いていた。今後も様ざまな材料に触れ、制作を楽しんでいく。…
健康
大きな感染症にかかることなく、元気に過ごす子どもが多く見られたが、近くの保育施設で感染症が流行っているので、今後も十分留意し、様子を見守っていく。運動会に向けて、外で体を動かす姿が全体的に増えた。鉄棒やはしご渡りなど様々な種目で、体の使い方を知り、活用する姿が見られた。
人間関係
2歳児と合同散歩でにしはら公園に行く。「車の方をゆりが歩くんだよね」「ゆっくり歩かないとね」と子ども同士で確認しながら、リードする姿が見られた。公園では、靴が脱げた2歳児に声をかけ、履くのを手伝ってあげたり、「これほしいの?あげる!」と木の実をプレゼントしたりと、気にかけ、2歳児や保育者に「ありがとう」と声をかけられると、嬉しそうな表情が見られた。
環境
運動会に向けて、暑い日でも活動できるように室内で鉄棒や一本橋の練習を行えるように、環境を整える。全体活動だけでなく、自由遊びの中でも取り入れると、友だちと声を掛け合いながら楽しむ姿が見られた。また、運動会の練習を行う際に、他クラスにも声をかけてお客さん役になってもらうと、普段とは違う環境に驚きながらも、拍手をもらうと嬉しそうにしていた。
言葉
ごっこ遊びの中で友だちと言葉を介して遊ぶ姿が増えてきている。また、制作した作品や構成遊びによりできた作品を使用し、遊びを発展させている。その中で思いが通らなかったときに、強い口調で思いを伝えようとする姿も見られる。今後は、全体活動の中で、紙芝居やペープサートなどを使用し、同じ状況を作り出し、言葉で伝える方法を伝えていく。
表現
運動会で発表するパラバルーンをビデオで撮影し、クラス全体で見てみると、「ふわぁって空気は入っているね」「大きなきのこみたい!」「鉛筆みたいにとんがっているね」と嬉しそうに思い思いの表現を伝えていた。また、ようかいしりとりのお面作りでは、「くらげのひのたまは赤色なんだ」と友だちと会話を楽しみながら制作していた。…
健康
大きな感染症にかかることなく、元気に登園する姿が見られたが、咳や鼻水といった症状が見られる子どももいるので、引き続き様子を見守っていく。プール活動や室内での鉄棒やサーキットなど夏場でも多く体を動かし、食事量も全体的に増えてきている。来月も運動会といった大きな行事があるので、保護者と連携を取り、体調管理に努めていく。
人間関係
一日中35度以上の日が続き、室内遊びの時間が増えた。その際に、1,2歳児の子どもたちが遊びに来るよと伝えると、「はさみは危ないからしまおう!」「ペンはどうしようか。でもきっと使いたいよね」と子どもたちで話し合っていた。1,2歳児が遊びに来ると、「ここに座っていいよ」と関わりあいながら一緒に遊ぶ姿が見られた。
環境
机上遊びを楽しむ子どもが増え、遊びの様子を見て机をセットすると、椅子や玩具を運び、子どもたちで環境を作り出す姿が見られた。同じ室内でも、ぬりえ・折り紙・レゴなど遊びに分けて子どもたちで遊び込める環境を作り出していた。また、折り紙を楽しみ、作り上げることに喜びを感じる姿が見られたので、画用紙で海や野原を連想させるように室内にスペースを設けると、作品を飾り、友だちと見せ合う姿が見られた。
言葉
気の合う友だちとイメージを共有し、遊ぶ姿が増えてきている。ごっこ遊びの中でも、「○〇くんは高校にいってくるからね」「ご飯できたよ」と普段の生活の中で使用している会話を取り入れたり、「結婚の練習するよ!」と新たな言葉を使いこなしたりと、遊びの中で語彙が増え、関わりが深まっている様子が見られた。
表現
8月31日に「夏の思い出」というタイトルで自由画を描く。子どもたちはクレヨンを配る
と「何にしよう!迷っちゃう!」「○〇ちゃんと阿波踊りであったんだ~」と思い出を嬉しそうに話し、描く姿が見られた。場所や物の色味をよく思い出し、「着物は黒だったんだよ」「水鉄砲は青と黄色だったね」と色で表現する姿が見られた。…
健康
先月に比べ、熱や風で休む子どもが少なくなった。食育の活動では、植栽の水やりを楽しんで行う姿が見られた。収穫した際には、「抜けた!」「早く食べたい!」など自分たちで育てたという喜びや達成感を味わうことが出来た。また、6種類の調味料を使用し、子どもたち自身で味の変化を楽しんでいた。浮く野菜・浮かない野菜では、友だちと「あ!浮いたよ!」と話しながら楽しんでいる姿が見られた。今回のクッキングを通して、自分たちが育てた野菜や6種類の調味料の中から味を作ることによって、食への興味や関心が高まった。
人間関係
気温の高い日が続き、室内遊びの時間が増えた。その中で、1,2歳児との交流会を行う。交流会を行う前に全体に「どの玩具はもも組さんちゅうりっぷさん喜ぶかな」とこどもたちに問いかけると、「ビー玉は食べちゃうかもしれないからしまっておこう!」と子どもたちで考え、決める姿が見られた。兄弟児だけでなく、「ペン閉めてあげるね!」と積極的に関わり、交流を深めていた。
環境
友だちとの関わりが増え、複数でごっこ遊びをする姿が多くみられるようになった。「僕がお父さんね!」「私は16歳の高校生!」と子どもたちで話し合い、役割を決めて遊んでいた。その中で椅子や棚を使用し、環境を作り遊び込む姿が見られた。今後もこどもたちが遊び込むことができる環境を作っていく。
言葉
暑さが本番になり、室内で過ごす姿が多くなる。友だちと同じ環境で遊ぶことが増え、関わりを持って過ごす時間が増えてきた。部屋の中でごっこ遊びや机上遊びなどといった様々な種類の遊びが見られるようになり、時には遊びの中でトラブルも見られるようになった。友だちにも自分と同じように気持ちがあることを伝え、子どもたちで思いを伝えられる環境を作ると、言葉を使って思いを伝える姿が見られた。
表現
夏本番になり、暑さを肌で感じ、暑さを言葉で表現する姿が見られた。「風が吹くとサラサラするね」と夏の風を感じる姿や、ゆり組が育ているヘチマが成長し、階段の上まで伸びる様子を観察し、「大きくなったね。夏のぽかぽかの匂いがする!」と夏ならではの感覚を楽しんでいた。…
健康
暑さが厳しくなってきたので、プールが始まると子ども達はとても気持ち良さそうな表情をしていた。また「きもちいい!」と爽快感を表現する声も聞こえてきた。更に「急に入ると体がびっくりしちゃうからね」と声をかけると、遊びたい気持ちを我慢して準備体操をきちんと行い、体の隅から洗うように伝えるとゆっくりプールに入り、ルールを守る姿が見られた。他にも子ども達が体調を崩さないように水温管理に気を配り、外気温を考慮しながらプールを行った。
人間関係
仲の良い友達が休んでいるとき、1人で過ごすのではなく、いつもはあまり遊ばない友達に声をかけ、一緒に遊んでいる様子が見られた。後日、一緒に遊んだ友達を誘って遊んだり、自分から「入れて」と遊びに参加したりする様子も見られ、クラス内の人間関係が少しずつ広がってきている。また、ごっこ遊びの中でも役割分担に対し、話し合いで解決する姿が見られた。
環境
紙コップで・ひらがな・数字・アルファベットを描いた玩具を作る。初めは、なんの秩序なく並べていたが、「1を一番上にしたいな!」「みてみて、これ“まさみ”ってかいてある!」と遊びを通して文字に興味を持つ姿が見られた。また、全体活動でティッシュ箱を使用し、自由制作を行った。他の廃材も用意すると、組み合わせ、車やロボット、珍しいものでいうと、ししまいの顔といった発想力豊かに楽しんでいた。
言葉
遊びの最中に、友達から「入れて」と言われたときに「ダメ」「いやだ」と言う様子が見られた。理由を尋ねると、「○〇くんと遊んでいるから…」「今は一人であそびたいの」と答えが返ってきた。しかし、拒否された側は自分と遊ぶことを嫌がっていると感じてしまうため「ダメって言われたらどう思う?」と相手の立場になって考えるように促した。更に「〇時になったらいいよ」や「後で遊ぼう」など、相手を傷つけない表現方法を伝えた。
表現
室内遊びの最中に、部屋内にあるビニールテープのライン、通称“ゆり組ライン”を引っ張り、取る姿が見られた。全体であつまり、①ゆり組ラインがあって嫌だなのお友だちの意見②ゆり組ラインがあってほしいなのお友だちの意見と双方の意見を聞いた。その中で、「半分だけ引こうよ!」という意見が子どもの中から出てきた。2週間ほど、半分のラインだけで活動するも、ラインが引いてある方だけに偏る姿が見られ、もう一度、全体に必要性を問う。そうすると「あったほうがいいね!」と伝える姿が多くみられ、子どもたち同士で話し合う姿が見られた。今後も全体の前で自己表現をする場を設けていきたい。
…
健康
4月に引き続き、咳込みや鼻水といった症状が見られ、欠席する子どもが目立った。今後も家庭と連携し、体調管理に努める。活動では、サーキットを行い、あみくぐりに挑戦したり、片足でけんけんぱを行ったりと十分に動かす。また、クッキングではひまわり組と合同でお米とぎのクッキングを行う。「ほかほかの匂いがする!」と食べることへ興味を持ち、自分たちで作った料理をおいしそうに食べる姿が見られた。
人間関係
新高円寺公園に散歩にいくと、クラスの子どもが大好きな滑り台がある。その滑り台を使って、「カンカン~♪」と手を伸ばし、踏切に見立て遊ぶ姿が見られていた。その後、一人の子どもが「ジェットコースターにしようよ!」と声をかけると・受付・誘導と係に分かれて、遊びを展開させる姿が見られた。その中でもうまく思いが伝わらなかったり、理解されなかったりする姿が見られるときは仲立ちし、ことばの引き出しを増やしていく。
環境
植栽(あかじそ・はつかだいこん・へちま)を植えるにあたって、子どもたちと看板つくりを行う。園庭にブルーシートを敷き、段ボールで机を作り、“青空お絵描き教室”にすると、多くの子どもが興味を持ち、集まった。保育士が薄く鉛筆でひらがなを描くと、まねて書いたり、なぞったりとひらがなに興味を持つ姿が見られた。その後「名前を書きたい!」と意欲的な姿が見られ、真剣な表情で名前を書き、友だちと見せ合う姿が見られた
言葉
ひまわり組と蚕糸の森公園し、春の遠足にでかけ、その後経験画を描く。一人一人に何を描いたのかじっくり時間をかけて聞くと、「これは僕のシート。トミカの絵があったからカラフルにしたんだ」「これは雨だよ。最後帰るときにちょっと降ってきたでしょ。だからちょっとだけなの」と子どもの記憶を描き、表現することで、保育士や友だちに言葉で伝える姿が見られた。
表現
室内遊びでは、巧技台をステージに見立て、子どもたちで観客席となる椅子を運び、「アイドルごっこ」を楽しむ姿が見られる。また、マイクはジュースの玩具を使い、「ようかいしりとり」や「ずいずいずっころばし」などイメージの世界を広げ、表現している。6月は梅雨の時期に入ってくるので、遊びを通して、表現する喜びを十分に味わえるようにしていく。…
健康
一週目は全員が元気に登園したが、二週目は溶連菌や、熱や席といった風邪の症状が見られ、欠席する様子が見られた。一か月を通して、気温差が激しかったことも要因と考えられる。今後も子どもの様子を家庭とも連携をとり、留意し見守っていく。
人間関係
室内外を通して、子ども同士での関わり合いながら遊ぶ姿が多くみられる。園庭で子ども二人がフラフープとボールを使い、フラフープの中にボールを投げて入れる遊びをしている中、二人の距離が遠く、ボールを投げる子どもが戸惑っていた。そして「これじゃ入らないよ」と伝えると、「僕がいくよ!」とフラフープを持っている子どもが近づき、二人で解決し、遊びこむ姿が見られた。今後も日々の活動の中で子どもたちの言葉で解決できるような仲立ちを行っていく。
環境
室内遊びでビー玉を使用し、コースを作る玩具がある。子どもたちの中でも発展させ、あっと驚くようなコースを作り、歓声を上げ楽しんでいる。しかし、ビー玉の性質上、見失ってしまうことも多々あった。そのことから、ビー玉を並べて、片付けるケースを用意すると、子どもたち自身で「元のお部屋に戻さないとね!」と意識し、片付ける姿が見られた。また、「このビー玉はちょっと大きい!」と大きさ比べをする姿も見られた。
言葉
「みんなの春」という制作を行う。折り紙を折って、貼り付け、クレヨンで思い思いに春を描いた。その後、一人一人に何を描いたのか聞くと、「これは昨日みんなといった梅里中央公園にいたシャクトリムシだよ!」「家族みんなでお花見したの」と指差しや身振り手振り、また全身も使いながら、伝える姿が見られた。
表現
5月のこどもの日にむけて、こいのぼり制作を行う。クレヨンで模様を描き、絵具で色を塗るはじき絵を使い、その後棒につけ、持って遊べるこいのぼりを制作した。クレヨンが絵具をはじく様子に、「染みてるのかな…」「クレヨンに毒がついてるのかも!」と不思議を友だちと共有していた。廊下に飾ると、「僕のこいのぼりは屋根より高いよ!」と友だちのこいのぼりと見比べ、嬉しそうな表情を見せていた。…
健康
今年度最後のクッキングを行った。今回はグループに分かれてスーパーへ行き、ホットケーキの材料を自分達で購入した。同じフルーツでも値段が異なったり、1番安いフルーツはどれか考えたり、見た目だけではなく、金額のことも考えながらグループ内で話し合い、購入するフルーツを決めていた。クッキングでは自分で生地をフライパンにたらし、保育者と一緒にひっくり返した。トッピングは全て自分達で行い「美味しいね」と言いながら完食していた。その後、職員のホットケーキも楽しそうにトッピングしていた。
人間関係
お別れ会で渡すペン立てを作った。普段の制作は個々の自由な想像力を大切にするようにしたが、今回はプレゼントなので、渡す相手のことを考えて制作するように促した。すると、仲の良いお兄さん、お姉さんのことを考え「○○ちゃんはこの色好きだと思う」「このスパンコールのハート形好きだと思うな」等、相手の好きな物や喜ぶ物を考えながら制作する姿が見られた。
言葉
お別れ会で仲の良いお兄さん、お姉さんに渡す手紙を書いた。保育者が卒園のお祝いのメッセージを記入した見本を作り、それぞれ自分の思いを書くように伝えた。自分の気持ちを言葉にすることが難しく、保育者や友だちの記入したメッセージを参考に、言葉を繋げていく姿も見られた。また、最後まで自分で考えることを大切にし、時間をかけてメッセージを記入する姿も見られた。卒園のお祝いや勉強への応援メッセージだけでなく、園での思い出を忘れないで欲しいなど、様々なメッセージが集まった。
環境
数日間、移行保育を行い、ひまわりの保育室で過ごした。今まで触れたことがない玩具に大喜びし、どんな玩具があるか部屋中を探していた。また、4歳児クラスよりも規則性のある机上の遊びが多く用意されており、興味を強く抱く姿が見られた。更に、保育者に自分達から遊び方を尋ね、遊びのルールを理解しようと努力する姿も見られた。実際に来年度から過ごす室内で遊びこむことにより、進級への実感や期待感を抱くことができていた。
表現
今月は1年間を通して印象に残った出来事の経験画を描くことにした。実際に保育者が具体例を出しながら1年間を振り返り、多くの出来事が思い出された。「ママが来てくれたから」と保育参加の様子を描いたり、園庭遊びやプールなど、友だちとの楽しかった思い出を描いたり、全員が自分で好きなシーンを選んでいた。なかなか1つに絞り切れず、友だちに「何描くの?」と尋ねながら決める姿も見られた。制作途中も友だち同士で何を描いているのか話したり、そのときの思い出を語ったり、和気あいあいと会話を楽しみながら描いていた。…
健康
新たに給食でも当番活動を始め、子ども達に配膳をお願いするようにした。おやつの当番活動でも配膳を行っているため、給食もスムーズに配膳することができていた。更に、子ども達同士で「ゆっくり運ぶよ」「こぼさないようにね」と声を掛け合い、慎重に配膳する姿も見られた。当番活動後は自分で白衣をたたみ、袋へ戻すように決め、身の回りのことを丁寧に行う習慣付けも取り入れた。
人間関係
退職する保育士や人形劇をしてくださった地域の方に花紙を用いた花束をプレゼントすることにした。初日は作り方を知っている子ども達が中心となり、グループ内の子ども達に優しく丁寧に教える姿が見られた。2回目になると作り方を覚えた子ども達も教える側に回り、友だち同士で協力しあいながらプレゼントを完成させていた。完成したプレゼントを見て「きれい」「かわいい」と口にし、友だちと一緒に喜ぶ姿も見られた。
言葉
劇ごっこを通して言葉をただ覚えるのではなく、自身で考えながら演じ、体験的なイメージに基づいた言葉を増やすことができた。更に、本番では保護者との距離が近く、子ども達の緊張感も高まっていたが、しっかりと台詞を言い、相手に伝えようとする姿が見られた。その他、劇を作り上げる中で保育士との会話も増え、人の話を聞く力が高まり、本番直前の変更点にも臨機応変に対応することができた。
環境
暖かい日が増え、散歩中に綺麗に咲いた花を見かけることが増えてきた。子ども達も季節が春に移り変わろうとしていることを感じており、保育士と一緒に花の名前クイズを楽しんでいた。公園では花や木の実を使ったままごとを楽しみ、豊かな自然と触れ合っていた。更に、虫の姿を見かけると、子ども達は大喜びで草木の間や地面に目を凝らし、他にも虫がいるのではないかと一生懸命探していた。
表現
2月は生活発表会で行った劇を絵で表現する「経験画」に挑戦した。すぐにイメージが湧き上がり制作に取り掛かる子ども達もいれば、何を描けばよいのか戸惑っている子ども達もいた。しかし、保育士と言葉を交わしながらイメージを膨らませたり、友だちの絵を見て良いアイデアが浮かんだりしたことで全員が制作に取り組むことができた。自分自身や友だち、中には物だけを描く子どももおり、それぞれが印象に残ったシーンを個性豊かに表現することができた。…