4歳ゆり組まとめ・指導計画バックナンバー

4歳ゆり組2022年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて鉄棒の練習を始めた。初めて前回りや逆上がりに挑戦する子ども達もいたが、怖がることなく、楽しそうに練習する姿が見られる。また、自由遊びの時間も鉄棒の練習に励んでおり、それぞれが自分の目標に向かって努力している。そして、運動が得意な子ども達は皆の手本となり、憧れの存在となっている。更に、一生懸命練習している友だちにやり方やコツを教える姿も見られ、身体的発達だけでなく、精神的発達も感じることができた。

人間関係

お店屋さんごっこ当日、5歳児と話し合いながら役割分担をし、皆で協力して店番を頑張っていた。また、商品の渡し忘れに気づいて声をかけたり、大きな声で呼び込みをしたり、5歳児に頼りきるのではなく、自分達も皆の役に立とうとする姿が見られた。お店を回るときは3歳児も一緒に行動していたので、手を繋ぐなど、年下を思いやり、世話をする姿も見られた。

言葉

トラブルが起きたとき、嫌な気持ちを言葉にして伝え合う姿が見られた。その際、相手を傷つけるのではなく、適切な言葉を用いて、優しく伝えることも少しずつできるようになってきている。また、一方だけを悪者にするのではなく、お互いに悪い面があった際は、きちんと謝罪の気持ちを伝え合う姿も見られるようになった。

環境

規範意識が高まってきたため、レゴブロックを出し、子ども達に遊ぶときや飾るときのルールを伝えた。小さい玩具故に無くしたり、友だちの作品を壊しやすかったりするため、子ども達は自然とルールの大切さを感じ、皆で気を付けながら遊んでいる。また、部品の数には限りがあるため、皆で話し合いながら分け合う姿も見られる。新しい玩具を通して、思いやりの心も学ぶことができた。

表現

水着に着替えてフィンガーペインティングを行った。指に絵の具をつけて壁を触り、不思議な模様を描く姿が見られた。更に、指を使って壁に思い思いの絵を描く姿も見られた。また、体に絵の具をつけても良いと伝えていたため、保育者や友だちの体につけて遊ぶことや、ぬるぬるした絵の具の感触を楽しむ様子も見られた。他にも絵の具を混ぜて色の変化を楽しむ姿も見られた。…

4歳ゆり組2022年度8月のまとめ

健康

3歳児、5歳児と共に、ホールでリズム遊びを行った。5歳児を手本とし、保育者と共に動きのポイントを確認してから取り組んだ。すると、つま先を立てたり、腕をきちんと伸ばしたり、曲調に合わせて動きの速さを変えたりするなど、保育者と確認したことを意識しながら、楽しく体を動かすことができた。また、音楽にしっかりと耳を傾け、集中してリズム遊びに取り組み、3歳児の手本となれるよう努力する様子も見られた。

人間関係

週に1度、5歳児と一緒にお店屋さんごっこの制作を行っている。4グループに分かれ、5歳児を手本とし、看板や品物の制作に一生懸命取り組む様子が見られた。また、グループ内で「夏祭りまだかな!」「楽しみだね!」など、夏祭りへの思いを伝え合い、待ちきれない気持ちを共有している姿も見られた。1つの大きな目標に向けて協力し合うことから、今まで以上にクラス内や5歳児との関係が深まっていると感じた。

言葉

旅行先で目にしたものや祖父母との思い出など、連休中の楽しかった出来事を多くの語彙を用いて自分なりに語り、友達や保育者と共有し合う姿が見られた。それにより、いつも以上に心と言葉の交流が盛んとなり、自分の思いや考えが伝わることの喜びを感じあっている様子が見られた。

環境

子ども達が育てたきゅうりとなすを使い、馬と牛を作って保育室に飾った。すると、子ども達はとても興味を示し、不思議そうに飾りを眺める様子が見られた。その後、子ども達に何の動物を表しているかクイズを出し、お盆の風習を伝えた。初めて知る日本特有の文化に関心を抱き、真剣に保育者の話を聞いていた。それから、他の保育者に「これは馬なんだよ」「これは牛なんだよ」と嬉しそうに伝え、知識が増えたことを喜んでいる姿が見られた。

表現

夏の風物詩である花火を制作した。丸い画用紙に黒と白以外のクレヨンを用いて色塗りをするように伝えると、好きな色を1つ選んで塗りつぶしたり、カラフルにしたり、思い思いの色合いが生まれた。また、黒のクレヨンで塗りつぶした後、割りばしで引っ掻いて花火の模様を作るときは車やハートなど、様々な模様を描く姿が見られた。個性豊かな花火が出来上がり、友達同士で「僕のこれ!」「これ私が作った!」など、満足げに自分の作品を紹介し合う様子も見られた。…

4歳ゆり組2022年度7月のまとめ

健康

楽しみながら箸の使い方が上達できるように検定カードを用意し、箸検定を始めた。検定の時間になるとわくわくしながら検定カードを持ってくる姿が見られる。また、成功すると「後何個だ!」と、箸置きを貰えることを楽しみにしている姿も見られた。失敗しても「また次頑張る!」と、前向きに箸の練習に励む様子も見られた。他にも、給食の時間に箸が使えるようになることを楽しみにしている子ども達もいた。

人間関係

仲の良い友達が休んでいるとき、1人で過ごすのではなく、いつもはあまり遊ばない友達に声をかけ、一緒に遊んでいる様子が見られた。後日、一緒に遊んだ友達を誘って遊んだり、自分から「入れて」と遊びに参加したりする様子も見られ、クラス内の人間関係が少しずつ広がってきている。また、男女関係なく、たくさんの友達とままごとや虫探しを楽しむ様子も見られた。

言葉

嫌なことやトラブルが起きたとき「先生に言うよ」ではなく、嫌な気持ちや自分の考えを言葉にして伝え、自分達で話し合うことが増えてきた。また、話し合い後に「もう、もやもやしてない?」と、保育者からきちんと自分の気持ちを伝えきれたかどうか尋ねると、スッキリした旨を話す子ども達が多かった。少しずつ自分達で解決する力や、適切な言葉選びができるようになってきている。

環境

片付けが上手くなってきたので、ままごとで使える布製の食べ物を増やし、子ども達に伝えた。すると、ままごとへの興味関心が以前より強くなり、ござを敷いてピクニックごっこを楽しむ様子が見られた。また、嬉しそうにお弁当を作り、できたお弁当を得意げに保育者へ見せる姿も見られた。

表現

自分達が育てたなすを円になって囲み、デッサンを行った。なすと葉の色を丁寧に塗り分ける姿や、細かい部分も観察し、とげとげした花弁を描く姿が見られた。また、室内でデッサンを行ったが、外の様子を想像し、空模様を描く姿も見られた。他にも、なすだけでなく、友達や自分も描く姿が見られた。子ども達一人ひとりが想う「なす」を描いており、とても個性あふれる作品が完成した。…

4歳ゆり組2022年度6月のまとめ

健康

暑さが厳しくなってきたので、プールが始まると子ども達はとても気持ち良さそうな表情をしていた。また「きもちいい!」と爽快感を表現する声も聞こえてきた。更に「急に入ると体がびっくりしちゃうからね」と声をかけると、遊びたい気持ちを我慢して準備体操をきちんと行ったり、足からゆっくりプールに入るルールを守る姿が見られた。他にも子ども達が体調を崩さないように水温管理に気を配り、外気温を考慮しながらプールを行った。

人間関係

中学生が職場体験に来た。初対面の中学生に緊張することなく、嬉しそうに遊びに誘ったり、作った七夕飾りを「みて!」と自分から見せにいく姿が見られた。また、中学生が休憩時間に入ると「どこに行ったの?」と保育者に尋ねたり、帰る時間になると「明日も来る?」と中学生に尋ねたりするなど、普段関わることのないお兄さん、お姉さんの存在に喜び、心から受け入れている姿が見られた。職場体験の最終日に感謝の気持ちを伝えると、中学生との別れを惜しむ様子も見られた。

言葉

友達から「入れて」と言われたときに「ダメ」「いやだ」と言う様子が見られた。理由を尋ねると、他の友達と遊んでいる最中、またはこれから遊ぶので今は一緒に遊びたくないということだった。しかし、拒否された側は自分と遊ぶことを嫌がっていると感じてしまうため「ダメって言われたらどう思う?」と相手の立場になって考えるように促した。更に「〇時になったらいいよ」や「後で遊ぼう」など、相手を傷つけない表現方法を伝えた。

環境

育てていたきゅうりが1本収穫できるようになったので、保育者が収穫する前に子ども達と一緒に観察した。新鮮なきゅうりはイボがごつごつしているので、子ども達は口々に「ちくちくする」「ちょっと痛い」と言いながら、嬉しそうにきゅうりを触っていた。きゅうりと一緒に育てていたレモンバームも大きくなっていたので喜んで摘んでいた。更に、鼻の近くにレモンバームをもっていき「良い匂い」と、自然の香りに癒されていた。

表現

朝の会の挨拶や今月の歌を大きな声で乱暴に叫んでいる姿が見られた。乱暴に叫んでいると嫌な気持ちになったり、耳をふさぎたくなる気持ちになったりすることを伝えた。更に、綺麗な声や優しい声で挨拶をしたり、歌ったりするように伝えると、翌日から少しずつ挨拶の声や歌声が変わってきた。また、その他の場面でも声の強弱を状況に合わせて使い分けることが難しいので、その都度声をかけ、その場に適した声の大きさを伝えた。…

4歳ゆり組2022年度5月のまとめ

健康

寒暖の差が激しいので「今日は暑いから半そでに着替えようね」「今日は寒いから長袖がいいね」など、気温に適した服装の声かけをし、体温調節をした。次第に、気温が高い日には自分から半そでに着替える姿も見られた。また、活動に応じ、適度な水分補給を取り入れ、子ども達一人一人に声かけをすると、遊びが中断することを嫌がることなく、気持ちよさそうにお茶を飲んでいた。

人間関係

担任が変わり、最初は緊張している様子が見られたが、次第に子ども達から声をかけてくれるようになった。散歩のときや公園で拾ったものを見せてくれたり、手伝ってほしいことを素直に口にしたりすることができ、少しずつ新しい担任と信頼関係が築けてきていると感じた。また、新入園児1名が加わったが、共通の遊びを通して楽しく関わる様子も見られるようになってきた。

言葉

友達に「入れて」と言われても「だめ」と断る場面が見られた。断るときに、なぜだめなのか自分の気持ちや理由も一緒に伝えるように声かけをし、子ども達同士の言葉のやりとりを増やすようにした。反対に、断られた場合は、理由を尋ねるように声かけをした。お互いに自分の気持ちを言葉にすることで、相手の気持ちを考えることに繋がり「入れて」と言われると、一緒に楽しく遊ぶ姿が見られるようになった。

環境

散歩や公園に行くと、お花やつくしを摘んでおままごとを楽しんだり、みみずや昆虫探しを始めたりする様子が見られた。自ら積極的に動植物に触れ合い、環境の変化から春の訪れを感じていた。桜の花が咲いているときは、桜の木を見て自然の美しさを感じ、落ちている花びらを嬉しそうに拾う姿も見られた。

表現

子どもの日に向けてこいのぼり制作をした。コーヒーフィルターに水性ペンで思い思いの模様を描いた後、水につけるとインクがにじみ、綺麗な模様が出来上がった。子ども達は「すごい!」「綺麗!」と喜び、出来上がった模様を見て嬉しそうな笑顔を浮かべていた。乾燥したコーヒーフィルターを、自分達で切り取ったこいのぼりの形をした画用紙に貼りつけ、楽しそうに目と口を描いていた。…

4歳ゆり組2021年度3月のまとめ

健康

感染症が引き続き蔓延していたこともあり、子どもたち自身で手洗いやうがいを念入りに行ったり、お互いに「手洗い、うがいした?」「マスクつけよう!」と声を掛け合ったりしていた。花粉症の子が多く、目の痒みや鼻水が出たりしている子が増えた。その都度自分で気が付きこまめに拭いたり、必要であれば薬を使用する子もいた。暖かい日が増えたことで、上着の有無など、自分で気が付いて服装を調節していた。

人間関係

引っ越しに伴い退園する子がいることを知ると、寂しがる様子が見られた。「寂しいな。」と口にしたり、「たくさん遊ぼうね。」と声をかけたりする子が多く見られた。生活発表会を行った際には、友だちと一緒に活動することを喜んだり、一緒の役を演じる子と協力して台詞を言ったりする姿が見られ、友だちとの関係性が深まっていることを感じた。

環境

気温が高くなってきたこともあり、花や虫などの自然に興味関心を抱く様子が見られた。桜が咲いている様子を見て、「綺麗だね。」と気持ちを共有し合ったり、虫を見つけて熱心に観察したり、図鑑を使って虫の名前を調べたりしていた。また、進級に伴いひまわり組に保育室が変わった際には、新しい玩具や絵本に興味を抱いて、夢中になって遊ぶ姿が見られた。

言葉

気持ちのぶつかり合いが起きた際に、乱暴な言葉使いになってしまうことがあった。その際には友だち同士で「その言葉は悲しいよ。」「チクチク言葉だよ。」と注意し合う姿があった。ひまわり組が卒園する際に、在園時の代表として贈る言葉をクラスで話し合い決めることにした。ひまわり組にどんな言葉を贈ったら喜んでくれるかなど、子どもたちがそれぞれ考え自分の意見を出し合い話し合うことができた。

表現

保護者を招いて、生活発表会をおこなった。歌や台詞を言う際には伸び伸びと大きな声で発したり、「ねずみの役だから、こんな動きはどう?」と自分なりに考えて、演じることを楽しむ様子が見られた。また、保護者に見てもらい、大きな拍手をもらったことで表現する楽しさを知り自信に繋げている様子が見られた。…

4歳ゆり組2021年度2月のまとめ

健康

感染症が再び蔓延し始めたことで、自粛でお休みする子も多かった。子どもたち自身もより一層意識してマスクの着用や手洗い・うがいを積極的に行う姿が見られた。また、登降園時には保護者と体調の変化を細かく伝え合うようにしていた。引き続き寒い日が続くことが多かったので、「寒いから上着を着ておこうかな!」と自分なりに考えて戸外遊びを楽しんだ。

人間関係

登園自粛をしている友だちに対して、「早く会いたいな。」と寂しがったり、久しぶりに登園した子に対して「久しぶりだね!うれしい!」と気持ちを伝える子が多かった。クラスの仲間として関係を深め、自分の気持ちを素直に伝える姿が見られた。また、劇遊びに取り組む中で、同じ役の友だちと協力して関係を深めていた。

環境

保育室の環境を変え、子どもたちの動線がスムーズになるように給食の配膳の位置や絵本コーナーの場所を変えた。最初は戸惑う様子も見られたが、動線に

慣れると子どもたちもスムーズに動けるようになった。
天気のいい日が多く、戸外遊びを存分に楽しんだ。公園で霜柱を見つけると「冷たいね~!」と感触を楽しんだり、霜柱を集めて友だちと見せ合いっこをしたりしていた。

言葉

友だちになかなか思いが伝えられず涙してしまった子がいた際に、クラス全体でどうしたら悲しい思いしなくていいのか、みんなで話し合う機会を設けた。手を挙げて自分の意見を伝えたり、友だちの意見に賛同したりして、意見の交換を行った。言葉で伝えることの大切さを改めて確認することができた。クラス全体で、話し合いの機会を大切にしていきたい。

表現

クラスで劇遊びに向けて活動を行った。台詞の言い回しや動きを保育士と一緒に考え、楽しんだ。「こんな動きはどうかな?」と積極的に自分の意見を伝えたり、「それいいね!」と友だちの意見に賛同したりする姿が見られた。「ねずみの役だから、素早い動きが得意なんだよ!」と役の特徴を自分なりに考えて、役になりきって表現を楽しむ姿が見られた。…

4歳ゆり組2021年度1月のまとめ

健康

寒さに負けず、戸外遊びを楽しんだ。リレーや氷鬼など、存分に体を動かす遊びを積極的に楽しんだことで、体を伸び伸びと動かすことに繋がった。また、「寒そうだから上着を着よう!」と自分で考えながら衣服で体温調節しようとする姿が見られた。戸外から帰ってくると手洗い・うがいを入念に行い、感染症や風邪予防への意識が見られた。子どもたち同士で「うがいした?」と声を掛け合うことも増えてきている。

人間関係

幼児クラス合同でお店屋さんごっこを行った。グループに分かれ、それぞれ異年齢児との関わりを深めながら準備を進める姿があった。当日もすみれ組に優しく声をかけリードしたり、ひまわり組と一緒に協力する姿が見られ、子どもたちの成長を感じた。クラスではますます子どもたち同士での関わりが深まり、自分たちで考えて遊びを進めることができるようになってきている。時に意見が合わずぶつかり合うこともあるが、友だち同士で仲立ちし、問題解決をしようとする姿が見られる。

環境

新年子ども会に参加し、干支の由来や正月の伝承遊びを知ることができた。こま回しやけん玉など、普段はあまり触れることの少ない伝承遊びを経験し、やり方を自分なりに考えながら工夫したり、保育士と一緒にチャレンジしたりすることで楽しんでいた。雪が降った日には園庭に出て雪遊びを楽しんだ。雪の感触を味わいながら、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして、冬らしい季節の遊びを存分に味わうことができた。

言葉

お店屋さんごっこを通して、「いらっしゃいませ。」「どれにしますか?」など、日常のさまざまな挨拶や言葉遣いを、自分の経験から選んで遊びに広げている様子が見られた。また、クラス全体で話し合う場や自分の意見を発表する場を多く設けるようにしてきた。自分の気持ちを言葉にすること、そして相手の話に耳を傾けることの大切さを感じられるように声を掛けてきたが、子どもたち一人一人が聞くときの姿勢など、自分自身で気がつき直そうと心掛ける姿が見られるようになってきている。

表現

節分に向けて鬼のお面を制作した。「鬼だから、こわい顔にしたよ。」「ニコニコ笑っているんだよ!」と自分の考える鬼の表情を、画用紙にのびのびと絵の具で描くことができた。鬼の髪の毛は毛糸で表現し、一本一本丁寧に貼り付ける子や、色の組み合わせをじっくりと考えて作る子など、個性が見られた。…

4歳ゆり組2021年度12月のまとめ

健康

寒さが一段と厳しくなり、戸外遊びの際には子どもたち自身で上着を着用しようとしたり、手洗いうがいをより一層意識して行おうとしたりする姿が見られるようになってきた。「寒いから体を動かすと暖かくなるよ!」と呼びかける子もいて、遊びを通して寒さに負けない体作りができるよう戸外での活動を多く取り入れることができた。

人間関係

集団で関わって遊ぶことを楽しむ姿がより一層増えてきた。遊びの際の鬼決めやチーム分けの際に言い合いになることもあるが、子どもたち自身で「じゃんけんで決めよう!」と話し合ったり、譲り合おうとしたりする姿が見られるようになった。今後も話し合いの場面において、子どもたちが相手の思いを聞くことや自分の思いを十分伝えているかを見守りながら、必要に応じて援助していく。

環境

散歩先で霜柱を見つけ、踏んで音を鳴らしたり、感触を楽しんだりして、冬の自然に触れる機会があった。また、年末に向けて室内の大掃除をおこなった。一人一枚雑巾を持って自分の服の引き出しやクラスの棚や床の拭き掃除をした。終えたあと、綺麗になった室内を見て、「ここを拭いたから、きれいになったんだよ。」「気持ちいいね。」と言い合う姿が見られ、環境が整う心地よさを感じているようであった。

言葉

遊びの中で意見が合わずぶつかり合ってしまったときに、言葉で気持ちが表現できず乱暴な言葉遣いになってしまう姿が度々見られた。その場にふさわしい言葉遣いに言い換えたり、保育士が仲立ちして思いを代弁したりするように配慮していた。また、おみせやさんごっこの活動の際にはクラスでの話し合いの場を設け、自分の意見を発表したり、相手の意見を受け入れたりして、共感する姿も見られた。

表現

冬のパーティに向けて、クラスでうたと合奏に取り組んだ。初めて触れる楽器もあり、音を鳴らすことを楽しんでいた。また、うたや合奏の活動を通して、声や音色を友だちと合わせる心地よさや楽しさを感じているようだった。また、みんなの前で発表したくさんの拍手をもらったことで自信に繋がる様子も見られた。…

4歳ゆり組2021年度11月のまとめ

健康

気温が低くなり、咳や鼻水が出ている子が増えた。戸外遊びの際には上着を着ることで体温調節ができるようにした。また、子どもたち同士でマスク着用やうがいの声掛けをする姿が増えてきた。マスクでの生活に慣れ、子どもたち自身で気が付けるようになってきていると感じた。今後も引き続き感染症対策をしていく。

人間関係

子ども達同士で誘い合い、ルールを決めたりオニを決めたりしながら遊ぶことを楽しんでいた。人数が多くなるとルールが曖昧になったり、意見が衝突したりすることもあったため、保育士が仲立ちして意見やルールを整理するようにした。また、運動会ごっこに向けてパラバルーンの活動をする中で、集団で動く楽しさや難しさ、仲間と協力することでの達成感などを味わっていた。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を拾ったり、虫を探したりして自然に触れることを楽しんでいた。また、広い場所や園庭などでたくさん体を動かして遊べるよう、戸外遊びの機会を多く取り入れ安全面に配慮した。室内では環境設定を変え、机上遊びの玩具を増やしたり、構成遊びができるようなスペースを確保したりして、じっくり遊べるような工夫をした。

言葉

自分の意見や思いを友だちに伝えようとする姿が増え、自分たちで折り合いをつけたり、工夫し合ったりするようになってきた。その中で、どうしても折り合いがつかないことや、手がでてしまうこともまだあるため、保育士が仲立ちしながら、子ども達と一緒に原因と解決策を探していけるようにした。また、生活の中で必要なあいさつや数字についての理解が深まるよう、当番活動を取り入れていった。

表現

運動会の経験画を描く活動を行った。「自分が楽しかったことや一番の思い出を描いてみてね。」と伝えると、それぞれが記憶に残っている場面をのびのびと描くことができていた。また、友だちと完成した絵を見せ合いながら、楽しかった経験を改めて共有していた。また、自由遊びでは変わらず廃材制作が好きで、ロボットや動物を作り、ままごと遊びに取り入れて遊びを広げたり、クッキーやアメを作ってお店屋さんごっこ遊ぶ姿があった。…