健康
ゆり組ではインフルエンザや、胃腸炎になる子もいた。園全体で体調不良になる子も多かったため、園庭に出る時の衣服の調整や、手洗いうがい等をもう一度見直し声をかけていった。手洗いの表を見ながら手を満遍なく洗う子や、しっかりとうがいをしていた。忘れている子には「うがいをするんだよ」と子どもどうしで声を掛け合う姿が見られた。
人間関係
1月のお店屋さんごっこではすみれ組も一緒に店員をした。それぞれが役割分担をし、協力して店員をしていたので、円滑にお店をすることが出来ていた。また、お客さんの時はすみれ組の子に「ベイ」の使い方を優しく教える姿も見られた。前回よりもひまわり組に頼るのではなく、自分たちがお兄さん、お姉さんとして年下の子どもたちの手本になったり、思いやりの心をもって優しくしたりしていた。
環境
年明けに保育室の棚の位置を動かし環境設定を変えた。今までよりも広々とした空間で過ごせるようにした。子どもたちも保育室の変化に気づき「広くなった!」「棚がここに来たんだね」など保育室の様子を口にし、環境が変わったことを喜んでいた。更に保育室に自由に使える空き箱を準備し、自由遊びの時間にも立体製作が楽しめるようにした。カメラや家など様々な物を作り出来たものを嬉しそうに保育士や友だちに見せていた。
言葉
朝の会で天気の話をしたとき「快晴」という言葉を使うと、子どもたちから「どういう意味?」と疑問の声が上がった。更に劇ごっこで「場面」という言葉を使った際も保育士に言葉の意味を尋ねていた。わからない言葉を保育士に尋ねるようになり、新しい言葉をどんどん吸収しようとする姿が見られた。
表現
獅子舞製作を行った際、あえて見本は作らず、子どもたちの自由な発想を大切にした。新年子どもの会でみた獅子舞を思い出しながら作る子や、王冠や様々な模様を描きオリジナリティーあふれる獅子舞を作る子どもの姿も見られた。完成すると友だち同士で頭を噛みあっていた。また、早く家に持ち帰りたい気持ちが生まれ、保育士に「いつ持って帰れるの?」と尋ねていた。…
健康
胃腸炎が流行したので、戸外活動後や食事前の手洗い・うがいの大切さを再度子どもたちに伝えた。すると自発的に手洗い・うがいを行う子どもが増え、数か月前に始めたガラガラうがいも定着し始めている。また、食事中は子どもたち同士で「黙食だよ」と声を掛け合い、落ち着いて食事をする風景が見られた。その他、給食前と午睡後の検温を取り入れ、体調の変化に気づきやすいようにした。
人間関係
お店屋さんごっこにむけて制作活動が始まった。5歳児に聞きながら、積極的にチームの一員として制作活動に取り組んでいた。また、今回は3歳児も一緒に制作活動を行っているため、お兄さん・お姉さんとして困っていることやわからないことを教える姿が見られた。更に「手伝おうか?」と優しく年下を気遣う姿も見られた。3歳児との関わりを通し、思いやりの心や責任感が育まれていると感じた。
言葉
長期の休みに入り、年内会うことができない友だちに対して「よいお年を」と言うことを伝えると、子どもたちはその言葉が持つ意味に興味を抱いていた。「来年もよいお年を過ごせますように」という願いが込められていることを伝えると、言葉の意味の理解とともに嬉しそうに友だちや保育者に「よいお年を」と言う姿が見られ、日本の文化に親しみを抱くことができていた。保育者が保護者と年末の挨拶を交わしていると、不思議そうに眺める姿も見られた。
環境
お店屋さんごっこに向け、「ベイ」という通貨を用いてお買い物ごっこを始めた。毎日1ベイもらえるが、お手伝いやチャレンジタイムを通して更にベイを増やす子どもたちもいた。ベイを使って買った目新しい折り紙やシールなどを遊びに使い楽しそうにしている姿が見られた。また、すぐには使わず貯金をして少し高額なランチョンマットを買い、給食で嬉しそうに敷く姿も見られた。その他、両替表を用いて両替をしたり、保育者と一緒に通貨の引き算をしたりする姿も見られた。
表現
クリスマス会では「ウィンターワンダーランド」の合唱を行った。最初はリズムが取りづらい様子だったが、練習を通してリズムを捉えることができるようになった。また、室内遊びの際に保育室に貼ってある歌詞を見ながら友だちと一緒に口ずさむ姿も見られた。「きらきら星」の合奏では、ペースが速くなる傾向にあったが、保育士の手を見たり、他児の音を聴いたりするように伝えると、安定したペースで行うことができた。本番では
合奏も合唱も自信満々に取り組んでおり、クラスの一体感が感じられた。…
健康
給食及びおやつ後のうがいが習慣化したため、風邪や感染症防止の観点より、戸外活動から園に戻ったときにもうがいをするようにした。5秒間のガラガラうがいを1回行うルールを作り、子ども達に伝えると、自分達できちんと手洗い後にうがいをするようになった。また、寒さが厳しくなってきたので、子ども達に上着を着るかどうか尋ね、気温に合わせて衣服を調節する大切さを伝えていった。次第に戸外活動の前に自分で考えて上着を着る姿も見られるようになった。
人間関係
席替えを行ったことにより、クラス内のグループも変わった。それに伴い、グループ名を新しくすることになったが、以前よりも話し合いが円滑に行われ、短時間で全員が納得するグループ名を決めることができた。更に、グループ全員ではなく、それぞれのグループから1人ずつ代表で当番活動を行うことにした。今までと違うルールになったので、うっかり当番活動を忘れる子もいるが、気づいた子が教える姿も見られた。当番活動を通して互いに助け合う心や、責任感を学ぶことができていると感じられる。
言葉
子ども達の語彙が増えてきたので「ちくちく言葉」と「ふわふわ言葉」について考える時間を作った。子ども達に挙手制で発表してもらったところ、ふわふわ言葉の方がたくさんあがった。画用紙を用いて一覧にし、今後は「ちくちく言葉は0回、ふわふわ言葉は1回以上使っていこう」というルールを作った。すると、子ども達同士で「ちくちく言葉だよ」と教えあったり、一覧にした言葉以外のちくちく言葉やふわふわ言葉に気づいて保育者に伝えたりする姿が見られた。
環境
散歩に行く途中、いちょうの木が紅葉していく様子を観察したり、落ち葉となり、木についている葉っぱが減っていくことを寂しがったりしていた。また、折れていた木の枝をほうきのように使い、たくさんの落ち葉を集めたり、集めた落ち葉を降らして友だちと楽しんだりしていた。他にも、風に乗ってひらひらと舞う落ち葉を掴もうとしたり、ムクロジやジャノヒゲの実を集めてままごとに使ったりするなど、戸外活動を通して思う存分秋の自然に触れることができた。
表現
紙粘土とどんぐりを使い、好きな料理を表現する制作を行った。保育者が一人一人のリクエストに応じた絵具を紙粘土に垂らすと、子ども達は一生懸命こね、紙粘土に色がつく様子を面白がっていた。また、ボンドでどんぐりをつけることにより、ケーキやピザ、だんごなど、思い思いの料理に近づくことをとても楽しんでいた。完成後は互いに見せ合って感想を言ったり「いつ持って帰れるかな?」と自宅に飾ることを楽しみにしたりしていた。…
健康
季節が秋になり肌寒い日が増えた。上着かけを用意し、いつでも上着を着られるようにした。
日中はまだ暖かい日があるので、子どもたち自身で服装を考えられるよう声掛けをしていった。また、おやつ後の手洗いうがいを、昼食後もするようにした。食後に清潔にいられるよう習慣化していく。初めは保育士が声をかけていたが、次第に子どもたち同士で声掛けをする姿が見られた。
人間関係
運動会に向けてパラバルーンの練習をした。「みんなで力を合わせて動かすときれいにできるよ」「大きく動かしすぎると、隣の友だちが困ってしまう」など協力することの大切さを伝えた。練習を積み重ねていく中で、保育士の声掛けや、友だちの動きに合わせて楽しく活動する姿が見られた。運動会では笑顔でかっこよくパラバルーンをし、一緒に一つの目標を成し遂げる楽しさ、大切さを経験した。
言葉
発達に伴い、いろいろな言葉が増えた。その中でも相手を傷つけてしまう言葉や、言い方が強くなってしまう場面が多々見られるようになった。朝の会や帰りの会などで、改めて言葉の使い方、言い方を伝えた。保育士が全て伝えるのではなく、子どもたちに問いかけ、自分で考え答えられるように話した。「強く言ったら悲しくなる」「嫌なこと言われたりされたら、嫌だよと言う」など発言する姿が見られた。
環境
運動会の練習もあり、近場の公園へよく行った。公園には落ち葉やドングリ、木の実など秋に自然が多くあった。落ち葉を集め、雨のように降らせて遊んだり、ドングリや木の実をコップ一杯に集めたりしていた。散歩道でイチョウの木を指さし「もう少しするとこの木は黄色くなるよ」と伝えると、「見たい!」と楽しみにしていた。また、公園で見つけた虫を他園のこと一緒に観察する姿も見られた。
表現
ハロウィンのお面の制作をした。鉛筆でかたどったお化けやカボチャを上手に切り、切り抜いた型を画用紙に重ね、縁をクレヨンで塗った。そして塗ったところを指で広げ模様をつけていった。クレヨンの広がりを楽しみながら思い思いに制作をしていた。完成したものを見て「きれい」「また作りたい!」と保育士や友だちと言葉を交わしていた。31日にはできたお面をつけ「トリックオアトリート!」と言いお菓子をもらい、嬉しそうに食べていた。…
健康
運動会に向けて鉄棒の練習を始めた。初めて前回りや逆上がりに挑戦する子ども達もいたが、怖がることなく、楽しそうに練習する姿が見られる。また、自由遊びの時間も鉄棒の練習に励んでおり、それぞれが自分の目標に向かって努力している。そして、運動が得意な子ども達は皆の手本となり、憧れの存在となっている。更に、一生懸命練習している友だちにやり方やコツを教える姿も見られ、身体的発達だけでなく、精神的発達も感じることができた。
人間関係
お店屋さんごっこ当日、5歳児と話し合いながら役割分担をし、皆で協力して店番を頑張っていた。また、商品の渡し忘れに気づいて声をかけたり、大きな声で呼び込みをしたり、5歳児に頼りきるのではなく、自分達も皆の役に立とうとする姿が見られた。お店を回るときは3歳児も一緒に行動していたので、手を繋ぐなど、年下を思いやり、世話をする姿も見られた。
言葉
トラブルが起きたとき、嫌な気持ちを言葉にして伝え合う姿が見られた。その際、相手を傷つけるのではなく、適切な言葉を用いて、優しく伝えることも少しずつできるようになってきている。また、一方だけを悪者にするのではなく、お互いに悪い面があった際は、きちんと謝罪の気持ちを伝え合う姿も見られるようになった。
環境
規範意識が高まってきたため、レゴブロックを出し、子ども達に遊ぶときや飾るときのルールを伝えた。小さい玩具故に無くしたり、友だちの作品を壊しやすかったりするため、子ども達は自然とルールの大切さを感じ、皆で気を付けながら遊んでいる。また、部品の数には限りがあるため、皆で話し合いながら分け合う姿も見られる。新しい玩具を通して、思いやりの心も学ぶことができた。
表現
水着に着替えてフィンガーペインティングを行った。指に絵の具をつけて壁を触り、不思議な模様を描く姿が見られた。更に、指を使って壁に思い思いの絵を描く姿も見られた。また、体に絵の具をつけても良いと伝えていたため、保育者や友だちの体につけて遊ぶことや、ぬるぬるした絵の具の感触を楽しむ様子も見られた。他にも絵の具を混ぜて色の変化を楽しむ姿も見られた。…
健康
3歳児、5歳児と共に、ホールでリズム遊びを行った。5歳児を手本とし、保育者と共に動きのポイントを確認してから取り組んだ。すると、つま先を立てたり、腕をきちんと伸ばしたり、曲調に合わせて動きの速さを変えたりするなど、保育者と確認したことを意識しながら、楽しく体を動かすことができた。また、音楽にしっかりと耳を傾け、集中してリズム遊びに取り組み、3歳児の手本となれるよう努力する様子も見られた。
人間関係
週に1度、5歳児と一緒にお店屋さんごっこの制作を行っている。4グループに分かれ、5歳児を手本とし、看板や品物の制作に一生懸命取り組む様子が見られた。また、グループ内で「夏祭りまだかな!」「楽しみだね!」など、夏祭りへの思いを伝え合い、待ちきれない気持ちを共有している姿も見られた。1つの大きな目標に向けて協力し合うことから、今まで以上にクラス内や5歳児との関係が深まっていると感じた。
言葉
旅行先で目にしたものや祖父母との思い出など、連休中の楽しかった出来事を多くの語彙を用いて自分なりに語り、友達や保育者と共有し合う姿が見られた。それにより、いつも以上に心と言葉の交流が盛んとなり、自分の思いや考えが伝わることの喜びを感じあっている様子が見られた。
環境
子ども達が育てたきゅうりとなすを使い、馬と牛を作って保育室に飾った。すると、子ども達はとても興味を示し、不思議そうに飾りを眺める様子が見られた。その後、子ども達に何の動物を表しているかクイズを出し、お盆の風習を伝えた。初めて知る日本特有の文化に関心を抱き、真剣に保育者の話を聞いていた。それから、他の保育者に「これは馬なんだよ」「これは牛なんだよ」と嬉しそうに伝え、知識が増えたことを喜んでいる姿が見られた。
表現
夏の風物詩である花火を制作した。丸い画用紙に黒と白以外のクレヨンを用いて色塗りをするように伝えると、好きな色を1つ選んで塗りつぶしたり、カラフルにしたり、思い思いの色合いが生まれた。また、黒のクレヨンで塗りつぶした後、割りばしで引っ掻いて花火の模様を作るときは車やハートなど、様々な模様を描く姿が見られた。個性豊かな花火が出来上がり、友達同士で「僕のこれ!」「これ私が作った!」など、満足げに自分の作品を紹介し合う様子も見られた。…
健康
楽しみながら箸の使い方が上達できるように検定カードを用意し、箸検定を始めた。検定の時間になるとわくわくしながら検定カードを持ってくる姿が見られる。また、成功すると「後何個だ!」と、箸置きを貰えることを楽しみにしている姿も見られた。失敗しても「また次頑張る!」と、前向きに箸の練習に励む様子も見られた。他にも、給食の時間に箸が使えるようになることを楽しみにしている子ども達もいた。
人間関係
仲の良い友達が休んでいるとき、1人で過ごすのではなく、いつもはあまり遊ばない友達に声をかけ、一緒に遊んでいる様子が見られた。後日、一緒に遊んだ友達を誘って遊んだり、自分から「入れて」と遊びに参加したりする様子も見られ、クラス内の人間関係が少しずつ広がってきている。また、男女関係なく、たくさんの友達とままごとや虫探しを楽しむ様子も見られた。
言葉
嫌なことやトラブルが起きたとき「先生に言うよ」ではなく、嫌な気持ちや自分の考えを言葉にして伝え、自分達で話し合うことが増えてきた。また、話し合い後に「もう、もやもやしてない?」と、保育者からきちんと自分の気持ちを伝えきれたかどうか尋ねると、スッキリした旨を話す子ども達が多かった。少しずつ自分達で解決する力や、適切な言葉選びができるようになってきている。
環境
片付けが上手くなってきたので、ままごとで使える布製の食べ物を増やし、子ども達に伝えた。すると、ままごとへの興味関心が以前より強くなり、ござを敷いてピクニックごっこを楽しむ様子が見られた。また、嬉しそうにお弁当を作り、できたお弁当を得意げに保育者へ見せる姿も見られた。
表現
自分達が育てたなすを円になって囲み、デッサンを行った。なすと葉の色を丁寧に塗り分ける姿や、細かい部分も観察し、とげとげした花弁を描く姿が見られた。また、室内でデッサンを行ったが、外の様子を想像し、空模様を描く姿も見られた。他にも、なすだけでなく、友達や自分も描く姿が見られた。子ども達一人ひとりが想う「なす」を描いており、とても個性あふれる作品が完成した。…
健康
暑さが厳しくなってきたので、プールが始まると子ども達はとても気持ち良さそうな表情をしていた。また「きもちいい!」と爽快感を表現する声も聞こえてきた。更に「急に入ると体がびっくりしちゃうからね」と声をかけると、遊びたい気持ちを我慢して準備体操をきちんと行ったり、足からゆっくりプールに入るルールを守る姿が見られた。他にも子ども達が体調を崩さないように水温管理に気を配り、外気温を考慮しながらプールを行った。
人間関係
中学生が職場体験に来た。初対面の中学生に緊張することなく、嬉しそうに遊びに誘ったり、作った七夕飾りを「みて!」と自分から見せにいく姿が見られた。また、中学生が休憩時間に入ると「どこに行ったの?」と保育者に尋ねたり、帰る時間になると「明日も来る?」と中学生に尋ねたりするなど、普段関わることのないお兄さん、お姉さんの存在に喜び、心から受け入れている姿が見られた。職場体験の最終日に感謝の気持ちを伝えると、中学生との別れを惜しむ様子も見られた。
言葉
友達から「入れて」と言われたときに「ダメ」「いやだ」と言う様子が見られた。理由を尋ねると、他の友達と遊んでいる最中、またはこれから遊ぶので今は一緒に遊びたくないということだった。しかし、拒否された側は自分と遊ぶことを嫌がっていると感じてしまうため「ダメって言われたらどう思う?」と相手の立場になって考えるように促した。更に「〇時になったらいいよ」や「後で遊ぼう」など、相手を傷つけない表現方法を伝えた。
環境
育てていたきゅうりが1本収穫できるようになったので、保育者が収穫する前に子ども達と一緒に観察した。新鮮なきゅうりはイボがごつごつしているので、子ども達は口々に「ちくちくする」「ちょっと痛い」と言いながら、嬉しそうにきゅうりを触っていた。きゅうりと一緒に育てていたレモンバームも大きくなっていたので喜んで摘んでいた。更に、鼻の近くにレモンバームをもっていき「良い匂い」と、自然の香りに癒されていた。
表現
朝の会の挨拶や今月の歌を大きな声で乱暴に叫んでいる姿が見られた。乱暴に叫んでいると嫌な気持ちになったり、耳をふさぎたくなる気持ちになったりすることを伝えた。更に、綺麗な声や優しい声で挨拶をしたり、歌ったりするように伝えると、翌日から少しずつ挨拶の声や歌声が変わってきた。また、その他の場面でも声の強弱を状況に合わせて使い分けることが難しいので、その都度声をかけ、その場に適した声の大きさを伝えた。…
健康
寒暖の差が激しいので「今日は暑いから半そでに着替えようね」「今日は寒いから長袖がいいね」など、気温に適した服装の声かけをし、体温調節をした。次第に、気温が高い日には自分から半そでに着替える姿も見られた。また、活動に応じ、適度な水分補給を取り入れ、子ども達一人一人に声かけをすると、遊びが中断することを嫌がることなく、気持ちよさそうにお茶を飲んでいた。
人間関係
担任が変わり、最初は緊張している様子が見られたが、次第に子ども達から声をかけてくれるようになった。散歩のときや公園で拾ったものを見せてくれたり、手伝ってほしいことを素直に口にしたりすることができ、少しずつ新しい担任と信頼関係が築けてきていると感じた。また、新入園児1名が加わったが、共通の遊びを通して楽しく関わる様子も見られるようになってきた。
言葉
友達に「入れて」と言われても「だめ」と断る場面が見られた。断るときに、なぜだめなのか自分の気持ちや理由も一緒に伝えるように声かけをし、子ども達同士の言葉のやりとりを増やすようにした。反対に、断られた場合は、理由を尋ねるように声かけをした。お互いに自分の気持ちを言葉にすることで、相手の気持ちを考えることに繋がり「入れて」と言われると、一緒に楽しく遊ぶ姿が見られるようになった。
環境
散歩や公園に行くと、お花やつくしを摘んでおままごとを楽しんだり、みみずや昆虫探しを始めたりする様子が見られた。自ら積極的に動植物に触れ合い、環境の変化から春の訪れを感じていた。桜の花が咲いているときは、桜の木を見て自然の美しさを感じ、落ちている花びらを嬉しそうに拾う姿も見られた。
表現
子どもの日に向けてこいのぼり制作をした。コーヒーフィルターに水性ペンで思い思いの模様を描いた後、水につけるとインクがにじみ、綺麗な模様が出来上がった。子ども達は「すごい!」「綺麗!」と喜び、出来上がった模様を見て嬉しそうな笑顔を浮かべていた。乾燥したコーヒーフィルターを、自分達で切り取ったこいのぼりの形をした画用紙に貼りつけ、楽しそうに目と口を描いていた。…
健康
感染症が引き続き蔓延していたこともあり、子どもたち自身で手洗いやうがいを念入りに行ったり、お互いに「手洗い、うがいした?」「マスクつけよう!」と声を掛け合ったりしていた。花粉症の子が多く、目の痒みや鼻水が出たりしている子が増えた。その都度自分で気が付きこまめに拭いたり、必要であれば薬を使用する子もいた。暖かい日が増えたことで、上着の有無など、自分で気が付いて服装を調節していた。
人間関係
引っ越しに伴い退園する子がいることを知ると、寂しがる様子が見られた。「寂しいな。」と口にしたり、「たくさん遊ぼうね。」と声をかけたりする子が多く見られた。生活発表会を行った際には、友だちと一緒に活動することを喜んだり、一緒の役を演じる子と協力して台詞を言ったりする姿が見られ、友だちとの関係性が深まっていることを感じた。
環境
気温が高くなってきたこともあり、花や虫などの自然に興味関心を抱く様子が見られた。桜が咲いている様子を見て、「綺麗だね。」と気持ちを共有し合ったり、虫を見つけて熱心に観察したり、図鑑を使って虫の名前を調べたりしていた。また、進級に伴いひまわり組に保育室が変わった際には、新しい玩具や絵本に興味を抱いて、夢中になって遊ぶ姿が見られた。
言葉
気持ちのぶつかり合いが起きた際に、乱暴な言葉使いになってしまうことがあった。その際には友だち同士で「その言葉は悲しいよ。」「チクチク言葉だよ。」と注意し合う姿があった。ひまわり組が卒園する際に、在園時の代表として贈る言葉をクラスで話し合い決めることにした。ひまわり組にどんな言葉を贈ったら喜んでくれるかなど、子どもたちがそれぞれ考え自分の意見を出し合い話し合うことができた。
表現
保護者を招いて、生活発表会をおこなった。歌や台詞を言う際には伸び伸びと大きな声で発したり、「ねずみの役だから、こんな動きはどう?」と自分なりに考えて、演じることを楽しむ様子が見られた。また、保護者に見てもらい、大きな拍手をもらったことで表現する楽しさを知り自信に繋げている様子が見られた。…