4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2021年度11月のまとめ

健康

・給食では保育者の声かけにより、最後まで箸を使って食べ終わる姿が多くなってきた。箸で完食したことを保育者に知らせ、自信に繋げている子もいる。今後は様子を見ながら食具を箸のみに切り替えていきたい。
・鼻水が出てきているので感染症予防のためのうがい、手洗いの大切さを引き続き知らせていきたい。

人間関係

・クラス全体で遊びを見つけて楽しむ姿が多い。室内を少し暗くして絵本を全員に見せながら「映画館ごっこ」と、みんなで楽しんでいたり、折り紙が得意な子がいろいろな折り方を友だちに教えたりしている。集団で楽しむ姿を大切にしていきたい。

環境

・公園ではみんなで落ち葉拾いを楽しんでいた。とくに、プラタナスの葉を集めて敷き詰め、マットに見立てて上に座ったり、桜やイチョウの色の鮮やかさに惹かれていたりした。葉の枚数や大きさ、形の違いも気にして集める様子が多く見られた。季節ならではの自然に触れて思いきり遊ぶことを今後も続けていきたい。

言葉

・文字に関心が出てきている子が増えてきているので、かるたを用意した。保育者が読み手になることが多いが、自分たちも読もうとする姿が多い。多く取れる子もいるが、絵を見て取る子もいてさまざまな姿がある。2種類のかるたをそれぞれの様子に合わせて使い分けていきたい。

表現

・楽器や劇あそびをホールでおこなうと、緊張した表情や戸惑う姿もあったが、一人一人がそれぞれにあそぼう会へのイメージが持てた様子だった。絵本を広げてお互いの台詞を言って遊んだり、玩具を組み立てながら、自然に歌を口ずさんでいたりする姿が見られている。…

4歳きりん組2021年度10月のまとめ

健康

・うんどう会ごっこが終わり、遊びの中にリレーを取り入れている。バトンを受け取り、走り、渡す、という動きがうまくできなかった子もいたが、繰り返しておこなうとスムーズにでき、楽しんでいる。
・季節の変わり目のため、咳や鼻水が出ている子が多くなってきた。こまめに鼻をかみ、手洗いをしっかりしていく。

人間関係

・2歳児、3歳児と手をつないで公園に散歩に行った経験から、小さい子に対して優しい気持ちを持ち始めている様子がある。小さい子が来ている公園で石や自然物を見つけると「これは危ないから集めて隠そう」と子どもたちが話し合い、協力して集めている姿や遊具を譲ってあげようとする姿が見られている。

環境

・公園でドングリや昆虫を見つけると、友だち同士で「どこにいたの?」「どうやってとったの?」と声をかけ合い、次の発見に意欲を持っている。園に戻ると、図鑑や絵本を見てどんな木に実るのか、何を食べるのか、と考えて保育者に知らせている。

言葉

・絵本を自分で読み進めていくことや、自分の名前を書いて楽しむことが多くなってきている。わからないひらがなは保育者に聞いたり、気がついた友だちが教えたりし、文字が読めるうれしさが伝わってくる。今後はひらがなが書かれている玩具やパズル、かるた等を用意し、子どもたちが関心をもって遊んでいけるようにしたい。

表現

・楽器(タンバリン、カスタネット、すず、トライアングル)使って遊んだ。楽器の持ち方や扱い方を説明するとていねいに持って音を鳴らす姿が見られた。保育者が歌を歌いながらリズム打ちをすると、その様子を見て同じように音を出していた。今後も楽しみながらおこなっていきたい。…

4歳きりん組2021年度9月のまとめ

健康

・休園が終わり、どの子も元気に登園している。鼻水が出ている子がいるのでこまめに拭くように声をかけている。少し動くと汗が出る季節だが、涼しい日もあるので体調が崩れないようにしていく。子どもたち自身が「健康なからだ」を意識していけるように話をしていく。

人間関係

・園庭や公園ではみんなで集まり、氷鬼を楽しむ姿が多い。鬼役や逃げる役がスムーズに決まるようになった。以前は鬼になってもタッチできなくて抜けてしまう子がいたが、友だちに「一緒に鬼になって」と言ったり、何人鬼役にするか考えたりする姿が見られている。

環境

・公園に行くとトンボを見つけ追いかける姿が多くある。最初は追いかけてばかりで捕まえることができなかったが、草の先にとまっているトンボにそっと近づき捕まえることができるようになった。保育室では図鑑を見ながら話を楽しんでいることが多い。保育者も子どもたちの発見に共感していく。

言葉

・公園に行き蜂が友だちの方へ飛んでいくと、「そっちに蜂が行ったよ」「気をつけて」と声をかける姿が多くなった。楽しいことだけではなく危険なことも共有することができるようになってきている。今後は困ったことも保育者ではなく友だちに伝え、問題が解決していけるように配慮していきたい。

表現

・9月に入ると「ハロウィンまでもう少しだね」と楽しみにする子が多くいたので制作をハロウィンにした。折り紙をちぎってカボチャの形の画用紙に貼るようにすると、細かくちぎる子やちぎった形を楽しむ子など一人一人違う姿があった。カボチャの表情もオバケも好きなようにつくり個性豊かなハロウィンの飾りができあがった。…

4歳きりん組2021年度8月のまとめ

健康

・夏の暑さからか、給食のおかわりがフルーツ以外減ってきている。自分の分は完食し、絵本を読んでゆったりと過ごすことが多い。室内の温度設定や換気に気をつけながら、快適に過ごせるようにしていく。一人一人の体調の変化にも気をつけていきたい。また水遊びの後はシャワーをし、外遊びの後はタオルで汗を拭き気持ちよく過ごしていく。

人間関係

・バルーン遊びをしたことで、ブルーシートや袋を見つけても皆でバルーンに見立てて遊ぶ姿がよく見られた。ブルーシートは屋根にしたり、布団にしたりと友だち同士でアイデアを出し合って遊びに取り入れていた。子どもたちから出る発想を大切に、遊びを広げていくようにする。

環境

・朝、登園すると、「セミがいたよ」と友だちに教えていたり、保育園の外から鳴き声が聞こえてくると、「この鳴き声はミンミンゼミだね」と話し合う様子が見られ、季節の生き物に関心を持っていた。涼しくなるころに散歩に行き、自然の草花や生き物に触れていく。

言葉

・引き続き、保育者が読んだ絵本を次は1人でじっくり読みたい子が多くなっている。中には絵本の内容を覚えて、友だちに読み聞かせをしたり、自分で読み進めたりしている。ひらがなに興味が出てきている子もいるので、かるたなど用意し自由に遊べるようにしたい。

表現

・園庭での夏遊びでは水遊びだけではなく、ボディペインティングやスイカ割りをして遊んだ。ボディペインティングでは絵の具を手で混ぜることに抵抗があった子も友だちが楽しむ姿を見て、自分から模造紙や腕に付け、色が混ざるところや、変化を楽しんでいた。とくに色の混ざりは「この2色が○色になる」と自分たちで見つけて楽しんでいた。…

4歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

・手洗い後、床が水で濡れているとそれに気づき拭く子がいる。友だちのそのような姿を見て、気がついたら床を拭くことが多くなってきた。トイレを使ったあとはスリッパを揃えるなど、自分たちで環境をきれいにしようとする姿が多く見られるようになってきている。環境を整えている子に保育者が「ありがとう」と伝えることで回りの子もお礼を言い、次は自分がきれいにしようという気持ちが見られている。

人間関係

・ジャンケン列車やいす取りゲーム、フルーツバスケットといったゲームやリズム遊びでは友だちを応援することにも楽しさを感じている様子。自分たちの順番ではないときでも「がんばれ」と声援や手拍子をし、喜んでいる。友だちと一緒にいろいろな生活を送ることが楽しくなってきている姿を大切に見守っていきたい。

環境

・セミやバッタを捕まえると、皆で集まりどのような餌を食べるのか、名前は何にしようか、と話し合う姿が多い。自分の思いや意見を友だちに伝えながら、友だちの話にも耳を傾ける姿が多くなってきている。今の子どもの姿を大切に見守り、興味がある昆虫が載っている図鑑を皆で見ていけるようにしたい。

言葉

・保育者が絵本を読むと関心を持ち、その絵本を数名で見ていることが多い。話の内容を覚えて読む姿や絵を見て話し合う姿があり、友だち同士で楽しんでいる。子どもたちの関心のある絵本と保育者が子どもたちに伝えたい絵本を選びながら読み聞かせをおこなっていきたい。

表現

・夏遊び開きでは、普段クラスで踊っているダンスを3,5歳児の前で踊った。踊りたい子だけでいいことを伝えていたが、友だちが前に出たことで、自分も踊ろう、という気持ちになったのか、クラス全員が前に出ての発表となった。今まで機会がなかったが友だちと一緒に前に出ての発表は良い経験になってよかった。…

4歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

・気温の高い日には散歩から帰ってきて体を拭くように濡れタオルを用意し、自分の体を拭けるようにした。気持ちが良いことや、自分の体が清潔になることで心地良く感じられるようにし、暑い夏の過ごし方について知っていけるようにする。保育者も「さっぱりしたね」と声をかけて子どもたちが自分の体の清潔さに気がついていけるようにしたい。

人間関係

・1人の子がこまを回せるようになった、縄跳びが跳べた、と友だちができたことで自分もと何度も挑戦する姿が多くなってきている。友だちとの仲が深まってきており、困っている子がいると声をかけて助けようとしている。子どもたちの今の姿を大切に見守り、褒めていく。

環境

・保育者と一緒に砂場で穴堀や山作りをする。砂が水を含んでいると固くなり、山が作りやすいことや穴と穴の間を掘りつなげて、そこに水を流すと水が間を通り隣の穴にも流れることなどに気がつき楽しんでいた。来月は夏遊びが始まるのでどろんこ遊びもおこない、楽しんでいきたい。

言葉

・自分の気持ちを友だちに伝える姿が多くなってきていることに加え、伝え方も以前よりも優しく伝えられるようになってきている。お互いに自分の気持ちや友だちの言いたいことを聞こうとする姿が多くなってきているので言葉が出ないときには気持ちを汲み取り、代弁しながらも引き続き見守っていきたい。

表現

・七夕飾り制作をおこなった。折り紙をハサミで切り落とさずに線までで止めることを伝えると、どの子も慎重にハサミ切りをしていた。午睡中に七夕制作を部屋に飾ったのだが、起きてすぐに「きれいだね」という子や、歓声をあげて皆、満足そうだった。制作は今後も子どもたちの発達をしっかりと捉えたものをつくっていくように工夫したい。…

4歳きりん組2021年度5月のまとめ

健康

・給食のときに自分の好きなおかずを保育者や友だちに知らせる。苦手なものがある子どもも、友だちの声を聞いて一口食べてみようとしている。また、苦手なものを残していたが全て食べて終わりたいという気持ちがある子もおり、頑張る姿が見られている。暑い日や肌寒い日と気温差があるので水分補給や室内温度の調節をおこない快適に過ごせるようにする。

人間関係

・気の合う友だちと興味のある遊びを誘い合って楽しんでいる。少人数で始めた鬼ごっこにあとから他児が入り、クラス全員で楽しむ姿も見られる。保育者も一緒に入ったり、見守ったりしながら子どもたちの遊びを広げていく。絵本や玩具の貸し借りでトラブルが起こるが自分たちで解決することが多くなってきている。その姿を十分に認めながら解決できないときには間に入っていく。

環境

・戸外では桜の木やプラタナスの木に実がついていることに気がつき触れてみようとしたり、樹液がついていることに気がつき、触れてみたり樹液からイメージを広げて幼虫探しやままごとに発展している。
・午睡時には自分ではなく友だちの布団を敷いたり、畳んだり積極的に手伝いをする姿が多くなってきている。生活や遊びの流れがスムーズに取り組めるように環境を常に作っていきたい。

言葉

・自分の思いを言葉にすることが多くなってきている。休日に何をした、と振り返って報告することや絵本や保育者の問いかけに「~になると思う」と予測した思いを言葉にする。自信を持って発言する姿が多く見られるが自分がマイナスだと思うことは伝えられないときがある。小さな声になるので間違っていないこと、自分で伝えられたことを褒めて自信につなげていけるようにする。

表現

・戸外へ行くときに0,1歳児クラスの友だちが玄関や廊下にいると「忍者で行こう」「みんな、忍者になるよ」と友だち同士声をかけ、ぶつからないように壁に背を当てて静かに歩いている。
・部屋で音楽をかけると、曲に合わせて体を動かし楽しんでいる。新しい体操を取り入れて今後も体を動かしていく。…

4歳きりん組2021年度4月のまとめ

健康

・給食の配膳のときに自分で椀に盛られたごはんをとるようにした。進級したことで「給食を最後まで食べたい」と意欲的に食べている子が多くいる。無理強いをしないで子どもの頑張りたい気持ちを大切にしていく。

人間関係

・自分たちで遊びを見つけて楽しむ姿が多くなっている。友だちと関わり合って遊ぶことが自信ややりがいに繋がっているようで毎日のように同じ遊びを楽しむことが多い。また鬼ごっこでは子どもたちから保育者を誘い、遊んでいる。一緒に遊びながら簡単なルールを決められるように声をかけルールを守って遊ぶ楽しさを伝えていく。

環境

・室内で図鑑を見て、戸外で自然に触れる、といった流れで春の自然に関心が高まっている。とくにクローバー、ダンゴ虫、蝶々は子どもたちの関心がよく向いている様子である。散歩で公園に行っても遊具より、虫探しや四つ葉のクローバー探しをする姿が多く見られた。子どもたちの発見に共感し、楽しく季節の探索ができるようにしていく。

言葉

・友だち同士で話をしてブロックを組み立て、楽しむ姿や、鬼ごっこなど誘い合う姿が多くなってきている。朝の会でお当番の子が自己紹介をするときには静かに話を聞こうと刷る姿が多くなってきた。自分だけではなく友だちの話も聞こう、一緒に楽しく遊びたい、という気持ちが見られている。

表現

・こいのぼり制作では鱗をビー玉アートでおこなった。ビー玉が転がるたびにできる模様の楽しさに夢中になっている姿が見られた。目と髭も貼り、一人一人、個性豊かなこいのぼりができあがった。こいのぼりを飾ると、自然に歌う子もいて、こどもの日を楽しみにしている様子が見られている。…

4歳きりん組2020年度3月のまとめ

健康

・花粉症のため目や鼻水が止まらず、くしゃみをしている子がいる。

・朝と昼間の寒暖差があり上着で調節することが習慣づいてきた。昼間は走り回り汗をかくことがあるので、汗をかいたら着替えるように伝えている。

・食材に興味を持ち食べている。活動量が増え完食する子が増えた。「おかわりは何がある?」と聞いている。

人間関係

・気の合う友だちを誘い合い、ごっこ遊び・集団遊びを楽しんでいる。自分有利にルールを変える子が数名いてトラブルになることが多い。自分の意見だけでなく友だちの意見にも耳を傾けるように伝えている。

環境

・散歩に行く途中や公園内に咲いている花に興味を示し「いい匂いがする」「きれいな花びらはどこからきたのかな」と話していた。

・卒園を祝う会リハーサルを見学し、ぞう組の卒園を実感していた。次はぼくたちがぞう組になるんだ」と進級を楽しみにしている姿が見られる。

言葉

・自分の思い通りにいかなかったり、気持ちを上手く伝えられず感情的になる子が多い。一人一人の気持ちに寄り添いながら、言葉で伝えることの大切さを伝えていく。

表現

・新型コロナウイルス感染対策や緊急事態宣言のため中止になっている「えいごであそぼう」「リズム遊び」「歌の時間」がないことを残念がっている。

・卒園時に渡すプレゼント作りでは「喜ぶかな」と言いながら丁寧に作っていた。…

4歳きりん組2020年度2月のまとめ

健康

・花粉症で鼻水・目のかゆみ・くしゃみが出ている子が多い。保育室にティッシュペーパーを多く置きいつでも鼻が拭けるようにしているが遊びに夢中になると鼻水を服で拭いてしまうこがいる。

・給食では、食器に手を添えることが習慣づいてきたが肘をついている子が数名いる。子ども同士で「ひじがついてるよ」と教え合う姿が見られる。

人間関係

・3歳児と散歩に行く機会が数回あった。年上ということを意識して「手が反対になってるよ」と教え合っていた。歩くペースも3歳児に合わせる姿が見られ頼もしい。公園で0歳児クラスと会うと「かわいい」と言って手を引いて公園内を散歩し関わりを楽しんでいた。小さい子にどう接すればいいかわからない子もいた。

集団遊びを楽しむ姿が見られるが、自分に都合のいいようにルールを変えてしまう子がいるのでルールを守る大切さを伝えながら相手の気持ちに気が付くように対応している。

環境

・ヒヤシンスの花が落ちたので葉と根を切り球根を乾かす工程を興味を持ち見ていた。乾いたら次は土に埋めるとまた咲くかなと問いかけると「咲かないと思う」「きっと咲くよ」の意見が出た。

・トイレのスリッパを並べることやゴミ箱のゴミを押し込む・手洗い後に床が濡れていたら拭くことを積極的にしている姿が見られる。

言葉

・名前を呼び捨てにすることや「きらい」「一緒に遊ばない」など言葉によるトラブルが増えている。関わりが多い分自分の気持ちを相手に押し付けているので、相手の話も聞いてみようと促している。

表現

・雛人形制作でははさみの使い方が上達し線の上を意識して切ることができていた。はさみの持ち方がわからない子には持ち方を知らせながら安全に制作ができるようにしている。

・久しぶりのリズム遊びを喜んでいた。ピアノの音が聞こえると「つばめだ」「きんぎょだ」と体を動かしていた。…