2歳こぐま組2020年度8月のまとめ

健康

トイレで排泄できる子が増えて来て「おしっこでたよ」と喜んでいる姿が見られた。排泄後の始末の声掛けを丁寧に行った。椅子に座り、ズボンを履いてから進んで手を洗う姿が見られるようになってきた。

自分で衣類の着脱をする中で、必要に応じて保育者が援助して着脱ができるように見守っていった。また、子どもが着脱しやすいように服の向きや着方を伝えていくと、少しずつ自分で着れる子や、自分でチャレンジする子が増えてきた。出来たという達成感が味わえるように声掛けを工夫し続けていきたい。

人間関係

保育者の真似をしながら「よーいどん」の合図で走ったり、ジャンプや片足立ちをしたりして楽しめた。

友だち同士のやりとりでは、ままごとやブロックあそびをする中で「どうぞ」「いいよ」「ありがとう」と言った自ら玩具を貸す優しい姿があった。一人遊びしていた子どもも、友だちに誘われて一緒に遊びを楽しむなど関わりも増えてきた。保育者も遊びに加わり、やりとりを広げていきたい。

環境

氷や春雨、食紅を使った色水や水鉄砲、噴水プールなど様々な素材や玩具に触れ、感触遊びを行うことができた。

春雨を触ると「うどんみたい」と感触を味わう様子や、色水あそびでは「いちごジュースだ」とジュース屋さんが始まり、ごっこ遊びに発展していた。氷を使った遊びの中では、氷が解けていく冷たい夏ならではの発見や面白さを知りながら、水遊びを思いきりすることができた。

言葉

お友達や保育者との会話が増えて来ている。「電車に乗ったの」「公園行ったよ」など休みの出来事を話せようになった。遊びの中では保育者のように絵本を持ち、読む真似をして人形に読み聞かせたり、友だちに絵本を開きながら読み聞かせたり、遊びが盛り上がり楽しんでいる姿が見られるようになってきた。引き続き、会話を丁寧に聞き、会話しやすい雰囲気を作っていきたい。

表現

ぬり絵を楽しんだり画用紙にクレヨンで顔を描いたり、今まではなぐり書きだったのが目、口、鼻とはっきりわかるように描けるようになってきた。ブロックでは、「動物園」「ここはエサ置き場」などイメージして作る姿が見られた。

音楽に合わせて、体を動かすことも好きで、「アンパンマンかけて」「ベビーシャーク踊りたい」など声を掛けてきて保育者の真似をして音楽に合わせて体を動かして張り切って踊っていた。

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