4歳ぱんだ組2022年度3月のまとめ

健康

月の始めは、インフルエンザ・胃腸炎で体調をくずす子が多く欠席者も続いた。回復してから花粉の為からか鼻水やくしゃみ、目をかゆがる子が増えてきたがそこまで体調を崩すことはない。寒暖差が続き、衣服で体温調節が行えるように声を掛けていったが、子どもひとり一人が自分の判断で調節できるように、実際に外にでて体感できるように工夫した。すると、登園した時に寒かったか、暑かったかで判断するようになってきた。20日から移行保育が始まり、戸惑う姿も見られるので少しずつ慣れていけるように、落ち着いた雰囲気作りを心掛けていく。

環境

20日から、年長の部屋で過ごしている。環境が変わり少し戸惑いが見られるが、玩具にも慣れてすぐに遊び始めている。時折、不安そうになることもある。ホール隣にあるということもあり活発な子や身体を動かしたい時、すぐにホールへ行って追いかけっこなどしている。部屋では、静の遊びを落ち着いた雰囲気の中行えているので、自然といい環境が作れている。玩具が小さいものになりかなりこまかいものまであるが、使ったものは元に戻すことができているので散乱になることは今のところない。製作棚を作り、好きな時に色々な物を作れるように題材などを用意していく。

言葉

進級当初に比べ、1人ひとりがそれぞれのタイミングで意見を伝える姿が増えてきた。

年長に向けてのメッセージでは、思い出を振り返りながら「さんぽにいってまもってくれた!」

「いなくなってもわすれないでほしい!」と自分たちで伝えたい気持ちを考え、言葉にして伝えていた。気持ちをうまく伝えられない子も、わからなくなった時点で保育者を呼び、一緒に言葉にしながら考えた。言葉での表現・意思表示ができるように、見守って、時には言葉の獲得のため、代弁を行いながら援助していく。

人間関係

集団遊びが定着になり、友だちを誘ってから遊ぶことがほとんどである。(以前は、やりたい遊びをして自然と人数が集まり遊びが展開されていた。)異年齢交流では、年長に対してお別れをしたくない気持ちもあり、積極的に声を掛ける姿が見られるようになってきた。年下に対しても、「きょう、うさぎぐみとさんぽにいきたい」と伝えにくることもあり、一緒に散歩に行って追いかけっこやかくれんぼを楽しんでいる。友だち同士のやり取りでは、言葉のトラブルや玩具の取り合いも見られるが、それぞれのタイミングで解決いている。1対1の場合は、友だち同士のやり取りを大切にしたいので、見守ることを重視している。

表現

ひな祭りでは、歌やひな祭り集会を通して意味を知り、製作や自由遊びに用いていた。ひな祭り製作で作った、パネル版は年長と役割分担をしてそれぞれ作成した。完成したパネル版を1階廊下に飾ると、他クラスの子や職員から「きれい」など褒められ嬉しそうだった。お別れ会や卒園式のリハーサルでは、贈る言葉、歌を皆で話し合い決めていった。年長に対してそれぞれ色々な想いがあり、それを言葉や歌を通して伝えていた。伝えているときの表情は自信や恥ずかしささみしそうな表情など様々だった。

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