5歳きりん組月のまとめバックナンバー

5歳きりん組2023年度7月のまとめ

健康

戸外に出られた日は、他クラスと散歩に出掛け追いかけっこや夏の自然物に興味を示し探し回ったり園庭で泥遊びや鉄棒など全身を使い遊んだりすることができた。汗をかいてシャワーをすると気持ちよさそうにするのが分かった。室内では、ホールで友だちとブロックで車を作り全身を使い遊んだり、鬼ごっこやマット遊びをしたりと活発に遊んでいる。ボールを使った遊びはあまり長続きしないが相撲などは友だちを誘い遊び込んでいる。熱中症対策では、汗をかいたとき以外でも咳がでたときや1日○回と決めることふぇ子ども同士確認し合い自ら気を付けようとしていた。給食は、ご飯をよそってから急に「あまりおなかすいてない」と夏バテからの食欲の低下が見られる。保護者との情報共有を密にして体調変化に気を付けていく。

環境

水遊びは、ほぼ毎日行っていた。主に水の掛け合いを担任 対 子どもたちや、グループ同士の戦いなど毎度盛り上がっている。あまり水をかけられたくない子は、「かけられたくないゾーン」作りお湯づくりをして温泉ごっこをする。お湯を作るとき、日差しに当てるだけでなく器の大きさや日差しに当てる時間をかえるなど研究しながら作っている姿が見られた。温泉ごっこが流行ってきているので、バスボム作りなど更に遊びが広がるようにしていく。生き物に関して、戸外に出た時に夏の生き物(アメンボ・ヤゴなど)を持ち帰り飼育している。ただ、持って帰れる気持ちで満足して飼育が長続きしない。生き物に対しての触り方など意識しているところもあるので、具体的な事を話し合っていきたい。

言葉

全体に話す機会を数回つくっている。その子のタイミングで全体に気持ちを伝えられるように話しやすい環境作りを心掛けた。その為小さな声ではあるが、その子なりに発表するなど頑張っている。朝の会・帰りの会や友だちが話をしている時に、ふざけて話を聞けていない時があるので、話している人の気持ちを伝え話を聞く時はどんな姿勢や態度が良いのかを一緒に考えていった。

人間関係

友だちによっては、遊び方が異なり意見のぶつかりが見られる。保育者が仲立ちをする時もあるが、ある程度は自分の気持ちを伝えて解決している。友だちとのやり取りで、相手の気持ちを理解できるが納得がいかずに自分の気持ちが強く出てしまうことがある。一方的にどちらかが悪いではなく、相手にも怒る理由や納得できないことを簡潔に伝えている。保育者は、双方の気持ちを解りやすいように伝えるだけで解決は自分たちで行っている。

表現

毎週木曜日に行なわれる音楽集会で、ピアノに興味を示し始めた。楽器(ハンドベル・木琴・太鼓・カスタネット・鈴)を出してみると、いろいろな楽器を組み合わせて音をならしていた。ハンドベルでは、使い方を説明すると演奏してみたいと意欲が見られた。簡単な曲に挑戦してみると演奏できたごとに、全体に発表をしていた。後を鳴らす時間帯や楽器の扱い方に注意しながら子どもたちのタイミングで演奏が出来るように、棚などに置いて楽しめるようにしていく。…

5歳きりん組2023年度6月のまとめ

健康

午前中に、水遊びをして汗を流しても給食後のホール遊びですぐに汗をかくほど活発に過ごしている。そのため、夕方ごろに眠いと疲れを見せる子も増えてきた。1人ひとりに合った休息ができるようにこまめに声掛けを行い、保護者との情報共有を意識した。
園庭で遊ぶことはあまり好まず…。室内でのラキュー遊びや創作遊びに夢中になっているが、戸外やホール遊びでは、全身を使い運動遊びを楽しんでいる。今後も、適度に休息や水分を摂り汗をかいたらシャワーや水遊びをして快適に過ごせるようにする。

環境

うどんクッキングでは、どのようにうどんの形になっていくのか実際に自分たちで材料を混ぜて作ることができた。生地を固める作業や足で生地を踏む作業に「つかれた~」と少し退屈する姿も見られたが、手作りのうどんの麺を食べ「かたい!」など、いつも食べているうどんの違いにも気が付くなど楽しみながらクッキングを行なえた。
泥遊びでは、水と砂の量を調節しながら柔らかい泥、少し固まりやすい泥、など何種類か作り模索していた。保育園で飼育する生き物がクワガタに加えて、カエルや魚など増えてきた。適切な飼育方法を伝え飼育が楽しめるようにしていく。

言葉

朝の会や帰りの会でやりたいことや1日の出来事など発表する機会をつくった。帰りの会では、うれしかったこと楽しかったことに加え、嫌だったことなども出てきている。ちくちく・ぽかぽか言葉と名付けどんな1日だったのか伝えている。発言する際に緊張や恥ずかしがる姿もあるが、少しずつ慣れてきている。異年齢交流では、だいたいの年齢に合わせて口調や話すスピードを変えて話しかけている。なかなか伝わらない時もあるようだがその時は一緒に行動したり実際にお手本を見せたりしている。

人間関係

戸外に出る時など、他クラスと一緒に出掛けられ異年齢交流が増えてきた。その日によるが手をつなぐときなどその子なりに声を掛けて誘っている。公園では、一緒に追いかけっこをしたり虫探しをしたりと遊んでいた。関わりの中で、虫を捕って喜ばせていた。帰り道もしっかりとリードをして玄関でバイバイをすると少し疲れたようにしている。同い年のやり取りとは違う関わりで気を遣っているのだと感じた。

表現

運動会の練習をしたい!と、披露したいダンスを一通り踊っている。曲の速さや振り付けの難易度を実際に踊りながら確かめている。見ている子は、楽器を出してダンスの曲に合わせて音を出している。楽器のみを出したときには、様々な種類の楽器(鈴・カスタネット・木琴・ハンドベル・小太鼓など)に興味を示す。ハンドベルでは、複数の人と曲を演奏していた。始めは鳴らし方から始まりリズムを合わせ、完成したら1曲ずつ発表をしていた。楽器を子どもたちの手が届けるような場所においていつでも触れられるようにしていく。…

5歳ぱんだ組2023年度5月のまとめ

健康

月の始めは、寒暖差もあり衣服調節が難しかったが汗をかくと各自で「あせをかいたから!」と半袖に着替えて過ごしていた。戸外に出られた際には、リレーなどをして全身を動かして遊ぶなど活発的な姿が見られた。すぐに汗をかいているため、こまめな水分補給をするように心掛けた。雨の日が続きなかなか遠い公園に行かれないため、体力が落ちないように室内での運動遊びを取り入れていきたい。

環境

野菜を植えてから約1ヵ月が経った。始めは、芽が生えてくるのか心配になる子や野菜を育てるのに興味がない子もいた。園庭に植えたキュウリやオクラ人参やカブを他クラスの子や職員が見ている姿を見て誇らしく思った様で「め でてこい!」「がんばるんだ」と、野菜に声を掛けながら水をあげていた。間引きなども、保育者に注意点を聞きながら行うなど熱心な姿が見られる。ラディッシュが青虫に食べられてしまっているので、成長への関心が継続できるように工夫していきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、悪気はないが面白い・楽しい気持ちが強まり相手に嫌な思いを伝える事がありトラブルになっている。言葉の意味を伝え相手がどのような気持ちになるのかをその都度伝えている。保育者の真似をして「それはおともだちいやなきもちだよ」子ども同士で声を掛け合うこともある。相手にとってどんな気持ちになる言葉なのかを、朝の会などで全員で確認していく。

人間関係

新入園児が2名入園して、21名のスタートとなった。お互いに始めは戸惑いなども見られたが、少しずつ慣れていき集団遊びにも自然と参加している。人間関係が広がり、いつも同じ子と遊ぶのではなく「いまはこれをしたいから」と離れている時もある。そこから喧嘩なることは、あまりなく「じゃあ、あとでいっしょにあそぼう」と約束をしている。
遊びを楽しむ中で、自分にとって有利になるようなルール決めをする子が増えトロブルになることもあるので、楽しく遊ぶためにはどうしたら良いのかを保育者と一緒に考えていく。

表現

雨の日などで室内遊びが続いた日などに、ラキュー遊びが盛り上がっていた。できた作品は、個人boxに入れて守っていたが、少しずつパーツがなくなり「展示会」を開催することに。海の生き物、森の生き物、車系など分類に分けてそれぞれのテーマに合った背景などを作成していた。段ボールに絵を描いた画用紙を貼って背景になるように立たせたり、綿や毛糸を使って煙や波の動きを表現したりするなど、一人の考えだけでなく複数の子とのアイデアが一つの作品を作りあげていて、協力して出来た展示会となった。…

5歳きりん組2023年度4月のまとめ

健康

季節の変わり目で、少し咳や鼻水が出ている子もいたが大きな体調のくずれはなく過ごしている。隣にホールができたこともあり、空いている時間は、ほとんどホールで過ごし、ボール(的当てやキャッチボール )・追いかけっこをして活発である。普段からホールでたくさん遊んでいるためか、あまり園庭に出たがらない。戸外に出られたときは、鉄棒や大繩・砂遊びをしている。鉄棒では、腕力がついてきて、逆上がりなどに挑戦している姿が見られる。散歩先では、虫探しに夢中になっている。またリレーなどに興味を示してやり始めている。これから様々な道具や遊び方を工夫していき、やってみたいという気持ちを引き出していきたい。

環境

散歩を決める時、見晴らし台や星川中央など遠出な所を選んでいることが増えてきた。また、歩いている際に見つけたはなや虫などの自然物を持ち帰り工作や観察をして楽しんでいる。マツボックリが、どうして開いているのと閉じているのがあるのか図鑑を使って調べたりたくさんの職員に聞いたりしている姿が見られ熱心だった。生き物の飼育では、餌や環境づくりを自分たちで調べ用意している。命に対してカゴの中に入れっぱなしだと可哀想だからと1日観察して逃がす子もいる。飼ってみたい気持ちと可哀想だからという気持ちが葛藤している様子が見られる。何が大切なのか、その都度子どもたちと考えていきたい。

言葉

お当番を決めて1日4人ずつで様子を見ている。お当番は朝の会や帰りの会を時間を決めて行っている。時間を全体に伝える時や、各会での伝えることなど1人ひとりが考えながら発言している。保育者が伝えた事だけを発言すると考える力が減っていくのでどんな言葉でもいいので伝える大切さと勇気を引っ張り出していけたらと思う。異年齢交流では、やられたことに何も伝えられず、泣いて表現すことが多い。嫌な気持ちも伝える大切さを保育者も仲立ちをしながら援助していく。

人間関係

4月初めは、他クラス(主に幼児)との交流が多く、ごっこ遊びなどを楽しんでいた。異年齢とのやりとりでは、緊張や恥ずかしがることもあるが、遊びに誘ったり一緒に遊んだりと自分たちなりに楽しんでいる。友だち同士では、集団遊びに積極的に参加して、ルールや遊び方について話し合って遊んでいる。遊びの中で役割を決めて、ごっこ遊びでも展開がされていることも増えてきた。トラブルになった時、すぐに周りの子が気付いて第三者側の意見や互いの気持ちに寄り添う場面が見られる。関わりの時に約束を守らなきゃという気持ちと、自己主張のぶつかりの葛藤が見られる。それぞれの感じたことを大切にして、踏み込み過ぎないように見守っていく。

表現

朝の会で歌うことが、増え歌詞を覚える事が早くなってきた。また月の歌(季節の歌)を歌うことで、制作につながっている。また、戸外に出た時、こいのぼりや春の自然物を探して触れている。1人部屋のようなものを作り、テープを貼ったり、色を付けたりと工夫して作っている。完成した物を、友だちと共有して、ごっこ遊びなどをしている。
運動会について、少しずつ興味を示してダンスなどを小集団で行っている。楽器なども取り入れてさらに、音やリズムに親しみを持てるように楽器の準備や簡単なリズム遊びを用意していく。…

5歳きりん組2022年度3月のまとめ

健康

手洗いをわざと忘れた振りをしていたものの、小学生になる意識を持ち一つひとつの生活面に気が向くようになる。友だちと爪用のブラシを用いて丁寧に洗う姿もあった。上履きやハンカチの使い方も理解してはいたが、途中で飽きる子もいた。

散歩では坂を上ることが多く、疲れた声も聞かれたが友だちと会話をし「余裕!」と言って歩いていた。小学校見学や遠足で、鉄棒や跳び箱をしたことをきっかけに園でも熱心に遊ぶ姿があった。失敗もくじけず、そんなこともある・もっとできるかもと前向きに声かけをし合いながら楽しんでおり、心の強さを感じた。

環境

公園にポケット図鑑を持っていき、春の自然を細かく探した。テントウムシや蝶を愛で、観察して種類を調べていた。触るのに抵抗のある子が多くよく逃がしていた。また、花にも関心強く、保育園の花壇や公園の花を見てその季節に咲く花や匂いを感じ覚えていた。

ホールで過ごした2週間、他クラスも使うことを考えて年下の子が来た時を想像するように声をかけた。片付けが曖昧になることもあったが一日の振り返りで問いかけると次の日は意識するようにした。また、ひよこ組や裏庭でじっくりと遊び園の様々な場所に楽しみを持っていた。

交通安全についても散歩時にクイズにしたり、実際にやってみたりしながら伝えていった。小学校は子どものみでの登校になる為安全第一を心掛けてほしい。

言葉

秋から大切にしてきたぽかぽか言葉をテーマにして制作をした。卒園に向けてと言ってしまっていたため、卒園にちなんだ挨拶のようなメッセージが多かったが、年下児や保育園への感謝が伝わってきた。トラブル時など感情的になっても悪い言葉は出なくなった。しかし煽るような言葉が出てきたため、言い換えながら関わり、気持ちを素直に言葉にする援助をした。

文字や数字への興味が以前より増した。数の迷路やお手紙交換を経て簡単な言葉や文が書けていた。書き順のあるドリルなどを置いておけばよかった。

人間関係

それぞれあと少ししか保育園にいられないことを理解していたからこそ言いたいことを言い合っていた。話し合いが難航した時も見守ってみると、全員が良い気持ちになれるようにアイディアをだして保育者に聞きに言ったり、一緒に考えてと助けを求めたりと子どもなりに状況打開をしようとしていた。お別れ会では異年齢交流があり、年下児からのメッセージをしっかりと受け止めていた。また、他クラスで食事をしたい子たちは時間にもよるが給食を運び、好きなクラスに行ってたべ、お世話もして満足気に戻ってきた。ぱんだ組とも同じ部屋・玩具で遊ぶとアドバイスをする姿、知識を見せる姿があり共に進級、進学の意識が高まった。

表現

乳児クラスと一緒にダンスを楽しんでいたため、新しい体操やダンスにも興味が湧き、音を聞いて気に入った曲で保育者や友だちと踊る事を楽しんだ。自作のダンスも続々と出てきて想像力を感じる。卒園式の歌を音程、テンポの確認、歌詞の意味の理解などをしながら自由遊び中も口ずさみ練習した。保育者がマイクを持っていると一人ずつ好きな所まで歌い抜けていくリレー方式の歌い方を楽しんでいた。リズムや伴奏に気持ちが入り練習中は大きすぎる声も出たが、優しくねと声をかけると、綺麗に歌い上げるようになった。…

5歳きりん組2022年度2月のまとめ

健康

戸外に出る時に半袖で過ごす子もいた。声は掛け、子ども自身の温度調節に任せていた。後半は感染症が流行したため、体調を崩す前兆を早めに見つけていきたい。換気や消毒は引き続き気を付けていく。就学に対して意識してきた。一人ひとり疲れや、気負っているストレスの出方が違うため、スキンシップは大切にした。また、詰め込まないように活動を工夫したい。散歩では体を思い切り動かし道中の花や、風の冷たさなどの発見を大切にし、季節感も感じられた。自然物にもっと興味が出るように発見したものの飾り方や扱い方を保育者も考えていきたい。

環境

当番活動で、掃除班のくじ引きや給食の手伝いなど、就学に向けた新しい仕事が増え、自主的に始め声を掛け合う姿があった。保育者も褒めるのはもちろんだが、見守って子どもが自分たちで気付けるようにした。

2月は小学校交流(一年生体験・縁日)や、近くの園と年長交流(ドッジボール)が1回ずつ行う事が出来た。小学校に就学の意識は持ち始めていたが、知識だけでなく直接見て感じて、「はじめまして」の経験が増えたことで自覚を持ち、生活の意欲にも繋がった。3月も散歩時などに小学校を見て回りたいと思う。

言葉

楽しくなると悪い言葉も使っている場面が見られるが、卒園制作でぽかぽか言葉の木を作ることをきっかけに、また言葉遣いに意識が向いたように感じる。帰りの会で嬉しかったことや、1日の感想、目標の振り返りなど好きなことを1つ発表している。友だちの前で文章を考えて言う事も経験が積まれていると感じた。また、お別れの言葉を春夏秋冬のグループごとに何が楽しかったか、何をしたか、どう頑張ったか等思い出しながら考えていった。思い出話が盛り上がり会話も弾んでいた。緊張しても、自分の言いやすいように変えられるように温かく見守っていきたい。

人間関係

年度末になり、友だちとのトラブルが減っている。また、友だちとの絆が一層深まり思いやりもある。言葉で意見を交わす事も上手くなり、今までの経験から互いに折り合いをつけて話し合いが進む中で、毎度譲る人や譲られる人が同じになってきた。子ども同士の決定ではあるが、納得のいくように、また今までよりもなお視野を広げられる声掛け、対応が必要だと感じる。双方の意見を尊重した上で子ども自身がどうしたら良いか気付けるようにしていきたい。感染症で後半自粛していた異年齢交流も再開していければと思う。

表現

卒園制作や歌を決めて取り組んでいる。名前を書く機会や、鏡を見て自分を描くこともあり、自分について、卒園について、製作などの表現活動の中で自覚していっている。

小学校で遊んだ紙飛行機が流行し、折り紙でもコピー用紙でも様々な種類を作っていた。作り方を覚えた子は周りに教える姿もあり、大人数で楽しんでいたためそのまま卒園式の壁面飾りにすることになった。作る時の見通しが立つように、完成予想図だけでなく見本を作っておけばよかったと反省。何のために、どうやって続きを作るか、子どもたちとしっかり話し合っていきたい。…

5歳きりん組2022年度1月のまとめ

健康

寒い日が続いたが、戸外に遊びに行くと数分で上着を脱ぎ活発に走り回って遊ぶ。正月あそびと同時に伝承遊びの『はないちもんめ』や『かごめ』で遊ぶ姿が見られた。はないちもんめは昨年のきりん組とも遊んでいたが歌が曖昧だったため保育者と一緒に始め、友だち同士でも遊びの中の話し合いを楽しみ、だんだんと進行できるようになった。散歩では初めて保土ケ谷公園に行き長い道のりを歩いた。遊具やボール、羽子板などさまざまな遊びで体を動かし楽しんだ。散歩に慣れてくるにつれて危機管理が疎かになっている姿もある為交通ルール等また改めて話していきたい。

環境

凧あげをしながら風の方向や強さについて「あっちから風が来てるよ」「じゃあどう飛ぶかな」と会話し風の強さによって持ち方を変えるなどの工夫もしていた。また、霜柱を見つけたことで夏に手袋に水を入れこおらせたことを思い出し、「寒い冬なら外に水を置いておけば氷になるかな」と相談し実行していた。3日に一度程確認しては水を少なくするなど氷になる方法を考え、周りの子も不思議そうに見守っていた。(2月に雪が降った際に確認し氷が出来た)子どもの興味関心に応じて小さな実験や経験もクラス全体に共有して好奇心を大切にしていきたい。

言葉

友だち同士で遊びの一環、面白い言葉としてちくちく言葉を発することも増えた。好きで発言しても中には嫌がる子もいることや、年下の子が聞いて気持ち良い言葉か問い掛けた。自分は気を付けているか一緒に考え、言葉には責任があることを伝えていきたい。また人を見て、虚言することも語彙の増加とともに増えているため気持ちを聞きながら一緒に伝え方を考えていく。文字への意欲は以前よりもあり、書初めでは全員が楽しみながら、初めての墨や筆、半紙の質感を感じていた。何枚も名前や動物の文字を集中して書き、書き順は曖昧になりながらも友だちに聞いて取り組んでいた。

人間関係

年下児のお世話が増えた今月はひよこ組と遊んだことがきっかけとなった。いつも通り「小さい子と遊んでくる」とホールに行き、その日は数人で部屋まで送り給食準備や着替えを手伝った。初めての経験で嬉しそうに報告する友だちの姿を見て翌日から行きたい人が順番に行くようになった。自分たちで行く人を決め、「まだ行ったことない人から」「3回目の人はじゃんけんで」と譲ったり譲られたりして話し合いを進める。自分の思いが先行することもあるが仲介する友だちもおり公平に行けるように考えるようになった。また、年下児の関わりに不安がある子も友だちに誘われたり話を聞いたりするうちに一度は行ってみて大変さや楽しさを味わうことが出来た。あひる組、うさぎ組とも着替えや寝かしつけ等で関わり保育者たちからの「ありがとう」と言葉でさらに自信を付けているため、小学校で最低学年になる前の今の時期に継続していきたい。

表現

友だちと一緒に協働制作を楽しんだ。後半に節分の鬼制作を初めての張り子作業で取り組んだ。完成はいつごろか、飾り付けに何日かかるか等話し合いカレンダーに書いておき、やり方表にマークをつけて進み具合を分かるようにした。節分当日に急いで行う姿も見られたが、ペアの子と計画して早めに出来上がらせる子、声を掛け合って交代し順番にやる子、カレンダーを見て一気に仕上げるペアなど人それぞれだった。また、丈夫にするも、途中で辞めるも個人の自由で興味に合わせて進行や完成は個性が出ていた。節分の作品紹介を考える中で、友だちと協力しないとできない事、継続の大切さ、完成した達成感などを話し合い、感じられた。卒園制作などは子どもたちの興味やアイディアで出し合っていきたい。…

5歳きりん組2022年度12月のまとめ

健康

園全体では胃腸炎が流行していたが、体調を崩す子はほとんどいなかった。衣服は自分たちで選び調節していた。子どもの意見を聞きながらも健康的に活動できるよう配慮していく。地図作りはできなかったが、周辺地図を見てまだ写真の無い公園を見つけたり、保育者が紹介したりすることで新しい公園に行き遊び方を考えられた。道の安全を考えながら足を延ばしていきたい。遊具を楽しむ姿もあるがバスケに続き、サッカーをホールや戸外で楽しみ、走る速度や距離も成長している。

環境

冬の活動についてはもっと冷え込む来月に繋げていこうと思う。冬の行事や年末の鏡もちづくり、食育、ラキューやお泊りパーティーを通して季節感を感じられた。一つひとつ自分たちで楽しいと思えることを見つけたり作り出したりしていた。自然に関わる活動を1月に入れていきたい。

言葉

劇遊びのセリフを覚える際に文字を読んだり、分からないところは友だちを見たり教え合ったりしてわからなかった子も覚えていった。また、人前で恥ずかしがらずに覚えたことを自信もって伝えている姿があった。その後も伝え合いの中で度胸が付いたのかはっきりと物を言える子が増えてきた。聞いて理解はできるが聞く姿勢、話す姿勢を意識していけるようにする。

ぽかぽか言葉の発表回数も増えてきて、友だちの良いところ探しを習慣にしていきたいと思う。

人間関係

トラブル自体は少なく、行事や全員活動を通して団結も深まった。互いの思いは言い方を考えながら伝える事を意識して伝えた。感情的になる時は受け止め、終了してからの話し合いを大切にした。お互いが納得せず中断になることが多いため、話を聞く事を意識づけていきたい。

全体での活動意欲も高まっている。以前よりも前向きな所が増え、友だち同士の支え合いや関わりも十分に深まっていることを感じた。

表現

様々な素材を用意して好きな物を好きなように衣装や贈り物を自分の発想で製作したり、友だちと協力して乗り物や楽器を作ったりして遊びが広がっていった。全員で楽しむというところにもつながった。発表会の演目は遊んでやっていくうちにやる事が明確になり劇も合奏もまとまりがでてきた。友だちのことを見る余裕も出てきて行事後も様々な歌や楽器で劇を楽しんでいた。

歌詞は覚えることが難しかったものの振り付けなどを付けて体で覚えていた。

歌に興味の無かった子も周りが歌っている事で自分もやってみようとしていた。…

5歳きりん組2022年度11月のまとめ

健康

運動遊び発表会の余韻からかリレーで遊び、ドッジボールなども順番やみんなが楽しめるやり方を話し合い、進めていた。保育者がいなくても自分たちの力で運動や活動に取り組む姿が印象的だった。後半になるにつれて咳が出る子がいたがよく食べよく動き全体的に体調不良はいなかった。給食の残しが徐々に減っている。行事が近くなるにつれて、課題が見えると楽しさと緊張の始めのような気持ちで疲れが見える子もいた。12月は思いきり遊び休息もしていきたい。

環境

掃除当番が始まったことにより、普段の片付けも細かいところまで目が行くようになり、大変になるのが自分だという事によりみんなで率先して片付ける姿があった。毎日だと疲れてしまうためグループ制に決め、担任がやる日も設けながら徐々に責任を持って行えてきた。

木琴や太鼓を使って遊んでいたこともあったが、楽器の使い方を話し合い自分たちで使い方を変えていた。どんぐりや落ち葉を拾い製作に使った活動では秋から冬にかけての自然に気付きいつも見ない葉の色やつや感、木の実などにも目を向けていた。

言葉

劇遊びの中で台詞をごっこ遊びを通して考えていった。考えた物を字に書き起こした台本を壁に貼ったり個別に渡したりすることで文字や読み方をどんどん知っていった。興味のある子は自分で紙に書いたり、出番のところにマークを貼ったりして理解していた。元々文字が読める子が多かったが苦手だった子も何となく読めていた。また、歌詞も保育者が指で追う事でどこをどこの文字か把握していたようだった。

人間関係

散歩に行く時は大体異年齢とだった。年下の子がいると遊び方が限られるにもかかわらずよく面倒を見て、危険を知らせていた。

友だちとのトラブルは自分たちで話し合いながら相手の気持ちに耳を傾けていた。ただ自分の意見をはっきりと言えるだけに言い過ぎてどんどん感情的な喧嘩になる為、クールダウンが必要。長引き過ぎる時には保育者や友だちなど第三者が仲介に入り気持ちを理解されることで落ち着けていた。相手の立場、自分だったらどうかという事を引き続き伝えていく。

表現

劇遊び、楽器遊びを通して音楽に触れていた。歌詞を覚えるのに苦労したが合奏ではリズムやテンポを個人や友だち少人数と練習して徐々に曲に慣れていっていた。また、ダンスは曲選びから役に似合うものを探し、歌詞を理解しながら振付をしていた。思いつかない所は友だちや保育者と話し合い踊りながら決め、他役のダンスもとても楽しんでいた。劇遊びの背景や小道具づくりをやりたい子が自ら申し出て友だちと協力して作っていた。ぱんだ組との自然物製作ではビーズやマスキングテープなどを活用し冬の季節飾りを考えていた。自分だけでなく協力して作るところが年長児らしく、以前まで製作が苦手だった子も今月は積極的だった。…

5歳きりん組2022年度10月のまとめ

健康

寒い日も続いたため、上着の準備を自ら行っていた。戸外で動くと暑くなるなという時もあえて声かけせず見守り、気温の感じ方の判断を見守った。保育者の適切な声掛けもしていきたい。自主的にバトンなどの用具で遊ぶ子たちの様子を見て、帰りに全員で最後に一回だけやってみるなどの保育者が声掛けをしていた。勝ち負けにこだわらずに競争や走ることを楽しんでいた。運動遊びと集団遊び普段の中でも声を掛けてやっていきたい。

環境

秋の自然物を入れるための箱を用意し、子どもとお湯を用意するなど下準備も進めた。来月に制作に使えるように取っておく。また自然物のコーナーも設定していく。身の回りを自分たちで整えていくことや時間を見て見通しを持って活動することが以前と比べて出来てきた。計画を子どもに合わせて分かりやすくその都度めどを付けながら作っていきたい。
サンマを買いに行ったり、ログハウスに行ったり、地域の人と関わる機会もあった。自信をもち、いつもと違う空気感などを感じて規範意識を持つ姿があった。

言葉

自分たちの思いを周りの人に伝える、また話を聞くということも少しずつ信頼しながら出来ていると思う。友だちや、自分の発言に責任があることを少しずつ知り、ちくちく言葉やぽかぽか言葉について子どもたちからも身についたことが出てくるようになった。トラブルの際の言葉遣い「どう言ったらいい気持ちかな」と一緒と言い換えを考えた。朝の会などで出来ていない時もある為、ゆとりを持ち習慣化していきたい。また、文字に興味を示す子が多く、文の多い絵本も集中して聞いている。

人間関係

運動会の雰囲気にのまれることなく自分らしさを表現しながら、友だちとみんなで考え、行う楽しさを味わえていた。いい経験を活かして友だちへの思いやりや協力する集団意識をもっと広げていきたい。行事をきっかけに絆が深まり、トラブルがあっても友だちの思いを受け止める姿が印象的だった。

友だち同士で興奮するとなかなか冷めないところがあり、危険もあるため、見守りながらも耳に入りやすい状態で声を掛けていく。

表現

さんまの模写は子どもたちが興味をもって紙を渡すとすぐに書き始めた。絵の具を自由に出して使う子もいれば、声を掛けられ使う気持ちになる子もいる。集中してどんどん世界観を足していく子やそれを見て自分の作品に取り入れる子もいる。また、色鉛筆やペンなどの方が細かく使いやすい子もいる。

3クラス合同製作の時には率先して道具を器用に使って年下児を手伝っていた。また、足りないものも今迄の経験を生かし、様々な素材と画材を取り出し使っていた。…