5歳きりん組2023年度11月のまとめ

健康

気温差があり衣服での体温調節が難しかったが、ほとんどの子は汗をかくかもしれないなど予想しながら行動していたと思う。他の子は、保育者と相談しながら半袖や長袖に着替えた。保護者とその日の子どもの様子を伝えながらストック用の着替えを多く入れてもらった。
就学児前健診が終わってから、小学校に向けて意識する子がさらに増えてきた。散歩中も「くるまきてる?」と手を繋いでいる子と確認したり、持ち物を確認したりしている。ボール遊びが流行ってドッチボールやバスケ、野球などを誘い合って楽しんでいる。ドッチボールでは、ボールの受け取り方や投げ方を自主練している。

環境

戸外に出ると、落ち葉やドングリがたくさん落ちていた。それを集めてリースづくりを楽しんだ。また、拾った落ち葉を画用紙を切り抜いてセロハンテープを張ったところにくっつけた作品を作った。拾う落ち葉の色や形・大きさなどに注目してたくさん集めていた。お当番のやることが少しずつ身についてきている。お当番じゃない人も、手伝うなど協力する姿も見られる。

言葉

2回目の年長交流では、積極的に声を掛けていた。お楽しみ会の劇づくりでは、自分たちで一から作り始めていた。どのような物語にするのか友だちの意見も聞きながら内容を決めていた。演じる役が決まると、同じ役同士の子と台詞を決める姿も見られ、台詞は紙に書いて保育者に渡してきた。役になりきって少し強い言葉になったり困っていそうな言葉を選んだりと工夫しながら進めていた。友だちとのやり取りで少しやり取りが難しいことがあるので伝言ゲームで聞く・伝える難しさや大切さを伝えていく。

人間関係

全体的にトラブルになることが減ってきた。行事を通してから様々な子に声を掛ける姿が見られるようになってきた。集団遊びでも、協力することが増え団結力が深まってきている。お当番活動や身支度など、友だちのことを気にかけてさりげなく助けている。
友だちと言い合いになることもあるが、相手の気持ちを考えて言葉を選びながら伝えている。泣いて言葉にすることが難しい子に対して、落ち着いてから気持ちを伝えられるように気持ちの整理ができるように声をかけている。

表現

自然物を使った作品作りやお楽しみ会準備では、様々な題材を組み合わせて友だちとイメージを共有しながら作っていた。お楽しみ会の合奏では、全員が楽器を演奏することはなかったが一人ひとり自分が、できる事を把握して合奏に挑戦していた。楽器(木琴・ピアニカ・ハンドベル・鈴・大太鼓)を担当した子は、必ず友だちと行いどこが間違っているのかなど確認し合いながら各自で練習して、音が違うことにも気が付いて修正していた。役ごとに分けてのダンスでは、曲のテンポやイメージを保育者と共有することで、ぴったりな曲を提供すると振り付けは、子ども同士で考えていた。そのため難しすぎずに短期間で覚え楽しんでいた。

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