4歳ぱんだ組保育日誌バックナンバー

4歳ぱんだ組2021年度5月の保育日誌

5月7日(金) くもり 松岡

遠足で食べるお弁当をイメージして園庭でお弁当を食べる。昨日から「そとでたべるんだよね」と、とても楽しみにしていた子どもたち。登園するとすぐにお弁当の話や、持ってきたシートと水筒の話をして、子どもたち同士でとても盛り上がっていた。入室するとそれぞれのシートを見せ合う姿も見られた。いつものように遊んだ後リュックを持って園庭へ。椅子に並べられたお弁当に『うわー!』と言う歓声と嬉しそうな笑顔がこぼれていた。また一段と遠足への期待と楽しみに繋がったようだ。

 

5月14日(金) 晴れ 松岡

待ちに待った遠足。朝、登園するなりお弁当を出して友だちと見せっこをする子どもたちのたちが」かわいらしい。どれくらい楽しみにしていたか良くわかる。到着して中に入ると、「うわ~」「ぐるぐるしてる」「みてみて~」とし水槽に顔を近づけて興味津々に見始めていた。イルカのショーでは「かわいいね」「すご~い」とたくさん拍手したり、ぺんぎんの所では、声を掛けると偶然鳴いてくれてみんなで大笑い。どこへ行っても楽しい声が絶えなかった。そしてもう一つがお弁当。お母さんの愛情たっぷりのお弁当に更にニコニコの子どもたち。楽しい思い出の中で帰りのバスはみんなぐっすりだった。

 

5月24日(月) 晴れ 松岡

園庭に出るとうさぎ組が数人お出迎え。一緒に園庭遊びを楽しんだ。遊んでいる中で、うさぎ組の友だちに三輪車を取られてしまったり、シャベルを取られてしまったり等、色々ハプニングはあったようだが、言ってくる子は誰もいなかった。小さい子と言う意識があるのか、がまんしたり仕方ないと思ったりしながら対応したようだ。「のどがかわいた」と言って来た子に麦茶のふたを開けて紙コップに入れてあげている姿は、本当にお兄さん、お姉さんだなと感じた。

 

5月25日(月) 晴れ 松岡

朝、魚探しゲームの魚を切って準備していると、「なになに?」「やっていい?」と出来た物から好きな色を選んで描き始めていた。それぞれ好きなペンや、色鉛筆を使って模様や目を描いたり、魚の形ではあるが、向きを変えて「たこ」「いか」等など…工夫する子もいた。ホールに行って今回は、男女対抗で魚探しゲームを行う。それぞれ隠す場所を考えて、見つからないようにしている表情がとても楽しそうだった。そのため大接戦!結果は見つけた数が、8匹対6匹で女の子の勝ち。「やったー!」と跳び上がり、かなり盛り上がった。…

4歳ぱんだ組2021年度4月の保育日誌

4月5日(月) 晴れ 松岡

先週に比べて、子どもたちの表情が少し和らいだように思われる。子どもたちと相談して、散歩の場所を天王町公園に決定。雨が降るかもしれないこと、時間も考えて早く行けてたくさん遊べる所…と話すと子どもたちなりに考えて意見を出し合っていた。公園で水たまりを見つけると、泥あそびが始まる。始めは3人。ひとりふたりと増え、泥団子を作ったり、お茶を飲んだ紙コップを使ってお店屋さん風にあそんでみたりと、どんどんあそびが広がっていく。泥であちらこちらが黒くなっていたが楽しんでいた。

 

4月8日(火) 晴れ 松岡

初めての公園、追分公園に行く。到着するなり、「このこうえんであそぶ~」「ここがいい~」と言う声。それぞれ好きな所で遊び始める。一番はかばの遊具。口が大きく空いているので中に入ってみたり、背中に乗ってみたり、かなりの人数でにぎわっていた。鉄棒では気持ちがのったのか二人逆上がりが出来るようになる。砂場や滑り台、周りを散策して色々な物を見つける姿も見られた。黒いどんぐりを見つけると、「あらってもいい?」と言って洗ってみる。でも真っ黒のままで変わらないとわかると、珍しいと感じたのか「おかあさんにみせたい」と大事に袋に入れていた。

 

4月20日(火) 晴れ 松岡

先週こいのぼりの準備をしている時に「やりたい」「つくりたい」と言う子からこいのぼりを作り始める。こいのぼりを出しておいて声をかけてきた子から作っていく予定だったが、声がかからないまま今日…。こいのぼりの土台になる紙粘土に絵の具を混ぜてこねる準備をしていると「なにしてるの?」「それなあに?」と集まってきた。ほぼ全員が集まったので、机を中央に置きぐるりと囲んで紙粘土をこね始める。それぞれ3色の絵の具から選び混ぜる度に「うわあ~!」「すご~い!」と声があがっていた。作り終わり、こいのぼりが出来上がっている子が粘土に挿していると、「あっ!こいのぼりつくってない」「つくっていい?」と、作っていない子も作り始めた。出来上がると、「もってかえっていい?」と嬉しそうな声が聞かれた。

 

4月28日(水) 晴れ 松岡

初めての幼児集会。作ったこいのぼりの説明をしてくれる子を募集すると、たくさん手があがった。それぞれ作った過程を一生懸命話していて、とても思いが伝わった。その中で1番にてをあげた3人にお願いすることになった。いざみんなの前に立つと恥ずかしい気持ちもあったようだが、しっかり話すことが出来ていた。子どもの日の由来のこいのぼりのペープサートも真剣に見ていて、何となく由来にも興味を示していた。これからの幼児集会も楽しみだ。

 …

4歳ぱんだ組2020年度3月の保育日誌

3月3日(水)晴れ 高橋

昨日伝えていたドッチボールが楽しみだったようで登園するとみんな口々に「今日(ドッチボール)やるよね?」と聞きにくる。早めに出発し公園に到着すると、やる気満々だ。全回消極的だった子も今回はボールを取ったり、逃げたり「外野をやってみたい」と意欲的挑戦。

ルール、やり方も少しずつ覚えてきているようだ。一回戦はクラス対抗。年長児=1歳しか変わらない友だちに認められ、褒められ、本当に嬉しそうで自信に繋がっている。

 

3月4日(木)晴れ 高橋

時間が多くとれる日の散歩(順番で)は、少し足をのばすことができることがわかっていて、今日は、少し前から“行きたいね”と言っていた。イコット広場に全員一致で決まり、ぺんぎん組とで出かける。広場は草が刈りとられ、少しずつ春の兆しが隠れている。冒険好きな子たちはすぐに花、虫、おたまじゃくしを見つけ、持参していたミニ図鑑で、顔をくっつけるようにして調べだし、「これだ!」と嬉しそう。知っている身近な自然物たちに見入っては、少し得意気に知らせに来る。

 

3月16日(火)晴れ 高橋

新しいきりん室が嬉しいようで、ひとつひとつの活動や区切りがきびきびしている。ホールでの運動遊びは久しぶりの巧技台やミニボール遊びが懐かしく、面白かったようで無邪気に楽しんでいた。足腰の動きやバランス感覚も良くなり、様子を伺っていると自信たっぷりで「こんなにできるよ」と何度も見て欲しくて言いに来る。上手くいかずに悔しくて涙する場面もあった。今までと違い、友だちとの関わりの中ではなく、自分で越えられない壁に悔しい思いや感じたりする心、気持ちも持つようになってきたのか・・・と思った。

 

3月18日(木)晴れ 高橋

卒園式リハーサルに出席することになる。少々退屈かと思われる姿もあったが、式の流れに次第に見入って、送辞の言葉や歌は自信があり、笑顔も出る。来年の自分たちの姿をイメージしているのか・・・。急に向けられた言葉かけにも場に合う返事を考えて、真面目に丁寧に返しているのも成長の姿だった。言葉のやり取り、話し上手な子がリードして台詞や言葉を上手く運び、そういう頼もしい仲間につられて他の子もいい影響を受けて雰囲気が良くなっていく。…

4歳ぱんだ組2020年度2月の保育日誌

2月3日(水) 晴れ  高橋

先日のお別れ会、卒園式の話から、意識していたようで、年長児へのプレゼントを何にするかグループで話し合ったり、たくさんの意見が出る。ふざける様子もなく、どんな意見もちゃんと聞き取り、皆で決めていった。「多数決で決めよう」ということになると、公平なやりとりでスムーズに話が進んで行く。贈り物のアイデアも一人の発想に付け足すように少し新しい意見が出ては「いいねえ」と認めることができる。散歩後のグループマーク掻きも、子どもたちに委ねてみると、想像以上にしっくり話し合い、和やかにそして豊かに絵を描いていた。こんなことができるようになったのか…と少し驚いた。確実に年長に向かっている。

 

2月16日(火) 晴れ  高橋

きりん組が早めに出た散歩で、部屋が空き、そこに移動してお別れ会のうた、言葉の練習をしてみる。皆、年長児に喜んでもらいたい気持ち、驚かせたい気持ちで一致団結する。‘秘密の作戦’と言って、真剣に歌詞や贈る言葉の字を目で追い、言葉は自分たちで考えた文言なのでよく覚えている。歌詞は覚束ないながらも一生懸命メロディーに合わせようと頭を振りリズムをとり、鼻歌で合わせる姿が可愛く素晴らしい。その後は久保町公園へ行くが、混んでいて行き先変更。この時の切り替え、意見の出し合いは早く、気持ちの良いほどだった。

 

2月18日(木) 晴れ  高橋

昨日から話をしていたきりん組とのドッジボール対決。昨日の午後散歩の時から練習していたようで楽しみにしていた。ゲームが始まるとルールを理解できずまごついていた子も、白熱してきた雰囲気で活気づき、一回戦終えると負けていても「もう一回やりたい」という事で大いに楽しんで。途中で遊具などでの自由遊びを入れ、リレーが始まるとやはり低月齢の子はルールを把握していない子もいたが、一巡すると面白さがわかり「もっとやりたい」と言っていた。次回の約束をして帰路につく。

 

2月26日(金) 曇り  高橋

本日で最後の登園となるNの登園で、皆「Nちゃん」と駆け寄ったり、‘お別れの言葉’は悲しくなるからと、言葉を飲み込むような子もいる。さらっと引っ越しの話をする。そして「今日はたくさん遊ぼう」と言うと、「行き先はNちゃんがきめなよ!」と声が上がる。他の子も「そうだね」と満場一致でNの希望で見晴台公園に出掛ける。持って行ったボールや縄跳びには目もくれず、芝生、草藪を走り、転がり、よじ登り、全員が活発に動き楽しめたようだった。

 …

4歳ぱんだ組2020年度1月の保育日誌

1月8日(金) 晴れ  高橋

朝の会に鏡開きや和風月名の話をすると、皆関心を示し、シーンとなるくらい集中して聞いている。特に、十二支の絵本にはリクエストが多く、内容への理解を深め楽しんでいる。好きな話題や身近な事には夢中になって話を展開させていく。誕生年の干支や縁起物の話から、お正月の制作、凧や牛を作ると丁寧に取り組み、出来上がったもので遊びだし、公園には凧を持って出かけた。面白い言い伝えや伝承遊びを沢山準備してお正月遊びを楽しみたい。

 

1月18日(月) 曇り  高橋

登園するとすぐに気の合う友だちの所に行き、遊び出す。あまりにもあっさり親と別れ、保護者の方が子どもに声を掛け、別れがたい様子が見られるほどだ。園生活が自分の生活の中心となる場であり、安心できる居場所になっているなら嬉しい。公園散歩の前に少し衛生面の話をすると、依然した話もよく覚えていて、手洗いなどの意識も高い。また、季節の移ろい(月が替わる)・行事・3月に向けての話にも関心を寄せ、進級への期待も少しずつ膨らんでいるようだ。

 

1月20日(水) 晴れ  高橋

ぺんぎん組と一緒に西久保町公園に行く。子どもたちから「ペンギンさんと手をつなごうか?」と声が上がり頼もしい。3歳児の中にはぐずる子もいたが、辛抱強く見守り、急かしたりしない姿も大きくなったと感じた。少し前まではぱんだ組でも見られたことだが、バトンタッチの時期だ。公園では手をつないで探索して木の下の方へ入っていき、同じ目線で虫の卵を見つけたり、また、縄跳びをする様子を見て、同じようにしようとする3歳の子を見つめ返す。見て、真似して、一緒に遊び、それぞれの成長をしていってる。

 

1月29日(金) 晴れ  高橋

お別れ会に向けて、歌、贈り物の話を少しすると、自分たちも考えて作ったり、決めたりしていくことが楽しみなようで、来週も相談しながら意見をまとめていくことにした。来週への見通しを持ち、本当に楽しみにしているようで、いろいろな意見、そこから派生する話も意気揚々と話し出す。制作のオニの色塗りは先日から楽しみにし、怖くて大きなオニにも興味津々だが、ふざけすぎたことで少々しくじってしまう。その子らも周りの子の“いやだった”と言う言葉に気付いたのか「言われて自分もいやなきもちになった」という事になりしばし意見交換。互いに苦い思いもしたようだが経験していく場だった。

 …

4歳ぱんだ組2020年度12月の保育日誌

12月7日(月) 晴れ  高橋

早めに園を出発し、久しぶりにきりん組と峰岡公園に出かける。遊具で遊んだり探索したり、好きな遊びをのんびり楽しんだ。時折「今日は劇遊びしないの?」という声もあったが、一日戸外を楽しむことにした。途中から「ドッジボールやりたい」という声が上がり、きりん組対ぱんだ組でゲームが始まる。ボールの取り合いや、ルール違反など度々中断するも、子どもたちだけで話し合い、解決する姿が微笑ましく良い交流となっている。存分に身体を動かして発散してきた。

 

12月14日(月) 晴れ 高橋

身体測定後、散歩に出かける。皆「帰ったら劇遊びする?」と日に日に意欲的だ。車庫前公園に着くと、クモの子を散らしたように、それぞれの好きな方向に走っていく。自然と始まった追いかけっこが鬼ごっこになり仲間が増えていた。保育士と離れてところで子ども達だけで何か自主的に始め、そこへ一人またひとりと加わっていく。時に言い合いや、しつこくしてしまい気まずい雰囲気になるが、そこも友達が見ていて仲介し判断し取り持って再開した。

 

12月18日(木) 晴れ  高橋

2日目にして最終日の劇遊びごっこ。人前の舞台にも慣れたのか、貫禄か、昨日よりも良い声が出て、落ち着いて、堂々と演じている姿が素晴らしい。特に声を掛けずとも自分たちのタイミングで自分の言葉で言う。‘間が空いたのか,と思うと、ちゃんと考えている時間で、それぞれが自分の時間、自分の役になり友達と交わす笑顔でこちらも嬉しくなる。子どもの力の大きさをあらためて感じた。

 

12月23日(水) 晴れ 高橋

あひる組が来て劇を披露すると、小さなお客さんに嬉しくてやや落ち着かない雰囲気になったが、温かく迎えていた。やり終えたとたんに「またやる?」と言って次の公演が楽しみな様子もうかがえた。その後は、年末の片付けを皆で取りかかる。グループに分かれて持ち場を分担する。早く終わった子が「もう終わったからまだの所を手伝っていい?」と嬉しい言葉。「助かるよ!」というと他の子たちが一緒に手伝いだし、思っていた以上にきれいに整頓されていた。周りを見て何をするか判断し行動に移す姿に成長を感じた。…

4歳ぱんだ組2020年度11月の保育日誌

11月10日(水) 晴れ  高橋

今迄、散歩で拾い集めておいた木の実や落ち葉などいろいろな素材を使い、ぺんぎん組と一緒に製作をする。以前から興味を持ってみていた“自然工作の本”を覚えていて、お菓子や舟、アクセサリーなど工夫して作っている。ぺんぎん組の子が隣に座りまねをして同じように素材を使ってみたり、黙々と取り組んでいるのが、いい関わりをしている。自作の出来に満足し、「〇〇ちゃんに作ってあげる。」と自信たっぷり。飽きてきた子、興味の薄い子は散歩に出ることに。その後、食事も一緒にとる。食後は、「さっきの続きがしたい。」と言う子が再び作り出す。

 

11月12日(木) 曇り 高橋

ぺんぎん組と一緒に早めの散歩に出る。公園でのマナーも意識づいてきている。ぺんぎん組の子と遊具で遊んだり、ドングリ拾いをする。ひと遊びし、園に戻ってからは、楽しみにしていたキノコ狩りゲーム。園内の全フロアに隠し貼られている皆で折ったキノコ、ドングリをワクワクして探し始める。

二度、三度と「まだないかな…」と探し、見つけると大興奮。その後は、キノコの裏に書いてあるミニゲーム。クイズ、ダジャレ、ものまねの中から好きなことを皆の前で披露。ぱんだ組のやり方を見てぺんぎん組がまねをし、うれしはずかしの表現あそびができた。かわいい姿によくわからないダジャレでも皆、大笑い。はずかしいけれど“やってみたい”という気持ちが良い。2段仕掛けで楽しんだ。

 

11月19日(木) 晴れ  高橋

劇あそびごっこの配役は皆が挙手でやりたい役を言える。すごい!自分のやりたい役の台詞がCDから流れるとはずかしそうにもじもじしているが、しっかり把握しているようでやりたい気持ちが揺るがない。その後、散歩に出る。追分公園は小さな公園だが、活発に遊んだり、大好きな探索。珍しい蟻を見つけ危険害虫かどうか…とその場に集まった子らが話し合い。自然への関心、好奇心はとても大きく、帰園し食後、気になって図鑑を見たようで「本に載っていない蟻だった。」と言いにくる。

 

11月26日(木) 晴れ 小田桐

きりん組に誘われ一緒にドッジボールをした。きりん組に圧倒され怖がってしまうのかと思っていたら、中あての経験があるのでボールを持つと相手を当てようとする意識が強く楽しむことができていた。初めてのドッジボールをきりん組と行うことで、少しルールも理解できていたので、とても良い交流になった。一回戦は、ぱんだ組が勝ちとても嬉しそうだった。色鬼、氷鬼、花いちもんめなど色々な遊びを経験しながらルールを理解し楽しんでいる。これからも集団あそびを楽しんでいきたい。…

4歳ぱんだ組2020年度10月の保育日誌

10月15日(木) 雨  高橋

年長児の手作りペープサートを見る。思った以上に静かに見入っていた。見終わった後も余韻を感じるようにシーンとしている。年長へのあこがれや来年の自分たちも何かやりたいという気持ちにつながるか。「おもしろいね」とぼそり。その後は幼児合同でハロウィンの製作。年中児クラスには素材を置き、年少児クラスとの仕切りを広く開け自由に行き来する。年少児への介助の求めに応じ、一緒に四苦八苦したり面白がったりしていい交流。食事も「一緒に食べていいの?」と聞きに来る子に続き「私もそうしたい」と。急遽テーブルを増やしレストランのようだった。

 

10月16日(金) 晴れ  高橋

今日は運動参観。二度目だというのに初日同様の興奮気味。何度でも家の人に(自分の親でなくても)見てもらうこと、見せられることが自慢できる誇りの様に嬉しい様子。浮足立っているがいい表情。少しくらいの失敗など気にせず楽しんでいる笑い声。楽しかった。皆でやり遂げる大業に、その後出かけた散歩も大きな声で歌ったり、はしゃいだり。ひとつの活動がこんなにも大きな自信や互いの信頼感、そして挑戦への意慾になるのかと頼もしい。これからも一緒にチャレンジたりし失敗したり繰り返し共感し楽しみたい。

 

10月21日(水) 晴れ  高橋

登園すると今日の遠足(お弁当散歩)の話をあちこちで持ち切り。こんな楽しみの日は本当に生活の流れ、切替をパッパと判断して進めて行く。往路は楽しいおしゃべり。公園では遊具のほかボール、わらべ歌遊びで皆それぞれ好きな遊びを保育士、小グループの友だちと一緒に楽しむ。以前にやった遊びを思い出し、はないちもんめを始めると「あまり呼ばれていない人を指そうよ」と。笑い声に誘われ仲間が増えてもグループ内の話をまとめようとしている姿も成長している証。

 

10月22日(木) 晴れ 高橋

両隣のクラスも出かけ大きな音を出して楽器遊びをした。いつものカスタネット、鈴のほかベルを出すと興味津々。今月の歌を奏でるとすぐに口ずさむ。自分たちでも楽器を選び音を出してみると、音色を楽しみ「きれいな音」「スズムシー!」とイメージした音で鳴らす。またメロディーに合わせ動いてみると新しい使い方や面白い動きで楽しくなってきた子が真似をして、いつも消極的だった子も笑顔がこぼれ恥ずかしそうに動き出した。表現遊びに積極的な子、心細い子、色々。無理なくやりたくなる気持ちを引き出す工夫をしていくように努めよう。…

4歳ぱんだ組2020年度9月の保育日誌

9月3日(木) 晴れ  高橋

秋まつりを楽しみにしながら、他クラスの出来上がった提灯を見ている。ぱんだ組では二つの提灯案があがり、両方作りたい子もいる。今日はおばけ提灯。怖い怖いと言いながらも大好きなおばけ。それぞれのイメージでワクワクしながらカップにおばけの表情を描き、舌をハサミで好きな形に切る。カップ上下を合わせ友だちと見せ合い「こわいね」「かわいいおばけだね」などと意見したり互いの作品の良い所を認め合ったりする会話、「赤ちゃんたちがこわがるかな?」と気に掛ける姿も年上らしくかわいい。「いつ吊るすの?」と飾ることも楽しみにしている。

 

9月17日(金) 晴れ  小田桐

きりん組で作ったおばけ屋敷に招待された。きりん組の友だちとペアになり、暗くして音響効果も出している部屋の黒いハウスに入っていき、出てくると「こわかった」と笑顔で話していた。「トンネルくぐったらおばけがとんでた」「ゆらゆらしてた」とおばけ屋敷の様子を語り合い、順番を待っている子の期待感も募る。ぱんだ組でも作ってみたいという子が多かったので、今度は作る側の楽しさも味わえるようにしたい。また、自然な異年齢交流になると良い。

 

9月23日(水) 雨  高橋

連休明け、楽しく過ごしたようで友だちとのおしゃべりに花が咲く。遊びながらの他愛ない口ぶりでやり取りする様子が園生活でのリラックスしてゆったりしている日常の姿で良い。一人の話から競うように話しだし、クラス皆がよく喋るようになったと思った。好きな遊びをした後、休み中に見たトンボ、散歩中に見たトンボの話題になりそこからトンボを作ることに。図鑑を見たり、好きなイメージで折り紙の色を選び表情をつけていく。ヤンマにこだわって色を考える子、空想のトンボを作る子、またそこで考えた話も面白い。

 

9月29日(木) 晴れ 高橋

楽しみにしていた朝顔の色染。種をまいて水をあげ、植え替え、大切に育て、絵にかいたり制作してみたり、最後は色水。今日の花摘みでも「青の花にしよう」「赤の花でつくろう」と選ぶようなやり取りをしていたが、花をもんで出た汁の色に「こんな色になった!」「えーっ!おんなじ色だね」と驚いている。ほぼ全員が紫色水になり笑顔。さぞかし不思議だったのだろう。汁にガーゼを浸し、出来上がりを楽しみにいつまでもバケツ(にためた汁とガーゼ)を覗き込み「においがする」「梅干しの匂いだ」と色に絡ませて連想するやり取りも楽しんでいた。

 …

4歳ぱんだ組2020年度8月の保育日誌

8月5日(水) 晴れ  高橋

2歳児室が空室になり使用できるようになったので、巧技台サーキットを設置して遊ぶ。マットでは前転に挑戦してみると「できる!」と言い、皆意欲的に始める。「できない。」という子もやる気はあり、自分なりに挑戦している。少し介助をすると直ぐにコツを呑み込み 、何回もまわりやっている。徐々に上手く回れるようになることが自分でもわかるようで、「見てて」という言葉がだんだん無言になり夢中だ。30分程度だったが満足して、片付けも協力して行う。頼もしく感じる。

 

8月7日(金) 晴れ  高橋

高温の為室内で過ごすことにする。ペンギン組と一緒にカタクリ遊びコーナーとビニールプールを出して水風船コーナーに分かれ、自由に行き来し異年齢交流しながら遊んだ。カタクリは触りながら硬さとこぼれ落ちる様子を見比べながら水を足していったり、スプーンでかき混ぜてモッタリした感触に不思議そうに目線を合わせていたりした。科学の目が育っている時間のようだ。一方カキ氷作りは出来上がりと味・色を考えながらおしゃべりも楽しく、いくつ作っても足りなさそうだった。

 

8月12日(木) 晴れ 高橋

新園舎になり初めての避難訓練。動じることなく落ち着いて行動している姿に安心出来る信頼感を感じた。少しずつだが遊び、生活面でふざけ過ぎずに状況に合う行動が出来るようになっている。地区センターでのバルーン・ボール遊びは楽しみにしていただけに、皆集中、夢中で面白くユーモラスなイメージで身体を存分に動かして大興奮。最近戸外に出られない分も発散できたようだ。

帰園後のシャワーも一連の流れが滞らずできて、身体を拭く時も「自分でできるよ」と補助を断られてしまう。

 

8月20日(木) 晴れ 高橋

朝から縁日ごっこが楽しみで浮足立っている。各自の袋、お金を渡し、簡単な話をすると、売り手と買い手にスムーズに分かれ、売り場の担当もジャンケンなどですんなり決めている。大きな声で「いらっしゃいませ」と生き生きした顔が、自分で作った商品(オモチャ)に込める自信にあふれているようで、勿論、買う側になり入手した品物には愛おしそうに見つめ、遊んだり、食べるまねも悦に入る。年少児のお客にも自然に応対していてよい。行事ほどの大きな企画ではないが、こういったひとつの活動が子どもの中の何かを引き出し、成長、自信へつながっていくのだと思う。…