2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

食事

好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。野菜や汁物は苦手な子で残食が非常に多いが、中には一口たべてみようとする姿も見られる。気が散って席を立つ子もいるが、おにぎりを作るなどして誘うとまた食べ始める。「今日のおやつはなに?」と楽しみにしている言葉も聞かれる。食材に興味を持てる手遊びやシアターなど視覚教材を使って、野菜などに興味が持てるよう働きかけていく。

睡眠

周りが静かになると横になり、「まぶしいからカーテンしめて。」という声もある。戸外で体を多く動かした日や週末に近づくと疲れが溜まり、寝つきが早い傾向にある。寝始めは掛け物を掛けたがらない子が多いが、入眠すると体も冷えてくるのでしっかりと体を覆うようにしていく。午睡をしない子は机上遊びをしたり、ホールで遊んだりするようにしている。子どもの様子を見ながら午睡時間を快適に過ごせるよう配慮していく。

排泄

紙オムツが濡れない時間が多い子は、保護者に布パンツを持参して頂き、短い時間から布パンツを履いて過ごし、活動の合間にトイレに誘う。「おねえさんパンツになったのよ。」と嬉しそうに保育者に知らせる姿がある。自立している子も数名おり、意思に任せるが午睡前は声掛けをしてトイレに行くようにしている。気温が下がってきたので、布パンツの子には様子をみて声を掛けていき、成功体験を増やして自信につなげていく。

健康

なんらかの感染症か、咳が長く続き、鼻水・発熱による欠席も多かった。体調を把握して家庭と連絡を取り合っていく。室内は日当たりがよく子どもたちの熱気もあり少し動くだけで汗ばむので、エアコンの調節をこまめに行い、衣服の調節も保護者に協力して頂く。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給、乾燥肌の子は引き続きワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外やホールで活発に体を動かし、保育者を誘い「むっくりくまさん、やりたい!」「次はオオカミさん」で歌を楽しみながらおいかけっこを楽しむ姿も多い。鉄棒の下をくぐったり、後ろの鬼を見ながら転ばずに走っている。タイヤ登りやタイヤに長シャベルを掛けてタイヤを引く遊びも始めた。制作でみのむしづくりを行い、トイレットペーパーに毛糸を巻く動作や、拾ってきた落ち葉や枝にボンドを付けて貼りつける制作を集中して行い楽しんだ。一人一人の発達を考慮しながら安全で楽しめる環境を用意していく。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣くことは変わらないが、気分転換をすると落ち着いて気持ちが切り替えられることが増えた。また泣いている子を心配して頭をなでたり、友だちへ玩具を快く貸す姿も多く見られるようになり友だち関係の深まりを感じる。約束事を意識するようになり、周りの子に対して気づいたことを声掛けするなど、自制の心もみられるようなった。子どもの関わりや行動にすぐに干渉せず見守り、自分で考えることも経験できるよう援助していく。

言葉

おままごとでは「~だわ。」戦いごっこでは「~しようぜ!」などとイメージを膨らませ口調を変えた言葉が見られる。家庭での出来事を状況がわかるように話したり、会話をしながら友だちと図鑑をみたり、ごっこ遊びをする姿が多い。話したい気持ちを大切にしながらやりとりを楽しみ発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

食事

季節の変わり目で、果物だけ食べて終わる子もいたが近くの席の子が保育者に褒められている姿を見て「〇〇たべられる!」「にんじんたべたよ!」と頑張っている姿が微笑ましく感じる。食事の前や食後に「ぶくぶくする」とうがいをする子が何人か出てきた。様子を見てやりたい子からうがいが行えるようにコップとコップ置きを用意していく。

睡眠

午睡時間うさぎ組の部屋は、西日が当たり室温が高くなるため温度調節を意識した。日によっては、寝付きにくい日があり落ち着かない日もある。起きている子は、机上遊びをして、満足すると布団に入り入眠している。その日の子どもの様子に合わせ、寝付きにくい場合はホールで過ごしてから入室するなど発散して入眠できるように工夫していきたい。

排泄

気温が下がり、トイレに行く事を拒むことはあるが、布パンツの子だけでなくオムツを履いている子も「おしっこでる!」とトイレに行く子が増え意欲的な姿も見られる。気温の変化が激しいため、一日布パンツで過ごしている子にも、こまめに声を掛けていき、排尿間隔を再確認していく。

健康

季節の変わり目で、鼻水・咳・下痢・発熱による欠席が目立った。

室内は、西日や子どもたちの熱気で汗ばむ子もいるので、衣服での体温調節を意識した。今後は、乾燥する日が続くので、水分補給はもちろん乾燥肌の場合はこまめにワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外だけでなく、ホールで過ごした時も活発に追いかけっこを楽しんでいる。

保育者を誘い「むっくりくまさんやりたい!」「おおかみさんやろ」と、ルールのある遊びがブームになってきている。園庭では、登り棒を一番上まで登る子が増え成長を感じている。鉄棒では、幼児さんが遊んでいる姿を見て、縄跳びを鉄棒にかけてブランコ風に遊ぶ子もいるなど、様々な遊びに興味を示し挑戦する姿が見られる。ハロウィン用で作ったマントや帽子に貼るシールでは、小さなシールも手先を使い器用に貼っている。

情緒

イヤイヤ期もあるのか、少しでも思い通りにいかないと大きな声で泣いて拒むことがあるが、気持ちを落ち着かせ一対一で話をすると、切り替えて行動している。自分のことだけでなく、周りの子に対し「これは、ばつだよ」「いやなんじゃない?」と優しく声を掛け仲立ちをしている姿が見られ成長を感じている。外で、虫を見つけた時には、「おうちつくろ」と土を掘ったり葉っぱを一か所に集めたり、小さな生命との関わり方に変化が見られる。今後も、危険な虫に注意しながら楽しく遊べるように必要以上に声はかけずに近くで見守っていく。

言葉

保育者だけでなく、友だち同士で休日の出来事を話したりごっこ遊びでは「パパーこれわすれてるよ」と家での日常会話を使うなど盛り上がっている。友だちと遊ぶ中で、ちょっとしたトラブルも見られるが、保育者が仲立ちをしなくても「これがつかいたかったんだよね」とまるで保育者のような言葉掛けをする姿が見られている。保育者と一対一で話をしたく、急いで喋りかけようとするため、落ち着いて話が出来るように丁寧に応答していきたい。…

2歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

食事

食事は好きな席に座って食べている。友だちと誘い合って隣の席に座る子もいて、楽しい時間になっている。「お野菜食べたよ」と自慢げに言ったり、空っぽの器を見せて「ピッカピカ!」と言う姿がある。食事中、あちこち向いてしまう子は溢しやすいので、配慮していく。

睡眠

気温の変化が激しいので、室温の調節をするなど快適に入眠できるようにしている。一定時間熟睡し、自ら機嫌よく目覚める子が増えている。眠れない子は保育者の側で絵本を見たり、布団の上でゆったりと体を休ませるようにしている。個々の体調を把握し、心地よく休息を取り、季節の変わり目も健康に過ごせるようにしていく。

排泄

自分から尿意を知らせる子が数名増え、一日中布パンツで過ごせる子が増えた。ほとんどの子が便座に座ると排尿しているが、オムツも濡れていることが多い。トイレを拒む子は減っており、友だちから良い刺激を受けている。尿を貯められる量や時間などに個人差があるので、引き続き個々の状態に合わせてトレーニングを進めていく。成功すると喜ぶ姿も多いので、共感し、褒めたり励ましたりしながら、自信や意欲に繋げていきたい。

健康

気温の変化が大きく、咳や鼻水が続いたが、発熱などの大きな崩れはなく元気に過ごしている。熱がこもりやすく、活動中に顔が赤くなったり体が暑くなったりする子もいるので、こまめに水分を摂り、検温をして体調変化には十分に注意している。感染対策として、手洗いの習慣化は子どもたちに浸透してきている。引き続き、室内や玩具の消毒をこまめに行い、感染予防に努めていきたい。

身体発達

ホールでは、マットや平均台を使った遊びでバランス感覚を養い、ダンスや体操をして全身運動も楽しんでいる。園庭では登り棒や鉄棒につかまり、幼児クラスの友だちの真似をして自分でも上達を感じて喜ぶ姿がある。戸外が気持ち良い季節になってくるので、かけっこや伝承遊びなどを取り入れながら、楽しみながら全身を動かしていく。

室内遊びでは、細かい作業が上達し、ブロックでイメージしたものを作ったり、シール貼りや紙を折ったり丸めたりする手指を使った遊びも楽しんでいる。

情緒面

友だちとイメージを共有しながら遊びを楽しむ反面、気持ちがぶつかり思い通りにならないことも多いが、すぐに保育者に助けを求めるだけでなく、友だち同士で解決しようとする姿も増えている。思いを言葉にするのがまだ難しいせいか、突然大声で泣く姿もみられている。その都度思いを受け止め、スキンシップを取りゆっくり話をする事で気持ちを切り替えることが出来ている。まだまだ甘えたい時期なので、担任同士連携して一人一人が安心して過ごせるようにしていく。

言葉

友だちと遊ぶ中で上手くいかない時、自分はどうしたいのかということを言葉で友だちや保育者に伝えられるようになってきた。友だち同士で困った状況をどうにかしようと話し合う姿も見られるようになってきた。保育者が仲立ちする言葉を理解し、納得してまた仲良く遊び始める姿も見られている。紙芝居や絵本に親しみ、繰り返し読むことを要求して言葉を覚えたり、一緒に言うなどして楽しんでいる。引き続き季節の絵本や歌なども取り入れ、視覚教材も工夫し、言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

食事

気に入った食材はよくおかわりをして「これ、おいしいね!」という声も聞かれるなど、食べることを楽しむ姿がある。残しがちな白飯はおにぎりにすることで食べる子が多い。姿勢が曲がっている子は服にご飯粒が沢山ついていることが多いので、食事後はしっかりと口元、衣服を確認し取り除いていくようにする。

睡眠

病欠や夏休みで休み明けはテンションが高くなり、リズムが崩れる日があったが徐々に落ち着いた。絵本を見たり友だちと話をしたりした後に、自分のリズムで布団に横になり静かに入眠していく。日差しの中で遊んだり疲れがたまっていたりする時は比較的入眠する時間が早まる。一人一人の体調を把握して、静の環境を作りゆったりと休息を取れるようにする。。

排泄

散歩に出掛ける以外は布パンツで過ごす子が増えてきた。以前よりトイレを拒む子がほとんどいなくなり、活動の切り替え時などにトイレにいく習慣がついてきた。自ら便意、尿意を知らせる姿があったり、自分で着脱したことをアピールしたりする子もいて褒めると得意げに喜ぶ姿もある。引き続き友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で、排泄が生活の一部になるよう意欲を高めながら援助していく。

健康

咳や鼻水は見られるが発熱など大きな崩れはなく元気に過ごしている。登園後熱がこもり体温が高めに出る場合は水分をとり、時間を置くことで落ち着く。温湿度が高い日は水分補給のタイミングを早めたり、シャワーをしたりして快適に過ごし、シャワーを拒む子はぬれタオルで汗を拭きとるようにして快適に過ごせるようにした。9月も暑い日があるかと思うので臨機応変に対応し快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外に出られない日はホールのマット上でジャンプや転がり遊びをしたりボール遊びをしたり、車の玩具を押しながら走る競争をして体を動かし楽しんだ。園庭では登り棒に興味を持つ子が多く、腕や足の力を使って自分の登れるところまで登り楽しんでいる。長シャベルを使って上手に砂を掘り起こし、回転させてバケツに砂を移せるようになっている。

制作あそびでは毛糸を巻いたトイレットペーパーの芯を転がしたり、画用紙で折った財布にシール貼りやお絵描きをしたりして手指を使いゆったりと遊んでいる。今後も思い切り体を動かしたり、制作あそびに集中したりできるような環境を作っていく。

情緒面

友だちと遊ぶ楽しさがわかってきて、イメージを共有しながらのごっこ遊びが盛んになってきた。玩具や絵本の取り合いになった時も保育者が仲立ちをすることで快く玩具を貸す姿が多く見られる。泣いたり転んだりした子をなだめたり保育者を心配したりと、人を思いやる気持ちが芽生え優しく声を掛ける姿も見られる。甘えたい気持ちや友だちとトラブルになった時は、特定の保育者に抱っこを求め続けることがあるので、担任同士連携して安心して過ごせるようにしていく。

言葉

図鑑や絵本を一緒に見たりパズルを一緒に組み立てたりしながら、楽しそうに言葉のやりとりをして遊ぶ姿が多い。保育者に身近な出来事を状況がわかるように話し、会話を楽しめるようにもなってきた。歌詞を覚えて歌を口ずさみながら踊る姿も多く見られる。今後も季節の歌や子どもが興味を持つような歌を用意したり、視覚教材なども使い保育者や友だちと言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度7月のまとめ

食事

遊び食べをする子がほとんどいなくなり、落ち着いて食事ができている。横を向いて食べていたりと姿勢がくずれやすい子は、テーブルとの距離を調整するなど援助している。副菜や汁物などあまり食が進まない子には無理強いせず、気分が乗るような声掛けをして促している。

睡眠

個々の睡眠時間に合わせて廊下で遊び、自分のペースで布団に入っていたが、7月半ばより廊下には出ずに、各自のペースで入眠できるようになってきた。布団の上で友だちとふざけてしまうこともあるが、体を休める時間が必要なことを伝えつつ見守っている。水遊びをした日は、体力を使うせいか、スムーズに入眠し、長く眠れる子が多い。引き続き、快適に休息がとれるように環境を整えていきたい。

排泄

数人の子が布パンツで過ごすことができるようになってきた。友達の様子を見て、トイレで座る意欲が出てくる子もいて、良い刺激となっている。トイレで座ることができたり、パンツで排尿が成功した時には、十分に褒めて自信に繋げていく。トイレに行きたがらない子には、気分が乗るような声掛けをしていき、少しずつ慣れていくようにする。

健康

RSウイルスの影響か、7月中旬に病欠が多い日が続いた。咳や微熱がある子には、十分注意して配慮し、また、気温、湿度が高い日が続いているため、体調の変化に留意した。熱中症対策についても、こまめな水分補給を行った。

身体発達

雨天続きで、なかなか散歩に行くことができなかったが、ホールや園庭では体を動かして遊ぶことができている。ホールでは、マットの上ででんぐり返しをしたり、とびいしを上手にジャンプして渡ったりと活発に遊んでいる。とびいしや平均台など活発な運動遊びでは、衝突などないよう側につき見守っていく。

情緒面

病気による長期欠席が続いたため、久しぶりの登園となり、朝の分離の時など泣いてしまう子がいた。「寂しいよね。」と声をかけ気持ちを受けとめることで安心して、保育園で過ごせるようにしていく。

言葉

個人差はあるが、言葉数も増えてきていて、「おはよう」や「なにしてるの?」など会話を楽しむ姿が増えており、子ども同士の会話が成立してきている。言葉のやり取りがうまくできず、友だち同士のトラブルもあるが、保育者が仲立ちをすると仲直りしてまた一緒に遊び始めている。子ども同士の関わりはなるべく見守るようにして、言葉のやり取りを大事にしていきたい。

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2歳うさぎ組2021年度6月のまとめ

食事

暑さのせいか果物を食べて終わるなど食欲が落ちて残す量は多いが、友だちや保育者と話しながら楽しそうに食べている。また声を掛け援助すると汁物と主食を口の中で混ぜ再び食べ始めている。遊び食べをする子はまだ数人見られるため、引き続き楽しい雰囲気の中集中して食べられるように声を掛けていく。

睡眠

一人一人の睡眠時間に合わせ、廊下で遊んだ後に自分のペースで布団に入り入眠している。保育者がトントンして入眠する子「一人でねれる!」と言って布団に横になり入眠する子もいる。金曜日になると、シーツを外すなど自ら進んでお手伝いをして楽しんでいる。引き続き、快適に休息がとれるように室温・湿度の調節を行っていきたい。

排泄

オムツが濡れていなくてトイレでの排尿を成功する子が増えてきた。オムツが濡れている子もトレイで出ることもある。日によっては、トイレに来ることや座る事を拒むこともあるが声掛けを工夫すると来てくれることもある。便意や尿意を自分から知らせたりトイレに来て上手にできたりしてきたときには十分に褒め自信や意欲に繋げていく。

健康

前半は、軟便や下痢をする子も数名いたがすぐに治まり全体的には落ち着いて過ごせている。気温が高くなってきているため、こまめの水分補給を心掛けている。今後も、感染予防のため換気や玩具の消毒を徹底して行っていく。

 身体発達

園庭に出ると鉄棒にぶら下がったり下半身を持ち上げたり、登り棒に挑戦するなど動きが力強くなってきた。虫探しでは、指先の力加減が少しずつできてダンゴムシなどつぶすことが減ってきた。室内では、ホールできりん組と追いかけっこやマット遊びをして活発に遊んでいる。今後も雨の日でも十分に体を動かせるように工夫していきたい。

情緒面

朝の分離時に泣いて拒む子もいるが、少し抱っこをすると落ち着き遊び始めている。思い通りにいかないと泣いたり怒ったりする子もいるが一対一で関わり気持ちを受けとめると切り替えて行動する子も増えてきている。今後も、その日の様子を伺いながら臨機応変に対応していく。

言葉

言葉で自分の気持ちを伝えようとする姿が見られる。ごっこ遊びでもやり取りが盛んになり遊びの展開が広がってきているように感じる。言葉がうまく出ずにトラブルになる事もあるが保育者が仲介すると理解して遊び始め、子ども同士で「いやだったんだよね?」と優しく声を掛けることもある。一人一人の気持ちを受けとめ日本語に慣れていない子もやり取りが行えるように丁寧に汲み取りながら言葉の獲得につなげていきたい。…

2歳うさぎ組2021年度5月のまとめ

食事

新しい部屋や担任に慣れて、うさぎ組の1日の流れが身についたためか、食事中も会話が増えて楽しい雰囲気で食べている。食事の姿勢によって食べこぼしが多いように見受けられるので、椅子の位置などを調整しながら様子を見守っている。食べる事を無理強いするのではなく、食べたい気持ちになるような言葉掛けを工夫している。

睡眠

食事から睡眠までの流れが身につき、声を掛ける事ですすんで布団に入る姿がみられる。

新入園児もほとんど泣くことがなくなり、他児と同じ時間に眠ることができるようになってきた。

睡眠時間が短め、なかなか寝付けない等の子には、個々に合わせて違う場所で遊んでから布団に入るなどの対応をした。それにより、全体的に落ち着いた雰囲気で眠れるようになってきた。

排泄

生活習慣の一部として、トイレを利用するようにした。便座での排尿は、個々の膀胱の発達に合わせながら、様子を見ている。便座に座るのを嫌がる時は無理強いせずに、トイレが嫌な場所にならないよう気をつけている。

健康

全体的に元気に登園している。

鼻水が出ている子にティッシュを渡すと、自分で鼻を拭える子もいる。鼻水が出たことに気付き、自ら知らせる子が増えている。手洗いは、保育者が手を貸さなくてもほとんどの子が自分で蛇口をひねり、手を洗うことができている。保育者は手を出しすぎず、水や泡を出す量について教えながら見守るよう心掛けている。

身体発達

巧技台や平均台など室内での運動あそびを取り入れていき、保育者の手を借りず平均台を渡ったりする姿が見られるようになった。動きがどんどん活発になってきているので、ぶつかったり、転んだりして怪我しないように心掛けている。

手先も器用になり、制作の細かい部分も集中して楽しむ姿が多い。

 情緒

部屋にも慣れ、お気に入りの玩具やあそびを見つけ、穏やかに過ごすことができてきた。

玩具の取り合いなど、友だち同士でトラブルになることもあるが、保育者が個々の気持ちを代弁することで気持ちを切り替えることができ、また仲良くあそぶことができている。

新入園児は園生活にも慣れ、母子分離も泣かずにできるようになり、また保育者が近くにいなくても落ち着いて過ごし、友だちと一緒に笑い合って遊ぶ姿も見られるようになった。

 言葉

絵本や手遊び、歌が人気で、一緒に歌って楽しんでいる。危険な場面で理由を伝えると、内容を理解できている様子が多い。

遊びや生活の中で、保育者や友だちとの会話を楽しむ子が多い。文章では話せない子も、物を指差し、知っている単語を口にしてみたり、保育者の言葉を真似たりして、自分の気持ちを伝えようとする姿が増えている。個々の段階に合わせて言葉を選びながら会話をするようにした。

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2歳うさぎ組2021年度4月のまとめ

食事

入園、進級後環境の変化で食べる気持ちにならない様子も見られたが、戸外やホールで活発に遊び空腹になり、自然な流れで着席し食事を楽しむようになる。野菜は苦手な子も多いが、白飯や好みの主菜、汁のおかわりはよくしている。飽きてくるとお皿を叩いたり、遊び食べをしたりする姿があるので、様子を見て介助したり声を掛けたりしていく。穏やかに食事の時間を楽しめるようになってきているので、引き続き楽しい雰囲気作りを心掛け一人一人に合わせて援助していく。

睡眠

特定の保育者にこだわる子が数名いたり、新入園児は時々「ママ~」と思い出し泣くことがあったりするが、静かな環境をつくるとトントンで安心して入眠していく子が多い。遊びたい様子のある子は別のスペースで満足いくまで遊び、様子を見てだんだんと入室して休息をとるようにしている。一人一人のリズムに寄り添い安心して休息をとれる環境作りをしていく。

排泄

環境の変化でトイレの誘いを拒む子が多かったが、朝の落ち着いている時間に誘ったり導線を変えたり、子どもの好きなキャラクターのシールを作りタンクに貼ることで、トイレに関心が戻りスムーズに足を運ぶようになる。排尿や自分で着脱する子も多いので、楽しい雰囲気の中で褒めたり励ましたりしながら、意欲や自信に繋げていく。

健康

発熱や季節の変わり目の温度差などで鼻水が続く子が多い。全体的には体調よく元気に過ごしている。感染症予防のため、手洗いはゆっくりと時間をかけ検温が漏れる子がいないよう保育者同士で声を掛け合い健康管理をしていく。

身体発達

追いかけっこを好み戸外で全速力で駆け回り、園庭の高さのある長椅子や公園の段差から勢いよく両足跳びをする姿が多く見られる。自分の高さに合った鉄棒に両手でぶら下がり、足を上げる動作もよく見られる。怪我に繋がらないよう保育者同士連携して見守り一人一人に合った援助をしていく。

だんごむしに興味津々で指先で摘まんだり、砂遊びで砂を掘って器に移し保育者や友だちにごちそうしたりする見立て遊びも盛んである。音楽に合わせて体操をすることも好きな子が多いので、リクエストに応えながら体を動かす気持ち良さを味わるようしていき、保育者も一緒に遊びながら楽しさに共感していく。

情緒

環境の変化で登園時の母子分離の際に泣いていた進級児、新入園児も共に落ち着いて、入室後笑顔で好きな遊びを楽しむ。友だちや異年齢との関りも多く楽しく過ごしている。切り替えに時間が掛かったり、友だちと揉めて憤りが収まらず手が出たり噛みついたりすることは続いている。一人一人の様子を見ながら子どもの表情や動きを予測して噛みつきなど防ぐよう保育者同士連携していく。また赤ちゃん返りと思われる不安定さも見られる。子どもの気持ちを受け止めて特定の保育者の関わりをするなど臨機応変に配慮していく。

言葉

自分の思いを言葉で伝えられずにトラブルになることが多い。一人一人の気持ちを受け止め、保育者が仲立ちをしながら、代弁したり言葉を添えたりして発達を育んでいく。歌や手遊びが好きで知っている歌を自ら歌いだし、他の子もその歌に興味を持ち覚えて一緒に歌っている。絵本や紙芝居も言葉のやりとりを楽しみながらよく見ている。今後も子どもの興味、関心をよく観察して楽しめる素材を用意していくようにする。…

2歳うさぎ組2020年度3月のまとめ

食事

苦手な食材も「せんせいみてて!」など自ら食べている。また、「ちょっとだけにする?」「すごいね!」と友だち同士の褒め合う姿が見られる。苦手な食材を「てつだって」と援助を求め食べる子もいて成長を感じる。3歳児クラスに移動してからは、エプロンを付けないで食べているがあまり洋服が汚れていなかったり食べこぼしをしたりする事がなく食べ方が上手になってきている。今後も、子どもたちの意欲ややり取りを見守りながら必要に応じて援助していきたい。

 

睡眠

園庭が、使えるようになり散歩に行かない日でも外に出て沢山身体を動かし過ごせている為、布団に入ると一人で入眠している子が多い。「ひとりでねられる!」と目をつぶり入眠する子もいる。環境が変わり、すぐに目が覚める子も数人いるがトントンするなどスキンシップをとると再び眠りについている。

排泄

遊びの途中でも尿意便意を感じると保育者に知らせ、トイレに自ら向かう子が増えた。排尿間隔も長くなってきて、紙パンツの子も「おしっこ出る~!」とトイレに行くと、成功する子が増えている。園庭で過ごせる日もあり、布パンツに替え挑戦したい子も気兼ねなく行えた。そんな姿を見て、まわりの子どもたちも意欲的にトイレに行っている。

健康

寒暖差で体調を崩し、発熱や腹痛・鼻水が出る子が後半何人かお休みしていたが、他は元気に過ごしていた。引き続き、部屋の換気や加湿、部屋の玩具の消毒など衛生面も気を配った。また、こまめに検温するなど体調の変化に気をつけ、その都度保護者に伝えていった。戸外後は石鹸で手を洗い、うがいも上手になり習慣が身に付いてきている。今後も予防できるよにしていきたい。

身体発達

ブロックで大きなものを作ったり、新しい玩具に興味を示したり集中して遊ぶ姿や筆を上手に使ったデカルコマニーやはさみの一回切りをするなど手指を上手に使って遊ぶことや製作に取り組んだ。いろんな経験で手指の発達へと進めることができた。戸外では、「○公園に散歩行く」とみんなで決めて行きたい公園に行ったり、子どもたちで考えた遊びをしたりして、身体をたくさん動かしている。園庭やテラスもあるので、これからも、戸外遊びが充実できるようにしていきたい。

情緒面

仲良しの友だちと手を繋いだり、散歩時「一緒にあそぼう」と声をかけたりする姿が見られた。ごっこ遊びをしたり、三匹の子豚の物語を子どもたちで再現したり、あーぶくたったを手を繋いで行う姿もみることがあった。自分でできることが増え自信に満ちた顔や「ごめんね」「ありがとう」など人を思いやる気持ちも見られる。言葉で伝えられることでトラブルが減っている。

言葉

友だちや保育者と会話を楽しみながら遊ぶ事でさらに遊びや会話が広がっている。家庭での様子や休日での様子を教えてくれるようになり、その会話を楽しんでいる。文字や数字に興味を持ち、「すうじのうた」をうたったり、お友達と玩具の貸し借りに時計の数字の横にある果物や数字を言って時間になると貸してあげたりしている。これからも子ども達の興味に合わせて、言葉の習得ができるようにしていきたい。…

2歳うさぎ組2020年度2月のまとめ

食事

「今日の給食は何だろうな~」「お肉食べたいね」などと会話をしたり、「一緒に食べようね」と仲の良い友だちに声を掛けて、食べることを喜んでいる。お友だちが苦手な物を食べたり、完食している子を見て、「ぼく(私)も全部食べる」と楽しみながら食べている。「野菜食べたよ」「お魚食べたんだ」と食べられたことを伝える姿が多く見られる。食べられた喜びを共感し自信や意欲へと繋げていくのをこれからも行っていきたい。また、幼児クラスに向けて、昼食のエプロンの使用を無くしていきたい。

睡眠

寝る前に「トイレ行く」と自ら進んでトイレに行く子が増えた。布団に入って自ら入眠できる子は多くなっているが、中には寝付けない子もいるので側で見守ったり、トントンしたりしながら気持ち良く入眠できるようにしていった。体力がつき睡眠時間が短く早く起きる子たちは排泄をすませ、好きな遊びをしている。

排泄

一日中布パンツの子や室内では布パンツを履く子が増えてきた。自分の間隔でトイレに行く子もいれば、保育者が声をかけてトイレに行く子もいる。紙オムツの子は排尿間隔が長くなっており、便器で尿が出ることが増えている。引き続き、個々の様子に合わせて無理のないように進めていく。

健康

寒暖差で体調を崩し、咳や鼻水が出る子が多かった。換気や加湿、部屋や玩具の消毒をこまめに行い、衛生面に気を付けた。登園時や戸外後は石鹸で手を洗っている。戸外後では、うがいをするという習慣が身につき、ガラガラうがいを行っている子もいる。三月中旬から、昼食後にうがいを行う予定である。これからも感染予防ができるようにしていく。

身体発達

散歩で保育者と手を繋がずに長い道のりを歩くのに慣れてきている。公園の石の坂を楽しんで登ったり、鬼ごっこで走ったりして身体を思い切り動かして遊んでいる。室内では、ピタゴラスやブロックで電車やロボットを作って遊ぶことを楽しみ、、紙を丸めてボンドにつけて貼ったり、顔を描いたりして、手先を使った製作に取り組んだ。これからも、いろいろな経験を通して楽しみながら、発達していけるようにしていく。

情緒面

仲良しの友だちと「手、繋ごう」と誘って手を繋いだり、食事の時に隣に座って食べたりしている。着脱や身の回りのことだけでなく、友だちや保育者に「こうやって畳むんだよ」と教えたり「お手伝いしたい」と進んで手伝ったりする姿なども多く見られる。「自分でやったよ」「見ててね」と自分でできることが増えて、自信が見られる。これからも、子どもがしたいという気持ちを受け止めて、自分ですることを増やしていく。

言葉

友だちや保育者と会話を楽しみながら遊ぶ姿が多く見られるになった。「この中に虫さんいるかも」「じゃあ、チャンバラの剣で触ってみたら」などと会話を通して、遊びが広がってきている。家庭での様子や休日での様子を、友だちとも話している。ストーリーのある絵本や紙芝居の読み聞かせを通して、言葉で表現する楽しさを味わい、言葉の獲得に繋げていく。…