2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2022年度6月のまとめ

食事

暑いこともあり、水分をよく飲む。また、のど越しの良い麺類や果物を好んでよく食べていた。また、フォークやスプーンを使って上手に食べる子が増えている。手づかみ食べも見られるが、声を掛けると食具にチャレンジして食べている。食事のマナーなどを伝えながら楽しく食事が出来るようにしていく。野菜が苦手な子も実際の食材に見たり触れたりしながら、興味を持ち友だちが食べている姿に影響されて口にすることもある。引き続きいろんな食材に親しみながら意欲的に食事ができるようにしていきたい。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる姿が見られる。暑さで疲れていることもあり早めに寝付く子もいた。なかなか寝付けない子は、静かな雰囲気の中で絵本や玩具で遊び、眠くなると自分から横になっていた。また、棚や段ボールのパーテンションで落ち着く空間をつくることで、安心して一人寝する子が増えた。空調調節しながら快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

登園してからトイレへ行く習慣ができてきた。子どもたちもトイレへ行くことに抵抗なく便座に座る。オムツが汚れる前に保育者に伝える子も増え、数名は布パンツで過ごしている。また、家庭での状況を聞きながら、無理なくトイレに誘ってトイレットトレーニングをすすめていく。

健康

季節の変わり目で、体調を崩していた子もいたが、6月半ば頃から休むことなく元気に登園していた。6月下旬から水遊びも始まる。昨年は水を嫌がり泣いていた子も、今年は自ら水の感触を味わい楽しんでいた。色々な経験を経て、水遊びを楽しめるようになり成長を感じる。また、汗をかいた時はシャワーを浴びたり、着替えをしたりして気持ち良く過ごせるようにする。

暑い日が続くので、より一層熱中症に気を付けて水分補給を十分にできるように配慮していく。

身体発達

散歩では友だちや保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいた。また、戸外では、虫探しを好む。ダンゴムシやアリを探し捕まえ、友だちと観察を楽しんでいた。ホールや室内では、平均台や巧技台からジャンプするなど活発。リズム体操やパラバルーンなど曲に合わせて全身を動かしていた。

七夕制作では、ちぎる、貼る、描くなど指先の使った遊びが上手になる。洗濯ばさみを使った遊びも集中して楽しんでいる。水や泥遊びも満喫し、来月も感触遊びや運動遊びを楽しんでいきたい。

情緒

室内で走ったり遊び込めなかったりする姿も見られたため、棚でコーナーにしたり、部屋だけでなく廊下も利用できるようにしたりと環境設定の見直しをする。結果、子どもたちもそれぞれ好きな場所で好きな遊びを楽しむ姿が見られるようになった。また、子どもたちの成長や動きに合わせて過ごしやすい環境づくりに努めていきたい。

言葉

友だちと役割を決めて、ごっこ遊びや会話のやり取りを楽しんでいた。また、自分が体験した出来事を保育者や友だちに話し盛り上がったり、想像力を膨らませて見立て遊びを楽しんだりしていた。

保育者の簡単な約束など理解ができ、行動する姿もみられる。まだ理解が難しい時は個々に合わせて伝えている。イラストカードなどが分かりやすく、子どもたちとイラストを見ながら約束を確認したり言葉のやり取りを楽しんだりしている。

遊びを通して言葉や仕草で表現し関わりを楽しむ子が増えた。相手に伝えようとしている時は、丁寧に応答して共感していくようにする。…

2歳うさぎ組2022年度5月のまとめ

食事

新しい部屋や担任に慣れて、うさぎ組の1日の流れが身についたこともあり、食事中も機嫌よく楽しい雰囲気で食べている。食事の姿勢によって食べこぼしが多いように見受けられるので、椅子の位置などを調整しながら様子を見守っている。食べる事が好きな子が多く、「おかわり」という声が多く聞かれている。食べたい気持ちが先行して口の中に食べ物を入れ過ぎてしまう姿も見受けられるので、慌てずに食べられるよう気を付けて見守りつつ必要に応じて声掛けをしていく。

睡眠

食事から睡眠までの流れが身につき、声を掛ける事ですすんで布団に入る姿がみられる。

新入園児もほとんど泣かずに、進級児と同じ時間に眠ることができるようになってきた。

周りを気にせず眠れる子を廊下側、静かな環境にならないと寝付けない子は保育室の奥にスペースを確保することで、全体的に落ち着いた雰囲気で眠れるようになってきた。

引き続き、個々の成長に合わせ心地よく睡眠できるようにしていく。

排泄

生活習慣の一部として、トイレを利用するようにした。便座での排尿は、個々の体の発達に合わせながら様子を見ている。積極的に便座に座る子、座って排尿する子がいることで、隣の便座に座ってみる子や自分でズボンやオムツを脱ぐ子も増えてきている。

便座に座るのを嫌がる時は無理強いせずに、トイレが嫌な場所にならないよう気をつけている。

引き続き、無理なくトイレへ行くリズムが出来るようにしていく。

健康

コロナによる出席停止以外は全体的に元気に登園しているが、鼻水は目立っている。鼻水は一人始まると一気に人数が増えるので、症状のひどいときには家庭と連携し、医師の指示を仰ぐように気を付けた。鼻水が出ている子にティッシュを渡すと、自分で鼻を拭える子もいる。鼻水が出たことに気付き、自ら知らせる子が増えている。手洗いは、ほとんどの子が自分で蛇口をひねり、手を洗うことができている。保育者は手を出しすぎず、水や泡を出す量について伝えながら見守るよう心掛けている。

身体発達

テラスでの三輪車やホールでのコンビカーを好む子が多く、上手にこぎ、友だちとの貸し借りも出来るようになってきている。巧技台やすべり台などの室内運動あそびでは、低い平均台を利用することで、自然と順番に並んで待つこともでき、上手に楽しめるようになっている。動きはますます活発になっているので、怪我に繋がらないように注意して見守っている。

制作が好きな子も多く、座ってじっくりと集中して楽しむ姿が多く見られている。

情緒

部屋にも慣れ、お気に入りの玩具やあそびを見つけ、穏やかに過ごすことができてきた。

玩具の取り合いなど、友だち同士でトラブルになることもあるが、保育者が個々の気持ちを代弁したり、他の遊びに誘ったりすることで気持ちを切り替えることができ、また仲良く遊び始める姿も増えている。

友だちと遊ぶことを好む子、一人遊びを好む子など様子は様々なので、個々に合わせた環境の保障をし、心地よく園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

絵本や手遊び、歌が好きな子が多く、絵本や歌を通して言葉を覚えている様子も見られる。

保育者の話を理解し、危ない場面では気をつけて行動しようとする姿も見られる。

反面、子ども同士では言葉でのやりとりが上手くいかず、怒ったり泣いたりする姿もある。まだ文章では話せない子も、物を指差し、知っている単語を口にしたり、保育者の言葉を真似たりして、自分の気持ちを伝えようとする姿が増えているので、個々の段階に合わせて言葉を選びながら落ち着いて会話をするようにしている。…

2歳うさぎ組2022年度4月のまとめ

食事

進級児は、以前と変わらない様子で食事を楽しみつつ、積極的に食べている。新入児は、環境の変化で最初はなかなか食べ進まなかったが、数日で慣れ、好きなものからよく食べるようになる。戸外やホールで活発に遊び空腹になり、自然な流れで着席し食事を楽しんでいる。野菜は苦手な子もいるが、実物の野菜を見ることで食べてみる姿が増えてきた。好きなものはおかわりをして十分に食べ、満足する姿が多い。楽しくなりすぎて大きな声で叫んだり、フォークを持ったままの手を伸ばしたりする姿があるので、誤嚥や怪我に十分注意し側について見守っていく。

睡眠

進級当初、特定の保育者にこだわる姿があったが、その様子も徐々になくなりつつある。新入児は入眠の際に「ママ~」と思い出して泣いたり、眠りが浅く途中で泣いて起きたりすることもあるが、全体的には心地よく睡眠できている様子。体力差や睡眠時間の個人差もあり、入眠のタイミングが遅い子がいるので、時間をずらして入眠できるように環境設定を工夫し、それぞれのリズムで心地よく睡眠できるようにしていく。

排泄

環境の変化でトイレの使い方などに戸惑う姿もあったが、積極的に便座に座ろうとする子がいることで、隣の便座に座ってみる子や自分でズボンやオムツを脱ぐ子も出てきている。トイレのスリッパに興味を持ち、トイレへ行くことは楽しみの一つとなっている子が多い。食事の前や外出前、散歩の後などのタイミングでトイレへ向かう習慣が出来つつあるので、引き続き無理なくトイレへ行くリズムが出来るようにしていく。

健康

季節の変わり目で、一日の中での気温差や、一日毎の気温差が大きい日が続き、鼻水や咳の気になる子が多かった。また、発熱する子もいたので、家庭と連携しその都度医師の指示を仰ぐようにし、感染の広がりに気を付けた。手洗いの習慣はついてきている子が多いので、丁寧に洗えるように側について声掛けするようにしている。決まったタイミング以外でも個々の体調の変化に気をつけ、検温も行っていく。

身体発達

戸外では追いかけっこを好み、走り回る子が多い。また、雨上がりの園庭では、タイヤの中に溜まった水を見つけて工夫して遊ぶ姿が多くみられた。フラフープで道を作ると上手にジャンプして進むことを楽しむ姿も見られている。室内では、絵具遊びを喜ぶ子も多く、お絵描きやパズルなど、指先を使ってじっくり遊ぶ姿も見られる。引き続き、全身を使って楽しめるように保育者も子どもたちと一緒にいろいろな遊びを見つけながら楽しさを共感していく。

情緒

環境の変化で登園時の母子分離で泣いていた子も落ち着き、入室後すぐに好きな遊びを始める子が増えている。園庭では異年齢の関わりも多く、楽しく過ごしている。友だちと揉めて、手や口が出ることはあるが、一人一人の子どもの気持ちに寄り添って理解できるようにつとめ、別の行動へ変換できるように促していく。また、うまく自分の気持ちを表現できていない様子の子にはスキンシップをとり、丁寧にゆっくりと思いを代弁しつつ、穏やかな気持ちで過ごせるように留意していく。

言葉

自分の思いをうまく言葉にできずに泣いたり、怒ったり、喧嘩になることがある。個々の気持ちを受け止め、子ども同士の関わりに必要に応じて保育者が仲立ちし、代弁したり言葉を添えたりしながら発達を育んでいく。歌や手遊びを好み、すぐに覚えて楽しんでいる。子ども同士でも歌いながら遊ぶ姿も見られている。絵本や紙芝居も、保育者と言葉のやり取りをしながら楽しんでいる。引き続き、子どもたちの興味、関心に応じた素材を準備し、言葉の発達を促していく。…

2歳うさぎ組2021年度3月のまとめ

食事

苦手な食材を、「みてて!」とはりきって一口でも食べてみる姿が見られる。今月から、一種類の野菜を調理室から持ってきてもらい実物の野菜に触れている。「さわりたい」「どこにはいってるの」と食べているものから探すなど興味を示している。隣に座る相手にこだわる子もいるが、午後のおやつに「いっしょにすわろうね」と約束を決めて楽しく食べられている。

睡眠

午睡時間を少し後にずらして様子を見ている。給食後の着替えが終わった子から、好きな遊びを楽しんでいる。13時を目安に布団を敷いて、一人一人の体調などに合わせ入眠している。気温の差が激しいため、今後も室内の温度調節や湿度に注意しながら快適に眠れるように配慮していく。

排泄

ぺんぎん組になるという意欲があり積極的に布パンツを持ってきて履いている。紙おむつを履いている子も、その子のタイミングでトイレに向かっている。尿意を知らせる子も増えてきた。移行保育後は、トイレが遠くなり幼児用のトイレになるため使い方などあらためて伝えていく。

健康

休園期間が続き、コロナ感染予防のため欠席者が多かった。また、登園してきた子は、季節の変わり目や花粉症の症状からなのか鼻水や目をこする子が増えてきている。鼻水が出ていると、ティッシュを取りに行き自ら拭いている。引き続き、家庭連絡をこまめにとり体調変化には十分に注意していく

身体発達

休園期間が長引いて、戸外に出る機会が少なかったが室内で飛び石や平均台、マット遊びなど活発に身体を動かして過ごすことが出来た。飛び石では、両足でジャンプして渡るなど体幹も付いてきていると感じている。戸外に出られた時には、その日の子どもたちの様子や体調に合わせ行き先を考慮し、思いっきり体を動かせるように遊びのきっかけを提供していく。

情緒面

さまざまな場面で、幼児らしい姿が見られるようになってきたが、時おり「だっこ~」と甘える

こともある。また、移動保育後は環境が変わり不安になり泣く子もいるがスキンシップを取ると

落ち着いて自ら遊び始めている。子ども同士で遊びに誘い、トラブルも子ども同士で解決するこ

ともある。日ごとに幼児らしさが増して微笑ましく思う。今後も、子どもの成長に合わせ声掛け

や提案をすることでさりげなく環境を整えていく。

言葉

自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉にすることが難しい子も保育者が

代弁してやりとりを行っている。友だち同士でトラブルがおきた際にも、「〇〇が嫌だったんだよね」と仲介している姿も見られる。今後も、絵本や遊びを通じて言葉の獲得を楽しみながら育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

食事

「やさいたべてみるからみてて」と苦手な野菜を食べる。周りの子どもも一口食べてみようと挑戦する姿が見られる。楽しくなると食具で音を鳴らしたり大きな声を出すなど感染症や、誤飲の危険性があるので気を付けて声を掛けていく。食事の量が増え、用意されたおかわりがなくなることが増えた。周りの子どもに影響され食事を楽しむ姿が見られているので、落ち着いて食べられる環境を整えていく。

 睡眠

寝る前に本を2冊持ってきたり、ぬいぐるみを持ってきて布団に入ることが習慣づいている。友だちと本を読み、絵本を楽しむ。布団に絵本を並べたり、掛け布団をたたみ枕にするなど自分で環境を作り、落ち着いて入眠できるようにしている。気温が上がっているので室温に注意して体温調節に気を付けていく。うつ伏せで丸まって寝ている子どもは快適に眠れるよう入眠後に体勢を直す。

 排泄

全員が来年度に向けて布パンツを用意している。積極的に布パンツを履く子どももいるが、履きたがらない子どももいるので子どもの気持ちに寄り添い進めていく。布パンツを得意そうに保育者に見せる姿が見られる。排尿間隔が長い子どもにも活動の合間に声を掛け、成功体験が増え自信になるように働きかけていく。午睡前は自立している子どもに声を掛けトイレに行くようにしている。

 健康

休園により出席数が少ない。小さな体調の変化に気をつけながら保護者と連携を取っていく。戸外では日が当たっている公園に行き、上着を着用して体温調節を行っている。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給を行い、肌が乾燥している子どもには引き続きワセリンを塗り、快適に過ごせるように援助していく。

身体発達

鬼ごっこやかくれんぼをしながら転ぶ事や、怪我をすることに自ら危険を予測し遊ぶ。追いかけっこを始めると、「わたしはにげる」「ぼくはおに」と子ども同士で遊ぶ姿も増えてきた。捕まえると「たいほした」と牢屋を作るなど遊びが広がっている。川辺町公園に行った際は片道25分程を立ち止まらず到着した。クライミングの急な坂を手と足を上手く使いスムーズに上っていた。ひな祭りの製作の花紙を貼る場面では説明をせずに渡す。花紙をちぎって貼ったり、一枚を丸めて貼るなどそれぞれ楽しんでいた。

情緒

思い通りにならず、泣き叫ぶ子どもがいる時には一人になり落ち着ける環境を作る。環境や保育者を変える事で気持ちが切り替えられる事が増えた。玩具の取り合いで喧嘩になることがあるが保育者の仲立ちなく解決する姿も多く見られるようになっていきた。子ども同士で遊びに誘い、玩具を分け幼児らしい姿が見えてきた。子どもの成長に合わせて声掛けや提案をする事でさりげなく環境を整えていく。

言葉

子ども同士で遊びに誘い、遊びを広げている。遊びを共有することで子ども同士の関係が深まっているように感じる。周りの子どもを気にする姿が増え、トラブルの際には言葉で気持ちを伝えるようになっている。保育者は話したいという子どもの気持ちを尊重して見守り、必要に応じて仲介をする。絵本や遊びを通じて楽しんで言葉を獲得しているので尊重して育む。

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2歳うさぎ組2021年度1月のまとめ

食事

「今日の給食はカレーだよ。」など子ども同士で食べる前から会話をして、楽しみにしている様子が見られる。好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。苦手な食材でも周りの子どもたちが食べているのを見て、口にしてみようとする姿も見られる。楽しくなり過ぎて途中で立ち上がったり、隣の席の友だちの方を向いて食べる姿が見られ、誤嚥の危険性があるため気を付けて声かけをしていく。

睡眠

寝る前には、好きな絵本を持ってきて読んだり、人形を横に置いていたりとそれぞれが、落ち着いて過ごしてから眠りについている。気温が低くなり、掛け物も毛布を使用する子が増えてきた。体温調節や換気に十分注意して、心地よく入眠できるようにしていく。早く起きた子には、パズルや塗り絵など落ち着いて過ごせるように環境を整えていく。

排泄

夏に比べて水分摂取量が少ないため、排尿間隔が全体的に長くなっているが、こまめに声をかけ尿意に気付けるようにしていく。トイレで排尿できた事が自信となり、布パンツを履き始める子が増えている反面、トイレが寒いので行きたがらなくなっている子も出てきている。無理をせずに個々の気持ちに寄り添いつつ、友だち同士の良い影響を期待し進めていく。

健康

急に気温が下がったこともあり、鼻水や咳が出る子が増えてきている。日々の体調管理を行い、小さな体調変化にも気付けるようにしていく。戸外では上着の着用、午睡時には掛け布団が掛かっているかを確認しながら、体温調節に気を付けていく。乾燥している日が多いため、水分補給をこまめに促していく。

身体発達

戸外では、保育者とおいかけっこやかくれんぼなどをして楽しんでいる。保育者を交えず、子どもたち同士でルールのある鬼ごっこなどを楽しむ姿も見られている。鉄棒の下をくぐったり、少し高くなっている場所からジャンプしたりと活発に身体を動かして遊んでいる。テラスでは三輪車を上手にこぐ姿も増えており、身体の発達を感じる。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣く子が何人もいるが、保育者と話したり、場所を変えて気分転換したりすることで気持ちを切り替えて落ち着く事が出来るようになってきた。気持ちに寄り添いながら落ち着いて過ごせる環境づくりにも配慮していく。また、泣いている子の気持ちを考えてあげられる子が増え、声をかけたり頭を撫でたりと優しく関わる姿が見られるので、子ども同士の関わりを大切にしていく。

言葉

保育者とだけではなく、子ども同士で会話をしながらごっこ遊びをしている姿が多く見られ、言葉の発達が感じられる。言葉のやり取りが増えたことで、気持ちがぶつかり合ってトラブルになることもあるが、出来るだけ子ども同士で解決できるよう見守り、必要に応じて仲立ちをしていく。絵本に親しみ、絵本をきっかけに会話が生まれることもあり、積極的に言葉を取得する姿が見られる。

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2歳うさぎ組2021年度12月のまとめ

食事

「今日の給食はカレーだよ。」など子ども同士で食べる前から会話をしていて楽しみにしている様子も見られる。好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。苦手な食材でも周りの子どもたちが食べているのを見て、口にしてみようとする姿も見られる。どんな食材が使われているのか話をしてみたり、手遊びを取り入れてみるなどして、少しでも興味が持てるようにしていく。

睡眠

寝る前には、好きな絵本を持ってきて読んでいたり、人形を横に置いていたりとそれぞれが、落ち着いて過ごしてから眠りについている。季節的に気温が低くなり、掛け物も厚手の毛布を使用する子が増えてきた。体温調節や換気に十分注意して、心地よく入眠できるようにしていく。早く起きた子には、パズルや塗り絵など落ち着いて過ごせるように環境を整えていく。

排泄

夏に比べて、水分を摂らなくなっているため、排尿間隔が全体的に長くなっているが、こまめに声をかけていく。トイレで排尿できた事が自信となり、布パンツを履き始める子がいる。布パンツで過ごした始めたばかりの子どもについては、こまめにトイレに行くかの確認をしていく。

健康

急に気温が下がったこともあり、鼻水や咳が出る子が増えてきている。日々の体調管理を行い、注意して見ていく。戸外では、上着を着用して体温調節をしていく。午睡時には、しっかりと掛け布団をかけるようにして体調を崩さないように気を付けていく。乾燥している日が多いため、一口でも水分が摂れるように促していく。

身体発達

戸外では、保育者とむっくりくまさんやかくれんぼをして楽しんでいる。子どもたち同士で追いかけっこをしていて保育者を交えず遊ぶ姿も見られている。鉄棒の下をくぐったり、少し高くなっている場所からジャンプしたりと活発に身体を動かしている。テラスでは、三輪車で遊んでいて上手にペダルをこいでいる子も半数程いて身体の発達を感じている。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣くことがあるなか、気分転換をすると落ち着いて過ごせる事が増えてきた。「嫌だったね。」とその子の気持ちに寄り添いながら落ち着いて過ごせる環境づくりにも配慮していく。泣いている子の気持ちを考えてあげられる子が増えていて、声を掛けたり頭を撫でたりと優しく関わる姿も見られる。

言葉

保育者とだけではなく、子ども同士で会話をしながらごっこ遊びをしている姿が多く見られ、楽しく過ごしている。会話をしているなかで、時にはトラブルもあるが、なるべく見守るようにして必要であれば仲立ちをしていく。保育者が絵本の読み聞かせをしていると、そこから会話が生まれることもあり、隣に座っている子と会話をしている姿も見られる。…

2歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

食事

好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。野菜や汁物は苦手な子で残食が非常に多いが、中には一口たべてみようとする姿も見られる。気が散って席を立つ子もいるが、おにぎりを作るなどして誘うとまた食べ始める。「今日のおやつはなに?」と楽しみにしている言葉も聞かれる。食材に興味を持てる手遊びやシアターなど視覚教材を使って、野菜などに興味が持てるよう働きかけていく。

睡眠

周りが静かになると横になり、「まぶしいからカーテンしめて。」という声もある。戸外で体を多く動かした日や週末に近づくと疲れが溜まり、寝つきが早い傾向にある。寝始めは掛け物を掛けたがらない子が多いが、入眠すると体も冷えてくるのでしっかりと体を覆うようにしていく。午睡をしない子は机上遊びをしたり、ホールで遊んだりするようにしている。子どもの様子を見ながら午睡時間を快適に過ごせるよう配慮していく。

排泄

紙オムツが濡れない時間が多い子は、保護者に布パンツを持参して頂き、短い時間から布パンツを履いて過ごし、活動の合間にトイレに誘う。「おねえさんパンツになったのよ。」と嬉しそうに保育者に知らせる姿がある。自立している子も数名おり、意思に任せるが午睡前は声掛けをしてトイレに行くようにしている。気温が下がってきたので、布パンツの子には様子をみて声を掛けていき、成功体験を増やして自信につなげていく。

健康

なんらかの感染症か、咳が長く続き、鼻水・発熱による欠席も多かった。体調を把握して家庭と連絡を取り合っていく。室内は日当たりがよく子どもたちの熱気もあり少し動くだけで汗ばむので、エアコンの調節をこまめに行い、衣服の調節も保護者に協力して頂く。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給、乾燥肌の子は引き続きワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外やホールで活発に体を動かし、保育者を誘い「むっくりくまさん、やりたい!」「次はオオカミさん」で歌を楽しみながらおいかけっこを楽しむ姿も多い。鉄棒の下をくぐったり、後ろの鬼を見ながら転ばずに走っている。タイヤ登りやタイヤに長シャベルを掛けてタイヤを引く遊びも始めた。制作でみのむしづくりを行い、トイレットペーパーに毛糸を巻く動作や、拾ってきた落ち葉や枝にボンドを付けて貼りつける制作を集中して行い楽しんだ。一人一人の発達を考慮しながら安全で楽しめる環境を用意していく。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣くことは変わらないが、気分転換をすると落ち着いて気持ちが切り替えられることが増えた。また泣いている子を心配して頭をなでたり、友だちへ玩具を快く貸す姿も多く見られるようになり友だち関係の深まりを感じる。約束事を意識するようになり、周りの子に対して気づいたことを声掛けするなど、自制の心もみられるようなった。子どもの関わりや行動にすぐに干渉せず見守り、自分で考えることも経験できるよう援助していく。

言葉

おままごとでは「~だわ。」戦いごっこでは「~しようぜ!」などとイメージを膨らませ口調を変えた言葉が見られる。家庭での出来事を状況がわかるように話したり、会話をしながら友だちと図鑑をみたり、ごっこ遊びをする姿が多い。話したい気持ちを大切にしながらやりとりを楽しみ発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

食事

季節の変わり目で、果物だけ食べて終わる子もいたが近くの席の子が保育者に褒められている姿を見て「〇〇たべられる!」「にんじんたべたよ!」と頑張っている姿が微笑ましく感じる。食事の前や食後に「ぶくぶくする」とうがいをする子が何人か出てきた。様子を見てやりたい子からうがいが行えるようにコップとコップ置きを用意していく。

睡眠

午睡時間うさぎ組の部屋は、西日が当たり室温が高くなるため温度調節を意識した。日によっては、寝付きにくい日があり落ち着かない日もある。起きている子は、机上遊びをして、満足すると布団に入り入眠している。その日の子どもの様子に合わせ、寝付きにくい場合はホールで過ごしてから入室するなど発散して入眠できるように工夫していきたい。

排泄

気温が下がり、トイレに行く事を拒むことはあるが、布パンツの子だけでなくオムツを履いている子も「おしっこでる!」とトイレに行く子が増え意欲的な姿も見られる。気温の変化が激しいため、一日布パンツで過ごしている子にも、こまめに声を掛けていき、排尿間隔を再確認していく。

健康

季節の変わり目で、鼻水・咳・下痢・発熱による欠席が目立った。

室内は、西日や子どもたちの熱気で汗ばむ子もいるので、衣服での体温調節を意識した。今後は、乾燥する日が続くので、水分補給はもちろん乾燥肌の場合はこまめにワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外だけでなく、ホールで過ごした時も活発に追いかけっこを楽しんでいる。

保育者を誘い「むっくりくまさんやりたい!」「おおかみさんやろ」と、ルールのある遊びがブームになってきている。園庭では、登り棒を一番上まで登る子が増え成長を感じている。鉄棒では、幼児さんが遊んでいる姿を見て、縄跳びを鉄棒にかけてブランコ風に遊ぶ子もいるなど、様々な遊びに興味を示し挑戦する姿が見られる。ハロウィン用で作ったマントや帽子に貼るシールでは、小さなシールも手先を使い器用に貼っている。

情緒

イヤイヤ期もあるのか、少しでも思い通りにいかないと大きな声で泣いて拒むことがあるが、気持ちを落ち着かせ一対一で話をすると、切り替えて行動している。自分のことだけでなく、周りの子に対し「これは、ばつだよ」「いやなんじゃない?」と優しく声を掛け仲立ちをしている姿が見られ成長を感じている。外で、虫を見つけた時には、「おうちつくろ」と土を掘ったり葉っぱを一か所に集めたり、小さな生命との関わり方に変化が見られる。今後も、危険な虫に注意しながら楽しく遊べるように必要以上に声はかけずに近くで見守っていく。

言葉

保育者だけでなく、友だち同士で休日の出来事を話したりごっこ遊びでは「パパーこれわすれてるよ」と家での日常会話を使うなど盛り上がっている。友だちと遊ぶ中で、ちょっとしたトラブルも見られるが、保育者が仲立ちをしなくても「これがつかいたかったんだよね」とまるで保育者のような言葉掛けをする姿が見られている。保育者と一対一で話をしたく、急いで喋りかけようとするため、落ち着いて話が出来るように丁寧に応答していきたい。…

2歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

食事

食事は好きな席に座って食べている。友だちと誘い合って隣の席に座る子もいて、楽しい時間になっている。「お野菜食べたよ」と自慢げに言ったり、空っぽの器を見せて「ピッカピカ!」と言う姿がある。食事中、あちこち向いてしまう子は溢しやすいので、配慮していく。

睡眠

気温の変化が激しいので、室温の調節をするなど快適に入眠できるようにしている。一定時間熟睡し、自ら機嫌よく目覚める子が増えている。眠れない子は保育者の側で絵本を見たり、布団の上でゆったりと体を休ませるようにしている。個々の体調を把握し、心地よく休息を取り、季節の変わり目も健康に過ごせるようにしていく。

排泄

自分から尿意を知らせる子が数名増え、一日中布パンツで過ごせる子が増えた。ほとんどの子が便座に座ると排尿しているが、オムツも濡れていることが多い。トイレを拒む子は減っており、友だちから良い刺激を受けている。尿を貯められる量や時間などに個人差があるので、引き続き個々の状態に合わせてトレーニングを進めていく。成功すると喜ぶ姿も多いので、共感し、褒めたり励ましたりしながら、自信や意欲に繋げていきたい。

健康

気温の変化が大きく、咳や鼻水が続いたが、発熱などの大きな崩れはなく元気に過ごしている。熱がこもりやすく、活動中に顔が赤くなったり体が暑くなったりする子もいるので、こまめに水分を摂り、検温をして体調変化には十分に注意している。感染対策として、手洗いの習慣化は子どもたちに浸透してきている。引き続き、室内や玩具の消毒をこまめに行い、感染予防に努めていきたい。

身体発達

ホールでは、マットや平均台を使った遊びでバランス感覚を養い、ダンスや体操をして全身運動も楽しんでいる。園庭では登り棒や鉄棒につかまり、幼児クラスの友だちの真似をして自分でも上達を感じて喜ぶ姿がある。戸外が気持ち良い季節になってくるので、かけっこや伝承遊びなどを取り入れながら、楽しみながら全身を動かしていく。

室内遊びでは、細かい作業が上達し、ブロックでイメージしたものを作ったり、シール貼りや紙を折ったり丸めたりする手指を使った遊びも楽しんでいる。

情緒面

友だちとイメージを共有しながら遊びを楽しむ反面、気持ちがぶつかり思い通りにならないことも多いが、すぐに保育者に助けを求めるだけでなく、友だち同士で解決しようとする姿も増えている。思いを言葉にするのがまだ難しいせいか、突然大声で泣く姿もみられている。その都度思いを受け止め、スキンシップを取りゆっくり話をする事で気持ちを切り替えることが出来ている。まだまだ甘えたい時期なので、担任同士連携して一人一人が安心して過ごせるようにしていく。

言葉

友だちと遊ぶ中で上手くいかない時、自分はどうしたいのかということを言葉で友だちや保育者に伝えられるようになってきた。友だち同士で困った状況をどうにかしようと話し合う姿も見られるようになってきた。保育者が仲立ちする言葉を理解し、納得してまた仲良く遊び始める姿も見られている。紙芝居や絵本に親しみ、繰り返し読むことを要求して言葉を覚えたり、一緒に言うなどして楽しんでいる。引き続き季節の絵本や歌なども取り入れ、視覚教材も工夫し、言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。…