2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2022年度4月のまとめ

食事

進級児は、以前と変わらない様子で食事を楽しみつつ、積極的に食べている。新入児は、環境の変化で最初はなかなか食べ進まなかったが、数日で慣れ、好きなものからよく食べるようになる。戸外やホールで活発に遊び空腹になり、自然な流れで着席し食事を楽しんでいる。野菜は苦手な子もいるが、実物の野菜を見ることで食べてみる姿が増えてきた。好きなものはおかわりをして十分に食べ、満足する姿が多い。楽しくなりすぎて大きな声で叫んだり、フォークを持ったままの手を伸ばしたりする姿があるので、誤嚥や怪我に十分注意し側について見守っていく。

睡眠

進級当初、特定の保育者にこだわる姿があったが、その様子も徐々になくなりつつある。新入児は入眠の際に「ママ~」と思い出して泣いたり、眠りが浅く途中で泣いて起きたりすることもあるが、全体的には心地よく睡眠できている様子。体力差や睡眠時間の個人差もあり、入眠のタイミングが遅い子がいるので、時間をずらして入眠できるように環境設定を工夫し、それぞれのリズムで心地よく睡眠できるようにしていく。

排泄

環境の変化でトイレの使い方などに戸惑う姿もあったが、積極的に便座に座ろうとする子がいることで、隣の便座に座ってみる子や自分でズボンやオムツを脱ぐ子も出てきている。トイレのスリッパに興味を持ち、トイレへ行くことは楽しみの一つとなっている子が多い。食事の前や外出前、散歩の後などのタイミングでトイレへ向かう習慣が出来つつあるので、引き続き無理なくトイレへ行くリズムが出来るようにしていく。

健康

季節の変わり目で、一日の中での気温差や、一日毎の気温差が大きい日が続き、鼻水や咳の気になる子が多かった。また、発熱する子もいたので、家庭と連携しその都度医師の指示を仰ぐようにし、感染の広がりに気を付けた。手洗いの習慣はついてきている子が多いので、丁寧に洗えるように側について声掛けするようにしている。決まったタイミング以外でも個々の体調の変化に気をつけ、検温も行っていく。

身体発達

戸外では追いかけっこを好み、走り回る子が多い。また、雨上がりの園庭では、タイヤの中に溜まった水を見つけて工夫して遊ぶ姿が多くみられた。フラフープで道を作ると上手にジャンプして進むことを楽しむ姿も見られている。室内では、絵具遊びを喜ぶ子も多く、お絵描きやパズルなど、指先を使ってじっくり遊ぶ姿も見られる。引き続き、全身を使って楽しめるように保育者も子どもたちと一緒にいろいろな遊びを見つけながら楽しさを共感していく。

情緒

環境の変化で登園時の母子分離で泣いていた子も落ち着き、入室後すぐに好きな遊びを始める子が増えている。園庭では異年齢の関わりも多く、楽しく過ごしている。友だちと揉めて、手や口が出ることはあるが、一人一人の子どもの気持ちに寄り添って理解できるようにつとめ、別の行動へ変換できるように促していく。また、うまく自分の気持ちを表現できていない様子の子にはスキンシップをとり、丁寧にゆっくりと思いを代弁しつつ、穏やかな気持ちで過ごせるように留意していく。

言葉

自分の思いをうまく言葉にできずに泣いたり、怒ったり、喧嘩になることがある。個々の気持ちを受け止め、子ども同士の関わりに必要に応じて保育者が仲立ちし、代弁したり言葉を添えたりしながら発達を育んでいく。歌や手遊びを好み、すぐに覚えて楽しんでいる。子ども同士でも歌いながら遊ぶ姿も見られている。絵本や紙芝居も、保育者と言葉のやり取りをしながら楽しんでいる。引き続き、子どもたちの興味、関心に応じた素材を準備し、言葉の発達を促していく。…

2歳うさぎ組2021年度3月のまとめ

食事

苦手な食材を、「みてて!」とはりきって一口でも食べてみる姿が見られる。今月から、一種類の野菜を調理室から持ってきてもらい実物の野菜に触れている。「さわりたい」「どこにはいってるの」と食べているものから探すなど興味を示している。隣に座る相手にこだわる子もいるが、午後のおやつに「いっしょにすわろうね」と約束を決めて楽しく食べられている。

睡眠

午睡時間を少し後にずらして様子を見ている。給食後の着替えが終わった子から、好きな遊びを楽しんでいる。13時を目安に布団を敷いて、一人一人の体調などに合わせ入眠している。気温の差が激しいため、今後も室内の温度調節や湿度に注意しながら快適に眠れるように配慮していく。

排泄

ぺんぎん組になるという意欲があり積極的に布パンツを持ってきて履いている。紙おむつを履いている子も、その子のタイミングでトイレに向かっている。尿意を知らせる子も増えてきた。移行保育後は、トイレが遠くなり幼児用のトイレになるため使い方などあらためて伝えていく。

健康

休園期間が続き、コロナ感染予防のため欠席者が多かった。また、登園してきた子は、季節の変わり目や花粉症の症状からなのか鼻水や目をこする子が増えてきている。鼻水が出ていると、ティッシュを取りに行き自ら拭いている。引き続き、家庭連絡をこまめにとり体調変化には十分に注意していく

身体発達

休園期間が長引いて、戸外に出る機会が少なかったが室内で飛び石や平均台、マット遊びなど活発に身体を動かして過ごすことが出来た。飛び石では、両足でジャンプして渡るなど体幹も付いてきていると感じている。戸外に出られた時には、その日の子どもたちの様子や体調に合わせ行き先を考慮し、思いっきり体を動かせるように遊びのきっかけを提供していく。

情緒面

さまざまな場面で、幼児らしい姿が見られるようになってきたが、時おり「だっこ~」と甘える

こともある。また、移動保育後は環境が変わり不安になり泣く子もいるがスキンシップを取ると

落ち着いて自ら遊び始めている。子ども同士で遊びに誘い、トラブルも子ども同士で解決するこ

ともある。日ごとに幼児らしさが増して微笑ましく思う。今後も、子どもの成長に合わせ声掛け

や提案をすることでさりげなく環境を整えていく。

言葉

自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉にすることが難しい子も保育者が

代弁してやりとりを行っている。友だち同士でトラブルがおきた際にも、「〇〇が嫌だったんだよね」と仲介している姿も見られる。今後も、絵本や遊びを通じて言葉の獲得を楽しみながら育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

食事

「やさいたべてみるからみてて」と苦手な野菜を食べる。周りの子どもも一口食べてみようと挑戦する姿が見られる。楽しくなると食具で音を鳴らしたり大きな声を出すなど感染症や、誤飲の危険性があるので気を付けて声を掛けていく。食事の量が増え、用意されたおかわりがなくなることが増えた。周りの子どもに影響され食事を楽しむ姿が見られているので、落ち着いて食べられる環境を整えていく。

 睡眠

寝る前に本を2冊持ってきたり、ぬいぐるみを持ってきて布団に入ることが習慣づいている。友だちと本を読み、絵本を楽しむ。布団に絵本を並べたり、掛け布団をたたみ枕にするなど自分で環境を作り、落ち着いて入眠できるようにしている。気温が上がっているので室温に注意して体温調節に気を付けていく。うつ伏せで丸まって寝ている子どもは快適に眠れるよう入眠後に体勢を直す。

 排泄

全員が来年度に向けて布パンツを用意している。積極的に布パンツを履く子どももいるが、履きたがらない子どももいるので子どもの気持ちに寄り添い進めていく。布パンツを得意そうに保育者に見せる姿が見られる。排尿間隔が長い子どもにも活動の合間に声を掛け、成功体験が増え自信になるように働きかけていく。午睡前は自立している子どもに声を掛けトイレに行くようにしている。

 健康

休園により出席数が少ない。小さな体調の変化に気をつけながら保護者と連携を取っていく。戸外では日が当たっている公園に行き、上着を着用して体温調節を行っている。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給を行い、肌が乾燥している子どもには引き続きワセリンを塗り、快適に過ごせるように援助していく。

身体発達

鬼ごっこやかくれんぼをしながら転ぶ事や、怪我をすることに自ら危険を予測し遊ぶ。追いかけっこを始めると、「わたしはにげる」「ぼくはおに」と子ども同士で遊ぶ姿も増えてきた。捕まえると「たいほした」と牢屋を作るなど遊びが広がっている。川辺町公園に行った際は片道25分程を立ち止まらず到着した。クライミングの急な坂を手と足を上手く使いスムーズに上っていた。ひな祭りの製作の花紙を貼る場面では説明をせずに渡す。花紙をちぎって貼ったり、一枚を丸めて貼るなどそれぞれ楽しんでいた。

情緒

思い通りにならず、泣き叫ぶ子どもがいる時には一人になり落ち着ける環境を作る。環境や保育者を変える事で気持ちが切り替えられる事が増えた。玩具の取り合いで喧嘩になることがあるが保育者の仲立ちなく解決する姿も多く見られるようになっていきた。子ども同士で遊びに誘い、玩具を分け幼児らしい姿が見えてきた。子どもの成長に合わせて声掛けや提案をする事でさりげなく環境を整えていく。

言葉

子ども同士で遊びに誘い、遊びを広げている。遊びを共有することで子ども同士の関係が深まっているように感じる。周りの子どもを気にする姿が増え、トラブルの際には言葉で気持ちを伝えるようになっている。保育者は話したいという子どもの気持ちを尊重して見守り、必要に応じて仲介をする。絵本や遊びを通じて楽しんで言葉を獲得しているので尊重して育む。

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2歳うさぎ組2021年度1月のまとめ

食事

「今日の給食はカレーだよ。」など子ども同士で食べる前から会話をして、楽しみにしている様子が見られる。好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。苦手な食材でも周りの子どもたちが食べているのを見て、口にしてみようとする姿も見られる。楽しくなり過ぎて途中で立ち上がったり、隣の席の友だちの方を向いて食べる姿が見られ、誤嚥の危険性があるため気を付けて声かけをしていく。

睡眠

寝る前には、好きな絵本を持ってきて読んだり、人形を横に置いていたりとそれぞれが、落ち着いて過ごしてから眠りについている。気温が低くなり、掛け物も毛布を使用する子が増えてきた。体温調節や換気に十分注意して、心地よく入眠できるようにしていく。早く起きた子には、パズルや塗り絵など落ち着いて過ごせるように環境を整えていく。

排泄

夏に比べて水分摂取量が少ないため、排尿間隔が全体的に長くなっているが、こまめに声をかけ尿意に気付けるようにしていく。トイレで排尿できた事が自信となり、布パンツを履き始める子が増えている反面、トイレが寒いので行きたがらなくなっている子も出てきている。無理をせずに個々の気持ちに寄り添いつつ、友だち同士の良い影響を期待し進めていく。

健康

急に気温が下がったこともあり、鼻水や咳が出る子が増えてきている。日々の体調管理を行い、小さな体調変化にも気付けるようにしていく。戸外では上着の着用、午睡時には掛け布団が掛かっているかを確認しながら、体温調節に気を付けていく。乾燥している日が多いため、水分補給をこまめに促していく。

身体発達

戸外では、保育者とおいかけっこやかくれんぼなどをして楽しんでいる。保育者を交えず、子どもたち同士でルールのある鬼ごっこなどを楽しむ姿も見られている。鉄棒の下をくぐったり、少し高くなっている場所からジャンプしたりと活発に身体を動かして遊んでいる。テラスでは三輪車を上手にこぐ姿も増えており、身体の発達を感じる。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣く子が何人もいるが、保育者と話したり、場所を変えて気分転換したりすることで気持ちを切り替えて落ち着く事が出来るようになってきた。気持ちに寄り添いながら落ち着いて過ごせる環境づくりにも配慮していく。また、泣いている子の気持ちを考えてあげられる子が増え、声をかけたり頭を撫でたりと優しく関わる姿が見られるので、子ども同士の関わりを大切にしていく。

言葉

保育者とだけではなく、子ども同士で会話をしながらごっこ遊びをしている姿が多く見られ、言葉の発達が感じられる。言葉のやり取りが増えたことで、気持ちがぶつかり合ってトラブルになることもあるが、出来るだけ子ども同士で解決できるよう見守り、必要に応じて仲立ちをしていく。絵本に親しみ、絵本をきっかけに会話が生まれることもあり、積極的に言葉を取得する姿が見られる。

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2歳うさぎ組2021年度12月のまとめ

食事

「今日の給食はカレーだよ。」など子ども同士で食べる前から会話をしていて楽しみにしている様子も見られる。好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。苦手な食材でも周りの子どもたちが食べているのを見て、口にしてみようとする姿も見られる。どんな食材が使われているのか話をしてみたり、手遊びを取り入れてみるなどして、少しでも興味が持てるようにしていく。

睡眠

寝る前には、好きな絵本を持ってきて読んでいたり、人形を横に置いていたりとそれぞれが、落ち着いて過ごしてから眠りについている。季節的に気温が低くなり、掛け物も厚手の毛布を使用する子が増えてきた。体温調節や換気に十分注意して、心地よく入眠できるようにしていく。早く起きた子には、パズルや塗り絵など落ち着いて過ごせるように環境を整えていく。

排泄

夏に比べて、水分を摂らなくなっているため、排尿間隔が全体的に長くなっているが、こまめに声をかけていく。トイレで排尿できた事が自信となり、布パンツを履き始める子がいる。布パンツで過ごした始めたばかりの子どもについては、こまめにトイレに行くかの確認をしていく。

健康

急に気温が下がったこともあり、鼻水や咳が出る子が増えてきている。日々の体調管理を行い、注意して見ていく。戸外では、上着を着用して体温調節をしていく。午睡時には、しっかりと掛け布団をかけるようにして体調を崩さないように気を付けていく。乾燥している日が多いため、一口でも水分が摂れるように促していく。

身体発達

戸外では、保育者とむっくりくまさんやかくれんぼをして楽しんでいる。子どもたち同士で追いかけっこをしていて保育者を交えず遊ぶ姿も見られている。鉄棒の下をくぐったり、少し高くなっている場所からジャンプしたりと活発に身体を動かしている。テラスでは、三輪車で遊んでいて上手にペダルをこいでいる子も半数程いて身体の発達を感じている。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣くことがあるなか、気分転換をすると落ち着いて過ごせる事が増えてきた。「嫌だったね。」とその子の気持ちに寄り添いながら落ち着いて過ごせる環境づくりにも配慮していく。泣いている子の気持ちを考えてあげられる子が増えていて、声を掛けたり頭を撫でたりと優しく関わる姿も見られる。

言葉

保育者とだけではなく、子ども同士で会話をしながらごっこ遊びをしている姿が多く見られ、楽しく過ごしている。会話をしているなかで、時にはトラブルもあるが、なるべく見守るようにして必要であれば仲立ちをしていく。保育者が絵本の読み聞かせをしていると、そこから会話が生まれることもあり、隣に座っている子と会話をしている姿も見られる。…

2歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

食事

好きな物をおかわりして楽しく食事をしている。野菜や汁物は苦手な子で残食が非常に多いが、中には一口たべてみようとする姿も見られる。気が散って席を立つ子もいるが、おにぎりを作るなどして誘うとまた食べ始める。「今日のおやつはなに?」と楽しみにしている言葉も聞かれる。食材に興味を持てる手遊びやシアターなど視覚教材を使って、野菜などに興味が持てるよう働きかけていく。

睡眠

周りが静かになると横になり、「まぶしいからカーテンしめて。」という声もある。戸外で体を多く動かした日や週末に近づくと疲れが溜まり、寝つきが早い傾向にある。寝始めは掛け物を掛けたがらない子が多いが、入眠すると体も冷えてくるのでしっかりと体を覆うようにしていく。午睡をしない子は机上遊びをしたり、ホールで遊んだりするようにしている。子どもの様子を見ながら午睡時間を快適に過ごせるよう配慮していく。

排泄

紙オムツが濡れない時間が多い子は、保護者に布パンツを持参して頂き、短い時間から布パンツを履いて過ごし、活動の合間にトイレに誘う。「おねえさんパンツになったのよ。」と嬉しそうに保育者に知らせる姿がある。自立している子も数名おり、意思に任せるが午睡前は声掛けをしてトイレに行くようにしている。気温が下がってきたので、布パンツの子には様子をみて声を掛けていき、成功体験を増やして自信につなげていく。

健康

なんらかの感染症か、咳が長く続き、鼻水・発熱による欠席も多かった。体調を把握して家庭と連絡を取り合っていく。室内は日当たりがよく子どもたちの熱気もあり少し動くだけで汗ばむので、エアコンの調節をこまめに行い、衣服の調節も保護者に協力して頂く。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給、乾燥肌の子は引き続きワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外やホールで活発に体を動かし、保育者を誘い「むっくりくまさん、やりたい!」「次はオオカミさん」で歌を楽しみながらおいかけっこを楽しむ姿も多い。鉄棒の下をくぐったり、後ろの鬼を見ながら転ばずに走っている。タイヤ登りやタイヤに長シャベルを掛けてタイヤを引く遊びも始めた。制作でみのむしづくりを行い、トイレットペーパーに毛糸を巻く動作や、拾ってきた落ち葉や枝にボンドを付けて貼りつける制作を集中して行い楽しんだ。一人一人の発達を考慮しながら安全で楽しめる環境を用意していく。

情緒

思い通りにいかないと大きな声で泣くことは変わらないが、気分転換をすると落ち着いて気持ちが切り替えられることが増えた。また泣いている子を心配して頭をなでたり、友だちへ玩具を快く貸す姿も多く見られるようになり友だち関係の深まりを感じる。約束事を意識するようになり、周りの子に対して気づいたことを声掛けするなど、自制の心もみられるようなった。子どもの関わりや行動にすぐに干渉せず見守り、自分で考えることも経験できるよう援助していく。

言葉

おままごとでは「~だわ。」戦いごっこでは「~しようぜ!」などとイメージを膨らませ口調を変えた言葉が見られる。家庭での出来事を状況がわかるように話したり、会話をしながら友だちと図鑑をみたり、ごっこ遊びをする姿が多い。話したい気持ちを大切にしながらやりとりを楽しみ発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

食事

季節の変わり目で、果物だけ食べて終わる子もいたが近くの席の子が保育者に褒められている姿を見て「〇〇たべられる!」「にんじんたべたよ!」と頑張っている姿が微笑ましく感じる。食事の前や食後に「ぶくぶくする」とうがいをする子が何人か出てきた。様子を見てやりたい子からうがいが行えるようにコップとコップ置きを用意していく。

睡眠

午睡時間うさぎ組の部屋は、西日が当たり室温が高くなるため温度調節を意識した。日によっては、寝付きにくい日があり落ち着かない日もある。起きている子は、机上遊びをして、満足すると布団に入り入眠している。その日の子どもの様子に合わせ、寝付きにくい場合はホールで過ごしてから入室するなど発散して入眠できるように工夫していきたい。

排泄

気温が下がり、トイレに行く事を拒むことはあるが、布パンツの子だけでなくオムツを履いている子も「おしっこでる!」とトイレに行く子が増え意欲的な姿も見られる。気温の変化が激しいため、一日布パンツで過ごしている子にも、こまめに声を掛けていき、排尿間隔を再確認していく。

健康

季節の変わり目で、鼻水・咳・下痢・発熱による欠席が目立った。

室内は、西日や子どもたちの熱気で汗ばむ子もいるので、衣服での体温調節を意識した。今後は、乾燥する日が続くので、水分補給はもちろん乾燥肌の場合はこまめにワセリンを塗って快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外だけでなく、ホールで過ごした時も活発に追いかけっこを楽しんでいる。

保育者を誘い「むっくりくまさんやりたい!」「おおかみさんやろ」と、ルールのある遊びがブームになってきている。園庭では、登り棒を一番上まで登る子が増え成長を感じている。鉄棒では、幼児さんが遊んでいる姿を見て、縄跳びを鉄棒にかけてブランコ風に遊ぶ子もいるなど、様々な遊びに興味を示し挑戦する姿が見られる。ハロウィン用で作ったマントや帽子に貼るシールでは、小さなシールも手先を使い器用に貼っている。

情緒

イヤイヤ期もあるのか、少しでも思い通りにいかないと大きな声で泣いて拒むことがあるが、気持ちを落ち着かせ一対一で話をすると、切り替えて行動している。自分のことだけでなく、周りの子に対し「これは、ばつだよ」「いやなんじゃない?」と優しく声を掛け仲立ちをしている姿が見られ成長を感じている。外で、虫を見つけた時には、「おうちつくろ」と土を掘ったり葉っぱを一か所に集めたり、小さな生命との関わり方に変化が見られる。今後も、危険な虫に注意しながら楽しく遊べるように必要以上に声はかけずに近くで見守っていく。

言葉

保育者だけでなく、友だち同士で休日の出来事を話したりごっこ遊びでは「パパーこれわすれてるよ」と家での日常会話を使うなど盛り上がっている。友だちと遊ぶ中で、ちょっとしたトラブルも見られるが、保育者が仲立ちをしなくても「これがつかいたかったんだよね」とまるで保育者のような言葉掛けをする姿が見られている。保育者と一対一で話をしたく、急いで喋りかけようとするため、落ち着いて話が出来るように丁寧に応答していきたい。…

2歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

食事

食事は好きな席に座って食べている。友だちと誘い合って隣の席に座る子もいて、楽しい時間になっている。「お野菜食べたよ」と自慢げに言ったり、空っぽの器を見せて「ピッカピカ!」と言う姿がある。食事中、あちこち向いてしまう子は溢しやすいので、配慮していく。

睡眠

気温の変化が激しいので、室温の調節をするなど快適に入眠できるようにしている。一定時間熟睡し、自ら機嫌よく目覚める子が増えている。眠れない子は保育者の側で絵本を見たり、布団の上でゆったりと体を休ませるようにしている。個々の体調を把握し、心地よく休息を取り、季節の変わり目も健康に過ごせるようにしていく。

排泄

自分から尿意を知らせる子が数名増え、一日中布パンツで過ごせる子が増えた。ほとんどの子が便座に座ると排尿しているが、オムツも濡れていることが多い。トイレを拒む子は減っており、友だちから良い刺激を受けている。尿を貯められる量や時間などに個人差があるので、引き続き個々の状態に合わせてトレーニングを進めていく。成功すると喜ぶ姿も多いので、共感し、褒めたり励ましたりしながら、自信や意欲に繋げていきたい。

健康

気温の変化が大きく、咳や鼻水が続いたが、発熱などの大きな崩れはなく元気に過ごしている。熱がこもりやすく、活動中に顔が赤くなったり体が暑くなったりする子もいるので、こまめに水分を摂り、検温をして体調変化には十分に注意している。感染対策として、手洗いの習慣化は子どもたちに浸透してきている。引き続き、室内や玩具の消毒をこまめに行い、感染予防に努めていきたい。

身体発達

ホールでは、マットや平均台を使った遊びでバランス感覚を養い、ダンスや体操をして全身運動も楽しんでいる。園庭では登り棒や鉄棒につかまり、幼児クラスの友だちの真似をして自分でも上達を感じて喜ぶ姿がある。戸外が気持ち良い季節になってくるので、かけっこや伝承遊びなどを取り入れながら、楽しみながら全身を動かしていく。

室内遊びでは、細かい作業が上達し、ブロックでイメージしたものを作ったり、シール貼りや紙を折ったり丸めたりする手指を使った遊びも楽しんでいる。

情緒面

友だちとイメージを共有しながら遊びを楽しむ反面、気持ちがぶつかり思い通りにならないことも多いが、すぐに保育者に助けを求めるだけでなく、友だち同士で解決しようとする姿も増えている。思いを言葉にするのがまだ難しいせいか、突然大声で泣く姿もみられている。その都度思いを受け止め、スキンシップを取りゆっくり話をする事で気持ちを切り替えることが出来ている。まだまだ甘えたい時期なので、担任同士連携して一人一人が安心して過ごせるようにしていく。

言葉

友だちと遊ぶ中で上手くいかない時、自分はどうしたいのかということを言葉で友だちや保育者に伝えられるようになってきた。友だち同士で困った状況をどうにかしようと話し合う姿も見られるようになってきた。保育者が仲立ちする言葉を理解し、納得してまた仲良く遊び始める姿も見られている。紙芝居や絵本に親しみ、繰り返し読むことを要求して言葉を覚えたり、一緒に言うなどして楽しんでいる。引き続き季節の絵本や歌なども取り入れ、視覚教材も工夫し、言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

食事

気に入った食材はよくおかわりをして「これ、おいしいね!」という声も聞かれるなど、食べることを楽しむ姿がある。残しがちな白飯はおにぎりにすることで食べる子が多い。姿勢が曲がっている子は服にご飯粒が沢山ついていることが多いので、食事後はしっかりと口元、衣服を確認し取り除いていくようにする。

睡眠

病欠や夏休みで休み明けはテンションが高くなり、リズムが崩れる日があったが徐々に落ち着いた。絵本を見たり友だちと話をしたりした後に、自分のリズムで布団に横になり静かに入眠していく。日差しの中で遊んだり疲れがたまっていたりする時は比較的入眠する時間が早まる。一人一人の体調を把握して、静の環境を作りゆったりと休息を取れるようにする。。

排泄

散歩に出掛ける以外は布パンツで過ごす子が増えてきた。以前よりトイレを拒む子がほとんどいなくなり、活動の切り替え時などにトイレにいく習慣がついてきた。自ら便意、尿意を知らせる姿があったり、自分で着脱したことをアピールしたりする子もいて褒めると得意げに喜ぶ姿もある。引き続き友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で、排泄が生活の一部になるよう意欲を高めながら援助していく。

健康

咳や鼻水は見られるが発熱など大きな崩れはなく元気に過ごしている。登園後熱がこもり体温が高めに出る場合は水分をとり、時間を置くことで落ち着く。温湿度が高い日は水分補給のタイミングを早めたり、シャワーをしたりして快適に過ごし、シャワーを拒む子はぬれタオルで汗を拭きとるようにして快適に過ごせるようにした。9月も暑い日があるかと思うので臨機応変に対応し快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外に出られない日はホールのマット上でジャンプや転がり遊びをしたりボール遊びをしたり、車の玩具を押しながら走る競争をして体を動かし楽しんだ。園庭では登り棒に興味を持つ子が多く、腕や足の力を使って自分の登れるところまで登り楽しんでいる。長シャベルを使って上手に砂を掘り起こし、回転させてバケツに砂を移せるようになっている。

制作あそびでは毛糸を巻いたトイレットペーパーの芯を転がしたり、画用紙で折った財布にシール貼りやお絵描きをしたりして手指を使いゆったりと遊んでいる。今後も思い切り体を動かしたり、制作あそびに集中したりできるような環境を作っていく。

情緒面

友だちと遊ぶ楽しさがわかってきて、イメージを共有しながらのごっこ遊びが盛んになってきた。玩具や絵本の取り合いになった時も保育者が仲立ちをすることで快く玩具を貸す姿が多く見られる。泣いたり転んだりした子をなだめたり保育者を心配したりと、人を思いやる気持ちが芽生え優しく声を掛ける姿も見られる。甘えたい気持ちや友だちとトラブルになった時は、特定の保育者に抱っこを求め続けることがあるので、担任同士連携して安心して過ごせるようにしていく。

言葉

図鑑や絵本を一緒に見たりパズルを一緒に組み立てたりしながら、楽しそうに言葉のやりとりをして遊ぶ姿が多い。保育者に身近な出来事を状況がわかるように話し、会話を楽しめるようにもなってきた。歌詞を覚えて歌を口ずさみながら踊る姿も多く見られる。今後も季節の歌や子どもが興味を持つような歌を用意したり、視覚教材なども使い保育者や友だちと言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。…

2歳うさぎ組2021年度7月のまとめ

食事

遊び食べをする子がほとんどいなくなり、落ち着いて食事ができている。横を向いて食べていたりと姿勢がくずれやすい子は、テーブルとの距離を調整するなど援助している。副菜や汁物などあまり食が進まない子には無理強いせず、気分が乗るような声掛けをして促している。

睡眠

個々の睡眠時間に合わせて廊下で遊び、自分のペースで布団に入っていたが、7月半ばより廊下には出ずに、各自のペースで入眠できるようになってきた。布団の上で友だちとふざけてしまうこともあるが、体を休める時間が必要なことを伝えつつ見守っている。水遊びをした日は、体力を使うせいか、スムーズに入眠し、長く眠れる子が多い。引き続き、快適に休息がとれるように環境を整えていきたい。

排泄

数人の子が布パンツで過ごすことができるようになってきた。友達の様子を見て、トイレで座る意欲が出てくる子もいて、良い刺激となっている。トイレで座ることができたり、パンツで排尿が成功した時には、十分に褒めて自信に繋げていく。トイレに行きたがらない子には、気分が乗るような声掛けをしていき、少しずつ慣れていくようにする。

健康

RSウイルスの影響か、7月中旬に病欠が多い日が続いた。咳や微熱がある子には、十分注意して配慮し、また、気温、湿度が高い日が続いているため、体調の変化に留意した。熱中症対策についても、こまめな水分補給を行った。

身体発達

雨天続きで、なかなか散歩に行くことができなかったが、ホールや園庭では体を動かして遊ぶことができている。ホールでは、マットの上ででんぐり返しをしたり、とびいしを上手にジャンプして渡ったりと活発に遊んでいる。とびいしや平均台など活発な運動遊びでは、衝突などないよう側につき見守っていく。

情緒面

病気による長期欠席が続いたため、久しぶりの登園となり、朝の分離の時など泣いてしまう子がいた。「寂しいよね。」と声をかけ気持ちを受けとめることで安心して、保育園で過ごせるようにしていく。

言葉

個人差はあるが、言葉数も増えてきていて、「おはよう」や「なにしてるの?」など会話を楽しむ姿が増えており、子ども同士の会話が成立してきている。言葉のやり取りがうまくできず、友だち同士のトラブルもあるが、保育者が仲立ちをすると仲直りしてまた一緒に遊び始めている。子ども同士の関わりはなるべく見守るようにして、言葉のやり取りを大事にしていきたい。

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