2歳うさぎ組2022年度8月のまとめ

食事

「お茶飲みたい」と自ら、水分を摂ろうとする姿もある。主食や果物、おやつは「おかわり」と伝えよく食べる。苦手な野菜などは友だちが食べる様子を見て、刺激を受ける姿もある。水遊び等で沢山遊んだ後は食欲も増している。横を向いて食べるなど姿勢が崩れやすい子は、テーブルとの距離を調整する援助をしている。引き続きいろんな食材に親しみながら楽しんで意欲的に食事ができるようにしていきたい。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる子もいる。水遊び等でよく遊び満足した時は、スムーズに入眠する子が多かった。なかなか寝付けない子は、静かに絵本を読んだり、満足するまで遊んでから眠っていた。引き続き、各々のタイミングに合わせたり、空調やCO₂濃度測定器も利用し、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

朝の時間や食事の前、外へ行く前にトイレへ行く習慣ができている。ほとんどの子が抵抗なく便座に座るようになってきた。排尿間隔が一定になり、排尿間隔と声を掛けるタイミングが合い、便器で排尿する子が増えてきている。尿意を伝え、自らトイレに向かう子も少しずつ増えている。布パンツを進めている途中でも紙オムツがいいと言う場合には無理せず、気持ちを尊重する。家庭と連携し、個々のペースに合わせながら、成功した時には大いに褒め、自信に繋げるようにする。

健康

8月は先月に比べると体調を崩すことが減る。水遊びは、道具を使用し工夫しながら、じっくり遊びこむ子もいれば、ダイナミックに身体に水を掛け合うのを楽しむ子もいた。熱中症アラートが出ている時は、静(感触遊び)と動(ホール)を取り入れて過ごす。水遊びやシャワー後は、顔色を見たり、触診等をして個々の体調の変化に留意した。こまめな水分補給や家庭との丁寧な連携で、熱中症にならないよう、感染症が広がらないよう気を付けて過ごした。

身体発達

8月も引き続き、戸外での水や泥を使った遊び、室内での感触遊び(炭酸水、春雨、紙粘土)などを楽しむ。紙粘土をちぎる、丸める等指先を使った遊びに集中している。「ダンスをしたい」とリクエストし、一生懸命に振りつけを覚え踊るのを楽しむ。後半涼しくなると散歩にも出かける。公園では、虫探しに夢中になり、手で捕まえようとしたり、枝や葉っぱに虫を乗せたりしている。追いかけてもらうことを喜んだり、シャボン玉を掴もうと追いかけたりすることを繰り返し楽しんでいる。怪我には十分注意しながら、個々の成長を見守っていく。

情緒

水遊び等、好きな遊びにじっくり取り組むことで満足し、落ち着いて過ごす時間が増える。思い通りにいかない時は、表現できない気持ちから、衝動的に物に当たったり、友だちに手が出たりする姿も見られる。保育者はその気持ちをしっかり受け止め、落ち着いてから、お互いの気持ちを代弁したり、危険なことを何故止めるのかなどを伝えたりをしている。引き続き、安心して保育園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

カタツムリの観察や公園で見つけた小さな生き物に触れ、何故だろうと思ったり、虫たちを応援したり、知っている言葉を使い、一生懸命友だち同士で伝え合っている。おままごとの会話は、大人の真似をしたり、役になりきったりしながら、イメージを広げてやりとりをする姿もある。言葉の発達にも個人差があるので、伝えたい気持ちに寄り添ったり、代弁したり、予測したり、怪我やトラブルを防いだり等の援助をしていく。見本となるような伝え方を見せたり、紙芝居や絵本も取り入れて、沢山の言葉を楽しく習得できるよう促していく。

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