1歳あひる組2022年度10月のまとめ

食事

食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り順次食べている。

スプーンや手掴みで良く食べており、好きな物はおかわりをよくしている。先月と同じく野菜が苦手な子が多い。だが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られる。味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら楽しい雰囲気の中で食事をしていく。また、絵本などを通して、野菜などにも興味を持てるようにしていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠する時間が遅くなってきた。

好きな玩具を持って、自分の布団に入る子が多い。安眠出来る音楽を聴きながら保育者にトントンされ、落ち着いて入眠している。

また、眠りも深くなってきているが、季節の変わり目からか咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。今後も様子を見ながら場所を変えて落ち着いて過ごせるようにする。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても渋る子が増えてきた。無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに行く子がいたり、「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、うんと頷く姿が見られたりする。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。

健康

秋が深まり長袖を着て過ごす子が増えた。暖かい日にはまだ虫に刺されることがあるので、その都度対応していく。咳鼻水に加えて、目やにが出る子どもが増えてきた。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

散歩の際に、「歩きたい」という子が更に増えてきた。高月齢児は手を繋ぎたい相手に「いっしょにつなごう」と手を差し出して誘う姿が見られる。手を離そうとする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児も体力向上に伴い足取りも安定してきている。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも足を跨がせるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しんだりする姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと会話を楽しむ姿が少しずつ見られるようになってきている。低月齢児も発語が豊かになってきている。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしている。今後も、その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。

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