1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2021年度9月のまとめ

食事

食事を楽しみにしている姿が見られる。自分で食具を持ち食べる子がほとんどで、時折甘えたい時には保育者に食具を渡し食べさせてほしい意を伝えていた。副菜や汁ものの野菜の具を残しがちだが、友だちが食べているのをみて1口自ら食べる。また保育者の声掛けで「食べてみようかな」という気持ちになる事もあった。引き続き、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるように努めていく。

睡眠

体力がついてきて低月齢児も少しずつ眠くなる時間がゆっくりになっており、遊びたい気持ちも出てくる。保育者の側で横になると安心して眠るため気持ちを受けとめながらゆったりとした時間になるように雰囲気づくりをしていく。

特定の保育者と眠りたがっていた子もどの保育者でも眠れるようになった。その中で物や場所、人へのこだわりがある子もいるため、その子に応じた眠りやすい環境を整えていきたい。

排泄

トイレに行きたがる子が減った様子。「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、自分で箱からもってくる姿がよく見られる。

排尿、排便の際オムツを指差し伝える子、「うんちでた」と言う子もいる。気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。間隔の長い子は気持ちを聞きながらトイレに誘っていく。

健康

9月に入ってから急に涼しい気温、汗ばむ気温に変動する事が増えた。子どもにより体温が違うため衣服の調整を心掛けた。来月の天候や気温を見て引き続き快適に過ごせるようにしていく。

蚊に刺される事もあったため、散歩前には虫よけスプレーを夏に引き続き行っている。この時期も公園の様子を見て配慮していく。

乾燥からか咳が目立つ子が増えてきている。午睡の際には気にかけ、体勢やSIDS確認を徹底していく。

身体発達

散歩の際に、以前よりも「歩きたい」という子が増えてきた。高月齢児は「この子と繋ぎたい」という気持ちも持ちながら、友だちと繋ぐ・保育者と繋ぐことをしながら少人数で歩いている。手を離しあるきたそうにする事もある為、安全のことも伝えながら声掛けをしていく。低月齢児も様子をみて高月齢児や保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいる。公園までの片道程度を歩き、歩くのに疲れると座り込む、抱っこを求める。歩き散歩の機会を設け、一緒に歩く楽しさを感じていく。

ボールを相手に投げる、キックし追いかけるという動きも楽しみ遊ぶ。幼児クラスを見て小さな縄跳びやタイヤの山にも興味を持っている子が多い。保育者の補助で安全の元たくさん室内でも園庭でも身体を動かしていく。

情緒

自我の芽生えが著しい。自分のしたいこと、やって欲しい事をそれぞれの方法で表現し、伝えている。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、声掛けも耳に入るため、ゆっくりとその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えている。「大丈夫?」と気づかう場面がみられるが、自己主張も出来ている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

低月齢児は自分なりの言葉で友だちや保育者に話しかけている。また言葉がだんだんと出て来ており、はっきりとした一語文を話す子も増えてきた。保育者の真似をして語尾だけ言ってみている。高月齢児ははっきりとした言葉で保育者に問いかけたり、問いかけに応えたりする。簡単な言葉遊びも楽しむ。保育者の言葉の意味も理解して反応している。

丁寧な言葉遣いを心がけ、子どもの気持ちを代弁しながら言葉での伝い合いに繋げていく。…

1歳あひる組2021年度8月のまとめ

食事

どの子も食べることが大好きで、保育者が給食準備をする姿を見て、手を洗い始める子が多かった。まだ、遊びたい子は満足するまで遊び、自分で遊びの区切りをつけてから食事をしていた。

高月齢児は、苦手な野菜など友だちが食べる姿を見て食べようとしていた。一口食べて「美味しいね」と美味しさが分かるとおかわりをするする子も増えてきた。

低月齢児は、手づかみが主だがスプーンにも興味を持ち交互に使って、意欲的に食べていた。また遊び食べの子もいるが、ある程度して満足すると、自分でエプロンを外して「ごちそうさま」をしていた。友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で食事をしている。一人一人の食べ具合を見ながら、丁寧な介助をしていきたい。

睡眠

夏の疲れや水遊びなどで、食事中に眠たくなる子や自分から布団に横になって体を休めていた。

生活リズムも整い、眠たくなると泣いていた子やおんぶしたいと言っていた子も、安心して入眠することができるようになった。

また、寝付くまでは、絵本を見たり保育者や友だちとお話ししながら笑い合ったりしながら、ゆったりした時間を過ごしていた。

排泄

部屋にトイレがあることに興味を持つ子が増える。友だちがトイレに行くと、その姿を見てズボンやオムツを自分で脱ぎだし行こうとする様子が見られるようになってきた。トイレで出なくても便座に座わって満足していた。

トイレで成功した子は、「おしっこでたね!」と嬉しそうにし、保育者に褒められると喜んでいた。

個人差が多いので、無理なく進めながらトイレットトレーニングを進めていく。また、個々に応じて排尿間隔やタイミングを把握していくようにしていきたい。

健康

体調を崩す子や天候がイマイチで(熱中症アラートなど)、外に出られない時は、ホールなど広いスペースで運動遊びや階段上りを楽しみながら体を動せるように工夫をする。また、汗をかいた際は、シャワーでさっぱりし快適に過ごせるようにすると同時にあせもなどの肌トラブルの予防に努めた。

熱中症に注意しこまめな水分補給ができるように心掛けた。

鼻水が出ると「ハナ出たよ」と保育者に知らせティッシュで拭こうとする姿が見られるようになった。

水遊びなどで疲れた時は、十分に体が休まるようにゆったりした環境をつくるようにした。

身体発達

歩行が安定し、行動範囲も広がってきた。散歩では、「歩きたい」気持ちが芽生え、友だちや保育者と手を繋いで散歩を楽しめるようになってきた。来月も順番に歩いたり距離を延ばしたりしながら、歩き散歩を楽しめるようにしていきたい。

水遊びではタライの水をバケツで汲んだり、シャベルですくったりしながら楽しんでいた。また、顔や頭に水がかっても泣かずに、全身で水遊びを楽しんでいた。また、氷や絵の具、片栗粉、スライムなど、感触あそびも楽しむ。それぞれの素材の違いを味わっていた。また、階段上りも人気で3階まで到着するまで上り下りを繰り返していた。ホールで平均台や滑り台などダイナミックな遊びや積み木を高く重ねたり、ブロックを横につなげたり静かな遊びを楽しんでいた。「アイスクリームだよ。おにぎり」と見立て遊びにも発展する。

情緒

登園時に泣いていた子も今では「いってらっしゃい」と手を振って、お母さんやお父さんを見送る姿が見られた。保育者とスキンシップややり取りを楽しんだり、自分の思いを言葉や態度で表現したり受け止めてもらいながら、満足して過ごしている。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。また、何でも「やりたい」気持ちが芽生えてきて、保育者もその気持ちを尊重し温かく見守りながら応える。自己主張がはっきりし思い通りにいかない時は、泣く、拒否するなど、感情的になる時期でもあるため、情緒の安定を図る。

言葉

高月齢は、簡単な言葉や動作のやり取りができ、「すごい」と思ったことや感じたことを言葉で表現する。友だちや保育者が共感することで喜んでいた。

絵本など言葉の繰り返しのある絵本を通して、言葉を覚えたり、真実でない出来事を本当のよう伝えたりする(見たこと、想像したこと)。

低月齢は、簡単な言葉掛けや指示がわかるようになると、楽しさを声に出したり、思いを通そう力強い声で訴えたり、身振りや手振りで思いを表現していた。また、発語も盛んになり覚えた言葉を繰り返し楽しむ姿が見られるようになる。…

1歳あひる組2021年度7月のまとめ

食事

手掴みと、食具を併用して意欲的に食べている。食具の扱いが難しい時は、「やって!」と言って保育者に差し出し、手伝って欲しい意思表明をする。おかわりをテーブルごとに用意して保育者が腰を据えて立ち歩かずすぐにおかわりをあげることで、より落ち着いた雰囲気の中で食事を出来ている。

睡眠

保育者が側にいると落ち着いて自分で入眠したり、絵本を自分の布団に持って来て保育者に読んでもらってから、自分のタイミングで入眠したり出来るようになってきた。水遊びが始まり、心地よい疲れを感じる様で午睡時間が全体的に長くなってきた。その日の体力や気分に合わせ、子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっていく。

排泄

尿間隔が長い子が数人いる。尿意便意の他に、トイレそのものに興味を持ち行きたいと意思表示をする子も見られる。排尿が無くても、トイレに行きたい気持ちを伝えられた事を認めたり十分に褒めたりして自信に繋げている。オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や換えた時の清潔感を感じられるようにする。

健康

7月前半はRSウイルスが流行して咳や熱の子が増え、後半も急な高熱による病欠が多かった。玩具や室内の清掃や消毒を一層徹底した。登降園時に保護者と体調についての情報共有を密に行った。体調に合わせて遊ぶ場所や活動内容を変えるなど工夫した。着脱への意欲が全体的に高まり、低月齢児も自分でズボンを履いてみようとするようになってきた。自分でやりたい気持ちをを受けとめさりげなく援助をしながら出来た喜びに共感し、次への意欲に繋げていく。

身体発達

全体的に散歩の際に「歩きたい」主張をする子が増えてきて、目的地まで保育者と手を繋ぎよく歩いている。低月齢児も体調や機嫌を見ながら歩く機会を作ると、喜んでいる。階段上りは速度が速い子が後から来る子に向かって「おーい!」と呼びかける姿が見られるようになってきた。バランスストーンの道の上を歩いたり、飛び石の昇り降りも楽しめるようになってきた。感触遊びで氷や寒天も取り入れると、興味を示して触ったり、茶碗に入れて混ぜたりして楽しむ。

情緒

保育者との関わりが一層深まり、自分の思いをより強く表すようになってきた。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。

言葉

表情や行動に加えて、言葉でも自分の気持ちを表現している。低月齢児は一語文の発語が増えてきている。高月齢児は「○○ちゃん来たね」など、二語文を話す子が増えてきた。友だちの登降園時に「おはよう」「バイバイ」と話しかけている。絵本は挿絵を指差して保育者に伝えたり、文章を覚えて真似して呟いたりして楽しんでいる。気に入った絵本は、「もう一回!」と何度も要求して楽しんでいる。

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1歳あひる組2021年度6月のまとめ

食事

手掴みをしながら食べる子も多いが、食具の扱い方を自分で模索しながら学んでいる姿がある。すくうのが難しい時は保育者に差し出し、手伝って欲しい意思表明をする。食べる量は、以前より増えており、食事に対する意欲が高い。子どもの様子を見ておかわりを追加したり、具材を切ってみたりしている。今後も保育者の適度な声掛けや援助で安心して食事ができるようにする。

 睡眠

着替え終わった後に自ら布団でゆっくりと横になる子が増えた。しばらくお気に入りの玩具で遊んでから寝る子もいる。保育者も見守りながら寝るタイミングを見計らって声を掛けている。入眠のタイミングに合わせて寝る場所を分けており落ち着いて眠ることができている。低月齢の子たちも体力がついてきたため、日によって気分が高揚する時もある。その日の体力や気分に合わせ、子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっていく。

排泄

尿間隔が長い子が数人いる。トイレで排尿する時がある子もいるため、十分に褒めて自信に繋げたり、適宜声を掛けてトイレに誘ったりする。また、オムツに出ていても友だちがトイレに入る姿を見て座りたがる子もいる。その時は気持ちを尊重し座れたことの嬉しさを共有する。オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や変えた時の清潔感を感じられるようにする。

健康

6月中旬は下痢や嘔吐をする子が多かった。下旬にはRSウイルスの子もいたため、咳や熱の子が増えて全体的に病欠が目立った。体調に合わせて遊ぶ場所や活動内容を変えて工夫した。検温を正確に行い、担任間での体調に関する情報を周知をしていく。

着替える際に「自分で」と言う子が増えてきた。特にズボンは一人で着脱をしている。意欲を受けとめさりげなく援助をしながら出来た喜びに共感していく。

身体発達

つかまり立ちをしていた低月齢の子も歩行が安定しており歩数も増えている。高月齢児は散歩の際に「歩きたい」主張をする子が多く、目的地まで保育者と手を繋ぎよく歩いている。また階段上りも好きで手すりにつかまり以前より早い速度で歩く。巧技台やマットでの運動遊びも活発に行い、よじ登ったりジャンプをしたり転がったりして動かしている。微細運動のシール遊びは大きい物なら自分ではがして貼っている。指についても、もう片方の手でゆっくりとはがす。指先を使う玩具や製作会遊びも積極的に出していきたい。

情緒

保育者との関わりが深まり、登園時も安心して抱っこを求め遊び始める子が増えた。友だちにも興味が向くようになっている。保育者が側で一緒に遊ぶことで落ち着き集中している。不安や戸惑っている姿があれば見逃さずスキンシップをとって安心する雰囲気づくりをしていく。

言葉

表情や行動で感情を伝え、自分の気持ちを表現している。また保育者の真似をして一語文を話したり、絵本や歌の単語や語尾のみ覚えて話したりする。保育者を介して友だちにも積極的に話しかけ「~だね」「~なの」と見た事を言葉にしている。絵本は写真ののっているものや間違い探しの物が人気。ゆったりとした雰囲気の中で一緒に絵本を読んだり会話をしたりしていく。

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1歳あひる組2021年度5月のまとめ

食事

スプーンで上手く口に運ぶ子もいる。また、手掴みと併用が多いが、自ら意欲的に食べる子がほとんどである。好きな物は「おかわり!!」「もっと!」等と意思表示をしておかわりをしよく食べている。苦手な物は、無理させずに見守っている。引き続き、食べる意欲を引き出し、楽しい雰囲気で食事ができる様に心掛けていく。

睡眠

園生活に慣れ、食後の着替えが済むと保育者と自分の布団に向かう流れが出来てきた。眠くなるまでに時間がかかる子もいるが、自分の布団に玩具を持ってきて落ち着いて遊んでいる。個々の様子を見つつ、トントンやマッサージで気持ち良く入眠出来るようにしている。時にはおんぶや抱っこ等をし子どもたちの気持ちに寄り添い安心して入眠できるように工夫している。また目覚めた後の環境も工夫し整えていく。

排泄

排尿、排便など表情や仕草で伝えようとする子もいる。また、「おしっこでた?」と聞かれると「うん」「ううん」と答える子もいる。オムツのぬれている不快感を言葉のやりとりの中で知らせていくとともに、パンツやズボンの着脱も個々に合わせ丁寧に関わり働きかけていく。汗をかく季節になるのでかぶれなどスキンケアに配慮する。

健康

全体的に鼻水の出ている子は多い。皆少しずつ保育園生活に慣れ、泣いていることはあってもそれぞれのリズムで過ごせる様になってきている。日によって、冷房、扇風機を使用し室温、湿度の調節をしつつ、夏物衣類の切り替えを連絡し、スキンケアや水分調節をしながら快適に過ごせる様にしていく。

身体発達

歩行の安定しない子もいるが、ほぼ全員一人歩きしている。戸外では散歩の往復路を歩き、段差の登り降りや、目的地での探索を存分に楽しんでいる。室内でも、マットやトンネルを設定すると喜んで繰り返し遊んでいる。音楽も好きで、曲に合わせて生き生きと体を動かしている。

情緒

登園時に泣くことはあっても保育者との関わりなどによって短時間で泣きやみ、遊び始められる一方、慣れと緊張がほぐれ、ふざけ合い、いたずらし合う姿も見られる。日中の遊び、生活の中での笑顔や様々な表現も出てきた。「だっこ」と甘えに来たり、思いを受け止められ安心し再び保育者から離れ遊びに行くようになってきた。

言葉

一人一人の思いや感じた事、見たことを仕草を交えながら一語文、二語文にして表現している。喃語を含め、全体的にたくさん話すようになり、保育者や友だち同士とのやり取りを楽しんでいる。代弁したり、仲介しながら微笑ましい様子を見守っている。…

1歳あひる組2021年度4月のまとめ

食事

進級児は、好きな食べ物をよく食べて、おかわりもしていた。新入児は、食べることに意欲的な姿が見られる。スプーンを使う子もいたが、手づかみで食べる子もいた。必要に応じて介助しながら食べる楽しさを味わえるように心掛けていく。

空腹を感じ、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるようにしていく。

睡眠

進級児は、慣れ親しんだ保育者に寝かしつけてもらい安心して入眠する。途中で泣いて起きる子もいる。

新入児は、まだ睡眠のリズムが安定していないこともあり、活動中に入眠する子もいた。おんぶや布団で安心して入眠する姿が見られる。睡眠時間に個人差はあるが、気持ちよく目覚められるように環境を整えていく。

排泄

自分の手足を使って脱ぎ履きできるように援助したり、保育者と一緒にズボンを履きながら自分で出来たという自信が持てるように言葉がけしている。また、一人ひとり丁寧に言葉かけをし、自ら足の上げ下ろしをするなどの意欲が芽生えるように働きかけていく。

健康

新しい環境や季節の変わり目で、鼻水が出ている子が多かったが、全体的に元気に過ごしている。新入児は、環境の変化による疲れもあると思うので体調の変化に気を付けていく。戸外遊びの際には、水分補給をこまめに行ったり配慮した。一人ひとりの健康状態や天候を把握しながら快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

歩きたい気持ちもあり、保育者と手を繋いで歩くことを楽しむ。しゃがんだり飛び跳ねたりしながら、身体を動かす楽しさを感じて遊んでいる。ハイハイや伝い歩きをしている子も、立ち上がり視野が広がることを喜んでいる。天気の良い日は積極的に戸外へ行き、身体をたくさん動かす活動をしていく。室内でもホールや廊下を使って、楽しく身体を動かせるようにしていく。

情緒面

進級児は、新しい環境に不安を感じ、特定の保育者から離れないことがあった。遊びから他の保育者と関わりを持つことで、笑顔も多く見られるようになった。新入児は、初めての環境に泣くが、抱っこやおんぶで寄り添うことで、安心して遊ぶ姿が見られるようになった。

言葉

友だちの名前を言ってみたり、保育者の言葉を真似したりしながら、言葉のやり取りを楽しんでいた。
名前を呼ばれたことに反応し、笑顔を見せている。
自分の思いを声に出し保育者へ伝えようとする姿が見られた。

一人ひとりの思いを受け止めながら、保育者が言葉を代弁し丁寧に関わっていく。…

1歳あひる組2020年度3月のまとめ

食事

個人差はあるが、クラス全体的によく食べている。日中たっぷり遊びお腹が空いた日には勢いよく食べ、お替りする子も多い。どおしても野菜、繊維質等の食材は残る事が多い。「これなんだろう」と言いながらよく見て食べたり、味見しては口から出したりしながら食材への興味も示している。手で食べる事もあるが、食器を持ちスプーンで食べる子も増え、こぼさないように口に運び食べる意欲が感じられる。楽しい雰囲気で食事がきるように見守り、関わっていくようにする。

 

睡眠

体力がついてきて、布団に入りながらもしばらく好きなオモチャや本を眺めながら保育者とやり取りする時間を楽しんでいる。傍らについて身体をさすることで落ち着き安心して眠りについていく。暖かい日が続くようになり気温、湿度に応じて快適に眠れるように配慮した。早めに起きた子はまどろんでいる時には静かに見守り、起きだした子には場所を変え好きな遊びをゆったり楽しめるように環境を工夫した。

排泄

トイレに関心をもつ子も出てきているが、無理強いはせず一人ひとりのその時々の気持ちを大事にしながらトイレに誘うようしている。まずはトイレに行ってみる。そして便座に座ってみるなどトイレへの不安をなくし安心して行けるように声をかけ、成功したときには一緒に喜び、自信につなげていくようにしている。

健康

登園時や外から戻った後の手洗いが習慣化されつつある。声をかけ鼻水を拭くことで子どもたちの方から「はなでた」「ふいて」と言ってくるようになり、意識できるようになってきている。暖かい日は衣服の調節をして戸外に出て自然に触れ、身体を動かし、発散している。水分補給、検温をこまめにし、体調の変化に注意して保育者間の連携を図りながら適切に対応するように心がけている。

身体発達

歩行が安定して全員で保育者や友だちと手をつないで長い距離を歩いて散歩に出かけられるようになった。両足ジャンプや腕、指の力もついてきて、高さのある段差によじ登ったり、ジャンプしたり平均台を一人で渡ったりするバランス感覚も発達してきている。絵の具を使ったり、手形のスタンプあそびをダイナミックにする中で、感触を嫌がっていた子も試してみたり、楽しんだりするようになってきた。

情緒

甘えたい気持ちやその日の気分により朝の分離時に泣くこともあるが、それが本来の一歳児の姿。自分の気持ちを言葉で伝えられるようになり、保育者とのスキンシップで切り替えられると、自分から離れて好きな遊びを始められるようになってきている。友だちと一緒にごっこ遊びをすることが多くなり、仲良しの友だちとの言葉でのやりとりが楽しくなってきている。一方、口論も増え、エスカレートすると叩いてしまう事がある。一人ひとりの気持ちを受け止め、寄り添いながら必要な仲介をし、見守っていく。

言葉

好きな絵本を繰り返し「よんで」と言ってきて、数人で絵本の言葉を言っては楽しんだり、季節の歌を自然に歌いだしたりと、友だちと同じように声を出すことが面白いようである。皆でふざけ合いの大合唱になるときもあるが不安な気持ちを切り替えられるような力にもなってきているようである。伝え合える心地よさを様々な場面で経験し、安心して表現できるようにしていきたい。

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1歳あひる組2020年度2月のまとめ

食事

食事やおやつを食べる食べないの意思を自分で伝えられる子が増えてくる。個々の思いを受け止めながら、楽しく食事ができるように対応している。友だちの様子を見て食事が終わってなくても、エプロンを外して席を離れようとする姿や、一方で友だちと美味しく楽しんでいる姿もある。個々の思いを汲み取りながら、意欲的に食べようとする姿を褒めたり励ましながら食事を進めている。

睡眠

食事後に着替えを済ませると、自分たちの布団に入る子が増えてきた。安心して入眠できるように、個々の眠りのタイミングを見ながら側に寄り添っていく。うつ伏せや仰向けの体位に注意を払い体制を直すようにしていく。室温などに配慮し環境を整えて、快適に過ごせるようにしている。

排泄

トイレで排泄する子も増えて、着脱も自分で行う姿がある。尿意や便意を知らせる姿の子もいる。トイレで排泄したり、尿意など知らせることができた時には、褒めながら意欲に繋げていくようにしている。

健康

気温の変化で鼻水が出ている子どもが多い。保育者に鼻水が出たことを伝えにきたり、テッシュを取りに来たり、自分で拭く姿が見られる。手洗いも自分から袖まくりをして洗う姿が多く見られる。戸外では上着の脱ぎ着を、自分から行う姿があり暑い寒いを感じながら行う。その場の様子を見ながら、個々の思いを受け止めている。

身体発達

散歩を友だちと楽しみ、周囲の様子に気付きながら、歩くことを楽しむ姿がある。友だちとボールを投げ合ったり、一緒に鉄棒にぶら下がったりして一緒に楽しむ。室内遊びでは、リズム体操や巧技台を使っての一本橋歩きや、台の上からのジャンプを楽しんで行っている。リズム体操の曲も、子供たちからのリクエストが上がることも増える。環境の安全に配慮しながら体を動かす事を楽しんでいく。

情緒

子ども同士の関わりが密になり、こだわりや思いがはっきりしてきた。自分の思いが通らない事で泣いて伝えようとする姿が見られる。言葉によって友だちとの遊びが広がり楽しむ姿が増える。一定の保育者を場面によって、求める子の姿が見られる。気持ちが安心して落ち着くように個々に、思いを受け止め関わっていく。

言葉

保育者の言葉を理解し、子ども同士での言葉も増えてきたので、会話が成り立ってきている。お互いの思いを伝え合って遊びを進める姿が多くなる。絵本を自分たちから「読んで」と持って来て一緒に楽しめるようになる。子どもの思いを汲み取りながらその場に応じたやり取りを代弁して伝えていく。…

1歳あひる組2020年度1月のまとめ

食事

朝おやつに限らず、おかずなども「いらない」と主張する姿が増え、個々の気持ちを尊重するようにしている。遊びが終わってから食べる子や、食べている様子を見て移動する子等様々なので、個別に対応している。また、一度は「たべない」と言った食材も、一口食べられたことを褒める中で美味しさに気づき食べる様子も見られる。介助を嫌がり自分で食べようとする姿も増えたので、見守りながら、食事を楽しめるようにしている。

睡眠

布団に入ってもすぐに寝付けない子など、一人一人の入眠の習慣に合わせ、側について安心して入眠できるようにしている。また、うつぶせの体位癖のある子には十分注意して見守り、体位を仰向けに直すよう引き続き気をつけていく。室温・湿度に気をつけ、心地よい眠りが取れるようにした。

排泄

意欲的にトイレにいく子、オムツが重くなっていても全く気にしない子など様々である。個々の状態に合わせて、おむつ交換やトイレトレーニングを行っていく。尿意を知らせたり、トイレで排泄できた時には、一緒に喜び、褒めることで意欲に繋げていくようにしている。ズボンやパンツの着脱はほとんどの子が取り組んでいる。意欲的な姿を認めつつ次の段階につなげていけるようにする。

健康

年明けより元気に登園しているが鼻水、咳が出ている子も多い。戸外での活動は様子を見ながら行うようにした。個々の体調の変化に留意しながら活動している。又、室内では衣服で調節し、快適に過ごせるように配慮している。冬は室内の湿度が低くなりやすいため、水分補給をこまめにに行い、肌荒れの目立つ子にはワセリンを塗布するなどして過ごせるようにする。

身体発達

室内活動が増えた分、平均台や巧技台を活用し、バランス感覚の必要な遊びを行った。全く怖がらず行おうとする子や、保育者と手をつないでスタートする子など様々である。徐々にバランス感覚が養われ、スムーズに渡っていけるようになってきている。「前のお友だちを押さないでね」の声かけで、順番を守って進んだり、進む方向にも意識できるようになってきた。複数人でもスムーズに楽しめるようになってきている。引き続き、室内でも体を十分に動かせる遊びを工夫して、楽しんで過ごしていきたい。

情緒

気の合う友だちと一緒に遊ぶことを楽しいと感じ、遊びを邪魔されたくないという思いから、手が出てしまうこともあったが、「やめて」という言葉で伝えようとする姿も見られるようになっている。友だちの楽しそうな遊びに自分も入りたくて、強引に入り込もうとしてトラブルになってしまうこともあるが、それぞれの遊びを保障しつつ、気持ちに寄り添いながら仲立ちしている。思うようにならずに泣く姿も見られるが、言葉を理解して泣き止むことも増えている。病欠明けの不安定な気持ちには傍で寄り添い、個々に対応している。

言葉

言葉の理解が増し、自分の思いや出来事を言葉で伝えようとする姿も増えている。日々の生活の様子を模倣した見立て遊びの中でのやり取りや、絵本の簡単なフレーズを楽しんで口にしている。上手く言葉にできずにいる時は、言葉を察し、代弁したりして言葉を引き出せるようにしている。時には1対1でゆっくり遊び、安心して話せるような環境作りを心掛けている。言葉遊びや季節の歌などを楽しみ、言葉の獲得をすすめていく。…

1歳あひる組2020年度12月のまとめ

食事

朝のおやつを用意すると自分から手を洗いに行く子もいる。遊びに夢中の子もいるが、そっと近くによっておやつが来たことを伝えようとする。昼食はスプーンやフォークを使って、意欲的に食べる姿が見られると共に、おかわりをする子が増えてきた。食べる事を楽しむ姿が見られるようになってきたので、引き続き食事の時間が楽しいと思える環境をつくっていきたい。

睡眠

布団に入る時間が個々に違うので、保育者が近くに寄り添い安心して入眠できるように、環境を整えていく。子どもたちは、自分の布団を見つけて寝ようと横になる姿がある。室内の温度、湿度を調整して、快適に睡眠がとれるようにしていく。

排泄

月齢が高い子の中には、オムツ交換時に便座に自分から座る子もいるが、排尿を手振りで知らせる子や、便が出たことを保育者に伝える姿も見られるようになり、自分からオムツとおしりふきを持ってトイレに行こうとする姿がある。月齢の低い子も友だちがオムツを替えている様子を見て、ズボンを脱ごうとする姿があるので、思いを汲み取って援助していく。

健康

鼻水・咳が出る子や熱の出る子等体調を崩す子が多かった。体調に配慮して室温、湿度の調整を場面に応じて環境を整えていく。戸外へ行くときは上着を着るが、活動の様子を見ながら衣類の調整をしている。子どもたちの中には、自分から暑くて脱ぐ姿も見られる。手洗いも自分たちで袖をまくって洗う姿が見られるようになってきたが、保育者と一緒に洗ったり仕上げ拭きをし清潔に保ち、感染予防を心掛けていく。

身体発達

手先が器用になってきて、粘土をちぎったり伸ばしたり、おままごとのトングを使って物をつかんで楽しむ姿が見られる。チャックやボタンに興味をもって自分でしようとする姿が見られるが、最後までできないところは、保育者と一緒に行うようにしている。リズム体操では両足でジャンプをするなど体を動かしながら、曲に合わせて踊りを楽しんでいる。階段の上り下りや段差をジャンプすることもできるようになり、走るスピードも速くなってきた。活動が活発になってきているので、周囲の環境に注意して安全に楽しんでいけるように見守っていく。

 情緒

自己主張する姿が見られる様になり、自分の思いを通そうとする姿や、友だちとの関わりの中で相手を思いやる姿、物の貸し借りをする姿が増えた。散歩へ行く時も手をつなぐ相手を自分で見つける事もあるが、好きな保育者と関わる事で安心する子どもの姿が見られる。引き続き落ち着いて安心できるように関わっていく。

言葉

言葉でいろいろな事を伝えようとする姿が増えてきた。自分のしたい事やしてほしい事、経験した出来事などを、友だちや保育者に伝えようとする姿がみられるが、思いが伝わらない時や通らないと、怒ったり泣いたりする事もあるので伝えたい思いに寄り添って受け止めていきたい。保育者や友だちと簡単な言葉のやりとりや、表情、動きを一緒に楽しむ姿が見られる。引き続き子どもたちの思いをくみ取りながら、関わっていくようにする。…