0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2021年度11月のまとめ

食事

完了食7名・後期食2名。

食材や給食にも慣れ、自ら積極的に食べる姿が増えている。手づかみもしているが、スプーンやフォークも手に取り、口に運ぶのも上手になってきている。舌触りや味の好みも出てきて残すこともあるが、概ねよく食べている。また「おいしいね」「もっと」「おかわり」などを言葉や仕草で保育者に知らせている。引き続き楽しく食事ができるような言葉をかけたり、自分で食べているときには見守り、自分で食べられる喜びに繋げていけるよう配慮する。

 

情緒

登園時より落ち着いて保育者や友だちと遊びながら過ごせている。

手遊びやダンス、歌を好み、保育者に仕草や言葉でねだったり、曲がなくても体を動かして踊るなど、楽しんでいる姿が見られる。また、外遊びでも好奇心の赴くままに探索活動をしたり、遊具や自然にも親しみ楽しんでいる。友だちとの関わりにも、より積極性が増し顔を見合わせて笑い合ったり、絵本や玩具の共有ができる時間が増えてきている。交流が深まることでトラブルもあるが、保育者が仲立ちしていくことで気持ちを切り替えて落ち着けるようにもなってきている。

 

身体発達

全体的に歩行がしっかりしてきた。歩き始めの子も歩けるようになってきたので、公園では歩行を存分に楽しんでいる。階段上りは、ハイハイや手すりにつかまるなどそれぞれの方法で積極的に上っている。身体を使ったダイナミックな遊びを好み、マット遊びや巧技台、滑り台を楽しんでいる。また、指先も器用になってきてシールをはがして貼ったり、クレヨンでなぐり描きや描画をしたりと、制作遊びも積極的に楽しむようになってきている。引き続き、楽しみながら身体発達が促せるような遊びを取り入れていく。

後半、お腹が緩くなる子が増えてきたので、外遊びの時間や食事の内容などに気をつけ、家庭と連携している。

 …

0歳ひよこ組2021年度10月のまとめ

食事

後期食 3名  完了食 6名。

食事前に眠くなる子も少なく、体力もついてきたようで食事時間を遅くし、活動時間を長くしている。変わらず食欲旺盛な子どもが多く、おかわりもよく食べている。先月に引き続き自分で食べようとする姿もよく見られ、低月齢の子は手づかみ食べを中心に、高月齢の子はスプーンを使いながら手づかみ食べを併用し、食事を楽しんでいる。保育者と一緒に手を洗うこともクラス全体で取り組んでいる。食欲旺盛ながら低月齢の子も高月齢の子も苦手な物は進みが遅い、あまり手を付けないなどの姿が見られ、「おいしいね」「これは○○だよ」など丁寧に声を掛けながら楽しい雰囲気を大切に、食事を進めている。今後も雰囲気作りに気を配りながら、美味しく楽しく食事できるよう、配慮していく。

情緒

肌寒くなってきたが、散歩や園庭遊びにも少しずつ慣れ、一人ひとり探索する範囲が広がってきている。見慣れた保育者が側にいることで安心して遊びを深めている様子も伺える。室内遊びも、手遊び、わらべ歌、絵本、ダンス、ふれあい遊び、段差登りやアスレチック遊びなど、静と動の時間を取り入れるようにし、落ち着いた環境の中ゆったりと過ごしながらも身体をいっぱい動かして遊んでいる。友達を十分に意識するようになり、玩具など渡したり、一緒に同じ遊びを楽しんだり、遊びを共有する姿も見られる。その反面、友達に対して口や手が出てしまう行動も見られるため、気持ちの代弁をして、怪我のないように見守っている。一人ひとりの気持ちをしっかりと受け止めるようにし、引き続き安定して過ごせるよう丁寧に関わっていく。また発語にもつながるよう言葉掛けも大切にしていく。

身体発達

歩行ができる子は安定してしっかりと歩けるようになってきたので、手を繋いで歩いて散歩に行くことも積極的に行っている。まだ歩行の安定してない子は、危険のないよう見守り、自ら伝い歩き、歩行が出来る環境を整えるようにしている。手や腕の力がつき、室内外問わずどこでもぶら下がろう、登ろうとする姿が増えている。出来るだけ、それぞれの思いに応えるように配慮しつつ、怪我のないように側について援助している。指先を使った遊び(シール遊び、新聞破りなど)を自由活動に取り入れ、集中力や指先の発達を意識しながら、保育も進めている。引き続き、個々に合った身体発達を促していく。まだ運動能力や注意力は発達途中なので、転倒に気をつけて、個々に合った身体発達を促していく。…

0歳ひよこ組2021年度9月のまとめ

食事

後期食 4名  完了食 5名。

引き続き、子どもたちの発達に合わせて、様子を見ながら時間を調整している。食事前に眠くなる子も少なく、体力もついてきたように思う。

変わらず食欲旺盛な子どもが多い。自分で食べようとする姿がよく見られ、低月齢の子も、手づかみ食べやスプーンにご飯をのせるとしっかり持って食べる姿も見せてくれるようになってきた。高月齢の子は、保育者と一緒に手を洗い、自ら椅子に座りに行き、給食を楽しみに待っている。スプーンやフォークも自分で出来る喜びを楽しみながら、好きなものを食べている。手をつけようとしない食べ物も、小さくし、ご飯と一緒にスプーンにのせるなどして味わえるように促してみる。今後も丁寧に言葉をかけ、楽しい雰囲気の中で食べられるよう心掛けていきたい。

情緒

涼しい季節になり、散歩に行く日が増え、散歩にも慣れてきた。帽子を一人が被ると、被りに行く姿や散歩に行く時、嬉しい表情を見せるようになってきた。散歩中、電車が通ると、「あ!あ!」と指をさして保育者に教えたり、ハトや花などいろいろな物に興味を示し、きょろきょろ周りをみたりして楽しんでいる。

保育者に両手を広げて抱きついてきたり、自分の気持ちを身振りや声で伝えたりと、保育者との愛着関係が築けている。

友だちに関心を示し、棚の後ろに隠れて「ばあ~!」と言って、笑い合う姿や動きを真似していて、共通の意識が芽生えている。今後も、ゆったりと触れ合いながら、発語につながるよう丁寧に関わっていく。

身体発達

掴まり立ちができたり、何歩か歩き始めている子どもと一緒に保育者が喜んでいると、子どもたちもパチパチしたり、「僕も歩けるよ。」と見せてくれたりと一緒に出来たことを共に喜んでいる。

音楽を流し保育者が踊ると、一緒に真似して踊る子や小刻みに腰や手を動かしてリズムをとり、ひよこ組のみんながリズムにのっている姿が見られた。室内遊具やちょっとした段差も上手に降りたり登ったり、ボールを蹴ってみたり、保育者の真似して上に投げることもしていた。まだ運動能力や注意力は発達途中なので、転倒に気をつけて、個々に合った身体発達を促していく。

 …

0歳ひよこ組2021年度8月のまとめ

食事

8月末:中期食2名・後期食4名・完了食3名。

子どもたちの発達に合わせて、様子を見ながら時間を調整している。食事時間に眠くなっていた子も、徐々にリズムが出来てきている。

食べることに興味があり食欲旺盛で、おかわりをする子が増えている。すぐにおかわりもなくなるほど。

手づかみやスプーンを使って積極的に食べようとしている。

食事やおやつの時間を楽しみにし、自分でテーブルに着こうとする姿が見られる。引き続き食事を楽しみながら、一人一人に合わせて、食具の使い方を知らせ、援助していく。

 情緒

保育者に対しては喃語や仕草、一語文で気持ちを伝える姿が増えている。   手遊びやふれあい遊び、絵本を読んでもらうことを楽しみ、内容に応じて身体を動かしたり、保育者の真似をするなど遊び方にも成長が見られる。

友だちとの関わりでは、玩具の取り合いに加え、玩具の貸し借りをする姿も見られるなど、友だちの近くに行って遊びを共有する姿が増えている。場面によっては人見知りをする姿もあるが、担任とは愛着関係を築き十分に甘えられている姿がある。 引き続き、一人一人の気持ちをしっかりと受け止め、ゆったりと甘えられる環境の中で、安心して過ごせるように保育を進めていく。

身体発達

新たに歩き始めた子もいる中で、室内でも早足で歩き回る子が増えている。子ども自身も手を前に出し、転び方が上手になってきている。動き回りたい気持ちをしっかりと汲み取りつつ、子ども同士の衝突や転倒に十分気を付けて見守っている。感触あそびやシール剥がし等にも興味をもち、手先を使った遊びも楽しめるようになってきている。

好きな絵本を見て集中する姿や、手遊びをじっと見て真似る姿が増えている。保育者の言葉や表情で「できた」「褒められた」と感じ、嬉しそうに手を叩く姿がある。室内での運動遊びに加え、戸外で坂道を登るなど積極的に体を動かす姿が目立っている。音楽が聞こえると自然と体を動かす姿も見られるようになってきたので、簡単な体操を取り入れ、個々に合った身体発達を促すようにしていく。…

0歳ひよこ組2021年度7月のまとめ

食事

初期 1人、中期 3人、後期 3人、完了 2人

完了食の子は、自分でスプーンや、指先を使い食べている。中期、後期食の子は、つまめるものは自分で食べ、難しいものは保育者が口まで運ぶことでよく食べている。食事の時間が分かり、保育者が机や椅子などを準備すると、嬉しそうに見つめる姿が見られる。

全体的に食に興味があり、進んでよく食べている。「おいしいね」「たべられたね」などの言葉掛けをし、引き続き楽しく食べられるように配慮していく。

情緒

7月から新入園児が1人増えたが変わらず元気に過ごしている。

登園後、笑顔で分離し「いってらっしゃい」と手を振る姿も増えている。気に入った場所や玩具で遊び、保育者の傍で安心して過ごしている。保育者の言葉かけや一緒に過ごすことにより、のびのび遊べている。友達を意識するようになり、顔を覗き込んで笑いあったり、手をつなごうとする姿も見られる。玩具の取り合いもあり、自分の感情もしっかり出せるようになってきている。眠りも少しずつ安定し、一定の時間入眠出来るようになった。手遊びなど、じっと見て保育者の模倣をする姿が増えてきている。一人一人の気持ちをしっかりと受け止め、引き続き安定して過ごせるように保育を進めていく。

身体発達

歩き始めていた子は歩行が安定し、ハイハイだった子たちも、一人で立ち、伝い歩きできるようになってきている。歩きたい気持ちをしっかりと汲み取り、転倒に十分気を付けながら、見守るようにしている。小さなものをつまみ、指先の発達も見られるようになる。好きな絵本を見て集中する姿や、歌に合わせて保育者の模倣をし、身体を動かし楽しんでいる。繰り返し行うことで、「またやりたい」の気持ちが表情に現れ、自分で拍手をして喜んでいる。マットの山越えや、滑り台、段差の上り下りなど、積極的に楽しんでいる。身体、指先の発達を意識しながら、楽しめる遊びを取り入れていく。

 …

0歳ひよこ組2021年度6月のまとめ

食事

初期 2人 、中期  1人、後期  5人

食に興味を持ち、よく食べている。自分で食べられる子は自分で手づかみやつまんで食べるようになる。援助を嫌がる事も見られるようになる。少しずつ無理なく進めていて、ムラは見られるが完食できている。食事に飽きてしまい、椅子から降りてしまう子は膝に座らせ食べる事もあったが、今は椅子に座り食べられるようになってきている。咀嚼もしっかりと出来るようになってきていている。「おいしいね」などの言葉かけをしながら、食事が楽しく進めるようにしている。食事の時間になると自分で椅子に座ろうとする姿や両手をあげて喜ぶ姿が見られるようになってきている。

 情緒

6月から新入園児が2名増えたが、笑顔で過ごせている。朝の分離時に泣いてしまう子もいるが、保育者に手を伸ばし抱っこをされると安心して遊びに入れている。日中は気分を変えてホールやテラス、園庭に出かけ、探索を楽しんでいる。好奇心旺盛で色々な物に興味を示し、夢中で遊んでいる。眠たくなると目をこすり保育者に抱っこを求め、安心して布団で入眠出来るようになってきている。ピアノや音楽、手遊びなどをすると体を動かし、声を出して楽しむ様子が見られる。友だちを意識し始め、顔を触ったり噛みつこうとしたりする時があるので、気を付けていく。

身体発達

それぞれの月齢に合った動きで、よく動いている。お座りをしながら向きを変えてお気に入りの玩具を見つけたり、高這いのハイハイや掴まり立ち・伝え歩きに挑戦し、出来たらパチパチと両手で拍手したりしている。一人歩きが不安定だった子どもたちは、バランスを取りながら、待て待てごっこ等、保育者と一緒にするようになる。ダイナミックな遊びも取り入れ、体幹を作るようにしていく。小さなものもつまめるようになり、口に入れないように気を付けている。手で掴む、指先を使う遊びを取り入れるようにしている。保育者が絵本や手遊びをするとよく見て聞いている。音楽を流し保育者が踊ると一緒に体を動かしたり、両手を動かしたりしている。「じょうず、じょうず」など拍手をすると真似をし、笑顔も多くみられ楽しんでいる。室内遊びの工夫や、散歩などをしながら、活動の幅を広げていくようにしていく。

 …

0歳ひよこ組2021年度5月のまとめ

食事

初期食1名、中期食2名、後期食3名。
保育園での食事に慣れ、給食が運ばれてくると喜んで椅子の方へ移動している。
咀嚼の様子など個人差がある為、形状については保護者と栄養士と連携しながら個々の様子に合わせ、楽しく食べられるように進めている。手づかみで意欲的に食べている姿も見られ食事を楽しんでいる。

情緒

母子分離の際にもほとんど泣かなくなり、担任の顔を覚え、安心した表情を見せるようになっている。興味のある玩具で遊び、ホールや1歳のクラスに行って探索活動を楽しみ、たくさん笑顔が見られている。関わりの少ない保育者が来たり、食事時に栄養士が来ると不安を感じ泣く姿も見られる。少し環境が変わる際には、安心できるようにスキンシップを多く取り、明るく声かけするようにしている。

身体発達

それぞれの発達に合わせて、ずり這い、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きで保育者の元や玩具の方へ移動して遊んでいる。つかまり立ちの際の転倒や友だち同士のぶつかりによる怪我がないよう注意している。気に入った玩具を指や手でしっかり握り、転がしたり、投げたりと、思い思いの方法で楽しんでいる。
急に暑くなり、体温調節が難しい時期なので、衣類など家庭と連携し、体調管理に注意している。…

0歳ひよこ組2021年度4月のまとめ

食事

入園にあたり面談を行い食材や形状を確認し、ミルク1名、初期食2名、中期食2名、後期食1名ではじめる。

はじめは母乳の子は、ミルクが飲めなくなっていたが、少しずつ慣れ調子が良い時は飲んでいる。離乳食は、少しずつ食べるようになり、給食が運ばれてくると、椅子の方へ向かっていく姿が見られた。

形状については、細かく栄養士と話し合い、楽しく食べられるように進めている。

情緒

母子分離の際、泣いていた子もいたが、少しずつ環境にも慣れ、泣く時間が短くなってきた。興味のある玩具で遊び、探索活動を楽しめるようになってきた。時々不安になると、保育者に抱っこを求め、保育者の位置を確認し、安心したのち探索活動を続ける姿が見られた。

登園している子どもたちは日々の環境に慣れ、笑顔が多く見られるようになっている。

身体発達

それぞれの発達に合わせて、仰向けからの寝返り、ずり這い、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きで保育者の元や玩具で遊ぶ姿が見られた。部屋の中だけでなく、あひるや廊下にそれぞれの移動方法で出かけ、興味のある玩具を指や手でしっかり握って遊んでいた。音の出る玩具を楽しみ、ボールを入口に入れて何度も落として遊んでいる。入園三日目から熱でお休みする子どもが増え、登園しても鼻水を出しているので、体調の変化を注意深く見守るようにしたい。…

0歳ひよこ組2020年度3月のまとめ

食事

食事の時間になると、手を洗い、椅子に座り「早く、早く」と言わんばかりに食事を楽しみにしている姿が多い。自分で食べたいという気持ちが育ってきていて、保育者や友だちと「美味しいね」など会話をしながらそれぞれのペースで食べている。遊んで食べている姿も見られているが、自分で考えながら食事も進んでいるので、見守るようにしている。食具も少しずつ使えるようになり、食べこぼしも減ってきており、成長を感じる。

保育者の膝に座って食べたがる子、食事中にウロウロ歩き回ってしまう子、食べ終わったお皿をわざと床に落とす子、など甘えたい行動も見られているので、その都度丁寧に関わりながら対応してきた。進級にあたり細かく引継ぎをしていく。

 

情緒

保育者に見守られ安心した環境の中、笑顔も多く遊べている。何かを見つけると指をさし教えてくれるようになり、気持ちの共有を求めるようになる。友だちとも言葉でやり取りし、通じ合うことを喜んでいる姿が見られている。お互いを意識し合い、誰かが楽しそうな様子を見つけると、何人も集まってきて一緒に遊ぶ姿が増えている。以前は遊び方が分からず、すぐに他へ行ってしまっていた砂場でもじっくり遊べるようになってきた。友だちの様子や気持ちに気が付き、心配したり、頭をなでるなどの関わりも見られている。嬉しいことも嫌なことも、気持ちを保育者に伝えられるようになり、気持ちを受け止めてもらう事で、安心して遊べている。

身体発達

よく身体を動かし遊べている。散歩の時など、追いかけっこや、探索活動を楽しんでいる。まだバランスを崩し転倒したり、近くにいる友だちにぶつかってしまう事もあるので、怪我につながらないように気を付けている。高い所に登るのが好きで、自分の力で登って満足している。

手先の器用には個人差があるので、その子に合わせた指先を使う遊びを考え、無理なく遊びの中に取り入れた。細かい作業が好きな子が多いので、進級して手先を使った製作などが出来ると良いと思う。

ズボンやオムツ、靴下や靴を自分で脱ぎ履きしようとする姿が増えている。

引き続き、個々に合わせて手伝いながら、自分で出来た喜びを味わえるように引き継いでいく。…

0歳ひよこ組2020年度2月のまとめ

食事

9名全員完了食→乳児食

昼食が保育室に届くと、腕まくりをして手を洗いに向かう子、好きな席に座って保育者に「手を洗おうね」と声を掛けられている子など、昼食の時間を楽しみにしている。ほとんどの子は果物から食べ始める。野菜を残しがちな子は、見た目で野菜が目立つおかずを避けがちだが、保育者の声かけで少し口に入れ、味がおいしいとわかると完食できるときもある。食べたい物を十分に食べ、満足すると自分でエプロンを外して席を立つ姿がみられる。中には、食べ終わるとコップと皿を重ね、保育者に手渡し、ほめられると嬉しそうな顔をしている子もいる。

食具の使い方を含め、一人ひとりの状況に応じて言葉かけを工夫し、引き続き楽しんで食事が出来るように配慮していく。

情緒

友だちや、保育者との関わりを楽しんで過ごしている。保育者や玩具を独占したいという気持ちから、友だちと主張がぶつかり合う姿も見られるが、保育者の言葉かけで落ち着けることが多い。なかなか気持ちが収まらない時には、個別で対応するようにすることで、気持ちの切り替えも出来ている。一人遊びで集中すると同時に、友だち同士で同じ遊びを共有する姿も増えている。発語がますます増え、友だちの名前を呼ぶ姿も見られる。絵本や手遊び、手袋シアターなどの参加も、以前と比べて積極的に楽しんでいる様子が伺える。保育者が子どもの気持ちを代弁しつつ、言葉や心が育つように保育を進めていく。

身体発達

スロープを転ばずに駆け下りたり、階段の上り下りは全員ができるようになったり、歩行が安定してくるとともに、走り回る姿が増えてきている。散歩の時など公園まで手をつないで歩ける子も少しずつ増えている。遊びの中で「歩く」より「走る」ことが増えているので、転倒には十分注意している。筋力もついてきたようで、転んでも顔を床にぶつけないようこらえたり、上手に手をつくことができている。

ズボンやオムツ、靴下や靴を自分で脱ぎ履きしようとする姿が見られる。また、指先を使ってブロックを長くつなげる遊びも上手になっている。

楽しみながら、身体の使い方が上達するよう手伝いつつ見守っている。

引き続き、個々に合わせて手伝いながら、自分で出来た喜びを味わえるようにしていく。…