食事
後期食1名が月末に完了食へ移行し、中期食1名、完了食10名となった。手洗いが面白いようで、腕まくりを自分でして順番待ちをしている。スプーンを使えていたのに使わなくなり手づかみをする子がいるが、促すとスプーンも使えている。好き嫌いはあるものの、食欲旺盛でおかわりをしてよく食べている。
睡眠
食後、着替えを済ませると、眠い子は自ら布団に行く姿も見られるようになってきた。布団を掛けると、他の子の着替えの様子を見ているうちに眠ってしまうこともある。皆トントンされながら穏やかに眠りにつくことができている。途中泣いて起きる子もいるが、目覚めても布団に横になりまどろみながら過ごしている子もいる。
排泄
軟便の続く子がいたが、大きく体調を崩すことなく通園できた。
「パンツ換えよう。」と声をかけると面白がって逃げていく様子があったが、捕まるのも楽しいようで、その後は笑いながらもオムツ交換をさせてくれた。
健康
熱や嘔吐の症状で早退する子もいたが、欠席はまばらであり室内で集団感染した様子はなかった。発熱前からゴロゴロ寝転んだり、抱っこを多く求めてきたりするなど体調不良の前兆があったので、その日は室内で安静に過ごすなどして体調管理に努めた。
身体発達
マットで作ったでこぼこの道を上手に歩いたり、コンビカーに上手に一人でまたがったりとバランスを取る動きがとても安定してできるようになっている。走るスピードが速くなり、室内でも忙しそうに走り回っている子もいる。天気の悪い日も廊下に出るなどし、身体を動かせるような遊びができるようにしている。
情緒面
同じ玩具が欲しくなったときに、相手の泣く表情を見て譲ってあげられたことがあった。一方、思い通りでないことには泣いたり、大きな声を出して違うと訴えたりする。また、保育者のところに指差ししながら訴えにくる子もいる。注意をひくためか欲しくない玩具をあえて取ってみる姿もあった。抱っこなどスキンシップを図りながら気持ちを理解してあげることで気分を変えられるようにしている。
言葉
喃語の発音の種類が多くなり、保育者の顔を覗き込んで話しかけてくるようになっている。返事をすると満足そうにうなずき、会話が成立しているよう。「○○ちゃん、いっちゃった。」などお友だちの名前を言えるようになり、またお友だちの様子を気にする様子も見られるようになっている。…
食事
中期食1人、後期食1人、完了食9人。ご飯前に手を洗うようにし、出来る子は自分で服の袖をまくって順番を待つ姿が見られる。徐々に好き嫌いがでてきて、おかずを残したり、ご飯だけ残したりすることが多くなってきた。全員がおかわりをし、意欲的に食べ、落ち着いた雰囲気で喫食していた。
睡眠
布団のところまで1人で行き横になる子が増えてきた。掛布団を掛けると1人で寝る姿が見られる。なかなか1人で寝られない子は保育者が側に座りトントンすることで安心し熟睡することができた。寒くなってきたので布団や空調を調節し、気持ちいい眠りができるように対応していった。
排泄
数人だが、排尿感がわかるようになり、股に手を当てて保育者におしっこが出たことを知らせることができる。「パンツかえるひと」と声掛けをすると「はーい」と手を挙げ保育者の所へ来る姿が見られる。パーテーションにつかまりながらスムーズに交換することができた。
健康
鼻水が出ている子が多かったが、熱がでたり感染症で休んだりする事はほとんどなかった。後半になって目が充血したり、目ヤ二がでたりする子が増えてきた。家庭との連携を密にし、こまめに検温をするなど体調に留意して過ごしていった。
身体発達
園の階段を保育者と手を繋いで登ったり下りたり出来るようになってきた。自分で靴を履こうとしたり脱ごうとマジックテープをはがそうとしたりする姿が見られた。でこぼこしている道などもゆっくりと自分のペースで降りられるようになり行動範囲が広がってきた。鳩を追いかけ走る姿もたくさん見られた。
情緒面
室内の環境を変えたことで、扉まで行けるようになり、友だちや保育者が来ると「おはよう」と出迎える姿がたくさんみられる。自我が強くなってきた子もおり、泣いたり怒ったりし気持ちを伝えようとする姿があった。保育者が仲介や言葉で代弁しながらあそびを楽しめるようにしていった。
言葉
「でんしゃいちゃった」「わんわんいた」など二語文を話す子が数人いた。保育者が「おかたづけ~」と歌うと「~~け」と最後の語尾だけ歌う子も数名いた。絵本の中に出てくる絵を一つ一つ指さしながら「でんしゃ」「ばす」など発語につながるように保育者とのやりとりをしていった。…
食事
保育者の介助がほとんどなくても、手掴みと、スプーンを使い分けながら意欲的に食事をする姿が見られる。配膳された食事を、食べたい物から食べ始め、自分のペースで落ち着いて喫食する。日々おかわりをし、穏やかな雰囲気で食べている。 歩行が安定し、体をよく動かすので、こまめに水分補給を行っていきたい。
睡眠
保育者が傍に座ると入眠するなど、日に日に落ち着いて入眠する姿が見られる。食後から入眠までの流れも身につき、布団に向かう事もスムーズになる。布団に入ると自分で目を閉じ、一度入眠すると起床するまで熟睡出来ていた。気温差がある為、毛布をずらして調節し、温度調節をこまめに注意していった。
排泄
オムツ交換を嫌がる事が少なくなり、排便の際もオムツ交換台で落ち着いて交換する事が出来、随時交換をする事で心地よく過ごせている。歩行が安定し立ってオムツ交換をする様になり、保育者と会話をしながらスムーズな交換を心掛けていった。午睡中の排尿量が多くもれてしまう事があるので、すぐに対応をしていきたい。
健康
手足口病に感染した子が多く、発疹など気が付いた事を保護者に伝えていき、体の変化など体調に細心の注意を払い生活をする。気温の変化が激しく、その日にあった衣服の調節をしていった。鼻水、咳などが増えているので、こまめに鼻をかみながら、体調管理に十分配慮をしていきたい。
身体発達
靴を履いて歩行する事にも慣れ、散歩先では歩いて興味のある所まで近づき、行動範囲が広がっている。手先を使って遊ぶ姿が多く見られ、ピタゴラスを繋げたり、ソフトブロックを積み重ねたり細かい動作が必要な遊びを時間かけ遊んでいた。低い段差で出来たソフト平均台の上を歩き、室内すべり台の階段は手をつきながら登るなど、活発に活動する姿も沢山見られた。
情緒面
登園時、室内へ小走りで入室し、すぐに笑顔で遊び始める姿が見られる。友だちが登園してくると手を振って喜ぶなど、周囲にも関心を持つ姿が見られる。保育者と一緒に遊ぶ事を楽しみ、積み上げたブロックを倒す様子を笑顔でみんな一緒に楽しむ姿が見られた。1人遊びから、やりとりを楽しむ様子が沢山見られたので、他クラスと交流する機会を作っていきたい。
言葉
保育者の「絵本がはじまるよ」「お片付けしようね」などの言葉を受けて集まり、少しずつ言葉の意味を理解して行動する姿が見られる様になっている。「○○くん」「○○ちゃん」の問いかけに「はーい」など返事をし、「おいしい」など単語の発語が盛んに聞かれるようになる。保育者との会話を丁寧にしながら、楽しんで発語が増える様にしていきたい。…
食事
スプーンを使って食べることが多くなり、自分で上手にすくえる子も増えている。茶碗やコップを両手で持ちこぼさずに飲めるようになり、自分のペースで食事を楽しんでいる。ほとんどの子が好き嫌いなく、ほぼ毎日おかわりして食べている。「自分で」という意欲が見られているので気持ちに寄り添いながら介助を行うようにしている。
睡眠
「お布団にコロンしようね」と声をかけると自分の布団を見つけて寝転ぶ子もいて、保育者の子守歌やトントンを心地よく感じながら穏やかに入眠できている。2時間以上熟睡することが多くなり、途中で目が覚めても保育者が近くにいることを確認すると、安心して再度入眠している。
排泄
食後や夕方などに園で排便するリズムができている子が多い。便秘気味の子もいるので、排便の有無や便の状態を確実に連絡帳や口頭で保護者に伝えるようにしている。一回の排尿の量が増えているので、こまめにオムツの状態を確認し適宜交換している。
健康
今月は体調を崩す子が少なく、全員出席の日が多かった。元気に遊び、意欲的に食事をし、ぐっすりと睡眠をとるという生活のリズムができてきた。後半、気温の変化が激しくなると鼻水や咳がでる子が増えたので、室温や衣服の調節をこまめにおこなうようにしていきたい。
身体発達
歩行していなかった2名も歩き始め、全員が歩けるようになった。小走りをする子どもたちは追いかけっこをするように走り回ったり、少しの段差や斜面などを上手くバランスをとり転ばないように移動することができるようになったりと、日に日に動きが活発になっている。靴を履いて歩くことにも慣れ、ボールを自分で転がして追いかけるような遊びも楽しんでいる。
デュプロブロックを上手にはめたり外したりして、集中して遊ぶ姿も見られるようになった。
情緒面
友だちに関心を持ち、頭をなでたり抱きついたりする。遊びを共有する様子が見られるが玩具の取り合いになることも多く、叩こうとしたり嚙もうとしたりすることもある。
「じぶんで」という意欲が強くなり援助を嫌がるような自己主張が見られるので、一人一人の気持ちに寄り添いながら見守るようにしている。
言葉
あまり発声することがなかった子も大きな声を出すようになり、話しかけるような喃語が多く聞かれるようになった。絵本の絵を指差しながら「わんわん」や「まま」などと言ったり、「ばいばい」と言いながら手を振ったりしている。保育者の言葉を理解して行動することが増え、褒められると嬉しそうな表情を見せている。…
食事
全員が手づかみ食べをするようになった。軟飯を一口の大きさのおにぎりにすることで、手づかみで完食できるようになり、満足そうにしている。スプーンにも興味を持ち、まだすくうことはできないが、すくってあげると上手に口に運ぶことができる子が増えている。
睡眠
習慣として午前睡をする子はおらず、休み明けなどに眠くなり仮眠をとる程度になっている。午後まとまった睡眠がとれており、2時間~2時間半眠れる子が多い。身体をさすったりトントンすることで、寝付くまでの時間を布団に寝ころびまどろみながら穏やかに過ごせる子が増えている。
排泄
お腹の調子を崩すことはなかった。オムツ交換台では横になりアンパンマンの装飾などを見ながら嫌がらずにオムツ交換ができている。保育者がズボンの上からオムツをさわって順番に排尿を確認していると、自分のオムツをさわってにっこりするなどかわいらしい姿もみられる。
健康
手足口病が流行した。ほとんどの子は発熱が1日程度と短く、すぐに登園することができた。中には発疹が全身に広がり、数日続けて休む子もいた。口腔内の発疹は少なかったようで、目立った食欲の低下はなかった。
RSウイルスに罹患した子も1名いた。
身体発達
8月中旬ころ、同時期に数名ひとり歩きができるようになり、現在11名中9人がひとり歩きできるようになっている。小走りができるようになっている子もおり、転倒時にけがのないよう室内の環境整備に留意している。
室内でラーメン体操(運動会で使用する乳児体操の曲)のCDをかけ保育者が踊ると、座ったまま保育者を見ていることが多いが、体を揺らすなどリズムを取る事もある。
情緒面
長期の夏休み後は、登園時泣いた子もいたが、数日でまた泣かずに登園できるようになり、登園後すぐから遊びはじめている。皆さらに表情豊かになり、楽しさ嬉しさを表現している。玩具を取られるのではと予感し、友だちを叩こうとしたりすることもあるが、友だち同士の関わりを楽しむ様子をみられるようになった。
言葉
保育者の言葉を真似して発音することがあり、アンパンマンを「パンパン」や「マン」と発音したりする。喃語のバリエーションも増え、会話しているように聞こえる。返事をすると嬉しそうににっこりしている。
「わんわん」と「にゃんにゃん」の区別がわかり使い分けている子もいる。…
食事
中期食・後期食は手づかみで食べる。持てる食材は皿から取って食べてみようとする姿が見られる。完了食は食欲旺盛な子ばかりで、スプーンや手づかみで楽しそうに食べる姿が見られた。「おいしいね」や「もぐもぐ」など声掛けをし、一人ひとりのペースにあった落ち着いた雰囲気で食べられるよう心掛けた。
睡眠
午後睡が安定してきた。抱っこやトントンで一人ひとりにしっかりと関わり、安心し、気持ちよく眠れるように心掛ける。また、途中で目が覚めても、保育者の姿を確認して安心すると、再び目を閉じてまとまった時間眠り、機嫌よく起きる姿が見られる。室内の温度やタオルケットなど気をつけ、調節ししっかり睡眠が出来るようにした。
排泄
軟便や下痢が続く子がほとんどで、便の状態を把握しながら体調管理をしていった。先月よりおむつ替え中に体制を変える子は少なくなり、落ち着いておむつ替えをすることが出来た。一人歩きの安定してきた子たちは、紙パンツやズボンをはく際に、順番に片足を上げて穴に足を通すように、スムーズに行えるようになってきた。
健康
ほとんどの子が鼻水や咳といった症状が見られた。登園してきたこの中でも、体が熱く38度を超えていたり、少し熱が高めの子、午睡後に高熱になる子もいたので、行動や顔色に細かく観察し、検温するように心掛けた。受け入れの際、家庭での様子をしっかりと確認し、無理なく遊べるように気をつけていった。
身体発達
欲しい玩具までハイハイで移動する姿が多く見られた。バラバラな形のソフト積み木を丁寧に4、5個重ねられる子の姿があった。後半になり、歩き始めた子が増えてきた。歩けることが嬉しくて夢中になって歩き回る子の姿があった。危険の無いように見守りながら、存分に探索活動が出来るようにしていった。
情緒面
信頼関係が築かれ始め、安心して保育者にからだをゆだねてきていた。スキンシップを図り、甘えられる喜びを味わえるようにしていった。大きな声を出して笑い楽しさや嬉しさを表現するようになってきた。友だちと玩具の取り合いになったとき、噛みつきが出る場面が多々あった。保育者が側で見守りつつ、安心して遊べるようにしていった。
言葉
散歩中や絵本の中で動物が出てくると、「わんわん」と言ったり、友だちが降園したりするときなど「ばいばい」と単語が出る。また、喃語で何かを必死に伝えようとする姿が見られる。保育者との関わりの中で「わんわんいた」など単語がつながるように子どもと一緒に会話を楽しんでいった。…
食事
初期食
口を動かし、形がある食材もよく食べている。
中期食・後期食
持てる食材は手に持ち食べる。食材を眺め、長い物は少しずつ噛んで食べる姿が見られる。 保育者が「モグモグ」など声掛けをすると、口を沢山動かしよく食べている。落ち着いた雰囲気の中で喫食出来る様に心掛ける。 気温が高くなり1日を通して水分補給する様注意をする。
睡眠
午前睡が少なくなり午後睡が安定して長めにとれる様になっている。睡眠の前に個々でトントンや、抱っこなど保育者がゆったりと関わり、気持ち良い入眠を心掛ける。 途中で起きる事もあるが、保育者が側につくと再び入眠出来る。気温、湿度が高くなってきたので、室内の空調に気を付け、気持ち良く睡眠がとれる様にした。
排泄
水分をとり、排尿が沢山出ているので、オムツ交換を何度も行い気持ちよく過ごせる様にする。気持ちの安定と共に多くの子が園で排便出来、便の状態を把握しながら体調管理につなげる。体が動くようになり、オムツ交換時に体をよじるので、スキンシップをとりながら、オムツ交換が嫌にならないように心掛けた。
健康
多くの子に鼻水がみられ、胃腸炎の発症があった。下痢の症状もみられ、検温をこまめにし、小さな体調の変化にすぐ気が付ける様に、行動や顔色などを細かく観察していく。 天気が良く、体調が安定している時はテラスや、散歩に出て日光浴をし、楽しみながら健康に過ごせる様にした。先月に引き続き室内玩具や、つかまり立ちする場所など消毒をして衛生管理に細心注意をしていきたい。
身体発達
遊びたい場所、玩具に向かいハイハイで移動する姿がよく見られ、つかまり立ちが沢山見られる。歩行を始めた子は日々歩数が増え、歩き出そうとする子は抱っこをすると手足を力強く動かし、数名1歩踏み出す様になる。ボールプールではボールを手ですくい、布団を重ねて段差を作るとハイハイで登る。曲がかかると楽しみながら自然と、左右に体を動かす。行動範囲が広くなっているので周囲の安全を確保して、のびのびと動ける様にしていきたい。
情緒面
登園時に笑顔で入室出来、別離時、保護者にバイバイするなど保育園生活に慣れた様子が見られる。眠くなった時に泣いたりする事もあるが、1日を通して泣く事がなくなっている。散歩時、気になった物に指さしをし、保育者の顔を笑顔で見つめ、楽しさを共有し、豊かな表情が見られる様になっている。行動が活発になり気になる玩具をさわりにいき、遊べる時間が少しずつ長くなっている。友だちと同じ玩具で遊びたいと取り合う姿が見られるので、保育者が側で仲介し、安心して遊び込める様にしていった。
言葉
「ん・ん」など、発語がよく出ている。保育者が話しかけるとじっと聞く姿が見られ、話し返そうと、喃語を発する。本を読むと、興味を示し見ようとする様子があり、保育者が動作をつけると、「きゃっきゃっ」と声を出して楽しむ。保育者との会話を楽しみながら、のびのびと発語が出る様にしていきたい。…
食事
初期食
ペースト状のものから少し粒のあるものに段階を上げたが、よく口を動かして問題なく食べている。
中期食 後期食
角切り野菜などは自分でつまんで食べるようになる。味や食感で苦手なものも出てきて、口から出すこともある。食材が進んできたので中期食の子どもたちは来月より後期食に移行する。汁やお茶で水分を十分に摂るように配慮していく。
睡眠
昼食後に長く睡眠をとる子どもが多くなったが、午前中や夕方にもそれぞれのリズムで睡眠をとっている。保育者との信頼関係も深まり、安心して入眠できるようになった。鼻づまりで呼吸が苦しそうなことがあるので、注意深くブレスチェックを行っている。排泄 園での生活に慣れリズムが整ってきたようで、毎日だいたい同じ時間に排便する子どもが多くなった。一回の便の量が多くなり衣服が汚れてしまうことがあるので、注意したい。
健康
今月後半、発熱による欠席が多かった。高熱が続き夏風邪、アデノウイルスと診断される。一人一人の機嫌や顔色に留意してこまめに検温を行い、体調の変化に素早く気付けるようにするとともに、気温の変化に合わせ衣服の調節をし、水分補給もしっかりと行うようにしていく。また、室内や玩具の消毒をこまめにして、環境の衛生に努めていきたい。
身体発達
ずりばいからハイハイへ、つかまり立ちから手を離して自立へと、それぞれに順調な発達が見られている。何も掴まらずに立ち上がる子どもが増え、一人は歩行も始めた。指先で細かい物を摘まんだり玉を落としたりする遊びも楽しんでいる。来月も安全な環境を整え、体を動かす遊びを工夫しながら発達を促していきたい。
情緒
面 接することが多い保育者に対する愛着が見られ、顔を見ると喜んだり後追いをしたりしている。また保育者を独占したがる姿も見られる。友だちに関心を持ち遊んでいる物を取ろうとすることが多くなり、取られることを嫌がり抵抗して泣いたり、取ることができなくて悔しがって泣いたりと自己主張が出ている。保育者はやりとりの仲立ちをしながら見守るようにしている。
言葉
喃語でのお喋りが盛んになり、指さしをしながら発声をして保育者に伝えようとする姿が見られる。名前を呼ぶと手を上げたり「バイバイ」と声をかけると手を振ったりと言葉と仕草でやりとりを楽しんでいる。喃語や発声に応答し伝えようとすることを代弁しながら、発語を促していきたい。…
食事
初期食1名 中期食6名 後期食3名 ミルクのみ1名
上手に舌や口を動かし食べることができている。1㎝角程度の固形の物は口から出してしまう子もいる。後期食の子は、スティック状の野菜やパンを手づかみで食べることができる。
睡眠
半数の子が午前中に眠くなり午前寝をしている。昼食後のお昼寝の時間はまちまちであるが、一人一人の様子や、昨夜の睡眠の状況に合わせて生活リズムを整えている。
排泄
お腹の調子が崩れる事も少なかった。おむつぶれのないよう、声をかけたり、スキンシップをとりながら、こまめに交換することを心がけた。
健康
鼻水が出ている子が多く、通院し薬を内服している子も数名いた。月の後半には咳が出始めた子もいた。熱で早退や欠席をした子もいたが、長引かず再登園することができた。
突発性発疹に罹患した子が1名いた。
身体発達
ずりばいやはいはいで部屋の中を探索し、好きな玩具を取りに行くなど活発に動いている。つかまり立ちをして手を離し立位を保持できるようになった子や、お誕生日頃にひとりで立ち上がることができるようになった子もいた。
情緒面
入園後の数日は泣いている子が多かったが、4月中旬頃には保護者と分離の際も泣かずに離れられるようになった。担任に抱かれるとすぐにバイバイと母に手を振り、笑顔で遊びはじめるようになった子もいる。担任が出勤してくると、片手を挙げたり、かわいい声を上げ微笑みかけてくれたりする様子から、親しみを感じてくれていることがうかがえる。
言葉
名前を呼びかけると、嬉しそうににっこり笑顔を見せてくれる。
「だーだー。」「あらあら。」など喃語を発しながら遊んでいる。…
食事
手づかみもあるが、こぼしながらもスプーンで上手くすくい意欲的にほぼ一人で食べられる子もいる。食材の刻み方がやや大きくなり、硬さなど考慮しながら咀嚼を促し楽しく食べられるように見守っている。
睡眠
気持ちよく入眠し、途中で目覚めても周りを確認するようにして再び安心して眠りにつく。午睡中の室温、湿度に気をつけ心地よい眠りをとれるように、また午後の活動に程よい睡眠になるように個々に対応した。
排泄
排泄を知らせたり、「おしっこでたかな?」の問いかけに頷いたり、自ら「でた」と言いに来る子も増える一方、遊びが楽しくオムツ替えを嫌がり逃げる子もいる。
健康
先月に引き続き鼻水、咳が出ている。発熱もあったが大事には至らず。
乾燥で肌荒れが多かった。ワセリンで対処。
身体発達
よじ登ったり、小さな段差を一人で降りたり、歩く速さも小走りになるなど動きが活発になり体全身を使い楽しんでいる。戸外ではぶらさがったと腕の力も強くなり、ケガのないよう存分に楽しめるようにしている。
情緒面
自己主張が強くなり、他児との関わりが増えるとともにトラブルも出てくる。怪我にならないように仲介して気持ちを受け止め見守った。
言葉
喃語交じりでしゃべったり、状況に合う言葉が良く出るようになる。歌の語尾を合わせたりやりとりを楽しんでいる。…