2歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

食事

友だち同士話しながら手を洗ったり、「エプロンあるよ」と友だちに渡したり、「ありがとう」と受け取る姿も見られ、一緒に座ろうと子ども同士誘い合って、好きな場所に座って食べている。食材や紙芝居などを見て、野菜への意識も少しずつ変わってきている。友だちがモリモリ美味しそうに食べていることを保育者が伝えると、食べてみる子どもたち。「せんせい、みて」「やさいたべたよ」と伝えながら野菜を食べてみる子どもが増えてきた。「野菜食べたの?」等の言葉をかけると、嬉しそうにまた食べている。少しずつ、手をお皿に添えたり、フォークでこぼさず食べたり、まっすぐ座って食べている子どもたちに目を向けて、みんなの良い面が注目されるよう引き続き、働きかけていく。

睡眠

給食を食べ終わった子どもは、自分でやってみようと頑張って着替えている。着替えた子どもは、絵本を選んでから布団に行き、布団に絵本を置いてそのまま寝ている子もいれば、絵本を見てから寝ている子もいる。中には、保育者に絵本を読んでもらいながら横になって満足すると眠っている。
気候の良い日はたくさん戸外で遊んで、体を休める時間にしている。引き続き、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

トイレに行っていた子どもが行かなかったり、行かなかった子どもが行くようになったりと様々だが、個々の気持ちに寄り添い、出来たことを大いに褒め、子どもの意欲に繋げている。子どもが少し失敗したと思うことも、敢えて何も言わず、「トイレに行くって言えたね」「トイレに来たね」等、子どもの出来たことに目を向けて、これからも子どもたちからトイレに行きたいと言ってもらえる雰囲気を作っていく。

健康

鼻水や咳が出る子どもが多く、前半インフルエンザに感染する子どもが多かった。戸外に出る前に、気候に合わせて半袖に替えるなど行い、公園から帰った際、汚れていると自分から着替えている。クラス内では、アレルギー児はいないが、おやつ時エプロンを付けなくなり、汚してしまうと自ら着替えている。また、「よごさなかったよ」と嬉しそうに見せに来る子どももいる。他のクラスには、アレルギー児の子どもがいるので、引き続き、意識していけるように関わっていきたい。

身体発達

かけっこやしっぽ取り等、保育者と子どもたちで遊ぶ遊びを行ったことで、みんなで走ったり、逃げたりとたくさん身体を動かし、どうしたらしっぽをとられないか、逃げられるか等、少し頭も使って考える姿もみられた。テラスでは、三輪車、ホールでは、ジャンプしたい、コンビカーでレースしたい等子どもたちの声に合わせて、高めのアスレチックからのジャンプを設置して、ジャンプを楽しんだり、コンビカーやかけっこで競い合ったりして楽しんだ。これからも幼児に向けた遊びのきっかけ作りをしていく。

情緒

具合が悪く休んでいた子どもの中には、あまり食欲がなく元気ない子どももいた。個々に合わせて、園庭や部屋で過ごす等して、それぞれに合わせた環境で過ごすようにした。また、あまり家で眠れず、寝不足だった子どもや咳や鼻水の子どもたちは、保育者に抱っこを求めたり、機嫌が悪かったり友だちと喧嘩をする子もいた。午睡時間ではない時間でも、子どもが休みたい時は、布団を出してゆっくりさせた。保育園にいる時間が長い子どもは、疲れが見られることが多かったように思う。引き続き、様子を観察しながら個々に寄り添って対応していきたい。

言葉

好きな遊びの中で、気の合う友だちと会話をしながら言葉のやりとりを楽しんでいる。友だちとの関わりややりとりを楽しむ姿がよく見られるようになった。言葉が増え、自分の気持ちを友だちや保育者に伝えている。中には、大きな声を出して何かを伝える子どももいる。引き続き、状況にあった言葉を伝え、相手の思いを丁寧に知らせていく。また、保育者に伝えた言葉を温かく受け止め、更に楽しく返すことで、やり取りする楽しさを味わえるようにしていく。

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