4歳あさがお組2021年度12月の保育日誌

12月9日(木) 晴れ  中野

「手のひらを太陽に」の歌の途中でどちらの手から動かすのか意識している姿が目立つ。動きを意識すると声が小さくなりやすいので、歌を楽しみながら見振りを取り入れていけるように、遊びに取り入れて子どもの負担にならないように配慮する。劇ごっこでは観客を意識しながら大きく動けるようになってきている。サル役の子は柿を取る新しい動きが加わったが、すぐに慣れて楽しむ余裕も感じられる。踊りの場面でも自信をもって表現を楽しんでいる。その後、自由に遊ぶ。柿の実を不織布で作ったり、「さるかに」のペープサートを自分で動かして話を展開して遊んだりして過ごす。劇は細かな修正はあるものの、あくまでも子どもが楽しめ「もっとやってみたい」と思えるように進めていく。自由遊びの中でも、劇の話の世界を楽しめるようにして、当日に向けて気持ちを盛り上げていく。

 

12月13日(月) 晴れ  中野

男児を中心にドッジボールに興味を持つ子が増えている。先週初めて6~7人で遊んだが、全員で行うのは初めてとなる。遊び始めるとひまわり組も合流して、ルールを教えてもらいながら一緒に遊ぶ。ボールに当たっても嫌がらずに最後まで楽しみ、「もっとやりたい」と意欲を見せ、見様見真似だが、次第にドッジボールの楽しさを感じて熱中する。年長児が間に入り、ボールを同時に取ったときにどうするのか、自分たちで考えようとする姿を尊重して、様子を見守り、必要な場面のみ助言する。今後どのように発展して遊んでいけるか見守っていく。

 

12月22日(水) 晴れ  中野

園庭で「だるまさんがころんだ」を楽しむ。遊んでいると3歳児、5歳児ともに興味を示して遊びに加わる。ルールを知っている年上の子が年下の子に遊びを教える姿が見られる。積極的に異年齢での遊びが広げられるように担任間で連携を取って進めていきたい。室内ではお楽しみ会を思い出しながらクレヨンで印象画を描く。どんなことをしたのか十分話す時間をとり、イメージを膨らませていく。画用紙は自分で選べるように十分な枚数を用意する。それぞれの思い出深い場面を集中して細かく描き込んでいる。ハチやクリは人物での表現が難しく、「ハチ」「クリ」そのものの絵で表現している。何を描けばいいのか迷っている子には、個別に話をしたり写真を見たりして、思いを引き出す。改めて描画の難しさを感じるが、描く表現の経験を増やしていく。

 

12月24日(金) 晴れ  中野

雑巾を使って保育室を清掃する。雑巾を自分で絞り、椅子・窓・壁・棚など清掃する場を自分で見つけて拭く。拭いて汚れた雑巾を見て「こんなに汚い」と見せ合い、きれいになったと実感している。大掃除をする意味や雑巾の絞り方を知らせてから行ったことで、「自分たちの仕事」と認識して、責任感を持って熱心に掃除に取り組み、清潔になった心地良さと達成感を感じていたように思う。清掃後にひまわり組によるハンドベルの演奏・マジックを見たり、さくら組と合同で歌・合奏をしてクリスマスパーティーをしたりする。給食はクリスマスの特別メニューで、クリスマスの曲が流れる中、普段とは違う特別感を味わいながら食事をする。一日を通してクリスマスの行事を楽しむ事が出来た。

育児あれこれ