4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2022年度9月の保育日誌

9月7日(水) 曇り  中野

園庭で泡遊びをして遊ぶ。石鹸をおろし金で摺り、泡立て器で泡を作ってみる。家庭で料理の手伝いをしている子は、手慣れた様子で泡立てている。赤青黄色の食紅で着色した泡を透明カップに入れて混ぜたり、層になるように入れたりして、容器の横から配色の美しさに見入る子がいる。遊びなれてくると、手腕顔に泡を塗って、友だちと見せ合って楽しむ姿が見られる。作った「パフェ」等は保護者に見てもらおうと大切に2階テラスまで運ぶ。園庭で行ったので、砂が入らないように風呂マットを敷いたりして環境の工夫をする。石鹸を摺るところから子どもたちと用意して、泡作りを体験できた。複数作りたい子が多かったので、保護者にも透明容器の持参の協力を呼び掛け、多く用意しておいてよかった。事前準備の大切さを改めて感じる。最後は身体に塗りダイナミックに遊ぶ姿があり、夏ならではの解放感を味わいながら遊ぶことができた。今後も様々な経験を楽しんでいく。

 

9月12日(月) 晴れ  中野

遠足の思い出をみんなで話し合う。クラゲやイルカショーが印象深いと話す子がいる。また、「ダイオウグソクムシ」というダンゴムシに似たような深海の生き物を描く子も多い。周囲の子の絵に対して「かわいい」「それもいたね」など会話を楽しみながら印象画を楽しむ。導入として、イメージを膨らませるために会話を広げて何が楽しかったかみんなの前で一人一人発表してみる。指名されていない子が話し始める場面が多く、今誰が話す番なのかを話し、聞くことの大切さを伝えていく。画用紙は、白や数種類の色を用意して選択できるようにする。自由に表現を楽しむことができたが、気持ちが乗らず書きたくないという子は、別の機会で描けるようにする。その子に合わせて保育者や仲の良い友達と話をするなどして、穏やかな気持ちで取り組めるようにしていく。しばらく、みんなで遠足の余韻を楽しんでいく。

 

9月22日(木) 曇りのち雨  中野

1回目の運動会リハーサルを行う。かけっこ・障害物競争は初めてで戸惑う様子はあるが、遊んだことのある内容だったので喜んで参加する子が多い。障害物は後ろ走りのスペースが狭く、横走やそのまま走って通り抜ける子がいる。遊戯は室内では大きかった掛け声も戸外では小さめで、緊張が見られるなど様々な姿が見える。後ろ走りは普段から遊んでいたが、競争となると距離が短く、走りにくさを感じる。次回は距離を伸ばすなど、改善して挑戦していく。見られることへの不安を感じる子もいるので、出来ない時は友達や保育者が一緒に行い、安心感を持って運動会の楽しさを感じられるように工夫していく。子どもたちのやる気の足を引っ張ることがないように準備を進めていく。

 

9月30日(金) 晴れ  中野

育てているアサガオが種を付けたので採取する。緑色と茶色の種があることに気付き、種が茶色のみを採取し、「緑はまだ子どもだからだよね」と言いながら色が変化するのを待つ。他クラスと一緒に玉入れごっこをしたり、鉄棒で遊んだりする。ツバメのポーズができなかった子が何度も挑戦し、コツをつかむと20秒以上制止できるようになると周囲の保育者を呼び、見てもらって喜んでいる。開放感を感じながら自由に戸外遊びを楽しむことができた。色々な遊びに挑戦し、自由に遊べる時間を大切にしていく。玉入れは異年齢のやり取りを楽しんでいるように感じる。他クラスと連携し合いながら、異年齢での遊びを楽しみ、身体を動かす心地良さを味わっていく。…

4歳あさがお組2022年度8月の保育日誌

8月5日(金) 曇り時々晴れ  中野

久しぶりに気温が落ち着き、園庭でのんびりと遊んだ後に、保育室でお店屋さんごっこを行う。広告の切り抜きを商品にし、財布作りも自分たちで進めてきた。半数ずつに分かれて店員・客役に分かれて役になりきって遊ぶ。レジでは「ピッ」と言いながら、商品とお金を交換し、それぞれの役割を楽しみながら遊ぶ。少しずつ準備を重ねてきたので、カバン・財布にも愛着があり、楽しさがより感じられたのではないかと思う。場を設定し、どのようにお店屋さんをするかは、そのときの子どもたちの遊びの展開に任せる。友達の姿を真似し、呼び込みの声にも工夫が見られ、活き活きと夢中になっているのが印象的だった。ひまわり組の廃材遊びに興味を持ち、作ってみたいと意欲を持つ子もいるので、今後は廃材でも商品を作り、お店屋さんに発展させていきたい。

 

8月10日(水) 晴れ  中野

朝にサツマイモ畑横で摘んだオシロイバナやゼラニウム・アサガオで色水を作って遊ぶ。草花の種類によって簡単に色が出るものや、よく揉まない後でないものがあるが、色水ができると「できた」と喜びの声をあげる。黄色のオシロイバナはオレンジの色水ができ、「なんでだろう」と疑問を感じている。花や水を足して夢中で遊ぶ。草花の色水は園内の花を摘み取り、これから行う遊びに期待感をもって参加できたかと思う。花によって色の出方が違うこと、個数によって色の濃さに変化があることに気付いてその後の遊びを発展させることができた。他の草花ではどんな色が出るか試して、自然の不思議を感じられるようにしていく。

 

8月19日(金) 晴れ  中野

室内で身体を動かして遊ぶ。みんなで円になり、足の裏を合わせると「花火見たい」と子どものつぶやきがある。足をあげて「ヒュー、ドッカン」と打ち上げ花火を表現する。子ども同士掛け声を合わせてタイミングを計り、表現を楽しむ。その後、マット・三角コーン等を用意し、自分たちでコーナーを作って運動遊びをする。ジャンプコーナーやジャンケンコーナーでは、遊び方を自分たちで決めて遊びを展開する。普段一緒に遊ばない子も協力して遊ぶ姿が見られる。「花火」に見立てた一言に、急遽、表現遊びを取り入れてみる。つぶやいた子以外の子も花火=打ち上げ花火を想像し動きを合わせて表現してみようとする姿に、イメージを共有して遊びを作り上げていく子どもの力を感じた。今後も子どもからのつぶやきを大切にしていきたい。運動遊びでは遊びによって流動的な関わりの変化が見られる。遊ぶ環境を提供し、関係を温かく見守っていく。

 

8月25日(木) 曇り  中野

鉄棒に興味がある子が多く、女児を中心に前回りや足かけ逆立ちをして遊ぶ。男児は鉄棒にソフトフラフープを掛けてブランコにして遊ぶ。足が思ったようにフープに掛けられずに「できない」「どうやって」と助けを求める子もいるが、友達から「やったらできるよ」と励まされ、時間を掛けながらもやってみようとする。成功すると、周囲の子もともに喜ぶ。体のどこに力を入れればいいか分からない子もいるが、挑戦しようとする意欲が強い。気持ちを大切に受け止め、傍で見守り、安全に配慮しながら鉄棒遊びを楽しんでいく。友達が挑戦する姿を応援し、成功すると一緒に喜ぶことができる姿に子どもの心の成長を感じる。相手の良さを認められることを褒め、自分の良さにも気付いていけるようにし、自信をつけていく。…

4歳あさがお組2022年度7月の保育日誌

7月4日(月) 曇り時々雨  中野

七夕制作を行う。両面折り紙を三角に2回折り、線の上をハサミで切る。切るところまでは全員で行う。ハサミに慣れている子はすぐに終わってしまう。糊貼りは少人数で行い、裏返しながら角を糊で貼る。難しい箇所は保育者と一緒に行うがすぐに慣れて、2個目は自分の力で進めることができる。吊るして乾かす様子をみながら自分の作品を友達に教える姿が見られる。折り紙・ハサミは進級当初より慣れてきたように感じ、全体で行ってもスムーズに進められることができた。保育者は傍で見守り、難しい箇所は状況を見て手伝い、どの子もできるだけ自分でやろうとする姿を支えていく。少し難しい作業に挑戦したので、「自分でできた」と満足する姿が印象的だった。これからもやってみようとする子どもの気持ちを応援していきたい。

 

7月6日(水) 曇り  中野

ボディーペインティングで遊ぶ。「絵の具を使って遊ぶよ」と知らせると、「去年、ひまわりさんがやってたね」と思い出して会話が盛り上がる。園庭に赤・青・緑・黄・白のタライを用意する。手に着いた色を見せ合ったり、身体に付いた色に喜んだりしながら感触を楽しんでいる。器を用意すると色を混ぜて遊ぶ姿が見られる。大きな紙に手形を付け、筆で絵を描いてみたり、色を流してみたりして楽しむ。腕・脚・顔に色を塗り、豪快に遊びを楽しむ様子が印象的だった。色遊びはするが身体に絵の具が付着するのを嫌がる子は気持ちを尊重し、安心して遊べるように配慮する。ボディーペイントするにはやや水量が多かったように感じたが、色水遊びをする子にはちょうど良かった。次回は3原色など色を限定して、色を作る楽しさを感じられるようにしてみたい。

 

7月22日(金) 曇りのち晴れ 中村

段ボールいっぱいに入った皮つきのトウモロコシを見て目を輝かせる。保育者から受け取ると、匂いを嗅いだり、皮やひげを触ったりして楽しむ。初めは力尽くで剥いていた子も、「バナナみたいにやると簡単かも」という友達の声を聴いて剥き方を変える。トウモロコシの粒の色が黄色だけでなくオレンジや白があることに気付き、粒が艶々していると発見をして喜ぶ。粒の色の違いに気付いた子が友達や保育者に話したことで、他の子も剥いたトウモロコシを観察し始め、他の子からも「キャラメル色もあるよ」と発見があり、ちょっとした子どもの発言から活動が展開していった。保育者から何か投げかけるのは簡単だが、子どものちょっとした気付きや発見を拾い、子ども主体の活動で学びや関心を深められるようにしていく。

 

7月26日(火) 雨  中野

セロハンテープの扱いが雑になり始めたので、使い方をどうすればいいか子どもに投げかけてみる。子どもたちから、乳児クラスがいるときは使わないとの発言がある。職員の人数が揃ってから使い始めることなど、相談しながら決めていく。予め切ったテープを用意することについては、「大人と同じように切りたい」との要望が強い。友達がどのように使っているか、一人ずつセロハンテープを切ってみる。手首をうまく傾けて切る子が多い一方で、力任せに切る子もいる。切るのが上手な子は「上手に切れるね」「どうやって切ってるのかな」と切り方を子どもに訊き、コツを他の子に知らせようとする姿も見られる。セロテープは便利だが、危険でもあることを子どもたちはよくわかり、どのように扱っていけばいいか、真剣な表情で次々意見が出るのが印象的だった。安全面を確保しながら子どもたち自身がやりたい気持ちを大切にし、使用していければと思う。…

4歳あさがお組2022年度6月の保育日誌

6月8日(水) 曇り  中野

紙芝居で七夕の由来を知り、七夕飾りの話をする。去年の飾りを思い出して、今年も作ってみようという話になる。染め紙の仕方を話すと「すぐにやりたい」と意欲を見せる。障子紙を折り、好きな色を選び、絵の具に丁寧に付けてみる。紙を広げて模様を見ると「きれい」と歓声が上がり、仕上がりに満足する。七夕制作は制作することが目的にならないように、由来を知ったり、工程を楽しんだりしてやってみようとする気持ちを大切に進めていく。絵の具の付け方の調整を一緒に行い、偶然からできる模様を楽しめるようにしていく。今回は障子紙だけだったが普通紙を使い、紙の性質の違いを体験してみてもいいと感じた。制作とは別に、自由遊びの時に障子紙・普通紙を用意して試してみたい。

 

6月13日(月) 晴れ  中野

幼児合同で泥んこ遊びをする。鉄棒に雨どいを繋ぎ合わせて、水を流して遊ぶコーナーにする。水・泥を流してどちらが早く流れるか試したり、水たまりに尻をつけて座ったりして、「あったかい」「気持ちいい」と心地よさそうにしている。ホースで水を掛けると積極的に近寄ってくる子や逃げる子など、様々な姿を見せる。汚れを気にせずに全身泥だらけになって夢中で遊ぶ様子が印象的である。大きくスペースを使い、今季初めての泥んこ遊びを思う存分楽しめたかと思う。使った玩具の片付けは皆が協力して最後までできた。気付いたことは担任間で伝え合い、他クラスと連携を取りながら今後も水・泥んこ遊びを楽しんでいく。

 

6月16日(木) 曇り  中野

地域じゃがいも掘りに参加する。前日、雨が降っていたので長靴で現地まで歩く。長靴でも歩く速度に大きな差はなく、軽快に歩く。畑に付き、地域の方への挨拶や養護学校の生徒さんからのクイズに答えたりして交流を楽しむ。芋堀は3・5歳児の後、少し遅れて掘り始める。待つ間に5歳児の掘る様子を見て、どのように掘るか友達と会話が弾む。茎を引っ張ったり手で掘ったりして芋を手に取り喜ぶ。土中から出てきたトカゲやミミズなどを捕まえて自然を感じて楽しんでいる。虫を怖がり現地に着くと泣く子もいる。フリー職員が丁寧に対応してくれたおかげで、担任はその他の子を見ることができ、全員が楽しめた。地域の方が芋を栽培してくれたことを話し、一緒に芋掘りをしたり、感謝の気持ちを伝えたりして、地域の中での自分達を意識できるようにしていく。今後、発展として描画や食育に繫げていきたい。

 

6月20日(月) 晴れ  中野

園庭で自由遊びをした後に、興味のある子を中心に鉄棒で遊ぶ。体操教室に通っている子は率先して楽しんでいる。前回りができる子や出来なくても挑戦しようと頑張る姿がある。途中で手を放してしまい、驚いて恐怖を感じる子がいるが、保育者がそばにいることで落ち着いてもう一度挑戦し、成功する。周囲の子も出来たことに拍手を送り、皆で気持ちを共有する。鉄棒はやってみようとする子を増やし、成功体験を重ねられるようにしていきたい。危険が伴うので、前回りをする時は保育者がそばにいるときに限定して遊ぶようにする。楽しみながらも徹底して安全を確保したいと思う。鉄棒以外の遊びの中でも自分の身体を支えるような動きなど身体楽しみながら動かしす遊びを取り入れてみたい。…

4歳あさがお組2022年度5月の保育日誌

5月9日(月) 曇り  中野

今週から当番を導入する。自分たちで作った当番表の順番や手伝いの内容を聞き、当番になった子は、「お当番さんだから」と意欲的に取り組んでいる。当番活動は進級当初から楽しみにしていた子が多く、皆やる気を見せている。率先して行おうとする姿を褒め、やってみようとする気持ちを引き出していく。紙プロペラ作りは長細い紙にクレヨンで絵を描き、切り込みをハサミで切る。「切り込みだけを切る」ことを殆どの子が理解し、組み立てて遊ぶ。出来上がりは椅子に立って落とし、回って落ちていく様子を楽しんでいる。自分で作った玩具で友達とどちらがよく回るか・早く落ちるかを競争している。作る経験を増やして廃材工作遊びに繫げていく。

 

5月23日(月) 晴れ  中野

園庭で平均台・跳び箱を出して遊ぶ。ユニ棒を用意すると、子どもたちが自分で高さを調節して、並べている。どの子も活き活きと活動に参加して、身体を動かすことを楽しんでいる。ユニ棒は4段を跳ぶ子もいて、自信をもって取り組んでいる。途中から2歳児クラスも一緒に遊び、間に入れてあげる姿が見られる。跳び箱(3段)は手をついて跳ぶことはまだ難しく、上に乗り飛び降りるのを楽しんでいる。平均台は慣れ親しんでいるので、動物の模倣をして渡り、余裕が感じられる。今後も運動遊びを積極的に取り入れて、色々な身体の動かし方を体験し、出来たことを一緒に喜んで思いを共有していく。

 

5月20日(金) 曇り  中野

幼児合同のなかよし散歩を心待ちにしていた子どもたちは、水筒を持って登園し、期待を膨らませている。公園ではジャンケン列車や仲良しグループでチームを組み、リレーをし、異年齢での遊びを楽しむ。ゲーム後はひまわり組の子からラムネを配られ、子ども同士で「美味しい」と感想を言い合う姿がある。自由時間は広場を思う存分走って汗を流している。帰りはさくら組と手繋ぎして帰園し、交流を深める。自分の水筒を肩にかけての初めての散歩だったので、どの子も嬉しそうにしているのが印象的だった。仲良しグループにまだ慣れていないので、グループごとに集まるのが難しく感じる。今後、一緒に遊ぶ時にグループを意識できるようにしていき、異年齢で遊ぶ機会を増やしていければと思う。

 

5月30日(月) 晴れ  中野

日差しが強く朝から気温が上昇して暑い。子どもたちは遊びながら水道の水を飲み、水分補給する姿が目立つ。まだ暑さに慣れていないので、体調に留意しながら無理のない活動をしていく。2週間前に蒔いたアサガオの種が芽を出し、プランターに植え付けをする。夏野菜の栽培の経験から、土をプランターに入れるなどの流れがわかり、土の量を自分たちで調整している。水遊びやシャワーが始まり、タオル・泥んこ服を箱に入れるようになったので、丁寧に流れを伝えて準備する姿を見守っていく。アサガオの植え付けは数人ずつ興味のある子が行うが、石探し(鉢底用)・土入れ・植え付けを全体の子が体験することができた。成長の過程をじっくり観察し、世話を楽しんで食育へと繋げていく。…

4歳あさがお組2022年度4月の保育日誌

4月4日(月) 雨  中野

進級祝いをする。一人ずつメダルを渡し、今後の園生活で楽しみにしていることややりたいことを皆の前で発表する。気恥ずかしさは感じているが、したいことを言葉で伝えている。その後ジャンケン列車をする。ジャンケンの勝ち負けやルールを理解していて、負けたら列の後ろにつく。負けても次を頑張ろうとする姿が見られる。ジャンケン列車を嫌がる子もいるが、体操は元気に参加して楽しんでいる。進級祝いは今後の期待を膨らませていく為に一人一人ゆっくり訊いていく。園でしたい事を話すが中には家庭でしたい事を話す子もいる。今後も皆の前で発表する場面を作って、自分の思いを自信をもって伝えられるようにしていく。ジャンケン列車など、室内でも集団遊びを取り入れて、集団の中の自分を意識して、楽しんで遊んでいく。

 

4月12日(火) 晴れ  中野

英語で遊ぼうに参加する。初対面のダグラス先生に臆することなく接している。数の数え方や感情を表す言葉、ダンスや色探しゲームを楽しむ。色には濃い薄いがあり、同じ色でも違いがあることを友達同士教え合う姿がある。英語後はこいのぼり制作に取り組む。こいのぼりのしっぽ・目のパーツをハサミで切る。できないと途中で作業を投げ出すが、時間を置くと保育者と一緒に切る。円を切るのは難しいが自分で切り取ったことで満足する。

英語は積極的に発言する子がいることで、クラスの雰囲気を盛り上げてくれている。保育者も一緒に参加して場を盛り上げていく。ハサミの扱いは個人差が大きい。保育の中でハサミを使う機会を増やしていきたい。絵の具への興味もあるようなのでこいのぼり制作に取り入れて、色の変化を体験して楽しんでいきたい。

 

4月18日(月) 曇り  中野

友達との気持ちの行き違いで、「もう一緒に遊ばない」「嫌い」との言葉を口に出す子がいる。全体で「嬉しい・悲しい言葉」について話し合う。子どもから出た言葉をホワイトボードに書き出し、「他にも嬉しい言葉を見つけたら教えてね」と伝えると考える姿が見られる。その後は玩具で自由に遊んで過ごす。友達と協力して、カプラや積み木を組み合わせて家を作って楽しんでいる。友達に対して否定的な言葉が見られるので、全体で話すきっかけとする。子どもからは「嬉しい言葉」の方がより発言が多い。「言われたら心が温かくなるね」と思いを共有することができたように思う。今回はホワイトボードを使用したが、紙で掲示していつでも「嬉しい言葉」を意識できるようにしていき、随時言葉を追加できるように工夫する。

 

4月22日(金) 晴れ  中野

昨晩雨が降り、園庭は湿っているので、泥団子を作ってお店屋さんごっこをして遊ぶ。感触を楽しみ、泥がついた手を友達に見せて反応を楽しむ。昨日購入した野菜の苗を植え付けも行う。順番が待ちきれずに、「まだやっていない」と言う姿が見られるが、全員が順番にできることを伝えると、他の遊びをして待つ。「大きくなあれ」「元気な野菜になあれ」と声を出し、砂・水を掛けている。雨あがりの楽しみ方を保育者も一緒に遊びながら伝えていく。泥汚れが気になり遊びに入り込めない子には、タオルを用意していつでも手洗いができることを知らせ、安心して楽しめるように配慮する。野菜の植え付けは苗の数が人数分はないので、少しずつ作業を分けて、皆が参加できるようにする。今後も大切に育て、栽培への興味から食育に繫げられるようにしていく。今後は花の種まきを企画し、全員が種を植える体験ができるようにしていきたい。…

4歳あさがお組2021年度3月の保育日誌

3月8日(火) 曇り  中野

プランターにチューリップの球根を植え付ける。水を掛けると土が沈み、球根が見えてしまうのに気付いて、予備に用意した土を追加で掛ける。開花する頃にはひまわり組に進級していることを伝えると楽しみにする様子を見せる。チューリップの栽培を通して植物の成長と自分自身の成長も感じられる機会ができたかと思う。当番制にして大切に世話をしていく。室内では、昨日ひまわり組に贈る模造紙に貼るメッセージを作る。写真を見て似顔絵を描き、文字を掛ける子は50音表や「こどもの世界」の歌詞を見ながらメッセージを書く。ペンや色鉛筆を使い工夫が見られる。丁寧に似顔絵を描き、「ありがとう」の気持ちが伝えられるように取り組む姿が印象的に感じられる。気持ちを膨らませ、お別れ会に臨んでいきたい。

 

3月15日(火) 曇りのち晴れ  中野

進級に向けて気持ちの高まりが見られるので、「なりたい自分」を想像して自分に対してメッセージを書く。男児は「LaQが上手になりたい」「足が速くなりたい」などの言葉が聞かれる。進級への期待を感じさせる。メッセージは花型を用意し、以前作成していた段ボールの木に貼り、しばらく室内に置き、進級への意識を高めていく。文字の書けない子は一緒に書いたり、見本を用意したりしてできるだけ自分で取り組めるように工夫する。その後、地震の避難訓練が行われる。テーブルにもぐり、ヘルメットで頭を守る。訓練は全体的に落ち着いているが、話す子につられてしまう子もいる。保育者は落ち着いた口調・態度で今は何をしているのか気付けるように働きかけていく。

 

3月17日(木) 晴れ  中野

汗ばむほどの陽気である。年長児と一緒に鬼ごっこが始まり、全力で走る男児の姿が目立つ。負けても悔しそうにする様子はなく、もう一度勝負を挑む姿が見られる。身体を大きく動かし、ダイナミックに遊ぶ様子が見られる。その場の状況に合わせて遊びを選んでいけるようにする。年少児の子も鬼ごっこに興味を示す子もいるので、一緒に遊びに入れるように仲立ちをし、どの子も満足して遊べるように配慮する。午睡中の時間に花屋で花壇に植える花を買いに行き、植え付けをする。どの色を選んだか友達と見せ合い、丁寧に扱おうとする。花屋での購入・植え付けを通して植物への関心や愛着心が育つように一緒に丁寧に世話を楽しんでいく。

 

3月25日(金) 晴れ  中野

お別れ会を楽しみに意気揚々と登園してくる。テーブルのセッティングや椅子並べなど行う。保育者のテーブルセッティングの段取りが明確になっていなかった為、子どもを待たせてしまったことに反省。子どもは同じテーブルの年長児の名前を確認して期待が膨らませている。準備段階から、子どもたちと行い、楽しさを保育者自身も感じることができた。園庭に移動して、体操・リレー・ドッジボールを幼児クラス合同で楽しむ。リレーは接戦となり、非常に盛り上がる。ドッジボールは残り5名ずつで時間となり、引き分けとなる。盛り上がり、とてもよかったように感じる。ゲームの中で悔しさを感じることもある子もいたようだが、次に挑戦していく意欲として伸ばしていきたい。入室して年長の将来の夢・歌のプレゼント・給食を一緒に食べ、異年齢の交流を楽む。年長児への感謝の気持ちを伝えられる機会が持てて良かった。自分たちの来年の姿に重ね合わせられるようにつなげていく。…

4歳あさがお組2021年度2月の保育日誌

2月7日(月) 晴れ  藤原

ひまわり組が作った氷を少し分けてもらい、「冷たい」など感触を楽しむ。氷を砂に付けて、クッキーやケーキなどを作り、ままごと遊びをして園庭で過ごす。作ったものを友達や保育者に見せ、レストランごっこに発展する。リレーでは、思いきり走って嬉しそうな様子が見られる。季節に合わせた物や遊びを取り入れていき、様々な遊びが経験できるようにしていく。

 

2月17日(木) 晴れのち曇り  中野

制作の続きを行う。色違いの花紙を2枚重ねて筒の周りに貼っていく。色の組み合わせを想像して選び、重ね合わせて確認する姿が見られる。その後、延期されていた節分集会に参加する。制作した鬼の帽子を着け、意気揚々と準備する。太鼓の音に緊張する子もいたが、ひまわり組の子ども鬼に勢いよく紙の豆を投げつける。鬼に豆を投げ返されても負けずに投げ返している。保育者鬼に追いかけられ、慌てる様子もあるが笑顔が見られ楽しむ。制作は希望する子のみ行うが、多くの子が「もっとやりたい」と意欲を見せている。主活動以外の時間も楽しめるように工夫して進めていく。豆まき集会では、意欲を持って臨むことができた。「本物の鬼は来ない」と知らせていたので、安心して参加する姿が印象的だった。子ども鬼だけでも十分楽しめたように思う。来年は鬼の衣装を身につけて、自分達がひまわり組として参加することを会話の中で伝え、進級への期待を膨らませていく。

 

2月22日(火) 晴れ  中野

お別れ会についての話し合いをする。自分たちが卒園児をもてなす役割があることを知ると、「まかせて」とやる気になる。歌のプレゼントは子どもたちと話し合い、「こどもの世界」となる。歌ってみると耳なじみのある曲だということもあり、リズムに乗り歌う姿が見られる。お別れ会は自分たちがもてなす側になることを伝える。任されたことの喜びを感じている子が多いように感じられる。「どうしたら喜んでくれるだろうか」と相手の気持ちに立って考え、みんなで同じ目標に向かって準備を丁寧に進めていき、その後に待つ進級への期待に繫げていく。

 

2月25日(金) 晴れ  中野

縦割りの赤青黄の3グループに分かれて散歩に行く。公園広場で布を使ったボール運びゲームをする。3人で力を合わせ、ボールが落ちないように慎重に運ぶ・勢いで駆け抜けるなど、チームごとに個性が見える。宝探しゲームのご褒美でラムネを貰い、食べた後に自由遊びをする。斜面で転がり下りたり、駆け下りたり、固定健康遊具で遊ぶ。存分に体を動かして遊んだ後、グループごとに帰園する。散歩は年長児が優しく声を掛けてあげる姿もあり、ゲームを一緒に行うことで異年齢の関わりを楽しめたと思う。ゲームのご褒美のラムネをとても喜び、少量でもお菓子を用意して「お楽しみ」があったのはよかったと感じる。自由遊びは一番子どもが活き活きと遊んでいたように思う。異年齢での散歩の良さを感じた一日となった。…

4歳あさがお組2021年度1月の保育日誌

1月6日(木) 雪  中野

昨日から気温が下がり、外に用意した水の張ったバケツの様子を見るが、凍っていないので残念がる姿が見られる。園庭で遊んだ後は室内で絵馬の制作をする。「絵馬」とは何かを話し合い、何を書くかをそれぞれ考え、五十音表を見ながら文字や絵を書く。文字への興味を示し、楽しんで絵馬に記入する。平仮名に自信のない子は保育者と一緒に表を見ながら字を書こうとする。難しい時は絵で表現してもいいことを伝えて、無理なく楽しめるように配慮する。雪が積もり始め、給食後にひまわり組と一緒に西公園に散歩に行く。雪を触って感触を確かめながら、雪合戦や雪だるまを作る。滑って尻もちをつくことも大笑いして喜び、思う存分雪で遊びを満喫する。子どもたちの活き活きとした表情が見られる。その時にしか出来ない経験を大切にして、臨機応変に保育を展開していく。

1月14日(金) 晴れ  中野

久しぶりに保育園から少し距離のある公園(日野中央公園)に散歩に行く。道中も周りの子の足並みに合わせて歩き、会話を楽しむ。公園到着後はアスレチックへ移動する。以前はアスレチックを怖がり躊躇していた子も自信を持って遊ぶ様子が見られる。子どもたちの成長を見ながら、少し難しい運動にも挑戦していく。その後に池に移動すると、池に氷が張っていることを発見し、感触を確かめる。氷を手に持ち、池に投げ入れて割れる音や氷の破片が散らばる様子を面白がり、遊ぶ。復路も歩く速度が速く、疲れを見せずに軽快に歩く。列の間をあけないように歩こうとしたり、交通ルールを意識したりする。歩くこと自体を楽しみにしている子もいるので、今後も機会を設けて長距離の散歩し挑戦していく。

1月20日(木) 晴れ  中野

手洗い指導をすることを知らせると、昨年の指導を思い出して友達と話し始める。加藤看護師による手洗いの紙芝居・指導が始まると集中して話を聞く。その後、手のひらにばい菌マークのスタンプを押してもらい、手を丁寧に洗う。子どもの目が届きやすい手洗い場の鏡に洗い方のポスターを張っているので、どう洗えばいいのか理解している。感染症が流行っている時期なので、もう一度清潔にする大切さを意識する良い機会となり、同時に換気もこまめに行うように意識する。英語は皆、積極的に参加する。歌やダンスを交えながら、英語に親しんでいる。ジェリー先生との関係性ができて普段よりも落ち着いた様子で楽しむ。英語のやりとりにも慣れて、自信を持って楽しむ。状況に応じて英語に興味が向くように寄り添い、見守っていく。

1月24日(月) 晴れ  末﨑

マットやタイヤを使い、友達とごっこ遊びを楽しむ。他クラスの児が来ると快く遊びに誘い、話し合いながら遊びを展開する。形や色を見極めて小さな石を探しながら、友達と見せ合い喜ぶ子もいる。園庭の一部を「恐竜の住んでいるところ」に見立てて、化石堀りを楽しむ。恐竜に興味を持つ子が多く、遊びの中でも種類や名前、生体を伝えながら楽しんでいる。想像が膨らむと遊びの幅も広がり、遊びの輪の中に入る子が増えてくる。子どもたちの興味を大切にして、十分に友達とやりとりをして楽しめる時間を作っていく。…

4歳あさがお組2021年度12月の保育日誌

12月9日(木) 晴れ  中野

「手のひらを太陽に」の歌の途中でどちらの手から動かすのか意識している姿が目立つ。動きを意識すると声が小さくなりやすいので、歌を楽しみながら見振りを取り入れていけるように、遊びに取り入れて子どもの負担にならないように配慮する。劇ごっこでは観客を意識しながら大きく動けるようになってきている。サル役の子は柿を取る新しい動きが加わったが、すぐに慣れて楽しむ余裕も感じられる。踊りの場面でも自信をもって表現を楽しんでいる。その後、自由に遊ぶ。柿の実を不織布で作ったり、「さるかに」のペープサートを自分で動かして話を展開して遊んだりして過ごす。劇は細かな修正はあるものの、あくまでも子どもが楽しめ「もっとやってみたい」と思えるように進めていく。自由遊びの中でも、劇の話の世界を楽しめるようにして、当日に向けて気持ちを盛り上げていく。

 

12月13日(月) 晴れ  中野

男児を中心にドッジボールに興味を持つ子が増えている。先週初めて6~7人で遊んだが、全員で行うのは初めてとなる。遊び始めるとひまわり組も合流して、ルールを教えてもらいながら一緒に遊ぶ。ボールに当たっても嫌がらずに最後まで楽しみ、「もっとやりたい」と意欲を見せ、見様見真似だが、次第にドッジボールの楽しさを感じて熱中する。年長児が間に入り、ボールを同時に取ったときにどうするのか、自分たちで考えようとする姿を尊重して、様子を見守り、必要な場面のみ助言する。今後どのように発展して遊んでいけるか見守っていく。

 

12月22日(水) 晴れ  中野

園庭で「だるまさんがころんだ」を楽しむ。遊んでいると3歳児、5歳児ともに興味を示して遊びに加わる。ルールを知っている年上の子が年下の子に遊びを教える姿が見られる。積極的に異年齢での遊びが広げられるように担任間で連携を取って進めていきたい。室内ではお楽しみ会を思い出しながらクレヨンで印象画を描く。どんなことをしたのか十分話す時間をとり、イメージを膨らませていく。画用紙は自分で選べるように十分な枚数を用意する。それぞれの思い出深い場面を集中して細かく描き込んでいる。ハチやクリは人物での表現が難しく、「ハチ」「クリ」そのものの絵で表現している。何を描けばいいのか迷っている子には、個別に話をしたり写真を見たりして、思いを引き出す。改めて描画の難しさを感じるが、描く表現の経験を増やしていく。

 

12月24日(金) 晴れ  中野

雑巾を使って保育室を清掃する。雑巾を自分で絞り、椅子・窓・壁・棚など清掃する場を自分で見つけて拭く。拭いて汚れた雑巾を見て「こんなに汚い」と見せ合い、きれいになったと実感している。大掃除をする意味や雑巾の絞り方を知らせてから行ったことで、「自分たちの仕事」と認識して、責任感を持って熱心に掃除に取り組み、清潔になった心地良さと達成感を感じていたように思う。清掃後にひまわり組によるハンドベルの演奏・マジックを見たり、さくら組と合同で歌・合奏をしてクリスマスパーティーをしたりする。給食はクリスマスの特別メニューで、クリスマスの曲が流れる中、普段とは違う特別感を味わいながら食事をする。一日を通してクリスマスの行事を楽しむ事が出来た。…