4歳あさがお組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火) 曇り   中野

スタッフの方から動物の触り方などの説明を受けて、園庭に移動して移動動物園に参加する。ヤギやヒツジに餌をあげたり、モルモットに触れあったりして楽しむ。動物の紹介を事前に室内に掲示して、食べる野菜をよくわかっている。自分で「小松菜持って来た」「キャベツはなかった」と把握している。モルモットやヒヨコは触れ方や力加減に注意を払いながら優しく接している。怖くて触れない子には「持ってあげる」などと子ども同士で協力して楽しむ姿が見られる。ポニーの背中に一人ずつ乗り、表情が硬くなり緊張する様子もあるが「高かった」と感想を言い、満足そうな笑顔を見せる。動物に触ったら温かい・柔らかい・力強いなど五感で感じたことをそれぞれが言葉で表現している。移動動物園の余韻を楽しみたい。

11月5日(金) 晴れ  中野

イモ掘りを楽しみにしながら登園する。「いっぱい掘っておうちのお土産にする」と意気込む姿が見られる。さくら組と合同で支援学校まで歩いて移動し、地域の方・支援学校の生徒さんからの話を聞いた後にイモ掘りをする。蔓を引っ張ると鈴なりになったイモに歓声をあげたり、大きなイモは2~3人で協力し、掘り出したりする。支援学校の生徒さんも「がんばれ」と声を掛け、応援をしてくれるので子どもたちも笑顔を見せる。地域の方の説明で、「虫は危険だから触らない」と言われていたので、土からムカデやトカゲなどが出てくると距離を置いて見ている。どの子も力いっぱいイモを掘り楽しんでいる。帰り道は生徒さんから紹介されたイモ料理を思い出して、家庭で「何を作ってもらおう」と会話が弾む。その後、紙芝居・絵本・タブレットを利用してサツマイモや料理を見て、活動の余韻をしばらく楽しみたい。

11月18日(木) 曇り  中野

ユニ棒や鉄棒、かけっこをしてのびのび遊ぶ。様々な体の動かし方を楽しむ様子が見られ、鉄棒ではどうすれば鉄棒の上で静止できるか、友達の姿を見たり自分で工夫したりして挑戦してみる。園庭を広く使える時はスペースを活用して巧技台などを積極的に利用して遊んでいく。鉄棒は安全を確保しながらも、子どもたちの発想や「やってみたい」意欲を受けとめ楽しみながら行い、出来た技をみんなに披露する場を設けて自信に繋げていく。クラスで世話をしていたクワガタムシのオスが死んでしまい、0歳児クラス横の畑に埋めて最後のお別れをする。子どもたちからは「ありがとう」「またね」との言葉が聞かれる。生命の終わりに触れたことで、表情が曇る子はいるが、きちんとお別れをしたことで「また来年もお世話したい」と前向きな声が聞こえる。 生命の始まりと終わりがあることに触れる良い機会となる。

11月24日(水) 晴れ  中野

劇遊びをする。朝から今日は何の役をするか決めている子もいる。特定の役が続いている子もいるが、殆どの子はその日の気分で決めている。仲の良い友達と同じ役になりたいという姿も見られる。友達の動きや台詞の言い回しを楽しみ、真似をしてみたり、新たな動きを考えたりする。子どもたちからの発案で振り付けや台詞が少しずつ決まってきている。引き続き子どもたちの声に耳を傾けて一緒にお話の世界を広げていけるように楽しんでいく。その後、クリスマスリース作りを行う。絵を描く、糊で貼る、毛糸を巻くなど

何回か工程があるが、丁寧に進めていき、少しずつ近づくクリスマスへの期待をみんなで楽しんでいけるようにしていく。

 

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