4歳あさがお組2022年度1月のまとめ

健康

鼻水の出る子はいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。後半に入り、感染症で休む子が見られるようになる。手洗いうがいが大雑把になりがちなので、健康な生活に必要な習慣を皆で考え、進んで行う。

苦手な野菜を減らすこともあるが、喫食量が増えておかわりを求める子が増える、食事を楽しんでいる。

戸外では寒さを気にすることなく、十分に身体を動かして遊ぶ。気温や遊びの内容に合わせて、衣服の調整もしている。身体を動かして温めていけるような活動を考えていく。

人間関係

ルールのある集団遊びが活発になり、年長児に交じり、ドッジボールを楽しむ子も増えている。ボールが当たったことで、機嫌を損ねる子もいるが、ボールを追いかけて相手に当てようと奮闘する姿が見られる。友達の頑張る姿を「すごい」「やったあ」共に喜び、「自分もやってみよう」と挑戦しようとする。年長児の姿にあこがれの気持ちを抱いたり、子ども同士で刺激し合ったりする姿を見守りながら、遊びの楽しさやできた喜びを共有していく。

環境

年長児の保育室にある玩具に興味を持ち、ボードゲームやLaQ、パズルで遊ぶ姿が見られる。作り方が分からない子は年長児の遊ぶ姿から真似をしようとする。

お楽しみ会で使った衣装や被り物を用意すると、身に着けてなりきり遊びを楽しんでいる。遊びに必要な用具を十分な量を用意して、遊びを深めていけるようにする。

言葉

昔話や長めの物語などに関心が高まっている。難しい言葉は保育者に確認しながら、覚えたり使ってみたりしている。ゆったりとした雰囲気の中で、いろいろな物語に触れ、言葉や興味を広げていく。文字に興味がなかった子も50音表を見ながら文字を書いてみようとする。女児は手紙を書き、友達にあげる姿も見られるようになる。

自分の気持ちを伝えたくて、相手の話を遮って話し出す子がいる。最後まで話を聞く習慣が身に付くように、帰りの会でお当番が前に出て発表する場を設けて、話したり聞いたりすることを楽しんでいる。子ども同士のやり取りを見守り、自分の思いが相手に伝わる楽しさや、嬉しさを共感していけるようにして、必要な場面では仲立ちや言葉の補足をしていく。

表現

節分に向けて、鬼の帽子や豆入れを作る。帽子作りでは、新聞紙を重ねて箱を折り、手でちぎった画用紙で張り子にする。画用紙・工作紙・花紙・毛糸など様々な素材を用意して、自由な発想で顔のパーツを貼り付ける。子どもたちの発想や試してみようとする気持ちを引き出していけるよう、援助していく。

育児あれこれ