3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2020年度12月の保育日誌

12月2日(水) 雨  高島

合唱、オペレッタを皆で行いお楽しみ会ごっこをイメージする。オペレッタでは、自分の役ではないダンスも自然と体が動き友達と楽しそうに踊る。活動後、応援の職員が見てくれたことに対して「うれしかった」と笑顔で答える。その後、オペレッタで使うお面を見て「めはどうやってつけるんだろう」と作り方に期待を持つ。担任以外に見てもらうこと、活動風景を見守ってもらうことで子どもたちは達成感を感じることができた。衣装も子どもたちと一緒に作り意欲に繋げていく。

 

12月7日(月) 晴れ  髙島

「昆虫がいるところはどこ?」「森には何がある?」など応答を繰り返しながらイメージを膨らませ背景を作りあげる。「きいろいはっぱもあるよね!」という言葉から黄色の絵の具を増やし、子どもたちの手形で森を完成させる。「きもちいいね」「あしもやりたい」と言い、自分で足の裏に絵の具を塗り足形の葉を足していく。子どもたちの言葉から黄色を足したことで華やかな背景が完成した。手だけでなく足でもできることに気付いたりと、活動をしながら子どもたちの考えを形にすることができた。子どもたちの発想を大切にしていく。

 

12月17日(木) 晴れ  髙島

「おたのしみかいだね」「きょうDVDとるんだよね」と楽しみに登園する。普段と違う雰囲気、場慣れなどから気持ちが高揚してしまうが、一人一人楽しく参加する。合唱では自信をもって大きな声で元気よく披露する。日々の保育活動で一人一人の思いや発想を取り入れていく。言葉かけ、経験の大切さ、保育者の関わり方の積み重ねが子どもたちの成長の基本となることを忘れずに工夫しながら保育をしていく。

 

12月23日(水) 晴れ  髙島

大掃除では「ここもだよね」「こっちも」と自分で製作したほうきで汚れを払い、雑巾で拭いていく。掃除をする場所は自分で考えたり友達と話し合ったりしながら楽しそうに探し、掃除が終わると「ぴかぴかになったね」と達成感を味わう。普段、保育者がしていることに興味を持ち、やってみよう、やってみたいという気持ちから進んでお手伝いをしてくれる姿が多くなってきている。思いを汲み取り大掃除という形で活動にしてみたところ楽しそうに参加していた。日々の生活でも自分のものは自分で片付けたり、掃除をしたりする習慣を身に付けられるようにしていきたい。

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3歳さくら組2020年度11月の保育日誌

11月2日(月) 晴れ  高島

「どうぶつさんきたね」「おやさいもってきたよ」と動物との触れあいに期待を持つ。牧場の方の説明を聞き、少し緊張した様子で触れ合ったり、野菜をあげたりしていた。動物が自分の野菜を食べると笑顔を見せながら「ふわふわでかわいいね」「たべてるよ」と野菜をあげることや触れ合う事を楽しむ。触れ合いを通して貴重な時間を過ごす事ができた。

 

11月11日(水) 晴れ  髙島

プランターを見つけると「なにするの?」と冬野菜の栽培に期待を持つ。種の蒔き方を伝えると「こうやるんだよね」と夏野菜の時を思い出し、指で穴を開ける友達の姿を見て真似をする。小さな種を自分で開けた穴に入れ、プランターに顔を近付け種が入っていない穴を探す。「さつまいもみたいにおおきくなるといいね」と生長を楽しみにする姿が見られる。赤、黄、緑のげんきっずから食べ物に興味が出てきているので、栽培を通して栄養面なども伝えていき、生長を楽しみながら収穫に期待をふくらませる。

 

11月17日(火) 晴れ  髙島

昆虫太極拳の曲を流すと楽しそうに歌いながら体を揺らしてリズムをとる。どの部分のダンスを踊りたいかを聞き、配役を決めていく。「やりたいね」「みんなにみせるの」と見てもらうことに期待を持つ。配役を決めるとき、繰り返しダンス部分の曲を聞き、役が決まると「やったね」と友達と喜び合う。以前から部屋で過ごす時に、オペレッタの曲を流していたので配役を決める際、歌を歌いながら自然に自分がやりたい役を決めることができた。見てもらうことや劇ごっこを楽しみにしているので、保育者も一緒に楽しみながらお楽しみ会ごっこに向け活動していく。

 

11月24日(火) 曇り  藤原

避難訓練後に、疑似体験としてペットボトルのキャップを破損したガラスの破片に見立ててその上を歩く。保育者の話を聞き「どんなかんじかな」「いたいかな?」と友達に話し、実際に歩くと「いたい」「ちくちくするね」と言う子や、棚に掴まりながらゆっくり歩く子がいる。避難靴を履いてから再び歩くと「いたくないね」と、裸足で歩いた時との感触の違いが分かり、靴を履くことの大切さを知ることができた。疑似体験を通して新たな発見があったので、煙体験など別の疑似体験もできるように考えていく。…

3歳さくら組2020年度10月の保育日誌

10月2日(金) 晴れ  中村

西公園の広場で5人ずつかけっこをする。2回行い、2回目は少し距離を伸ばして走る。探索の前に公園での約束事を伝え、虫探しやドングリ探し、蝶々やトンボ、ハトを追いかけて楽しむ。探索をしながら園にある手作りバッグを思い出し、「つぎはかばんにいれようね」とバッグを持って散歩に行くことに期待感を持っている。かけっこの距離を決める時、保育者に「もっとうしろー」と声が上がり自分たちで距離を決めて走る。「足と腕を大きく動かすと早く走れるよ」と伝えると、その場で走る真似をして、走り終わった後「はやくなってた?」と嬉しそうに話す。涼しくなり運動をしやすい時期になってきたので、運動会ごっこを意識しながら様々な運動遊びを楽しめるようにしていく。

 

10月6日(火) 晴れ  髙島

お散歩バッグを肩から斜めにかけると「かわいいでしょ?」「ドングリここに入れるんだよね」と自分で装飾したバッグを友達と見せ合って喜ぶ。公園でドングリを見つけると夢中で拾ったり、金木犀の香りに気付いた子が「さいこうのにおいだね」と落ちていた花を集めてバッグへ入れたりし、帰園中も大事そうに手を添える姿がある。時間に余裕をもって行くことで、たっぷり遊びを楽しむことができた

 

10月14日(水) 曇り  髙島

火災の避難訓練で園外へ避難する。2歳児クラスと手をつなぎ園庭から第二避難場所の西公園へ移動する。2歳児クラスの歩幅に合わせたり、段差に上がってしまった子に「あぶないよ」と声を掛けたりしながら優しく手を引く姿がある。帰園後、5歳児の遊戯を見学し園庭で遊ぶ。感染症予防のため、異年齢児との交流に配慮し活動していたので、乳児に対しての関りに不安があったが相に合わせて優しく声を掛けている姿に成長を感じる。避難訓練という短い時間だったが異年齢児と手をつなぎ歩行したことで、年下児との関わり方に自信につながったと思う。感染予防に配慮しながら、交流できる工夫を担任間で考えていく。

 

10月26日(月) 晴れ  髙島

入場門や万国旗を見て「きょうはうんどうかいごっこだね」「できるね」と期待感を持つ。オープニングでは、少し緊張した表情を見せていたが、体を動かす度に笑顔が見られる。5歳児の遊戯では「いっしょにおどりたい」と言って立ち上がった子も、音楽が流れると憧れの眼差しで夢中になって観る。かけっこや遊戯が終わるたびに「きょうかっこよかった」「がんばったよ」と担任に達成感を伝えに来る。幼児クラスになり、初めて皆で一つの大きな事をやり遂げた達成感や喜びを味わうことができた。また新たなことに挑戦する気持ちを育んでいく。…

3歳さくら組2020年度9月の保育日誌

9月4日(金) 晴れ 高島

ひのまつりの為、ひまわり組での朝の支度に不安そうな表情を見せるが友達や保育者に声を掛けられると安心し「きょうおまつりだよね」「たのしみだね」と話をする。恥ずかしさから店番をしているひまわり組の友達に声を掛けられない子もいたが、声を掛けられると安心して参加する。例年とは異なる形での行事になり小規模での開催になったが、子供たちから「たのしかった」という言葉が聞け、短時間ではあったが異年齢交流を持つことができ良かった。このような機会を増やしていけるよう担任同士で声を掛けていく。

 

9月10日(木) 晴れ 高島

タライに入った水や水鉄砲で水遊びを楽しむ。友達や保育者に水をかけて反応を見たり掛け合いをしたりして楽しく体を動かす。水が苦手な子はログハウスの中から笑顔で水遊びの様子を伺う。シャワー後「つめたかったね」「あーたのしかった」「きもちよかった」と嬉しそうに伝えてくる。水が苦手な子も友達が楽しんでいる様子を見て水遊びの雰囲気を楽しんでいる。暑い日には活動内容、活動時間を考え涼感を感じられるように工夫していく。

 

9月14日(月) 曇り 中村

出発前に散歩で行きたい場所の希望を聞き電車を見に行くことになり、電車を見る場所も子どもたちに決めてもらう。帰りは違う道を歩くよと話していたので別ルートを通ると「まえにここきたね」「こんどはこのこうえんね」と次の散歩への期待感を示す子もいる。雨上がり後の散歩だったので公園では遊ぶことが出来ないことを伝えると残念そうな声もあったが、すぐに電車を見に行こうと話が出て行き先が決まる。予定の本数よりも多く電車を見ることができたのでとても喜んでいて良かった。今回は電車を見る場所のみを希望を取って決めたが、次回は通る道も子どもたちに決めてもらい、ちょっとした探検のような散歩をしてみようと思う。

 

9月24日(木) 曇り時々雨 高島

避難訓練の放送を聞くと表情が変わり保育者の指示に耳を傾ける。ヘルメットや避難靴を身に着け「あたまはだいじだよね」「“おかしも”だよ」と今までの訓練で覚えたことを保育者に伝える。訓練後「すこしこわかったね」と友達と話す場面もある。訓練中会話をせず保育者の指示を待つ子、訓練の時に身に着けたことを言葉にして保育者に伝えようとする子の姿を見て、繰り返し参加し行動することで、理解していることを実感する。普段と違う訓練だったが、避難の仕方をしっかりと子どもたちに伝え安全を図っていく。室内遊びでは、肌色に塗った紙皿を顔に見立て毛糸やクレヨン、画用紙で自分の顔を表現し、完成した制作を嬉しそうに見ながら「うんどうかいでどこにかざるんだろう」と期待感を持つ。…

3歳さくら組2020年度8月の保育日誌

8月6日(木) 晴れ  中村

カルタ遊びをする前に平仮名カードを使いクイズ形式で平仮名に興味を持つ環境作りとする。カルタの枚数を少なくして探しやすくしていたが、「もっとやりたい」と声が多く上がり半分過ぎた頃に残りのカルタを全部出してカルタを楽しむ。ゲームの序盤は平仮名が分かる子が読んでいる途中に取りに行く為、同じ子ばかりが取れてしまう。休憩を挟んだ後に取りに行くのは、読み手が「どうぞ」を言ってからカルタを取りに行くルールを追加した。この「どうぞ」が意外と難しく、お手つきが何度か続いたが子ども同士で声を掛け合ううちにお手つきする子がいなくなる。全員が同じ土俵で最後までゲームを楽しめるように今後も工夫をしていく。

 

8月14日(金) 晴れ  高島

色がついた氷を見ると声を出して喜び、絵の具とは違う感触で色染めを楽しむ。水風船を割り氷が出てくると「きらきらだね」「いしみたい」「これはたまごね」と友達と見せ合う。溶けかけの氷を摘もうとするが「ちいさくなっちゃうな」となかなか摘めず不思議そうな顔をする。手形、足形、氷でのお絵描きごっこを楽しみ、「またやろうね」と会話も弾む。氷が溶けながら色が混ざり合う様子を夢中で見る姿から絵の具とは違う感触や色染め遊びを経験する事ができた。子どもたちのあそびが深まるよう色々な自然素材や、材料、道具に触れられる機会を作っていく。

 

8月21日(金)  晴れ  中村

フルーツバスケットをする。ブドウ、ミカン、リンゴ、イチゴの4グループに分かれ、呼ばれたら返事をしたり、次に呼ばれたら座席を移動するなどルールを増やして、ゲームの楽しさを味わえるように工夫する。何回か繰り返すとフルーツを言いたくて空いている椅子を友達に譲ったりする子もいて、それぞれの楽しみ方でゲームに参加する。希望したフルーツになれず一度は次回でと折り合いをつけたが「やっぱりやだ」と落ち込んでしまう子おり、保育者とペアになりながら何度か参加しているとルールの理解がされていく。思いが通らなかった子に対する対応の難しさを感じる。一人一人の気持ちに寄り添い、その時にその子にとって最善の選択を出来るよう保育の幅を広げていきたい。

 

8月28日(金)  晴れ  髙島

いざりあるきを保育者がすると真似をして「もっとやりたい」と一緒に体を動かす。3人ずつ競走を始めると、順番を待っている子が「がんばれー」と応援をする。お尻と足でバランスを取りながら前進したり、姿勢が良い友達の姿を見て真似している。速さを気にする子が多いが、ルールを守ろうとする子は保育者を見て確認をする。友達が頑張っている姿を見て自然に応援する姿に成長を感じる。速さを競うことが中心になってしまいがちだが、相手を応援することやルールを守って楽しむことの大切さ、楽しさを伝えていきたい。…

3歳さくら組2020年度7月の保育日誌

7月7日(火)  曇り 髙島

七夕集会に参加する。以前から笹飾りを作ったり、歌を歌ったりしていたので興味を持って保育者の話を聞く。由来のパネルシアターでは少し難しい場面もあったが黒地のパネルに映えるイラストに「きれいだね」と友達と会話をしながら夢中で見る。さくら組が作った笹飾りを保育者が紹介すると飾ってある笹飾りを指差し、自分の作品を嬉しそうに探す。飾る場所や飾り方を工夫し作ったものを大切にする気持ちや作りたいという気持ちが持てるようにしていく。

 

7月16日(木)  曇り 高島

裸足になり階段を下りると「やっぱここいたいね」と地面の感触を保育者に伝えたり、平均台や跳び箱を用意すると「このまえやったよね」と経験したことを思い出したりして活動に期待を持つ。跳び箱からのジャンプでは大きな声でヒーローの名前や「○○のははです」と保護者の真似をして楽しむ。運動遊びをしながらのびのびと楽しく自分の考えやイメージを表現している。様々な遊びや活動を取り入れていく。

 

7月20日(月)  晴れ 髙島

歩行中に「ビッグボーイでママとごはんたべた」「オリンピックはさむいんだよ」と経験したことと夢中で保育者に伝える。公園ではワニの形をしたジャングルジムで「こわそう」と不安になっている友達に「こうすればいいんだよ」と見本を見せてあげる子がいる。固定遊具で不安になっている友達に気づき見本を見せてあげる子がいたので保育者もすぐには声を掛けず、さり気なく手を添える。歩行中は会話が途切れることなく、会話を楽しんでいる。体力もついてきているので距離を伸ばしていく。

 

7月30日(木)  曇り 髙島

ろうそくを使いはじき絵をする。白い画用紙にろうそくで絵を描くと、「かけないね」「しろとしろだからだよ」と会話をしながら大きく手を動かして楽しむ。上から絵の具を塗ると「でてきたね」「むらさきにもなったね」と色の変化や浮かび上がってきた線を見て喜ぶ。筆の力加減が難しく画用紙に穴が開いてしまっていた子はいるが、画用紙の上で混ざり合う絵の具の色に夢中になる。ワクワク、ドキドキするような活動を取り入れていく。…

3歳さくら組2020年度6月の保育日誌

6月1日(月)  雨 髙島

緊急事態宣言が解除になり登園児が増えたことで、友達に会え嬉しそうな表情で遊んでいる。登園時は恥ずかしそうにし、会話も少なかったが、時間が経つにつれ保育室に元気な声が響き、男の子はヒーローごっこ、女の子はおままごとで友達との関わりを楽しむ。登園自粛期間が長く、幼児の生活の流れに戸惑い困惑する場面が多く見られたので、活動の時間に余裕を持ち、丁寧に伝えていくようにする。登園をした子ども達の嬉しそうな表情を大切にし、安心して生活ができるように一人一人の思いに寄り添い関係を新たに築いていく。

 

6月10日(水)  晴れ 髙島

歯科健診を受ける。「はいしゃさんなんてへっちゃらだい」の絵本を見て大きな口を開ける。名前を呼ばれると少し緊張した表情を見せるが健診が終わると「なかなかったよ」と笑顔を見せる。その後、加藤看護師からの歯の話や紙芝居を興味深そうに見て、大人と子どもの歯の本数を知り驚く姿もある。健診を期に改めて歯を磨く大切さを知り、歯に関心を持つ良い時間になっている。食後、「はみがきしなきゃね」と言い、歯磨きを進んで行っていたので安全に歯磨きができるよう、室内環境に配慮し、見守り褒め自信に繋げていく。

 

6月15日(月)  晴れ 高島

水に赤、黄、青の絵の具を加えると嬉しそうに色を答え、色水を混ぜ変化を見ると「すごいね」「やりたい」と期待を持つ。無色透明、赤、青、黄の4つのタライを用意すると好きなタライの前でペットボトルや容器に色水を入れ「きれい」と喜んだり、混ぜて「ちゃいろになったよ」「せんせいのすきなむらさき!」と色に興味を持って楽しむ。1色だけの美しさ、混ぜた色の美しさを知ることやそれによる驚きや色の変化に気付きながら楽しく遊ぶことが出来た。色水の入ったペットボトルを持って帰りたいと言い、楽しさを保護者に伝えようとする子もいる。子どもたちが「ワクワク、ドキドキ」できる活動をしていく。

 

6月24日(水)  雨時々曇り 髙島

生長したインゲンのプランターを置くと葉の色や穴を見て「みどりがすごいね」「あらぺこあおむしがたべたんだね」と言葉にする。葉の下に隠れているインゲンがある事を伝えると、プランターの近くに横になり大きなインゲンを見つけ喜ぶ。収穫が終わると「たのしかったね」と友達と会話をしたり、給食のカレーに入っていたピーマンを見て「インゲンかな?」と気にしたりする様子もある。雨天だったが収穫を楽しみに登園してくれていたので室内で行い、戸外と違う雰囲気で伸び伸び行うことができた。自ら栽培、収穫した経験を大切にし、食することの楽しみや興味を持ってもらえるように繋げていく。…

3歳さくら組2020年度5月の保育日誌

5月7日(木)  晴れ 髙島

プランターを用意し、指で種まきの穴をあけると土の感触に思わず笑みがこぼれる。インゲンの種を渡すと「ピンクきれいね」と言い、自分で開けた穴に優しく種を蒔く。保育者が「どんな野菜ができるかな?」と聞くと「おいしいやさい!」と嬉しそうに答える。給食で食べたり、スーパーに並んでいたりする野菜を自ら育て、収穫し、食べることを経験して食べ物を大切にする気持ちを感じて欲しい思う。子どもたちが喜んで世話のできる環境を作りながら収穫を心待ちにできるようにしていく。

 

 

5月12日(火)  曇り 中村

園庭にちゅーりっぷ組がバギーで出てくると傍に寄り添い「かわいいね」「やわらかいね」と触れ合いを喜ぶ。散歩では、車用と歩行者用の信号機を比べて違いを探したり、広場でかけっこや梅の実拾い、シロツメクサで指輪を作ったりして自然と触れ合う。疲れや暑さからか全体的に食事のペースが落ちているように感じられる。子どもの体調の変化を見逃さず、水分補給や休息をこまめにとるようにする。

 

 

5月19日(火)  雨時々曇り 高島

幼児クラスになり初めてハサミを使用する。「わにわにのおおけが」の絵本を見てハサミの使い方を知る。一回切りができるように画用紙を2cm幅に切ったものを用意し、保育者の持ち方、切り方を見て意識しながらゆっくりとハサミを動かす。繰り返すうちにスムーズに切れるようになり、笑顔を見せる。ハサミに触れたことがある子も「わにわにのおおけが」を見ることで、改めてハサミの使い方を知ることができた。今後も使用する機会を作り、繰り返しの経験で安全に使えるようにしていく。

 

 

5月29日(金)  晴れ 髙島

5月の誕生会に参加した後、園庭で遊ぶ。自分が用意した三角コーンに1歳児が興味を示し、重ねて遊んでいるのを見て「ちょっとしょうがないか」と戸惑いながらも貸してあげる姿が見られる。色水遊びをしている5歳児を見て興味を持ち、少し距離を置いて様子を伺っていたが、5歳児から声を掛けられて、色水が入ったプラコップを差し出してもらうと少しずつ距離が縮まり、嬉しそうに一緒に遊ぶ。年上児がしている遊びや活動を見る中で、様々な事への興味が広がり、良い刺激になっている。今後も担任同士声を掛け合いながら交流を持つ。…

3歳さくら組2020年度4月の保育日誌

4月2日(木)  晴れ 髙島

今日から新入園児の友達が一緒に過ごすことを伝えると「どんなあたらしいともだちかな?」と期待を持つ声が聞こえる。部屋で遊んでいると寂しさから涙を見せる新入園児に手を差し伸べ遊びに誘う子もいる。幼児クラスの部屋に慣れるようひまわり組の部屋にも行き、「かして」「いいよ」と友達や保育者とやり取りをしながら好きな玩具で遊んで過ごす。幼児クラスへの期待や新入園児に対しての思いやりの気持も見られる。一人一人の姿を大切にし、成長を見守っていく。

 

4月8日(水)  晴れ 高島

ログハウスに天板付のタイヤを並べステージを作ってバケツの蓋をシンバルに見立て歌に合わせてリズムを取って遊ぶ。6色の三角コーンを置いて保育者が言った色の所まで走るゲームをして体を動かす。ひまわり組がマラソンしている姿を見て「せんせいこれやろうよ」とバトンを持ってゲームを楽しむ。ひまわり組への憧れややってみたいという子ども達の気持ちを逃さず遊びの展開のヒントとして大切にしていく。

 

4月13日(月)  雨 高島

リズム遊びや色鬼ごっこをして体を動かす。その後、保育者がトイレットペーパーの芯、のり、折り紙を用意すると興味を持ち椅子に座る。一人が遊びだすと「○○ちゃんもやる」と隣に座り遊び始め、その様子を見て次々と参加し制作をする。会話が少なくなる程、夢中で遊んでいたので「なんだかしずかだね」と保育者に話す子もいる。少しずつ素材を増やし、子どもたちの発想を形にできるようにしていきたい。

 

4月24日(金)  晴れ 中村

前日もすみれ組と一緒に散歩に行っていたのでその様子を思い出し「やさしくだよね」「はじっこだよ」と声を掛けている。探索遊びでは、梅の実やたんぽぽの綿毛など季節のものを見つけて友達と喜びを共有し、どんぐりをテーブルに並べてお店屋さんごっこを楽しむ。探索遊びをしている中でも「こっちにもあるよ」「いっこあげるね」と優しく声を掛ける姿や手を引いてあげる姿があり、年上児であることを意識している場面が多々見られた。時期で難しいこともあるが積極的に他クラスとの交流の場を持てるようにし、異年齢での遊びも楽しめるようにする。…

3歳さくら組2019年度3月の保育日誌

3月2日(月)雨 萩原

卒園児へのプレゼントの時間割表入れ作りをする。土台作りでは、ハケを使って段ボールに色画用紙を貼る。筆とはまた違った感触を楽しんでいる。中には渡したい相手を思い浮かべながら作っている子もいる。これまで5歳児にしてもらったこと等を思い出し「ありがとうだね」と感謝の気持ちを抱き、それを伝えようとする姿がある。また、年下児への関わりについては「5歳児にしてもらったことをしてあげる」と話す。自分のことで精いっぱいだった3歳児が他児を思うことが出来るようになったことに大きな成長を感じる。思いを大切に育てていき、進級への期待に結びつけていく。

 

3月11日(水)雨 斎木

園庭遊びでは、いくつかの集団に分かれてごっこ遊びが展開される。てんとう虫を見つけていた子どもたちの周りに他の子どもたちが集まり「動かないね」「眠っているのかな?」「えさをあげてみる?」と話し合っている。砂場では前日の雨で湿った砂を使い、型抜きをしたものでお店屋さんごっこに展開する。虫に興味を示す子どもがいるので図鑑を見て一緒に調べていき、更に興味を深めていく。

 

3月18日(水)晴れ 萩原

0歳児と一緒に西公園までお散歩に行く。昨日から話をしていたこともあり「赤ちゃんと散歩に行くんだよね」と楽しみにしている。3歳児から「手を繋ごう」と声を掛けるものの、上手く繋ぐことができず戸惑う児が多い。公園で虫探しや追いかけっこなどをするうちに、0歳児から関わりを求められると、姿勢を低くして目線を合わせたり、優しく声をかけるようになる。進級するという意識が強くなってきたように感じる。進級へ向けて環境が徐々に変化していくが、不安になることのないよう配慮していく。

 

3月26日 (木)晴れ 萩原

12月に種まきをした小松菜の収穫をする。土から抜くときには皆、慎重にゆっくりと引き抜いている。また、抜いた根を見て「あれ?なにもついてない」と疑問に思っている児もいる。じゃがいもやさつまいも堀りを思い出し、根に実がついていると想像したものと考えられる。また、先週末からの成長が早かったため、中には蕾や花がついているものもあり、給食のすまし汁に入っていた菜の花を小松菜と思う子もいた。葉野菜や根菜、ツルになるものなど図鑑等を用いて知らせていき、食への関心にもつなげていく。…