3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2021年度2月の保育日誌

2月10日(木)雨のち雪 五十嵐

身体測定をすることを伝えると、「大きくなっているかな?」「小さくなっていたらどうしよう。」という話が聞こえてくる。保育者が、「大きくなっているよ」と言うと、とても嬉しそうにする。身体測定をすることで、自分の成長を確認する姿が見られた。今後の進級に向けて、「大きくなる」ことを実感していける経験をしていく。その後、室内でスペースマットを使い遊ぶ。皆でマットを繋げて遊び始めると、ワニ、怪獣、サメがいるよ!と想像を周りに伝えながら楽しむ。保育者も一緒になりながら楽しんでいくことで、次々に遊びが広がっていく。ごっこあそびが楽しめるように十分な時間をつくっていく。

 

2月16日(水)晴れ 五十嵐

1月に西公園前を散歩した時、「この木は、桜の木?」と興味を持ち、咲いたらみんなでお花見しようと約束をする。梅の花が咲いたので、西公園に見に行く。一本一本の木に、様々な色の花が咲いていることに気付いて、周りを見渡す。保育者が「匂い、するかな?」と木に近づくと、同じように匂いを嗅ぎ始めて「ここ、いいにおいするよ!」と伝え合う。天候もよく、心地よさを感じられる一日だったので、梅の木を観察して、より春を意識した散歩をすることが出来た。公園の高台へ行くと、富士山を見ることが出来て、「ひのふじだ!!」と以前公園の砂場で作った砂山と重ね合わせる姿が見られた。子どもたちの発見から自然に触れて季節の変化を感じられるようにする。

 

2月25日(金)晴れ 五十嵐

幼児3クラスで、洋光台南公園へ散歩に行く(なかよし散歩)。いつもは散歩時にはつけていないバッチをつけていると「楽しみ!」という声が多く聞かれる。異年齢児で、3グループに分けてゲームや宝物探しをする。クラスの友達ではない子との触れ合いで緊張している子もいるが、皆嬉しそうにする。公園では、自由遊びを楽しむ時間もあり、年上児の遊びを真似しながら十分に体を動かす姿も見られる。散歩では、年長児にサポートしてもらい、会話を楽しむ。年上児との交流の中で、進級することを実感していけるようにする。

 

2月28日(月) 五十嵐

年上児がドッチボールをしている様子を見て、ボールを投げて遊び始める。その様子を見て園庭に円を描き、中あてをする。始めは、保育者が外野になり、ルールを説明しながら一緒に遊ぶ。その姿を見て、ルールがわかり、数名の興味がある子が参加する。外野になったり、内野になったりしながら転がして遊ぶと、「楽しいね」という声が聞こえる。他クラスの様子を見て、興味を持ち、同じような遊びをすることを楽しむ。子どもの興味を大切にしながら、環境を整えていく。…

3歳さくら組2021年度1月の保育日誌

1月7日(金)晴れ 五十嵐

昨日雪が降り、本格的に積もった雪を見るのが初めてなので、昨日から家庭で雪だるまを作ったり、雪かきをしたりする子がいる。園庭に出ると、新雪の雪を見つけて集めたり、手で丸めたりして「冷たいね」「ゆき、楽しいね」とはしゃぐ姿が見られる。たらいに張った氷を手に取り、「これ、すごいね!」と見せ合い、喜ぶ。雪や泥で手が汚れることを心配する子もいたが、遊びに夢中になり、楽しむ。初めての体験で、新たな発見をして喜んでいる。様々な経験を積むことで、色々な学びをしていけるようにする。

1月14日(金)晴れ 五十嵐

散歩に行くことがわかると、それまで使っていた玩具を積極的に片付けて、進んで支度をする。公園では、子ども同士でルールを決めて鬼ごっこを始める。保育者がそのルールを言葉で丁寧に他の子に伝えることで、みんなで遊び始める。「鬼になりたくない」と言う子もいるので、保育者も一緒にゲームに参加し、楽しめるようにしていく。その後、木の生えている場所を探索すると、「おおかみ、見ているよ」とお楽しみ会で行った表現遊びが始まる。イメージを膨らませて遊びが広がるような声掛けをしていく。

1月17日(月)晴れ 滝澤

リレーをしようと数人を誘うと、皆「やりたい!」と言って参加してくる。ちゅーりっぷ組の子や保育者が応援してくれるのを見て張り切って列に並ぶ姿が見られ、ルールを丁寧に伝えると理解し笑顔で走ったり友達を応援したりする。園庭に出ている人数が少ない時間帯など、他のクラスとも調整しながら繰り返し楽しんでいきたい。生活の流れは基本的にあまり変わらないが、「次はなにするの?」と毎回保育者に聞いたり声掛けを待ったりする子がいる。自分で考えて行動したり、自分の思いを発信していったりしていけるように、すぐに答えを出すのではなく一緒に考えたり、発信を待てる時間の余裕を持つよう心掛ける。

1月24日(月) 五十嵐

先週、体調不良の子も多かったので、子どもの様子に合わせてゆったりと過ごす。園庭で過ごした子は、タイヤにロープをかけて、サンタクロースとトナカイに扮し、ごっこ遊びをする。鈴の音の真似をして、クリスマスの雰囲気を作り出す子もいる。室内では、鬼のお面を作る。はさみで、初めて緩やかな曲線を切ると、子どもたちから「むずかしいね」という声も聞かれたが、一生懸命に取り組み、出来た時は「やった!」と嬉しそうにする。一人一人の取り組み方に合わせて援助し、達成感が感じられるような声掛けをしていく。…

3歳さくら組2021年度12月の保育日誌

12月6日(月)くもり 五十嵐

おたのしみ会に向けた活動では、衣装が完成し、喜んで試着をする。2歳児にお客さんになって、見てもらうことを伝えると、嬉しそうにする。ひまわり組の保育室で繰り返し、演技などをすることで、環境に慣れてきて、楽しんで参加している。セリフや動きを忘れてしまうと、周りの子がそっと教える場面が見られる。自信を持って参加している姿を褒めていくとともに、不安な場面でも自信を持てるような声掛けをしていく。歌では、歌詞を間違えてしまうという不安が見られるので、過度な励ましを避けて見守ったり支えたりする。

12月13日(月)晴れ 五十嵐

散歩に行くことがわかると、「どこにいくの?」と楽しみにする。ツリーやサンタを見つけるたびに立ち止まり楽しむことで、次第に自分達で探し始める。「みてみて!!」と発見を共有しする。クリスマスや正月などの行事を通して、季節ならではの体験をする。興味があるものを見つけたら、一緒に調べたり観察したりしていく。散歩へ行くのが久しぶりだった為、途中で靴がぬげたり、転んだりしてしまう子もいる。散歩での約束を確認しながら、子どもたちの散歩のペースを大切にしながら歩いていく。

12月22日(水)晴れ 五十嵐

大掃除をすることを伝えると、「頑張るぞ」と気合いを入れる。やりたいと積極的に取り組む子もいれば、途中玩具で遊ぶ始める子もいる。「ここの棚、お掃除お願いね」と声を掛けると、一生懸命に取り組む。終わると、「きれいになったよ!」と満足そうにする。本棚の片付けでは、背表紙が見えるように片付けることを伝えると、友達と確認しながら棚に戻している。掃除が終わり、玩具や荷物が片付くと、「やったぁ!!」と友達と喜び合う。疲れたと口にする子もいるが、満足そうな姿も見られる。普段片付けをしたがらない子も、周りの子が取り組んでいる姿を見て、掃除をし始める。子どもたちが出来ることは任せていくことで、達成感を感じ、様々な活動を積極的に楽しめるようにしていく。

12月28日(火)晴れ 五十嵐

5歳児が園にある芋畑から、霜柱をもってきたのを見せてくれたことに興味を示す。その後芋畑に行き、霜柱を探す。寒さが深まり、固くなった土や霜柱を持ち、「つめたい!!」と感触を楽しむ。寒さを体感し、その後園庭の砂場に「温泉」を掘る。みんなで入れるようにと大きくしたり、玩具を持ってきて浮かべたりする。つり遊びなど、遊びが広がっていく。

冬の自然を感じる季節になり、発見を楽しむ姿が見られる。子どもの発見に共感しながら、一緒に観察したり調べたりしていく。ごっご遊びが広がりを見せているので、子どもの様子を見ながら、一緒に参加したり声掛けをしたりして遊びをじっくりと楽しめるようにしていく。…

3歳さくら組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火)晴れ 五十嵐

移動動物園があることを知らせ、動物園からの手紙を掲示すると子ども同士での会話が弾む。朝から「まだかな?」と動物達が来るのを楽しみにする。始めは、やぎやヒツジの元気な姿に驚く子もいるが、えさを食べる様子を見ると「わたしも」と餌やりに参加する。保育者と一緒に餌やりをしたり、友達の楽しそうな様子を見たりすることで、徐々に自分から餌をあげるようになる。小動物の背中を撫でたり、ポニーに笑顔で乗ったりして楽しむ姿も見られる。ポニーに乗れなかった子も、モルモットの背中を優しく撫でて、触れ合いを楽しむ。子どもの様子に合わせて、保育者の援助の仕方を変えることで、興味を持ち触れ合う姿が見られる。

11月11日(木)晴れ 五十嵐

ユニ棒や平均台で、サーキットを作る。まず、興味を持った子、数名が遊び始める。始めは、平均台を前に「こわい」という子もいたが、保育者が手を繋いで一緒にゆっくり歩くことで、一人で渡れるようになる。二本の平均台を跨いで歩く子、一本を慎重に歩き進める子、カニ歩きをする子がいる。他の遊びを楽しんでいた子も、他児の様子を見て試してみる姿が見られる。少しずつ自信をつけて、一人で平均台を渡ろうと頑張る子もいる。出来る様になったことで達成感を感じ、自信をつけている。このような経験を積んでいけるように、子どもたちの成長発達を把握して、環境を整えていくようにする。

11月19日(金)晴れ 五十嵐

火災の避難訓練に参加する。園庭で自由遊びをしている時間だったが、放送が聞こえづらく戸惑う子もいた。職員が声掛けをしに行くことで、避難訓練だということに気付き、行動する。火事だとわかると、口元を抑えて煙を吸わないようにしている。西公園への避難になり、始めは話をする子もいたが、徐々に状況がわかり、真剣な表情を見せる。今回は火災の避難訓練だったが、いつどこで起こるかわからないので、絵本などを使い、保育者の話を聞いて行動していけるようにする。保育者も真剣に参加していくことで、訓練の大切さがわかるようにしていく。

11月25日(木)晴れ 五十嵐

お楽しみ会に向けて、動物になりきった表現遊びをする。自分がやってみたい役が決まり、遊びの中で保育者に質問されること(「好きな食べ物は?」「どんな泣き声なの?」)に答えることを楽しんでいる。答えがわからなくても、他の子も一緒に考えて答えることで回を重ねるごとに自信を見せる。その姿を褒めていくことで、お楽しみ会への期待を持てるようにしていく。表現遊びの中で行うダンスや楽器遊び、サーキット遊びなども張り切って参加している。一人で発表することに緊張感を見せている子もみんなが傍にいることで、笑顔が見られる。友達と一緒に活動する楽しさを味わい、遊びを広げていくようにする。…

3歳さくら組2021年度10月の保育日誌

10月7日(木)くもり 五十嵐

期待を持ちながら、「運動会ごっこ」に参加する。手作りベルトなどを進んで着用する一方、緊張感も見られる。遊戯の曲が流れてきてもすぐには動けない子もいたが、周りの子が歌を歌いながら踊っている姿を見て、少しずつ体を動かし始める。曲の終わりには、みんなが笑顔になり、楽しむ様子が見られる。かけっこでは、不安がる子もいたが安心できる友達と一緒に走ることで、笑顔でゴールする。運動会ごっこに向けて、様々な活動をしてきたが、ポンポンや自分で作ったベルトを身に付けて楽しんで参加している。今後も今日の経験を活かしていけるように運動遊びを楽しみ、みんなの前で発表することを楽しんでいけるようにしていく。また、子どもたちの頑張りを十分に褒めて、自信に繋げていく。

 

10月11日(月)晴れ 五十嵐

4歳児と手を繋ぎ、洋光台駅前まで散歩に行く。保育園を出てすぐに、「かりん」や「ゆず」の木を見つけて観察する。公園では、「りす、いるかな?」と探したり、「木の葉っぱ、(風に吹かれて)なくなっちゃうよ」と言ったりして、自然に目を向ける子もいる。周りにある気になるものを観察しているので、前にいる子との距離が空いたり、車道側に近づいたりする子がいる。周りのものに興味を持ち、探している時は立ち止まったり、横断歩道に差し掛かった時には注意が向くような話をしたりして、その時に応じて臨機応変に対応していく。今後は、子どもたちの体力を見ながら様々な公園に行き、発見を共に楽しめるようにしていく。

 

10月22日(金)雨 五十嵐

新聞紙を使って、遊ぶ。ガムテープを用意し、保育者がガムテープをちぎって渡していると、自分で行うにはどうすればいいのかと聞きにくる子がいる。新聞紙でボールを作ったことで、玉入れを始めて友達と楽しむ。また、制作をしたいという子がいたので、新聞紙遊びをする中でコーナーを作り、マジックやはさみを用意する。ハサミを使う際には、保育者がそばにいるようにする。自分の作りたいものを形にしようと友達と話しながら制作する姿が見られ、保育者に見せたり持ち帰りたいと言ったりする。制作での目的をどの作品を作るかではなく、素材を用意して想像しながら作ることを楽しめるようにしていく。子どものやってみたいという気持ちを大切にして、活動を進めていく。

 

10月29日(金)晴れ 五十嵐

4名の誕生児がいたので、誕生会を楽しみにする姿が見られる。皆の前に立つことを恥ずかしがる子はいるが、緊張した様子もなく、嬉しそうな表情を見せる。今後は、みんなの前で自分の気持ちを表現していける機会を作っていく。楽器遊びでは、カスタネット、鈴、タンブリンを用意する。ピアノを弾くと、その音に合わせてリズムを取ったり、歌ったりする子もいる。自由に音を鳴らしたり、ピアノのリズムに合わせたりながら楽器遊びを楽しめるようにしていく。…

3歳さくら組2021年度9月の保育日誌

9月3日(金)雨 五十嵐

毎日「きょう ひのまつり?」と聞いて楽しみにする姿が見られる。自分達で色塗りをしたお面を被ると、嬉しそうにする。お店屋さんに行くと、始めはどうすればいいのかわからずに立ち止まっていた子も、年長の元気な掛け声やサポートで遊び始める。緊張した表情の子もいたが、景品を手にすると嬉しそうに見せに来る。年長のサポートや友達と一緒に参加することで、楽しむ様子が見られる。今後も異年齢児と関わる機会を作り、やりとりを楽しみがなら、遊びの幅を広げていけるようにする。

9月6日(月)曇りのち雨 五十嵐

園庭で過ごしていると、ログハウスの中で先日参加した「ひのまつり」で行ったようなごっこ遊びを始める子がいる。「ひのまつり」の楽しかった思い出と共に、友達とお店屋さんごっこを楽しんでいるので、クラスでも同じようなごっこ遊びが楽しめるように、子どもたちの好きなかき氷や飴などを子どもたちと一緒に作る。これからも子どもたちのやってみたいことを保育に取り入れて、想像力を豊かにしたり興味の幅を広げたりしていく。

9月16日(木)晴れ 五十嵐

気候も良くなり、散歩しながら子ども同士での会話を楽しむ姿が見られる。また、公園に行くまでの道すがら、保育者が金木犀の木を見つけて「いいにおい!」というと立ち止まり香りをかいだり、ちょうちょが飛んでいるのを見つけて観察したりして自然の変化に興味を持つ。公園に着いて虫メガネを渡すと、葉っぱやアリなどを探し、虫メガネでじっくりと観察する。どんぐりやまつぼっくりを見つけられる季節になるので、集めて楽しめるような袋などを用意して秋の自然を楽しんでいけるようにする。

9月23日(金)晴れ 五十嵐

園庭にて、運動会ごっこで行うダンスをする。今まで室内で踊っていたので、緊張した表情を見せる子もいたが、曲が流れると、自然に体が動いていく。この曲は、鼻歌で歌うほど気に入っている曲なので、保育者も一緒に楽しみながら踊っていく。暑さを訴える子もいたので休息や水分補給をしながら、無理なく進めていく。その後は、室内で運動会ごっこの時に飾る旗の装飾をする。絵の具で好きな色を選び、色を混ぜたり形を描いたりしながら色の変化を楽しむ。運動会ごっこの当日の日程を子どもたちに伝えながら、期待を持ち参加していけるようにする。…

3歳さくら組2021年度8月の保育日誌

8月5日(木)晴れ 五十嵐

5歳児の部屋にあるダンボールハウスとパズルマットを借りて、自由に遊ぶ。使い方を簡単に説明した後に、遊び始める。ダンボールハウスを並べ始めるが、倒れてしまうことに気付いて、段ボールの両側を牛乳パック積み木で挟んで支えようとしたり、ダンボールを二枚重ねてみたり自分達で工夫して遊び始める。その後、ままごと遊びに発展していく。子どもたちが必要とするだろうものをあらかじめ保育室内に用意してから、活動を始めたが、友達と相談しながら遊びが広がっていっているので、その都度必要なものがないか子どもに確認しながら環境を整えて遊びが広がっていくようにする。5歳児が普段どのようにして遊んでいるのかも観察できる機会を作り、遊びのヒントになるようにする。

8月10日(火)晴れ 滝澤

連休の過ごし方を一人一人みんなの前で発表する。シャボン玉をしたこと・プールに行ったこと・パンケーキを焼いたことなどを嬉しそうに話し、友達から「いいな~!」と羨ましがられて笑顔になる様子や「私もプールやった!」と言って偶然同じ過ごし方であったことを喜ぶ姿が見られる。なかには「どうやって行ったの?」などの質問をする子もおり、自分の話だけでなく友達の話に耳を傾け会話を楽しんでいる。気の合う友達が休むことで浮かない表情の子もいたが、他の保育室で過ごしたり異年齢児との活動を取り入れたりすることで、普段は出来ない体験を楽しんでいけるようにする。

8月17日(火)雨 五十嵐

英語の先生が、「Hello!」と部屋に入ってくると笑顔になる。先生の言葉に続いて、英語の言葉を繰り返す。少しずつその声も大きくなる。先生がわかりやすいボディランゲージを見せながら、英語で話すことで、保育者が日本語で伝えなくても行動することが出来る。[What do we do?] の言葉の後にはいつも新しい遊びが始まるので、子どもたちがその言葉を聞くと、次、何をするのか期待する姿が見られる。今まで、保育者のそばで参加していた子も積極的に体を動かしながら楽しむ。また、いつもはみんなの前に立つことに緊張する子も、英語の時間には笑顔を見せて発表する。この経験を重ねることで、自信を持ちながら様々な活動に参加していけるようにする。

8月24日(火) 晴れ 五十嵐

園庭に出ると、すぐに砂遊びを始める。最近は泥遊びが多かったので、白砂が「さらさら しているね!!」と砂を集めてざるで振い、砂と石を分けてみる子、作った砂山に白砂をかけて楽しむ子などがいる。泥と砂の違いを感じて、遊びに取り入れる。ログハウスの中で、テーブルを囲みながらおままごとをしていた子が保育者を誘い、「お店屋さんごっこ」をし始めると、その様子を見ていた子が次々と参加する。一人の子が保育者を誘って始めた遊びが、どんどん広がりを見せて、作る品も増えていく。今後も子どもたちが自然に遊びに興味が持てるような環境作りをしていく。…

3歳さくら組2021年度7月の保育日誌

7月7日(水)雨のち晴れ 五十嵐

七夕の制作を通して、七夕に少しずつ興味を見せている。こいのぼりやひな祭りなどの行事と混同する子もいるが、集会では発見したことや思ったことを話しながら参加する。七夕の由来をペープサートで聞くが、途中で集中力が切れてしまう子もいる。事前に絵本や紙芝居などでわかりやすく由来を伝えて興味が持てるようにすれば良かった。その後、スペースマットを使い、サーキット遊びをする。自分達で、様々な形のマットを組み合わせて道を作り、ジャンプをしたり飛び越えたりしながら体を動かす。その後、みんなで作った道を使い、じゃんけん遊びに発展していたので、工夫しながら遊ぶ時間を十分に作っていくようにする。

7月14日(水)曇り 五十嵐

公園に近づくと、鳥のさえずりが聞こえて、「鳥さんに、会えるかな?」と楽しみにする。草が生い茂っていたり、セミの鳴き声が聞こえたり、周囲の変化を口々に伝え合う。自然の変化を楽しむ姿が見られるので、その発見に丁寧に応えていく。ねこじゃらしを見つけた子が、「ねこじゃらしおいかけっこ」を保育者と始めると、他の子も集まり遊び始める。見つけたもので、追いかけっこを始めた子どもたちの発想を大切にし、保育者も一緒になり楽しむことで、色々な遊びに発展していけるようにする。

7月21日(水)晴れ 五十嵐

今年度初めての水遊びをする。プールを見ると歓声を上げて喜んだり、水がたまる様子を見て心待ちにしたりする。水遊び用の玩具を出すと、たらいやプールの中に入れて遊び始める。水の勢いで動く玩具の様子を観察したり、友達と水をかけあったりしながら遊ぶ。また、プールに足を入れて、「気持ちいい」と心地よさを口にする子もいる。ホースを使ってシャワーをすると、始めは逃げていた子も近づいてきて水の感触を楽しむ。気分が高揚する場面が見られるので、水遊びの約束を子どもたちに伝え、傍で見守りながら安全に楽しめるようにしていく。

7月29日(木)晴れ 五十嵐

折り紙でセミの制作をする。今年度初めての折り紙制作だったので、少人数ずつで行う。保育者が見本を作っていると、「なにしているの?」「やってみたい」と興味を示す。今、遊んでいるものを片付けたら、制作しようかと提案すると、進んで片付けを始める。制作を始めると、思うように折ることができずに「できない」というもいたが、「おしえて!」と保育者の手本を見てやってみようとする姿が見られる。セミが止まるための木を画用紙にクレヨンで描き始めると、なかなか描き出せない子がいたので、今後は描き始める前に実際の木をみんなで見ることで、描きやすいようにしていく。…

3歳さくら組2021年度6月の保育日誌

6月4日(金)雨 五十嵐

部屋を広げて、4歳児と一緒に体操をする。子どもたちのリクエストした曲をかけることで張り切って参加する子もいるが、参加しない子もいる。保育者が踊っていることで少しずつ体を動かしているので、体操の機会を増やし、体を動かすことに慣れていけるようにする。

その後、絵の具を使って、「雨」を表現する。以前クレヨンで「雨」を描いていたので、その上から塗り、はじき絵をする。筆とスポンジを用意したことで、絵の具の変化を楽しみながら、「ざあざあ雨だよ~」など子ども同士話しながら取り組む姿が見られる。制作では、事前に話をしていたことで楽しみにしていた子が多く、積極的に参加する。絵の具への興味があるので、今後は色を自分で選んで混ぜたり、様々な素材を使ったりして表現の幅を広げていく。

6月8日(火)晴れ 五十嵐

気温が高かったので、園庭で水遊びや泥遊びをする。前回はバケツに水を入れて泥遊びをしたが、その遊びが気に入り、同じように遊ぶ子が多い。年長が、ホースのスプリンクラーで遊んでいる姿を見て、徐々に参加する子が増える。始めは、洋服が濡れるのを嫌がっていた子も、後半には気にすることなく、大胆に遊び始める。

前回楽しんだことを覚えていて、同じ遊びを楽しむ子や、周りの子の様子を見て初めての遊びに挑戦してみようとする子など、一人一人やってみたいことが異なるので、その気持ちを大切にして、興味があることをじっくりと楽しめるようにしていく。また、気温が高くなってきているので、休息や水分補給を適宜していく。

6月17日(木)曇り時々雨 五十嵐

前日から内科健診のことを話して、絵本を読んでいたので興味を持ちながら参加する。恥ずかしそうにする子もいたが、自分の名前や年を伝えることが出来る。

その後、数名に分かれて、ハサミを使った制作をする。保育者と一対一で、折り紙を切る。家庭で使い慣れている子は、「自分で出来る」と張り切って取り組む姿が見られる。ハサミを使うことに興味を持っているが、まだ危ない場面が多く見られるので、傍で保育者が見守りながら取り組んでいく。制作に興味を持っている子が多いので、様々な素材や用具を使って表現する事を楽しめるようにしていく。

6月22日(火)晴れ 五十嵐

2歳児と手を繋いで、西公園(遊具側)に行く。久しぶりの散歩で子ども同士の距離が空くことがあったが、「小さい子を守ってね」と伝えることで、2歳児をリードして歩く姿が見られる。公園では、約束事を聞いてから遊び始める。遊びに集中すると約束事を忘れることがあるが、その都度声掛けをすることで自ら気付く。年上児のとの関りだけではなく、年下児と手を繋いで散歩したことで優しく接する子もいる。手を繋ぐ際、まだ力加減がわからずに強く引っ張ってしまうことがあるので、慌てないようにペースを考えて先導していく。遊び自体は、クラスごとで遊ぶ姿が多く見られるが、交流を重ねることで関わりを楽しめるようにしていく。…

3歳さくら組2021年度5月の保育日誌

5月7日(金)曇り 五十嵐

近所のお花屋さんに夏野菜の苗を買いに行く。事前に、野菜の苗や野菜が出来た様子がわかる絵本を導入することで、興味を示す。「買い物に行く」ということが嬉しくて、まわりの保育者にもそのことを話して楽しみにする。お花屋さんでは、色とりどりの花を観察したり花の名前を聞いたりする。自分たちで苗を持って帰ってきたことで、嬉しそうに植える。給食の時には、食材を指差し「これなに?」と質問したり、「どんな味がするのかな?」と食べてみようとしたりする姿が見られるので、みんなで野菜を育てていくことで食材への興味を深めていけるようにする。

5月13日(木)雨 五十嵐

「ゲームをしよう!」と話すと、「椅子取りゲームがいい」とリクエストをする。「今日は、椅子に座るよ」と意気込みを伝える子もいる。始めにルールを話すと子どもたちの方から、前回の様子を思い出しながらルールを確認しあう姿が見られる。椅子に座れなかった子の席を「応援席」とすることで、楽しんで参加する。言葉で説明するだけではなく、保育者も一緒にゲームに参加していくことで、ルールを理解していけるようにする。初めての粘土遊びでは、感触を嫌がることなく、様々な形に見立てて楽しむ。さまざまな道具を用意し、イメージしたものを形にしていけるようにする。

5月21日(金)雨 五十嵐

なかよし散歩の予定だったが天候がよくなかったので、室内で幼児クラス全体を使ってコーナー遊びをする。「楽器」「サーキット」「制作」コーナーを自由に行き来できるように設定する。保育者がコーナーの説明をすると、嬉しくて歓声をあげる子もいる。一人で行動するのは緊張した様子が見られるが、保育者や友達と一緒に参加することで楽しむ姿が見られる。同じクラスの子どもとの関わりが多かったが、異年齢児の遊びを真似する子もいる。誰かと一緒に行動することで、安心して参加しているので、一人一人の様子を見ながら声掛けや援助をしていく。年上児の姿を真似して遊びが広がっているので、異年齢児で過ごす機会を増やしていく。

5月24日(月)曇りのち晴れ 滝澤

あさがお組とリレーを行う。緊張から保育者と一緒に走りたがる子はいたが、ルールを理解し、コースを上手に走る子もいる。子どもの様子を見ながら保育者も一緒に参加することでゲームを楽しめるようにしていく。その後は裸足になって、園庭で遊ぶ。マットで斜面を作りその上を転がったりタイヤを並べ列車に見立てて電車ごっこをしたりしながら、友達との会話が盛り上がる。友達を誘って、遊び始めることが増えたが、お互いの思いの違いでトラブルになる場面もあるので、その都度保育者が仲立ちをしていく。また、気温・湿度共に高く、水分補給をこまめに行なうよう心掛け、エアコンや扇風機を適度に使用し快適に過ごせるようにしていく。…