3歳さくら組2021年度6月の保育日誌

6月4日(金)雨 五十嵐

部屋を広げて、4歳児と一緒に体操をする。子どもたちのリクエストした曲をかけることで張り切って参加する子もいるが、参加しない子もいる。保育者が踊っていることで少しずつ体を動かしているので、体操の機会を増やし、体を動かすことに慣れていけるようにする。

その後、絵の具を使って、「雨」を表現する。以前クレヨンで「雨」を描いていたので、その上から塗り、はじき絵をする。筆とスポンジを用意したことで、絵の具の変化を楽しみながら、「ざあざあ雨だよ~」など子ども同士話しながら取り組む姿が見られる。制作では、事前に話をしていたことで楽しみにしていた子が多く、積極的に参加する。絵の具への興味があるので、今後は色を自分で選んで混ぜたり、様々な素材を使ったりして表現の幅を広げていく。

6月8日(火)晴れ 五十嵐

気温が高かったので、園庭で水遊びや泥遊びをする。前回はバケツに水を入れて泥遊びをしたが、その遊びが気に入り、同じように遊ぶ子が多い。年長が、ホースのスプリンクラーで遊んでいる姿を見て、徐々に参加する子が増える。始めは、洋服が濡れるのを嫌がっていた子も、後半には気にすることなく、大胆に遊び始める。

前回楽しんだことを覚えていて、同じ遊びを楽しむ子や、周りの子の様子を見て初めての遊びに挑戦してみようとする子など、一人一人やってみたいことが異なるので、その気持ちを大切にして、興味があることをじっくりと楽しめるようにしていく。また、気温が高くなってきているので、休息や水分補給を適宜していく。

6月17日(木)曇り時々雨 五十嵐

前日から内科健診のことを話して、絵本を読んでいたので興味を持ちながら参加する。恥ずかしそうにする子もいたが、自分の名前や年を伝えることが出来る。

その後、数名に分かれて、ハサミを使った制作をする。保育者と一対一で、折り紙を切る。家庭で使い慣れている子は、「自分で出来る」と張り切って取り組む姿が見られる。ハサミを使うことに興味を持っているが、まだ危ない場面が多く見られるので、傍で保育者が見守りながら取り組んでいく。制作に興味を持っている子が多いので、様々な素材や用具を使って表現する事を楽しめるようにしていく。

6月22日(火)晴れ 五十嵐

2歳児と手を繋いで、西公園(遊具側)に行く。久しぶりの散歩で子ども同士の距離が空くことがあったが、「小さい子を守ってね」と伝えることで、2歳児をリードして歩く姿が見られる。公園では、約束事を聞いてから遊び始める。遊びに集中すると約束事を忘れることがあるが、その都度声掛けをすることで自ら気付く。年上児のとの関りだけではなく、年下児と手を繋いで散歩したことで優しく接する子もいる。手を繋ぐ際、まだ力加減がわからずに強く引っ張ってしまうことがあるので、慌てないようにペースを考えて先導していく。遊び自体は、クラスごとで遊ぶ姿が多く見られるが、交流を重ねることで関わりを楽しめるようにしていく。

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