3歳さくら組2021年度7月の保育日誌

7月7日(水)雨のち晴れ 五十嵐

七夕の制作を通して、七夕に少しずつ興味を見せている。こいのぼりやひな祭りなどの行事と混同する子もいるが、集会では発見したことや思ったことを話しながら参加する。七夕の由来をペープサートで聞くが、途中で集中力が切れてしまう子もいる。事前に絵本や紙芝居などでわかりやすく由来を伝えて興味が持てるようにすれば良かった。その後、スペースマットを使い、サーキット遊びをする。自分達で、様々な形のマットを組み合わせて道を作り、ジャンプをしたり飛び越えたりしながら体を動かす。その後、みんなで作った道を使い、じゃんけん遊びに発展していたので、工夫しながら遊ぶ時間を十分に作っていくようにする。

7月14日(水)曇り 五十嵐

公園に近づくと、鳥のさえずりが聞こえて、「鳥さんに、会えるかな?」と楽しみにする。草が生い茂っていたり、セミの鳴き声が聞こえたり、周囲の変化を口々に伝え合う。自然の変化を楽しむ姿が見られるので、その発見に丁寧に応えていく。ねこじゃらしを見つけた子が、「ねこじゃらしおいかけっこ」を保育者と始めると、他の子も集まり遊び始める。見つけたもので、追いかけっこを始めた子どもたちの発想を大切にし、保育者も一緒になり楽しむことで、色々な遊びに発展していけるようにする。

7月21日(水)晴れ 五十嵐

今年度初めての水遊びをする。プールを見ると歓声を上げて喜んだり、水がたまる様子を見て心待ちにしたりする。水遊び用の玩具を出すと、たらいやプールの中に入れて遊び始める。水の勢いで動く玩具の様子を観察したり、友達と水をかけあったりしながら遊ぶ。また、プールに足を入れて、「気持ちいい」と心地よさを口にする子もいる。ホースを使ってシャワーをすると、始めは逃げていた子も近づいてきて水の感触を楽しむ。気分が高揚する場面が見られるので、水遊びの約束を子どもたちに伝え、傍で見守りながら安全に楽しめるようにしていく。

7月29日(木)晴れ 五十嵐

折り紙でセミの制作をする。今年度初めての折り紙制作だったので、少人数ずつで行う。保育者が見本を作っていると、「なにしているの?」「やってみたい」と興味を示す。今、遊んでいるものを片付けたら、制作しようかと提案すると、進んで片付けを始める。制作を始めると、思うように折ることができずに「できない」というもいたが、「おしえて!」と保育者の手本を見てやってみようとする姿が見られる。セミが止まるための木を画用紙にクレヨンで描き始めると、なかなか描き出せない子がいたので、今後は描き始める前に実際の木をみんなで見ることで、描きやすいようにしていく。

育児あれこれ