3歳さくら組2021年度5月の保育日誌

5月7日(金)曇り 五十嵐

近所のお花屋さんに夏野菜の苗を買いに行く。事前に、野菜の苗や野菜が出来た様子がわかる絵本を導入することで、興味を示す。「買い物に行く」ということが嬉しくて、まわりの保育者にもそのことを話して楽しみにする。お花屋さんでは、色とりどりの花を観察したり花の名前を聞いたりする。自分たちで苗を持って帰ってきたことで、嬉しそうに植える。給食の時には、食材を指差し「これなに?」と質問したり、「どんな味がするのかな?」と食べてみようとしたりする姿が見られるので、みんなで野菜を育てていくことで食材への興味を深めていけるようにする。

5月13日(木)雨 五十嵐

「ゲームをしよう!」と話すと、「椅子取りゲームがいい」とリクエストをする。「今日は、椅子に座るよ」と意気込みを伝える子もいる。始めにルールを話すと子どもたちの方から、前回の様子を思い出しながらルールを確認しあう姿が見られる。椅子に座れなかった子の席を「応援席」とすることで、楽しんで参加する。言葉で説明するだけではなく、保育者も一緒にゲームに参加していくことで、ルールを理解していけるようにする。初めての粘土遊びでは、感触を嫌がることなく、様々な形に見立てて楽しむ。さまざまな道具を用意し、イメージしたものを形にしていけるようにする。

5月21日(金)雨 五十嵐

なかよし散歩の予定だったが天候がよくなかったので、室内で幼児クラス全体を使ってコーナー遊びをする。「楽器」「サーキット」「制作」コーナーを自由に行き来できるように設定する。保育者がコーナーの説明をすると、嬉しくて歓声をあげる子もいる。一人で行動するのは緊張した様子が見られるが、保育者や友達と一緒に参加することで楽しむ姿が見られる。同じクラスの子どもとの関わりが多かったが、異年齢児の遊びを真似する子もいる。誰かと一緒に行動することで、安心して参加しているので、一人一人の様子を見ながら声掛けや援助をしていく。年上児の姿を真似して遊びが広がっているので、異年齢児で過ごす機会を増やしていく。

5月24日(月)曇りのち晴れ 滝澤

あさがお組とリレーを行う。緊張から保育者と一緒に走りたがる子はいたが、ルールを理解し、コースを上手に走る子もいる。子どもの様子を見ながら保育者も一緒に参加することでゲームを楽しめるようにしていく。その後は裸足になって、園庭で遊ぶ。マットで斜面を作りその上を転がったりタイヤを並べ列車に見立てて電車ごっこをしたりしながら、友達との会話が盛り上がる。友達を誘って、遊び始めることが増えたが、お互いの思いの違いでトラブルになる場面もあるので、その都度保育者が仲立ちをしていく。また、気温・湿度共に高く、水分補給をこまめに行なうよう心掛け、エアコンや扇風機を適度に使用し快適に過ごせるようにしていく。

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