3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2020年度6月の保育日誌

6月1日(月)  雨 髙島

緊急事態宣言が解除になり登園児が増えたことで、友達に会え嬉しそうな表情で遊んでいる。登園時は恥ずかしそうにし、会話も少なかったが、時間が経つにつれ保育室に元気な声が響き、男の子はヒーローごっこ、女の子はおままごとで友達との関わりを楽しむ。登園自粛期間が長く、幼児の生活の流れに戸惑い困惑する場面が多く見られたので、活動の時間に余裕を持ち、丁寧に伝えていくようにする。登園をした子ども達の嬉しそうな表情を大切にし、安心して生活ができるように一人一人の思いに寄り添い関係を新たに築いていく。

 

6月10日(水)  晴れ 髙島

歯科健診を受ける。「はいしゃさんなんてへっちゃらだい」の絵本を見て大きな口を開ける。名前を呼ばれると少し緊張した表情を見せるが健診が終わると「なかなかったよ」と笑顔を見せる。その後、加藤看護師からの歯の話や紙芝居を興味深そうに見て、大人と子どもの歯の本数を知り驚く姿もある。健診を期に改めて歯を磨く大切さを知り、歯に関心を持つ良い時間になっている。食後、「はみがきしなきゃね」と言い、歯磨きを進んで行っていたので安全に歯磨きができるよう、室内環境に配慮し、見守り褒め自信に繋げていく。

 

6月15日(月)  晴れ 高島

水に赤、黄、青の絵の具を加えると嬉しそうに色を答え、色水を混ぜ変化を見ると「すごいね」「やりたい」と期待を持つ。無色透明、赤、青、黄の4つのタライを用意すると好きなタライの前でペットボトルや容器に色水を入れ「きれい」と喜んだり、混ぜて「ちゃいろになったよ」「せんせいのすきなむらさき!」と色に興味を持って楽しむ。1色だけの美しさ、混ぜた色の美しさを知ることやそれによる驚きや色の変化に気付きながら楽しく遊ぶことが出来た。色水の入ったペットボトルを持って帰りたいと言い、楽しさを保護者に伝えようとする子もいる。子どもたちが「ワクワク、ドキドキ」できる活動をしていく。

 

6月24日(水)  雨時々曇り 髙島

生長したインゲンのプランターを置くと葉の色や穴を見て「みどりがすごいね」「あらぺこあおむしがたべたんだね」と言葉にする。葉の下に隠れているインゲンがある事を伝えると、プランターの近くに横になり大きなインゲンを見つけ喜ぶ。収穫が終わると「たのしかったね」と友達と会話をしたり、給食のカレーに入っていたピーマンを見て「インゲンかな?」と気にしたりする様子もある。雨天だったが収穫を楽しみに登園してくれていたので室内で行い、戸外と違う雰囲気で伸び伸び行うことができた。自ら栽培、収穫した経験を大切にし、食することの楽しみや興味を持ってもらえるように繋げていく。…

3歳さくら組2020年度5月の保育日誌

5月7日(木)  晴れ 髙島

プランターを用意し、指で種まきの穴をあけると土の感触に思わず笑みがこぼれる。インゲンの種を渡すと「ピンクきれいね」と言い、自分で開けた穴に優しく種を蒔く。保育者が「どんな野菜ができるかな?」と聞くと「おいしいやさい!」と嬉しそうに答える。給食で食べたり、スーパーに並んでいたりする野菜を自ら育て、収穫し、食べることを経験して食べ物を大切にする気持ちを感じて欲しい思う。子どもたちが喜んで世話のできる環境を作りながら収穫を心待ちにできるようにしていく。

 

 

5月12日(火)  曇り 中村

園庭にちゅーりっぷ組がバギーで出てくると傍に寄り添い「かわいいね」「やわらかいね」と触れ合いを喜ぶ。散歩では、車用と歩行者用の信号機を比べて違いを探したり、広場でかけっこや梅の実拾い、シロツメクサで指輪を作ったりして自然と触れ合う。疲れや暑さからか全体的に食事のペースが落ちているように感じられる。子どもの体調の変化を見逃さず、水分補給や休息をこまめにとるようにする。

 

 

5月19日(火)  雨時々曇り 高島

幼児クラスになり初めてハサミを使用する。「わにわにのおおけが」の絵本を見てハサミの使い方を知る。一回切りができるように画用紙を2cm幅に切ったものを用意し、保育者の持ち方、切り方を見て意識しながらゆっくりとハサミを動かす。繰り返すうちにスムーズに切れるようになり、笑顔を見せる。ハサミに触れたことがある子も「わにわにのおおけが」を見ることで、改めてハサミの使い方を知ることができた。今後も使用する機会を作り、繰り返しの経験で安全に使えるようにしていく。

 

 

5月29日(金)  晴れ 髙島

5月の誕生会に参加した後、園庭で遊ぶ。自分が用意した三角コーンに1歳児が興味を示し、重ねて遊んでいるのを見て「ちょっとしょうがないか」と戸惑いながらも貸してあげる姿が見られる。色水遊びをしている5歳児を見て興味を持ち、少し距離を置いて様子を伺っていたが、5歳児から声を掛けられて、色水が入ったプラコップを差し出してもらうと少しずつ距離が縮まり、嬉しそうに一緒に遊ぶ。年上児がしている遊びや活動を見る中で、様々な事への興味が広がり、良い刺激になっている。今後も担任同士声を掛け合いながら交流を持つ。…

3歳さくら組2020年度4月の保育日誌

4月2日(木)  晴れ 髙島

今日から新入園児の友達が一緒に過ごすことを伝えると「どんなあたらしいともだちかな?」と期待を持つ声が聞こえる。部屋で遊んでいると寂しさから涙を見せる新入園児に手を差し伸べ遊びに誘う子もいる。幼児クラスの部屋に慣れるようひまわり組の部屋にも行き、「かして」「いいよ」と友達や保育者とやり取りをしながら好きな玩具で遊んで過ごす。幼児クラスへの期待や新入園児に対しての思いやりの気持も見られる。一人一人の姿を大切にし、成長を見守っていく。

 

4月8日(水)  晴れ 高島

ログハウスに天板付のタイヤを並べステージを作ってバケツの蓋をシンバルに見立て歌に合わせてリズムを取って遊ぶ。6色の三角コーンを置いて保育者が言った色の所まで走るゲームをして体を動かす。ひまわり組がマラソンしている姿を見て「せんせいこれやろうよ」とバトンを持ってゲームを楽しむ。ひまわり組への憧れややってみたいという子ども達の気持ちを逃さず遊びの展開のヒントとして大切にしていく。

 

4月13日(月)  雨 高島

リズム遊びや色鬼ごっこをして体を動かす。その後、保育者がトイレットペーパーの芯、のり、折り紙を用意すると興味を持ち椅子に座る。一人が遊びだすと「○○ちゃんもやる」と隣に座り遊び始め、その様子を見て次々と参加し制作をする。会話が少なくなる程、夢中で遊んでいたので「なんだかしずかだね」と保育者に話す子もいる。少しずつ素材を増やし、子どもたちの発想を形にできるようにしていきたい。

 

4月24日(金)  晴れ 中村

前日もすみれ組と一緒に散歩に行っていたのでその様子を思い出し「やさしくだよね」「はじっこだよ」と声を掛けている。探索遊びでは、梅の実やたんぽぽの綿毛など季節のものを見つけて友達と喜びを共有し、どんぐりをテーブルに並べてお店屋さんごっこを楽しむ。探索遊びをしている中でも「こっちにもあるよ」「いっこあげるね」と優しく声を掛ける姿や手を引いてあげる姿があり、年上児であることを意識している場面が多々見られた。時期で難しいこともあるが積極的に他クラスとの交流の場を持てるようにし、異年齢での遊びも楽しめるようにする。…

3歳さくら組2019年度3月の保育日誌

3月2日(月)雨 萩原

卒園児へのプレゼントの時間割表入れ作りをする。土台作りでは、ハケを使って段ボールに色画用紙を貼る。筆とはまた違った感触を楽しんでいる。中には渡したい相手を思い浮かべながら作っている子もいる。これまで5歳児にしてもらったこと等を思い出し「ありがとうだね」と感謝の気持ちを抱き、それを伝えようとする姿がある。また、年下児への関わりについては「5歳児にしてもらったことをしてあげる」と話す。自分のことで精いっぱいだった3歳児が他児を思うことが出来るようになったことに大きな成長を感じる。思いを大切に育てていき、進級への期待に結びつけていく。

 

3月11日(水)雨 斎木

園庭遊びでは、いくつかの集団に分かれてごっこ遊びが展開される。てんとう虫を見つけていた子どもたちの周りに他の子どもたちが集まり「動かないね」「眠っているのかな?」「えさをあげてみる?」と話し合っている。砂場では前日の雨で湿った砂を使い、型抜きをしたものでお店屋さんごっこに展開する。虫に興味を示す子どもがいるので図鑑を見て一緒に調べていき、更に興味を深めていく。

 

3月18日(水)晴れ 萩原

0歳児と一緒に西公園までお散歩に行く。昨日から話をしていたこともあり「赤ちゃんと散歩に行くんだよね」と楽しみにしている。3歳児から「手を繋ごう」と声を掛けるものの、上手く繋ぐことができず戸惑う児が多い。公園で虫探しや追いかけっこなどをするうちに、0歳児から関わりを求められると、姿勢を低くして目線を合わせたり、優しく声をかけるようになる。進級するという意識が強くなってきたように感じる。進級へ向けて環境が徐々に変化していくが、不安になることのないよう配慮していく。

 

3月26日 (木)晴れ 萩原

12月に種まきをした小松菜の収穫をする。土から抜くときには皆、慎重にゆっくりと引き抜いている。また、抜いた根を見て「あれ?なにもついてない」と疑問に思っている児もいる。じゃがいもやさつまいも堀りを思い出し、根に実がついていると想像したものと考えられる。また、先週末からの成長が早かったため、中には蕾や花がついているものもあり、給食のすまし汁に入っていた菜の花を小松菜と思う子もいた。葉野菜や根菜、ツルになるものなど図鑑等を用いて知らせていき、食への関心にもつなげていく。…

3歳さくら組2019年度の2月の保育日誌

2月3日(月) 晴れ 萩原

節分の集い:登園時から「今日は鬼がくるんだね」と楽しみにしている子と、緊張している子がいる。自分で作った豆入れの袋を身につけると嬉しそうに見せ合っている。鬼が登場すると怖がりながらも豆を投げたり隠れたりして、それぞれのペースで楽しんでいる。先週より、豆まきの由来についての紙芝居を見たり歌をうたっていたので、大まかな意味は理解していたと思う。終了後も、改めて鬼の紙芝居を見たいという声があり、由来の理解を深めることができたと思う。

 

2月10日(月) 晴れ 萩原

豚汁に使うこんにゃくをちぎる作業をする。初めのうちは、こんにゃくをつかむ強さや指先の動かし方(ちぎり方)に悪戦苦闘し「難しい」「できない」という子が多かったが、コツをつかむと、程よいサイズにちぎることができていた。給食の時間には、汁の中から見つけ出し友達と見せ合って食べていた。ちぎったこんにゃくを調理室へ持っていった際、しばらく調理の様子を観察することができた。今後も調理の様子を見に行く機会を持ち、食への関心へと繋げていく。

 

2月17日(月) 晴れ 萩原

すみれ組(2歳児)と一緒に四ッ切公園へ行く。出発前に“今日はさくら組がお兄さんお姉さん(の立場)でお散歩に行く”ことを伝えると、「できるよ」「車の方がさくら組ってことだね」と自信の表情を見せる子と、緊張の様子の子がいる。歩行中の手つなぎの入れ替わりではぎこちなさはあるものの、保育者の声掛けに応じ手を繋ぎ変えることができる。公園では“だるまさんが転んだ”や追いかけっこ、大型遊具で遊ぶ。最近、進級を意識する姿、言葉が多く見受けられる。今、子どもたちが抱いている進級への期待や意欲を膨らませていき、安心して進級できるよう援助していくとともに、年上児だからこそ感じられる嬉しさも味わえるようにしていきたい。

 

 

2月19日(水) 晴れ 萩原

室内に飾ったひな人形を、眺めたり「ひな祭り」の歌を口ずさんだりしながら、ひなまつりへの関心が高まってきている。由来の紙芝居を見てから、おひな様の人形作りを始める。男の子女の子の違いや、ひな祭り、端午の節句、それぞれに祝う伝統行事があることがわかる。花作りでは、薄く破れやすいお花紙を慎重に起こしながら丁寧に進めていく。人形の顔作りでは、雛人形を観察しながら描く子もいる。少しずつ形になってくる自分のひな飾りを喜んで見ている。お花紙を使っての制作は初めてで、素材を扱いにくい子もいたが立体になる面白さを味わうことができてよかったと思う。…

3歳さくら組2019年度の1月の保育日誌

1月7日㈫ 曇り 萩原

あさがお組と一緒に公園に出かける。道沿いの家や店舗に正月飾りが飾られていることに気づく。しめ飾りや松飾りには「見たことある!」門松には「これは何?」と興味深く見ていたので、正月飾りのいわれを話すと、3歳児なりに理解しようとしている。これから節分、ひな祭りと伝統行事が続くので、本物に触れながら丁寧に解りやすく伝えていきたい。公園での遊びでは3歳児は集団ごっこ遊び、4歳児は氷鬼とはっきり分かれ、成長・発達を感じる。4歳児の遊びを見て真似をする子もいるので、刺激し合えるよう関わりを持っていく。

 

1月9日㈭ 晴れ 萩原

幼児3クラスで四つ切公園に出かける。初めての公園ということで「何があるの?」「何して遊ぶ?」と期待が大きい。長距離を歩く上に、階段や急坂の上り下りもある道だったが、年長組が手を引いて歩く安心感もあり、意欲的に歩くことが出来た。公園では年長児の真似をして、梯子のぼりなどに挑戦してみようとする姿もあった。今後も幼児クラスで連携をとり、行ったことのない公園や長距離を歩く公園へ積極的に出かけるようにする。

 

1月22日㈬ 晴れ 萩原

節分の話をすると「泣き虫鬼もいるよ」「怒りんぼ鬼もいるよ」と話したり、節分の歌を口ずさんでいる子もいる。鬼のお面づくりでは、土台の円形を切った後、顔のパーツや角、髪の毛などを自由に切っていく。出来上がりの形をイメージして形を切っていく子、偶然にできた形を見立てて顔にしていく子もいる。試行錯誤しながら楽しんでいる。ハサミの使い方に不慣れな子もいるが、様々な取り組みで、道具や素材の選び方、使い方を身につけていきたいと思う。

 

1月28日㈫ 雨 萩原

英語で遊ぼうに参加する。挨拶の歌のCDが流れると反応し、歌に合わせて踊ったり講師と挨拶をしたりして楽しむ。「アルファベット図鑑」を使った活動では、「これは英語で何ていうの?」と興味を持って講師に聞いている。一つのアルファベットに対しその文字を頭文字にもつ単語と写真が多数載っており、一つ一つの実物と言葉を確認しながら発音していく。絵カードでは、ものによっては3歳児には分からないものが多く、写真のほうが分かりやすく、興味を持ちやすいと感じた。興味を広げたり深めたりできるよう、方法や素材、材料を考えていく。…

3歳さくら組2019年度12月の保育日誌

12月4日(水) 晴れ 萩原

5歳児の前で、ごっこ遊びを表現する。緊張する子もいるが、5歳児が一緒に歌を口ずさんでくれることを喜び、笑顔になる子もいる。4歳児の劇の見学では、興味が強くなっている様子で、内容を理解しながら楽しんで見ている。また、セリフの大きさを意識するようになったようだ。見る、見られる事の経験を増やし、自信を持って表現できるようにしていく。

 

12月6日(金) 曇り 大山

お楽しみ会で使う大道具の木の色塗りをする。大きな木であるが、ローラーや筆を持ち、劇ごっこで歌う「ハッピーチルドレン」や「パレード」などの歌を口ずさみ、劇ごっこへのイメージを膨らませながら描いている。

「塗りたい」「やりたい」という声が上がっていたことからも、子どもたちの劇ごっこへの思いが感じられる。自分たちで作った木を大切にし、気持ちを高めていけるとよいと思う。

 

12月18日(水)晴れ 萩原

あさがお組と一緒に洋光台南公園へ出掛ける。今年度初めて出掛ける場所、そして長距離ではあるが、「ワニ公園楽しみだね」と、意欲的に歩いている。公園では、ジャングルジム、滑り台などの固定遊具や木の実拾い、クッキーやさんごっこなど4歳児との自然な関わりが見られる。マラソンごっこでは、普段、歩行の少ない子はゆっくりのペースになるものの、皆に応援されゴールすると喜び、笑顔を見せている。積極的に身体を動かして遊ぶ事ができるよう散歩の行先や遊び方を考えてきたい。

 

12月23日(月)曇り 萩原

5歳児よりお店屋さんごっこの誘いを受ける。「お客さん」として必要なものを聞いてみると、お金・財布・バッグなどが上がった。保育者が作った新聞紙のバッグに、クレヨン・画用紙の切り貼りなど、それぞれに好きな方法で装飾する。5歳児室に入ると、いつもと違う雰囲気に緊張する様子も見られるが、5歳児が3歳児に目線を合わせ優しく接してくれたことで積極的に参加できるようになった。今後、活動がとぎれずに3歳児なりのイメージでお店屋さんごっこを繋げていけるよう援助していく。

 

 …

3歳さくら組2019年度11月の保育日誌

11月1日(金) 晴れ 萩原

移動動物園の準備が進められていく様子を見て「どんな動物が来るんだろう」と友達同士で話し、期待が高まっている。ヤギなどの大きめの動物からえさをやり始めると、大きさや迫力に驚きながら、おそるおそるといった様子でえさをやっている。うさぎなど扱いやすい大きさの動物のところでは、優しく撫でたり、じっくりと観察している。糞をする様子を見ていたので「ご飯を食べるからウンチも出る。皆と一緒」と伝えると納得する。同じ命だということを知ることのできる貴重な活動だった。

 

11月12日(火) 晴れ 佐藤

「英語で遊ぼう」に参加する。動物や物の絵カードを見て単語を覚えたり、部屋に隠された絵カード探しを行う。絵と単語が一致する子どももいる。見つけられない友達に「一緒に探そう」と優しく声をかける姿も見られる。また「これは○○のカードだよ」と単語を伝えている子どももいる。ゲームの中で英語との関わりを楽しんでいる様子が見られる。今後も親しんでいけるような雰囲気作りをしていく。

 

11月15日(金) 晴れ 萩原

園庭で3つの場所に分かれてごっこ遊びが始まる。ログハウスを店に見立てて「お菓子屋さんごっこ」をしていた子どもたちが中心となり、保育者をオオカミ役にした「三匹のこぶたごっこ」へとストーリーが変化していく。物語を思い起こしながら「先生は煙突から入って!」と子どもがリードする場面が見られる。皆で共有しやすい物語だったため大きな集団で楽しむ事ができ、自然と「オオカミさん今何時?」のゲームへ繋げることができた。繋がりをもった遊びや活動を考えていく。

 

11月20日(水) 晴れ 佐藤

廃材で作ったロボットカミィとのやり取りを主としたごっこ遊びをする。子どもたちは、なりたいものに変身すると、それぞれがイメージした動きをしている。今後も、なりきる楽しさが味わえるように関わっていく。ロボットカミィの足の部分を作る。紙芝居の絵と見比べたり、好きな色で作っている。自分たちで作って仕上がっていくロボットカミィに、興味関心が深まっていく姿が見られる。今後もロボットカミィとのやり取りを楽しんでいけるよう援助していく。

 …

3歳さくら組2019年度10月の保育日誌

10月4日(金) 雨 佐藤

折り紙で金魚を作る。夏祭りで作ったことを思い出しながら折り進めていく。床にテープを使って池を作り、泳がせるようにすると「『魚つり遊び』をしたい」との声があがる。友達同士で「たくさんとったほうが勝ちね!!」と数を意識しながら遊ぶ姿が見られる。また、少人数から始まったゲームを皆で楽しめた。遠足で水族館に行くので、活動から海の生き物に興味が膨らむように図鑑を置いたりして工夫していく。

 

10月7日(月) 晴れ 萩原

運動会のリハーサルに参加する。運動会まであと一週間となり、子どもたちは「あと何回寝たら運動会の日?」「パパと一緒にゲームをするの」と期待が高まっている。かけっこでは緊張の様子も見られるが、友達との競争を喜び、遊戯も衣装をつけていきいきと踊っている。また、他クラスの種目を見る時には、年下児の演目には可愛らしさを感じ、年上児の演技では憧れの気持ちをもって見つめている。3歳児クラスの活動はもちろんのこと、他クラスの競技・演技にも参加できる機会をつくり、皆で楽しめる雰囲気作りをしていく。

 

10月18日(金) 曇り 萩原

幼児3クラスで京急油壺マリンパークへ遠足に行く。『大きいバス』に乗れることをとても楽しみにしていたので、観光バスが見えると一気に気持ちが高まっている。水族館ではさまざまな魚や生き物を見たり触れたりして、その特徴や感想を友達や保育者と楽しそうに伝え合っている。また、イルカショーでは動きを真似てみたり、パフォーマンスに拍手や歓声をあげたりしている。遠足で友達と出掛けることで、驚きや喜びを新鮮なまま共有することができたように感じる。今後、遠足について振り返る中で、身体表現や制作などさまざまな活動に繋げていく。

 

10月30日(水) 晴れ 萩原

外遊び後に入室すると4歳児が楽器遊びをしていることに気付き、その様子をじっと見ている。興味をもった子から加わっていき、トライアングルや鈴・タンバリンなどに触れてみて音を確かめながら楽しんでいる。中には、昨日廃材で作ったギターを持って参加する子もいる。その後、部屋に戻るとミルク缶の太鼓や菓子箱のシンバル、発泡トレーのギターを使って合奏ごっこが始まる。遊ぶ中で、音の違いに気付き確かめてみようとする姿も見られる。子どもたちの気付きを共有し、更に遊びを深めていけるよう援助していく。…

3歳さくら組2019年度9月の保育日誌

9月2日(月)晴れ 佐藤

クラスで育てているオクラやいんげんの水やりを行う。種になりそうなオクラを見たり触って変化している様子に気付き、積極的に水やりをする姿が見られる。植物の様子を身近に感じられるようプランターを見やすい場所に置き、子どもが継続して興味を持てるようにする。園庭で水に入れた容器にアサガオの花を入れるとピンク色になることに驚きと感動を抱いた子どもが友達と一緒に色水作りをする。「ブドウジュースだね」と繰り返し色水作りを楽しむ。自然との触れ合いから様々な遊びに発展させ、更に興味が持てるよう工夫していく。

 

9月11日(水)晴れ 佐藤

5丁目公園に行き、かけっこを行うことを伝える。ルールを聞き、意欲的になる姿が見られる。普段のかけっことは違い、名前を呼ばれることで元気よく返事をし、走っている。友達に「がんばれ!」と応援する姿も見られ、かけっこを楽しむ。今後はかけっこからルールのある遊びに発展させていく。

 

9月18日(水)雨 萩原

野菜の大道具制作をする。野菜はいくつか出来あがっているので、作る工程から完成までの見通しが持ちやすくなったように感じられる。色画用紙が貼られてない所を見つけると、「〇〇ちゃんはそっちに貼って。わたしはこっちに貼るね。」と声を掛け合いながら分担してすすめる姿が見られる。前回は大まかに貼っていた子も、細かい箇所にまで目を向けて取り組んでいる。これから遊びや制作などで友達と協力して取り組み、達成感を味わう事が出来るような活動や制作を積極的に取り入れていく。

 

9月26日(木)晴れ 佐藤

幼児合同でパラバルーンを行う。周りを見ながら動きを合わせようとしたり腕に飾りをつけると嬉しそうにバルーンを動かす姿が見られる。その後4歳児と互いにダンスを見せ合い、年上児から拍手をしてもらって誇らしげに踊る子が増える。他クラスとの交流をしながら運動会への期待を膨らませていく。…