2歳すみれ組月のまとめバックナンバー

2歳すみれ組2022年度9月のまとめ

食事

好みがはっきりしてくる。友達と一緒に食事を楽しむ経験を通して、苦手な食材を食べてみようとする姿が見られる。「食べられた」と保育者と喜ぶ友達の姿を見て自分も食べてみようとする姿も見られる。膝を立てたり、横を向いて食べたりする子には声をかけ楽しい雰囲気の中でマナーを伝えていく。

睡眠

好きな絵本や人形で遊びながら、それぞれのタイミングで順次入眠したり保育者に背中をさすってもらいながら入眠する。一人一人の気持ちを受け止めながら、安心して眠れるよう寄り添っていく。

排泄

紙パンツの子も便座に座ると排尿し、尿意を感じて保育者に伝える子や、周りの子をみて自らトイレに行く子が少しずつ増えている。排尿間隔を把握して、子どもの様子に合わせてトイレに誘い援助する。

健康

季節の変わり目で、咳や鼻水が出る子が多くなっているので、咳が出た時は口に手を当て、鼻水が出たら自分でかんでみるように声を掛けていく。汗をかいたり、衣服の汚れに気付いたら、保育者に知らせる事も伝え、着脱がしやすいように衣服の準備をさりげなく援助する事で自分でできた達成感を味わえるようにする。気温の変化や活動に応じて衣服の調節を行い健康にすごせるようにする。

身体発達

園庭や散歩先の公園でかけっこや段差からのジャンプを楽しんだり、傾斜のあるところを歩いたりしながら様々な身体の動きをして遊ぶ。安全に十分配慮しながら体を動かす楽しさを共感していく。少し遠くの公園に行くなど歩く距離を伸ばす。

情緒面

ままごとなど2,3人で同じ遊びを楽しむ子や、自分の好きな玩具で一人遊びを満喫する子もいる。欲しい玩具に手が伸びたり、友達と物の取り合いになったりすることもあり、「どうしたの?」「貸して欲しかったね」「使っていたよね」と双方の思いを汲み取り悲しかった気持ちに共感し、「貸してほしい時は『貸して』って言おうね」と言葉で伝える大切さを知らせる。

言語

手遊びや季節の歌を覚えて口ずさむ。身近な出来事を伝えたり、気付いた事や思いを伝えたりする子が増えているので、場面に応じて代弁したり、言葉を補ったりしながら子ども自ら話そうとする意欲を見守り、親しみをもって接する。友達と関わって遊ぶ中で思いを伝える時に口調が強く、大声になってトラブルになることがあるので、適切な言葉の伝え方や声の大きさを伝えて仲立ちをするなど、状況に応じて配慮する。…

2歳すみれ組2022年度8月のまとめ

食事

暑さの為か食事量が減る子もいる。一人一人の健康状態や食欲に合わせて量を調整する。ピーマンの栽培を通し、野菜を一口食べてみようとする子や、空になった皿を保育者に嬉しそうに見せに来る。楽しい雰囲気の中で器に手を添え、楽しく食事ができるようにする。

睡眠

好きな絵本や人形を持って布団に横になり、十分に遊んだ後、入眠している。夏の疲れからか起床時間までぐっすり眠り、体を休めている子が多い。室内の換気や室温・調光に配慮して、心地良く入眠できるようにする。

排泄

保育者の声掛けでトイレに行って便器に座ってみたり、タイミングが合うと排尿したりする。子どもの気持ちを理解しタイミングよく誘い、焦らずゆったりとした気持ちで見守りながら、子どもの状況に合わせて援助する。

健康

熱や咳、感染症で欠席する子がいる。保育中の急な発熱などわずかな体調の変化に注意を払ったり、玩具や室内の消毒をしたりして、感染症予防対策をしていく。暑くて室内で遊ぶ機会が多いので、箱・テーブル滑り台・ラバーリングを使い、跳ぶ、くぐる、登るなど子どもたちが自ら体を動かすことを楽しむ環境を整える。水分補給をしっかり行い、活動の時間を考慮する。

身体発達

水遊びに慣れ、バケツに水をたくさん汲んで運んだり、水鉄砲を使って友達や保育者と水を掛け合ったりする。また、噴水マットの上で顔に水がかかっても笑顔で遊ぶ。パズルや、小麦粉粘土・紐通しなど指先を使った遊びに興味を示して遊ぶので、様々な素材を用意する。

情緒面

休み明け、久しぶりの登園に戸惑う様子を見せる子もいるが、活動になると楽しく参加する。友達とのやり取りが増える中で思いの違いが見られるので、仲立ちをしたり見守ったりする。必要な時は一緒に遊び、一人一人の思いに寄り添いながら関わる。自分達が育てている野菜に触れ、「大きくなったね」と友達と喜び合う姿が見られるので、気持ちに寄り添いながら、見守りや必要に応じた関わりをする。伝えられた嬉しさを共有していく。

言葉

休み中の出来事を保育者に話し、自分の気持ちを伝える事が増える。その都度、言葉を添えたり、引き出したりしていけるように耳を傾け、子どもが安心して話せる雰囲気を大切にする。他の子どもが使っていても、目に留まり興味を持ったものには手を伸ばし、物の取り合いになることもある。双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え、仲立ちをする。…

2歳すみれ組2022年度7月のまとめ

食事

収穫したピーマンを嬉しそうに給食室に持って行き、調理をお願いする。給食に入っている野菜がクラスで育てた野菜だと知らせると、「食べる」と意欲的に食べる。栽培を通して、様々な食材に興味が持てるようにする。一人一人の健康状態に合わせて量の調節をし、食べようとする意欲を育む。楽しい雰囲気の中で器に手を添えたり、前を向いて食事が出来るように声をかける。

睡眠

自分から布団に行き、お気に入りの玩具や絵本を傍に置いて、安心して入眠する子が多い。発汗状態を確認したり、室内の温度をこまめに調節して、布団の間隔をとり、心地よく眠れる環境を作る。

排泄

遊びに夢中で、トイレに向かうのに時間を要する場合がある。遊びのタイミングを見てトイレに誘う。紙パンツに排泄したことを知らせてくる子や、トイレで排泄する子が増えたので、一人一人のペースに合わせ徐々に布パンツの移行を進める。

健康

鼻水や熱などで体調を崩したりする子が数名いる。一人一人の健康状態を把握し、健康に過ごせるようにする。水遊びや泥んこ遊びは水の冷たさなどを味わいながら、楽しむ子や保育者と一緒にゆっくりと楽しむ子などそれぞれ自分のやり方で遊びを楽しむ。暑さが続くので十分な休息をとり、熱中症アラートを確認し、水分補給をして、活動を楽しめるようにする。虫さされの肌や爪の衛生に気を付けていく。

身体発達

リズム遊びでは、跳んだり、走ったり、片足でバランスを取ったりする動きを繰り返し楽しむ。テーブルで坂道を作ると、這って上って、バランスをとりながら駆け下りる。のびのびと全身を動かす楽しさを感じられるようにする。小麦粉粘土を握る、伸ばす、ちぎるなどの感触を楽しむ。手や指先を使った遊びを楽しめるようにする。身支度も積極的に行う子はシャツやズボンの着脱をし、難しいところは、手伝いながら扱い方を伝え、達成感を味わえるようにする。

情緒面

休み明けに保護者との分離に不安な様子を見せる子もいるが、友達の様子を見て落ち着き、遊びや活動に入る。思いや気持ちを受け止めてもらうことで安心して自分を表現する。一人一人の思いを見逃すことなく、子どもと向き合って対応する。

言語

家庭や園での出来事を保育者や友達に話し、自分の気持ちも合わせて伝える子がいる。子どもが伝えたい気持ちを感じとって言葉にして友達に伝えてやり取りの楽しさを感じられるようにする。…

2歳すみれ組2022年度6月のまとめ

食事

育てているピーマンの水やりや成長する様子を毎日間近で見ることがでるようになり、家庭や園で実が大きくなったことを嬉しそうに話す子もいる。ピーマンを育て始めてから苦手な野菜を食べてみようとする子が増えてきたので、自分達で収穫したり、給食室に持って行ったりして育てた物を食べる嬉しさや楽しさを知らせていく。

睡眠

体力がつき、入眠時間が以前よりも遅くなるものの、よく眠る。暑さや湿度の高さから汗をかいたり、入眠しにくいことがあるので、眠る時の服装に気をつけたりエアコンや扇風機を有効的に使い眠りやすい環境を整えていく。

排泄

誘ったタイミングが合うと、トイレで排尿したり、自分から出ると言って便座に座ったりする。トイレで成功した際は、子どもと一緒に喜び、自信に繋げる。トイレに行った子は手を洗うよう声をかけたり、濡らしたタオルで足裏を拭いたりして清潔を保つ。

健康

季節の変わり目で天気や気温の変化が激しい為、発熱や咳など体調を崩して欠席する子、鼻水がでている子がいる。鼻水が出ていても遊びに夢中になりそのままになっていることがあるので、声をかけたり、拭いたりしながら綺麗になった心地良さを知らせていく。

身体発達

雨の日が多く散歩に行き体を動かす機会は減っているが、室内でのサーキット遊びなどで這う、跳ねる、投げるなどの体を動かす遊びや、子どもたちの好きなシール貼りやクレヨンのなぐり描きなどで指先を細かく使う動きや感触を楽しむ。遊びを通して、身体発達を促す遊びを積極的に取り入れる。

情緒面

友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなる反面、気持ちのぶつかり合いやすれ違いでトラブルになりやすくなる。好きな友達と同じ物や場所で遊びたい思いを汲みとり、必要に応じて気持ちの代弁や仲立ちをして友達との関わり方を知らせていく。

言葉

季節の歌を流すと、楽しそうに歌ったり、好きなダンスを踊ったりする姿がある。話したいという気持ちが大きくなり、声が大きくなったりする事があるため、話しができる時間を設けたりしながら声の大きさ等を知らせていく。保育者の話す言葉を真似して楽しむこともあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け、発語や会話の楽しさを味わえるようにしていく。…

2歳すみれ組2022年度5月のまとめ

食事

野菜を苦手とする子も少しずつ食べる姿がみられる。酸味の強い果物やスイカを残す子が多い。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事が楽しめるように関わりに配慮する。ピーマンの苗の栽培を体験することで食材を知り、興味の芽生えを育んでいく。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本や玩具を持ったりしながら入眠する。感染症予防の観点から、布団の間隔に余裕を持たせ敷く工夫をする。一人一人の子どもの生活のリズムに合わせて入眠ができるように配慮していく。

排泄

紙パンツに尿が出ていても便器に座り排尿しようとする子がいる。便器に座りたがらない子もいるので、気持ちを尊重した関わりをする。トイレ内に入った子は濡らした足拭きで足を拭き、衛生的な環境を保つ。

健康

鼻水が出ている子や。熱の為休む子がいる。こまめに手洗いをし、戸外から帰ってきた時には特に丁寧な手洗いを心掛け、必要な介助をする。夏日になる日や寒い日があり、寒暖差が激しい日が続くので、気候に合わせた衣服の調節や適切な休憩・水分補給をし、無理なく過ごすようにする。また、常に子どもの様子を観察し、異常があれば早期に発見できるように努める。

身体発達

指先を使った細かい動きが出来るようになり、靴下や靴、ズボンなどの着脱に意欲的に取り組む姿が多く見られるようになる。日々の階段昇降の繰り返しや散歩で歩く機会、斜面登りなど遊びの中で様々な動きを1人でしようとする姿がみられる。ボールを投げたり、受け止めたりする動きを経験し、身体発達を促す。

情緒面

連休明けも落ち着いて過ごし、自分の好きな遊びを見つけて遊ぶ。玩具の貸し借りや遊びの順番を待つことなど、一人一人の思いを汲み、必要に応じて気持ちの代弁をし、友達との関わり方を知らせる。

言葉

個人差はあるが、簡単な質問に答えたり、経験したことを少しずつ話したりする。物の名前に興味を持ち、指差しをして「これは?」と名称を聞く姿もある。丁寧に応えながら発語を促していく。子どもが膨らませたイメージに応答的に関わる。発語が明瞭ではない子は言葉を補ったり、同調したりして言葉の広がりを援助する。…

2歳すみれ組2022年度4月のまとめ

食事

食具を使って好きな食材を意欲的に食べすすめたり、野菜類などの苦手な食材があると、「いらない」と保育者に仕草で伝えたりする。よく噛むことを知らせて、ゆったりと食事が楽しめるようにする。器や食具の持ち方は、安定するように保育者が手を添えて伝える。保育者が励ましたり、友達が食べている姿を知らせたりすると一口食べてみようとする。引き続き、食べてみようと思える言葉掛けをする。また、絵本、図鑑、ままごとを通して食材に興味が持てるようにしていく。

睡眠

保育者に優しく体を撫でられながら入眠する子や、好きな絵本や人形を持って布団に横になり十分に遊んだ後に入眠する子がいる。安心して入眠できる環境を整えたり、気温に応じて室内の温度調節や換気に留意したりする。

排泄

オムツ交換の際に、自ら便座に座り、タイミングが合うと排尿している。トイレに興味を持っているので、便座に座る機会を増やせるように関わる。成功した際にはできたという嬉しさを共感して意欲に繋げていく。子どもが夢中になって遊んでいる時には、遊びが途切れないように誘い、安心してトイレに行けるよう配慮する。

健康

鼻水が出ている子が多い。、保護者と園や家庭での様子を伝え合い、健康管理を行う。鼻水が出たり、衣服の汚れに気づいたりした時は、鼻の拭き方や着脱の仕方を知らせ、綺麗になった心地良さを感じられるようにする。食前や戸外から戻った後、手洗いを保育者と一緒に行い、感染症の予防をする。

身体発達

保育者や友達と一緒に追いかけっこをしたり、タイヤの一本橋をバランスをとりながら渡ったりする。思い切り走れる場所の確保をしたり、マットを敷いて傍で見守ったりして安全に留意しながら遊んでいく。身支度から、着る、脱ぐ、履くなどの、手足、指先の使い方を知らせて出来た喜びも共感していく。ダンスや体操では、保育者を真似して、難しい動きも喜んでいるので、動きに変化をつけながら繰り返し楽しむ。

情緒面

新しい環境に慣れず、母子分離の際に涙を流したり、不安な表情を見せたりする子が数名いる。好きな遊びを一緒に行ったり、ふれあい遊びをしたりして個別に関わり、信頼関係を構築し、安心して過ごせるようにしていく。「自分で」と主張する反面、「出来ない」と助けを求める時もあるので、気づいたことや、やってみたいことを探り、自分の気持ちが表せるように関わる。友達の様子を気にして優しく声を掛け、助ける場面があるので、子ども同士のやりとりにも共感して思いやりの気持ちを育む。

言葉

見たことや気づいたことなどを指差しや簡単な言葉で保育者に伝えたり、保育者の言葉を真似して話したりする。やりとりが楽しめるように「○〇だね」や「~してみようね」と分かりやすい言葉掛けをしながら仲立ちをする。リズミカルな言葉や繰り返しの言葉がある絵本を使用して語彙を増やしていく。一人一人の思いをくみ取り、共感して「順番」や「貸し借り」ができるように時には代弁をし、分かりやすく優しい言葉で接する。…

2歳すみれ組2021年度3月のまとめ

食事

全体的に食欲があり、これまで苦手だった食材を少しでも食べてみようとする姿が見られる。お皿が空になると「ピカピカ」と保育者に嬉しそうに伝え、自分で食器や食具を片付けようとする。『食べてみよう』という思いを大切にして褒めたり、認めたりしながら食べる楽しさが感じられるようにしていく。

睡眠

トイレを済ませ、絵本を見てから一人で入眠する子や、保育者に背中を擦ってもらいながら安心して眠りにつく。午睡しない子や早めに目覚める子には、遊べるスペースや落ち着いて過ごせる環境を作り、その子に合わせ対応していく。窓を適宜に開放して、睡眠中の換気をしっかり行う。

排泄

トイレ用スリッパを履き、便器の前でズボンと下着を下げてから座る子や活動中に尿意や便意を伝え、自らトイレへ行き排泄する子がいる。濡れていない紙パンツや布パンツで過ごす時間を配慮しながら、成功体験を増やし自信に繋げていく。

健康

嘔吐や下痢、発熱で体調を崩す子はいるが、長期にわたって休みになる子はいない。鼻水が出た事に気付き自分で拭く子や、友達に言われて拭きに行く姿が見られる。体調の変化に気をつけ、こまめに換気や湿度の調整をしていく。

身体発達

手を巧みに使えるようになり、ブロックや粘土でイメージしたものを細かく再現して作って遊んだり、ボタンかけやチャックが出来る子もいる。全体的に体力がつき長距離の散歩も楽しめるようになる。様々な遊び用具や環境を準備し、遊びが広がるように工夫していく。

情緒面

幼児クラスの玩具を借りてきて、「もうすぐさくらさんだね」「おにいちゃんになるんだよね」と進級への憧れを言葉にする。年上児との関わりを増やしながら、期待感を膨らませられるようにしていく。

言語

休日や帰宅後の出来事を保育者や友達に嬉しそうに話す姿が見られる。一緒に遊ぶ中で言葉のやり取りも楽しめるようにしていく。思いをうまく言葉にできず玩具の取り合いになることがある。双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え仲立ちをする。…

2歳すみれ組2021年度2月のまとめ

食事

献立がカレーライスの時は、やや大きめの器に盛り付けしてもらう。自分でスプーンを使い混ぜて食べたり、器に手を添えたり、食具を下手持ちすることで食べやすい事に気付くように見守る。食べこぼしが少なくなり、献立によってはエプロンを使用せずに喫食する子が増えている。

睡眠

保育者に優しく身体を撫でられて入眠する子もいるが、好きな人形や絵本を持って一人で入眠する子もいる。どの子も安心して身体を休ませることができる環境を整える。「寒い」「もっと寝たかった」と起床を嫌がる子は、気持ちの切り替わるように声掛けを工夫したり、落ち着ける場所を確保したりして、無理に起こすことのないように配慮する。室内の調光や換気・加湿などにも配慮する。

排泄

サンダルを履いてトイレに行き、排尿する子が増えている。便器前に行ってからパンツやズボンを足首まで下ろすことを伝える。サンダルの後片付けや手洗いを丁寧に行う。保育者に見守られ、立位で紙・布パンツを履けるようになる。日中布パンツで過ごす子は、防水シーツを敷いて午睡するようになる。排泄の時間は焦らせず、じっくり取り組めるようにする。

健康

くしゃみと共に多量に鼻水が出る子がいるが、大きく体調を崩すことなく健康に過ごしている。うがいが定着して、外から帰ったら進んで手洗い・うがいをする。手洗いソープは電動の物を使用する、手に触れる場所はこまめに消毒するなど衛生面への配慮をする。

身体発達

衣服の着脱を意欲的に行う子が多い。ボタンやファスナーを自分でしようとしたり、友達の着脱を手伝ってあげようとしたりする姿が見られる。戸外では、起伏のある道を歩いて遠くの公園へ出かける。子ども同士の手繋ぎで歩ける子がいるが、子どもの歩調が合わずに転倒することもある。身長差なども考慮して、繋ぎ相手を見極めるようにする。

情緒面

さまざまな場面で、「おにいさんだから」「おねえさんだから」と頑張りが見られ、進級に向けて、意識の高まりが感じられる。豆まき遊びでは鬼への恐怖心から、保育者の背後に隠れる子もいるが、5歳児クラスとの交流を楽しむ姿も見られる。しばらく、鬼の存在を意識する様子がある。子ども同士で思いを膨らませて共有し、ごっこ遊びを楽しんでいるので、十分に遊びを満喫できる時間や場所の確保をする。

言葉

身近な花の名前を覚え、散歩中に「うめの花だよ」と指を差して保育者に知らせる。休み中に「公園の芝生で遊んだよ」「お母さんと一緒に買い物に行ったよ」と表現豊かに話す。話を聞いていた他の子も会話に加わる事もあるので、思いに共感して会話の広がりを楽しんでいく。…

2歳すみれ組2021年度1月のまとめ

食事

食べこぼしが減り、エプロンを外して食事をする。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように伝える。食具の持ち方は一緒に手を添えてわかりやすく知らせる。

睡眠

好きな絵本や人形を持って布団に横になる。体力がつき、眠くない子は他クラスの職員と連携を取りながら、幼児の部屋や廊下などで好きな玩具で遊んで過ごす。引き続き、他クラスの職員と協力しながら、午睡をする子としない子が安心して過ごせる環境を作る。換気をしているので、室内が寒くならないようにこまめに暖房の調節をし、安眠できるようにする。

排泄

日中、布パンツで過ごす子や、オムツが濡れていないと便座に座って排尿する子が増える。今までトイレに座らなかった子も活動の切り替え時には、誘い、成功したときには、褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレでの手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。

健康

嘔吐や下痢で数名の子が体調を崩す。感染症の為、数日間休園となる。一定時間毎の手洗い、うがい、水分補給を欠かさず行う。室内では、空気清浄機や暖房を使用し、室温に気をつけながら換気をし、感染症を予防する。

身体発達

散歩では、新しい道の景色を見たり、友達との会話を楽しんだりして歩く。長い距離でも座り込むことなく最後まで歩き続け、体力がつく。ルールのある簡単な鬼遊びを好み、保育者と5,6人の子と一緒に遊ぶ。様々な道中を歩いて新しい発見を楽しみながら、色々なコースの散歩を経験できるように機会を設ける。鬼遊びの際には、衝突に気をつけながら、広い場所で存分に出来るように計画する。

情緒面

長期休み後の登園は、保護者との分離に涙を流すことなく、殆どの子が笑顔で登園し、機嫌よく遊び始める。気の合う友達とごっこ遊びをして楽しむ姿がある。ごっこ遊びがより楽しめるよう、小道具を用意したり、保育者が仲立ちし、言葉掛けを工夫したりして友達と遊びのイメージの共有に繋げていく。

言語

正月の絵本を読み聞かせていると、家庭での様子を言葉で伝えようとしたり、友達の話を聞いて「ぼくもしたよ」「わたしも行ったよ」などと話したりする。保育者や友達とのやり取りの中で、伝えたい気持ちが膨らみ大声になることもあるので、子どもの話したいという気持ちを受け止めながら、ゆったりとした雰囲気の中で会話を楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2021年度12月のまとめ

食事

味に好みが出てきて、見た目で緑色が強い物や酢の物など苦手な食材の残食が多くなるが、友達が食べている様子や保育者の声掛けにより、一口食べてみようとしたり美味しさに気付き完食することもある。食器や食具の手の添え方や持ち方、姿勢などを意識しながら、食べる意欲を育んでいけるよう声掛けをしていく。

睡眠

それぞれぬいぐるみをそばに置いたり、好きな絵本を楽しんだりした後入眠している。自ら眠る子もいるが、ゆっくり入眠していく子には、安心できるように傍につく。睡眠中の室温に留意し、午睡明けには窓を開放して換気する。体力がつき眠らなくても大丈夫な子は、保育室内や事務所などで過ごせるように今後も工夫する。

排泄

自ら尿意を伝えてくる子や友達と一緒ならと布パンツを履いてみようとする子がいる。布パンツで過ごしている時は、様子を見ながらトイレに誘っていく。また、紙パンツを履いている子も誘い成功体験を重ねていく。気温が下がってきて排尿間隔が近くなる子や、寒さからトイレに行きたくないという子がいるので、便座を温めたりしてトイレに行きやすい環境を作り見守っていく。

健康

外遊び後はうがいができるようにコップを用意したり、手洗いの仕方を丁寧に知らせていく。くしゃみや鼻水が出たら自分で始末をする方法をその都度伝えていくなど、清潔の意識を持てるようにしていく。感染症予防の為に一人一人の健康状態を把握し、保護者には丁寧に伝え、室温、湿度、換気に配慮する。

身体発達

戸外に出る際や入室時の身支度(靴下、上着、帽子)は自ら積極的に取り組む子が増え、困っている友達がいると手伝おうとする姿もある。散歩では距離を少しずつ伸ばし、周囲の環境や季節の装飾を楽しみながら歩く。身体の温まる遊びを取り入れ、保育者も一緒に遊びに参加し、怪我防止に配慮していく。

情緒面

友だち同士での関わりが増えて保育者が見守る中、集団で遊ぶ姿が見られるようになる。フルーツバスケットや椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを少しずつ増やし、集団での遊びをしながら友達とのやり取りを楽しむ。一人一人が満足して遊べるように見守り、必要な時には仲立ちするなどの配慮をしていく。

言語

ごっこ遊びの中で思いを言葉で表現し、言葉を交わすことを楽しむ姿が見られる。数字や平仮名に興味をもち声に出して言う子もいる。布や箱のような、様々なものに見立てられる素材を用意したり、保育者も子どもが膨らませたイメージに応答的に関わったりしながら、遊びの楽しさを広げていく。…