2歳すみれ組月のまとめバックナンバー

2歳すみれ組2022年度2月のまとめ

食事

献立がカレーライスの時は、やや大きめの器に盛り付けしてもらう。自分でスプーンを使い混ぜて食べることができるように、器に手を添えることや食具の下手持ちや三点持ちの仕方を伝えていく。食べこぼしが少なくなり、献立によってはエプロンを使用せずに喫食する子が増えている。

睡眠

保育者に優しく身体を撫でられて入眠する子もいるが、好きな人形や絵本を持って一人で入眠する子もいる。どの子も安心して身体を休ませることができる環境を整える。眠れない子や早く目覚めた子は、絵本を見たり玩具で遊んだりして過ごす。「寒い」「もっと寝たかった」と起床を嫌がる子は、気持ちの切り替わるように声掛けを工夫したり、落ち着ける場所を確保したりして、無理に起こすことのないように配慮する。室内の調光や換気・加湿などにも配慮する。

排泄

個人差はあるが、布パンツで過ごしたり布パンツを意識してトイレで排泄しようとしたりする子が増える。成功した時には嬉しさを共有して自信に繋げる。排泄時はそばに付き、排泄の始末の仕方を知らせ、手洗いを丁寧に行う。幼児クラスの便器やスリッパを使ってみる。保育者に見守られ、安定して立位で紙・布パンツを履けるようになる。排泄の時間は焦らせず、じっくり取り組めるようにする。

健康

インフルエンザや熱など体調不良で休む週があったが、回復後は元気に登園する。うがいが定着して、外から帰ったら進んで手洗い・うがいをする子が多い。室内の空気の入れ替えや清浄機を使って感染症の予防をする。また、皆が手を触れる場所はこまめに消毒するなど衛生面への配慮をする。

身体発達

衣服の着脱を意欲的に行う子が多い。ボタンやファスナーを自分でしようとする姿や、友達同士で手伝い合う姿が見られる。戸外では、フープブランコに乗る、巧技台に挑戦する子が増える。不安定なところは体の使い方を知らせ、自信に繋げる。

情緒面

自我が芽生え、自己表出している。活動の流れや身支度などの行動に時間を要する子がいる。気持ちが落ち着いて見通しが持てるように伝え、時間に余裕を持つように配慮する。進級クラスで遊ぶ時間を作ったり、給食を食べたりして、期待感と共に安心して過ごせるようにする。

言葉

休み中に「こうえんであそんだよ」「おとうさんとばすにのったよ」と表現豊かに話す。話を聞いていた他の子も会話に加わる事もあるので、思いに共感して会話の広がりを楽しんでいく。強い口調になる時は、保育者が仲立ちしてお互いの気持ちを受け止められる嬉しさを伝え、優しい言葉を知らせていく。…

2歳すみれ組2022年度1月のまとめ

食事

食具の持ち方を気にして食べる子どもが増え、食べこぼしが減る。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように必要に応じて知らせる。おやつの際の皿やコップを子ども自身で決まった場所に戻しに来る。

睡眠

好きな絵本や人形を持って布団に横になる。眠くない子は職員と廊下で好きな玩具で遊んで過ごす。引き続き、午睡をする子としない子が安心して過ごせる環境を作る。換気をしているので、室内が寒くならないようにこまめに暖房の調節をし、安眠できるようにする。

排泄

日中、布パンツで過ごす子や、オムツが濡れていない時便座に座って排尿する子が増える。排便に成功する子どももいる。今までトイレに座らなかった子も活動の切り替え時には誘い、成功したときには褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレ後の手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。

健康

風邪やインフルエンザで欠席する。一定時間毎の手洗い、うがい、水分補給を欠かさず行う。室内では、空気清浄機や暖房を使用し、室温・湿度に気をつけながら換気をし、感染症を予防する。

身体発達

散歩では、新しい道の景色を見たり、友達との会話を楽しんだりして歩く。長い距離でも最後まで歩き続け、体力がつく。様々な道中を歩いて新しい発見を楽しみながら、色々なコースの散歩を経験できるように機会を設ける。ルールのある簡単な遊びを好み、保育者と5,6人の子と一緒に遊ぶ。遊びの際には、安全に気をつけながら、広い場所で存分に身体を動かして遊べる活動の計画をする。

情緒面

長期休み後の登園は、保護者との分離に涙を流すことなく、殆どの子が笑顔で登園し、機嫌よく遊び始める。気の合う友達とごっこ遊びをして楽しむ姿がある。ごっこ遊びがより楽しめるよう、小道具を用意したり、保育者が仲立ちし、言葉掛けを工夫したりして友達と遊びのイメージの共有に繋げていく。

言語

正月の絵本を読み聞かせすると、家庭での様子を言葉で伝えようとしたり、友達の話を聞いて「ぼくもしたよ」「わたしも行ったよ」などと話したりする。「ガオ~」と節分の鬼になりきったり「ワンワン」「ニャンニャン」と擬音を楽しみながら身近な動物になりきって遊ぶ姿もある。子どもの話したいという気持ちを受け止めながら、ゆったりとした雰囲気の中で会話を楽しめるようにする。友達と一緒に遊ぶ中で「一緒に遊ぼう」「ありがとう」「あとで」などの必要な言葉を自分で伝えられるように見守ったり、仲立ちしたり言葉を添えたりする。…

2歳すみれ組2022年度12月のまとめ

食事

味に好みが出てきて、見た目で緑色が強い物や酢の物など苦手な食材の残食が多くなる。無理強いすることなく適宜声掛けをしていく。食器や食具の持ち方や手の添え方、姿勢などを意識して食べることができるようにしていく。

睡眠

保育者に背中をさすってもらったり、トントンしてもらいながら入眠する子や布団で寝転びながら好きな絵本を楽しんだ後入眠している。睡眠中の室温に留意し、午睡明けには窓を開放して換気する。眠らなくても大丈夫な子は、ホットカーペットを敷いた廊下や年長児の保育室、事務所などで過ごせるように今後も工夫する。

排泄

自ら尿意を伝えてくる子が少しずつ増え、友達の布パンツを見て「自分も」と意識し、紙パンツが濡れていなときに「座ってみる」と言ってトイレに座ってみようとする子がいる。気温が下がってきて排尿間隔が近くなる子や、寒さからトイレに行きたくないという子がいるので、便座を温めたりしてトイレに行きやすい環境を作り見守っていく。

健康

外遊び後はうがいができるように水を入れたコップを用意し、手洗いの仕方を丁寧に知らせていく。くしゃみや鼻水が出たら自分で始末をする方法をその都度伝えていく。できるところややってみようとする姿は見守り、困難な時は必要に応じて援助を行う。感染症予防の為に一人一人の健康状態を把握し、保護者には丁寧に伝え、室温、湿度、換気に配慮する。

身体発達

戸外に出る際や入室時の身支度(靴下、上着、帽子)は自ら積極的に取り組む子が増え、困っている友達がいると手伝おうとする姿もある。散歩ではゆったりと歩き、友達同士で「○○があるよ」と発見を共有したり、周囲の環境や季節の装飾を楽しんだりしながら歩く。寒さの中でも追いかけっこやかけっこなどに誘い身体を動かして遊ぶ。

情緒面

友達同士での関わりが少しずつ増えて保育者が見守る中、少人数で集まって遊ぶ姿が見られるようになる。フルーツバスケットや椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを少しずつ増やし、集団での遊びをしながら友達とのやり取りを楽しむ。一人一人が満足して遊べるように見守り、必要な時には仲立ちするなどの配慮をしていく。

言語

ごっこ遊びの中で思いを言葉で表現し、言葉を交わすことを楽しむ姿が見られる。数字や平仮名に興味をもち声に出して言う子もいる。布や箱のような、様々なものに見立てられる素材を用意して、遊びの中で子どものイメージが膨らむように関わり、やりとりを楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2022年度11月のまとめ

食事

食べられる量や食材が少しずつ増えている。完食を目指そうとする子が増え、「ピカリンだよ」と空になった皿を保育者に見せて喜ぶ。メニューがカレーの日は朝から楽しみにしている子が多く喜んで食べる。保育者に声を掛けられたり友達の姿を見たりして、食具の持ち方や姿勢を意識するようになる。楽しい雰囲気の中で食事ができるようにする。

睡眠

気に入ったぬいぐるみや絵本を手元に置き、見守られながら入眠したり、保育者に体を撫でられたり触られることで、一人一人のペースに合わせて入眠する。寒い日が増えたので毛布を用意する。加湿器や二酸化炭素濃度、換気に気を配り、その日の気候に合わせた快適な睡眠環境を整える。

排泄

便器に座るのを嫌がっていた子も保育者に誘われてトイレで排尿することが増える。自分のタイミングでトイレに行く子もいる。布パンツを意識している子もいるので、タイミングを見ながら成功体験を増やせるようにしていく。

健康

空気が乾燥して肌が荒れたり、鼻水や咳の症状が見られたりする。また、下痢や発熱などで体調を崩す子も多い。自ら鼻水が拭けるような声掛けや、衣類の汚れに気付いて着替えを行うことで、清潔になる気持ち良さを伝えていく。保護者と連携を取りながら体調管理に気を付けていく。手洗いやうがい薄着を習慣づけて、健康に過ごせるようにする。

身体発達

距離のある公園まで道程を楽しみながら歩く。園庭では、タイヤの山でバランスを取りながら上り下りし、ユニ棒を両足跳びして遊ぶ。登り棒に挑戦する子も増え、交互に手足を使っている。上着のボタンやファスナーを一人で留める子や保育者に助けを求める子がいる。一人で着られるように着方を丁寧に知らせ、難しい時はさり気なく手伝い、「やってみよう」とする子どもの気持ちを大切にする。

情緒面

気の合う友達との模倣遊びが盛んになり、ブロックで剣や車を組み立てて、戦いごっこや両面棚の上を走らせて遊ぶ。また、ごっこ遊びやままごと遊びなど一緒に遊ぶ姿が増える。玩具の独り占めや、思いがぶつかり合うこともあるので、思いを受け止め、時には保育者が代弁や仲立ちをすることで一緒に遊ぶことを楽しんでいる。今後も様子を見ながら仲立ちをする。

言葉

自分の気持ちや家庭での出来事を話す。周囲で起きたことに気付き知らせたり表現したりする。友達が困っていると「大丈夫?」「○○がやってあげる」などの言葉や心配そうに顔を覗き込む姿が見られる。ごっこ遊びでは、言葉のやり取りも見られるので、保育者も関わることで遊びが発展し、会話を楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2022年度10月のまとめ

食事

「先生、見て、ピッカリンになったよ」と空になった器を見せながら食べ進める。苦手な食材を自ら口に運ぶ子もいるので、褒めて自信に繋げていく。友達と会話をしながら楽しい雰囲気の中で食べられるようにする。引き続き食べる時の姿勢や、食具の持ち方を伝え、こぼす量を減らせるようにする。

睡眠

好きな絵本や人形と一緒に布団に入り、安心して身体を休める。家庭での睡眠時間を把握し、一人一人の入眠や起床時間を調節する。その日の気温により、室内の温度や換気を調整し、心地良く眠れるようする。早く目覚めた子には、本やじっくり遊べる玩具などを用意し、工夫しながらも体を休められるようにする。

排泄

オムツ交換の際に出ていない子は、タイミングが合えばトイレで排泄することが増える。子ども一人一人の間隔を把握し、遊ぶ前や活動の合間に声をかけトイレに誘い、紙パンツに出ていない時は引き続きトイレに誘い成功体験を増やす。

健康

気温差から、鼻水や咳が長引く子がいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。場合によっては保護者に日中の様子を伝え、受診を勧めることで悪化や感染を防ぐ。鼻水が出ている際は声を掛け、拭き方を知らせて清潔に過ごせるようにする。衣服が汚れたら、着替えを行うことで、気持ち良さを伝えていく。その日の気候により、衣服の調節を行う。

身体発達

幼児が運動会ごっこをしている様子に興味を示し、一緒にダンスをしたり玉入れに参加したりする。タイヤを積み重ねて作ったマット山やユニ棒等を組み合わせたアスレチックを用意すると、高這いして進んだり、跳んだりして、全身を使って楽しむ。鉄棒やのぼり棒にも興味があり、両手で全身を支えてぶら下がったり、全身の力を使って上れるところまで挑戦している。

情緒面

自己主張や玩具への独占欲が強くなる反面、友達の様子を見て譲る場面も増える。気の合う友達と、プラレールを組み立てて電車や車を走らせたり、ごっこ遊びやままごと遊びなど一緒に遊ぶ姿が増える。友達との関わりを通して自分の思いを言葉で伝えられるよう仲立ちをしていく。

言語

手遊びや季節の歌を覚えて口ずさんで楽しむ。家庭の出来事や自分の気持ちを話し、気付いた事や友だちの様子を伝える姿がある。保育者の言葉を真似て、それを受け止めて遊ぶ姿も見える。言葉の表現が難しい時には保育者が思いを代弁し、伝え方を知らせていく。…

2歳すみれ組2022年度9月のまとめ

食事

好みがはっきりしてくる。友達と一緒に食事を楽しむ経験を通して、苦手な食材を食べてみようとする姿が見られる。「食べられた」と保育者と喜ぶ友達の姿を見て自分も食べてみようとする姿も見られる。膝を立てたり、横を向いて食べたりする子には声をかけ楽しい雰囲気の中でマナーを伝えていく。

睡眠

好きな絵本や人形で遊びながら、それぞれのタイミングで順次入眠したり保育者に背中をさすってもらいながら入眠する。一人一人の気持ちを受け止めながら、安心して眠れるよう寄り添っていく。

排泄

紙パンツの子も便座に座ると排尿し、尿意を感じて保育者に伝える子や、周りの子をみて自らトイレに行く子が少しずつ増えている。排尿間隔を把握して、子どもの様子に合わせてトイレに誘い援助する。

健康

季節の変わり目で、咳や鼻水が出る子が多くなっているので、咳が出た時は口に手を当て、鼻水が出たら自分でかんでみるように声を掛けていく。汗をかいたり、衣服の汚れに気付いたら、保育者に知らせる事も伝え、着脱がしやすいように衣服の準備をさりげなく援助する事で自分でできた達成感を味わえるようにする。気温の変化や活動に応じて衣服の調節を行い健康にすごせるようにする。

身体発達

園庭や散歩先の公園でかけっこや段差からのジャンプを楽しんだり、傾斜のあるところを歩いたりしながら様々な身体の動きをして遊ぶ。安全に十分配慮しながら体を動かす楽しさを共感していく。少し遠くの公園に行くなど歩く距離を伸ばす。

情緒面

ままごとなど2,3人で同じ遊びを楽しむ子や、自分の好きな玩具で一人遊びを満喫する子もいる。欲しい玩具に手が伸びたり、友達と物の取り合いになったりすることもあり、「どうしたの?」「貸して欲しかったね」「使っていたよね」と双方の思いを汲み取り悲しかった気持ちに共感し、「貸してほしい時は『貸して』って言おうね」と言葉で伝える大切さを知らせる。

言語

手遊びや季節の歌を覚えて口ずさむ。身近な出来事を伝えたり、気付いた事や思いを伝えたりする子が増えているので、場面に応じて代弁したり、言葉を補ったりしながら子ども自ら話そうとする意欲を見守り、親しみをもって接する。友達と関わって遊ぶ中で思いを伝える時に口調が強く、大声になってトラブルになることがあるので、適切な言葉の伝え方や声の大きさを伝えて仲立ちをするなど、状況に応じて配慮する。…

2歳すみれ組2022年度8月のまとめ

食事

暑さの為か食事量が減る子もいる。一人一人の健康状態や食欲に合わせて量を調整する。ピーマンの栽培を通し、野菜を一口食べてみようとする子や、空になった皿を保育者に嬉しそうに見せに来る。楽しい雰囲気の中で器に手を添え、楽しく食事ができるようにする。

睡眠

好きな絵本や人形を持って布団に横になり、十分に遊んだ後、入眠している。夏の疲れからか起床時間までぐっすり眠り、体を休めている子が多い。室内の換気や室温・調光に配慮して、心地良く入眠できるようにする。

排泄

保育者の声掛けでトイレに行って便器に座ってみたり、タイミングが合うと排尿したりする。子どもの気持ちを理解しタイミングよく誘い、焦らずゆったりとした気持ちで見守りながら、子どもの状況に合わせて援助する。

健康

熱や咳、感染症で欠席する子がいる。保育中の急な発熱などわずかな体調の変化に注意を払ったり、玩具や室内の消毒をしたりして、感染症予防対策をしていく。暑くて室内で遊ぶ機会が多いので、箱・テーブル滑り台・ラバーリングを使い、跳ぶ、くぐる、登るなど子どもたちが自ら体を動かすことを楽しむ環境を整える。水分補給をしっかり行い、活動の時間を考慮する。

身体発達

水遊びに慣れ、バケツに水をたくさん汲んで運んだり、水鉄砲を使って友達や保育者と水を掛け合ったりする。また、噴水マットの上で顔に水がかかっても笑顔で遊ぶ。パズルや、小麦粉粘土・紐通しなど指先を使った遊びに興味を示して遊ぶので、様々な素材を用意する。

情緒面

休み明け、久しぶりの登園に戸惑う様子を見せる子もいるが、活動になると楽しく参加する。友達とのやり取りが増える中で思いの違いが見られるので、仲立ちをしたり見守ったりする。必要な時は一緒に遊び、一人一人の思いに寄り添いながら関わる。自分達が育てている野菜に触れ、「大きくなったね」と友達と喜び合う姿が見られるので、気持ちに寄り添いながら、見守りや必要に応じた関わりをする。伝えられた嬉しさを共有していく。

言葉

休み中の出来事を保育者に話し、自分の気持ちを伝える事が増える。その都度、言葉を添えたり、引き出したりしていけるように耳を傾け、子どもが安心して話せる雰囲気を大切にする。他の子どもが使っていても、目に留まり興味を持ったものには手を伸ばし、物の取り合いになることもある。双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え、仲立ちをする。…

2歳すみれ組2022年度7月のまとめ

食事

収穫したピーマンを嬉しそうに給食室に持って行き、調理をお願いする。給食に入っている野菜がクラスで育てた野菜だと知らせると、「食べる」と意欲的に食べる。栽培を通して、様々な食材に興味が持てるようにする。一人一人の健康状態に合わせて量の調節をし、食べようとする意欲を育む。楽しい雰囲気の中で器に手を添えたり、前を向いて食事が出来るように声をかける。

睡眠

自分から布団に行き、お気に入りの玩具や絵本を傍に置いて、安心して入眠する子が多い。発汗状態を確認したり、室内の温度をこまめに調節して、布団の間隔をとり、心地よく眠れる環境を作る。

排泄

遊びに夢中で、トイレに向かうのに時間を要する場合がある。遊びのタイミングを見てトイレに誘う。紙パンツに排泄したことを知らせてくる子や、トイレで排泄する子が増えたので、一人一人のペースに合わせ徐々に布パンツの移行を進める。

健康

鼻水や熱などで体調を崩したりする子が数名いる。一人一人の健康状態を把握し、健康に過ごせるようにする。水遊びや泥んこ遊びは水の冷たさなどを味わいながら、楽しむ子や保育者と一緒にゆっくりと楽しむ子などそれぞれ自分のやり方で遊びを楽しむ。暑さが続くので十分な休息をとり、熱中症アラートを確認し、水分補給をして、活動を楽しめるようにする。虫さされの肌や爪の衛生に気を付けていく。

身体発達

リズム遊びでは、跳んだり、走ったり、片足でバランスを取ったりする動きを繰り返し楽しむ。テーブルで坂道を作ると、這って上って、バランスをとりながら駆け下りる。のびのびと全身を動かす楽しさを感じられるようにする。小麦粉粘土を握る、伸ばす、ちぎるなどの感触を楽しむ。手や指先を使った遊びを楽しめるようにする。身支度も積極的に行う子はシャツやズボンの着脱をし、難しいところは、手伝いながら扱い方を伝え、達成感を味わえるようにする。

情緒面

休み明けに保護者との分離に不安な様子を見せる子もいるが、友達の様子を見て落ち着き、遊びや活動に入る。思いや気持ちを受け止めてもらうことで安心して自分を表現する。一人一人の思いを見逃すことなく、子どもと向き合って対応する。

言語

家庭や園での出来事を保育者や友達に話し、自分の気持ちも合わせて伝える子がいる。子どもが伝えたい気持ちを感じとって言葉にして友達に伝えてやり取りの楽しさを感じられるようにする。…

2歳すみれ組2022年度6月のまとめ

食事

育てているピーマンの水やりや成長する様子を毎日間近で見ることがでるようになり、家庭や園で実が大きくなったことを嬉しそうに話す子もいる。ピーマンを育て始めてから苦手な野菜を食べてみようとする子が増えてきたので、自分達で収穫したり、給食室に持って行ったりして育てた物を食べる嬉しさや楽しさを知らせていく。

睡眠

体力がつき、入眠時間が以前よりも遅くなるものの、よく眠る。暑さや湿度の高さから汗をかいたり、入眠しにくいことがあるので、眠る時の服装に気をつけたりエアコンや扇風機を有効的に使い眠りやすい環境を整えていく。

排泄

誘ったタイミングが合うと、トイレで排尿したり、自分から出ると言って便座に座ったりする。トイレで成功した際は、子どもと一緒に喜び、自信に繋げる。トイレに行った子は手を洗うよう声をかけたり、濡らしたタオルで足裏を拭いたりして清潔を保つ。

健康

季節の変わり目で天気や気温の変化が激しい為、発熱や咳など体調を崩して欠席する子、鼻水がでている子がいる。鼻水が出ていても遊びに夢中になりそのままになっていることがあるので、声をかけたり、拭いたりしながら綺麗になった心地良さを知らせていく。

身体発達

雨の日が多く散歩に行き体を動かす機会は減っているが、室内でのサーキット遊びなどで這う、跳ねる、投げるなどの体を動かす遊びや、子どもたちの好きなシール貼りやクレヨンのなぐり描きなどで指先を細かく使う動きや感触を楽しむ。遊びを通して、身体発達を促す遊びを積極的に取り入れる。

情緒面

友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなる反面、気持ちのぶつかり合いやすれ違いでトラブルになりやすくなる。好きな友達と同じ物や場所で遊びたい思いを汲みとり、必要に応じて気持ちの代弁や仲立ちをして友達との関わり方を知らせていく。

言葉

季節の歌を流すと、楽しそうに歌ったり、好きなダンスを踊ったりする姿がある。話したいという気持ちが大きくなり、声が大きくなったりする事があるため、話しができる時間を設けたりしながら声の大きさ等を知らせていく。保育者の話す言葉を真似して楽しむこともあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け、発語や会話の楽しさを味わえるようにしていく。…

2歳すみれ組2022年度5月のまとめ

食事

野菜を苦手とする子も少しずつ食べる姿がみられる。酸味の強い果物やスイカを残す子が多い。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事が楽しめるように関わりに配慮する。ピーマンの苗の栽培を体験することで食材を知り、興味の芽生えを育んでいく。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本や玩具を持ったりしながら入眠する。感染症予防の観点から、布団の間隔に余裕を持たせ敷く工夫をする。一人一人の子どもの生活のリズムに合わせて入眠ができるように配慮していく。

排泄

紙パンツに尿が出ていても便器に座り排尿しようとする子がいる。便器に座りたがらない子もいるので、気持ちを尊重した関わりをする。トイレ内に入った子は濡らした足拭きで足を拭き、衛生的な環境を保つ。

健康

鼻水が出ている子や。熱の為休む子がいる。こまめに手洗いをし、戸外から帰ってきた時には特に丁寧な手洗いを心掛け、必要な介助をする。夏日になる日や寒い日があり、寒暖差が激しい日が続くので、気候に合わせた衣服の調節や適切な休憩・水分補給をし、無理なく過ごすようにする。また、常に子どもの様子を観察し、異常があれば早期に発見できるように努める。

身体発達

指先を使った細かい動きが出来るようになり、靴下や靴、ズボンなどの着脱に意欲的に取り組む姿が多く見られるようになる。日々の階段昇降の繰り返しや散歩で歩く機会、斜面登りなど遊びの中で様々な動きを1人でしようとする姿がみられる。ボールを投げたり、受け止めたりする動きを経験し、身体発達を促す。

情緒面

連休明けも落ち着いて過ごし、自分の好きな遊びを見つけて遊ぶ。玩具の貸し借りや遊びの順番を待つことなど、一人一人の思いを汲み、必要に応じて気持ちの代弁をし、友達との関わり方を知らせる。

言葉

個人差はあるが、簡単な質問に答えたり、経験したことを少しずつ話したりする。物の名前に興味を持ち、指差しをして「これは?」と名称を聞く姿もある。丁寧に応えながら発語を促していく。子どもが膨らませたイメージに応答的に関わる。発語が明瞭ではない子は言葉を補ったり、同調したりして言葉の広がりを援助する。…