2歳すみれ組月のまとめバックナンバー

2歳すみれ組2023年度8月のまとめ

食事

暑さで、食事がなかなか進まない子も見られる。様子を見ながら、無理なく食べられるようにしていく。保育者と一緒に食べることを楽しみにしている様子も見られ「先生、こっちで食べて!」と隣に来てほしいことを伝えている。苦手な野菜を一口食べてみる姿も見られる。「見て!食べたよ!」と嬉しそうに保育者に伝えている。楽しい雰囲気の中で食事ができるように無理なく進めていく。

睡眠

オルゴールが流れると、自分の布団へ行き、絵本やぬいぐるみを持って布団の上で横になる。絵本を読んでから一人で入眠する子や保育者が傍に付きトントンしながら入眠する子もいる。一人一人、入眠する時間に合わせて寄り添っていく。

排泄

保育者の声掛けでトイレに向かう子や自らトイレに向かう子がいる。便座に座りタイミングが合うとトイレで排尿をする。布パンツで過ごす子も増え、尿意を感じ保育者に知らせる。出来た時には大いに褒めて次に
繋がるようにしていく。無理強いせずに、パンツを替えてスッキリした気持ちを感じられるようにしていく。

健康

発熱や鼻水・咳も落ち着き元気に過ごしていた。暑さは続き体調を崩しやすくなるので視診をしっかりと行い、家庭での様子を聞いていく。こまめな水分補給や休息の時間を作り、健康で快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

「からだ・だんだん」のダンスがお気に入りで曲を流すと友達と一緒に歌を歌いながら踊る姿が見られる。サーキット遊びでは、一本橋を歩いたり、トンネルを潜ったり、牛乳パックブロックからジャンプをしてラバーリングでケンパをしたり体幹を使った運動遊びを楽しむ。

情緒面

朝、保護者との分離時に涙を見せる子がいるが、友達や保育者と遊びに入ると落ち着いて過ごす。友達との関わりも増え思い通りにならないと泣いて訴える姿も見られる。一人一人の気持ちを受け止め、安心して過ごせるように関わっていく。

言語

言葉が増え、友達や保育者との会話を楽しんでいる。楽しかった出来事や経験したことを保育者に言葉で伝えようとしている。嫌な事があると「やめて」と伝える姿も見られるようになってきたが、上手く伝わらないこともあるので、その都度保育者が仲介して伝えていけるようにしていく。…

2歳すみれ組2023年度6月のまとめ

食事

椅子の座り方を理解しているものの、着座する姿勢が乱れている子が増える。椅子に足を乗せ胡坐や正座をする子や机の脚に自分の足を乗せてしまう子等、姿勢の崩れから食べ物を落としたり、食事に集中できなくなったりしている。「どう座るとかっこいいかな」「おへそは、どこに向くのかな」等、一人一人に声を掛け、正しい座り方を伝えていく。

睡眠

暑さによる疲れで、以前はあまり眠らなかった子も眠る日が増える。暑さや湿度の高さから汗をかいたり、入眠しにくいことがあるので、眠る時の服装に気をつけたりエアコンや扇風機を有効的に使い眠りやすい環境を整えていく。

排泄

誘ったタイミングが合うと、トイレで排尿したり、自分から出ると言って便座に座ったりする。排便ができる子もいる。トイレで成功した際は、子どもと一緒に喜び、自信に繋げる。トイレに行った子は、手を洗うよう声をかけたり、濡らしたタオルで足裏を拭いたりして清潔を保つ。

健康

季節の変わり目で天気や気温の変化が激しい為、発熱や咳などで体調を崩して欠席する子、鼻水がでている子がいる。鼻水が出ていても遊びに夢中になりそのままになっていることがあるので、声をかけたり、拭いたりしながら清潔になった心地良さを知らせていく。

身体発達

雨の日が多く、園庭遊びや散歩に行き体を動かす機会は減っているが、室内でのサーキット遊びなどで、上る、跳ねる、投げるなどの体を動かす遊びや全身運動ができる体操、子どもたちの好きな新聞紙千切りやクレヨンのなぐり描き、指スタンプなどで指先を細かく使う動きや感触を楽しむ。遊びを通して、身体発達を促す遊びを積極的に取り入れる。

情緒面

友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなる反面、気持ちのぶつかり合いやすれ違いでトラブルになりやすくなる。好きな友達と同じ物や場所で遊びたい思いを汲みとり、必要に応じて気持ちの代弁や仲立ちをして友達との関わり方を知らせていく。

言葉

紙芝居や大型絵本を見て、知っている部分を楽しそうに発語したり、好きなダンスを歌いながら踊ったりする姿がある。「私は誰でしょうクイズ」を出すと、頭の中でイメージし大きな声で答えている。話したいという気持ちが大きくなり、早口になったり、声が大きくなったりする事があるので、ゆったり話しができる時間を設け、焦らずに話ができる環境を作り、声の大きさ等も知らせていく。保育者の話す言葉を真似して楽しむこともあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け、発語や会話の楽しさを味わえるようにしていく。…

2歳すみれ組2023年度5月のまとめ

食事

食材の選り好みをしているが、少しは食べようとする姿がみられる。スイカを好む子が多く、良く食べている。白い部分や緑の部分まで食べようとする子がいるので、「白と緑のところは美味しいかな?美味しいところを見つけてみよう。」等のわかりやすく声掛けをして理解を促していく。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事が楽しめるように関わりに配慮する。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本を持ったりしながら入眠する。一人でも入眠できる子が増え、自分のペースで眠りについている。引き続き、一人一人の子どもの生活のリズムに合わせて入眠ができるように配慮していく。

排泄

排尿間隔が伸び、午睡明けに紙オムツが濡れておらず、便器に座ると成功する子が増える。トイレでの成功体験を重ね、自信に繋げていくようにする。遊びに夢中でトイレに行きたがらない子どもたちがいる。遊びたい気持ちに寄り添いながら、トイレへ足が向くように声掛けをしていく。トイレ内に入った子は、濡らした足拭きで足を拭き、衛生的な環境を保つ。

健康

鼻水・咳が出ている子や発熱で休む子がいる。室内の適度な換気、こまめに手洗いを心掛け、必要な介助をする。常に子どもの様子を観察し、異常があれば早期に発見できるように努める。また、気候に合わせた衣服の調節や適切な休憩・水分補給をし、無理なく過ごすようにする。

身体発達

指先を使った細かい動きが出来るようになり、靴下や靴、ズボンなどの着脱に意欲的に取り組む姿が多く見られるようになる。蛇口の開閉が苦手な子が数名いるので、手首のひねり方や力の入れ具合等を丁寧に伝えていく。日々の階段昇降の繰り返しや散歩で歩く機会、斜面登りなど遊びの中で様々な動きを1人でしようとする姿がみられる。ボールを投げたり、受け止めたりする動きを経験し、身体発達を促す。

情緒面

連休明けも落ち着いて過ごし、自分の好きな遊びを見つけて遊んだり、友達と同じ遊びをしようとしたりする。玩具の貸し借りや遊びの順番を待つことなど、一人一人の思いを汲み、必要に応じて気持ちの代弁をしていき、友達との関わり方を知らせる。

言葉

個人差はあるが、簡単な質問に答えたり、経験したことを話したりする。物の名前や保育者に興味を持ち、指差しをして「これは?」「誰?」と名称や名前を聞く姿もある。丁寧に応えながら発語を促していく。子どもが膨らませたイメージに応答的に関わる。発語が明瞭ではない子は言葉を補ったり、同調したりして言葉の広がりを援助する。…

2歳すみれ組2023年度4月のまとめ

食事

手掴みや食具を使い食べる。野菜が苦手な子が多いが全体的に良く食べる。「もういらない」「野菜食べない」等、保育者に意思表示をする。見た目で判断することもあるが、一口食べて、味を知ると完食する。お皿が空になる事を喜び「先生見て、ピカピカ」と報告をする。お皿が空になった事を共に喜び、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていく。

睡眠

布団が敷かれると、絵本や玩具を持って布団に行く。保育者に背中を摩ってもらいながら入眠する。安心して入眠できる環境を整えたり、気温に応じて室内の温度調節や換気に留意したりする。

排泄

オムツ交換の際に、自ら便座に座り、タイミングが合うと排尿している。トイレに興味を持っているので、便座に座る機会を増やせるように関わる。成功した際にはできたという嬉しさを共感して意欲に繋げていく。子どもが夢中になって遊んでいる時には、遊びが途切れないように誘い、安心してトイレに行けるよう配慮する。

健康

鼻水や発熱により欠席するも、体調良好になり元気に登園する。日中の寒暖差もあるので、体調変化に気を付け様子を見ていく。活動内容によって、衣類の調整をしていく。
食前や戸外から戻った後、手洗いを保育者と一緒に行い、感染症の予防をする。

身体発達

タイヤの上で両手を広げてバランスを取りながら歩いたり、ユニ棒を両足ジャンプで跳び越えたり、跨いだりして体を動かす。ゆったりと遊ぶことを好む児も多いが、保育者が声を掛けると友達、保育者と一緒に運動遊びを楽しむ。まだ、バランスを崩しやすい児もいるので、マットを敷くなどして事故や怪我に気を付けていく。

情緒面

新しい環境に戸惑うことなく落ち着いて母子分離し好きな遊びに入る。「自分」という気持ちが強く、使っている玩具や本などに他児が触れると声を大にして怒りを表現する。本児の気持ちを受けとめながら、相互の気持ちを代弁しながら言葉を知らせていく。

言葉

不明慮ではあるが、発語が増え、見たもの気付いた事を指差しを交えながら保育者に知らせる。言葉で上手く伝わらない時には、表情や保育者の手を引くなどして思いを表現する。子ども達の言葉に耳を傾け、代弁し言葉を添えならやり取りを楽しめるようにしていく。明瞭な子は、経験したことを思い出しながら、保育者と言葉のやり取りを楽しむ。時に、口調が強くなることがあるのでその都度「やさしくね」等、声掛けをしていく。繰り返しの絵本や歌などを通して、言葉を知らせて発語を促していく。玩具や場所の取り合いでトラブルになる。一人一人の思いをくみ取り、共感して「順番」や「貸し借り」ができるように代弁をし、分かりやすく優しい言葉で伝えられるようにしていく。…

2歳すみれ組2022年度3月のまとめ

食事

全体的に食欲があり、これまで苦手だった食材を少しでも食べてみようとする姿が見られる。お皿が空になると「ピカピカ」と保育者に嬉しそうに伝え、自分で食器や食具を片付ける。『食べてみよう』という思いを大切にして褒めたり、認めたりしながら食べる楽しさが感じられるようにしていく。

睡眠

トイレを済ませ、絵本を見てから一人で入眠する子や、保育者に背中を擦ってもらいながら安心して眠りにつく。午睡しない子や早めに目覚める子には、遊べるスペースや落ち着いて過ごせる環境を作り、その子に合わせ対応していく。窓を適宜に開放して、睡眠中の換気をしっかり行う。

排泄

トイレ用スリッパを履き、活動中に尿意や便意を伝え、自らトイレへ行き排泄する子がいる。紙パンツの子もスリッパを履くことに憧れを持ち、紙パンツが濡れていても濡れていなくても座ってみようとする子が増える。濡れていない紙パンツや布パンツで過ごす時間を配慮しながら、成功体験を増やし自信に繋げていく。

健康

鼻水や咳などが出ている子はいるが、大きく体調を崩すことはなく過ごす。鼻水が出た事に気付き自分で拭く子や、友達に言われて拭きに行く姿が見られる。体調の変化に気をつけ、こまめに換気や湿度の調整をしていく。

身体発達

手を巧みに使えるようになり、ブロックや粘土でイメージしたものを細かく再現して作って遊んだり、ボタンかけやチャックが出来る子もいる。様々な遊び用具や環境を準備し、遊びが広がるように工夫していく。

情緒面

幼児クラスの玩具を借りてきて、「もうすぐさくらさんだね」「おにいちゃんになるんだよね」と進級への憧れを言葉にする。年上児との関わりを増やしながら、期待感を膨らませられるようにしていく。

言語

休日や帰宅後の出来事を保育者や友達に嬉しそうに話す姿が見られる。一緒に遊ぶ中で言葉のやり取りも楽しめるようにしていく。思いをうまく言葉にできずトラブルになることがあるので、双方の思いや感情を出し合う様子を見守り、解決が難しいようであれば保育者が互いの思いを伝え仲立ちをする。…

2歳すみれ組2022年度2月のまとめ

食事

献立がカレーライスの時は、やや大きめの器に盛り付けしてもらう。自分でスプーンを使い混ぜて食べることができるように、器に手を添えることや食具の下手持ちや三点持ちの仕方を伝えていく。食べこぼしが少なくなり、献立によってはエプロンを使用せずに喫食する子が増えている。

睡眠

保育者に優しく身体を撫でられて入眠する子もいるが、好きな人形や絵本を持って一人で入眠する子もいる。どの子も安心して身体を休ませることができる環境を整える。眠れない子や早く目覚めた子は、絵本を見たり玩具で遊んだりして過ごす。「寒い」「もっと寝たかった」と起床を嫌がる子は、気持ちの切り替わるように声掛けを工夫したり、落ち着ける場所を確保したりして、無理に起こすことのないように配慮する。室内の調光や換気・加湿などにも配慮する。

排泄

個人差はあるが、布パンツで過ごしたり布パンツを意識してトイレで排泄しようとしたりする子が増える。成功した時には嬉しさを共有して自信に繋げる。排泄時はそばに付き、排泄の始末の仕方を知らせ、手洗いを丁寧に行う。幼児クラスの便器やスリッパを使ってみる。保育者に見守られ、安定して立位で紙・布パンツを履けるようになる。排泄の時間は焦らせず、じっくり取り組めるようにする。

健康

インフルエンザや熱など体調不良で休む週があったが、回復後は元気に登園する。うがいが定着して、外から帰ったら進んで手洗い・うがいをする子が多い。室内の空気の入れ替えや清浄機を使って感染症の予防をする。また、皆が手を触れる場所はこまめに消毒するなど衛生面への配慮をする。

身体発達

衣服の着脱を意欲的に行う子が多い。ボタンやファスナーを自分でしようとする姿や、友達同士で手伝い合う姿が見られる。戸外では、フープブランコに乗る、巧技台に挑戦する子が増える。不安定なところは体の使い方を知らせ、自信に繋げる。

情緒面

自我が芽生え、自己表出している。活動の流れや身支度などの行動に時間を要する子がいる。気持ちが落ち着いて見通しが持てるように伝え、時間に余裕を持つように配慮する。進級クラスで遊ぶ時間を作ったり、給食を食べたりして、期待感と共に安心して過ごせるようにする。

言葉

休み中に「こうえんであそんだよ」「おとうさんとばすにのったよ」と表現豊かに話す。話を聞いていた他の子も会話に加わる事もあるので、思いに共感して会話の広がりを楽しんでいく。強い口調になる時は、保育者が仲立ちしてお互いの気持ちを受け止められる嬉しさを伝え、優しい言葉を知らせていく。…

2歳すみれ組2022年度1月のまとめ

食事

食具の持ち方を気にして食べる子どもが増え、食べこぼしが減る。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように必要に応じて知らせる。おやつの際の皿やコップを子ども自身で決まった場所に戻しに来る。

睡眠

好きな絵本や人形を持って布団に横になる。眠くない子は職員と廊下で好きな玩具で遊んで過ごす。引き続き、午睡をする子としない子が安心して過ごせる環境を作る。換気をしているので、室内が寒くならないようにこまめに暖房の調節をし、安眠できるようにする。

排泄

日中、布パンツで過ごす子や、オムツが濡れていない時便座に座って排尿する子が増える。排便に成功する子どももいる。今までトイレに座らなかった子も活動の切り替え時には誘い、成功したときには褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレ後の手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。

健康

風邪やインフルエンザで欠席する。一定時間毎の手洗い、うがい、水分補給を欠かさず行う。室内では、空気清浄機や暖房を使用し、室温・湿度に気をつけながら換気をし、感染症を予防する。

身体発達

散歩では、新しい道の景色を見たり、友達との会話を楽しんだりして歩く。長い距離でも最後まで歩き続け、体力がつく。様々な道中を歩いて新しい発見を楽しみながら、色々なコースの散歩を経験できるように機会を設ける。ルールのある簡単な遊びを好み、保育者と5,6人の子と一緒に遊ぶ。遊びの際には、安全に気をつけながら、広い場所で存分に身体を動かして遊べる活動の計画をする。

情緒面

長期休み後の登園は、保護者との分離に涙を流すことなく、殆どの子が笑顔で登園し、機嫌よく遊び始める。気の合う友達とごっこ遊びをして楽しむ姿がある。ごっこ遊びがより楽しめるよう、小道具を用意したり、保育者が仲立ちし、言葉掛けを工夫したりして友達と遊びのイメージの共有に繋げていく。

言語

正月の絵本を読み聞かせすると、家庭での様子を言葉で伝えようとしたり、友達の話を聞いて「ぼくもしたよ」「わたしも行ったよ」などと話したりする。「ガオ~」と節分の鬼になりきったり「ワンワン」「ニャンニャン」と擬音を楽しみながら身近な動物になりきって遊ぶ姿もある。子どもの話したいという気持ちを受け止めながら、ゆったりとした雰囲気の中で会話を楽しめるようにする。友達と一緒に遊ぶ中で「一緒に遊ぼう」「ありがとう」「あとで」などの必要な言葉を自分で伝えられるように見守ったり、仲立ちしたり言葉を添えたりする。…

2歳すみれ組2022年度12月のまとめ

食事

味に好みが出てきて、見た目で緑色が強い物や酢の物など苦手な食材の残食が多くなる。無理強いすることなく適宜声掛けをしていく。食器や食具の持ち方や手の添え方、姿勢などを意識して食べることができるようにしていく。

睡眠

保育者に背中をさすってもらったり、トントンしてもらいながら入眠する子や布団で寝転びながら好きな絵本を楽しんだ後入眠している。睡眠中の室温に留意し、午睡明けには窓を開放して換気する。眠らなくても大丈夫な子は、ホットカーペットを敷いた廊下や年長児の保育室、事務所などで過ごせるように今後も工夫する。

排泄

自ら尿意を伝えてくる子が少しずつ増え、友達の布パンツを見て「自分も」と意識し、紙パンツが濡れていなときに「座ってみる」と言ってトイレに座ってみようとする子がいる。気温が下がってきて排尿間隔が近くなる子や、寒さからトイレに行きたくないという子がいるので、便座を温めたりしてトイレに行きやすい環境を作り見守っていく。

健康

外遊び後はうがいができるように水を入れたコップを用意し、手洗いの仕方を丁寧に知らせていく。くしゃみや鼻水が出たら自分で始末をする方法をその都度伝えていく。できるところややってみようとする姿は見守り、困難な時は必要に応じて援助を行う。感染症予防の為に一人一人の健康状態を把握し、保護者には丁寧に伝え、室温、湿度、換気に配慮する。

身体発達

戸外に出る際や入室時の身支度(靴下、上着、帽子)は自ら積極的に取り組む子が増え、困っている友達がいると手伝おうとする姿もある。散歩ではゆったりと歩き、友達同士で「○○があるよ」と発見を共有したり、周囲の環境や季節の装飾を楽しんだりしながら歩く。寒さの中でも追いかけっこやかけっこなどに誘い身体を動かして遊ぶ。

情緒面

友達同士での関わりが少しずつ増えて保育者が見守る中、少人数で集まって遊ぶ姿が見られるようになる。フルーツバスケットや椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを少しずつ増やし、集団での遊びをしながら友達とのやり取りを楽しむ。一人一人が満足して遊べるように見守り、必要な時には仲立ちするなどの配慮をしていく。

言語

ごっこ遊びの中で思いを言葉で表現し、言葉を交わすことを楽しむ姿が見られる。数字や平仮名に興味をもち声に出して言う子もいる。布や箱のような、様々なものに見立てられる素材を用意して、遊びの中で子どものイメージが膨らむように関わり、やりとりを楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2022年度11月のまとめ

食事

食べられる量や食材が少しずつ増えている。完食を目指そうとする子が増え、「ピカリンだよ」と空になった皿を保育者に見せて喜ぶ。メニューがカレーの日は朝から楽しみにしている子が多く喜んで食べる。保育者に声を掛けられたり友達の姿を見たりして、食具の持ち方や姿勢を意識するようになる。楽しい雰囲気の中で食事ができるようにする。

睡眠

気に入ったぬいぐるみや絵本を手元に置き、見守られながら入眠したり、保育者に体を撫でられたり触られることで、一人一人のペースに合わせて入眠する。寒い日が増えたので毛布を用意する。加湿器や二酸化炭素濃度、換気に気を配り、その日の気候に合わせた快適な睡眠環境を整える。

排泄

便器に座るのを嫌がっていた子も保育者に誘われてトイレで排尿することが増える。自分のタイミングでトイレに行く子もいる。布パンツを意識している子もいるので、タイミングを見ながら成功体験を増やせるようにしていく。

健康

空気が乾燥して肌が荒れたり、鼻水や咳の症状が見られたりする。また、下痢や発熱などで体調を崩す子も多い。自ら鼻水が拭けるような声掛けや、衣類の汚れに気付いて着替えを行うことで、清潔になる気持ち良さを伝えていく。保護者と連携を取りながら体調管理に気を付けていく。手洗いやうがい薄着を習慣づけて、健康に過ごせるようにする。

身体発達

距離のある公園まで道程を楽しみながら歩く。園庭では、タイヤの山でバランスを取りながら上り下りし、ユニ棒を両足跳びして遊ぶ。登り棒に挑戦する子も増え、交互に手足を使っている。上着のボタンやファスナーを一人で留める子や保育者に助けを求める子がいる。一人で着られるように着方を丁寧に知らせ、難しい時はさり気なく手伝い、「やってみよう」とする子どもの気持ちを大切にする。

情緒面

気の合う友達との模倣遊びが盛んになり、ブロックで剣や車を組み立てて、戦いごっこや両面棚の上を走らせて遊ぶ。また、ごっこ遊びやままごと遊びなど一緒に遊ぶ姿が増える。玩具の独り占めや、思いがぶつかり合うこともあるので、思いを受け止め、時には保育者が代弁や仲立ちをすることで一緒に遊ぶことを楽しんでいる。今後も様子を見ながら仲立ちをする。

言葉

自分の気持ちや家庭での出来事を話す。周囲で起きたことに気付き知らせたり表現したりする。友達が困っていると「大丈夫?」「○○がやってあげる」などの言葉や心配そうに顔を覗き込む姿が見られる。ごっこ遊びでは、言葉のやり取りも見られるので、保育者も関わることで遊びが発展し、会話を楽しめるようにする。…

2歳すみれ組2022年度10月のまとめ

食事

「先生、見て、ピッカリンになったよ」と空になった器を見せながら食べ進める。苦手な食材を自ら口に運ぶ子もいるので、褒めて自信に繋げていく。友達と会話をしながら楽しい雰囲気の中で食べられるようにする。引き続き食べる時の姿勢や、食具の持ち方を伝え、こぼす量を減らせるようにする。

睡眠

好きな絵本や人形と一緒に布団に入り、安心して身体を休める。家庭での睡眠時間を把握し、一人一人の入眠や起床時間を調節する。その日の気温により、室内の温度や換気を調整し、心地良く眠れるようする。早く目覚めた子には、本やじっくり遊べる玩具などを用意し、工夫しながらも体を休められるようにする。

排泄

オムツ交換の際に出ていない子は、タイミングが合えばトイレで排泄することが増える。子ども一人一人の間隔を把握し、遊ぶ前や活動の合間に声をかけトイレに誘い、紙パンツに出ていない時は引き続きトイレに誘い成功体験を増やす。

健康

気温差から、鼻水や咳が長引く子がいるが、大きく体調を崩すことなく登園する。場合によっては保護者に日中の様子を伝え、受診を勧めることで悪化や感染を防ぐ。鼻水が出ている際は声を掛け、拭き方を知らせて清潔に過ごせるようにする。衣服が汚れたら、着替えを行うことで、気持ち良さを伝えていく。その日の気候により、衣服の調節を行う。

身体発達

幼児が運動会ごっこをしている様子に興味を示し、一緒にダンスをしたり玉入れに参加したりする。タイヤを積み重ねて作ったマット山やユニ棒等を組み合わせたアスレチックを用意すると、高這いして進んだり、跳んだりして、全身を使って楽しむ。鉄棒やのぼり棒にも興味があり、両手で全身を支えてぶら下がったり、全身の力を使って上れるところまで挑戦している。

情緒面

自己主張や玩具への独占欲が強くなる反面、友達の様子を見て譲る場面も増える。気の合う友達と、プラレールを組み立てて電車や車を走らせたり、ごっこ遊びやままごと遊びなど一緒に遊ぶ姿が増える。友達との関わりを通して自分の思いを言葉で伝えられるよう仲立ちをしていく。

言語

手遊びや季節の歌を覚えて口ずさんで楽しむ。家庭の出来事や自分の気持ちを話し、気付いた事や友だちの様子を伝える姿がある。保育者の言葉を真似て、それを受け止めて遊ぶ姿も見える。言葉の表現が難しい時には保育者が思いを代弁し、伝え方を知らせていく。…