1歳たんぽぽ組保育日誌バックナンバー

1歳たんぽぽ組2022年度8月の保育日誌

8月 2日(火) 晴れ 末﨑

巧技台を使った遊びで、2本の平均台を橋に見立てて遊ぶ。橋の上を歩く子と、橋と橋の間を歩いて進む子がいる。保育者が「かんかんかん」と踏切りに見立て手を伸ばすと止まったり進んだりして楽しむ。平均台に興味を持ち期待をもって参加する子が多く、互いに譲ることもありスムーズに楽しめていた。中には高さのある橋の上を歩くことを怖がる子もいたが、橋の間を利用し楽しんでいたので、簡単な電車ごっこに繋げていく。遊びの様子を把握し、発達や場面に応じて転換していけるよう工夫する。

 

8月 10日(水) 晴れ 尾崎

新聞紙遊びをする。初めは破ってみたり、保育者が作ったおばけを目がけて丸めた新聞紙を投げたりして遊び、途中から洗濯ごっこに繋げていく。新聞紙を洗濯ものに見立てるが紐も新聞紙も硬さが無いので洗濯バサミで止めるのが難しく、興味を示すものの、難しくてすぐに飽きてしまう姿が多かった。その後、掃除ごっこやお店屋さんごっこに発展し、保育者や他児との関わりを楽しむ姿が見られる。身近な大人の模倣遊びを楽しめるように今後も環境構成や素材の提供の仕方を考えていきたい。

 

8月 22日(月) 曇り 末﨑

氷遊びをする。タライの中の氷を見て、手に取ってみる。花や葉が中に入った氷もあり、取りだしてみようと指で掻いたり不思議そうに見ている児もいる。その後、ままごとの器に氷を入れてごっこ遊びへと展開していく。器に氷を入れて差し出し「10えんです」「いくついりますか」などと、友達との会話が聞かれる。まだ、暑さが続くようなので、夏の遊びや五感を使って楽しめる遊びを取り入れていきたい。

 

8月 31日(水) 晴れ 萩原

園庭に出ると早速、雨あがりの水溜りに入ってみる。泥の感触を味わうように歩いたり、大きく水しぶきをあげて歩いたりして楽しんでいる。ダイナミックに遊ぶ児は、水溜りの中に寝そべって、大きく手足を動かして楽しんでいる。手についた泥を水道横の壁の塗ると、ゆっくりと流れ落ちていく動きや泥の跡を観察し、子どもたち自身でのダイナミックな塗りたくり遊びへと発展していくことができる。これまでは、玩具を使った遊びが多かったが、今回は十分に感触を楽しめるようにした。子ども自身が味わった感触を新たに表現として繋げていけるよう関わりや援助を工夫していく。…

1歳たんぽぽ組2022年度7月の保育日誌

7月 1日(金) 晴れ 尾崎

初めて楽器遊びをする。楽器を目にすると、早く触りたいと手を伸ばす姿が多く見られる。山の音楽家やおもちゃのチャチャチャ、キラキラ星などの音楽に合わせて鈴やカスタネットの音を鳴らすことを楽しむ。カスタネットは音を鳴らすのが少し難しそうではあったが、楽器遊びに意欲的な子が多く保育者の動きを真似ながら、親しみのある曲に合わせて楽しく音を鳴らして遊ぶ。今後も楽器に触れる機会を増やし、音楽の楽しさを知らせていく。

 

7月 15日(金) 晴れ 末﨑

2歳児クラスと一緒にリズム遊びで身体を動かす。リズム遊びは2回目なので、キーボードを見ると喜び、活動に期待をもつ様子が見られる。音を聴きながら動物などに見立てた動きを楽しみ自由に身体を動かすことを楽しむ。また、2歳児クラスの友達との交流を喜び、互いに顔を見合わせる姿なども見られる。2歳児の保育室では車やままごとなどの玩具に興味をもって遊ぶ。今後も活動を重ねていくことで異年齢児クラスの遊びに興味をもったり、リズム遊びへの関心を高めたりしていく。

 

7月 20日(火)晴れ 尾崎

氷に触れる活動を行う。沢山の氷がタライに入っているのを見て積極的に触りに行く子が多くいる。初めは戸惑う子もいたが冷たさに慣れ、手に持ったりままごとのお皿を用いて移し替えたりすることを楽しむ。氷の中に花やおもちゃが入っていたり、さまざまな大きさの氷があったりしたことで子どもたちも見て、触れて喜ぶ。「冷たいね」「ツルツル滑るね」などと氷の特性を言葉にしながら感触を楽しめるように働きかける。暑さ対策をしながら夏ならではの遊びを工夫し楽しめるようにする。

 

7月 28日(木) 晴れ 萩原

長い雨樋や水鉄砲、水に浮かぶ玩具、水車などを準備し、水遊びを行う。以前雨樋を使って遊んだことを思い出し、さまざまな玩具を雨樋に乗せ、保育者に水を流してほしいと求める。また、外に出る前にオバケの絵本を読んだ上でおばけの飾りをぶら下げておくとジョウロや水鉄砲で水をかけて楽しんでいる。水遊びや泥遊びの経験を積んでいくことで遊びの習得や広がりが見受けられる。水を流す遊びでは雨樋の置き方を工夫する姿やより流れやすいものを選ぶ姿などから子どもたちなりに考えてみている様子がうかがえる。今後も遊びが発展するよう玩具や道具の提供の仕方を考えていく。…

1歳たんぽぽ組2022年度6月の保育日誌

6月 7日(火) 晴れ 萩原

2歳児クラスと一緒に泥んこ遊びを楽しむ。ジョーロで水溜りを作ると、すぐに足を浸して跳ねを上げるように歩

いてみたり、軟らかくなった土の感触を楽しんだりしている。徐々に慣れてくると、泥を手ですくったり叩いたりして楽しんでいる。今後はダイナミックに夏ならではの遊びを楽しめるように、玩具や道具を用意する。

 

6月 15日(水) 晴れ 萩原

歯科健診を受ける。午前の間食後に遊びの中で、保育者の膝に寝そべって口を開き、歯医者さんごっこをする。

「おくちをあーんして」の声掛けに大きく口を開いている。医師との受診では緊張感や怖さもあり、涙が出る児や身体を強張らせながらも口を開ける児、頑として口を開けようとしない児などいたが、健診を済ませると笑顔を見せている。楽しく安心して行える歯磨きの仕方を保護者に伝えたり、1歳児なりに歯磨きの大切さを感じることができるよう、紙芝居や絵本などを用いて子どもたちに知らせていく。

 

6月21日(火)晴れ 末﨑

泥んこ遊びを子どもたちに伝えると、自らズボンを下げようとしたりシャツを引っ張ったりして支度をしようとする。回数を重ねることで水遊びもダイナミックになり、友達と水を掛け合ったり砂場に寝転んだりするなど、全身で楽しむ姿が見られるが、水がかかることが苦手な児もいるので、砂場遊びや身体を動かして楽しめる遊びを工夫していく。

 

6月 28日(火) 晴れ 尾崎

2歳児クラスと一緒にリズム遊びを楽しむ。キーボードの音に喜んだり歌ったりしながら、2歳児が全身で楽しむ姿を見て真似る児が多い。普段とは異なる雰囲気に初めは戸惑う姿もあったが、さまざまな身体の動かし方を知り、その面白さを感じることができたようだった。参加せずに見ている子は、友達がはしゃぐ姿を見て笑顔をみせていた。次回も2歳児クラスと一緒に交流活動ができるように、担任間で話し合っていきたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度5月の保育日誌

5月 6日(金) 晴れ 末﨑

連休明けの登園だが、機嫌よく登園する児が多い。園庭遊びに誘うと,自ら靴下を履こうとする。園庭では幼児の遊びを真似たり、同じ玩具を探そうとしたりする姿がある。保育者と一緒にボールやフラフープで遊んだり、砂の感触を楽しんだりしてゆったりと楽しむ姿が見られる。園庭遊びでは幼児も遊ぶ中で、場所の確保をして、ゆったりと好きな遊びを楽しめるようにする。場所や遊具の使い方、幼児との関わりで安全に過ごせるように担任間で話し合い怪我には十分に気を付けていく。また、高月齢児は体を動かして遊べるように工夫して、低月齢児には見たり聞いたり触れたりしながら遊べる環境を作っていく。

 

5月 12日(木) 晴れ 末﨑

おやつ後のトイレが済むと靴下入れのマークを見て保育者に持って来るようになる。一人遊びが主ではあるが、保育者の声掛けや遊びの工夫で子ども同士の関わる姿が見られる。湿度の高い日である為、水分補給や日陰で遊ぶように工夫する。園庭遊びでは幼児の遊びや関りに十分注意して、適切な玩具や場所で安全に遊べるように担任間で周知するようにする。また、登園時より涙の出る児がいるが、保育者との関わりを密にしながら、安心してゆったり過ごせるように配慮していく。

 

5月 18日(水) 晴れ 尾崎

天気が良くなったので、園庭に出て遊ぶ。保育者に見守られながら砂遊びをしたり、アリを見つけて観察を楽しんだりとそれぞれ好きな遊びを見つける。近所で工事が行われている様子に興味をもっている子も多くいる。気温が高かったので、途中で水分補給をするが、部屋の前のすのこに座ると入室したがる子も多く、飽きてきている様子だったのでボールを出すと喜んで再び元気に遊び始める。他児の遊びに興味をもつ子が増えてきているので、流動的に環境を変えながら、遊びを楽しめるようにし、思いを代弁したり近くで見守ったりして、友だちとの関わり方を知らせていく。

 

5月 27日(金) 雨 萩原

2歳児クラスとの交流で、各クラスを半分に分け異年齢で過ごす。1歳児室はマットやトンネル遊び、2歳児室はままごと、ブロック、机を使った滑り台遊びを準備する。初めての異年齢での関わりに緊張の表情を見せる児もいるが、2歳児の遊びを見て真似たり、手を差し出されて誘導されたりすることで、徐々に楽しめるようになる。以前より2歳児の担任と『リズム遊びでの交流』をもちたいと考えており、今日はその前段階として遊びを通して1・2歳児での関わりをもつ。特に新入園児で緊張や戸惑いを見せる児もいるが、保育者が仲立ちとなったり、遊びを共有・模倣したりしていくことで徐々に関わりをもつことができるようになる。今後も積極的に関わりをもち、異年齢活動ならではの心身の成長や遊びの発展を促していきたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度4月の保育日誌

2022年4月6日(水) 晴れ 萩原

園庭で滑り台を準備すると、数名が滑ってみようとする。幼児がマットを使ってままごとの場を作って遊んでいる場に加わり、保育者を介して他児と「どうぞ」のやりとりをする姿が見られる。新入園児は3日目の登園となり、泣いている児も多いが、戸外遊びの時間を中心に徐々に落ち着く時間ができてきている。マットの上で  ゆったりと過ごしたり、気になるものを手にして保育者とやりとりをしたりすることもある。それぞれのペースを大切にしながら、園生活に慣れていけるようにする。

 

2022年4月13日(水) 晴れ 末﨑

散歩に行きバスやトラックを見たり、公園でしゃぼん玉やボールで遊んだりして楽しむ。高月齢児は保育者と手を繋ぎ歩きながら歌を歌ったり、草花を見つけたりしながらゆっくり歩く。気温が高く、水分を摂りながら戸外での心地良さを味わう。戸外の雰囲気を好む児もいるが、母を思い出して、より涙が出てしまう児もいたので興味のある遊びを工夫したり、抱っこやおんぶなどをしたりすることで安心できるようにする。戸外ならではの環境の中で刺激されて視野を広げていく。

 

2022年4月21日(木) 曇り 尾崎

登園時は不安定になる子もいたが、朝おやつの時間をきっかけに落ち着いて園庭に出る支度をすることができる。小さなこいのぼりを見せながら、歌『こいのぼり』を歌う。歌える子は語尾を「り~」「る~」などと声に出している。今後も季節の歌は積極的に取り入れていきたい。

園庭に出ると進級児は自分から進んで異年齢児の遊びに混ざったり、好きな遊びを見つけたりして楽しむ。主に新入園児は保育者の側で安心して砂遊びや探索遊びを楽しむ。園庭に出ると各クラスが遊んでいる所に混ざっていく姿が多く見られたため、遊びを邪魔したり壊してしまったりしないよう見守りながら大きいクラスの子に憧れる気持ち大切にしていく。

 

2022年4月27日(水) 曇り 萩原

室内で運動遊びとお絵描きをする。マットでは寝転がって横向きに転がっていく。下半身を上手く使って転がることのできる児は数名で、肘や腕の向きに気を付けて保育者が補助してみることで徐々に足を使って転がる児もでてきて「もう一回」と繰り返し取り組む。ラバーリングを使ってのジャンプ遊びでは、一歩ずつ確認しながら輪の中に入る。身体を動かした後はクレヨンでお絵描きをする。低月齢児は、他児の取り組みを傍で見ていて、保育者に手を添えられると腕全体を使って描いている。皆で模様をつけたものを大きな鯉のぼりにしてクラスに飾って楽しめるようにする。…

1歳たんぽぽ組2021年度3月の保育日誌

3月3日(木)晴れ 菊池

園庭で保育者としっぽ取りや追いかけっこをしたりする。尻尾を取ろうとする子や走ることを楽しむ子など笑顔で走る。走ることを喜び、転ばず走る。しっぽ取りに興味を示す子がいるので、繰り返し行い楽しめるようにする。入室して内裏雛が飾られていると興味を持ち見ている。職員が扮するお雛様が来ると少し顔が強張るが、担任と分かると安心する。話を聞いて一緒に歌をうたう。ひな人形が保育室に飾られていると興味を持ち近づく。由来と共に冠や烏帽子の話をする。理解とまではいかないがじっと見ていたので、行事を繰り返す中で理解できれば良いと思う。

 

3月7日(月)晴れ 本多

保育者がタイヤを運んでいると興味を示し近づく。「まだだよ」と子ども同士で声を掛けあう姿が見られる。リズミカルにユニ棒を跨いだりジャンプをしたりして動きが大きくなっている。体幹がしっかりとして、動きが大きくなり回転しながらジャンプする子もいる。他児との衝突やケガに気をつけながら戸外活動をたのしんでいく。その後、砂場で玩具を探し「なにかある」と宝探しごっこをして遊ぶ。視野が広がり、他児の遊びに興味を示すようになり、声を掛けて一緒に遊ぶ姿が多くなる。

 

3月17日(木)晴れ 菊池

園庭に出ると玩具を取りに行き砂場で穴掘りをしたり、ユニ棒渡ったり、玩具など好きな物で遊ぶ。友達が遊んでいると同じものを持ってきて遊んだり、「こっちにおいで」など誘ったりする姿も見られる。砂場で少し遊びするとユニ棒を跨ぎに行くなど色々な物で楽しく遊ぶ。片づけの声掛けに初めは首を振る子もいるが、話をすると片付けられるようになってくる。友達と同じ遊びを楽しむ姿が多くなってくる。子ども同士の関わりを大切にしながらも、保育者が入ることで遊びが広がっていくこともあるので、様子を見ながら必要に応じて、仲間に入る。

 

3月29日(火)曇り 青木

手繋ぎで西公園の広場に行き桜の前で写真を撮る。桜の花について話しをすると桜やその他の花に興味が湧き、「こっちにもあったよ!」「ピンクだね」「きれいだね」等見つけた花について話す。子どもたちの気付きからではなく、保育者が桜の存在を話す形となってしまったが、その言葉によって興味を持ち、花の色や「きれいだね」等の感じた事を子ども達から聞くことが出来た。花以外にもダンゴ虫や葉やつくしの発見等子ども達から見つけ伝えに来る。これからも子どもたちの発見や感じたことに寄り添い共感し、大切にしていきたい。その後公園の中を通って遊具側へ移動し、遊具で遊んだり、花びらや虫探しをしたりして遊ぶ。…

1歳たんぽぽ組2021年度2月の保育日誌

2月7日(月) 晴れ 青木

足型スタンプをする。保育者が準備している段階から興味を持った子は近くで準備ができるのを待つ。足に絵の具が付くと筆の動きにくすぐったそうにしたり、「冷たい」と声に出したりして反応する。画用紙に自分の足型が付くと嬉しそうにする。足に筆で絵の具が塗られる不思議な感触に嫌がって泣く子はおらず、それぞれの感じたことを表情や言葉で表現し、制作を楽しんでいた。一人ひとりの思いに共感し、受け止めてより感情を出せるようにしていく。終了後は園庭に出て氷遊びや砂遊びなど好きな遊びをする。

 

2月17日(木) 晴れ 本多

年長児と一緒に節分ごっこをする。タペストリーの鬼を怖がる子もいたが、少しずつ慣れて殆どの子が「おにはそと、ふくはうち」と言いながらボールを投げる。年長児が入室すると、驚く子もいるが、紙玉をなげたり、保育者の傍を離れず様子を見たり様々な姿が見られる。ダンス「赤鬼と青鬼タンゴ」では、笑顔を見せて踊る。節分の絵本読んだり、お面や三方を作ったりしながら雰囲気作りをしていった。タペストリーの鬼は初めてではないこともあり怖がる子は少なく元気にボールを投げていた。年長児の鬼が来ると驚き殆どの子が動きが固まる。数人は「おにはそと」と言いながら投げていた。今後も季節事の行事の雰囲気を味わい楽しみながらしていく。

 

2月24日(木) 晴れ 本多

高さを出して平均台で遊ぶ。他の保育者に「おっととするの」「外楽しみ」と期待を膨らます。高さを出した事で最初は慎重になりゆっくりと前進していたが、繰り返していくうちに慣れて両手を広げたり、バランスを取りながら体制を整えたりする。ユニ棒も両足ジャンプして飛び越える子、保育者と手を繋ぐことで両足ジャンプで跳びこえる子がいる。砂場でゆったりと遊ぶ事を好む子も少しずつ体を動かして遊ぶ事に興味を示し、平均台やユニ棒で繰り返し遊び体を動かす。

数人、バランスをとるのが難しく保育者と手を繋いで渡る子がいるが、数回繰り返して一人でゆっくりと前進する。今後、暖かい日が続く予報なので春の訪れを感じながら戸外活動をして体を動かして遊ぶ楽しさを味わっていくようにする。

 

2022年2月28日(月) 晴れ 菊池

「園庭でお山登りしよう」と声を掛けると「やる」との声が聞かれ何人か片付けを始める。タイヤを積んでいると中に入って遊ぶ姿も見られる。マットを掛けて山が出来ると、一斉に登り始める。歩いて昇り降りをしたり、滑り台にしたりとその子なりに遊びを楽しむ。その後は砂場や園庭で、おままごと、車など好きな遊びをする。今まであまり興味を持たなかった子も準備を始める時から傍で待ち、笑顔で遊び始める。少し高い山にするが、手足、または足だけで上る姿が見られ、以前より体幹がしっかりしたと感じる。やりたい気持ちが強く前の子を押す事もあったので、保育者が、待ったり、順番に登ったりすることを伝えながら、危険の無いように見守る。…

1歳たんぽぽ組2021年度1月の保育日誌

1月7日(金) 晴れ 菊池

園庭に積もった雪を触りに行く。「つめたい」と言いながら笑顔で雪に手を伸ばす。年長児が作った雪だるまに興味を持ち、そこに雪を付けたり幼児の真似をして小屋や上に投げたりする。前日幼児が作った氷にも触れ、氷水を掬う姿もある。晴れていたので、園庭に出て雪に触ることが出来た。始めは雪に触れることに慎重になる子もいたが、友だちが遊ぶ姿を見て手を伸ばし、笑顔で触れることが出来る。丸めようとしたり雪だるまに付けようとしたりと昨日より興味が広がっている。今後も冬ならではの遊びを楽しんでいく。

 

1月13日(木)晴れ 本多

すみれ保育室で過ごす。階段の上り下りの不安定な子もいるが、手すりをしっかりと握り上り下りする子もいる。初めての保育室に戸惑う姿も見られたが、すぐに慣れパズルや電車、ままごと遊びなど好きな玩具を選んで遊ぶ。玩具の取り合いでトラブルになる姿が見られるが、表情や声を出して相手に思いを伝えている。すみれ保育室に入ると、様々な玩具に手を伸ばし触れて遊び、友達や保育者と言葉のやり取りをして満足感を味わいながらゆっくり遊べていた。2歳児クラス担任と連絡を取り合い、今後もすみれ保育室で過ごしたり、玩具を貸してもらったりして、すみれ組になる期待を膨らめていく。

 

1月20日(木)晴れ 本多

保育者が園庭にマットを準備していると「なにするの」と興味を示し近づく。マットやタイヤを運ぶのを手伝おうとする姿もある。4月当初と比べるとだいぶ体幹がしっかりして高低差のあるマット上りを繰返し楽しむ。前に進みたくて友達を押すこともある。以前は、マット上りはバランスを取るのが不安定で保育者が手を伸ばして下りる子が殆どだったが、クラス全体的に一人で下りる。時々、バランスを崩す子もいる。前に転倒しないように傍で見守り必要に応じて手を差し伸べるようにする。

 

1月27日(木) 晴れ 青木

全員が手繋ぎで散歩に行く。公園では滑り台などの遊具で友だちと一緒に遊んだり、公園前の工事の様子にくぎづけになりじっと見たりしている。普段は見る事のない場面に子どもたちは思い思いに自分なりの伝え方で、音を真似したり語尾で気持ちを伝えたり、工事車両の動作を見て手振り身振りで伝えようとする姿が印象的であった。行き帰りでは保育者や友だちとおしゃべりを楽しみながら歩く。公園で遊ぶ以外にもその時にしか見ることのできない物や景色に触れ興味を持ち、刺激をあたえていきたい。…

1歳たんぽぽ組2021年度12月の保育日誌

12月8日(水)雨 青木

0,1歳クラスで合同に遊ぶ。1歳児クラスでは新聞をちぎり、ままごと道具を使った遊びを設定する。子どもたちは好きな場所に好きなタイミングで行き来し、楽しむ。新聞遊びではお化けに変身したり、料理の材料に見立てたりして遊ぶ。0歳児クラスではマットの山を上ったり、ジャンプしたりと体を動かして楽しむ。一つの遊びを広々と設定することができ、取り合いなどが起きずに満足するまで遊べている。0歳児クラスの児がいる時には優しく手を差し伸べるなど年下児と関わろうとする姿も見られた。新聞遊びをするときは食器を用意したところおにぎりやジュースなど様々な物に見立てて遊んでいる。さらに想像力を広げて見立て遊びを発展できるように声を掛け、環境を作っていく。

 

12月13日(月)晴れ 本多

クリスマス飾りを探しに散歩に出掛ける。散歩に行く事を知ると「いくいく」「クリスマス」等単語が聞こえる。スーパー、商店街でクリスマス飾り(ツリーやサンタ、トナカイのイラスト)を見つけ「あった」「ほんとだね」等の声が聞こえる。始めての公園に戸惑うことなく滑り台を繰返し楽しむ。クリスマス飾りを家や保育室等で見慣れているためか、高月齢児は「さんたさん」「つりー」等の声が聞かれた。低月齢児は喃語や指差しで保育者に知らせる。正月飾りも店頭に並んでいたが見慣れてない為、反応はない。クリスマス後は正月飾りのイラストを準備し正月飾り探し散歩をしていく。

 

12月15日(水)晴れ 本多

動物に変身する事を知ると、「するする~」「うさぎさん」等の声が聞こえる。友達と「パンダうさぎコアラ」の曲に合わせて体を動かす。パンダ体操では絵本を見て真似しながら体操をする。楽器遊びでは、一人一人が好きな楽器を選び歌に合わせて鳴らして楽しむ。お楽しみ会ごっこは回数を重ねる事にリズムに合わせて楽器を鳴らしたり、パンダ体操の動きなどがその子独自の動きで楽しんでいるように感じる。楽器遊びが自由にできるコーナーを設置していきたい。サンタが登場すると、驚いて表情が強張る子、近づく子等様々な反応を見せる。涙を見せる子がいると予想していたが、涙を見せる子はいない。驚いたり、後ずさりしたりする姿は見られたが、プレゼントをもらい笑顔で保育者に見せていた。

 

12月23日(木)晴れ 菊池

友達が遊んでいる姿を見て、同じものを持ってきて遊ぶ。缶ポックリを見つけると自分で乗ろうとしたり、保育者に手伝ってもらったりしバランスを取っている。遊びの場面では友達と同じもので遊ぶ事が増えているので、保育者が仲介して遊びが広がるようにする。不審者訓練では、不審者が現れると子どもたちは保育者の誘導で落ち着いて保育室に入る。何があったのかわからないながらも入室して静かに座っている。入室時に普段の流れで帽子を脱ぐ子もいるので人数確認をしっかり行っていき、保育者も常に周りの様子に注意していく。…

1歳たんぽぽ組2021年度11月の保育日誌

11月2日(火)曇り 本多

園庭に移動動物園のトラックが入ってくると「きたー」と喜ぶ。エサを自分からあげる子もいれば、緊張した顔をしながら保育者と一緒にあげる子もいる。ポニーに興味を持った子は乗馬し嬉しそうにする。ウサギやヒヨコにもエサをあげたり、触ってみたり、触れ合いを楽しむ。少し怖がっていた子も保育者と一緒なら近くへ行き、動物がエサを食べる姿を見ることができる。自分から好きな動物の所へ行きエサを食べてくれた時や触ることができた時は「わあ!」と声を上げたり、目を大きくさせて喜んでいる。これを機会により動物に興味が持てるように絵本や手遊びを取り入れていく。

 

11月16日(火)晴れ 本多

「さつまのおいも」を読んでからさつまいも堀りをする。初めての畑に戸惑う姿が見れたが、保育者が手で掘る姿を見せると数人の子どもが興味を持ち寄ってくる。さつまいもの表面が見えると「あった」という表情や言葉で知らせる。手が汚れることを嫌がる子もいるが、タライの中にある収穫されたさつまいもを見て喜ぶ。ゆったりと関わりながらさつまいも堀ができた。今日、欠席の子は日を改めて行う。

 

11月19日(水)晴れ 青木

園庭で遊んでいる時に放送が入り、避難訓練に参加をする。保育者に連れられ、園庭に集まると保育者の話を聞いたり、年長児の真似をして口を押えたりする姿が見られる。バギーや手繋ぎで公園まで行き、落ち着いて避難する。避難訓練中は近くの保育者が声を掛けずとも前で話す保育者の事を見て話を聞こうとする。終始落ち着いていた。その後は園庭でボールや縄跳びを持って遊ぶ。短い時間ではあったが好きな玩具を見つけて保育者や友達に話し掛け遊ぶ。避難時の雰囲気を落ち着いて受け入れることが出来てよかった。これからもまず保育者が落ち着き安心できるようにする。

 

11月22日(月)雨 菊池

保育者が絵の具の準備を始めると、「ペッタンする?」と興味を持ちそばに寄ってくる。準備ができると、数人傍にきて、タンポを持つと「ぺたぺた」と言いながら楽しむ。紙一杯に押す子もいれば、片側に押す子もいる。「次はどの色にする?」と聞くと、「これ」と言って全員が用意していた4色使う。押すと満足しておままごと遊びに戻る。絵の具は何回か行っているので、興味を楽しんでいる子が多い。紙のサイズを工夫した為、沢山押すことが出来た。今後もいろいろな方法で絵の具を取り入れたり、紙の大きさや材質を変えるなどして楽しめるようにする。…