1歳たんぽぽ組保育日誌バックナンバー

1歳たんぽぽ組2022年度12月の保育日誌

12月2日(金) 晴れ  萩原

園の畑で芋堀りを行う。土に触れたり、汚れたりする事が苦手な児がいて、興味を持ちながらも手が出にくい様子が見られた。保育者が掘ってサツマイモの一部が見えるようにすると、自分でも掘ってみようとする。無理なく収穫の楽しさを感じ、さらに食材への関心も高められるよう、芋を使って八百屋さんや焼きいもごっこ等を楽しめるよう工夫していく。

 

12月8日(木) 晴れ  末﨑

園庭で砂遊びやボール投げ、虫探しを楽しむ。興味のある遊びに積極的に参加して、自分の気持ちや言葉や仕草で友達に伝えようとする。友達が加わることにも「いっしょにしよう」「~もってこようか」と声を掛けている。絵本の話や日常の経験からも、遊びが広がるように環境作りや興味をもてるような言葉かけをしていく。

 

12月12日(月) 晴れ  尾崎

園庭で遊ぶことを伝えると自ら支度を進めようとする姿が見られる。靴下や靴を履き、帽子を被ろうとする児が増えてきて、できた時には満足感が見られる。幼児の遊びに興味をもち傍で見ている児や、保育者や幼児の援助で運動遊びを楽しむ姿がある。じっくり遊べる工夫や、他クラス児との関わりを持てるような環境を担任間で話し合い見直していく。

 

12月23日(金) 晴れ  萩原

乳児クラスでクリスマス会を行う。前日、サンタ帽子を被り楽器遊びを楽しんだことで「クリスマスしよう」と伝えると喜んでいる。2歳児が被るお面に興味をもち、0歳児の歌では傍に寄りそう児もいる。自分達の出番では、2歳児の真似をして壇に上がり、表情良く鈴を鳴らし「みてもらう」ことを喜んでいる。今後も、感染症の予防をしながら異年齢での活動や遊びを積極的に取り入れていく。…

1歳たんぽぽ組2022年度11月の保育日誌

11月 2日(水) 晴れ 尾崎

園庭で移動動物園の準備が進んでいく様子を期待をもって見ている。動物のシルエットクイズをしたり、抱っこの仕方やエサのやりかたを簡単に説明したりすると、さらに期待が高まっていく。園庭に出ると進んで動物に近づき、積極的にエサやりをしている。ポニーも、緊張が見られたが、支えられながら乗って楽しむことができる。中には動物を怖がる児もいたが保育者と一緒に安心してエサをあげたり、近くで見学したりすることができ、徐々に慣れていく。衛生面にも気を付けながら安全に楽しく触れ合うことができてよかった。この経験を遊びに繋げていきたい。

 

11月 8日(火) 晴れ 萩原

制作遊びの声掛けをすると、高月齢児から興味をもち、取り組み始める。花紙を使うのは初めてということもあり、じっと観察し、花紙の薄い・柔らかいといった特性に気付く。ちぎったり丸めたりする他、ままごと容器にふんわりとかけてみるなど、さまざまな動きを楽しんでいる。ちぎったものをふりかけるようにして貼り、上から水溶き糊を塗ると、染みて色が変化する様子に気付く児もいる。これまでの制作遊びでは絵の具を使ったものが多かったので、さまざまな素材・技法に触れてみるねらいもあり、花紙を使った制作遊びを試みる。これからも特性の異なるさまざまな素材を取り入れ、子どもたちの気付きや発見を促していきたい。

 

11月 17日(木) 晴れ 末﨑

公園遊具に遊びに行く。往復の道を、歩調や気の合う友達と手を繋ぎ歩き、紅葉した落ち葉を踏んで音を感じたり、手にして感触を味わったりして楽しむ。遊ぶ前には約束事や保育者による安全点検を行ってから遊具遊びを始める。遊具にも慣れてきて、さまざまな遊具に積極的に取り組もうとする。滑り台やシーソー、鉄棒で繰り返し遊んだり、追いかけっこで思いきり身体を動かしたりして楽しむ児もいる。落ち葉を拾い持ち帰り、保育室の木の壁面に付けることを楽しみにする姿もある。散歩から次への楽しみにも繋げるような活動を取り入れていきたい。

 

11月 30日(水) 晴れのち曇り 萩原

昨日の雨で大小さまざまな水溜りができている。園庭に出ると水溜りを眺めたり、入ってしぶきがあがるのを楽しんだりしている。ままごとが好きな児は、おたまと容器を持ち出し、泥水を掬って「スープです、どうぞ」と料理に見立ててやりとりを楽しんでいる。秋以降、見立て遊びやままごと遊びが活発になったこともあり、泥水を遊びの材料として扱う姿に成長を感じる。また、昨日雨が降っている間、雲や雨の降り方、風の強さに興味をもって見る姿があった。季節だけでなく、気象などさまざまな自然に目を向け、興味関心を持てるよう援助していきたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度10月の保育日誌

10月 6日(木) 雨 尾崎

体操を始めると、元気に身体を動かしたり次の曲を楽しみにしたりする姿が見られる。絵の具遊びでは、絵の具に触れ、トイレットペーパーの芯をち、保育者が準備する様子を見て期待をして集まる姿がある。ダイナミックに色塗りをする時と違い、丸い模様が付くことに面白がる子が多い。みんなが満足に遊びこめるように多めに紙を用意し、絵の具が手につくことが気になる子には、すぐに拭けるように制作用のタオルを用意しておく必要性があると感じた。

 

10月 12日(水) 晴れ 尾崎

ままごとやブロック遊びを2歳児と楽しむ。興味のある玩具を抱えて一人遊びを楽しむ子や、2歳児の遊びを見ながら傍にいる子がいる。同じ玩具が使いたくなる時には、保育者が思いを代弁しながら貸し借りの援助をし、相手の気持ちにも気付けるように伝えていく。クラスでも、興味や発達に合った玩具や数の見直しをして、一人一人が満足して遊べるようにする。

 

10月 17日(月) 曇り 萩原

園庭に出ることを伝えると、喜んで身支度を始める。虫探しや車を使った遊びの他、ごっこ遊びが大きく展開される。

参画コーンを帽子に見立てて、やかんをもってお出掛けごっこをすると、「ごはんをたべよう」「そろそろでかけよう」「いってきます」等と友達同士でやりとりをしている。保育者と女児3名で始めた遊びだが、遊び全体を見て真似る児もいれば、玩具を揃えて真似る児もいる。イメージを共有してごっこ遊びや、簡単なゲーム遊びに取り組んでいきたい。

 

10月 27日(木)  末﨑 晴れ

運動遊具を並べて、身体を動かす。平均台やマットの山ではバランスを取りながらゆっくり歩き、ユニ棒や輪の中を跳んだり、くぐったり楽しんでいる。友達と一緒に遊ぶことを喜びながら、友達の後を追いかけるように進んでいる。

保育者の手を握りなだらかなマットの山から飛び降りる児もいて、やってみようとする気持ちも芽生えている。幼児クラスも参加し、足の運びやバランスのとり方を真似てみようとする子が増える。

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1歳たんぽぽ組2022年度9月の保育日誌

9月 1日(金) 雨 尾崎

雨天のため室内で過ごす。井形ブロックを電車やバス、傘、きのこ、リンゴなどに見立てて遊ぶ。子ども自身が組み合わせるのは少し難しいが身振りで作って欲しいことを伝える姿がある。以前、ブロックで遊んだことを思い出して保育者に「つくって」と話す子がいるので、応じたり遊びを提案したりする。電車をつくると踏み切りを作って「カンカンカン」と言うなどしてイメージを広げるなどして関わると喜ぶ姿も見られる。友達への興味が広がってきているが、言葉のトラブルも増えているので仲介に入り丁寧に関わっていく。

 

9月 9日(金) 曇り 萩原

寒天遊びをする。テーブルの上の赤・青・黄3色、円柱・四角・三角の形の寒天を見ると感嘆の声をあげる。突いてみたり手の平に乗せたり、頬につけたりして感触や冷たさを味わい、そこから、積み上げる、透明カップに入れて色を楽しむと遊びが変化していき、最後にはダイナミックに崩してキラキラとした視覚や飛び散る面白さを味わっている。これまで、砂遊びや泥・水遊びなどでさまざまな感触遊びをしてきたが、今回は寒天を使い、感触だけでなく色や形も楽しめるようにする。叩いて崩すことを楽しむ児がいれば、カップに入れたり光に透かしたりしてゆったりと色を楽しみたい児もいる。子どもそれぞれのペースを大切にするため、遊びの場を分けても良かったかと反省する。

 

9月 14日(水) 晴れ 末﨑

園庭で運動遊びや砂遊び、ままごと遊び等で友達と遊具を共有しながら楽しむ。幼児の姿を見て喜んで駆け寄る姿や、同じ遊具を持ち傍にいて模倣する姿がある。幼児が捕まえた虫を見せてもらうと、驚いたり喜んで掴んだりと刺激を受けている。運動遊びでは、タイヤの山をやや高めにし、斜面を付けてみる。全身でよじ登る子が多く、ずり落ちても繰り返して挑戦している。ユニ棒やフラフープを並べたり、平均台渡りでは、一番低く設定して安心して進めるようにして見たりと工夫する。異年齢での関わりを楽しみながら、さまざまな遊びに取り組めるよう、担任間で連携をとっていく。

 

9月 20日(火) 雨 尾崎

絵の具遊びをする。何回か経験を重ねているので意欲的に取り組もうとする児が多い。絵の具遊びは紫色の絵の具でぶどうやサツマイモなどの秋の食べ物を連想しながら模造紙に色を塗る。ローラーや刷毛などの道具を使う子や手で絵の具の感触を楽しんでいる子の姿も見られる。初めに用意した色は暗すぎたが途中から赤や白の絵の具を足し、数種類の明るさの紫を用意することで混色を楽しむ子もいる。楽しく綺麗に塗った模造紙を、子どもたちが分かりやすく秋の食べ物に変化させる面白さを味わえる遊びに繋げたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度8月の保育日誌

8月 2日(火) 晴れ 末﨑

巧技台を使った遊びで、2本の平均台を橋に見立てて遊ぶ。橋の上を歩く子と、橋と橋の間を歩いて進む子がいる。保育者が「かんかんかん」と踏切りに見立て手を伸ばすと止まったり進んだりして楽しむ。平均台に興味を持ち期待をもって参加する子が多く、互いに譲ることもありスムーズに楽しめていた。中には高さのある橋の上を歩くことを怖がる子もいたが、橋の間を利用し楽しんでいたので、簡単な電車ごっこに繋げていく。遊びの様子を把握し、発達や場面に応じて転換していけるよう工夫する。

 

8月 10日(水) 晴れ 尾崎

新聞紙遊びをする。初めは破ってみたり、保育者が作ったおばけを目がけて丸めた新聞紙を投げたりして遊び、途中から洗濯ごっこに繋げていく。新聞紙を洗濯ものに見立てるが紐も新聞紙も硬さが無いので洗濯バサミで止めるのが難しく、興味を示すものの、難しくてすぐに飽きてしまう姿が多かった。その後、掃除ごっこやお店屋さんごっこに発展し、保育者や他児との関わりを楽しむ姿が見られる。身近な大人の模倣遊びを楽しめるように今後も環境構成や素材の提供の仕方を考えていきたい。

 

8月 22日(月) 曇り 末﨑

氷遊びをする。タライの中の氷を見て、手に取ってみる。花や葉が中に入った氷もあり、取りだしてみようと指で掻いたり不思議そうに見ている児もいる。その後、ままごとの器に氷を入れてごっこ遊びへと展開していく。器に氷を入れて差し出し「10えんです」「いくついりますか」などと、友達との会話が聞かれる。まだ、暑さが続くようなので、夏の遊びや五感を使って楽しめる遊びを取り入れていきたい。

 

8月 31日(水) 晴れ 萩原

園庭に出ると早速、雨あがりの水溜りに入ってみる。泥の感触を味わうように歩いたり、大きく水しぶきをあげて歩いたりして楽しんでいる。ダイナミックに遊ぶ児は、水溜りの中に寝そべって、大きく手足を動かして楽しんでいる。手についた泥を水道横の壁の塗ると、ゆっくりと流れ落ちていく動きや泥の跡を観察し、子どもたち自身でのダイナミックな塗りたくり遊びへと発展していくことができる。これまでは、玩具を使った遊びが多かったが、今回は十分に感触を楽しめるようにした。子ども自身が味わった感触を新たに表現として繋げていけるよう関わりや援助を工夫していく。…

1歳たんぽぽ組2022年度7月の保育日誌

7月 1日(金) 晴れ 尾崎

初めて楽器遊びをする。楽器を目にすると、早く触りたいと手を伸ばす姿が多く見られる。山の音楽家やおもちゃのチャチャチャ、キラキラ星などの音楽に合わせて鈴やカスタネットの音を鳴らすことを楽しむ。カスタネットは音を鳴らすのが少し難しそうではあったが、楽器遊びに意欲的な子が多く保育者の動きを真似ながら、親しみのある曲に合わせて楽しく音を鳴らして遊ぶ。今後も楽器に触れる機会を増やし、音楽の楽しさを知らせていく。

 

7月 15日(金) 晴れ 末﨑

2歳児クラスと一緒にリズム遊びで身体を動かす。リズム遊びは2回目なので、キーボードを見ると喜び、活動に期待をもつ様子が見られる。音を聴きながら動物などに見立てた動きを楽しみ自由に身体を動かすことを楽しむ。また、2歳児クラスの友達との交流を喜び、互いに顔を見合わせる姿なども見られる。2歳児の保育室では車やままごとなどの玩具に興味をもって遊ぶ。今後も活動を重ねていくことで異年齢児クラスの遊びに興味をもったり、リズム遊びへの関心を高めたりしていく。

 

7月 20日(火)晴れ 尾崎

氷に触れる活動を行う。沢山の氷がタライに入っているのを見て積極的に触りに行く子が多くいる。初めは戸惑う子もいたが冷たさに慣れ、手に持ったりままごとのお皿を用いて移し替えたりすることを楽しむ。氷の中に花やおもちゃが入っていたり、さまざまな大きさの氷があったりしたことで子どもたちも見て、触れて喜ぶ。「冷たいね」「ツルツル滑るね」などと氷の特性を言葉にしながら感触を楽しめるように働きかける。暑さ対策をしながら夏ならではの遊びを工夫し楽しめるようにする。

 

7月 28日(木) 晴れ 萩原

長い雨樋や水鉄砲、水に浮かぶ玩具、水車などを準備し、水遊びを行う。以前雨樋を使って遊んだことを思い出し、さまざまな玩具を雨樋に乗せ、保育者に水を流してほしいと求める。また、外に出る前にオバケの絵本を読んだ上でおばけの飾りをぶら下げておくとジョウロや水鉄砲で水をかけて楽しんでいる。水遊びや泥遊びの経験を積んでいくことで遊びの習得や広がりが見受けられる。水を流す遊びでは雨樋の置き方を工夫する姿やより流れやすいものを選ぶ姿などから子どもたちなりに考えてみている様子がうかがえる。今後も遊びが発展するよう玩具や道具の提供の仕方を考えていく。…

1歳たんぽぽ組2022年度6月の保育日誌

6月 7日(火) 晴れ 萩原

2歳児クラスと一緒に泥んこ遊びを楽しむ。ジョーロで水溜りを作ると、すぐに足を浸して跳ねを上げるように歩

いてみたり、軟らかくなった土の感触を楽しんだりしている。徐々に慣れてくると、泥を手ですくったり叩いたりして楽しんでいる。今後はダイナミックに夏ならではの遊びを楽しめるように、玩具や道具を用意する。

 

6月 15日(水) 晴れ 萩原

歯科健診を受ける。午前の間食後に遊びの中で、保育者の膝に寝そべって口を開き、歯医者さんごっこをする。

「おくちをあーんして」の声掛けに大きく口を開いている。医師との受診では緊張感や怖さもあり、涙が出る児や身体を強張らせながらも口を開ける児、頑として口を開けようとしない児などいたが、健診を済ませると笑顔を見せている。楽しく安心して行える歯磨きの仕方を保護者に伝えたり、1歳児なりに歯磨きの大切さを感じることができるよう、紙芝居や絵本などを用いて子どもたちに知らせていく。

 

6月21日(火)晴れ 末﨑

泥んこ遊びを子どもたちに伝えると、自らズボンを下げようとしたりシャツを引っ張ったりして支度をしようとする。回数を重ねることで水遊びもダイナミックになり、友達と水を掛け合ったり砂場に寝転んだりするなど、全身で楽しむ姿が見られるが、水がかかることが苦手な児もいるので、砂場遊びや身体を動かして楽しめる遊びを工夫していく。

 

6月 28日(火) 晴れ 尾崎

2歳児クラスと一緒にリズム遊びを楽しむ。キーボードの音に喜んだり歌ったりしながら、2歳児が全身で楽しむ姿を見て真似る児が多い。普段とは異なる雰囲気に初めは戸惑う姿もあったが、さまざまな身体の動かし方を知り、その面白さを感じることができたようだった。参加せずに見ている子は、友達がはしゃぐ姿を見て笑顔をみせていた。次回も2歳児クラスと一緒に交流活動ができるように、担任間で話し合っていきたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度5月の保育日誌

5月 6日(金) 晴れ 末﨑

連休明けの登園だが、機嫌よく登園する児が多い。園庭遊びに誘うと,自ら靴下を履こうとする。園庭では幼児の遊びを真似たり、同じ玩具を探そうとしたりする姿がある。保育者と一緒にボールやフラフープで遊んだり、砂の感触を楽しんだりしてゆったりと楽しむ姿が見られる。園庭遊びでは幼児も遊ぶ中で、場所の確保をして、ゆったりと好きな遊びを楽しめるようにする。場所や遊具の使い方、幼児との関わりで安全に過ごせるように担任間で話し合い怪我には十分に気を付けていく。また、高月齢児は体を動かして遊べるように工夫して、低月齢児には見たり聞いたり触れたりしながら遊べる環境を作っていく。

 

5月 12日(木) 晴れ 末﨑

おやつ後のトイレが済むと靴下入れのマークを見て保育者に持って来るようになる。一人遊びが主ではあるが、保育者の声掛けや遊びの工夫で子ども同士の関わる姿が見られる。湿度の高い日である為、水分補給や日陰で遊ぶように工夫する。園庭遊びでは幼児の遊びや関りに十分注意して、適切な玩具や場所で安全に遊べるように担任間で周知するようにする。また、登園時より涙の出る児がいるが、保育者との関わりを密にしながら、安心してゆったり過ごせるように配慮していく。

 

5月 18日(水) 晴れ 尾崎

天気が良くなったので、園庭に出て遊ぶ。保育者に見守られながら砂遊びをしたり、アリを見つけて観察を楽しんだりとそれぞれ好きな遊びを見つける。近所で工事が行われている様子に興味をもっている子も多くいる。気温が高かったので、途中で水分補給をするが、部屋の前のすのこに座ると入室したがる子も多く、飽きてきている様子だったのでボールを出すと喜んで再び元気に遊び始める。他児の遊びに興味をもつ子が増えてきているので、流動的に環境を変えながら、遊びを楽しめるようにし、思いを代弁したり近くで見守ったりして、友だちとの関わり方を知らせていく。

 

5月 27日(金) 雨 萩原

2歳児クラスとの交流で、各クラスを半分に分け異年齢で過ごす。1歳児室はマットやトンネル遊び、2歳児室はままごと、ブロック、机を使った滑り台遊びを準備する。初めての異年齢での関わりに緊張の表情を見せる児もいるが、2歳児の遊びを見て真似たり、手を差し出されて誘導されたりすることで、徐々に楽しめるようになる。以前より2歳児の担任と『リズム遊びでの交流』をもちたいと考えており、今日はその前段階として遊びを通して1・2歳児での関わりをもつ。特に新入園児で緊張や戸惑いを見せる児もいるが、保育者が仲立ちとなったり、遊びを共有・模倣したりしていくことで徐々に関わりをもつことができるようになる。今後も積極的に関わりをもち、異年齢活動ならではの心身の成長や遊びの発展を促していきたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度4月の保育日誌

2022年4月6日(水) 晴れ 萩原

園庭で滑り台を準備すると、数名が滑ってみようとする。幼児がマットを使ってままごとの場を作って遊んでいる場に加わり、保育者を介して他児と「どうぞ」のやりとりをする姿が見られる。新入園児は3日目の登園となり、泣いている児も多いが、戸外遊びの時間を中心に徐々に落ち着く時間ができてきている。マットの上で  ゆったりと過ごしたり、気になるものを手にして保育者とやりとりをしたりすることもある。それぞれのペースを大切にしながら、園生活に慣れていけるようにする。

 

2022年4月13日(水) 晴れ 末﨑

散歩に行きバスやトラックを見たり、公園でしゃぼん玉やボールで遊んだりして楽しむ。高月齢児は保育者と手を繋ぎ歩きながら歌を歌ったり、草花を見つけたりしながらゆっくり歩く。気温が高く、水分を摂りながら戸外での心地良さを味わう。戸外の雰囲気を好む児もいるが、母を思い出して、より涙が出てしまう児もいたので興味のある遊びを工夫したり、抱っこやおんぶなどをしたりすることで安心できるようにする。戸外ならではの環境の中で刺激されて視野を広げていく。

 

2022年4月21日(木) 曇り 尾崎

登園時は不安定になる子もいたが、朝おやつの時間をきっかけに落ち着いて園庭に出る支度をすることができる。小さなこいのぼりを見せながら、歌『こいのぼり』を歌う。歌える子は語尾を「り~」「る~」などと声に出している。今後も季節の歌は積極的に取り入れていきたい。

園庭に出ると進級児は自分から進んで異年齢児の遊びに混ざったり、好きな遊びを見つけたりして楽しむ。主に新入園児は保育者の側で安心して砂遊びや探索遊びを楽しむ。園庭に出ると各クラスが遊んでいる所に混ざっていく姿が多く見られたため、遊びを邪魔したり壊してしまったりしないよう見守りながら大きいクラスの子に憧れる気持ち大切にしていく。

 

2022年4月27日(水) 曇り 萩原

室内で運動遊びとお絵描きをする。マットでは寝転がって横向きに転がっていく。下半身を上手く使って転がることのできる児は数名で、肘や腕の向きに気を付けて保育者が補助してみることで徐々に足を使って転がる児もでてきて「もう一回」と繰り返し取り組む。ラバーリングを使ってのジャンプ遊びでは、一歩ずつ確認しながら輪の中に入る。身体を動かした後はクレヨンでお絵描きをする。低月齢児は、他児の取り組みを傍で見ていて、保育者に手を添えられると腕全体を使って描いている。皆で模様をつけたものを大きな鯉のぼりにしてクラスに飾って楽しめるようにする。…

1歳たんぽぽ組2021年度3月の保育日誌

3月3日(木)晴れ 菊池

園庭で保育者としっぽ取りや追いかけっこをしたりする。尻尾を取ろうとする子や走ることを楽しむ子など笑顔で走る。走ることを喜び、転ばず走る。しっぽ取りに興味を示す子がいるので、繰り返し行い楽しめるようにする。入室して内裏雛が飾られていると興味を持ち見ている。職員が扮するお雛様が来ると少し顔が強張るが、担任と分かると安心する。話を聞いて一緒に歌をうたう。ひな人形が保育室に飾られていると興味を持ち近づく。由来と共に冠や烏帽子の話をする。理解とまではいかないがじっと見ていたので、行事を繰り返す中で理解できれば良いと思う。

 

3月7日(月)晴れ 本多

保育者がタイヤを運んでいると興味を示し近づく。「まだだよ」と子ども同士で声を掛けあう姿が見られる。リズミカルにユニ棒を跨いだりジャンプをしたりして動きが大きくなっている。体幹がしっかりとして、動きが大きくなり回転しながらジャンプする子もいる。他児との衝突やケガに気をつけながら戸外活動をたのしんでいく。その後、砂場で玩具を探し「なにかある」と宝探しごっこをして遊ぶ。視野が広がり、他児の遊びに興味を示すようになり、声を掛けて一緒に遊ぶ姿が多くなる。

 

3月17日(木)晴れ 菊池

園庭に出ると玩具を取りに行き砂場で穴掘りをしたり、ユニ棒渡ったり、玩具など好きな物で遊ぶ。友達が遊んでいると同じものを持ってきて遊んだり、「こっちにおいで」など誘ったりする姿も見られる。砂場で少し遊びするとユニ棒を跨ぎに行くなど色々な物で楽しく遊ぶ。片づけの声掛けに初めは首を振る子もいるが、話をすると片付けられるようになってくる。友達と同じ遊びを楽しむ姿が多くなってくる。子ども同士の関わりを大切にしながらも、保育者が入ることで遊びが広がっていくこともあるので、様子を見ながら必要に応じて、仲間に入る。

 

3月29日(火)曇り 青木

手繋ぎで西公園の広場に行き桜の前で写真を撮る。桜の花について話しをすると桜やその他の花に興味が湧き、「こっちにもあったよ!」「ピンクだね」「きれいだね」等見つけた花について話す。子どもたちの気付きからではなく、保育者が桜の存在を話す形となってしまったが、その言葉によって興味を持ち、花の色や「きれいだね」等の感じた事を子ども達から聞くことが出来た。花以外にもダンゴ虫や葉やつくしの発見等子ども達から見つけ伝えに来る。これからも子どもたちの発見や感じたことに寄り添い共感し、大切にしていきたい。その後公園の中を通って遊具側へ移動し、遊具で遊んだり、花びらや虫探しをしたりして遊ぶ。…