1歳たんぽぽ組2023年度4月の保育日誌

4月 3日(月) 晴れ  齊木

新入園児は新しい環境に戸惑って泣く児もいるが、好きな玩具で遊び始める児もいる。進級児は泣いている子を見て不安な表情を浮かべる子もいるが、落ち着いて遊んでいる。園庭では年上児に優しく声をかけられ、砂遊びや散策遊びを楽しむ。進級児は担任が変わり、また環境も変化する時期にあたり不安も多くあると思うので、スキンシップをとりながら情緒の安定を図っていく。新入園児は、不安な気持ちを受け止めながら、信頼関係を築き、保護者とも様子を伝え合いながら、コミュニケーションがとれるようにしていく。

 

4月 13日(木) 晴れ  萩原

初めての散歩に出かける。バギーを見ると喜び、両手を伸ばして「乗りたい」と思いを表現する。道路脇や公園、駅前では色とりどりの花を見て笑顔を見せたり指さしたりして喜んでいる。高月齢児はバスや電車の乗り物が通る度に指さして保育者や友達と共有する。帰り道では外気の心地よさやバギーの揺れで心地よさを感じてか、うとうとと眠る児もいる。園庭で遊んでいる時にも数回試し乗りをしていたこともあり、進級児・新入園児とも落ち着いてバギーに乗ることができた。立ち乗りバギーに乗る高月齢児は周囲のさまざまなものに目を向け、楽しむことができ、低月齢児はバギーの心地よさを感じることができる。それぞれが、楽しさを感じ、興味を広げていけるよう、行き先を考えていきたい。

 

4月  18日(火) 晴れ  菊池

出席児が少なく、ゆったりと過ごす。靴下を履いてテラスに出ると高月齢児は自分で靴を履こうとする。保育者が砂山を作ると真似してシャベルで掬う子や、「まてー」と追いかけられるのを喜ぶ子がいる。保育者の「ダンゴムシ探そうか」の声に喜んで一緒に花壇に行って探す子もいる。園庭に出ている人数も少なく広かったことで、保育者と追いかけっこをするなどふれあいながら身体を動かして遊ぶことができ、また、ダンゴ虫探しなど春の自然に触れることができたと思う。子どもたちも落ち着いてきて、周りの様子に目が向くようになってきたので探索活動が楽しめるようにする。

 

4月 26日(水) 雨  城間

雨の為室内で過ごす。トンネル遊びでは保育者の真似をして短いトンネルをくっつけて遊んだり、トンネルに入ってバランスを取って遊んだりする姿が見られた。他児への興味も広がってきていて、他児に近くに行き、手を伸ばしたり、真似て遊んだり、「ばあ」などのやり取りを楽しむ姿が増える。一つの玩具で長い時間集中し、自ら遊びを発展させようとしたり、他児や保育者を見て真似したりして遊ぶ姿が多く見られた。次の活動が分かり、そこに興味を持つと保育者とともに片付けをしようとする児もいる。今後、次の活動を分かりやすく示し、期待をもって取り組めるようにしたい。

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