健康
布パンツの子は、尿意を感じて言葉で伝えるようになり、トイレで排泄している。排泄後はトイレットペーパーで拭き、進んで後始末を行う姿もある。紙パンツの子も、便座に座り排泄する姿がある。「おしっこ出たね」「気持ちいいね」など声をかけたり、しっかりと褒めたりし、意欲や自信に繋がるように関わっていった。また、水分補給を細めに行ったり、温度調整をしたりし、熱中症対策を行い、快適に過ごせるようにしていった。
人間関係
友だちと会話を楽しみながら、ブロックで電車を作り一緒に遊びを楽しむ姿が見られる。仲良く遊んでいるが、時々「これが、いい」と友だちの持っている物を欲しがり、トラブルになることがある。「かして」と伝えることもあるが「だめよ」と言われると、無理矢理取ろうとすることがある。思いを受け止めたりしながら「これは○○ちゃんのだよね」「もう一回作ってみようか」など声をかけたりし、一緒に遊ぶ楽しさや嬉しい思いなどを共有していけるように仲立ちをしていった。
環境
マットと積み木の組み合わせ、一本橋、フラフープなど用意し、サーキット遊びをすると、斜面を走るように上り下りしたり、両足でピョンピョンと跳んだりし、体を動かして楽しんでいた。パズル遊びでは、難しい所は「こお?」と尋ねたりしながら、集中して楽しむようになり、色々なパズルができるようになり、自信に繋がっている。
言葉
友だちと好きな遊びを通して会話を楽しんでいる。言葉が少しはっきりしなかった子も発声が明瞭になり、自分の意思や欲求を言葉で伝えている。絵本や紙芝居を喜び集中して見たり、保育者とやりとりを楽しみながら見たりしていた。子どもたち言葉に耳を傾け、伝わる喜びが感じられるように関わっていった。
表現
布かばんに絵本や食材の玩具をたくさん入れて持ち歩き、お買い物ごっこを楽しむ姿があった。保育者が「〇〇円です」と声をかけると、「ペイペイで」と答え、日常の生活を再現する子がいた。また、粘土遊びでは、手のひらで粘土を伸ばし蛇を作り、「にょろにょろ~」と動かしたり、カップに丸めた粘土を入れ、カップケーキを作ったりしていた。また、ブロックでも自分のイメージしたものを作って楽しんでいた。表現する楽しさに共感し、満足感を味わえるように関わっていった。
食育
意欲的にスプーンを使って食べているが、上手持ちの子がいる。下手持ちを意識できるように声かけをすると、「こーお?」と持ち変えて見せる姿あった。「そうだね。上手に持てるね」と認め、楽しい雰囲気に中で食事ができるように関わっていった。