2歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水が出る子が多く、月の後半にはインフルエンザに感染する子もいた。玩具や保育室の消毒を行いながら家庭と子どもの様子を共有して様子を見ていくようにした。遊んでいる途中で、「おしっこ出る」と保育者に伝えてトイレに向かい排泄する子の姿が増えてきた。尿意を感じ取れる姿を認めたり、トイレでの成功体験を積み重ねたりして、自信につながるよう関わっていった。

人間関係

友だちが赤ちゃん人形の服を着脱させたり、布団に寝かせたりとごっこ遊びを楽しんでいる姿に興味を持ち、側で遊びを真似したり、やりとりを楽しんだりする場面が増えてきた。ごっこ遊びを十分楽しめるように玩具を用意したり、遊びが展開しやすいような保育環境を整えたりしていき、友だち同士のやりとりを見守りながら一緒に遊ぶ楽しさに共感していった。

環境

青空に一本の飛行機雲を見つけて保育者に知らせる姿や、地面を見回っていろいろな色の小石を見つけて容器に入れ集めることを楽しむ姿があった。また、虫への興味関心が強まっており、虫の絵本や戸外で実際に虫に触れたりして楽しんでいる。子どもたちの興味や関心、思いを受け止め探求心を高めていった。

言葉

友だちに対して自分の気持ちを言葉で伝えようとしている姿を肯定的に受け止めて、その姿を認める言葉をかけていった。また、玩具の取り合いになる場面では、欲しいという自分の思いを言葉で伝えることを知らせていき、仲立ちをしていった。

表現

製作遊びへの興味が強い子が多く、自分なりに描いたり、作ったりしてじっくり製作遊びを楽しんでいた。製作遊びへの興味がない子の姿もあったが製作物を見せたり、製作遊びをしている友だちの様子を見せたりして興味を持てるようにしていった。目や口など顔のパーツを描いて、「先生だよ」「アンパンマンだよ」と伝える子の姿があり、「上手だね」「かわいいね」と認める言葉をかけて満足感を味わえるようにしていった。

食育

自分で食べる姿が多いがあまり噛まずに飲み込んでいる子の姿が見られたので、ゆっくりとよく噛んで食べるように声をかけていった。また、スプーンを使わずについ手でつまんで食べてしまう姿が見られるので、「スプーン使えるかな」と声をかけ、食具を使って食べられるよう関わっていった。

育児あれこれ