2歳うさぎ組2022年度1月のまとめ

健康

胃腸炎による嘔吐や咳、鼻水など風邪症状が見られ、体調を崩す子が多かった。普段に比べて食欲が無かったり午睡起きが早かったりといつもと違う様子が見られる時は検温をし、体調の変化に対応していった。排泄面では遊びの途中で、「おしっこ出そう」と伝えることが増えているが、間に合わないこともあるので、タイミングを見てトイレに誘ったり促したりしていった。

人間関係

園を欠席している友だちのことを気にかけて、「○○くんは?」と尋ねる姿が見られ、友だちの存在を気にかけていることを感じた。「○○くんがお休みでさみしいね」と子どもの思いに寄り添いながら、友だちと関わって遊ぶ楽しさや嬉しさが広がるように仲立ちをしていきたい。

環境

積もった雪をタライやバケツに入れて室内に持ち込み、ままごとの食器や食具を使って雪を食べものに見立てて遊んだ。また、食紅で雪に色を付けると、「みかんジュース」「レモンジュース」と飲み物に見立て遊ぶ姿も見られた。お椀に入れた雪をスプーンでかき混ぜて溶かし、雪の形状や色の変化に気付いて知らせる姿もあり、子どもたちの気付きに共感しながら言葉をかけて遊びを共有していった。

言葉

友だちとごっこ遊びを楽しむ中で、「消防士さんになるね」「私はお母さんになるね」「○○してくるからね」など自分がなりたいものになって遊んだり、会話を楽しんだりする姿が見られるようになった。子ども同士でも会話が成り立ったり、したいことを言葉で伝えたりする場面を見守っていき、遊びが続いたり広がったりするように仲立ちをしていった。

表現

2月の節分に向けて鬼のお面作りを楽しんだ。保育者が作った見本を見せながら目や口、眉毛などの顔のパーツを顔型の色画用紙に貼り付けることを楽しんだ。各パーツを見て貼り付ける位置が分かる姿が多く、それぞれに表情豊かな鬼の顔が作れた。できたものを見て、「かわいいね」と嬉しそうに伝える姿を受け止めて共感し、節分の時に使うことを楽しみにできるようにしていきたい。

食育

箸とスプーンを併用して食べる子が増えてきた。握り箸で食べている姿もあるが、食材を箸で摘まみ取れる姿を認めながら自信や意欲につながるように言葉をかけていった。また、食器を持ったり、口元に近づけたりすると食べやすくなることを知らせたり促したりしていった。

育児あれこれ