6月5日(木) 天候:晴れ 記録者:本池
園庭の砂に穴を掘って水を注いで泥遊びを楽しんだ。タライに水を汲んできて綺麗な状態の水を指や手で感触を確かめていた。中には、顔を洗いそうな勢いでダイナミックに触れたりする子もあった。泥水にも手を浸けてみたいが手を浸けずに、砂に吸収されていき泥になっていく様子を不思議な表情で眺めたり、手やスコップですくってみたりしていた。「テントで泥団子を作ろう」と声をかけると、日なたから日陰へ移動していた。声のかけ方やテント内での遊び方を工夫しながら、熱中症対策をしていった。
6月11日(水) 天候:雨のち晴れ 記録者:本池
マット山を上り下りしたり、体操をして体を動かしたり、製作遊びを楽しんだ。体操では、『動物体操123』の歌に合わせて動物になりきった振付を保育者と一緒に楽しんでいた。梅雨に入って室内での活動が多くなってくるので、繰り返し一緒に楽しんでいきたい。スポンジでスタンプをしたり、好きな色のサインペンを選びお絵描きをしたりして楽しんだ。なぐり描きの子や「アンパンマン」と言いながら描く子がいたり、サインペンのキャップの開け閉めやサインペンケースに片付けようとしたりする子もいた。年上児の様子を見て模倣する姿があり、何度も繰り返し楽しんできたことによる成長を感じながら見守っていった。
6月18日(水) 天候:晴れ 記録者:本池
水を使ってお絵描きができる“すいすいおえかき”に興味津々で、保育者が準備をしている時から棚越しに机のスペースを眺める姿が見られた。お絵描きのシートは水の入ったペンでなぞると場所によって色が違って描けるようになっていて、ペンでなぞったりスタンプを押したりすると不思議そうにペン先を見たりペン先に触れてみたりしていた。ペンで机や棚の上をなぞってみている子もいて、何の色もつかず、何も描けないことも不思議に思っている様子で「あれ?」という声も聞かれた。水で描ける不思議さやシート以外の所には描けないという不思議さを共感しながら一緒に楽しんでいった。
6月27日(金) 天候:くもり 記録者:本池
地震を想定した避難訓練を行い、実際に園庭まで避難した。保育者の話を落ち着いて聞いたり、地震の紙芝居を見ながら頭を守るポーズをやってみたりする姿が見られた。ブザーが鳴っても不安がったり泣いたりすることなく避難することができたのは、毎月の経験の積み重ねの中でブザーが恐いものではなく、安全に逃げることを知らせることだと認識してきているのだと感じた。
避難訓練の後、園庭で水遊びを楽しんだ。タライの水の心地よさを喜びながら手足にかけたり、濡れた手を顔にあててみたりする姿が見られた。水を嫌がったり恐がったりする様子はなかった。スコップですくって口の近くまで持っていく仕草が見られることがあったので、誤飲に気をつけていきたい。