2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2017年度2月のまとめ

食事

箸とスプーンの両方を付けている子はつまみにくい時はスプーンを使っているが、そのまま持ち替えないでスプーンで食べ続ける姿があるので、なるべく箸を使って食べられるように声をかけていった。

排泄

尿意を感じ取れる子たちは自分の行きたいタイミングや活動の節目に合わせてトイレに行けるようになってきた。トレパンが濡れてしまう子は濡れると動きが鈍くなり、保育者がその様子に気づいてシャワーすることが多かった。「パンツが濡れたんだね。気持ち悪いから替えようね。」と声をかけて、清潔になる心地良さを感じ取れるように関わっていった。

健康

歯磨きの習慣が身に付き、意欲的に取り組める姿がある。うがいもブクブクだけでなく上を向いてガラガラうがいをする子も見られた。一人一人の歯磨きの様子を見守りながら、できないところは援助したり声をかけたりして知らせていった。

睡眠

午前中、戸外で遊んだ日でも体力がついてきて寝付けない子の姿があった。一人一人に合わせて眠たい時に眠れるように様子を見守っていった。

身体発達

製作遊びではハサミを使い、色紙を一回切りすることに取り組んでみた。使ったことがある子は上手く指を動かして切ることができていたが、そうでない子は刃先が内側を向くように使おうとしたり、ハサミの使い方が分からない姿もあったりしたので、一人一人の様子を見守り、声をかけながら使い方を知らせていった。

情緒

気の合う友だち同士で関わり合いを楽しみ遊ぶ姿がみられたり、友だちを誘って一緒に遊んだりする姿が増えてきた。友だちからのアプローチを嬉しそうにし、手をつなぐなど関わり合いを喜び、楽しそうな姿が微笑ましかった。身の回りのことを、「ぼくがする」と言って保育者の援助を嫌がる子の姿があった。自分でやってみようとする思いを受け止めて見守ったり、必要に応じた援助をしたりして自信につなげていきたい。

言葉

自分の思いをあまり言葉で表現できない子が物の取り合いで相手と張り合ったり、「だめ」と大きな声を出したりして、自分の思いを少しずつ言葉や行動で表すようになってきた。少しずつ出てきた自己主張する姿を認め、これからもそんな姿が増えていくように話しかけたり、友だちとのやりとりの仲立ちをしたりしていきたい。…

2歳うさぎ組2017年度1月のまとめ

食事

家でも使っている子には箸とスプーンの両方を付けて食べるようにしていった。箸を使って食べようとする姿を認めたり、箸でつかみにくい時は皿を持って口元に近づけたりすることも伝えていった。箸を使っている子の姿に触発されて他の子も箸に興味を持つ姿や家で箸を要求する姿があった。箸への移行を目指して、まずはスプーンの正しい持ち方が身に付くように関わっていきたい。

排泄

トレパンを使い始めた子は、濡れたことを感じると保育者の所に寄ってきて知らせる姿が見られた。教えてくれた姿を認めていき、おしっこが出そうになる感覚を少しずつ掴めるように関わったり、遊びの合間にもトイレに誘ったりしていった。

健康

食後に歯磨きを始めていった。家でしている子は援助が無くても自分で磨くことができていたが、使い慣れていない子にはブラシの使い方を伝えたり援助したりしていった。いつまでも磨いていたりブラシで遊んだりしてしまう姿も出てきたので一人一人の様子を見守り、声をかけて次の行動を促していった。

睡眠

寒い時期なので午睡時におねしょする子の姿があった。布団に入る前にトイレに行っているが、寝付くのに時間が必要な時には再度トイレを促していった。

身体発達

高い所から飛び下りた時に両足で着地ができるようになった子や隙間を開けて並べてある積木では渡るだけでなく、積木から積木へと跳び移っての移動ができる姿があり、足やひざの筋力や瞬発力がしっかりとしてきたように感じた。また、「見とってよ」と言いスキップをイメージした動作をしてみせてくれる子の思いを受け止めて認めていき、その子の自信になるように声をかけていった。

情緒

病気で一週間と長く休み、久しぶりに登園した子が以前のように遊び出せない様子が見られることがあった。その子の好きな遊びを日中の活動に取り入れたり遊びに誘いかけたりして楽しく過ごせるように関わっていった。

言葉

保育者との会話の中で、「○○ちゃん嫌い」「バカ」などの発言が聞かれることがあった。過剰な反応はしないようにするが、「そんなこと言われたらどうかな。お友だちは嬉しいかな。」などと問いかけていき、嫌な気持ちになることを感じられるように伝えていった。…

2歳うさぎ組2017年度12月のまとめ

食事

食事中にいすの上で正座をしたり、机の下で足を動かして足音を立てたり姿勢が崩れたりと気になる姿がよく見られた。声をかけると直るが、少し経つとまた同じことを繰り返してしまうことも多かった。

排泄

トイレに行くのが面倒なのか遊びながらもじもじする姿が見られる子がいた。トイレに行くのを我慢しすぎてパンツを濡らすこともあったので、声をかけて排泄を促していった。

健康

食後にうがいを始めていった。上手にブクブクして吐き出せる子もいればやり方が分からず飲んでしまう子など様々な姿があった。一人一人のうがいの様子を見守ったり、保育者がうがいをして見せたりして繰り返すうちに、少しずつできるようになってきたので引き続き見守っていきたい。

睡眠

体力がついてきたり、午前中の体を動かす活動が少なかったりして午睡時になかなか寝付けない子の姿が見られた。また、午睡時に背中をさすられることを嫌がる子の姿が見られる時もあったので、思いを受け止めて一人寝ができるように見守っていった。

身体発達

積木のジャンプ台から飛び下りるとひざや手をついていたのが足で着地できるようになったり、ケンパの輪の中にも両足跳びで入り移動できるようになったりと筋力が強くなってきた姿が感じられた。また、広告紙を筒状に丸められたり、ブロックでイメージした形を作ったりして遊ぶなど手先の動きも器用になってきている姿が見られた。

情緒

製作遊びで作ったツリーが完成すると嬉しくて、色々な保育者に見せて回る姿があったのでその子の得意な思いに共感し、声をかけて認めていった。自分より年下の友だちにも興味が出てきて、手をつないで歩き回ることを楽しんだり、手洗いの時に蛇口に手が届かない子に気付いて水を出してあげたりと優しく接する姿が見られ微笑ましかった。年下の友だちとのやりとりが楽しめるように仲立ちをしていきたい。

言葉

言葉を発する姿が少ない子が、「うんち、でた」と言って知らせたり、持っているものを友だちが欲しがると、「やだ」と自分の気持ちを言葉で表す姿が見られる一方、好みでないおやつの時に手をつける姿が無く座ったままでいたり、顔を机に伏せて無言のアピールをしたりする姿が見られたので、子どもからの発信を引き出せるような声かけややりとりを重ねていきたい。…

2歳うさぎ組2017年度11月のまとめ

食事

食事の途中でスプーンを置いて手をしまっている姿やいすの上で正座をしたり、姿勢が悪く落ち着いて食べられなかったりするなどの姿が見られた。その都度声をかけて伝えていき、食事に向くような声かけなどを工夫して関わっていきたい。

排泄

トイレで排泄することができるようになってきた子は日中トレパンで過ごすようにしていった。失敗もあったがこまめに誘っていき、トイレでの排泄に慣れていけるように接していった。ズボンやパンツを脱ぎ捨てずに便座の前でずり下げて排泄することにも慣れるように知らせている。まだできない子もいるので友だちの姿を伝えたり見せたりして、少しずつできるように援助していきたい。

健康

RSウイルスにかかり、長期間欠席する子が多く、咳や鼻水など風邪症状が見られる姿が多かった。暖房がついている室内で動き回って遊んでいる子は体温が上がり、頬が赤くなったり発汗で髪の毛が湿ったりする子がいたので衣服を調節し過ごしやすいように配慮していった。

睡眠

寝入ってからは体も温かいので暖房を調節し、室温に気を付けて心地良く午睡ができるように配慮していった。

身体発達

のりを使っての製作遊びや粘土遊び、パズルなど指先を使う遊びを喜び、じっくりと取り組んでいる姿が増えてきた。粘土ではヘラやローラーなどの道具を使って粘土を変形させたりちぎったり、両手で挟んで転がしながら細長く伸ばしたりと様々な遊び方をそれぞれに楽しむ姿が見られていた。

情緒

今月は保育参加があり、保護者の方が来られて嬉しそうにする姿や一緒に遊んだり、甘えてべったりとなったりする姿など様々な姿があった。保護者の方が帰られる際にさみしくなって泣いてしまう姿や泣きながら目を覚ます姿があった。その子のさみしい思いを受け止めて安心できるように接していった。

言葉

言葉でのやりとりが少なかった子が保育者の言葉をオウム返しではあるが色々と聞き取ってしゃべるようになったり、はっきりとした一語文を話したりして、会話に応じるようになってきた。子どもの思いを汲み取りつつもなるべく先取りは控えるようにし、子どもからの発信を引き出せるような対応や関わりを心がけていきたい。…

2歳うさぎ組2017年度10月のまとめ

食事

食事中のお喋りが多くなり、言い合いからの口げんかになったり、スプーンの持ち手を口にくわえてふざけるなどの姿が見られた。会話しながら楽しく食べる姿は良いが、そうでない姿には声を掛けて知らせていった。

排泄

今までトイレに座ってもなかなか出なかった子が午睡後にトイレに向かい排尿できる姿があった。おしっこが出る感覚が分かり始め、トイレでできた喜びに共感していった。

健康

朝は冷えて肌寒さを感じることもあり、長袖の肌着やトレーナーなど厚着になる子の姿があったが、晴れの日は気温も上がってくるので薄手の肌着や衣服に着替えて活動しやすいように調節していった。

睡眠

食後は布団で入眠する生活リズムが身に付き、自分から布団に入ったり一人で眠れる姿も見られた。

身体発達

衣服の着脱を自分でしようとする姿が多くなってきた。脱ぎ着しやすいように声を掛けながら知らせていき、着脱の仕方が分かって自分でできるように関わっていった。うまくできない部分はさり気なく援助していった。また、衣服の前後ろにも気付けるように声を掛けていった。

情緒

同学年の友だちと関わる姿が多かったが、この頃はひよこぐみの小さな友だちと手をつないで室内をゆっくりペースで歩き回るなど、年下の友だちと関わってみる姿を見かけるようになってきた。年下の子に優しく接する姿を認めていき、関わり合いを仲立ちしていった。

言葉

絵本や紙芝居の影響からか忍者になる遊びが見られ、ブロックの剣を身に付けたり、忍者らしい口調で喋って遊ぶ姿が見られた。また、園庭ではカットしたさつま芋を「焼こうか」と言って台の上に並べたり、「砂糖かけるね」と言って砂を上からかけるなど見立て遊びを楽しむ姿が見られた。子どもたちの思いに共感して一緒に遊びを楽しんでいった。…

2歳うさぎ組2017年度9月のまとめ

食事

保育者に励まされて苦手な食材を食べようとする姿が見られ、「ネギ食べれたよ」と後から言いに来るので、その姿を認めて褒めていった。食欲が落ちていた子は回復してきて食欲が出てきたり、以前は食べなかった果物なども食べる姿が見られるようになった。

排泄

トレパンを濡らすことが多かった子にはこまめに声を掛けてトイレに誘ったり、おしっこはトイレでするということが習慣付くように接していったことで失敗が無くなってきた。また、尿意を訴えて自らトイレに行って排泄しようとする意欲も出てきた。一日紙パンツを使用している子の中には履いていたパンツが濡れていないこともあり、少しずつトイレで排泄することが上手になってきた。

健康

保育中に嘔吐があり、その翌日から嘔吐や下痢などの症状が急増しノロウイルスや胃腸炎に罹って休む子が多かった。うさぎぐみだけでなく園全体に流行してしまったので園内の壁や床、机や椅子、玩具などの消毒拭きを行い、沐浴室の使用法やお尻洗いの手順を徹底し、二次感染の予防を職員間で共通理解していった。

睡眠

午前中に体を動かして遊び、心地良い疲労感から布団に入ると一人寝ができる子や寝付きも良く、十分に休息を取ることができた。日中は気温も高いので室内の温度や湿度に気を配り、環境を整えていった。

身体発達

運動会に向けて、走る、飛び下りる、飛び越える、投げるなど色々な体の動きを楽しめるように遊具や小道具も使いながら遊びの中に取り入れていった。初めはぎこちなかった動作も練習を重ねることによって流れが分かり、スムーズにできるようになった。早さよりも一つずつの動きをクリアしていくことを楽しみながら体を動かす姿が見られた。

情緒

運動会の練習に興味を持てない子がいるかと思ったが自分の出番を心待ちにする姿があり、走ったり踊ったりなど楽しみながら参加する姿が見られた。本番では大勢の観客に緊張した様子が見られ、踊りなどできないかと思っていた子が少しだけでも体を動かし参加する姿が見られて嬉しく思った。

言葉

友だちや保育者に向かって乱暴な言い方をしたり、「下手くそ」と相手を傷付けるような言葉を発する姿があった。言葉の意味をよく分からずに友だちが言う言葉を面白半分で真似て言ったりする子も見られたので、その都度乱暴な言葉遣いは訂正していき、丁寧な言葉や優しい言い方ができるように知らせていった。…

2歳うさぎ組2017年度8月のまとめ

食事

給食の中の食材に気付き、「ピーマンだ」「にんじん大臣だ」など絵本で覚えた野菜の名前を口にしながら食べる子の姿があった。子どもたちの声に耳を傾け、「そうだね。にんじんだね」と共感し、楽しい雰囲気の中で食べられるようにしていった。

排泄

トイレで排尿した後、女児はペーパーで拭くことが習慣となるように声を掛けて知らせていった。午睡中もトレパンを履いている子は、布団に入る前と寝起き後のトイレに行くことが身に付くように促したり誘っていくように関わっていった。

健康

虫刺されや汗による炎症から皮膚がただれ、痛みやかゆみを伝える姿があった。痒みには塗り薬で対処し、炎症には濡れタオルで拭いて痛みを和らげたり、清潔にすることを心掛けていった。

睡眠

水遊びで体力を消耗し、ぐっすりと休息をとれる姿があった。快適に眠れるように室温や湿度に配慮していった。

身体発達

竹鉄砲の使い方が分からなかった子も教えてもらうと少しずつ使えるようになり、水を飛ばして楽しめるようになった。また、ペットボトルにカップを使って水入れすることや、ボトルからカップへと注ぎ入れる動作など目と手の協応作業を楽しむ姿も多く見られた。ビックバスの中でしゃがんでからジャンプしたり、腹這いになってワニ歩きのように動き回る姿など、水の中でも体を動かして活発に遊ぶ姿が見られていた。

情緒

祭りで見た万灯の印象が強く残り、それを遊びに取り入れ再現して楽しむ姿があった。初めは保育者にブロックで作ってもらっていた万灯を自分で形を作って楽しむようになったり、作った物で万灯を立てる仕草を言葉や動作で表していた。合いの手や掛け声を掛けて気分を盛り上げたり楽しい思いに共感していった。

言葉

園の友だちや保育者の名前を覚えて呼んだり、家でも園で遊んだことを話す時に友だちの名前を聞かれるようになり、友だちの存在が大きくなってきているように感じる。保育者が子どもたちに声掛けして言うことを真似て同じように言う姿がある。優しい言い方を知らせたり、足りない言葉を保育者が補いながら、相手に思いが伝わるように仲立ちをしていきたい。…

2歳うさぎ組2017年度7月のまとめ

食事

暑さから食欲が落ちているのか以前より食べなくなったり、「○○いらん」と苦手な食材を残す姿が見られた。苦手な物は無理には勧めず、残していいことを知らせたり、苦手な食材を取り除いたりして楽しく食べられるように関わっていった。

排泄

食後におしっこが出た感覚を感じ、自らパンツを交換しようとするなど、自発的な行動が見られるようになってきた。トイレに行くことを嫌がっていた子は促されるとトイレに行って座れるようになるなど、それぞれのペースで少しずつ変化が見られている。

健康

動き回って汗ばんでいる子には着替えを促し、服を替えるとさっぱりする気持ち良さを感じられるように関わっていった。

睡眠

寝付くのに時間が必要だった子が園生活の流れに慣れてきて、一人で寝入ることができたり、体を触られるのを嫌がっていたのが少しずつ平気になり、背中をさすって寝付ける姿が見られるようになった。

身体発達

水遊びの準備等で衣服を着脱する機会が増えている。早く着替えたいという思いから自分でしようとせずに、「できん」「やって」と保育者を頼ってくる姿があった。ズボンやパンツだけでなく上着も一人で着られるように、着やすいやり方を伝えながら、少しずつ自分でできるように声を掛けたり、自分でできた時には一緒に喜び、褒めて自信につながるように関わっていった。

情緒

言葉が増えてきた分、自分の思いをどんどんと主張するようになったが相手の思いを受け入れることがまだ十分にできないので言い合いになり、トラブルへとつながりそうになる場面も増えてきている。保育者が間に入りお互いの思いを受け止めていき、双方にわかりやすく伝わるように関わっていった。友だちの名前を呼んで遊びに誘うなど、一人遊びから友だちとの関わりを求める姿も見られるようになってきた。保育者は子ども同士のやりとりを見守ったり仲立ちとなっていった。

言葉

休み中に体験した家での遊びや祭りに出掛けた時の出来事を伝えてくれる姿があった。花火が上がった時の様子を言葉や動作で的確に表現していて、言葉が増えていることが感じられた。また、園でその日楽しんだ遊びについて保護者に話したり、家で遊んでいる時にも友だちの名前を出して遊ぶ姿があると聞き、会話のやりとりを楽しんでいる様子を感じた。…

2歳うさぎ組2017年度6月のまとめ

食事

食べる時の椅子の座り方や姿勢が悪くなり、椅子の横から滑り落ちてしまう子の姿があった。また、スプーンを使えるのに途中から食べ物を手に乗せて持ち遊んで食べたり、食べ物をお茶の中に入れたりと遊び食べする姿があるので一人ひとりの様子を見守り、遊び食べにならないように声を掛けていった。

排泄

日中の活動時にトレパンを履いている子は保育者の声掛けでトイレに行って排尿したり、パンツが濡れると、「おしっこ出た」と知らせたり、気持ちが悪くて自分で脱いで替えようとする姿が見られた。パンツ交換を嫌がる子もいるが中には「トイレ行く」と意欲が出てきた子もいるので、一人ひとりの様子を見守り、子ども自身のやる気のタイミングを待ってみながら、トイレに行く習慣を身に付けていきたい。

健康

朝夕と日中の気温差から体調が崩れ、夏風邪や溶連菌で発熱し、病欠する子が多かった。また、保育中に熱が高くなり早退する子もあった。咳や鼻水など普段と様子が違う時は検温を行い、体調の変化を見逃さないようにしていった。

睡眠

布団に入るのを嫌がる子がおり、その子は眠くなるまで静かに一人遊びをする様子を見守ってきた。園生活にも慣れ、保育者との信頼関係も出来てきたので少しずつ午睡へと誘ったり声を掛けていくことで、自分で寝ようとする姿が見られるようになってきた。

身体発達

紙パンツやズボンの着脱をやってみようと意欲が出てきて、保育者の援助を嫌がる姿が出てきた。子どものやる気を大切にして見守ったり、さり気なく援助していき、出来た時は褒めて自信につなげていった。

情緒

園庭だけでなく園外にも出掛けて行き、広場での探索遊びや外の色々な景色を見ながら散歩も楽しんでいった。咲いている草花や実っている野菜などを見たり、地域の方に声を掛けてもらったり挨拶を交わすなどちょっとした交流が持てた。園外の様々な物や人との関わりを楽しむことは良い体験にもなったように感じられた。

言葉

会話のやりとりがスムーズになり、受け答えが上手になってきた子が増えてきたように感じる。ミニ図鑑に載っている魚の名前など尋ねる姿があり答えると、反復して言葉で表したり発音も明瞭になったきた。園外を散歩している時に出会う地域の方に、「おはよーございまーす」と進んで挨拶できる子の姿も見られ感心する場面も見られた。…

2歳うさぎ組2017年度5月のまとめ

食事

おかずや汁の具など苦手な食材を除いたり、自分でもスプーンを使って取り除いて食べようとする姿が見られた。食べ物を丸々残すのではなく、食べられる物は食べようとする意欲を認めていった。食が細い子は家庭でも食べが少なく、うどんを提供して欲しいと要望があったので給食室とも連携して少しでも食べられるように配慮していった。

排泄

遊び中に便意を感じてトイレに行き、排泄できる姿が見られた。トイレでの排尿が上手な子はトレパンを用意してもらい、トレーニングを始めた。パンツが濡れると気持ちが悪いのが分かり、自ら脱いで替えようとする姿もあった。排尿間隔を掴んで時間を見ながらトイレに誘っていきたい。

健康

機嫌や元気は悪くないが便がゆるかったり水様便になったりする子が見られ、症状も続くことがあった。便の様子は保護者に伝えたり牛乳を控えたりしながら様子を見守り、他の子へ感染することの無いように気を付けていった。

睡眠

食後は自分の布団を見つけて横になり、保育者に背中をさすってもらいながら心地良く入眠している。中には、体力がついてきてなかなか寝付けない子も見られたが、一人ひとりのリズムに合わせるようにした。

身体発達

風船遊びでは打ち上げると動きを目で追い、連続して打ち上げられる活発な動きや、結び目を引っ張って上空に飛ばしたりする手先の動きなどそれぞれに合った楽しみ方で遊ぶ姿が見られた。また、なぐり描きでは一歳児に比べて画用紙全体に沢山の線を描けたり筆圧もあり、しっかりとした線を描けている姿が多く見られた。

情緒

家でも友だちの名前を言ったり、「○○ちゃ~ん」と名前を呼び、自分の所へ誘い掛ける姿が見られるようになり、友だちの存在が大きくなってきているように感じる。友だちと関わろうとするが上手くできないこともあり、仲立ちが必要になる。お互いの思いを代弁していき、相手の思いを知って受け入れられるような関わりが持てるようにしていきたい。

言葉

会話のやりとりだけでなく、歌を口ずさむのも上手になり、部分的に歌詞を変えて歌ったりする子の姿も見られた。保育者が正しい歌詞を教えてもにっこりしながら違う歌詞で楽しげに歌っている。本当の歌詞を分かっていて替え歌を楽しんでいるのだと感じた。して欲しいことを身振りで表現する子には保育者が子どもの要求を言葉で代弁していき、発語へとつながるように色々と話し掛けていくように関わっていった。…