2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2022年度4月のまとめ

健康

朝夕の気温差から鼻水が出たり声がかすれたりする症状が見られる子がいたが発熱はなく、機嫌よく過ごせていた。食後に自分たちで口や手をおしぼりで拭いているが、拭き残しがあったり拭くことを忘れたりする姿が見られたので、見守りながら知らせたり声をかけたりして拭くことを促していった。

人間関係

昨年から一緒に過ごしている同年齢の友だちと同じことをして遊んだりやりとりしたりする姿がよく見られた。その中で、友だちが使っているものを欲しがるが、お互いに貸し借りができずトラブルになる場面もあった。同じものや他のものもあることを知らせて、やりとりの仲立ちをしていった。

環境

園庭で遊んでいると、生えてきた草花を見つけ喜んで見ていたり、“タンポポ”と言葉で保育者に伝えたりする子の姿があった。また、じっくりと地面を見つめてアリ探しに夢中になる子の姿も見られていた。見つけたアリをバケツや容器に入れて動く様子を見ている姿を見守ったり、子どもの気付きを受け止めて言葉をかけたりしていった。

言葉

園庭で見つけたものを「タンポポ」「アリ」と言葉で伝えに来る子の姿や、「ボールで遊びたい」「マットやりたい」としたいことを伝える子の姿が見られた。発語が少ない子もはっきりとではないが、思いを言葉で表現し始める姿があった。伝えてきた時には、「○○するの?」「○○が欲しいの?」と汲み取って言葉にして表し、子どもの言葉の獲得につながるよう、その都度丁寧に関わっていった。

表現

ミニ図鑑に興味を持ち1ページずつめくり見ていると、チューリップを見て、「さーいた、さーいた、ちゅーりっぷの・・・」と歌の一部分を口ずさむ子の姿が見られた。子どもと一緒に歌を歌って楽しい思いを共有していった。

食育

それぞれに食べものの好き嫌いが見られるが、手づかみしたりスプーンを使ったりしながら自分で食べていた。中には、白米を汁の中に入れて食べる子の姿がある。自分で食べようとする気持ちを大切にしながらいろいろな食材に興味を持って食べられるよう伝えていった。…

2歳うさぎ組2021年度3月のまとめ

食事

箸で食材を上手く摘まめなくても、食器を口元に近づけて箸を使って食べようとする意欲的な姿が増えてきた。箸を使って食べている場面を捉えて認めながら、楽しい雰囲気の中で食べられるよう見守っていった。また、給食を完食できると、「全部食べたよ」「野菜食べたよ」と報告する姿に応じて、認める言葉をかけていった。

排泄

排泄する感覚を掴み切れず、トイレで出ないと室内を動き回って落ち着かない様子が見られた。トイレに誘うと素直に応じるがなかなか感覚が掴み切れない日々が続いた。トイレで粘ってみることにも慣れてくると、成功回数が増え、ソワソワする姿が減ってきた。トイレで出たことで自信を得られるように関わっていった。

健康

手洗いの時、洗い方の手本を意識して洗おうとする子の姿が見られるようになってきた。保育者に、「こうでしょう?」と洗い方の確認をする子もおり、丁寧に洗おうとする姿を認めて言葉をかけたり見守ったりしていった。

睡眠

一人で入眠できる子や保育者が側につき、背中をさすられながら入眠する子など一人一人の様子に合わせて対応し、心地よい睡眠を取れるように接していった。

身体発達

動物のイラストにマーカーペンで色塗りすることを楽しんだ。太線を意識して枠内を塗りつぶすようにペン先を細かく動かして色をつけられる子の姿が見られた。色塗りをじっくりと楽しむ様子を見守ったり、枠の中を塗ろうとする姿を認めたりして色塗りの楽しさに共感していった。

情緒

「明日、ぱんだぐみになるの?」と度々尋ねて、進級することを楽しみにする子の姿があった。気持ちに寄り添いながら進級への期待が膨らむように声をかけたり自信を持って行動できるように認めたりしながら過ごしていった。

言葉

友だちと関わって遊ぶ中でトラブルになり、叩かれて嫌だった気持ちを、「どうしてそんなことするの」「叩いたらいけないんだよ」と言葉で一生懸命伝える子の姿があった。怒っている状況の中でも、自分の思いを相手に言葉で伝えようとする冷静な姿に成長を感じた。…

2歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

食事

食具を持たない方の手を使わずに食べている姿が見られるので、器に手を添えたり持ち上げたりして食べることを促していった。最初は箸に興味を示し使っていたが徐々に箸を使う姿が少なくなり、スプーンで食べている子が多いので、箸を使うように引き続き促していきたい。

排泄

トイレで排尿する感覚を掴めなかった子が、尿意を伝えてトイレで初めて成功する姿があった。これがきっかけとなり、それ以降もトイレで排尿する姿が見られるようになっているので、成功体験を認めたり喜んだりして自信が持てるように関わっていった。

健康

食後のうがいが定着してきて、含んだ水をすぐに吐き出すのではなくブクブクと頬を動かしてから吐き出す動作が上手になってきた姿が見られる。できるようになってきた姿を個々に認めていき、自信や意欲につなげていきたい。

睡眠

寝ぐずりする子、寝つきの悪い子など眠るまでに時間がかかる時もあるが、体に手を添えたり、子どもが心地良く感じられる速さでトントンしたりしながら安心して眠れるように関わっていった。午前中の活動の疲れから一定時間眠る子が多く見られる。

身体発達

お絵描きを楽しむと目や口などのパーツを意識して人の顔を描く子や顔から手足に見立てた線を描いて頭足人を表現する子の姿が見られた。また、ピースの多いパズルに一人でじっくりと取り組める姿が見られるようになり、形が似ているピースを試行錯誤しながら根気よくはめ合わせて完成させる姿があった。完成できた達成感に共感し、その姿を認めていった。

情緒

玩具の中から同色のものを全部集めて一人占めして使う子の姿や友だちが貸して欲しいことを伝えても、スムーズに貸したり分けたりすることができない場面があった。ものの貸し借りを通して貸してもらえる嬉しさを感じたり、貸してあげられる姿を認めたりしながら仲立ちをしていった。

言葉

恐竜や海の生き物など自分の好きなものに対して知っていることを保育者に話したいという姿がよく見られる。伝えたい思いに応えてゆったりと話を聞くようにして、会話する楽しさを共有していった。また、友だちが話している時に同時に話しかけてくる姿があるので、一人ずつ順番に話すことを促し、友だちの話にも耳を傾けていけるように仲立ちをしていきたい。…

2歳うさぎ組2021年度1月のまとめ

食事

食事中、箸とスプーンを併用して食べることを促していった。箸を積極的に使おうとする姿が少ないので、「箸で食べられるかな」「箸で摘まめたね」と声をかけていき、箸を使える姿や使ってみようとする姿を認めて箸で食べる意欲につなげていった。

排泄

新たにトレパンを使い始めた子がいる。遊びの途中で、「おしっこ出る」と伝えに来てトイレでできる姿もあれば、排泄する感覚がまだ掴めず、おしっこが出てから濡れたことを伝えたりする子など様々だった。トイレでできた時は十分に褒めていき、自分で尿意を感じトイレで行うことが定着するように見守っていきたい。

健康

食後のうがいを始めていった。水を含んでブクブクと頬を動かせる子もいれば、あまりブクブクせずに水を吐き出す子など様々だった。一人一人のうがいの様子を見守りながら不十分な所を知らせていき、うがいの仕方が身に付くように関わっていった。

睡眠

給食が終わりうがいを済ませると、布団へ向かい入眠できるようになってきた。一人で入眠できる子もあるが布団に入ってもなかなか寝付けず、保育者が側に来るのを待つ子もあった。一人一人のタイミングや様子を見ながら安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

画用紙にシール貼りや線描きを楽しんだ。画用紙の端に沿って周りにシールを貼りつける子、円形になるようにつなげて貼りその中にいろいろなクレヨンで線や色をつけていく子など様々な楽しみ方があり個性が見られた。子どもたちの発想力の面白さに共感し、遊んでいる姿を認めていった。

情緒

見立て遊びを保育者とやりとりしながら楽しむ場面があるが、そこに友だちが加わってくると、保育者とのやりとりを邪魔されたくない気持ちから、友だちとのやりとりがスムーズにできない子もあった。気持ちをしっかりと汲み取り一緒に遊びに加わり、友だちと遊ぶ楽しさも感じられるように関わっていった。

言葉

遊んでいるものを年下の子にかまわれて嫌な思いをした時に、気持ちを言葉で言い表せる姿があった。怒りを行動に移したいのをこらえて言葉で伝えようとする姿を認めていった。保育者に話して伝えたい子の姿が多く見られるので話したい思いを受け止めつつも、友だちと交代して話すことや友だちの話を聞くことも促していき、会話する楽しさを感じたり共有したりできるように関わっていった。…

2歳うさぎ組2021年度12月のまとめ

食事

食欲旺盛な子が多く、おかわりしてよく食べる姿が見られた。意欲的に自分で食べている姿を見守りながら、スプーンの持ち方や食器に手を添えたり持ったりすることも促していった。

排泄

トイレで排泄はできないが紙パンツに出たことを感じ、「もれちゃった」と伝えに来る子の姿や、自分の排泄間隔で、「おしっこ出る」と伝える子にはトレパンを用意してもらい、日中の遊びの時間に履くようにしていった。トレパンが濡れて気持ち悪い感覚を知り、排尿の感覚が少しずつ分かるように声をかけていった。

健康

手洗いの時に水の冷たさを感じ、手洗いが雑になる子の姿があったので側で見守り、しっかりと手洗いすることを促していった。

睡眠

室温や湿度に気をつけながら快適に眠れるよう配慮していった。一人で入眠できる子もいれば、保育者に体をさすられたり、子守唄を耳にしたりして入眠するなど、一人一人の様子に合わせて対応していった。

身体発達

六角積木を一つずつ、少しずつ隙間を空けて並べ、飛石のような遊具を自分で作り、積木の上を両足跳びで跳び移っていくことを楽しむ子の姿が見られた。自分で遊び場を作り、体を使って楽しむ様子を側で見守っていった。

情緒

友だちと関わり合って遊ぶ場面が多くなり、遊びを共有して見立て・ごっこ遊びを仲良くやりとりする姿が見られるようになってきた。友だちと一緒に遊ぶ楽しさを言葉にしたりやりとりする姿を見守ったりしていった。

言葉

保育者の読み聞かせ場面を真似して絵本を開き、「これ、何だ?」と見ている保育者や友だちに声をかけて答えるやりとりを楽しむ姿があった。言葉でのやりとりが広がるように仲立ちとなっていった。…

2歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

食事

苦手な食材を残す姿があった子が友だちと一緒に食べることにより刺激を受け、よく食べられるようになってきた。意欲的に食べる姿を認めたり喜んだりしていき、自信につなげていきたい。

排泄

トイレで排尿ができる子にはペーパーでの後始末の仕方を繰り返し知らせ、習慣付くように見守っていった。また、午睡起きにオムツ交換を嫌がる子の姿を汲み取り、子どものタイミングを尊重しながら関わっていった。

健康

咳が出る子の姿があったが、大きく体調を崩すことはなく元気に過ごせる姿が多かった。また、鼻水を鼻息で出せる子の姿が見られ、ティッシュで拭き取ることを促し、清潔にする気持ちよさを感じられるようにしていった。

睡眠

保育者に寝かしつけを求める子の姿があり、その思いに応じて側につく担当を交代しながら、気持ちよく入眠できるように配慮していった。また、子守唄を歌ったり、ゆったりと語りかけたりしながら安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

お絵描きの時、線だけでなく丸い形や手足や体の部分を線で描き表す子の姿が見られたり、描いたものを言葉で伝えたりする姿があった。子どものイメージを大切にしながら描く面白さを味わえるように、言葉をかけて見守っていった。

情緒

友だちの遊びを真似して同じことを始めたり、遊びを共有したりと関わって遊ぶ姿か多くなってきている。それに伴ってものの取り合いからトラブルになることもあるので、お互いの思いを聞いて代弁し、相手の思いに気付いたり、やりとりがスムーズにできたりするように仲立ちとなっていきたい。

言葉

室内で転んだ時、「痛かった~」と伝えに来たり、着ている服について見せたりアピールしたりと、以前より保育者に話しかけて自分の気持ちを表現する場面が増えてきた子の姿がある。ちょっとしたことでも話したい・伝えたいという姿を受け止めて対応したり、友だちとも言葉のやりとりができたりするよう仲立ちとなっていきたい。…

2歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

食事

給食時、席に着くと、「今日のご飯はなにー?」と食べるものが気になり尋ねる子の姿がある。2歳児を中心に配膳前にその日の献立を伝えるように心がけ、食べる楽しみにつながるようにしていった。

排泄

トイレで排尿が出ると、「おしっこ出た~」と保育者に伝えてアピールする子の姿がある。一人だけでなく他の保育者にも積極的に伝えようとする姿があり、認められたい思いを受け止めて言葉をかけ、嬉しさに共感していった。

健康

朝夕が寒くなり、トレーナーや長袖を重ねて着ている子の姿があった。日中は日が差すと寒さは和らぐので、衣服の調節を行い過ごしやすいよう配慮していった。

睡眠

入眠時、保育者が側について寝かしつけをしようとすると、「一人で寝るからトントンしないで」と自分の思いを言葉で伝える子の姿があった。子どもの気持ちを尊重し、できる限りは見守っていき、子どもの様子に応じて入眠を促していった。

身体発達

製作遊びではひも通しを行い、穴に毛糸の先端を挿し込んだり、反対側から引き出したりする両手のそれぞれの動作がスムーズにできる子や難しい子の姿が見られた。難しい子には援助をし、活動の面白さを味わえるよう関わっていた。

情緒

食べる準備を行ったり、食べ終わったりとものごとを行う早さを友だちと競うような言い方をする子の姿が出てきた。相手に対して、“自分の方が先だった”とわざわざ伝える姿に対抗心の表れが見られる。また、言われた側は悔しい気持ちから、「うるさい」と言い放ち、苛立っている様子が感じられた。早い・遅いではなく、ものごとを自分で行うことができる姿をお互いに認め合える関係性を作っていけるよう、言葉かけを工夫していきたい。

言葉

伝えられる喜びを感じられるようになり、保育者に話しかけることが盛んになっている。子どもが一方的に話すばかりでなく、会話になるよう保育者からもその話題について尋ねたり、友だちが話そうとしている場面では相手の話を聞いたりするよう促して、コミニュケーションを取る楽しさを共有していった。…

2歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

食事

食事中、スプーンにすくい取った食材に興味を示し尋ねる子の姿が見られた。「これは○○だよ」と丁寧に答えていき、食材と名称が結び付くように関わっていった。スプーンを下手持ちで使っている子の姿を認めて声をかけていくと、周りの子も自分の持ち方があっているか気にする姿があるので、正しい持ち方を意識できるように知らせていった。

排泄

今までトイレで排泄が見られなかった子が午睡起きに紙パンツに出ていても、少し排尿が出る姿があった。トイレでできた姿を喜んで認めていき、排泄する感覚を掴んでいけるように関わっていきたい。

健康

虫刺され部位を搔きむしりながら、「痛い」「痒いの」と伝えにくる子の姿があり、痒み止めの塗り薬をつけて対処していった。また、患部から汁が出たり血がにじんだりする子もいたので絆創膏で保護し、衛生面に配慮していった。

睡眠

午睡が始まっても布団から抜け出して動き回ってしまう子やその姿につられて布団に入っていた子もバタバタしてしまう姿が見られた。午前中にたっぷりと体を動かして体力を発散し、心地よく入眠できるよう生活リズムを整えていきたい。

身体発達

衣服を着ることは援助がなくても自分でできる姿が増えてきた。中にはやる気になるまで時間がかかる子の姿もあるが、意欲を引き出すような言葉かけや必要に応じて援助しながらできた姿を認めていった。

情緒

着脱時に服の裾が丸まり、引っ張り下ろせないもどかしさから苛立ち、涙する子の姿があった。また、友だちとトラブルになり保育者から注意されると、「もう、大嫌い」と強い口調で言葉を発し、その場から離れ拗ねる子の姿がある。ものごとの上手くいかないことに対する負の感情を表す思いに寄り添ったり慰めたりして、気持ちを切り替えていけるように関わっていきたい。

言葉

「なんで?」とものごとに対して疑問を口にする子の姿が見られるようになってきた。知りたい思いに丁寧に答えていき、ものごとに対する知識や考える力の習得につながるよう、分かりやすく話していくように心がけていった。…

2歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

食事

食欲がある子はおかわりをしてしっかりと食べられる姿があったが、食欲が落ちている子も見られ、なかなか食べる気にならない子の姿も見られた。好きなものだけでも食べられるよう側につき、励ましながら食べる援助をしていった。

排泄

排泄時に便意をもよおし、トイレでできる子の姿や午睡起きに排尿できる子の姿が見られた。トイレでできた姿を喜んだり褒めたりしていき、トイレで排泄する感覚を掴んでいけるよう促していった。また、便意を感じているがトイレではできず、室内の隅に移動して排便する子の姿があり、終わると便が出たことを伝える子の姿もある。トイレで排便してみるよう声をかけるが嫌がる様子があるので、無理には進めず見守っていった。

健康

咳や鼻水が出る姿はあったが、大きく体調を崩す姿はなかった。気温が高い日は活動時間を短くしたり、水分補給をこまめにしたりして体調面に配慮していった。

睡眠

午睡起きが遅くなると夜なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めて数時間後に再入眠し、起きるのが遅くなり午睡時に寝つけなかったりと、睡眠のリズムが乱れている子が見られた。園での午睡が長くなりすぎないよう配慮し、生活リズムが整うようにしていきたい。

身体発達

着替えを行う際、上服を一人で脱ぐのはまだ難しく、保育者が援助しながら行っているが、着ることは自分でできる姿が増えてきた。前と後ろが逆になってしまうことがあるので、「ボタンがある方が前だよ」と着る時のポイントを知らせていき、少しずつ前後の違いに気付けるようにしていきたい。

情緒

遊びを邪魔されたり、思うようにならなかったりして機嫌を損ねて泣き続け、気持ちの切り替えが難しい子の姿があった。子どもの思いを受け止めながらゆったりと接していき、徐々に立ち直れるように励ましながら関わっていった。

言葉

友だちとトラブルになると自分の気持ちを言葉で表現するが相手の気持ちは受け入れられずケンカになったり拗ねてしまったりする姿が見られた。保育者が双方の思いを受け止めて代弁したり仲立ちしたりして、相手の思いに気付けるように関わっていった。…

2歳うさぎ組2021年度7月のまとめ

食事

口の中に食べものが入っている状態で、お喋りする子が見られた。食べものが飛び出したり、何を言っているかも分かりにくいことを伝えたりして、食べものを飲み込んでから喋ることを知らせ促していった。また、口をモグモグさせながら席を立ち食べ終わろうとする姿もあるので、口の中のものを飲み込んでからにするように知らせていった。

排泄

オムツに尿が出たことを感じて知らせ、オムツ替えを進んでしようとする姿があった。意欲的にオムツを替えようとする姿を認めていき、オムツ交換を行うことで気持ち良さを感じられる声かけをしていった。

健康

戸外遊びから帰ると手洗いを行う流れが身につき始めてきた子が見られた。泡をつけてこすり洗いができる子もあれば、こすらずにそのまま泡を流してしまう子の姿も見られるので側につき、一人一人の様子を見ながらしっかりと手洗いが行えるように援助していった。

睡眠

室温、湿度に応じてエアコンで調節していき、心地よく入眠できるように配慮していった。

身体発達

製作遊びでは星型の画用紙にシール貼りを楽しんだ。シールが重ならないように貼っていく子や、画用紙に隙間なくびっしりと貼りつける子など見られた。また、両面テープの台紙をはがして色紙を貼りつけていく作業も夢中になって楽しむ姿があり、手先を使う動作が上手になっているのを感じた。

情緒

自分の思いが通らなくてぐずり始めると、何をするにも嫌がってしまい大泣きする子の姿があった。他の保育者が対応を変わったり、気持ちが落ち着くよう丁寧に一対一でゆったりと話したりしながら関わっていき、気持ちの切り替えを援助していった。

言葉

遊んでいるものを横取りされた時の嫌な気持ちを、「あーっ」と甲高い声を発してアピールする子の姿が見られた。「やめて」「返して」など自分の気持ちを言葉で表すことを促したり保育者が代弁したりして言葉で伝えられるよう援助していった。…