1歳りす組月のまとめバックナンバー

1歳りす組2022年度9月のまとめ

健康

体調を崩し、発熱や鼻水などの風邪症状が続く子が多くいた。熱が下がっていても登園後発熱したり、咳や鼻水が出たりする姿も見られたため、こまめに検温したり、水分補給したりして一人一人の体調の変化に配慮していった。
トイレに座ることに興味を持ち、月齢の小さい子もパンツ交換の際にトイレに座ってみようとする姿が見られた。便座に座ると排尿できる子も見られたため、排尿できた感覚や座ってみることに慣れていけるようゆったりと見守っていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持つ姿が増えてきたこともあり、玩具や絵本の取り合いになる場面が見られた。使っているものを取られそうな時に大きな声を出して思いを表現する姿があったため、「いやだったね」「○○ちゃんが使ってたね」などと声をかけ、お互いの思いを受け止め言葉に置き換えていき、仲立ちをしていった。

環境

暑さがやわらぎ過ごしやすくなってきたため、園庭に出て遊ぶ機会を増やしていった。裏返したコンテナを机の代わりにして保育者や友だちと囲い、砂でごちそうを作って食べる真似をしたり、やりとりしたりする姿が見られた。トンボやてんとう虫などの生き物にも興味を示し、バケツに入れて観察を楽しんでいた。保育者も草花や生き物を一緒に探したり、観察したりして自然物に興味を示す姿を大切に見守っていった。

言葉

保育者の言葉や問いかけに対して簡単な言葉や頷きで返事をし、やりとりが続くことが増えてきた。身近なものを二語文や単語で保育者に知らせたり、絵本や童謡の語尾などを覚えて口ずさんでみたりする姿も見られた。歌を歌ったり、子どもと話したりする際は、ゆっくりと言葉を伝えることを意識し、言葉や簡単な単語を真似しやすいよう配慮していった。

表現

保育者の踊りを真似して踊ったり、音楽に合わせて体を上下や左右に揺らしたりして楽しんでいた。保育者や友だちと顔を見合わせて微笑みながら踊る子や覚えた歌を口ずさみながら楽しむ子の姿もあった。一人一人の表情や踊り、言葉などを受け止めながら、子どもたちと一緒に踊りや歌を楽しんでいった。

食育

おかずや汁物の具材を手づかみで食べる子もいたが「スプーンを使ってみようね」「すくえるかな」などと保育者に促されると、スプーンを使って食べてみようとする姿が増えてきた。食べる時に体を横に向けたり、足を椅子の上に上げたりする姿もあるため、正しい座り方を伝え、友だちや保育者と楽しく食事できるよう見守っていった。…

1歳りす組2022年度8月のまとめ

健康

気温が高く、熱中症特別警報の出る日が多かったため、戸外での遊びを控え室内で過ごすことが多かった。室温を調整したり、こまめに水分補給をしたりしながら体調に留意して過ごせるようにしていった。排泄面では尿意を感じると「おしっこ出る」と言って、トイレに向かい排尿をする子やトイレを指差しして行こうとする子もいた。意欲的な姿を十分に認めながら、園での様子を伝えていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、一緒に遊びたくなると、友だちが使っている玩具を黙って取ってしまう姿が見られた。同じ玩具を一緒に探したり、「○○ちゃんと同じ遊びがしたかったんだね」「貸してって言おうね」などと仲立ちをしたりしていった。言葉や仕草で伝えられた時は十分に認めていき、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるように見守っていった。

環境

気温が高い日が続いたため、室内で遊べるようにしていった。運動マットや大型積木などで高低差をつけ、歩いたり跳んだりして体を動かして遊べるようにしたり、パズルや積木、ブロックなどで手指を使う遊びを取り入れたりした。ブロックは同じ種類の玩具が出ていることが多かったため、違う種類の玩具を用意した。それぞれに興味を持ってブロックで意欲的に遊ぶ姿があった。子どもたちの興味や手指の発達に合わせて、玩具の入れ替えを行いながら、遊びが広がっていくように見守っていきたい。

言葉

月齢の大きい子は、自分の要求や気付いたことを二語文や三語文で伝える姿が増えてきて保育者や友だちとのやりとりを楽しむようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増えてきて絵本を見て知っている物の名前を言う子がいるが、喃語や片言になり、言葉がはっきりしない子や仕草で伝える子もいた。「○○だね」とはっきりとした言葉で繰り返したり、一緒に発音し発語を促したりして、やりとりが楽しめるように関わっていった。

表現

食紅で色付けした氷をファスナー式の袋に入れて、袋の外から手で触れ感触を楽しめるようにしていった。氷の冷たさや氷が溶ける様子に「冷たい」「ジュースになった」とつぶやく子がいたり、違う色の氷が袋の中で溶けて色が変わったことに気付いて保育者に伝えたりする子がいた。子どもの気付きや発見に共感しながら遊ぶ様子を見守っていった。

食育

暑さで食欲が落ちることもなく、意欲的に食べる姿が見られた。好きなものばかり、食べ進める姿もあったが、「○○もおいしいよ」と声をかけ、スプーンにすくっておくと口に運ぶ姿もあった。自分で食べようとする姿を認めながら自信に繋げていった。また、中には手づかみになる子もいたため、スプーンを使って食べることも繰り返し伝えていった。…

1歳りす組2022年度7月のまとめ

健康

年上児がトイレに行く姿を見て自分からトイレに向かったり、ズボンを脱いだりして便座に座りたいことを知らせようとする姿が見られた。中には尿意を感じると「おしっこ」と保育者に知らせて、トイレで排尿できる子もいたため、意欲的な姿を十分に認め、「おしっこ出たね」「すごいね」などと声をかけ、自信や意欲に繋げていけるようにしていった。

人間関係

友だちの使っている玩具が気になり、玩具を触ったり、取ったりする姿が見られた。「貸してだね」「使いたいね」など子どもの気持ちを受け止めながら仲立ちをしていき、「貸して」と仕草や片言で伝えられた時は十分に認めていった。同じ玩具を一緒に探したり、保育者も一緒に遊びながら遊び方を伝えたりして友だちや保育者と関わろうとする姿を見守っていった。

環境

室内で積み木や木製パズルなどで手指を使って遊んだり、高低差をつけたマットやボールなどで全身を動かしたりして遊んだ。ボールを蹴ったり、マットの上から勢いをつけて下りてみようとしたりして楽しむ姿が見られた。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮していった。

言葉

月齢の小さい子は、興味のあることを「あーあー」「なに?」と喃語や片言で知らせようとする姿が増えてきた。月齢の大きい子は、発見したものや気付いたことを二語文や三語文で保育者に知らせる姿があった。友だちや年上児と同じ場所で遊んだり、簡単な言葉や仕草でやりとりをしようとしたりする姿が見られるようになってきた。側でやりとりを見守りながら、言葉を発する喜びに共感し、応答的な関わりをしていった。

表現

寒天や絵の具をファスナー式のポリ袋に入れて、袋の外から色々な素材の感触を楽しめるようにしていった。絵の具を指で伸ばしたり、手の平で叩いたりして思い思いに遊ぶ姿が見られた。寒天遊びでは両手で握って形を崩したり、頬や額に当てて冷たさを感じたりする子どもたちだった。中には寒天の見た目や感触からあまり触れようとしない子もいたため、保育者や友だちが遊んでいる様子を見せて「冷たくて気持ちが良いね」「プルプルだね」などと声をかけて楽しさが伝わるよう関わっていった。

食育

お椀を持って汁を飲んだり、スプーンを使っておかずをすくったりして、こぼしながらも自分で食べようとする子が多かった。苦手な食材を「いやだ」と主張することが多い子もいたため、野菜が出てくるエプロンシアターや絵本、手遊びを活動の中に取り入れて興味や関心が持てるように関わっていった。…

1歳りす組2022年度6月のまとめ

健康

下痢や軟便が続き、体調を崩す子が多く見られた。家庭や園での様子をこまめに伝え合いながら、体調の変化に合わせて対応していくように連携を図っていった。また、気温の高い日が続いたため、戸外で遊ぶ時は活動時間に配慮したり水分をしっかり摂るように声をかけたりしていった。中には遊んでいる途中で帽子を脱いでしまう子がいたので、帽子を被って遊ぶように促していった。

排泄の後、履きやすいようにズボンを並べると、自分で履こうとする子が増えてきた。頑張っている姿を認めながら、自分でできた喜びが味わえるよう見守っていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、同じ玩具を持ってきて真似をして遊ぼうとする姿が見られた。反面、友だちが使っている玩具を使いたくて強引に取ってしまう姿もあった。友だちと遊ぶ様子を見守りながら「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」「『かわって』ってしようか」などと保育者が仲立ちとなりながら、一緒に遊ぶ楽しさが味わえるように関わっていった。

環境

天候の良い日は園庭で砂遊びを楽しんだ。砂で作ったごちそうを食べる真似をしたり、保育者が摘んできた草花を嗅いだり、葉っぱをちぎってみたりして自然物に触れて遊ぶ姿もあった。保育者も一緒に遊びながら、自然物を取り入れた遊びが楽しめるように環境を整えていきたい。また室内外で体を動かす遊びを喜び、走ったりジャンプしたり、押したり、斜面を上がり下りする動きを取り入れたりしながら、色々な動きを楽しめるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、自分の思いや要求を単語や二語文で伝えようとする姿が増えてきた。月齢の小さい子は、喃語や片言、仕草で伝えることが多かった。それぞれの伝えたい思いをくみ取りながら、「○○だね」とはっきりとした言葉で繰り返したり、一緒に声に出して言ったりして、思いが伝わる嬉しさが味わえるようにゆったりと関わっていった。

表現

歌絵本を見ながら体を動かしたり、一緒に歌詞を口ずさんだりして楽しむ姿があった。また、ままごとや砂遊びでは、口に運んで食べる真似をしたり、バケツの中に入れた砂をかき混ぜる真似をして料理を作る仕草をしたりして楽しんでいた。子どもが楽しんでいる様子に共感しながら、見立て遊びも楽しめるように関わっていった。

食育

スプーンを使って意欲的に食べる姿が多く見られるようになった。中には、スプーンを持ってはいるが、もう一方の手で手づかみする子もいる。「スプーンも使ってみようか」と、さり気なくスプーンを使うことを知らせながらスプーンを使って食べる嬉しさを味わえるように見守っていった。…

1歳りす組2022年度5月のまとめ

健康

朝晩と日中で気温差がある日が続き、体調を崩す子が多く見られた。保護者と家庭や園での様子を伝え合いながら、こまめに水分補給をしたり、衣服の調整をしたりして、一人一人の体調の変化に留意していった。

身の回りのことに少しずつ興味を持ち始め、手洗いや食後の口拭きを自分でしようとする姿が見られるようになってきた。「自分でやってみたい」という思いを大切にしながら、必要に応じて援助を行った。

人間関係

友だちへの関心が増え、近くに行って友だちの遊びを見たり、手を繋いで歩こうとしたりする姿が見られた。一方で、思いを言葉にすることが難しく、玩具の取り合いやトラブルになる場面もあった。「使いたかったみたいだよ」「貸して、だね」などと保育者が互いの思いを代弁して仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は、園庭に出て砂遊びを楽しんだ。月齢の大きい子は、砂でごちそうを作って食べる真似をしたり、砂が地面に落ちる様子が面白く、何度も砂を入れたバケツをひっくり返したりして楽しむ姿があった。月齢の小さい子は、園庭中を歩いて探索を楽しんでいた。虫にも興味があり、近づいて見たり、触ってみようとしたりする姿もあった。一緒に探したり、楽しさに共感したりして、生き物や自然物に親しめるよう関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は、「先生」「おかわり、ちょうだい」などと単語や二語文で自分の思いや要求を伝えようとする姿が見られた。月齢の小さい子は、表情や喃語を発して思いを表現していた。思いを汲み取りながら、「○○だね」と言葉に表して思いが伝わる喜びが味わえるよう関わっていった。

表現

保育者の動きを真似して、手や全身を使って手遊びや体操をしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿が見られた。好きな歌や手遊びを「チューリップ」「アンパンマン」などと言ってリクエストする子もいた。子どもたちの気に入った童謡や手遊びを保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりして、表現することの楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

食事への意欲が高く、手づかみやスプーンですくったりして自分で食べ進めようとする子が多く見られた。空になった皿を保育者に差し出し、おかわりを要求する姿もあった。「いっぱい食べられたね」「おいしいね」などと声を掛け、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。…

1歳りす組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れで、熱が出て体調を崩す子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。新入園児の中には、新しい生活リズムに馴染めず、午前中眠くなる子がいたため、一人一人の睡眠リズムに合わせて対応していくように心がけた。天候の良い日は、外遊びに誘っていった。玩具を使って砂遊びをしたり、好きな場所に歩いて行ったりと、思い思いに外遊びを楽しむ姿が見られた。保育者も一緒に遊びながら、好きな遊びが十分楽しめるように関わっていった。

人間関係

新入園児は、新しい環境に対する不安から泣いて抱っこを求めていたが、甘えや欲求を受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ保育者にも慣れ安心して一人遊びを楽しむようになってきた。一人遊びをする姿を見守りながら、引き続きゆったりと関わっていった。進級児の中にも不安を感じ、抱っこを求める姿があったため、一対一での関わりを大切にしていった。

環境

晴れた日は園庭で外遊びを楽しんでいった。色々な玩具で砂遊びを楽しんだり、色々な場所に歩いて行き探索を楽しんだりする姿が見られた。また、2歳児が見つけた虫に興味を示し、のぞき込んで見る姿もあった。「これは○○だね」「かわいいね」など、親しみが持てるように、名前を伝えて関わっていった。室内では、運動マットや六角積木などを使い、ジャンプしたり、斜面を上がったり下りたりする動きを取り入れ、体を使って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶ中で、月齢の大きい子の中には、二語文で自分の思いを伝えたり、絵本の中のセリフを真似して話したりする姿が見られた。中には、指差しや仕草で自分の思いを伝えようとする姿も見られた。子どもたちの思いをくみ取りながら、「○○したかったね」と、言葉に置きかえ、やりとりする楽しさが味わえるように丁寧に関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして保育者の動きを見て、真似をしながら思い思いに表現する姿が見られた。保育者も一緒に楽しみながら、「上手だね」「楽しいね」「もう一回やってみようか」などと声をかけながら、表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず泣いている子どもも多かったが、給食の時間になると涙が止まり、椅子に座って手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。自分で食べる姿を認めながら、「おいしいね」「もぐもぐしようね」など、楽しい雰囲気の中で、食べる楽しさが味わえるように声をかけていった。…

1歳りす組2021年度3月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られるが、手で押し込んで食べようとする子もいた。保育者がさりげなくスプーンの一口量を調節したり、さりげなく援助したりしながら自分で食べる意欲が持てるようにしていった。また、食事中に姿勢が崩れたり横を向いたりする子もいるので、「椅子の座り方どうかな」「前向いて食べられるかな」など声をかけて正しい姿勢で食べていけるようにしていった。

排泄

トイレで排泄できる子の姿もみられるようになってきた。子どもたちのペースに合わせて声をかけながら、できた時には十分に褒めて次の意欲や自信につなげていくようにしていった。

健康

おやつ前や給食前など、保育者が側につきながら「手を洗ってから食べようか」と声をかけて一緒に手洗いをしていけるようにした。また、戸外へ出かける準備では、保育者が上着の着用やカラー帽子を被ることを伝えると、「帽子は?」「上着は?」と保育者の言葉を聞いて外の天候や気候の変化を感じる姿があった。自分でやりたいという気持ちを大切に見守り、難しいところはさりげなく援助しながら衣服の調節を行えるようにしていった。

睡眠

先月に続き、活動量が増えたり食事を十分にとりお腹が満たされたりすることで、それぞれ落ち着いて眠れるようになってきた。子どもたちの様子に合わせて優しく背中をさすったり、保育者が側についたりして安心して入眠できるようにしていった。また、気温が高くなってことで午睡時に汗をかく子もいたので、室温や湿度などを調整しながら快適に睡眠できるように配慮していった。

身体発達

ひな人形の製作では、のりを使って細かいパーツを貼ったり、指先でのりの感触を味わったりしていた。また、自分なりにイメージを膨らませて貼り方を工夫して取り組む子の姿もみられた。今後も様々な素材に触れて遊べるようにしていきたい。

情緒

友だちとの関わりが増え、「一緒に遊ぼう」と声をかけて一緒に遊ぼうとする姿があった。友だちが遊んでいる玩具を見て、同じ玩具を探して手に持ったり、月齢の大きい子は「貸して」と言葉で思いを伝えたりして遊んでいた。子ども同士の関わりを見守っていき、玩具の取り合いになった時は、気持ちを受けとめて代弁したり、友だちの思いも伝えたりして仲立ちしていった。

言葉

二語文で、自分の気持ちを伝えようとする姿が見られるようになった。友だちと言葉でのやりとりをして、自分が手にもっている玩具や本などを交換する姿も見られた。話すことの楽しさが味わえるように子どもの話に耳を傾けて、一緒に会話を楽しんでいった。…

1歳りす組2021年度2月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られる。一口量が多くなり手で押し込んで食べようとする子もいた。保育者が側について一口量を調節したり、さりげなく援助したりしながら自分で食べる意欲が持てるようにしていった。また、食事中に姿勢が崩れたり横を向いたりする子もいるので、イスの位置を調節しながら正しい姿勢で食べていけるようにしていった。

排泄

トイレに誘うと行くことを嫌がる子の姿もあるので、遊びの様子を見ながらタイミングよく誘っていくようにしていった。また、トイレで排泄できる子の姿もみられるようになってきた。子どもたちのペースに合わせて声をかけながら、できた時には十分に褒めて次の意欲や自信につなげていくようにしていった。

健康

おやつ前や食前など手洗いをしないでイスに座る子もいるので、保育者が側につきながら「手洗ってから食べようか」と声をかけて一緒に手洗いをしていけるようにした。また、戸外へ出かける準備では、上着の着用やカラー帽子を被るなど自分でやろうとする意欲が見られる。自分でやりたいという気持ちを大切に見守り、難しいところはさりげなく援助しながら自分できたという気持ちをもてるようにしていった。

睡眠

以前はなかなか眠ることができない子もいたが、活動量が増えたり食事をおかわりする満腹感を味わったりすることで、それぞれ落ち着いて眠れるようになってきた。子どもたちの様子に合わせて優しく背中をさすったり、子守唄を歌ったりして安心して入眠できるようにしていった。また、午睡時に汗をかく子もいたので、室温や湿度などを調整しながら快適に睡眠できるように配慮していった。

身体発達

カラー積木の段差や渡り道を用意すると、体のバランスをとりながら渡り歩いて遊ぶ姿があった。マットの山の上から飛び下りたり、転がったりといろいろな運動遊びを楽しんでいた。鬼のお面作りでは、クレヨンを使って線描きをすると色々なクレヨンに取り替えたり、腕を大きく動かして描いたりして楽しんでいた。また、のりを使って細かいパーツを貼ったり、指先でのりの感触を味わったりしていた。今後も様々な素材に触れて遊べるようにしていきたい。

情緒

友だちの真似をして一緒に遊ぶ姿があった。友だちが遊んでいる玩具を見て、同じ玩具を探して手に持ったり、月齢の大きい子は「貸して」と言葉で思いを伝えたりして遊んでいた。子ども同士の関わりを見守っていき、玩具の取り合いになった時は、気持ちを受けとめて代弁したり、友だちの思いも伝えたりして仲立ちしていった。

言葉

二語文で、自分の気持ちを伝えようとする姿が頻繁に見られるようになった。友だちと言葉でのやりとりをして、自分が手にもっている玩具や本などを交換する姿も見られた。話すことの楽しさが味わえるように子どもの話に耳を傾けて、一緒に会話を楽しんでいった。…

1歳りす組2021年度1月のまとめ

食事

スプーンを使って意欲的に食べる姿があった。季節を感じられる食材を見たり、口に入れたりして食べてみようとする姿を大切にしながら「おいしいね」「これは、ダイコンだよ」など、楽しく食事ができるよう声をかけていった。好き嫌いがあることで野菜や汁物など残す姿もあったので、個々のペースで食事に向かおうとする姿を認め、自分で食べ進める喜びが感じられるように関わっていった。

排泄

友だちがトイレに向かう姿を見て、トイレに向かう子や自分でズボンを脱ごうとする子の姿がみられた。一人一人のタイミングや遊びの様子に合わせて声をかけたり、自分でやってみようと取り組む姿を側で見守ったりしながらオムツ交換をしていった。また、排泄があると保育者に仕草や「おしっこ出た」と言葉で伝えようとする姿が増えてきている。子どもの言葉や仕草を受け止め、やってみようとする気持ちを大切にしながら必要に応じて援助していった。

健康

年末年始の休み明けで生活リズムが崩れていたり、鼻水や咳が出たりする子の姿があった。保育者間で連携しながらこまめに検温をして、衣服の調整や鼻水を拭きとりながら清潔に保てるよう配慮していった。また、手洗いや換気を十分に行い、感染症予防の面でも気を付けていった。家庭との連携を密にとって子どもの様子を聞いたり、園での様子を伝えたりして一人一人の健康状態を把握できるようにしていった。

睡眠

なかなか寝つけない子もいたが、保育者が側につき背中をさすったり、子守唄を歌ったりしながら一人一人のリズムに合わせることで安心して入眠することができた。また、午睡時に汗をかいている子の姿も見られたので、室温や湿度を調節しながら快適に眠れるように配慮していった。

身体発達

体を動かすことを喜び、マットの山を登り下りしたり段差からジャンプをしたり、友だちとかけ回ったりして楽しんでいた。活動が活発になっている場面もあったので、危険がないように保育者が側にいて見守ったり、保育者も一緒に体を動かしたりして楽しさを共有していった。木製積木を複数個上へ上へと積み重ねたり、20ピースや30ピースのパズルに取り組んだりする姿も増えてきた。

情緒

友だちを誘い、一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになった。友だちの使っているものが欲しくなると、玩具の取り合いになったり、自分の思いをうまく伝えられず押したり叩いたりすることもあった。トラブルになりそうな時は使いたい思いも大切にしながら、同じ遊びが楽しめるよう同じ玩具の数を多くしたり、保育者が一緒に遊んだりして仲立ちしていった。

言葉

友だちの名前や二語文が出るようになってきた。会話ができる子の姿もあり、保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいた。子どもの伝えようとする思いを受け止めながら言葉を返していき、やりとりする楽しさが感じられるようにしていった。…

1歳りす組2021年度12月のまとめ

食事

好きな食材があると、おかわりもしてよく食べる姿が増えてきている。野菜が苦手な子は見た目で残すこともある。スプーンを握り持って食べ進める姿がみられるが、うまくすくえないと手づかみで食べることもある。一人一人のペースや様子を見ながら、スプーンを使って食べていけるように声をかけて伝えていった。

排泄

トイレに誘うと便座に座って排泄ができる子も増えてきた。トイレでできた時には、他の職員にもできたことを伝え、しっかりと褒めたり、認めたりしながら自信につながるようにしていった。紙パンツやズボンの着脱を自分でしようとする姿があり、できるところは自分で取り組めるようにしながら、難しいところはさり気なく手伝って自分でできた満足感につながるようにしていった。

健康

朝晩の寒暖差から咳や鼻水の出る子が多かった。午睡の時は、室温や湿度、寝方などに気を付け落ち着いて眠れる環境を整えていった。また、鼻水が出た時にはこまめに拭き取りながら、清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

なかなか寝つけない子がいたので、子どもの様子に合わせて思いを受け止めながら、体をさすったり、子守唄を歌ったりして落ち着いた雰囲気の中で安心して眠れるようにしていった。また、咳が出る子もいたので、咳で寝苦しくない様に頭を高くして寝やすいように配慮していった。

身体発達

マットやソフト積木を組み合わせて山やシーソーを作るなど、子どもの興味に合わせて活動を工夫し、一人一人が安全に遊べるように配慮していった。マットの山の斜面を使って、でんぐり返しをやってみる子どもの姿が見られた。ソフト積木のシーソーでは、中央に足を広げて立ち乗りをする子もあり、左右に傾く感覚を喜びバランスをとって楽しんでいた。危険がないよう保育者が側に付き、必要に応じて援助しながら満足できるまで遊べるようにしていった。

情緒

友だちへの関心が深まり、一緒に遊ぼうとする姿がみられるようになってきた。自分の思いを言葉や仕草で伝えようとするが、思いが伝わらず押したり、叩いたりと自分の気持ちをコントロールできない姿や相手の思いを受け入れられない場面があった。トラブルになりそうな時には、お互いの気持ちを代弁したり、相手の思いを伝えたりしながら仲立ちをしていった。

言葉

保育者の声かけに対して短い言葉でのやりとりができる姿が見られている。子ども同士での言葉のやりとりも十分ではないが伝え合う楽しさを味わう場面も見られる。子どもたちの「これ、なに?」「これは?」などの問いかけに丁寧に言葉を返しながら、応答的に関わっていった。…