1歳りす組月のまとめバックナンバー

1歳りす組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化からくる疲れで、熱が出て体調を崩す子がいた。家庭と園での様子を伝え合いながら、こまめに検温したり、水分補給をしたりして一人一人の体調の変化に対応していった。新入園児の中には、新しい生活リズムに馴染めず、午前中眠くなる子がいたため、一人一人の睡眠リズムに合わせて対応していくように心がけた。天候の良い日は、外遊びに誘っていった。玩具を使って砂遊びをしたり、好きな場所に歩いて行ったりと、思い思いに外遊びを楽しむ姿が見られた。保育者も一緒に遊びながら、好きな遊びが十分楽しめるように関わっていった。

人間関係

新入園児は、新しい環境に対する不安から泣いて抱っこを求めていたが、甘えや欲求を受け止め、一対一でゆったりと関わっていくことで、少しずつ保育者にも慣れ安心して一人遊びを楽しむようになってきた。一人遊びをする姿を見守りながら、引き続きゆったりと関わっていった。進級児の中にも不安を感じ、抱っこを求める姿があったため、一対一での関わりを大切にしていった。

環境

晴れた日は園庭で外遊びを楽しんでいった。色々な玩具で砂遊びを楽しんだり、色々な場所に歩いて行き探索を楽しんだりする姿が見られた。また、2歳児が見つけた虫に興味を示し、のぞき込んで見る姿もあった。「これは○○だね」「かわいいね」など、親しみが持てるように、名前を伝えて関わっていった。室内では、運動マットや六角積木などを使い、ジャンプしたり、斜面を上がったり下りたりする動きを取り入れ、体を使って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶ中で、月齢の大きい子の中には、二語文で自分の思いを伝えたり、絵本の中のセリフを真似して話したりする姿が見られた。中には、指差しや仕草で自分の思いを伝えようとする姿も見られた。子どもたちの思いをくみ取りながら、「○○したかったね」と、言葉に置きかえ、やりとりする楽しさが味わえるように丁寧に関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして保育者の動きを見て、真似をしながら思い思いに表現する姿が見られた。保育者も一緒に楽しみながら、「上手だね」「楽しいね」「もう一回やってみようか」などと声をかけながら、表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

入園当初は新しい環境に馴染めず泣いている子どもも多かったが、給食の時間になると涙が止まり、椅子に座って手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。自分で食べる姿を認めながら、「おいしいね」「もぐもぐしようね」など、楽しい雰囲気の中で、食べる楽しさが味わえるように声をかけていった。…

1歳りす組2021年度3月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られるが、手で押し込んで食べようとする子もいた。保育者がさりげなくスプーンの一口量を調節したり、さりげなく援助したりしながら自分で食べる意欲が持てるようにしていった。また、食事中に姿勢が崩れたり横を向いたりする子もいるので、「椅子の座り方どうかな」「前向いて食べられるかな」など声をかけて正しい姿勢で食べていけるようにしていった。

排泄

トイレで排泄できる子の姿もみられるようになってきた。子どもたちのペースに合わせて声をかけながら、できた時には十分に褒めて次の意欲や自信につなげていくようにしていった。

健康

おやつ前や給食前など、保育者が側につきながら「手を洗ってから食べようか」と声をかけて一緒に手洗いをしていけるようにした。また、戸外へ出かける準備では、保育者が上着の着用やカラー帽子を被ることを伝えると、「帽子は?」「上着は?」と保育者の言葉を聞いて外の天候や気候の変化を感じる姿があった。自分でやりたいという気持ちを大切に見守り、難しいところはさりげなく援助しながら衣服の調節を行えるようにしていった。

睡眠

先月に続き、活動量が増えたり食事を十分にとりお腹が満たされたりすることで、それぞれ落ち着いて眠れるようになってきた。子どもたちの様子に合わせて優しく背中をさすったり、保育者が側についたりして安心して入眠できるようにしていった。また、気温が高くなってことで午睡時に汗をかく子もいたので、室温や湿度などを調整しながら快適に睡眠できるように配慮していった。

身体発達

ひな人形の製作では、のりを使って細かいパーツを貼ったり、指先でのりの感触を味わったりしていた。また、自分なりにイメージを膨らませて貼り方を工夫して取り組む子の姿もみられた。今後も様々な素材に触れて遊べるようにしていきたい。

情緒

友だちとの関わりが増え、「一緒に遊ぼう」と声をかけて一緒に遊ぼうとする姿があった。友だちが遊んでいる玩具を見て、同じ玩具を探して手に持ったり、月齢の大きい子は「貸して」と言葉で思いを伝えたりして遊んでいた。子ども同士の関わりを見守っていき、玩具の取り合いになった時は、気持ちを受けとめて代弁したり、友だちの思いも伝えたりして仲立ちしていった。

言葉

二語文で、自分の気持ちを伝えようとする姿が見られるようになった。友だちと言葉でのやりとりをして、自分が手にもっている玩具や本などを交換する姿も見られた。話すことの楽しさが味わえるように子どもの話に耳を傾けて、一緒に会話を楽しんでいった。…

1歳りす組2021年度2月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られる。一口量が多くなり手で押し込んで食べようとする子もいた。保育者が側について一口量を調節したり、さりげなく援助したりしながら自分で食べる意欲が持てるようにしていった。また、食事中に姿勢が崩れたり横を向いたりする子もいるので、イスの位置を調節しながら正しい姿勢で食べていけるようにしていった。

排泄

トイレに誘うと行くことを嫌がる子の姿もあるので、遊びの様子を見ながらタイミングよく誘っていくようにしていった。また、トイレで排泄できる子の姿もみられるようになってきた。子どもたちのペースに合わせて声をかけながら、できた時には十分に褒めて次の意欲や自信につなげていくようにしていった。

健康

おやつ前や食前など手洗いをしないでイスに座る子もいるので、保育者が側につきながら「手洗ってから食べようか」と声をかけて一緒に手洗いをしていけるようにした。また、戸外へ出かける準備では、上着の着用やカラー帽子を被るなど自分でやろうとする意欲が見られる。自分でやりたいという気持ちを大切に見守り、難しいところはさりげなく援助しながら自分できたという気持ちをもてるようにしていった。

睡眠

以前はなかなか眠ることができない子もいたが、活動量が増えたり食事をおかわりする満腹感を味わったりすることで、それぞれ落ち着いて眠れるようになってきた。子どもたちの様子に合わせて優しく背中をさすったり、子守唄を歌ったりして安心して入眠できるようにしていった。また、午睡時に汗をかく子もいたので、室温や湿度などを調整しながら快適に睡眠できるように配慮していった。

身体発達

カラー積木の段差や渡り道を用意すると、体のバランスをとりながら渡り歩いて遊ぶ姿があった。マットの山の上から飛び下りたり、転がったりといろいろな運動遊びを楽しんでいた。鬼のお面作りでは、クレヨンを使って線描きをすると色々なクレヨンに取り替えたり、腕を大きく動かして描いたりして楽しんでいた。また、のりを使って細かいパーツを貼ったり、指先でのりの感触を味わったりしていた。今後も様々な素材に触れて遊べるようにしていきたい。

情緒

友だちの真似をして一緒に遊ぶ姿があった。友だちが遊んでいる玩具を見て、同じ玩具を探して手に持ったり、月齢の大きい子は「貸して」と言葉で思いを伝えたりして遊んでいた。子ども同士の関わりを見守っていき、玩具の取り合いになった時は、気持ちを受けとめて代弁したり、友だちの思いも伝えたりして仲立ちしていった。

言葉

二語文で、自分の気持ちを伝えようとする姿が頻繁に見られるようになった。友だちと言葉でのやりとりをして、自分が手にもっている玩具や本などを交換する姿も見られた。話すことの楽しさが味わえるように子どもの話に耳を傾けて、一緒に会話を楽しんでいった。…

1歳りす組2021年度1月のまとめ

食事

スプーンを使って意欲的に食べる姿があった。季節を感じられる食材を見たり、口に入れたりして食べてみようとする姿を大切にしながら「おいしいね」「これは、ダイコンだよ」など、楽しく食事ができるよう声をかけていった。好き嫌いがあることで野菜や汁物など残す姿もあったので、個々のペースで食事に向かおうとする姿を認め、自分で食べ進める喜びが感じられるように関わっていった。

排泄

友だちがトイレに向かう姿を見て、トイレに向かう子や自分でズボンを脱ごうとする子の姿がみられた。一人一人のタイミングや遊びの様子に合わせて声をかけたり、自分でやってみようと取り組む姿を側で見守ったりしながらオムツ交換をしていった。また、排泄があると保育者に仕草や「おしっこ出た」と言葉で伝えようとする姿が増えてきている。子どもの言葉や仕草を受け止め、やってみようとする気持ちを大切にしながら必要に応じて援助していった。

健康

年末年始の休み明けで生活リズムが崩れていたり、鼻水や咳が出たりする子の姿があった。保育者間で連携しながらこまめに検温をして、衣服の調整や鼻水を拭きとりながら清潔に保てるよう配慮していった。また、手洗いや換気を十分に行い、感染症予防の面でも気を付けていった。家庭との連携を密にとって子どもの様子を聞いたり、園での様子を伝えたりして一人一人の健康状態を把握できるようにしていった。

睡眠

なかなか寝つけない子もいたが、保育者が側につき背中をさすったり、子守唄を歌ったりしながら一人一人のリズムに合わせることで安心して入眠することができた。また、午睡時に汗をかいている子の姿も見られたので、室温や湿度を調節しながら快適に眠れるように配慮していった。

身体発達

体を動かすことを喜び、マットの山を登り下りしたり段差からジャンプをしたり、友だちとかけ回ったりして楽しんでいた。活動が活発になっている場面もあったので、危険がないように保育者が側にいて見守ったり、保育者も一緒に体を動かしたりして楽しさを共有していった。木製積木を複数個上へ上へと積み重ねたり、20ピースや30ピースのパズルに取り組んだりする姿も増えてきた。

情緒

友だちを誘い、一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになった。友だちの使っているものが欲しくなると、玩具の取り合いになったり、自分の思いをうまく伝えられず押したり叩いたりすることもあった。トラブルになりそうな時は使いたい思いも大切にしながら、同じ遊びが楽しめるよう同じ玩具の数を多くしたり、保育者が一緒に遊んだりして仲立ちしていった。

言葉

友だちの名前や二語文が出るようになってきた。会話ができる子の姿もあり、保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいた。子どもの伝えようとする思いを受け止めながら言葉を返していき、やりとりする楽しさが感じられるようにしていった。…

1歳りす組2021年度12月のまとめ

食事

好きな食材があると、おかわりもしてよく食べる姿が増えてきている。野菜が苦手な子は見た目で残すこともある。スプーンを握り持って食べ進める姿がみられるが、うまくすくえないと手づかみで食べることもある。一人一人のペースや様子を見ながら、スプーンを使って食べていけるように声をかけて伝えていった。

排泄

トイレに誘うと便座に座って排泄ができる子も増えてきた。トイレでできた時には、他の職員にもできたことを伝え、しっかりと褒めたり、認めたりしながら自信につながるようにしていった。紙パンツやズボンの着脱を自分でしようとする姿があり、できるところは自分で取り組めるようにしながら、難しいところはさり気なく手伝って自分でできた満足感につながるようにしていった。

健康

朝晩の寒暖差から咳や鼻水の出る子が多かった。午睡の時は、室温や湿度、寝方などに気を付け落ち着いて眠れる環境を整えていった。また、鼻水が出た時にはこまめに拭き取りながら、清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

なかなか寝つけない子がいたので、子どもの様子に合わせて思いを受け止めながら、体をさすったり、子守唄を歌ったりして落ち着いた雰囲気の中で安心して眠れるようにしていった。また、咳が出る子もいたので、咳で寝苦しくない様に頭を高くして寝やすいように配慮していった。

身体発達

マットやソフト積木を組み合わせて山やシーソーを作るなど、子どもの興味に合わせて活動を工夫し、一人一人が安全に遊べるように配慮していった。マットの山の斜面を使って、でんぐり返しをやってみる子どもの姿が見られた。ソフト積木のシーソーでは、中央に足を広げて立ち乗りをする子もあり、左右に傾く感覚を喜びバランスをとって楽しんでいた。危険がないよう保育者が側に付き、必要に応じて援助しながら満足できるまで遊べるようにしていった。

情緒

友だちへの関心が深まり、一緒に遊ぼうとする姿がみられるようになってきた。自分の思いを言葉や仕草で伝えようとするが、思いが伝わらず押したり、叩いたりと自分の気持ちをコントロールできない姿や相手の思いを受け入れられない場面があった。トラブルになりそうな時には、お互いの気持ちを代弁したり、相手の思いを伝えたりしながら仲立ちをしていった。

言葉

保育者の声かけに対して短い言葉でのやりとりができる姿が見られている。子ども同士での言葉のやりとりも十分ではないが伝え合う楽しさを味わう場面も見られる。子どもたちの「これ、なに?」「これは?」などの問いかけに丁寧に言葉を返しながら、応答的に関わっていった。…

1歳りす組2021年度11月のまとめ

食事

スプーンを使い意欲的に食べておかわりする子が増えてきた。サラダや和え物など見た目や味の好みで進まない時は、声をかけたり食材の名前を伝えたりして関心が持てるようにしていった。また、絵本に載っている野菜の名前を言葉にして、楽しい雰囲気の中で、無理なく食事がとれるようにしていった。

排泄

自分でズボンを脱いで排泄があったことを伝える姿があった。排泄があってもトイレに行くことを嫌がる子の姿もあったので、無理強いせず子どもの遊びの様子を見ながらタイミングよくトイレや紙パンツの交換に誘うようにしていった。排泄ができた時には、他の職員にも知らせてトイレでできた姿を認め合い、次の意欲につながるようにしていった。

健康

朝晩の気温が下がり、咳や鼻水がよく出る子の姿が多くみられた。こまめに鼻水を拭きとりながら気持ち良く過ごせるようにしていった。涼しくなったことで活動時に水分をとらない子も多く見られるので、「お茶飲もうか」「喉乾いたね」など声をかけ、適度に水分補給できるよう配慮していった。

睡眠

給食後、自分の布団に入らずにかけ回る子や、布団で横になってもなかなか寝付けない子がいた。それぞれの子どもの様子に合わせて保育者が側につき、優しく体をさすったり、声をかけたりしながら、一人一人のタイミングで入眠していけるように関わっていった。

身体発達

室内でマットとソフト積木を組み合わせた遊具を用意すると、高低差がある場所を喜び、斜面を上がり降りしたり段差からジャンプしたりして遊ぶ姿があった。また、新聞紙や広告紙を使った遊びでは、指先を使って新聞紙を小さくちぎったり、紙を引っ張って破くことを楽しんだりする姿がみられた。「ビリビリだね」「面白いね」と言葉をかけることで、繰り返し楽しむこともあったので、一人一人に合わせて満足感を味わえるように関わっていった。

情緒

友だちが泣いていると優しく頭をなでたり、ティッシュを差し出したりして心配する姿があった。友だちと同じ玩具を持ってきて一緒に遊びを楽しむ姿もあり、遊びを共有しようとする場面も増えてきた。保育者も一緒に遊びの中に入って楽しい雰囲気の中でやりとりができるようにしていき、トラブルになりそうな場面では、側で見守りながら必要に応じて仲立ちをしていった。

言葉

子どもたちの言葉数が増え、身振り手振りをしながら自分の思いを伝える姿が多く見られた。友だちの名前を呼んだり、「一緒に遊ぼう」と声をかけたりして遊びたいことを伝えようとする姿もあった。中には、経験したことや楽しかったことを長い文で伝えられるようになり、しっかりと会話できる子もいた。保育者もやりとりを楽しみながら、言葉で会話する楽しさが味わえるようにしていった。…

1歳りす組2021年度10月のまとめ

食事

苦手な食材を食べようとする子や食欲があっておかわりをする子の姿が見られた。中には和え物を見た目で食べたがらない姿があったので、一人一人の食事の量やペースなどを見ながら配慮し、楽しく食べられるように声をかけていった。食べ終わったお皿を差し出して見せる子に、「ピカピカだね」「たくさん食べたね」と言葉をかけて食べる姿を認めていった。

排泄

おしっこが出たことをズボン下ろしながら「おしっこ出た」と言葉で教えてくれたり、友だちがトイレに行く姿を見てズボンを脱ごうとしたりするなど、様々だった。紙パンツに排便があっても遊びに夢中になり、トイレに誘うが「嫌だ」と言って行きたがらない子もいた。「おもちゃ、ここに置いておこうか」「おしりきれいにしようね」など子どもに安心を与えながら、誘っていき、清潔に保つ心地よさを感じられるように声をかけてオムツ交換をしていった。

健康

日中の暑い時は、半袖や薄手の長袖に着替えて、衣服の調節をした。季節の変わり目による気候の変化で鼻水が出る子がいた。鼻水が出たまま遊んで、手で拭う子がいたので、こまめにティッシュで拭き取るようにしていった。石けんを使って手洗いをするが、水で流しきれず泡が残る子がいた。自分でしようとする姿を見守りながら必要に応じて援助していった。

睡眠

布団に入らず動き回ったり、寝る前にぐずり泣いたりして、寝る態勢に入るまでに時間がかかる子どもの姿が見られた。一人一人の様子に合わせながら、子守唄を歌ったり、優しく背中をさすったりして、安心して入眠できるよう配慮しながら関わっていった。

身体発達

友だちと体を動かすことを喜び、マットの山からジャンプをして跳び下りたり、登ったりして楽しんでいた。コンテナを押したり、フープの中を一つずつ跳び越えたりするなど、全身を使う遊びを通して活発になってきた。活動の幅が広がり遊びがダイナミックになってきたので、危険のないように声をかけながら側で見守ったり、一緒に体を動かしたりして楽しさを共有していった。

情緒

友だちの真似をして遊ぶことを楽しむ子どもの姿が見られた。友だちの隣に座って、友だちが見ている絵本と同じ絵本をもってきて見たり、友だちが玩具を取りに行くとついていって同じ玩具を手にもち、同じ遊びをしたりして友だちに関わっていった。玩具や場所の取り合いなどでトラブルになることもあったので、お互いの気持ちを受け止めながら仲立ちとなり、友だちと関わる楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

物や形を見て「これは、○○だよ」「三角」など、具体的な名前や形を表す言葉が言えるようになり、保育者との会話のやりとりも楽しめるようになった。泣いている場面では、友だちの名前を言って持っていかれた玩具に指を差して、言葉や動作でいろいろなことを伝えようとする姿があった。子どもたちの言葉にゆっくりと耳を傾けて聞いたり、側で見守ったりして言葉のやりとりが楽しめるようにしていった。…

1歳りす組2021年度9月のまとめ

食事

好きな食材をスプーンですくって食べたり、汁椀を両手でもったりして飲む姿がみられた。きれいに食べた皿を保育者に見せてくれる子もいたので「ピカピカだね」「すごいね」と十分に褒めていき、楽しい雰囲気で食べられるように配慮していった。

排泄

トイレに誘うと進んで便器に座ったり、友だちがする姿を見てトイレに向かったりする姿があった。中には、タイミングが合えば排尿できる子もいたので、トイレで排泄ができた時はしっかりと褒め、できたことを認めていき自信につながるような言葉がけを心がけて関わっていった。

健康

朝晩と日中の気温差や夏の疲れなどから、咳や鼻水が出る子がいた。鼻水が出ていることを知らせると、自分で拭いたりする姿が見られた。また、保育者がこまめに拭き取り、きれいになった心地よさを感じられるようにしていった。

睡眠

保育者が側につくことですぐに入眠できる子やさすってもなかなか寝つけない子など様々だった。外あそびでの活動量が多くなったことで、ぐっすりと眠る子も多くみられた。日中はまだ暑い日もあったので、室温に気をつけながら、快適な睡眠がとれるようにしていった。

身体発達

手先が器用になり、いろいろなブロックをつなげたり外したりしながらイメージした形を作ることが上手になってきた。また、保育者や友だちと一緒に踊ったり、ジャンプをしたりして、たくさん体を動かして遊ぶ姿がみられた。また、粘土やシール貼りなど、じっくりと遊びを楽しむ子も多かった。

情緒

友だちと関わって遊ぶ姿が多く見られるようになった。遊びを真似て一緒に楽しんだり、泣いている友だちがいるとティッシュで拭いてあげたりする姿が見られた。友だちの使っているものが欲しくなると、強引に取ろうとしてトラブルになる場面もあった。玩具の取り合いになった時は、保育者が仲立ちをして子どもの思いを受け止めたり、「ここにもあるよ」と同じ玩具を差し出したりして気持ちを切り替えていけるように関わっていった。

言葉

友だちの名前を呼んだり、知っているものの名前を言ったりする姿が見られた。自分のしたいことや嫌だったことなどいろいろな思いを言葉で伝えることもできるようになってきた。子どもの伝えようとする姿を受け止め、言葉を使う楽しさが味わえるように関わっていった。…

1歳りす組2021年度8月のまとめ

食事

月齢の低い子も、スプーンを使って意欲的に食べる姿が多く見られた。食べて空になった皿を保育者に差し出して、「おかわり」と言ってよく食べていた。子どもたちの食べる姿を認め、「すごいね。いっぱい食べたね」と食べることができた嬉しさに共感したり、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしたりしていった。

排泄

友だちがトイレに行く姿を見て、自分からトイレに行こうとする子も増えてきた。タイミングが合うと、便座に座ってトイレでの排尿ができる子もいたので、「しっし出たね」「上手だね」など声をかけて側につき見守っていった。

健康

夏の疲れから、発熱、鼻水や咳が出て休む子どもの姿がみられた。室内では室温や湿度に気をつけて温度調節をしたり、鼻水や咳の出る子や熱っぽい子などは検温をしたりするなど、体調面に気をつけていった。また、鼻水がよく出る子はこまめに拭き取り、清潔に過ごせるように配慮していった。

睡眠

水あそびをしたことで寝つきが早かったり、ぐっすりとよく眠れたりする姿が多かった。天候が良い日は汗をかく子も多かったので、室温や湿度を調節しながら、心地よく眠れるようにしていった。

身体発達

ズボンを履くことができたり、持ち上げたりすることやパンツの着脱などをしようとする子どもの姿が増えてきた。自分でしようとする姿を見守り、難しい時や援助を求める時には手伝うようにしていった。指先を使って粘土を握ったり、引っ張ったりすることもできるようになり、じっくりと楽しんでいた。

情緒

うさぎ組の遊びやしていることに興味を持ち、真似してやってみようとする姿がみられた。友だちが使っている玩具が気になって強引に取ろうとしたり、取り合いになってトラブルになったりする場面もあった。月齢の低い子は言葉で表せず、押してしまったり叩いてしまったりするなど手が出る姿もみられたので、しっかりと気持ちを受け止め、分かりやすい言葉で代弁しながら仲立ちをしていった。

言葉

友だちの名前を呼ぶことや食事などを「まんま」「ごはん」と言葉や仕草で表し伝える姿があった。友だちの名前を呼んで遊ぼうとする姿を見守り、保育者も一緒に遊びながら「〇〇ちゃん、遊ぼうだね」「楽しいね」と声をかけ、発語につながるよう促していった。…

1歳りす組2021年度7月のまとめ

食事

スプーンを使って食べたり、手づかみで口に運んだりしながら意欲的に食べていた。食べこぼすことも多いので、汁椀を両手で持つように声をかけ促したり、口の中に食べものを入れすぎたりしないように見守り、よく噛んでから飲み込むことも促していった。

排泄

午睡起きにオムツに出ていなかったので便座に座ってみるとタイミングが合い、排尿する子の姿があった。排尿したことを褒めたり喜んだりして声をかけていき、排尿の感覚を少しずつ感じ取れるように関わっていきたい。

健康

エアコンで室温や湿度を調節しているが、午睡起きに肌着や服が汗で湿っている子が見られた。着替えをすることでさっぱりとする気持ちよさを感じられるように配慮していった。

睡眠

布団に横になって入眠を促しているが中にはじっと横になれず、起き上がろうとしたり布団から抜け出そうと動いたりする子も見られる。子どもの様子に応じて抱っこや側につき入眠を誘っていき、十分な休息をとれるように関わっていった。

身体発達

Bブロックを上に上にとはめ合わせてつなげられるようになり、乗り物に見立て持ち遊ぶ姿があった。手先を使ってじっくりと作っていく様子を見守ったり、難しい所は援助したりして作って遊ぶ面白さに共感していった。

情緒

保育参加で来られていた保護者に興味を持ち、ひざに座ってスキンシップを喜んだり、絵本を読んでもらったりと触れ合いを楽しむ子の姿があった。保育者が抱っこするアピールを示しても首を振り、保護者から離れたくない意思表示を表していた。

言葉

新しい食べもの玩具を喜び、持ち手のついた入れ物の中に沢山の食べものを入れ集め、所有している子の姿があった。保育者が、「○○ちょうだい」と食べものの名前を伝えながら皿を差し出すと、言われたものを探して皿にのせてくれるのでそのやりとりを重ねていき、玩具を使って遊ぶ楽しさを感じられるように関わっていった。また、ものと名前が結び付いてきている姿も認識できた。…