1歳りす組月のまとめバックナンバー

1歳りす組2023年度7月のまとめ

健康

月初めはRSウィルスに罹り、休む子が多くいた。登園後も咳や鼻水の出る子もあったため、家庭と連絡を密に取り、健康状態の把握や体調の変化に迅速に気が付けるようにしていった。後半には、便が緩いためか、お尻がかぶれる子もあった。便が出た際にはすぐにオムツを替え、清潔にして様子を見ていった。

人間関係

年上児の遊びを真似て遊ぼうとする子や年下児と関わって遊ぼうとする子など様々だった。同年齢同士でも追いかけ合ったり、同じ玩具を使って一緒に遊ぼうとしたりする姿が多く見られた。中には、特定の保育者を求めて泣くような姿もあったため、安心して過ごすことができるようにしていった。

環境

体調不良や天候の関係により、水遊びのできる機会が少なく、室内で過ごすことが多かった。室内を仕切り、2歳児と過ごしたり、0歳児と過ごしたりと様々な環境を設けていった。机のスペースでの粘土やお絵描き、パズルなどにも興味を持つ子が多くいたが、遊び方が分からず、口に入れたり、床に投げたりする姿があった。保育者間で連携を取りながら側で一緒に取り組んでいき、物の使い方や、遊び方を知らせていった。

言葉

徐々に知っている単語が増え、気持ちを一語文で伝えようとする姿が多く見られるようになった。伝えたいことを汲み取りながら、代弁したり、相づちを打ったりすると嬉しそうに微笑む姿もあった。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に思いに応えていくようにしていった。

表現

絵本を読み始めると興味を持ち、近づいていく姿が増えてきた。歌絵本では、一緒に体を揺らしながら歌おうとしたり、手を叩いたりして楽しんでいた。読んでほしい絵本があると自分で持って保育者に手渡すことも増えた。ゆっくり丁寧に読むことで楽しさを感じられるようにしていった。また、音楽が流れ始めると、月齢の小さい子たちも保育者を真似て踊れるようになってきた。目線を合わせながら踊ったり触れ合ったりすることで楽しさを味わえるように関わっていった。

食育

体調不良後や夏の暑さの疲れからか、早めに眠たくなるような様子があった。そのため、普段は完食する子も食事が進まず残すことがあった。子どもの様子に合わせて保育者が側につき、援助することにより食べる意欲が出てくる様子が見られた。またその中で、スプーンを持つ手に保育者が手を添えて「こうやって持つよ」と声をかけ、食具の使い方も知らせながら見守るようにしていった。…

1歳りす組2023年度6月のまとめ

健康

天候が良く、園庭で遊ぶことが多くあった。気温が高い日も多かったため、こまめに水分補給をしながら遊べるようにしていった。中には、鼻水が出る日が続く子もあったため、こまめに鼻水も拭きすっきりした状態で過ごせるようにしていった。
紙パンツを変える際、「おしっこ出ているかな」などと声をかけると、自らトイレに向かう子や、「ちっちでた」などと言って知らせる子がいた。「パンツ替えようか」「教えてくれてありがとう」などと声をかけ、快適に過ごせるように対応していった。

人間関係

友だちや年下児に興味を持ち、一緒に遊ぼうとしたり、触れ合おうとしたりする姿が多くみられる。同じ玩具を持ってきたり、手渡してあげたりと関わって遊んでいる姿もあったため、「一緒に遊べて嬉しいね」「お友だちも楽しそうだね」など一緒に遊ぶ楽しさを共有し見守っていった。中には、力の加減がわからず無理に引っ張ったり、押し倒したりする姿や口を開けて近付いていく姿も見られた。「優しくよしよししようね」「一緒に遊びたいね」などと声をかけ、お互いが楽しく関わって遊ぶことができるように仲立ちとなっていった。

環境

年上児と別で過ごせるような環境を設け、ゆったりと遊べるようにしていった。同年齢の友だちや年下児との関りを楽しむ子がいる中で、年上児の遊びが気になり、年上児のいるスペースに行きたい気持ちから涙が出る子もいた。好きな環境で好きな遊びができるよう保育者同士で連携を図りながら対応をしていった。
言葉 月齢の小さい子も喃語や片言で言葉を発して伝えようとする姿がよく見られるようになってきている。友だち同士でも話をしようとする場面が見られる。「うんちが出たの教えてくれたんだね」「抱っこって言えたね」など伝えようとしていること、思いを汲み取りながら言葉にできた時には褒め自信につなげられる様に関わったり、「お友だちとお話楽しいね」「上手にお話できるね」などと言葉を発する楽しさが味わえるように関わったりしていった。

表現

多くの子が音楽をかけると興味を示し一緒に踊ろうとしたり、お話を見ようとしたりするようになってきている。興味関心のあるダンスや絵本を用いることで、体や言葉で表現する楽しさを共有していった。

食育

どの子も意欲的に食事に向かい、よく食べているが、好き嫌いや眠気から食事が進まなくなる子もいた。中には、好みの食材が先に無くなるとおかわりが欲しく、他の食材を拒む姿もあった。積極的におかわりの提供もしていき、「おいしいね」「おかわりしたいね」などと声をかけ、楽しくお腹を満たすことができるようにしていった。…

1歳りす組2023年度5月のまとめ

健康

天気が良く外遊びが多かった。気温が高く、日差しが強い日もあったため、こまめに水分補給を行ったり外遊びの時間を短縮したりしながら体調面に配慮していった。また、室内に入る時には、石鹼で手を洗ったり、裸足で遊ぶ子どももいるため足拭きタオルで足を拭いたりして衛生面にも配慮していった。

人間関係

新入園児は、少しずつ新しい環境に慣れ自分の好きな玩具を手に取り機嫌よく遊ぶ姿が見られるようになった。安心して保育者と遊んだり、友だちの側に行き同じ遊びを楽しんだりする姿が見られた。同じ遊びを楽しむ中で、玩具の取り合いになることもあったため、「貸してだね」「ここにも同じのがあるよ」などと声をかけたり代弁したりしながら関わっていった。

環境

天候の良い日が続いていたため園庭に出て外遊びを楽しんだ。自然物や生き物に興味を示し、関わろうとする姿が見られた。年上児と一緒にアリやてんとう虫などの虫を探しバケツなどに入れて観察を楽しんだり、草や花などに触れたりして自然に親しむことができるように関わっていった。室内では、運動マットとソフト積み木を組み合わせたジャンプ台や山に上って遊んだり座って滑ったりと体を動かして楽しんでいた。また、積み木やブロックを高く積むことを楽しんだり、積んだ積み木を崩すことを楽しんだりしていた。崩れても危険がないよう見守り安全に遊びを楽しめるように環境を整えていった。

言葉

月齢の大きい子どもは、単語や二語文で気持ちを表現したり友だちや保育者とのやり取りを楽しんだりする姿があった。月齢の小さい子どもは、「あ、あー」と言って指を差したり喃語で伝えようとしたりしていた。子どもたちの言葉に耳を傾けて思いをくみ取りながら関わったり、子どもたち同士のやり取りを見守りながら仲立ちしたりしていった。

表現

気に入った絵本を保育者に読んでほしいと伝え、「もういっかい」と繰り返し楽しんだり、絵本に出てくる言葉を真似して一緒に言ったりして絵本に触れて楽しむ姿が見られた。保育者の真似をして、みんなに見えるように絵本を持ちページをめくって楽しむ姿もあった。好きな絵本がすぐ手に取って見られるよう環境を整えていった。また、音楽に合わせてダンスを楽しむ姿もあった。体を左右に揺らしたり、手をたたいたりして保育者の動きを真似て思い思いに表現していた。保育者も体を動かし楽しさを共有していった。

食育

椅子に座り給食が運ばれてくると好きな食材を手づかみやスプーンを使って意欲的に食べ進める姿が見られた。完食して空になった茶碗やお皿を保育者に差し出し、おかわりを伝え、たくさん食べる姿もあった。「おいしいね」「たくさん食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。…

1歳りす組2023年度4月のまとめ

健康

新しい環境で緊張や疲れから熱が出て体調を崩す子どもがいた。気温差もあったため水分補給や衣服の調節をしたり検温をしたりしながら一人一人の体調の変化に対応していった。新入園児の中には、新しい生活リズムに馴染めず午前中に眠くなる子どもがいたため、一人一人の睡眠リズムに合わせて対応したり、一人一人の入眠の仕方やタイミングを把握したりして、個々に合わせて安心して眠れるように心がけていった。

人間関係

新入園児は、新しい環境の中で不安もあり泣いて抱っこを求めたり甘えたりする姿があった。一対一で子どもたちの思いを受け止め関わる中で、少しずつ新しい環境に慣れ安心して保育者と遊んだり、一人遊びを楽しんだりする姿が見られた。また、自分のお気に入りの持ち物を持つことで安心感を持てる子どもには個々に対応しながらゆっくりと関わっていった。

環境

天候の良い日は外遊びを楽しんだ。フェンス越しに見える貨物列車やトラックなどに興味を示し、目で追ったり運転手に手を振ったりする姿が見られた。また、色々な玩具で砂遊びを楽しむ姿もあった。器などに砂を入れごちそうを作ったりお店屋さんごっこをしたりする姿を見守りながら「○○みたいだね」「何作ったの~?」など、楽しさが味わえるよう関わっていった。室内では、運動マットや六角積み木などを使い、ジャンプをしたり斜面の上り下りをしたりしながら、体を使って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

言葉

保育者と触れ合って遊ぶ中で、自分の思いを単語や二語文で伝えたり、「こっち」と保育者の手を引っ張ったり呼んだりする姿が見られた。中には、指差しや仕草で自分の思いを伝えようとする姿も見られた。子どもたちの表情や動作から伝えようとする思いをくみ取ったり見守ったりしながら丁寧に関わっていった。

表現

音楽や保育者の歌に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして保育者の動きを真似て思い思いに表現する姿が見られた。また、月齢の大きい子は粘土遊びの中で、保育者が作った物を見て同じように作ってみようとする姿もあった。一緒に楽しみながら、「上手にできたね」「同じだね」などと声をかけながら、表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

新入園児は新しい環境に馴染めず泣いている子どもが多かったが、給食が運ばれてくると涙が止まり、椅子に座って手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。自分で食べる姿を見守りながら、「おいしいね」「にんじんさんだよ」など、楽しい雰囲気の中で、食べる楽しさが味わえるように声をかけていった。…

1歳りす組2022年度3月のまとめ

健康

身の回りのことを自分でしてみようとする姿が見られる。園庭に行くことを伝えると、自分で靴を履いたり帽子を被ろうとしたりして準備する姿が見られた。「早く園庭に行きたい」という気持ちから「できない」と言って保育者に靴を履かせてもらおうとする子もいた。気持ちを受け止め、「ゆっくりで大丈夫だよ」「先生と履いてみようか」など保育者と一緒に取り組めるよう声をかけていった。

人間関係

気の合う友だちの側に行き、「○○ちゃん、遊ぼう」と声をかけ、遊びに誘おうとしたり、遊びに入れてもらおうとしたりする姿が見られた。友だちと一緒に遊ぶ中で、思いが上手く伝わらず玩具の取り合いやトラブルに繋がることもあった。友だちと関わって遊ぶ楽しさを味わえるように仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日が多かったので、園庭に出て遊ぶ機会を作った。体力がついてきて保育者と追いかけっこをしたり、友だちとフラフープで電車ごっこをして園庭中を走ったりすることを楽しんでいた。月齢の小さい子は小さな段差でもつまずいてしまうことがあるので、落ちている玩具を片付け、体を十分に動かすことができるよう広いスペースを確保していった。

言葉

子ども同士での関わりが増え、「貸して」「いいよ」などと言葉のやりとりをする姿が見られた。保育者の仲立ちがなくても会話をしたり、一緒に遊んだりする場面が見られるようになってきた。やりとりを側で見守り、友だちに言葉で思いが伝わる嬉しさを感じられるよう関わっていった。

表現

絵本に登場する動物のポーズを真似したり、音楽に合わせて体操をしたりすることを楽しんでいた。友だちと顔を見合わせたり、「先生も」と保育者を誘ったりする姿が見られた。友だちや保育者と一緒に体を使って表現する楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

「お腹空いた」「今日の果物は何?」などと言って給食やおやつを楽しみにしている姿が見られた。子どもと献立を確認したり、食材の話をしたりして興味が広がっていくよう関わっていった。
食事中に体を横に向けたり、姿勢が崩れたりする子の姿が見られた。「座り方はどうだったかな」と声をかけたり、正しい座り方を伝えたりしていった。…

1歳りす組2022年度2月のまとめ

健康

簡単な身の回りのことに意欲的に取り組む姿が増えてきた。食前食後は進んで手を洗ったり、口を拭いたりするようになってきた。中には手を洗わずに席に着こうとする姿が見られたので、「手を洗ってから食べようね」と声をかけ習慣になるように促していった。また、保育者に促されてトイレに誘うと成功したり、友だちがトイレに行く様子を見てトイレに行こうとしたりする姿が見られた。「すごいね」「おしっこ出たね」などと声をかけ、できた喜びに共感して意欲や自信に繋げていった。

人間関係

気の合う友だちとの関わりが増え、友だちと一緒に同じ遊びを楽しむ姿が見られるようになってきた。色々な種類のブロックを使い乗り物や食べ物に見立てたものを作ったり、ままごと遊びでやりとりしたりしながら一緒に遊ぶ姿が増えてきた。中には友だちと一緒に遊びたいが自分の思い通りにしようとして玩具を黙って取ったり、作ったものを壊したりしてトラブルになることがあったため、その都度気持ちを代弁し仲立ちをしていった。

環境

パズルで遊ぶことを喜ぶようになってきた。以前は保育者に「これ、どこ?」と聞きながら一つずつピースをはめていたが、一人でできるようになってくると集中して遊び、30ピース位のパズルを完成し「できた」と保育者に満足そうに見せる姿が見られるようになってきた。一人でじっくりと遊べるよう環境を整えながら、好きな遊びが楽しめるように見守っていった。

言葉

二語文で自分の要求や気持ちを伝える子や簡単な言葉や指差しで、保育者に伝えようとする子など様々な姿が見られた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しんだりする姿もあった。中にははっきりしない言葉の子もいるため、伝えようとする思いをくみ取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりしながら、自分の気持ちを受け止めてもらえる安心感が味わえるように関わっていった。

表現

保育者の踊りを真似をして踊ったり、覚えた歌を口ずさみながら歌ったりして楽しむ姿が見られた。子どもたちの興味ある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるように関わっていった。

食育

スプーンを使って食べる姿が増えてきた。中にはスプーンを持ってはいるが、食事の途中から反対の手でつかん で食べる姿もまだ多く見られた。「スプーンで食べてみようか」と声をかけ、食具を使って食べることができるよう繰り返し伝えていった。また食事の時間、促しても席に着こうとしない子や好きなものだけ食べて終わろうとする子がいた。「おいしそうだよ」「○○も食べてみようか」など声をかけ、楽しい雰囲気の中で食べることができるように関わっていった。…

1歳りす組2022年度1月のまとめ

健康

簡単な身の回りのことを一人でやってみようとする姿が増えてきている。しかし、衣服の前後や靴の左右が反対になることがあった。正しい向きを伝えたり、さりげなく援助したりして自分でできたという自信に繋がるよう関わっていった。また、気分によっては保育者に甘えてしてもらいたがることもあるので、意欲が持てるよう声かけを工夫していきたい。

人間関係

見立て遊びやごっこ遊びをする年上児や友だちの姿に興味を持ち、遊びに加わろうとする姿が見られた。しかし、友だちと同じ遊びをしたいという思いをうまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ったり、崩したりする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「貸してほしいんだね」などと思いを代弁し、友だちと関わりを持てるよう仲立ちをしていった。

環境

お正月の雰囲気を味わえるように目隠しなしのキャラクター福笑いを用意して遊んだ。「目目」「口」などと言って顔の輪郭に切った紙にパーツをのせたり、パーツの位置を変えたりして楽しんでいた。完成した福笑いの顔を他の友だちに紹介したり、一緒に遊んだりして簡単な伝承遊びに触れる楽しさを味わっていった。

言葉

保育者や友だちと会話をすることができるようになってきた。経験したことや思いを二語文や三語文で保育者に知らせる子やはっきりとした発音ではないが簡単な言葉でやりとりを楽しむ子の姿が見られた。子どもたちの言葉に耳を傾けながら、つぶやきや問いかけに丁寧に応え、やりとりをする楽しさを味わえるよう関わっていった。

表現

色々なブロックや積み木でイメージしたものを自分で組み立てることができるようになってきて、身近なものに見立て遊ぶ姿が増えてきた。組み立てたものを乗り物に見立て友だちと並んで動かす子やブロックを食べ物や飲み物に見立て遊ぶ子などの姿が見られた。子どものイメージが膨らむように言葉を添えたり、見立て遊びを一緒に楽しんだりして遊びを盛り上げていった。

食育

汁物やおかずなどの具材に興味を持ち、「食べてみる」「これは何?」などと保育者に尋ね、スプーンですくって食べてみようとする姿があった。「これは○○だよ」「美味しいね」と問いかけに応えたり、声をかけたりして色々な食材を無理なく食べられるよう関わっていった。

食事の際、姿勢が不安定な子や途中で離席する子の姿があり、座り方を繰り返し伝えていった。…

1歳りす組2022年度12月のまとめ

健康

雪が降ったり、気温の低い日が続いたりと気候の変化から、鼻水が出る子がいた。「鼻水出たね、きれいにしようね」と声をかけ、こまめに拭き取り清潔にする心地良さを感じられるようにしていった。衣服の着脱や靴を履くことなど、意欲的に自分でしようとする姿が見られた。難しい所や前後、左右の違いなど、さり気なく援助しながら「自分でできた」という満足感が味わえるようにじっくりと関わっていった。

人間関係

気の合う友だちに積極的に関わって遊ぼうとする姿が増えてきた。また一人遊びになっていても、同じ空間で友だちと同じ遊びをする姿もあった。「○○ちゃんと同じだね」「一緒に作ろうか」など仲立ちし、子ども同士の関わりを見守っていった。中には、友だちの遊びに興味を持つが、玩具を黙って使おうとしてトラブルになることがあったため、気持ちを代弁し仲立ちをしていった。

環境

雪が積もった日には、室内に雪を持ってきて雪遊びを楽しんだ。積極的に雪に触れて遊び、ままごとのお椀に雪を入れて食べる真似をしたり、包丁で雪を切る真似やスプーンで潰したりして見立て遊びを楽しむ姿があった。雪を固く握りしめ、雪が解けて水になる様子を観察する姿もあった。「雪、冷たいね」「お水になったね」などと声をかけ、保育者も一緒に遊びながら雪の感触を楽しめるように関わっていった。

言葉

自分の要求や気持ちを簡単な言葉や指差しで、保育者に伝えようとする姿が見られた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しんだりする姿もあった。言葉で上手く伝えられず、指差しや喃語になる子もいるため、表情や仕草から思いをくみ取り、言葉に置きかえていき、ゆったりと関わっていった。

表現

季節の行事にちなんで、クリスマスリース作りやお絵描きをしたり、踊りを楽しんだりした。リース作りでは、飾りになる折り紙やおはながみを破ったり、丸めたりしてリース台に貼り付けていった。扱いやすい素材だったようで、色とりどりの紙で飾り付け心ゆくまで楽しみながら製作する姿が見られた。踊りも保育者と一緒に踊り、終わると「もう一回」と繰り返し楽しんで踊っていた。子どもたちの楽しい気持ちに共感しながら関わり、表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

スプーンを使って食べようとする姿が増えてきたが、手づかみになることもあった。「スプーンを使ってみようか」「どうやって持つ?」など食具を使って食べることができるよう声かけしながら援助していった。おやつ後は自分で使った食器を片付け、口拭きをする姿があった。自分でしようとする姿を認めたり難しい所は手を添えたりしながら、意欲に繋げていった。…

1歳りす組2022年度11月のまとめ

健康

感染症が流行り、発熱や発疹が出る子が多くいた。登園時に子どもの様子を詳しく聞いたり、体調によって迎えをお願いしたりして家庭との連携を図り、子どもの様子や体調の変化に配慮していった。

食べ終わった皿やコップを片付けたり、口拭きをしようとしたりと身の回りのことに興味を持ってしてみようとする姿が見られた。まだ一人では難しい所は言葉や仕草で伝えていったり、手を添えたりして援助していき、できたという喜びを感じられるよう関わっていった。

人間関係

気の合う友だちと同じ空間で遊んだり、遊びを真似したりして関わろうとする姿が見られた。友だちが使っている玩具を取ろうとして、トラブルになりそうな場面もあったので、友だちの玩具や遊びに憧れる気持ちや一緒に遊びたい気持ちを受け止め、気持ちを代弁し仲立ちをしていった。

環境

天候が良い日が多く、園庭で遊んだ。保育者や友だちの遊びを真似して花や落ち葉をちぎったり、砂をかき混ぜたりして様々な素材や自然物に触れながらままごと遊びを楽しんでいた。フラフープを使って追いかけっこや電車ごっこなど体を動かす遊びを楽しむ姿も見られた。全身を使って遊びを楽しめるよう保育者も遊びに参加したり、声をかけたりして遊びを盛り上げていった。

言葉

自分の欲求や気持ちを簡単な言葉や指差しで保育者に伝えようとする姿が見られた。月齢の小さい子や言葉で伝えることがまだ難しい子は表情や仕草からしたいことや思いを察して、その場面に合った言葉をかけていき、応答的な関わりを心掛けていった。

表現

保育者や友だちの動きを真似したり、一緒に口ずさんだりしながら音楽に合わせて体を動かすことを楽しんでいた。体を動かして楽しい気持ちを表現したり、保育者や友だちと一体感を味わったりすることの喜びを感じられるよう関わっていった。

食育

苦手な食材が多くあった子どもも自分から食べてみようとする姿が増えてきた。「美味しいね」と声をかけ、色々な食材を無理なく食べられるよう関わっていった。また、スプーンを使って食べようとする姿も増えてきているが、途中から手で食べ始めたり、保育者にスプーンを手渡し食べさせてもらおうとしたりする姿も見られた。子どもの気持ちをしっかりと受け止めながら、自分で食べてみようと思えるように声かけをしていった。…

1歳りす組2022年度10月のまとめ

健康

朝夕はひんやりとするが日中は暑くなることがあったので、水分補給をしたり、薄着で過ごせるよう衣服の調節をしたりしていった。また寒暖差から、鼻水が出る子が多くいた。「鼻水出たね、きれいにしようね」と声をかけ、こまめに拭き取り清潔にする心地良さを感じられるようにしていった。パンツ交換の際、トイレに誘うと意欲的にトイレに座ってみようとする姿が見られた。タイミングが合うと排尿できる子もいたため、一人一人の様子を見ながら誘っていくようにしていった。

人間関係

友だちの名前を呼んで一緒に遊ぼうとしたり、同じ玩具や絵本を見つけ、友だちの側で組み立てたり、絵本をめくって見たりする姿が見られた。「○○ちゃんと一緒だね」と友だちと同じ遊びを楽しむ姿に共感しながら子ども同士の関わりを見守っていった。友だちの遊びに興味を持ち、玩具を黙って使おうとしてトラブルになることがあったため、「貸してって言おうね」と言葉を添えながら仲立ちをしていった。

環境

天候の良い日は陽ざしが強くなることもあったが、心地よい風が吹き過ごしやすくなってきたため、園庭で遊ぶ機会を多く持つことができた。2歳児の姿を真似をして、空を見上げ雲の動きに気づいたり、飛行機雲を発見したりして観察することを楽しむ姿があった。保育者も一緒に観察して、子どもの気付きや発見に共感しながらゆったりと関わっていった。

言葉

保育者や友だちとの関わりの中で、自分の要求や気付いたことを伝えるようになってきた。歌を口ずさんだり、ごっこ遊びの中でやりとりを楽しんだりする姿も増えてきている。中には、言葉で上手く伝えられず、指差しや喃語になる子もいるため、思いを受け止め、正しい言葉で繰り返したり、ゆっくりと話すことを意識したりしながら発語を促していった。

表現

トンボの羽や目の形に切った紙にクレパスで色塗りをした。塗るスペースが少なかったが、自分で好きな色を選んで点打ちや線を描くことを楽しむ姿があった。クレパスを握る力がしっかりとしてきて、中には力強く線や点を描く子もいた。今後も季節にちなんだ製作を取り入れ、色々な素材に触れさせて製作する楽しさ味わわせていきたい。

食育

好き嫌いなく何でも食べる子もいるが、苦手な食材があると見た目から食べようとしない子がいた。「これは○○だよ」「おいしいよ」など声をかけると、興味を持ち食べてみようとする姿もあった。絵本や手遊びなどで色々な食材に関心を持たせていきたい。また意欲的に食べるが、手づかみになる姿もあった。「スプーンを使ってみようね」「どうやって持つ?」など食具を使って食べることができるよう見守っていった。…