子どもたちの肌荒れが秋頃から目立つようになったと以前に書きましたが、
冬真っ最中の今でも同様に肌荒れが目立っています。
よく聞くのが、子どもが夜間、布団から飛び出して、
気がつくと布団・毛布など何も掛けないでいる。
寒いのではないかと心配で厚手の布団を使用したり、
厚手の毛布を重ねたりしているが、飛び出すことはいっこうに収まらない。
いろいろ聞いてみると、腹巻きやスリーパーを使用し、
厚手のパジャマを着せ、さらにトレーナーを着せて寝かしているという人まで現れた。
さらに夜間も寒いと思い暖房をしたまま眠るようにしている人もいる。
このような場合、子どもが夜間に掛け布団の中に収まっていることはないようで、
子どもは皆、親の努力にもかかわらず、布団の外で眠っている、汗をかきながら。
子どもたちは暑がりであり、暑いのである。
昔のすきま風が入るような家の作りであれば腹巻き、スリーパーも立派に役立つかもしれない。
しかし、日本の家屋の多くはサッシが使用され、
屋内は暖かく、すきま風などなくなっているだろう。
この状況では、腹巻きやスリーパーは子どもが暑くて困ってしまう。
さらに、暑いから夜中に取ろうとしても、
親切にも出来るだけ取れないように作られているから取れはしない。
結局暑くてたまらないけれど我慢して朝がくるまで待つのみである。
この間に汗はせっせと肌荒れを作っている。
腹巻き、スリーパーは無用の長物になっている。
——————————————————————————–Kaname Tanimoto 14.01.26