41.秋の服装

朝晩涼しくなってきました。
最低気温も10℃以下となり、夏は過ぎ去ったと実感します。
今日は特に寒さを感じるのか、厚着で来院する子どもたちが目立ちます。
お父さんやお母さんたちも結構厚着になっていますが、
心配し、気を遣うがために子どもたちはさらに厚着をさせて貰っています。
毎年のことですが、この頃のような気温が変動し始める時期が子どもたち受難の季節です。
朝から肌寒いので、ほぼ真冬に近い格好をしている子も珍しくありません。
さすがに手袋はまだ見ませんが、厚手の靴下を履き、着ぶくれた子どもたち、汗にまみれ、肌は荒れてきています。

夜も、肌布団、毛布、厚手の掛け布団は普通に聞きます。
中には一晩中エアコンで暖房をしている家庭もあります。
前にも書いていますが、子どもたちは暑がりです。
成長し、発達していくために身体に比べてより多くのカロリーを摂取し、消費しています。
その時に熱も産生され暑がることになります。

出来るだけ薄着にすることが子どもたちのためです。
目安として、昼間であれば大人より一枚は薄く着るようにしてください。
夜間は、敷き布団の上からはみ出さないように薄くしていってください。
敷き布団の上でよく眠っていれば寒くはありません。
本当に寒ければ寄ってきますので、それから考えてください。
首の後ろあたりが汗ばんでいれば暑いのだと考えてください。
眠っている時は、足の裏が温かければ寒くはありません。
足の裏以外は比較的詰めたいのが普通です。

 

——————————————————————————–Kaname Tanimoto 13.10.18