40.食事と虐待・体罰

食事・給食に関するトラブルは多い。

最近では小学校での誤食によるアナフィラキシーショック死から食物アレルギーが注目されている。一方以前から食事を巡っての虐待・体罰も後を絶たない。

食事中に騒いだ、

食事中に喋りすぎた(喋った!)、

食事中に遊んだ、

食事中に立ち上がった、

食事を食べるのが遅い、

好き嫌いがある、

食事を残した、

食事中によそ見をした、

手で食べた、

食事をこぼした、・・・・一杯ある。

 

これらは普通のことである。

食事の目的は生きていくためであり、健康を保持していくためであり、子どもであれば成長し、発達していくためである。

目的が達成されるために楽しい食事、おいしい食事が提供されることが必要なのである。
食事中にガミガミ言われて美味しいはずがない。
食事を無理矢理食べさせられて美味しいですか?
食事が向かない時はありませんか?
食事中に誰かと話して何が悪いのですか、それで楽しい食事時間になれば良いのでは?
まずい時は残しませんか?

食事を食べられないために手のひらにのせられて食べることを強要された子ども、
残った食事をトレイにのせて廊下伝いに友達の間を通って厨房まで運ばされた子ども、
昼寝をしているクラスメートの傍でくらい中食べ終わるまで睨み付けられながら黙々と食べさせられる子ども、
全部食べられないためにデザートを取り上げられる子ども、・・・・・